株譜
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RITM RITM

住宅ローン回収の規模と配当は価値を支えるが、資金調達と買収の傷が深い。10年価値では割安と判断する。

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)12.81 ドル70 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)9.3 ドル51 億ドル差 +37.6%
10 年後から見ると 割安 価値 12.81 ドル70 億ドル · 差 +37.6% · 期待の年率 +14.0%
期待の年率リターン(10 年)+14.0%資本コスト比 +4.5 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

リズム・キャピタルは、住宅ローンを作り、返済を管理し、信用資産を運用する金融グループである。筆者の結論は「割安」だ。住宅ローンの返済管理には継続する需要があり、現在の時価総額はその稼ぐ力と配当を十分に映していない。ただし、高配当だけを理由に安心できる株ではない。短期資金で長期の資産を抱えるため、融資先の信用悪化と市場の混乱が重なれば、普通株の価値は急減する。

核になるニュー・レズは、2025年末に8,520億ドルのローンを管理していた。2026年9月末には8,789億ドルとなり、外部顧客から預かる部分も増えている。対して住宅ローンの新規実行は、2026年7〜9月期に前年同期比21%減った。管理残高が残る強みと、新規融資が金利に振られる弱みが同居する。新たに傘下に入れたスカルプター、クレストライン、オフィス不動産のエレコアは、収入源を広げるが買収リスクも増やした。

筆者が気にするのは、配当原資として示す調整後利益と、普通株主のGAAP利益の隔たりである。2026年7〜9月期の普通株帰属利益は2.17億ドル、調整後の分配可能利益は3.15億ドルだった。前四半期は両者の開きがさらに大きい。住宅ローン管理権の評価損益、優先株配当、買収費用を無視すると高収益に見えすぎる。

10年後は、ローン管理の顧客が急増しなくても事務効率と運用資産の積み上がりが利益を支えるとみる。中立の普通株帰属利益は11.8億ドル、10年後の普通株時価総額は123億ドル前後とした。厳しい信用・資金調達危機も織り込んだ加重価値は現在の時価総額約51億ドルを約36%上回る。ただし、その差は買収の成果と資金繰りが平常に保たれることに依存している。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず消えない需要と、消える利益を分けたい。住宅ローンの返済管理そのものは10年後にも必要だ。借り手が支払った記録、延滞への対応、税金と保険の預かりは金融のインフラに近い。しかし、今の所有者が同じ報酬を取り続けられる保証はない。管理権は買値が高ければ投資利回りが下がり、価格競争と金融危機は堀の外から普通株を傷める。

利益の質を見誤りやすい会社でもある。MSRを高く評価し直せばGAAP利益は増え、次の四半期には逆回転する。分配可能利益が現金配当に先行していても、保有資産の値下がりや優先株の支払いがあれば、手元に残る価値は小さい。筆者は増分の投資利回りが全社の資本コストを明確に超えることを証明するまで、連続買収を無条件には褒めない。

魅力は、既に大きな管理基盤があり、AIを使うことで処理費用を下げられることだ。顧客の元帳と厳しい法令対応が残るなら、AIの便益の一部は会社のものになる。ただしロケットやペニーマックにも同じ技術は買える。新規融資は景気が悪いと量も利幅も細る。金利が上がり不動産が値下がりすると、優良な管理会社という顔より短期資金で資産を抱える金融会社という顔が前に出る。価格に安全域がなければ長く持つのは難しいが、現在の水準ならその不確実性に見合う余地はある。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心はニュー・レズの住宅ローン返済管理である。ローンの元本残高に応じた管理報酬を受け取り、住宅ローン管理権(MSR)からも経済利益を得る。住宅ローンを返し終えるまで、入金記録、税金・保険料の預かり、延滞対応が必要になる。ローンを保有する金融機関や証券化投資家が顧客であり、住宅の売り手ではない。2026年9月末の管理残高は8,789億ドルで、うち2,828億ドルは第三者向けである。

新規融資は既存顧客への借り換え提案、販売店、仲介業者、地方銀行からのローン購入で作る。2025年の融資実行は633億ドルで、新規融資の売却益や手数料が売上になる。米国の住宅ローン金利が高止まりすれば借り換えは少ない。反面、高い金利は既存MSRの繰り上げ返済を抑えるため、返済管理と新規融資は一部で逆方向に動く。

ジェネシスは住宅の改修・建築を行う事業者へ短期の担保融資をする。稼ぎは貸付残高と金利の差から生まれ、2025年の新規貸付は48億ドルに達した。投資ポートフォリオでは非適格住宅ローン、消費者向けローン、住宅関連証券を持ち、利息と証券化の売却益を得る。ここに付く借金は金融商品の仕入れに近く、一般企業の社債と同じように利益から一律に金利を二重控除してはいけない。

資産運用ではスカルプターとクレストラインが機関投資家の資金を運用し、運用報酬と成功報酬を稼ぐ。2026年9月末の運用資産は610億ドルである。2025年12月に取得したパラマウントのオフィス群はエレコアとして運営し、家賃と不動産管理報酬を得る。2025年は取得直後のため、物件の通年収入を出発点の売上と見なさない。

優良さと弱いところ

最も強い堀は、住宅ローンを管理する規模と、借り手の支払いを記録する業務基盤にある。ニュー・レズは米国の上位5社に入る管理会社で、住宅ローンの約400万顧客に接する。第三者向けの管理契約では顧客維持率98%という開示があり、支払い履歴・預託金・延滞対応を移す負担も重い。米国の住宅金融機関が求める監督・報告とシステム接続も参入を難しくする。この部分は10年先も必要で、単純な電話応対業務とは違う。

ただし、それを強い価格決定力と呼ぶには足りない。管理料率は投資家との契約や入札で決まり、競合のロケット・カンパニーズは約2兆ドルの残高を持つ。2025年のニュー・レズの調整後営業ROEは20%だったが、全社の添付データによるGAAP ROEは7.8%にすぎない。MSRの時価評価、重い資金調達、優先株への先順位の支払いを経ると、事業の良さがそのまま普通株に届かない。

資産運用のブランドと顧客関係も無形の価値ではあるが、ブラックストーンやアポロのような巨大な資金調達網にはまだ及ばない。2025年末の買収により残高は大きく増えたが、増加の大半を有機成長と取り違えないことが大切だ。オフィス不動産にも立地の魅力はあるが、入居者は家賃と移転費用を比べられる。グループ全体の堀は「普通」とし、強い管理基盤が金融の循環性を相殺するには至らないと判断した。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の住宅ローン返済管理市場は大きいが、急成長市場ではない。連邦準備制度の2026年4〜6月期統計では、戸建てなど1〜4世帯住宅向けローン残高は約15兆ドルある。ニュー・レズの管理残高はその約6%で、ロケット・カンパニーズの約2兆ドルに対して半分未満だ。人口と住宅価格が残高を支える一方、住宅の売買や借り換えは金利と家計の余裕に左右される。

米抵当銀行協会は2026年10月、住宅ローン新規実行を2026年に約2.1兆ドル、2027年に約2兆ドルと見通した。2025年のニュー・レズの融資実行は市場の約3%である。ロケットはミスター・クーパーを買収し、融資・返済管理を一体化した。ペニーマックやオンニティも競争相手だ。ニュー・レズがシェアを守れても、借り換え向け勧誘費とローン売却時の利幅は容易に縮む。

住宅改修向け融資ではキアヴィや中小の専門貸金業者が競う。民間の不動産投資家向け融資の推計は2025年に約1,212億ドルあり、ジェネシスの実行額は広めに定義した市場の約4%に当たる。ただし統計には融資商品の違いがあるため、正確なシェアではない。私募信用市場は大きくなったが、格付けのない借り手の損失は不況になって初めて見える。

オフィスは2026年に優良物件への需要が戻った。マンハッタンのA級募集賃料は上がったが、空室や改修費は物件ごとに違う。エレコアの立地には追い風でも、高い金利は保有不動産の借換えを苦しくする。全体では、名目物価3.5%、長期金利5%が続く世界を前提とし、安い金利への復帰で一気に利益が増える筋書きは採らない。

資本政策と M&A

長年の資本配分は、買収と借入れで事業の器を大きくするものだった。ニュー・レズを中核にローンの組成、MSR、証券化を積み上げ、2023年にはスカルプターを取得した。2025年12月にはクレストラインとパラマウントの取得を完了した。後者はニューヨークとサンフランシスコのA級オフィス13棟などを抱える。これらは収益源を増やすが、同時に不動産の維持費、のれん、財務の複雑さも引き受けた。

2025年の普通株配当は約5.4億ドルで、2026年7〜9月期にも約1.4億ドルを宣言した。普通株の長期配当額や買戻し額について会社の数値の約束はない。優先株には2026年9月末で清算優先権が約16.9億ドルあり、四半期の優先配当は約0.36億ドルだ。普通株の持ち分を測る利益では、この先順位の取り分を必ず引く。

過去には増資で株数を増やしてきた。添付データでは2025年の株数増加率が8.6%で、配当額だけを見て株主への還元が厚いと評価できない。2026年6月末の開示には普通株の市場売出し枠7.5億ドルがあり、同年上半期は枠の利用も自社株買いもなかった。将来の還元額は配当と自社株買いから株式報酬・増資の払込額を差し引き、成長のために外部資本が必要ならその分を保守的に扱った。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

住宅ローンは人口が急増しなくても残る。米国で約15兆ドルの債権が回り続ける限り、返済管理を委託する需要はなくならない。ニュー・レズは管理残高が2026年9月末に8,789億ドルとなり、外部顧客の残高は2,828億ドルまで増えた。顧客維持率98%と約400万件の接点は、規模の小さな新規参入者にまねしづらい。ロケットの規模には及ばなくても、管理件数の増加と人手の削減で十分な利益を残せる。

AIを使って入金照合や顧客応対を自動化しても、法的な返済記録の管理者が不要になるわけではない。むしろニュー・レズはReziAIと新たな業務基盤を試し、これまでの人的負担を軽くしている。適法性の確認や複雑な延滞処理まで自動化が進めば、同じ管理残高から得られる利益が増える。これを費用削減だけにとどめ、管理料を競合並みに抑えても収益性は改善しうる。

スカルプターとクレストラインを合わせた運用残高は2026年9月末に610億ドルある。私募信用と不動産の運用報酬が積み上がれば、バランスシートに資産を買い続けずに収入が増える。ジェネシスの貸付は証券化が進み、オフィスは共同投資へ移して親会社の元手を減らせる。配当を続けながら普通株の純利益を増やし、優先株への支払いを十分に吸収できる可能性がある。

慎重な見方

この会社を資産運用会社の姿だけで見てはいけない。2025年末の添付データでは現金等28億ドルに対し有利子負債395億ドルを抱える。多くは住宅ローンや証券を裏付けとする金融の仕入れだが、短期のレポ取引には担保の値下がりで追加差し入れを求められる契約がある。2020年には普通株の市場価値が短期間に約70%下がった。資産が売れる値段と借り換え可能な額は、危機時に一緒に悪くなる。

MSRは返済が遅いほど長く手数料が入る一方、借り換えが急に増えると価値が縮む。金利の上昇だけを喜ぶこともできない。倉庫金融の調達費用と住宅ローンの延滞も増え、同時にオフィス保有資産の利払いが重くなる。パラマウントの取得で不動産の空室と改修費という異質のリスクが加わった。2026年9月末には優先株の清算優先権だけで約17億ドルあり、普通株に残る資産の余裕は帳簿の総自己資本ほど厚くない。

調整後の分配可能利益は2025年に約13億ドルだったが、普通株のGAAP利益はそれより大幅に少なかった。2026年4〜6月期は調整後3.39億ドルに対しGAAP普通株利益は0.20億ドルである。過去の買収は規模を生んだ反面、普通株が希薄化した。AIで問い合わせ対応の費用が下がれば競合も料金を下げ、特別管理業務だけが低い採算で残りかねない。資産運用でも大型の成功報酬が毎年続くわけではない。信用事故と買収失敗が重なれば、高配当を受け取っていても最終価値の損失を補えない。

どちらに重みを置いたか

住宅ローン管理の存続可能性では強い見方に分がある。しかし、普通株が取得する利益の透明さ、短期資金の使い方、優先株の先順位という点では慎重な見方が勝る。確率は楽観側29%、中立31%、悲観側40%とした。AIによる事務作業の代替は管理残高の市場予測と長期の収益成長に織り込んでおり、同じ理由で資本コストをさらに上げてはいない。それでも現在の時価総額との間には安全域が残り、結論を割安とした。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 19.69 ドル108 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 7.66 ドル42 億ドル)。 今の値に割り戻すと 12.81 ドル70 億ドル、今との差 +37.6%、 期待の年率 +14.0%(資本コスト 9.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 41.92 ドル229 億ドル 12.27 ドル67 億ドル +482.0% +23.6% 4.88 ドル27 億ドル
やや楽観 20% 31.79 ドル174 億ドル 10.62 ドル58 億ドル +355.5% +20.2% 8.48 ドル46 億ドル
中立 31% 22.58 ドル123 億ドル 9.16 ドル50 億ドル +240.9% +16.3% 9.84 ドル54 億ドル
やや悲観 26% 8.06 ドル44 億ドル 4.94 ドル27 億ドル +39.7% +4.3% 3.38 ドル18 億ドル
悲観 14% 3.34 ドル18 億ドル 2.20 ドル12 億ドル −40.5% −6.1% 0.78 ドル4 億ドル
加重平均100% 19.69 ドル108 億ドル7.66 ドル42 億ドル +193.8% +14.0% 27.35 ドル149 億ドル

今の株価時価総額 9.31 ドル51 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:管理の生産性と資産運用がそろって伸びる 利益 21 億ドル · PER 10.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 41.92 ドル229 億ドル

米国住宅金融市場で顧客維持率の高さが継続し、ニュー・レズは大手から管理を受託して実質管理残高を増やす。ロケットにはなお規模で負けるが、専門の延滞対応とAIによる事務効率が利益率を押し上げる。新規融資は国内市場より速く増え、住宅改修融資も証券化で元手を回す。

スカルプターとクレストラインの運用資産は成長し、成功報酬だけでなく定常的な管理報酬が増える。エレコアの優良物件は入居が進み、共同投資への売却で新規の大きな借入れを抑える。2025年に買った事業は10年後に安定収益の担い手となる。普通株のGAAP純利益は21億ドルとなり、増資や優先株への支払いを差し引いた正味還元は累計67億ドルに達する。

一度は信用の悪い市場を挟むが、財務調達は途切れない。先で市場の拡大率は鈍り、AIを使った運営費用の減少も報酬率の引き下げに一部回る。強い運用事業に近づいても、金融の循環性までは消えない。

  • 住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ):数量 12,500(返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.01(実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む))→ 売上 73 億ドル・営業利益 37 億ドル。実質UPBが1.47倍、管理の規模優位
  • 住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ):数量 1,150(年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.02(実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率)→ 売上 20 億ドル・営業利益 8 億ドル。融資市場でシェアを獲得
  • 住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス):数量 120(年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算))× 価格 0.14(年間受取金利・融資手数料率)→ 売上 16 億ドル・営業利益 7 億ドル。証券化で貸付を拡大
  • オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン):数量 1,600(第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算))× 価格 0.01(実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率)→ 売上 19 億ドル・営業利益 8 億ドル。有料AUMが増え成功報酬も定着
  • 住宅・消費者信用資産と証券化投資:数量 210(収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額))× 価格 0.06(投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率)→ 売上 13 億ドル・営業利益 5 億ドル。信用商品を厳選し運用拡大
  • 賃貸オフィス・不動産運営(エレコア):数量 12.0(年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算))× 価格 1.16(稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 6 億ドル。空室改善と共同保有の効率化

倍率:k=9.5%、g_long=2.0%(実質市場数量+0.5%、シェア横ばい、報酬単価名目+1.5%)、帳簿ROE=13.7%(普通株帰属GAAP利益21.0億÷期末総自己資本153.75億、優先株を含むため保守的な分母)、堀は普通でRONIC=11.6%〔9.5%+1/2×(ROE−9.5%)〕。翌年利益を使う式に(1+g)を掛けた正当化PER上限11.25倍に対し、信用損失と資金調達の振れを反映して上限の97%となる10.9倍を採用した。現金28億は金融の担保・貸付決済用なので余剰現金の加算はない。優先株配当と少数株主持分を控除したGAAP普通株純利益を使い、EADの償却加算はしない。年10%超の成長が2035年以降も続くとの仮定を置かず、終盤には成長が落ち着くため二段階倍率の高成長期間を足さない。

確率:顧客維持・AI費用削減が定常化し、管理残高のシェア拡大と買収後の有料AUM純増が同時に実現する可能性は限定的で、1割弱。

やや楽観 20% やや楽観:ローン管理と運用が着実に拡大 利益 16 億ドル · PER 10.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 31.79 ドル174 億ドル

ニュー・レズは管理残高を緩やかに増やし、第三者から預かる部分が収益の安定性を増す。ロケットの拡大で業界の料金は上がりにくいものの、ReziAIの導入で人手を減らして利幅を守る。2026年に弱かった新規住宅ローンも、住宅価格と市場の数量に沿って回復する。

ジェネシスは建築と改修資金の需要を捉え、貸付残高を増やす。ただしキアヴィなどと競うため金利差は大きく広がらない。スカルプターとクレストラインの運用資産は純流入で積み上がり、2025年のような大きな成功報酬がなくても報酬収入が残る。エレコアは優良物件の賃料を改定し、修繕費や金利の上昇を吸収する。

買収ののれんと優先株配当を含む費用負担は続くが、普通株帰属のGAAP純利益は16.3億ドルに増える。配当を中心に正味58億ドルを株主へ返し、景気後退を挟んでも大きな希薄化は避けられる。

  • 住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ):数量 10,000(返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.01(実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む))→ 売上 55 億ドル・営業利益 26 億ドル。管理UPB増とAI効率化
  • 住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ):数量 880(年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.02(実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率)→ 売上 15 億ドル・営業利益 5 億ドル。新規貸付の数量増
  • 住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス):数量 87.0(年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算))× 価格 0.13(年間受取金利・融資手数料率)→ 売上 11 億ドル・営業利益 5 億ドル。新規スポンサー増加
  • オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン):数量 1,300(第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算))× 価格 0.01(実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率)→ 売上 14 億ドル・営業利益 5 億ドル。私募信用の持続的な純流入
  • 住宅・消費者信用資産と証券化投資:数量 170(収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額))× 価格 0.06(投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率)→ 売上 9 億ドル・営業利益 3 億ドル。信用収益の拡大
  • 賃貸オフィス・不動産運営(エレコア):数量 11.5(年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算))× 価格 1.10(稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル))→ 売上 13 億ドル・営業利益 5 億ドル。高級物件の稼働と賃料改善

倍率:k=9.5%、g_long=2.0%(実質市場数量+0.5%、シェア横ばい、報酬単価名目+1.5%)、帳簿ROE=11.7%(普通株帰属GAAP利益16.3億÷期末総自己資本139.25億、優先株を含むため保守的な分母)、堀は普通でRONIC=10.6%〔9.5%+1/2×(ROE−9.5%)〕。翌年利益を使う式に(1+g)を掛けた正当化PER上限11.03倍に対し、信用損失と資金調達の振れを反映して上限の97%となる10.65倍を採用した。現金28億は金融の担保・貸付決済用なので余剰現金の加算はない。優先株配当と少数株主持分を控除したGAAP普通株純利益を使い、EADの償却加算はしない。

確率:運用会社買収の統合は既に進むが、ローンの数量と事務費用がともに改善するには実行力が要る。中立より少ない確率とした。

中立 31% 中立:管理残高は実質横ばい、増益の柱は効率化 利益 12 億ドル · PER 10.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 22.58 ドル123 億ドル

住宅ローン市場の残高は人口と住宅価格に沿って増えるが、ロケットによる系列化と顧客の内製化でニュー・レズのシェアは少し細る。実質管理残高は2025年からほぼ変わらない。既存の元帳を引き継ぐ規制対応が契約を支えるものの、AIによる事務処理の低コスト化が競争相手にも広がり、管理の単価は物価ほどは上がらない。

住宅ローンの新規実行は市場規模とともに少し増えるが、手数料率は競争で抑えられる。ジェネシスの貸付と運用資産は増え、エレコアの賃貸収入もパラマウント取得の初年度からは大きく伸びる。ただし運用の2025年の高い成功報酬率を繰り返すことは見込まない。競合のキアヴィ、ブラックストーン、ロケットに対して、得意分野での規模を守る道筋だ。

家賃、改修費、金融負債の金利、優先配当を引いた普通株帰属のGAAP純利益は11.8億ドルとなる。期間の普通株利益累計は87.35億ドルで、配当・買戻しから株式報酬と払込増資を引いた正味還元50億ドルを見込む。自己資本は約125億ドルに増えるが、資本効率の大幅な改善までは見込まない。

  • 住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ):数量 8,500(返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.01(実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む))→ 売上 45 億ドル・営業利益 21 億ドル。実質管理量0.998倍、単価1.32倍:記録の正本型
  • 住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ):数量 730(年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.02(実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率)→ 売上 12 億ドル・営業利益 4 億ドル。住宅市場とシェア拮抗、単価は物価以下
  • 住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス):数量 60.0(年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算))× 価格 0.13(年間受取金利・融資手数料率)→ 売上 8 億ドル・営業利益 3 億ドル。貸付残高2倍、名目金利環境を反映
  • オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン):数量 950(第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算))× 価格 0.01(実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率)→ 売上 9 億ドル・営業利益 3 億ドル。買収効果は織込、成功報酬の正常化で実効料率低下
  • 住宅・消費者信用資産と証券化投資:数量 145(収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額))× 価格 0.05(投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率)→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。ローン資産の残高増、利ざや一定
  • 賃貸オフィス・不動産運営(エレコア):数量 10.3(年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算))× 価格 1.06(稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル))→ 売上 11 億ドル・営業利益 4 億ドル。取得直後の部分期から通常稼働へ

倍率:k=9.5%、g_long=2.0%(実質市場数量+0.5%、シェア横ばい、報酬単価名目+1.5%)、帳簿ROE=9.5%(普通株帰属GAAP利益11.8億÷期末総自己資本124.75億、優先株を含むため保守的な分母)、堀は普通でRONIC=9.5%〔9.5%+1/2×(ROE−9.5%)〕。翌年利益を使う式に(1+g)を掛けた正当化PER上限10.73倍に対し、信用損失と資金調達の振れを反映して上限の97%となる10.45倍を採用した。現金28億は金融の担保・貸付決済用なので余剰現金の加算はない。優先株配当と少数株主持分を控除したGAAP普通株純利益を使い、EADの償却加算はしない。

確率:2026年に確認できる管理残高の粘り強さと、買収後のAUM増加を採り入れつつ、売却益と成功報酬を平準化した最頻の筋書きである。

やや悲観 26% やや悲観:管理料の競争と不動産負担が重なる 利益 5 億ドル · PER 8.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 8.06 ドル44 億ドル

ニュー・レズの管理元本が市場の伸びに追い付かず、AIで処理費用が下がるほど業界の入札価格も下がる。複雑な延滞案件の対応費は残るため、規模の堀が利益率を守り切れない。新規融資はロケットの系列網に押され、2025年の数量を回復しない。住宅改修融資でも金利が高いことで建築事業者の返済が滞る。

スカルプターとクレストラインは競合のブラックストーンやアポロに資金を奪われ、成功報酬が落ちる。エレコアの空室と改修費は賃料上昇を上回る。大きな金融危機には至らないが、2028~2031年にMSR・信用資産・オフィスの評価損を計上する。10年間の普通株GAAP利益の累計は29億ドル程度にとどまる。

普通株の最終利益は5億ドル、正味還元は27億ドルに減る。普通株への増資と優先株の維持が続き、成長を買うために留保した資本は資本コストを満たせない。会社は存続するが、優良金融会社とは呼べなくなる。

  • 住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ):数量 7,000(返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.00(実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む))→ 売上 33 億ドル・営業利益 12 億ドル。他社へ管理委託のシェア流出
  • 住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ):数量 470(年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.01(実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率)→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。競争で数量もマージンも縮小
  • 住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス):数量 43.0(年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算))× 価格 0.12(年間受取金利・融資手数料率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。信用損失と貸付縮小
  • オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン):数量 780(第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算))× 価格 0.01(実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率)→ 売上 7 億ドル・営業利益 1 億ドル。有料残高減速と成功報酬低下
  • 住宅・消費者信用資産と証券化投資:数量 110(収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額))× 価格 0.05(投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率)→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。信用コストが利息を食う
  • 賃貸オフィス・不動産運営(エレコア):数量 8.2(年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算))× 価格 0.92(稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル))→ 売上 8 億ドル・営業利益 2 億ドル。空室と修繕負担

倍率:k=9.5%、g_long=2.0%(実質市場数量+0.5%、シェア横ばい、報酬単価名目+1.5%)、帳簿ROE=5.6%(普通株帰属GAAP利益5.0億÷期末総自己資本89.40億、優先株を含むため保守的な分母)、堀は普通でRONIC=7.5%〔9.5%+1/2×(ROE−9.5%)〕。翌年利益を使う式に(1+g)を掛けた正当化PER上限10.00倍に対し、信用損失と資金調達の振れを反映して上限の88%となる8.8倍を採用した。現金28億は金融の担保・貸付決済用なので余剰現金の加算はない。優先株配当と少数株主持分を控除したGAAP普通株純利益を使い、EADの償却加算はしない。この筋書きの信用資産・MSRを実勢売却すると税後回収可能な普通株持分は約30億ドルと見込み、稼ぐ力による時価総額44億ドルを下回る。

確率:競合の寡占化と高金利での信用コスト上昇は現実的である。AI代替による管理作業単価の低下は数量・価格に織り込み、追加でkには加算しない。

悲観 14% 悲観:信用危機と融資枠縮小で構造的に負ける 利益 2 億ドル · PER 8.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3.34 ドル18 億ドル

住宅ローン管理では大口顧客を失い、回収基盤の実質残高は3割強減る。ロケットは技術と系列化で管理と組成をまとめ、ニュー・レズの価格競争力を削る。手数料が細る一方、延滞した融資を管理する費用は増える。ジェネシスの信用損失と非適格住宅ローンの証券化市場の不調が重なる。

短期のレポ・倉庫金融は担保価値の下落に追加資金を要求し、MSRの売却を不利な価格で迫る。エレコアのオフィスでは空室と借換えの失敗が続く。2027~2030年にMSR、オフィス、信用資産で累計約40億ドルの減損と売却損を出し、その後の数年間の小幅な利益で一部を取り戻す。10年間の普通株純利益合計は約マイナス23億ドルとなり、簿価は約52億ドルに減る。

最後に残る事業でも普通株へのGAAP利益は2.2億ドル程度で、既存の優先株と担保金融は先に回収する。配当は危機時に削られ、正味還元は累計12億ドルにとどまる。事業は消えないが市場での地位は後退し、売れる資産を保守的に換算した床に近い価値しか認められない。

  • 住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ):数量 5,800(返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.00(実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む))→ 売上 25 億ドル・営業利益 6 億ドル。顧客契約を失い競争価格が低下
  • 住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ):数量 320(年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算))× 価格 0.01(実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率)→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。融資網で負け数量半減
  • 住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス):数量 25.0(年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算))× 価格 0.10(年間受取金利・融資手数料率)→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。貸倒れの前後で貸付縮小
  • オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン):数量 510(第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算))× 価格 0.01(実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。手数料低下、成功報酬消失
  • 住宅・消費者信用資産と証券化投資:数量 75.0(収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額))× 価格 0.04(投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率)→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。不良資産整理後の小規模運用
  • 賃貸オフィス・不動産運営(エレコア):数量 6.0(年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算))× 価格 0.74(稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。物件売却・空室長期化

倍率:k=9.5%、g_long=2.0%(実質市場数量+0.5%、シェア横ばい、報酬単価名目+1.5%)、帳簿ROE=4.2%(普通株帰属GAAP利益2.2億÷期末総自己資本52.40億、優先株を含むため保守的な分母)、堀は普通でRONIC=6.8%〔9.5%+1/2×(ROE−9.5%)〕。翌年利益を使う式に(1+g)を掛けた正当化PER上限9.63倍に対し、信用損失と資金調達の振れを反映して上限の86%となる8.3倍を採用した。現金28億は金融の担保・貸付決済用なので余剰現金の加算はない。優先株配当と少数株主持分を控除したGAAP普通株純利益を使い、EADの償却加算はしない。構造的な敗北でROEはk以下。利益÷kによる上限23.16億ドルを超えず、税後資産回収床18億ドルを少し上回る。

確率:2020年型の価格急落に信用損失と買収不振が重なる構造的敗北は少数事象だが、短期資金への依存と優先株の先順位を考えて14%を配分した。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

住宅ローン返済管理・MSR(ニュー・レズ)

返済管理の請求と債権管理権の利息・関連収入。契約残高と実質残高当たり年間収益率の積でとらえる。

数量返済管理対象ローンの実質元本残高(億ドル、2025年価格換算)価格実質管理元本1ドル当たり年間粗収益率(MSR関連の利息等を含む)売上営業利益
今 2025/12 8,520 0.00 34 17
10 年後 中立 8,500 0.01 45 21

取り方:2025年末UPBは8,520億ドル(会社2025年通期発表)。SEC 2025セグメントにあるMSR管理収益22.95億と組成・管理部門の利息12.17億を出発点に、重複と他部門の調整後の約34.2億を配賦。添付facts売上56.9を正とするための概算であり、GAAPで控除されるMSR評価損約11.75億をここで二重に引かない。AIエージェント代替の型は規制付きの記録の正本。顧客維持率98%、顧客の入金元帳・監督報告という独自データと法対応が根拠。

住宅ローン新規融資・売却(ニュー・レズ)

借り換え、購入、卸売り、コレスポンデントの実行額から売却益・組成手数料を得る。

数量年間実行住宅ローン元本(億ドル、2025年価格換算)価格実行元本当たり組成手数料・売却益の収益率売上営業利益
今 2025/12 633 0.01 8 3
10 年後 中立 730 0.02 12 4

取り方:会社公表の2025年実行額633億ドル。SEC FY2025の新規住宅ローン売却益は7.30億ドル(うち本体6.90億)で、組成関連のその他収益を含め約7.9億ドルと推定。成約チャネルの差を加重した単価1.25%。市場はMBA推計の2025年約2.05兆ドルでシェア約3.1%。人月・席課金ではなく融資成約額が数量なのでAI代替の型を直接適用しない。

住宅改修・建築向け短期融資(ジェネシス)

住宅改修と建築の担保付つなぎ融資。年間平均貸付残高に受取金利を掛け、費用は利益率で引く。

数量年間平均保有短期融資残高(億ドル、実質2025年換算)価格年間受取金利・融資手数料率売上営業利益
今 2025/12 30.0 0.10 3 1
10 年後 中立 60.0 0.13 8 3

取り方:SEC 2025セグメントのRTL利息3.016億ドルから、平均元本30億ドル・年利10%を推定。2025年末の保有RTLは約39.1億、2026年6月末は約50.7億で開示利回り9.7%。2025年の新規実行48億と平均残高は別の数量である。顧客は不動産事業者、競合はキアヴィ等。

オルタナティブ資産運用(スカルプター・クレストライン)

機関投資家の私募信用・不動産・マルチ戦略運用で管理報酬と成功報酬を受け取る。

数量第三者運用資産AUM(億ドル、2025年購買力換算)価格実質運用資産当たり運用・成功報酬の合成率売上営業利益
今 2025/12 380 0.02 7 2
10 年後 中立 950 0.01 9 3

取り方:2025年末のスカルプターAUM380億ドル、クレストライン180億は12月1日の買収で期中の大半を含まない。SEC FY2025の資産運用報酬6.27億、その他運用関連収入を含め6.9億と推定。成功報酬が集中するため2025年の実効料率1.82%は持続可能な通常料率ではない。2026年9月末の統合AUM610億・Q3報酬約1.07億で正規化する。人月/席課金ではなくAUMと成果に連動する。

住宅・消費者信用資産と証券化投資

住宅ローン、住宅関連証券、消費者向けローンを保有し、金利収入と証券化・売却収益を得る。

数量収益を生む平均金融投資資産(億ドル、2025年実質価額)価格投資資産当たり年間利息・売却関連収益の合成率売上営業利益
今 2025/12 100 0.05 5 2
10 年後 中立 145 0.05 8 2

取り方:SEC FY2025の投資セグメント収益4.445億ドル、年末セグメント資産106.9億を参考に平均残高100億×4.6%とした。住宅・消費者信用の証券化分を含むため資産表と時価総額をそのまま足さない。金融負債の借換え利率は後段の純利益へのつなぎに含め、非金融会社の一律利払上乗せはしない。

賃貸オフィス・不動産運営(エレコア)

ニューヨーク・サンフランシスコのA級オフィスから家賃と関連管理収入を得る。

数量年間稼働賃貸面積(百万平方フィート・年、所有持分換算)価格稼働面積百万平方フィート・年当たり賃料関連収益(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 0.4 0.75 0 0
10 年後 中立 10.3 1.06 11 4

取り方:パラマウントの2025年12月19日買収完了で取得資産は所有13棟・管理4棟、約1,310万平方フィート。FY2025の対象期間約12日を年間面積に直すと0.43百万平方フィート・年なので、モデルでは0.4×0.75億ドル=0.3億の短期収益とした。2026年Q3の不動産収益は約1.87億ドル、約1,310万平方フィートの通年収益とは別。2026年9月には一部物件をJV化して持分を減らした。

リスクと懸念

短期担保金融の連鎖と追加証拠金

短期レポ・倉庫金融でローンや証券を抱えるため、担保価格が下がると追加証拠金を求められる。2025年末の純有利子負債は添付データで367億ドルあり、金融商品の裏付けがあるから安全とは言い切れない。2020年の急落時と同じく、売却価格と借換え可能額が同時に悪くなると、利益より先に流動性が失われる。

MSRの時価評価と繰上返済

住宅ローン管理権は返済速度と金利に敏感である。2025年にはMSRとヘッジの評価が売上表示を大きく押し下げ、2026年も四半期ごとに利益が逆回転した。住宅ローン借換えが増えれば管理手数料の残存期間が短くなる。逆に高金利が長引けば新規融資が冷える。二つの収益が互いを完全には補わない点が危険である。

優先株と普通株の取り分

2026年9月末の優先株清算優先権は約16.9億ドルで、四半期優先配当は約0.36億ドルある。普通株の時価総額と帳簿の総自己資本をそのまま比べれば割安に見えるが、優先株と非支配株主に先に取り分がある。今後の優先株増発や再調達金利上昇は普通株の利益と財務の床を薄くする。

パラマウント不動産の空室と借換え

エレコアのA級オフィスは立地が優れるが、テナント退去、改修、仲介手数料、借入れ金利を避けられない。2026年の賃料改定は上向きでも、全物件の収入が一斉に伸びるわけではない。築年数の古い物件で大幅な修繕が起きれば、家賃収入と持分価値が同時に悪化する。

資産運用買収の統合・成功報酬の不安定さ

スカルプターとクレストラインを買い足して運用資産は610億ドルに増えたが、成功報酬は出口市場が閉まれば途切れる。2025年の実効報酬率を10年先まで続く契約単価とみなすのは危険だ。巨大な競合より調達網は細く、信用事故や運用成績の悪化が続けば資金流出と人材の流出が同時に起きる。

AIエージェント代替と管理報酬の競争

入金照合やローン審査の書類処理、顧客の電話・チャット対応はAIエージェントに置き換わる。ニュー・レズには支払記録と規制報告という残る仕事があるが、作業費が下がれば他社も価格を引き下げられる。中立では実質管理残高をほぼ横ばい、単価上昇を物価未満とし、長期の成長率も抑えた。

増資、自己資本の質と信用損失

添付データでは2025年の株数が8.6%増加した。新株が払い込まれると会社全体の資産は増えるが、既存株主の持分増加とは別の話になる。住宅改修・非適格住宅ローン、消費者ローンに信用損失が出れば、見かけの分配可能利益を超えて損失を被る。将来も増資依存が続けば配当を差し引いた実質還元は想定より小さくなる。

今後の分かれ目

ニュー・レズの第三者管理残高が年間で実質5%以上増え、顧客維持率が95%超で続く
法令・データを伴う継続契約の堀が確認できる。楽観側を厚くし、管理部門の実質数量と営業利益率を見直す。
ニュー・レズの管理1ローン当たり費用が継続的に下がる一方、管理報酬率が下がらない
ReziAIによる費用削減が価格競争に吸収されず株主に残る。中立の管理事業の利益率を上げる。
住宅ローンの借換え件数が急増しMSRの公正価値損失が続く
新規融資の増加益とMSRの毀損を両方計測する。MSR損失が勝る場合はやや悲観を厚くする。
資金提供者からの追加担保請求や未使用融資枠の急減が確認される
自己資本より先に流動性が傷むため、悲観の確率と損失の深さを増やす。配当継続は前提にしない。
エレコアが既存物件の実質賃料を増やしつつ物件当たり借金を減らす
不動産が高金利に耐えていると確認できる。オフィスの稼働面積と利益率を上方向に見直す。
運用資産が純流入で年率8%以上増え、成功報酬抜きの利益が連続して増える
買収の規模ではなく定常的な手数料の堀が育っている。運用部門の報酬率と中立の利益を上方修正する。
普通株の新規発行と優先株の増加が配当・自社株買いを恒常的に上回る
正味還元を引き下げ、普通株の資本配分を再評価する。見かけの配当利回りだけでは割安とみなさない。

見ておくもの

  • ニュー・レズの返済管理UPB、うち第三者管理残高と顧客維持率
  • 融資実行量と組成時売却益率、借換えと購入の比率
  • MSRの公正価値変動とヘッジ後の損失・延滞率
  • レポと倉庫金融の満期、未使用融資枠と追加証拠金
  • スカルプター・クレストラインの有料AUM、純流入と成功報酬以外の利益
  • エレコアの稼働率、更新時実質賃料、改修投資と借換え利率
  • 普通株帰属GAAP利益とEADの差、優先配当、株数増減
  • ニュー・レズのReziAIとValonOS導入後の管理単価

倍率と資本コストの決め方

2026年10月23日の時価総額52.43億ドルは株数の照合だけに使い、将来の収益と倍率から逆算していない。セグメントは住宅ローン実質残高・融資実行量・平均貸付・運用AUM・実質投資残高・稼働面積に価格を掛けた。基準年の添付factsは売上56.9億、営業利益25.3億、純利益6.8億、自己資本87.4億を採用した。ただしSECの2025年売上の純額表示は約45.9億で、差の中心はMSR時価変動の控除である。数量モデルでは額面収益を使い、評価損益と調達費用を純利益へ落とす際に二重計上しない。倍率はk9.5%、g2.0%、帳簿ROEと残存率1/2による利益ベースの正当化上限の内側で、実質的な普通株GAAP利益に掛ける。2025年の添付純利益と開示普通株帰属利益の差は優先配当・少数持分等であり、10年の累計は普通株取り分を起点にした。基準年に余剰純現金はなく、短期資金と担保を束ねた金融事業の現金を別途足していない。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に品質調整+1.5%を加え9.5%。同じ住宅金融のアナリー9.5%と揃え、AGNC10.0%より分散した報酬事業を少し評価した。B+の社債格付けと担保金融の資金繰りは悲観の深さにも反映し、βと市場倍率は使わない。

同じ業種(金融)の AI 分析

割安 ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズBMNR ETH約605万枚の保有は大きいが、値上げ力のある事業とは違う。旧株数による割安判定は無効で、実勢株価には安全域が乏しい 本質価値との差 +284.4% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 QFINQFIN 中国の与信仲介で規制と信用悪化が利益を直撃し、堀は薄い。それでも長期価値は現在の時価総額を大きく上回り、割安と見る。 本質価値との差 +227.8% · 10 年 割安(年 +26.4%) 割安 フィンボリューション・グループFINV 中国の融資規制で収益力は傷んだが、海外展開と厚い資本が再生を支える。VIEと信用損失を厳しく見ても、長期価値には大きな安全域がある 本質価値との差 +213.6% · 10 年 割安(年 +27.2%) 割安 XファイナンシャルXYF 中国の貸出規制で成長は崩れたが、資産と残る収益力に対して市場評価は極端に低い。10年価値は割安。ただし回収できる株主価値には大きな不確実性がある 本質価値との差 +148.7% · 10 年 割安(年 +23.5%) 割安 ブラデスコ銀行BBD ブラジル有数の銀行と保険の二重の強みは残るが、信用損失とデジタル競争は重い。10年の本質価値は基準時価総額を約52%上回り、割安と判断する。 本質価値との差 +141.9% · 10 年 割安(年 +21.7%) 割安 ユーロネット・ワールドワイドEEFT ATM・送金・デジタル決済を束ねる希少な基盤。直近の減速を織り込んだ値段は割安で、10年の価値に大きな安全域がある 本質価値との差 +110.0% · 10 年 割安(年 +18.8%) 割安 ルーファックス・ホールディング(Lufax)LU 帳簿上の資産に対して株価は極端に低い。利益回復なら大幅な割安だが、貸倒れと親会社支配が安全域を脅かす 本質価値との差 +82.9% · 10 年 割安(年 +17.4%) 割安 BSBRBSBR ブラジルの銀行基盤は長く残る。独立価値では割安だが、親会社による残余株の株式交換がADR保有の行方を左右する。 本質価値との差 +79.2% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 バークレイズBCS 英国の預金基盤と米英の市場業務が収益を支える。信用循環と資本規制を織り込んでも、10年価値には厚い安全域がある 本質価値との差 +76.1% · 10 年 割安(年 +16.2%) 割安 ウエスタン・ユニオンWU 現金受取の送金網には寿命があるが、手数料の堀は薄い。減配と競争を重く見込んでも、残るオーナー利益に対して割安 本質価値との差 +74.3% · 10 年 割安(年 +17.9%) 割安 SLMSLM 民間学生ローンで首位の集客力は強い。信用損失と売却益の不安定さを割り引いても、10年の株主価値は割安圏にある 本質価値との差 +70.8% · 10 年 割安(年 +16.8%) 割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +63.9% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +16.4%) 割安 NWGNWG 英国の預金と法人取引に堀があり、買収後の運用事業も伸びる。信用循環を厚く見積もっても10年価値に安全域がある割安株。 本質価値との差 +58.6% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 イタウ・ウニバンコ・ホールディングITUB ブラジル最大の民間銀行として堀は厚いが、政治と金融技術の競争には注意が要る。10年の本質価値は基準時価総額を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +55.0% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 FUTUFUTU 海外展開と高い資本効率に成長余地が残る。中国規制と手数料低下は重いが、10年の期待価値は現在の時価総額を上回り、割安とみる。 本質価値との差 +48.1% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +47.8% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ワンメイン・ホールディングスOMF ノンプライム融資の審査・店舗網は強みだが貸倒と調達費用に弱い。信用循環を重く見ても10年価値は約94億ドルで、今の約64億ドルには安全域がある 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.8%) 割安 ロイズ・バンキング・グループLYG 英国最大級の住宅ローンと預金基盤は10年後も稼ぐ。規制費用と信用循環を織り込んでも、本質価値は現時点を約34%上回り、割安と判断する 本質価値との差 +42.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +41.5% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャルFNF 権原保険の約3割を担う流通網には粘り強い堀がある。年金子会社の信用リスクを割り引いても、10年先の還元込み価値には安全域があり「割安」とみる。 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 ウリ・フィナンシャル・グループWF 韓国の預金基盤は残るが、融資の伸びと統治には限界がある。保険統合と還元の進展を慎重に織り込んでも、10年の本質価値は割安圏にある。 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 SHGSHG 韓国の預金・カード基盤と還元改革は本物だが、人口減少と信用循環は重い。それでも10年の本質価値には安全域があり、割安と判断する。 本質価値との差 +38.7% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +13.7%) 割安 KBフィナンシャル・グループKB 韓国最大級の預金基盤と非銀行事業が収益を支える。融資規制と景気循環を慎重に織り込んでも、長期の還元を含む価値には割安感がある。 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 バンクOZKOZK 不動産融資の集中を減らし、法人融資が次の柱になる。信用損失への警戒は必要だが、長期の株主価値には安全域があり、割安と見る。 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 HDBHDB インド最大の民間銀行は預金網と住宅融資に堀を持つ。統合の重荷と経営交代を織り込んでも、長期価値には安全域が残る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 アクシス・キャピタル・ホールディングスAXS 専門保険への転換で採算は改善したが、料率軟化と準備金を警戒する。10年の確率加重価値は現在より約33%高く「割安」。 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +29.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +29.3% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +26.8% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +26.6% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 MGICインベストメントMTG 米国住宅ローン信用保険の最大手級。厚い資本と株主還元は魅力だが、価格競争と住宅不況には弱い。10年の確率加重価値は現状比約25%高く「やや割安」。 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 リンカーン・ナショナルLNC 団体保障の強さと年金商品の立て直しには価値があるが、旧来の保険保証と増資の傷は重い。10年の期待価値はやや割安圏と判断する。 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +25.5% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 アシュアード・ギャランティーAGO 地方債保証の二社寡占と長年の資本還元が支え。信用損失の尾は長いが、10年価値は現在比約27%高い「やや割安」。 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ファースト・ハワイアンFHB ハワイの預金堀は強いが、TriCo買収が試金石。単体価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +22.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 バーフォード・キャピタルBUR YPF逆転敗訴で自己資本は激減したが、訴訟金融の回収力は残る。高い負債と評価益の不確実性を差し引いても、やや割安と見る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 CNAファイナンシャルCNA 高配当と専門引受は魅力だが、料率軟化と古い負債が上値を削る。10年価値は現在比+23%で「やや割安」 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 プロスペリティ・バンクシェアズPB 低コスト預金と買収実績は魅力だが、利益率の改善には限界がある。基準株数ではやや割安、買収後の実際の株数では適正圏 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 HSBCHSBC 香港の預金基盤と国際決済網に強い堀を持つ銀行。中国関連信用リスクは重いが、還元を含む10年価値には安全域があり、やや割安 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 プログ・ホールディングスPRG 信用に制約のある消費者の買い物を支えるが、加盟店と規制への依存が重い。買収後の負債を織り込んでも、10年価値には安全域があり割安とみる。 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 ルネサンスリー・ホールディングスRNR 巨大災害を引き受け、外部資本と運用益でも稼ぐ再保険会社。料率軟化と巨額損失を織り込んでも、10年の本質価値は約170億ドル、現状比17%高い「やや割安」 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 CIBCIB コロンビア首位銀行の預金網とNequiの決済網は強い。Banistmo売却後の正常利益と信用循環・統治の不確実性を比べると、長期価値はやや割安。 本質価値との差 +21.2% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 クレジット・アクセプタンスCACC 販売店網と独自の与信データは価値を生む。しかし低信用者向け融資の規制と貸倒リスクは重く、現在の評価は適正圏で安全域が薄い。 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 プリメリカPRI 北米の大規模な販売網と継続保険料に価値がある。新規契約の減少と手数料競争を織り込んでも、10年の本質価値はやや割安 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 オールド・リパブリック・インターナショナルORI 専門保険と権原保険の堅実な複合体。長期の引受規律と株主還元を評価するが、賠償責任の悪化を慎重に織り込み、10年価値は現時価総額比約19%上の「やや割安」 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +19.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +11.2%) やや割安 ポピュラーBPOP プエルトリコ預金の約3分の2を握る堀は厚い。政府預金と信用循環への集中を差し引いても、10年価値はやや割安。 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ハミルトン・レーンHLNE 私募市場の構造成長と顧客粘着性は強いが、Up-Cの取り分を引くと安全域は約19%のやや割安 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 ウィントラスト・ファイナンシャルWTFC 地銀の顔の下に保険料金融の堀がある。信用循環を織り込んでも、10年価値は今を約17%上回る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ザイオンズ・バンコープZION 地域密着の預金基盤は残るが規模の壁は厚い。10年価値は今を約14%上回り、やや割安 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 INGING 欧州の預金基盤とデジタル銀行の規模に強みがある。10年価値は現値を約13%上回り、やや割安だが安全域は薄い。 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 FNBFNB 地域に根を張る預金基盤と堅実な貸出が強み。大手銀行ほどの堀はないが、10年の利益と還元を考えるとやや割安である。 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ウェスタン・アライアンス・バンコープWAL 専門預金と住宅ローン買取に強みがあるが、与信事故と資金調達の弱さも残る。10年の価値はやや割安、ただし安全域は薄い。 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 BSACBSAC チリ首位級の銀行基盤と高い費用効率は10年後も残るが、信用循環と親会社支配を踏まえると現在の株価は概ね適正圏 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループJEF 投資銀行の規模拡大は本物だが、信用事故と人材費が堀を薄くする。10年の期待価値は時価総額を約14%上回り、やや割安と見る。 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) 適正 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 アライ・ファイナンシャルALLY 自動車金融とオンライン預金に実体ある強み。ただし信用循環と資本効率の限界が重く、10年価値はおおむね適正水準。 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +10.5%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +9.2% · 10 年 適正(年 +9.7%) 適正 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズFCNCA SVB買収で得た専門金融に強みがあるが、預金コストと資本制約が重い。10年の本質価値は現在の約8%上で、評価は適正 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 アナリー・キャピタル・マネジメントNLY 住宅金融の規模と高い分配能力は魅力だが、借入依存と純資産の毀損が重い。10年の本質価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +10.6%) 適正 ユーナム・グループUNM 所得補償保険の強さと厚い株主還元は魅力だが、旧長期介護保険の負債が安全域を削る。10年価値は現値を約9%上回る適正水準。 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 コロンビア・バンキング・システムCOLB 西部に根を張る預金基盤と買収後の利ざや改善は魅力だが、商業用不動産と大型還元の先行が安全域を薄くする。10年価値はおおむね適正 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ファースト・ホライズン・コーポレーションFHN メンフィスの預金基盤には堀があるが、資本の薄さと信用循環は重い。10年価値は現状を約7%上回るにとどまり、評価は適正。 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 ロケット・カンパニーズRKT 債権管理の規模は強みだが、組成は価格競争に弱い。添付の株数ではやや割安でも、全種類株で測ると割高である。 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 ラザード・インクLAZ 独立助言の信用は残るが、人材費と希薄化が重い。未成立の買収を除く10年価値は今を約9%上回る適正圏 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 LPLインベストメント・ホールディングスLPLA 独立系金融アドバイザーを支える巨大な金融基盤。規模の堀は本物だが、買収後の顧客離脱と手数料競争を考えると、現在の評価は適正圏にある。 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 サウスステート・バンクSSB 南東部とテキサスの預金・企業融資に地場の強みがある。ただし買収後の利益と信用リスクをならせば、現値はおおむね適正。 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 コマース・バンクシェアーズCBSH 中西部の預金と信託が支える高収益銀行。買収で収益源は広がるが、10年の還元込み本質価値はほぼ現在並みで適正 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 ファースト・アメリカン・ファイナンシャルFAF 米国の不動産権原を守る寡占企業。データの堀は厚いが、住宅取引の循環とAI代替を考えると、10年価値は現在の時価総額とほぼ同じ「適正」 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 シフト4・ペイメンツFOUR 決済と免税還付の顧客網は伸びるが、買収後の重い負債と優先株が株主価値を圧迫する。10年価値はおおむね適正で、厚い安全域はない。 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 プルーデンシャルplc(英国)PUK アジアの保障需要と販売網は長く残るが、香港の越境販売、中国規制、利益の変動を慎重に見ると、10年価値は現在より約6%高い適正圏 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ナビエントNAVI 旧学資ローンの回収現金は魅力だが、将来の柱は競争の激しいEarnestに移る。10年価値はやや割安でも安全域は薄い 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 バンコ・デ・チレBCH チリ屈指の低コスト預金基盤と高収益性は魅力だが、融資シェアの低下と資本還元の制約を考えると、10年価値はおおむね適正圏 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 BOKファイナンシャルBOKF 信用規律と専門金融の堀は確かだが、規模と支配株主に限界がある。10年価値は現在とほぼ同じで適正 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ディーローカルDLO 新興国の複雑な決済を一つの接続で束ねる成長企業。取扱高の急増ほど利益は伸びず、顧客集中と手数料競争を考えると10年価値はやや割高 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 イースト・ウエスト・バンコープEWBC 米中を結ぶ顧客基盤と厚い資本は魅力だが、預金競争と貸倒の尾を考えると、10年価値は現在の時価総額に近く適正圏にある。 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヴァーチュ・フィナンシャルVIRT 市場に流動性を供給する技術企業。規模の利点はあるが値決めの独占力は弱く、非上場持分を含めた10年価値はおおむね適正。 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カレン・フロスト・バンカーズCFR テキサスで信頼を積んだ銀行だが、支店拡張の実りと信用損失を織り込めば、10年の株主価値は現値にほぼ見合う適正水準 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リインシュアランス・グループ・オブ・アメリカRGA 死亡率データと世界規模の契約基盤は強いが、資本を要する再保険の利益率は平凡。10年の価値は適正圏でも安全域に乏しい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 アメリカン・ファイナンシャル・グループAFG 特殊損保の引受規律と高い資本効率は魅力だが、長期の賠償準備金リスクも重い。10年価値の差は約−8%で適正圏、安全域は薄い 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 グリーンライト・キャピタルGLRE 再保険の信用力は改善したが、運用と損害率の振れが大きい。10年の加重価値は約4.36億ドル、基準時価総額比約13%低い「やや割高」。 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +8.2%) やや割高 CGCG 私募運用の収益基盤は厚くなったが、主力買収ファンドの成長鈍化と成功報酬の不確実性を考えると、現在の値段はおおむね適正で、安全域は薄い 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 スティーフル・フィナンシャルSF 富裕層の資産管理と中堅投資銀行に強みがあるが、手数料競争と人材依存は残る。10年価値には安全域が乏しく、やや割高。 本質価値との差 −10.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 ホワイトマウンテン・インシュアランス・グループWTM 売って、育てて、割安なら買い戻す資本配分会社。10年価値は約49億ドルで、今の54億ドルは「適正」だが安全域は薄い 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 キンセール・キャピタル・グループKNSL 引受の速さと低コストは本物の堀だが、財物保険の競争激化で成長は一服。10年先の利益と還元を織り込んでも、現値はやや割高と見る。 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 STWDSTWD 不動産融資と特別管理に強みはあるが、信用損失と配当超過が株主価値を削る。10年価値は約15%下でやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −12.5% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 マーキュリー・ゼネラルMCY カリフォルニア損保で料率回復と再保険の厚みは魅力だが、山火事と規制への集中が重い。10年価値は約49億ドル、現時価総額比約14%のやや割高と判断する。 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 マーケル・グループMKL 特殊保険と運用資産を育て、買収事業に再投資する複合企業。引受の改善を評価しても、資本効率と再保険債権の不確実性から10年価値は「やや割高」。 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ボヤ・ファイナンシャルVOYA 退職年金の記録管理には強い顧客基盤があるが、医療費高騰とAIによる手数料競争を考えると、10年の株主価値は現在より低く、やや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ハノーバー・インシュアランス・グループTHG 独立代理店網と専門保険に競争力はあるが、足元の高収益を10年続く実力とは見ない。本質価値は現在より約15%低く「やや割高」。 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 IBNIBN インドの預金基盤と与信力は堅固だが、内部留保の厚さで株主資本の利回りが薄まる。10年価値は現状に対しやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 RLIRLI 30年連続で保険引受黒字を守る優良な専門損保。ただし財物保険の高収益は平準化し、10年価値は現時価総額比約16%低い「やや割高」 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アフィリエーテッド・マネジャーズ・グループAMG 独立運用会社への出資と代替運用の成長は魅力だが、持分法利益の見えにくさと買収・還元の競合を考えると、安全域が薄くやや割高である。 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 AGNCAGNC 住宅ローン証券の高配当は魅力だが、レバレッジ損失と増資を引くと10年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ビザV 貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 UBSUBS 富裕層資産と統合効果に堀はあるが、スイスの追加資本規制と株数の不整合に注意。台帳基準ではやや割高。 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 アカディアン・アセット・マネジメントAAMI 運用実績と新戦略の成長には価値がある。しかし報酬率の低下と従業員への利益配分を考えると、今の株価には安全域が乏しく、やや割高と判断する。 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ソーファイ・テクノロジーズSOFI 融資と預金の一体運営には伸びしろがあるが、信用損失と増資の負担は重い。10年価値ではやや割高と判断する。 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −24.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −25.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ブルー・アウル・キャピタルOWL 永久資本に根ざした報酬収入は強みだが、償還圧力と株式報酬を厳しく見れば、全持分ベースの時価総額には大きな安全域がない。 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 セントラル・バンカンパニーCBC 低コスト預金と余剰資本は魅力だが、買収の成功を先に織り込む値段で、安全域は薄くやや割高 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サークル・インターネット・グループCRCL 規制されたデジタルドルの有力発行体だが、利益の取り分は販売提携先に左右される。10年の本質価値は約129億ドルで、現在の約208億ドルに対して割高 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 エバーコアEVR 独立系M&A助言で強い地位を築いたが、収益の山谷と人材への分配が重い。10年の還元を含む価値は台帳時価総額より約16%低く、やや割高。 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 SEIインベストメンツSEIC 金融機関の基幹業務を支える堀は強いが、AIによる事務の値下げと買収負担を考えると、10年の期待価値は約28%低く、やや割高 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 フーリハン・ローキーHLI M&Aと再建助言の件数首位が堀を支えるが、人材依存とAI代替、議決権集中を考えると、10年価値は現時価総額を約25%下回るやや割高。 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 FT インターメディエイトFIGR 取扱高は急増しているが、手数料率の低下と買収・希薄化を織り込むと、10年価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −33.4% · 10 年 割高(年 +4.8%) 割高 ギャラクシー・デジタルGLXY コアウィーブ賃料で土台はできたが、暗号資産と建設債務の振れに対して安全域がなく、割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +5.8%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 トゥルーパニオンTRUP 診療費の立て替えを減らす仕組みは魅力だが、獲得費と医療費の高騰で利益の堀は未完成。10年の加重価値は約7.8億ドル、現状比約39%の「割高」 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −40.7% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ワールド・アクセプタンスWRLD 小口融資の店舗網には価値があるが、高金利への規制と信用損失が重い。10年の本質価値は現時価総額を約43%下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 WEX INCWEX 車両決済には強い堀があるが、給付SaaSのAI代替と借入依存の還元が重い。10年の本質価値は現値を約47%下回り、割高 本質価値との差 −43.2% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 チャイム・ファイナンシャルCHYM 給与振込口座としての定着力と成長余地は大きいが、決済手数料への依存と株主還元の不確実性が残り、10年価値では割高とみる。 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 モーニングスターMORN 独自の投資データと格付けには堀があるが、席課金はAI代替に直面する。10年の資本還元を含めても安全域が足りず、割高と判断する。 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 UWMホールディングスUWMC 住宅ローン卸売の首位は本物だが、優先株・希薄化・支配株主への流出が普通株の安全域を消し、10年価値では割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 トレードウェブ・マーケッツTW 債券電子取引の流動性ネットワークは強いが、一時的な暗号資産評価益と大型買収の負担を除いて考えると安全域に乏しく、割高である。 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 アファーム・ホールディングスAFRM 分割払いの市場と決済網は成長するが、信用リスクと株主還元の弱さが残る。10年の稼ぐ力から見た安全域は乏しく、現在の評価は割高。 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ライアン・スペシャリティ・ホールディングスRYAN 難しい保険をつなぐ強い販路を持つが、重い買収負債と二種類の持分を織り込むと、10年のオーナー価値には大きな安全域がなく「割高」と判断する。 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ブリッシュBLSH 規制資産は強いが、単体の低い資本収益性と大型買収への依存を考えると、現在の値付けは割高 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フリーダム・ホールディングFRHC 証券の稼ぐ力は強いが、一顧客集中と赤字の周辺拡張、外部増資が重く、10年価値から見て明確に割高 本質価値との差 −75.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 TFSファイナンシャルTFSL 信用損失の少なさと公開株向け配当は魅力だが、低いROEとMHC支配を踏まえると会社全体換算では割高 本質価値との差 −83.9% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ストラテジーMSTR 世界最大のビットコイン保有量は規模の強みだが、収益を生まない資産に優先株と増資負担が重なり、10年の安全域は乏しく割高。 本質価値との差 −95.5% · 10 年 割高(年 −5.0%)

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読んだ資料

  1. リズム・キャピタル2026年7〜9月期決算(2026年10月23日、事業数量・優先株・セグメント)
  2. 米SEC 2025年12月期RITMセグメント注記(10-K、売上内訳・資産・費用)
  3. 米抵当銀行協会 2026年10月11日住宅ローン予測と市場環境

分析日 2026-10-23