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ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ BMNR

ETH約605万枚の保有は大きいが、値上げ力のある事業とは違う。旧株数による割安判定は無効で、実勢株価には安全域が乏しい

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)77.58 ドル19 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)20.2 ドル5 億ドル差 +284.4%
10 年後から見ると 割安 価値 77.58 ドル19 億ドル · 差 +284.4% · 期待の年率 +18.9%
期待の年率リターン(10 年)+18.9%資本コスト比 +8.9 pt
推定の資本コスト10.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 10.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは、イーサリアムの暗号資産ETHを大量に保有し、その一部をステーキングに回して報酬を得る会社である。筆者の結論は、保有資産の規模だけで割安と判断してはならず、実際の発行株数で見ると長期保有に十分な安全域を確認できない、というものだ。

2026年10月25日時点の保有ETHは約605万枚で、流通量の4.95%に達した。会社が公表した暗号資産、現金、有価証券、戦略投資の合計は約150億ドルである。すでに約523万枚をステーキングに回し、直近の利回りでは年換算約3.18億ドルの報酬収入を見込める。ただし、この収入の大部分は保有ETHそのものが生む市場利回りである。他社には作れない顧客基盤から独占的な手数料を取っているわけではない。

2026年5月までの9か月間には、暗号資産の評価損約90.4億ドルが発生した。GAAP純損失は約91.1億ドルとなった一方、株式発行による資金調達は約122億ドルに及んだ。したがって過去の純利益やROEを、そのまま事業の実力として使うことはできない。2025年の純利益3.3億ドルも、暗号資産の評価変動が大きく影響した数字である。

10年後の価値を決めるのは、ETHの価格、保有枚数、ステーキング利回り、そして増資と還元の規律である。中立ではETH価格が名目物価に近い速度で上昇する一方、ステーキング利回りは競争と参加者の増加で低下すると考える。悲観ではETHの利用が想定ほど広がらず、保有資産と収益の両方が縮む。

なお、添付の株数2452万株は2025年度の希薄化後平均株数で、2026年7月には約6億株へ増えている。指定のbasisを維持すると台帳時価総額は約5.49億ドルとなり、機械的には大幅な割安と表示される。しかし実勢の普通株時価総額は約130.4億ドルである。本分析の試算価値は約19.9億ドルだが、特殊な資産評価と旧台帳の接続に大きな不確実性がある。結論として重視すべきなのは、台帳上の割安表示ではなく、実勢価格に対する安全域の不足である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社を一般的な資産運用会社と同じように評価してはならない。ブラックロックのように顧客から継続的な管理報酬を受け取る事業と、主として自社保有ETHを運用する事業では、利益の源泉が違う。ビットマインの主力収入は、ETHを保有することによって市場参加者なら原則として受け取れる利回りだ。

株主が確実に所有しているものを考えるなら、まずETHの枚数とその売却可能価値を見る。次に優先株の請求権、運営費用、税金、保管と売却の制約を差し引く。最後に、MAVANが他社から継続的な手数料を集める独立した事業に育つかを評価する。資産を多く持つことだけでは、資本コストを超える追加の利益を生むとはいえない。

実際、2026年10月のステーキング利回りは2.58%だった。ETHの価格上昇を別にすれば、年10%程度の株主資本コストを満たすには遠い。価格上昇を見込むのであれば、その根拠はイーサリアムへの需要の拡大であり、会社独自の経営能力とは切り分けなければならない。

さらに普通株主の取り分は、株式発行と優先株によって変わる。2026年の自社株買いは歓迎できるが、大規模な増資を経験した後では、経営陣が株主資本を本当に増やしたかを長い期間で確認する必要がある。筆者が重視するのは保有ETHの総量ではなく、既存株主1株当たりの純資産と、その資産を損なわずに受け取れる利益である。

先の読めない技術資産には厚い安全域を求めたい。暗号資産は売却できる財産だが、現金と同じ価値の安定性はない。会社が長く存続しても、普通株主が十分な利益を得るとは限らない。10年後の価値は高くなる可能性もあるが、予測可能性を伴う優良企業の利益とは区別して扱うべきだ。

何で稼ぐ会社か

現在の稼ぎの中心はETHステーキングである。ETHをネットワークの検証作業に預け、取引の正当性を確認することで報酬を受け取る。2026年10月25日時点では約523万ETHをステーキングに回し、年換算利回りは2.58%だった。ETH価格が2356ドルなら、1枚当たり年間約61ドルの報酬となる。枚数と価格を掛け合わせた年間収入は約3.18億ドルである。

2026年5月までの四半期報告では、ステーキングと検証による四半期売上が約0.457億ドルだった。前年同期はゼロであり、事業構造が短期間で一変したことが分かる。ステーキングは電力を大量に使う従来型のビットコイン採掘より設備負担が小さい。ただし保有ETHが値下がりすれば、同じ枚数の報酬でもドル建ての収入は減る。

もう一つの柱として育てているのが、米国内の検証ネットワークMAVANである。自社のETHを運用するだけでなく、機関投資家や保管業者のETHを預かって検証サービスを提供する構想だ。2026年には豪州の検証事業者ピア・ツーを買収し、技術と顧客基盤を取り込んだ。ただし外部顧客からの報酬が会社全体の利益にどれだけ貢献しているかは、まだ十分に分かれて開示されていない。

以前の主力事業は、浸漬冷却を使うビットコイン採掘、採掘機器の販売、設備の貸与だった。2025年8月期の売上は約609万ドルにすぎず、会社は自己採掘を縮小している。今後10年の価値を支える中心事業にはなりにくい。相談業務も小さく、2025年8月期の売上は約24万ドルだった。

最後に、暗号資産そのものの保有がある。2026年10月25日時点の約605万ETHは、当日の参考価格で約142.6億ドルに相当する。これに現金や他の投資が加わる。ただし保有ETHは売却するまで株主の現金にはならず、ステーキング中は引き出しに時間がかかる。資産の存在と、少数株主が実際に回収できる価値を分けることが重要である。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、短期間で世界有数のETH保有者になった規模にある。2026年10月にはETH流通量の約5%を保有し、ステーキング枚数でも大きな存在になった。検証設備の運用、カストディとの接続、ネットワーク監視を大規模に行えるため、一定の費用効率は期待できる。MAVANが外部顧客に浸透すれば、資産保有以外の継続収益も生まれる。

しかし、その規模を強い堀、つまり競争相手が越えられない壁と呼ぶには証拠が足りない。ETHの報酬利回りはネットワークの仕組みで決まり、ビットマイン自身が値上げできる商品ではない。コインベース、バイナンス、リド、フィグメントなども検証サービスを提供する。顧客は信用力や安全性を見比べられるため、外部顧客向けの手数料も競争を受ける。

特に注意すべきなのは、株主資本を増やす手段である。2025年8月末の普通株発行済み株数は約2.32億株だったが、2026年7月9日には約6.03億株に増えた。会社は市場で株式を発行し、得た資金でETHを購入する戦略を採ってきた。ETH保有総額が増えても、1株に帰属するETHが同じ割合で増えるとは限らない。

2026年には自社株買いも始まり、10月25日までの累計取得額は約4億ドルとなった。株主を意識した動きとして評価できるが、それ以前の大規模な増資に比べれば小さい。過去10年を通じて高い増分ROICを実証した事業とは言いにくい。

さらに2026年5月期の四半期報告では、財務報告に関する内部統制上の重要な不備が残っていた。巨額の暗号資産を扱う会社では、保管、取引の記録、評価、権限管理が事業の土台になる。規模の大きさは利点であると同時に、管理上の失敗が起きたときの損失も大きくする。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ETHステーキング市場は2026年も成長している。リドの2026年上半期報告によれば、ネットワーク全体のステーキング残高は年初の約3630万ETHから6月末には約4310万ETHへ増えた。しかし参加者が増えるほど、通常はETH1枚当たりの報酬率が低下する。市場全体の枚数が増えても、既存事業者の単価が維持されるとは限らない。

2026年6月末の市場シェアは、リドが約21.2%、ビットマインが約11.5%、コインベースが約10.9%、バイナンスが約7.9%だった。ビットマインは半年前から約10ポイントもシェアを伸ばした。もっとも、この急拡大は顧客獲得だけではなく、自社資金と増資で大量のETHを取得した結果である。外部顧客が自発的に移ってきた割合は、分けて評価する必要がある。

2030年代にかけて、資産のトークン化や機関投資家の利用が広がる可能性はある。銀行や証券会社がブロックチェーン上で資産を移転し、決済や担保管理にETHを使う世界になれば、ETHの需要は増える。反対に、ステーブルコインの利用拡大がETHの保有需要に直結しないこともありうる。取引がレイヤー2へ移り、基盤となるETHへの手数料収入が思うほど増えない可能性もある。

競争は価格だけではない。大手の保管業者は規制対応と顧客の安心感を武器にする。分散型のリドは流動性を保つ仕組みと利用実績を持ち、ビットマインは大量の自社ETHとMAVANの検証能力を組み合わせる。安全性や障害対応で失敗すれば、後発でも新しい技術にシェアを奪われる。

筆者は2035年の中立で、ネットワーク全体のステーキング残高が約6000万ETHになると考える。一方、ビットマイン自身が検証する自社ETHは610万枚程度となり、シェアは約10%に落ち着く。市場の実質数量は増えるが、1枚当たりの利回りは1.9%まで低下する見通しだ。この会社の収益の最大の変数は、業界の成長率そのものよりETH価格の長期的な水準である。

資本政策と M&A

資本政策は大きな転換期にある。2025年6月に始めたETH準備資産戦略では、市場で普通株を売却して資金を調達し、ETHを取得した。2026年5月までの9か月間に市場売出しによる調達額は約118.7億ドルとなった。2026年7月には普通株の発行枠が拡大され、発行済み株数も急増した。経営陣の実行力は確認できるが、既存株主にとっては希薄化の大きさが問題になる。

2026年6月には9.5%の永久優先株BMNPを350万株発行した。発行価格は額面100ドルに対して80ドルであり、手取り資金は約2.74億ドルだった。優先株の額面請求権は3.5億ドル、年間の固定的な配当負担は約0.33億ドルである。通常の借金が少なくても、この優先的な請求権は普通株主に先立つ。

その一方で、会社は40億ドルの自社株買い枠を設定し、2026年10月25日までに約4億ドルを使った。ETH価格と自社株価の関係を見て株式を買い戻す方針は合理的になりうる。ただし、安い時期に増資し、高い時期に自社株買いをするなら価値は失われる。

2026年のピア・ツー買収は検証技術を内部化する取り組みであり、収益化の実績を追う必要がある。配当については優先株の条件が明確だが、普通株への長期の定額還元目標は示されていない。会社の5%ETH保有目標はほぼ達成されたものの、その後の普通株1株当たり資産をどう増やすかについて、数値の約束はまだ十分ではない。公開資料から、非公開化や上場廃止について合意済みの取引は確認されなかった。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

世界の金融資産がブロックチェーンへ移るなら、ETHの需要は今より大きくなる。ビットマインはすでに全ETH供給量の約5%を保有しており、将来の需要拡大を受け取る位置にいる。2026年10月の保有枚数は605万枚を超え、ほぼ毎週の購入で目標に近づいた。大量のETHを短期間で確保できた資金調達力は、後発企業には簡単に再現できない。

MAVANが機関投資家向けの検証基盤として定着する可能性もある。リドは2026年6月時点でステーキング市場の約21%を握っていたが、ビットマインも約11.5%まで伸びた。大規模な検証設備を安定運用し、保管業者や機関投資家から新たなETHを集められれば、自社資産の利回りだけに依存しない収益が生まれる。検証の規模が大きくなれば、監視、障害対策、規制対応の費用を分散できる。

2026年には自社株買いにも転じた。40億ドルの枠が適切な価格で実行されれば、発行済み株数の増加を抑え、1株当たりのETH保有量を引き上げられる。大幅な増資でETHを確保する段階から、保有資産の運用と株主還元に移ることができれば、資本配分の評価は改善する。

楽観的な2035年には、保有ETHが約800万枚に増え、ETH価格も大きく上昇する。自社ステーキングと外部顧客向けMAVANの両方が伸び、規模の利点が実際の収益に変わる。暗号資産の所有を上場株式という形で提供する会社として、他社とは異なる投資家層を集められる可能性がある。

慎重な見方

最大の問題は、投資家が株式を通じて購入しているものが、ほとんどETHの価格変動そのものだという点にある。ETHは将来の利用が増える可能性を持つ一方、株主に対して契約上の利益や元本の返済を約束する資産ではない。ステーキング利回りも固定ではなく、参加者が増えれば低下する。2026年に約2.6%だった利回りが、10年後も維持される保証はない。

さらに保有ETHの規模は、経営上の堀と同じではない。コインベース、バイナンス、リド、フィグメントなどが検証サービスを提供している。機関投資家が安全性と費用を比べて他社へ移れば、MAVANの外部顧客向け事業は成長しない。大量のETHを持つだけなら、投資家は直接ETHを保有する選択もできる。

過去の資本配分も慎重に見る必要がある。2025年8月末から2026年7月にかけて、普通株の発行済み株数は大きく増えた。会社全体のETH保有量が増えても、既存株主の持ち分は薄まった。今後も資金調達で資産を増やすだけなら、会社の規模と株主の利益は一致しない。

2026年5月までの9か月間には、暗号資産の評価損を中心に約91億ドルのGAAP純損失を計上した。さらに優先株には固定配当と清算時の優先請求権がある。ETH価格の低迷と利回りの低下が重なれば、普通株主への還元余力は小さくなる。保管事故、検証時の罰則、規制の変更も同時に起きうる。10年後に会社は残っていても、普通株主の価値が大きく減っている筋書きは十分に考えられる。

どちらに重みを置いたか

規模と資本調達の実行力は評価するが、持続的な値決め力と株主還元の実績はまだ弱い。楽観とやや楽観の合計確率は25%、中立は28%、やや悲観と悲観は47%とし、慎重側に寄せた。AI代替の影響は小さな相談業務に限られ、主な悲観理由はETHの価格・利回りと資本配分にある。同じ資産運用領域の大手と異なり、顧客が継続的に支払う報酬の厚みがないため、弱い堀として扱う。

重要なのは基準データの欠陥である。指定の旧株数で計算すると割安に見えるが、実際の発行済み株数を基準にした時価総額とは大きく異なる。試算した10年価値の確率加重現在価値は約19.0億ドルであり、実勢の普通株時価総額約130.4億ドルを大幅に下回る。特殊な資産評価モデル自体にも誤差が大きいため、数値を確定的な目標価値として扱わない。実勢価格に対して十分な安全域が確認できない、という判断を優先する。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 383.19 ドル94 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 −112.99 ドル−28 億ドル)。 今の値に割り戻すと 77.58 ドル19 億ドル、今との差 +284.4%、 期待の年率 +18.9%(資本コスト 10.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 1,174 ドル288 億ドル −244.75 ドル−60 億ドル +4,507.1% +29.8% 74.38 ドル18 億ドル
やや楽観 17% 727.22 ドル178 億ドル −179.48 ドル−44 億ドル +2,614.3% +24.8% 93.12 ドル23 億ドル
中立 28% 430.63 ドル106 億ドル −130.53 ドル−32 億ドル +1,387.1% +19.2% 84.03 ドル21 億ドル
やや悲観 27% 130.53 ドル32 億ドル −73.42 ドル−18 億ドル +183.0% +5.5% 15.42 ドル4 億ドル
悲観 20% 48.95 ドル12 億ドル −32.63 ドル−8 億ドル −19.1% −1.1% 3.26 ドル1 億ドル
加重平均100% 383.19 ドル94 億ドル−112.99 ドル−28 億ドル +1,239.0% +18.9% 270.20 ドル66 億ドル

今の株価時価総額 20.18 ドル5 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 楽観:ETH需要が拡大し、MAVANも機関投資家の基盤になる 利益 7 億ドル · PER 8.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,174 ドル288 億ドル

2035年には資産のトークン化が広がり、ETHが金融取引と担保移転の基盤として定着している。ETH価格は7500ドル程度まで上昇し、ビットマインの保有枚数は約800万枚となる。ステーキングに回す自社ETHは780万枚で、年換算利回りは2.2%に低下するものの、ドル建ての報酬総額は増える。

MAVANは外部から800万ETHを受託し、大手の保管業者や機関投資家にも採用される。ネットワーク全体のステーキング残高が約7000万ETHになれば、自社分と外部受託分を合わせて大きなシェアを持つ。リドやコインベースとの競争は続くが、監視体制と障害対応の実績が信頼につながる。旧BTC採掘の縮小が進む一方、MAVANの費用効率が改善する。

2026年以降の市場環境が改善し、過去の大規模増資を繰り返さずに株主還元を進められる。会社の規模は大きくなり、優先株の固定配当も十分に賄える。ただしETH価格の大幅上昇による資産価値と、ステーキングの独立した事業利益は別である。保有ETHを全額そのまま普通株の価値として数えるのではなく、売却制約と資本配分の不確実性を残す。

  • 自社ETHステーキング・検証報酬:数量 7.8(ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH))× 価格 165(ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 10 億ドル。ETH7500ドル、利回り2.2%。ネットワーク全体7000万ETH程度、自社検証シェア約11%。
  • MAVAN外部顧客向け検証サービス:数量 8.0(外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH))× 価格 8.25(外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。外部800万ETH受託。検証報酬の5%を手数料として得る推定。
  • 旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸:数量 1,000(稼働ASIC機器台数)× 価格 0.00(機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。採掘設備を選別して維持し、設備の更新負担を抑える。
  • BTC関連の相談・受託サービス:数量 1.0(2025年度の受託業務量を1とする数量指数)× 価格 0.00(基準業務量当たり受託売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替を受けても、専門的な規制対応支援だけは残る。

倍率:k10.0%、g2.0%、弱い堀の残存割合3分の1。事業のROEは6.8÷630で約1.08%、RONICは約7.03%。来年利益に対する正当化PERに1.02を掛けた上限は約9.1倍となる。ETH価格に利益が依存し、ステーキング自体の値決め力が弱いため、その約93%の8.5倍とした。2035年の売却可能資産604億ドルには、保有ETH約600億ドルと現金等から優先株請求権を控除した分を含む。戻り方0.5を適用し、純利益から資産の擬似的な受取利息1.4%を除くため、時価総額は(6.8−604×0.014)×8.5+604×0.5=約287.92億ドル。ETH価格上昇益をさらにPERに重ねていない。

確率:ETHの利用拡大、価格の大幅上昇、検証事業の外部顧客獲得、株主に有利な資本配分が重なる筋書きである。技術と金融制度の双方が順調に進む必要があるため確率は8%とする。

やや楽観 17% やや楽観:ETH保有の価値が伸び、MAVANの外部収益も育つ 利益 4 億ドル · PER 8.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 727.22 ドル178 億ドル

2035年にはETH価格が5200ドル程度となり、保有ETHは約730万枚まで増えている。ステーキングに回す自社ETHは700万枚となるが、報酬率はネットワーク参加者の増加で2.1%まで低下する。保有枚数の拡大と価格上昇が利回り低下を補い、ドル建ての報酬収入は着実に増える。

MAVANは外部500万ETHを受託する。大手の保管業者や機関投資家の一部が利用し、検証サービスは独立した収益源として認識されるようになる。ただしリドやコインベースもシェアを守り、運営手数料は高くならない。採掘事業は縮小するが、残った設備から小さな収益を得る。

会社はETH保有量を追うだけの戦略から、外部顧客収益と株主還元を重視する方針へ移る。2026年の株式発行によって確保した資産を生かし、その後は増資を抑える。普通株の買戻しを続けても、将来の資金調達と株式報酬を差し引いた正味の還元は大きくない。保有資産の一部は売却時の税金や流動性の制約を考慮して評価する。経営の実行力はある程度確認できるが、事業の値決め力は限定的なままである。

  • 自社ETHステーキング・検証報酬:数量 7.0(ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH))× 価格 109(ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 6 億ドル。ETH5200ドル、利回り2.1%。ネットワーク全体6500万ETH程度。
  • MAVAN外部顧客向け検証サービス:数量 5.0(外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH))× 価格 5.46(外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。機関投資家から500万ETHを受託。手数料率は競争で抑えられる。
  • 旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸:数量 700(稼働ASIC機器台数)× 価格 0.00(機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。残存設備を絞り込み、小規模な事業を維持する。
  • BTC関連の相談・受託サービス:数量 0.8(2025年度の受託業務量を1とする数量指数)× 価格 0.00(基準業務量当たり受託売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替により受託業務量が縮小する。

倍率:k10.0%、g2.0%、事業のROE約0.94%、弱い堀の残存割合3分の1からRONICは約6.98%。正当化PERは翌期利益基準で約8.9倍、10年目利益基準の上限は約9.1倍となる。ETH価格に左右される利益の質を考え、その約90%の8.2倍とする。現金と暗号資産の売却可能価値383億ドルは戻り方0.5で評価する。時価総額は(3.75−383×0.014)×8.2+383×0.5=約178.28億ドル。

確率:ETH価格が物価を上回って上昇し、ステーキングの規模拡大と外部顧客獲得が進む展開である。大きな競争優位の成立までは必要としないが、規制と資本配分が順調である必要があるため17%とする。

中立 28% 中立:ETH価格は名目物価に近い伸び、利回り低下が利益を抑える 利益 2 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 430.63 ドル106 億ドル

2035年のETH価格は3500ドル程度となる。2026年10月の参考価格から見れば約1.5倍で、想定物価上昇に近い伸びだ。ビットマインの保有ETHは約670万枚となり、自社ステーキングに回す枚数は610万枚程度に増える。ただしネットワーク全体のステーキング残高が約6000万ETHへ増えるため、報酬率は1.9%まで低下する。

MAVANは外部から200万ETHを受託する。機関投資家向けの検証サービスとして一定の需要はあるが、リド、コインベース、バイナンスとの競争で大幅な値上げは難しい。自社ETHから得る報酬が依然として収益のほとんどを占める。旧BTC採掘は事実上の周辺事業となり、相談業務もAIエージェント代替によって受託業務量が縮小する。

会社はETH保有量の拡大をほぼ終え、ステーキングの効率を高める段階へ移る。2026年の優先株に対する固定的な支払いは続き、運営費用も必要になる。暗号資産の大きな評価益が生じない年には、自己資本に対する利益率は低い。保有ETHの時価は約234.5億ドルとなるが、株主がその全額を自由に受け取れるわけではない。資産価値の一部を控えめに評価し、経営による資本配分の不確実性を残す。

  • 自社ETHステーキング・検証報酬:数量 6.1(ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH))× 価格 67(ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 3 億ドル。ETH3500ドル、利回り1.9%。ネットワーク全体6000万ETHに対して自社検証シェア約10%。
  • MAVAN外部顧客向け検証サービス:数量 2.0(外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH))× 価格 3.33(外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。外部200万ETH受託。競争を踏まえ、報酬の5%をサービス手数料とする。
  • 旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸:数量 200(稼働ASIC機器台数)× 価格 0.00(機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。従来の採掘設備は大部分を縮小する。
  • BTC関連の相談・受託サービス:数量 0.7(2025年度の受託業務量を1とする数量指数)× 価格 0.00(基準業務量当たり受託売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替で実質業務量0.65倍、価格は約1.25倍。

倍率:k10.0%、g2.0%、ROEは1.75÷250で0.7%。弱い堀の残存割合3分の1からRONICは約6.9%。10年目利益に対する正当化PERの上限は約9.1倍となる。主力収入はETH保有から生じる市場利回りで、独立した値決め力が弱いため、上限の約88%の8.0倍とする。期末のETH約670万枚の評価額234.5億ドルに現金等を加え、優先株の請求権を控除した売却可能資産を236億ドルとする。戻り方0.5を適用し、時価総額は(1.75−236×0.014)×8.0+236×0.5=105.57億ドル。資産価値とステーキング報酬を二重に高く評価しないため、資産からの擬似的な受取利息を利益から除く。

確率:ETHの利用が広がる一方、ネットワーク参加者も増え、ステーキング利回りが低下する展開を中心とする。事業の継続は見込めるが強い堀は形成されず、株主還元も限定的であるため28%とする。

やや悲観 27% やや悲観:ETH価格が低迷し、利回りも低下する 利益 0 億ドル · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 130.53 ドル32 億ドル

2035年にはETH価格が1500ドル程度にとどまる。決済や資産のトークン化は進むが、その利益がETH価格へ十分に反映されない。ビットマインは一部のETHを売却して運営費用や固定的な支払いを賄う必要が生じ、保有枚数は約560万枚に減少する。自社ステーキング枚数は380万枚、報酬率は1.5%となる。

MAVANは技術上の事業を維持するが、リドと大手取引所の検証サービスに押される。外部受託残高は50万ETHにとどまり、手数料収入は小さい。大規模保有による費用効率は残るものの、新規顧客を獲得する強みには育たない。旧採掘事業はほぼ終了する。

ETH価格の長期低迷によって、株式を発行してETHを追加購入する経済合理性も低下する。会社は現金確保を優先し、普通株主への還元は限られる。優先株の固定配当と検証基盤の維持費用は残るため、ドル建ての利益は細る。保有ETHは約84億ドルの時価を持つが、売却時の価格変動、流動性制約、優先株の取り分を考慮すると、普通株主が回収できる床はそれより低い。

この筋書きでは、2025年度末から2035年度末までのGAAP純利益累計をマイナス24.9億ドルと見込む。期末の年間純利益は小幅な黒字に戻るものの、途中の暗号資産評価損と運営損失が累計では大きく残る。期間中の増資等の資金流入が普通株還元や株式報酬を18億ドル上回るため、正味のpayoutはマイナス18億ドルとなる。2025年度末自己資本86.9億ドルに累計損失と正味資金流入を反映した2035年度末自己資本は80億ドルに減少する。通常の利益成長ではなく、構造的な収益力の低下を伴う筋書きである。

  • 自社ETHステーキング・検証報酬:数量 3.8(ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH))× 価格 23(ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。ETH1500ドル、利回り1.5%。保有枚数の減少と報酬圧縮。
  • MAVAN外部顧客向け検証サービス:数量 0.5(外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH))× 価格 1.13(外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。外部50万ETH受託にとどまり、価格競争が厳しい。
  • 旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸:数量 0.0(稼働ASIC機器台数)× 価格 0.00(機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。自己採掘を終了する。
  • BTC関連の相談・受託サービス:数量 0.6(2025年度の受託業務量を1とする数量指数)× 価格 0.00(基準業務量当たり受託売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替により人の工数を売る業務が縮小。

倍率:ETH価格の低迷とステーキング利回りの低下によって純利益は小さくなり、2035年のROEは0.18÷80=0.225%にとどまる。資本コスト10.0%を大きく下回るため、帳簿資本をそのまま価値とは考えない。自己資本は2025年度末の86.9億ドルから、10年間のGAAP純損失累計24.9億ドルを差し引き、正味の外部資金流入18億ドルを加えた80億ドルとなる。すなわち86.9−24.9+18=80億ドルで、現在の自己資本86.9億ドルを下回る。したがって悲観側の床に使う自己資本が現在の自己資本を上回る問題はない。期末自己資本80億ドルにPBR0.40を適用し、時価総額は80×0.40=32億ドルとする。保有ETHの税後売却可能価値から優先株請求権と整理費用を控除した資産の床は30億ドルであり、32億ドルはこれを2億ドル上回る。中立の結果としてのPBR約0.42より低く、過去の市場PBRを倍率の根拠には用いていない。

確率:ステーキング参加者の増加に対してETH需要が十分に伸びず、MAVANの外部顧客獲得も鈍る展開である。暗号資産市場の循環だけでなく、持続的な報酬低下が起こりうるため27%とする。

悲観 20% 悲観:ETHの長期的な需要が弱まり、普通株主の資産が大きく失われる 利益 0 億ドル · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 48.95 ドル12 億ドル

2035年にはETH価格が700ドル程度まで下落する。トークン化や決済の需要は残るが、ETHを保有する経済的な利点が弱まり、他のネットワークや金融基盤へ利用が移る。ネットワーク全体ではステーキングが続いていても、報酬率は0.9%まで低下する。ビットマインは運営費用と資金需要を賄うため一部の保有ETHを処分し、保有枚数は360万枚に減る。

MAVANは外部顧客を十分に獲得できず、自社のETHを検証するための設備として残る。自社ステーキング枚数も200万枚へ縮み、検証事業の収入だけでは固定費を吸収できない。技術の内製化や買収による拡大も成果を生まず、以前の採掘事業は終了する。相談業務はAIエージェントへの置き換えでほとんど残らない。

会社は資産の処分を進めるものの、ETH価格の低迷で普通株主に戻せる価値は限られる。優先株の請求権が先に残り、大量売却の価格影響も避けられない。経営陣がETH保有の拡大を優先してきたため、株主に確実な現金を戻す仕組みも弱い。残る資産を清算価値に近い水準で評価する。会社そのものが必ず倒産するという前提ではないが、長期保有者にとって資本の大部分が失われる筋書きである。

  • 自社ETHステーキング・検証報酬:数量 2.0(ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH))× 価格 6.30(ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。ETH700ドル、利回り0.9%。保有ETHの売却が進む。
  • MAVAN外部顧客向け検証サービス:数量 0.0(外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH))× 価格 0.00(外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。外部顧客を失い、自社向けの検証基盤だけが残る。
  • 旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸:数量 0.0(稼働ASIC機器台数)× 価格 0.00(機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。採掘事業は終了する。
  • BTC関連の相談・受託サービス:数量 0.3(2025年度の受託業務量を1とする数量指数)× 価格 0.00(基準業務量当たり受託売上(億ドル))→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替で業務量が大きく減る。

倍率:検証事業の収益が固定費を賄えず、GAAP純利益は赤字であるためPERは使用しない。期末自己資本30億ドルにPBR0.4を適用すると12億ドルとなる。この価値は保有ETHの処分価値から優先株の請求権と整理費用を差し引いた床12億ドルと一致する。利益による価値は赤字であり、資産の床が上限かつ下限となる。現在の自己資本86.9億ドルに対する実効PBRは約0.14で、中立より十分に低い。

確率:ETH価格の構造的な下落、ステーキング報酬の縮小、機関投資家向けサービスでの競争敗北、資本配分の失敗が重なる筋書きである。極端だが技術の寿命がまだ検証されていないため20%とする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

自社ETHステーキング・検証報酬

自社保有ETHをネットワーク検証に回し、ETH建ての報酬を得る。収入はステーキング枚数とETH1枚当たりの年間ドル建て報酬で決まる。

数量ステーキングに回す自社ETH枚数(百万ETH)価格ETH1枚当たり年間検証報酬(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.0 0.00 0 0
10 年後 中立 6.1 67 4 3

取り方:2025年の基準期はETHステーキングがまだ本格的な売上源になっておらず、基準売上をゼロとした。2026年5月までの四半期報告では3か月のステーキング売上が4574万ドル。2026年10月25日の会社開示では5227037ETHをステーキングし、年換算報酬率2.58%、ETH参考価格2356ドルで年間報酬は約3.18億ドル。数量の単位を百万枚、価格の単位をドルとするため、売上換算係数は0.01とする。

MAVAN外部顧客向け検証サービス

機関投資家や保管業者から預かったETHの検証を請け負い、報酬の一部を手数料として受け取る事業。自社ETHの報酬とは分けて評価する。

数量外部顧客から受託するETH枚数(百万ETH)価格外部ETH1枚当たり年間検証サービス手数料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.0 0.00 0 0
10 年後 中立 2.0 3.33 0 0

取り方:2025年のMAVAN外部顧客売上は個別開示がなく、基準値はゼロとする。2026年には外部機関向けの提供を始めたと会社が説明するが、受託残高と純手数料売上の継続的な開示が不足している。将来の価格はETH価格×ステーキング利回り×運営会社の取り分5%という推定式を用いる。リドのプロトコル手数料10%を参考にするが、BMNRの実績料率ではない。

旧BTC採掘・機器販売・設備賃貸

従来の自己採掘、ASIC採掘機器の販売、設備賃貸を合わせた事業。経営方針の転換により縮小している。

数量稼働ASIC機器台数価格機器1台当たりの年間採掘・販売・賃貸収入換算額(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 4,204 0.00 0 0
10 年後 中立 200 0.00 0 0

取り方:2025年8月期10-Kの自己採掘約313万ドル、設備賃貸約188万ドル、機器販売約85万ドルを合計して約586万ドル。2025年2月末の稼働自己採掘機器4204台を数量の代理指標とし、合算売上を台数で割った換算単価を使用した。機器販売と賃貸は採掘台数と厳密には比例しないため、数量と単価は推定である。基準の営業損失はfactsの全社値に合わせている。

BTC関連の相談・受託サービス

暗号資産関連の技術支援や相談業務。人の工数に依存する小規模なサービスで、AIエージェントによる代替を受けやすい。

数量2025年度の受託業務量を1とする数量指数価格基準業務量当たり受託売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 1.0 0.00 0 0
10 年後 中立 0.7 0.00 0 0

取り方:2025年8月期10-Kの相談業務売上約23.5万ドルを基準とする。顧客件数と工数は非開示のため、実件数を作らず基準業務量指数で表した。AIエージェント代替の人月・工数型に分類し、中立の10年後の業務量を0.65倍、価格を1.25倍とする。全社売上への影響は小さい。

リスクと懸念

ETH価格への極端な集中

会社の保有資産と収益の大部分がETHに結びついている。2026年10月の約605万ETHは当時の価格で約142.6億ドルに相当したが、ETH価格が半分になれば資産価値も大きく減る。ステーキング報酬はETH建てで支払われるため、ドル換算の売上も同時に減る。一般的な資産運用会社のように異なる顧客や資産クラスで収益を分散しているわけではない。

ステーキング利回りの長期低下

2026年10月時点の年換算利回りは約2.58%だった。ネットワーク全体のステーキング枚数が増えると、1枚当たりの報酬率は低下しやすい。報酬率が1%台へ下がれば、ETH価格と保有枚数が同じでも収入は大きく減る。ビットマインは報酬単価を自社で決められず、大手検証事業者との競争によって外部顧客向け手数料にも引き下げ圧力が生じる。

保管・検証の事故と流動性制約

大量のETHをステーキングすると、検証設備の障害、誤作動、悪意のある行動に対する罰則で元本の一部を失う危険がある。保管業者の障害や秘密鍵の流出も致命的になりうる。ステーキング中のETHは即座に引き出せるとは限らず、価格急落時に必要な資金を用意できない可能性がある。保有資産が大きいことと、必要な時に安全に換金できることは別である。

増資・優先株と普通株主の取り分

2025年から2026年にかけて大規模な普通株発行が行われ、株数は急増した。保有ETHの総量が増えても、既存株主に帰属するETHが増えるとは限らない。2026年6月に発行した永久優先株には額面3.5億ドルの優先請求権と年約0.33億ドルの固定配当がある。株価が下がった局面で再び資金調達が必要になれば、普通株主の残余価値がさらに小さくなる。

規制・金融制度とネットワークの技術変更

米国や海外で暗号資産の保管、ステーキング、証券性に関する規制が変われば、現在の事業構造を維持できなくなる可能性がある。米国の1940年投資会社法の対象と判断されれば、追加の規制負担や資産構成の変更が必要になりうる。Ethereum自体も更新を続けており、報酬の仕組みやレイヤー2との関係が変化する。制度と技術の両方に依存するため、10年先の予測には大きな幅がある。

内部統制と戦略投資の資本配分

2026年5月までの四半期報告では、財務報告に関する内部統制上の重要な不備が残っていた。暗号資産、ワラント、デリバティブ、未上場株式を扱う会社にとって、評価と記録の正確さは重要である。ビースト・インダストリーズやエイトコへの戦略投資は本業の検証報酬とは異なる危険を持つ。買収や新規投資が株主の利益に結びついたかは、継続して検証する必要がある。

AIエージェント代替

2025年の相談業務売上は小さいが、人の工数を売る部分にはAIエージェント代替が当てはまる。技術調査、定型的な助言、設定作業などはAIが代替し、受託件数と単価に下押し圧力がかかる。中立では業務量を10年で0.65倍とした。一方、ETHを直接検証するネットワーク処理と暗号資産の所有自体は、この分類の人月・席課金型の代替対象ではない。AIを理由にステーキング収益が自動的に増えるとも考えない。

今後の分かれ目

ETH価格が長期にわたり名目物価を上回って上昇し、実際の利用量も増えたら
保有資産の売却可能価値が増える。ステーキング報酬のドル換算額も大きくなり、楽観側の確率を引き上げる。ただし追加の増資による株主の希薄化を差し引いて判断する。
ステーキング利回りが1.5%以下へ下がり、回復しなかったら
ネットワーク参加者の増加による報酬圧縮が構造的になったと判断する。中立の検証報酬単価と純利益を下方修正し、やや悲観の確率を引き上げる。
MAVANの外部受託ETHが200万枚を超え、継続的な手数料収入が開示されたら
自社ETHの市場利回り以外に独立した収益源が育った証拠となる。解約率、手数料率、運営利益も確認したうえで、事業の堀と利益の質を再評価する。
普通株の発行済み株数が再び大幅に増え、1株当たりのETH保有量が減少したら
会社全体の保有ETHが増えていても、普通株主の持ち分は薄くなる。資本配分への評価を下げ、増資を差し引いた正味の還元と既存株主の取り分を見直す。
ETHの保管・検証事故が起き、元本の一部を失ったら
失われたETHの時価を資産価値から直接差し引く。さらに外部顧客の解約や規制対応費用が増える可能性を考え、悲観側の確率を引き上げる。
普通株の自社株買いが継続し、株式報酬と増資を上回る純還元が確認されたら
資本配分の改善と評価する。保有資産が普通株主へ戻る確実性が高まれば、資産の回収割合を上げる根拠になる。ただし買戻し価格が保有資産の価値に見合うことが条件である。
新しい規制によってETH保有会社が投資会社として扱われ、資産売却を迫られたら
MAVANの事業継続とETH保有方針が制約される。売却時の税金、価格への影響、優先株の請求権を再評価し、事業の継続価値より清算価値を重視する。

見ておくもの

  • 自社保有ETH枚数とETH総供給量に対する保有割合
  • ステーキング中のETH枚数とネットワーク全体のステーキング残高
  • ETH建て年間報酬率とドル建ての実際の報酬売上
  • MAVANの外部受託ETH枚数、顧客数、手数料率、解約率
  • 普通株の発行済み株数と1株当たりの保有ETH枚数
  • 普通株の増資額、自社株買い額、株式報酬の正味の差
  • BMNP優先株の配当負担と優先請求権
  • ETHの取得原価、公正価値、売却済み数量、評価損益
  • 2026年5月期に残っていた内部統制上の重要な不備の解消状況
  • ステーキング事業の障害、罰則、保管業者の変更と規制対応
  • ETH保有総額と普通株時価総額の差、および新規発行を伴う資本政策
  • 実際の発行済み株数に基づく時価総額と、分析台帳の株数の整合性

倍率と資本コストの決め方

評価は現在のPERや過去のPBRの底から逆算していない。主力事業の数量はステーキングETH枚数、価格はETH建て報酬率とドル換算ETH価格から求めた。弱い堀、k10.0%、g2.0%とRONICの式から利益倍率を定め、ETHの売却可能価値は別建てで扱った。ステーキング報酬は保有ETHから生じるため、資産と利益の二重計上を避ける保守的な調整を加えている。

悲観側のPBRは今の自己資本を超えて積み上げた自己資本を床に使わない。やや悲観の自己資本は86.9−24.9+18=80億ドルで現在の86.9億ドル以下となり、PBR0.40との積は32億ドルで一致する。ETHの売却可能資産の税後床30億ドルも上回る。悲観は自己資本30億ドルとPBR0.40から12億ドルとする。

重大な限界がある。factsの24515226株は2025年度の希薄化後平均株数であり、2026年7月にSECが報告した発行済み普通株603226394株とは一致しない。さらに2026年の巨額増資と暗号資産評価損益は、2025年基準の自己資本86.9億ドルから通常の純利益と還元だけで連続的に説明できない。各筋書きのnet_sum_okuには暗号資産の公正価値変動を含め、payout_okuには追加調達と還元を差し引いた仮定を入れたが、実際の全期間の資金流入と完全に照合できるものではない。旧台帳の株数で出る機械的な割安判定は無効であり、本質価値も参考試算にとどまる。実勢株式数と最新の資本取引を反映して再計算することが不可欠である。

資本コスト 10.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本資本コスト8.0%にquality2.0ポイントを加えて10.0%とした。資産運用大手の8〜9%台より高いが、同業大手の顧客契約型収益とBMNRのETH保有型収益の差による。市場ベータや株価倍率は使用しない。個別の資本配分や保管事故は追加の資本コストに重ねず、筋書きと確率で扱う。

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· 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 RITMRITM 住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. Bitmine Immersion Technologies 2026年5月31日終了四半期 Form 10-Q(2026年7月14日提出)
  2. Bitmine Immersion Technologies 2026年10月26日発表:保有ETH、ステーキング、現金、自社株買い
  3. Lido DAO GOOSE-2026上半期報告:ETHステーキング市場規模と競合シェア

分析日 2026-10-28