株譜
AI 銘柄分析 · 金融 · 試作

ビザ V

貸出リスクを持たない世界最強の決済網。還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)331.85 ドル6,239 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)414.3 ドル7,790 億ドル差 −19.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 331.85 ドル6,239 億ドル · 差 −19.9% · 期待の年率 +4.1%
期待の年率リターン(10 年)+4.1%資本コスト比 −3.4 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ビザは、世界 200 以上の国と地域で、銀行(発行側)と加盟店(受け側)をつなぐカード決済の網を運営する。自分では貸出をせず、決済額の約 0.2% と処理件数に応じた手数料を受け取る。2025 年 9 月期(kabufu の表記は 2025/12)は純収入 400 億ドル、営業利益 269 億ドル(営業利益率 67%)、純利益 198 億ドル、ROE 52%。2026 年 4〜6 月期も純収入 +14%、決済額 4 兆ドル超(+10%)、越境 +13% と勢いは続き、通期見通しは低めの 10 台前半成長に上げた。

バリュー投資の観点では、事業の質は申し分ない。カードを持つ人と使える店が互いに増える 2 面ネットワークは、新規参入がほぼ不可能で、物価 3.5% の世界では取扱高が物価分だけ自動的に膨らむ。設備投資も少なく、利益のほとんどが株主に戻る(直近は配当と自社株買いで純利益を上回る)。

本質価値は、堀の強さと払う値段の両方で決まる。実効率が下がる流れ(加盟店との和解・ルーティング競争・各国の上限・ステーブルコイン・A2A)と、司法省のデビット訴訟が 10 年かけて効く。それでも資本コスト 7.5%(基本 8.0% から強い堀の分を引いた下限)では、利益の 95% を還元しながら年 7〜10% 伸びる事業に高い倍率が付き、中立の筋書きは 10 年後に PER 約 22 倍となる(倍率は利益ベースの式:資本コストを超える稼ぎは新しく投じるお金では 2/3 だけ残る強い堀として正当化 PER 約 26 倍、その 8.5 割)。10 年後の時価総額は今を上回るが、割り引くと総合ではやや割高。倍率は k と g の差(3.5%)に敏感で、規制で成長が 4% に落ちれば 10 年の価値は今をさらに下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家なら、まず「10 年後もあるか」を問う。答えは、ある。決済網は世界の消費と結びついていて、10 年後も存在し、物価と実質消費で取扱高は 2 倍近くになる。堀は 2 面ネットワークと信頼で、広がる方向にある。これは疑いにくい。

次にオーナー利益を見る。営業利益 269 億ドルから税と少額の株式報酬を引いても、約 198 億ドルの純利益のほぼ全額が株主に返る。設備投資が小さく、事業を伸ばすための再投資が要らない、きわめて良い構造である。経営の資本配分も、買収で価値を壊さず、買い戻しを続ける点は評価できる。

次に値段である。時価総額は 7,600 億ドル、PER は 40 倍、利回りは 2.5%。ただし利益の 95% が還元され、それが物価込みで年 7〜10% 伸びるので、事業の利回りと成長を合わせれば資本コスト 7.5% を上回る。ただし今の値段では倍率が縮む分が引いて、期待の年率は約 4% にとどまる。中立の筋書きでは 10 年後の PER は約 22 倍、利益は 2 倍強に伸び、時価総額は 9,300 億ドルと今の約 1.2 倍になる。

わかりやすい事業で、確信度は高い。ただし実効率の下落と新しい決済経路という「わからない部分」は小さくなく、倍率は成長の前提に敏感なので、今の値段に安全域はない。優良な会社をやや高い値段で買う形に近い。

何で稼ぐ会社か

ビザの収益は、サービス収入(決済額に連動)、データ処理収入(処理件数に連動)、国際取引収入(越境と通貨交換に連動)、その他(付加価値サービス)から、銀行への奨励金(キャッシュバックや発行契約の補助)を引いた純収入。FY2025 のおよそ 7 割が決済額と処理件数に連動する「ネットワーク手数料」、3 割弱が「付加価値サービス」で、本分析ではこの 2 つに分けた。

ネットワーク手数料は、カードが使われるたびに入る。ビザの決済額は FY2025 で約 14.2 兆ドル、実効率は約 0.21%。消費者の買い物(クレジット・デビット・プリペイド)が中心で、越境(外国で使う・ネットで外国の店から買う)は件数が少ないが単価が高く、利益への寄与が大きい。2026 年 4〜6 月期の処理件数は約 720 億件、年 +10%。

付加価値サービスは、トークン化(カード番号を暗号に置き換える)、不正検知、発行支援、請求・会計の効率化、データ分析、コンサルティング、法人向け決済(Visa Direct・Visa B2B)など。1 件あたりの単価が高く、ネットワーク手数料より成長が速い(直近は 3 割台とされる)が、人件費が重く営業利益率はやや低い。ビザは 2026 年 7 月に約 7% の人員削減を発表し、費用を整えにかかった。

銀行(発行側)と、受け取る店(受け側)はビザの顧客。カード利用者への課金はない。この構造のため、不況でも貸し倒れは出ず、利益は取扱高に連動して動く。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第 1 は 2 面ネットワーク。世界に数十億枚のカードと数千万の加盟店が接続していて、片方だけを作っても使われない。マスターカード(Mastercard)との 2 社寡占は 30 年以上崩れていない。第 2 は信頼と技術の規模。毎秒数万件の処理、不正を即座に止める人工知能、トークンの標準が、銀行・加盟店・アップルやグーグルのスマホ決済に埋め込まれている。第 3 は価格を決める力。物価が上がれば取扱高が自動的に増え、料率の細かい調整と付加価値サービスで 1 件あたりの収入も増やせる。

資本効率は異例に高い。営業利益率 67%、ROE 52%(自己資本は自社株買いで小さい)。設備投資は売上の 5% 前後で、利益の約 95% を株主に返せる。経営はライアン・マキナニー氏の下で、買収より自社開発と提携を選び、2020 年のプレイド(Plaid)買収は司法省の反対で取りやめた。資本配分の評価は高い。

弱いのは 4 つ。規制(デビット訴訟・加盟店との和解・クレジットカード競争法・各国の上限)、新しい決済経路(FedNow・ブラジルの Pix・インドの UPI・ステーブルコイン)、銀行との契約更新で奨励金が増える圧力、越境の景気への振れ。事業の質は最上級でも、実効率が 10 年で下がり続ける可能性は、5 年前より具体的になった。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

カード決済は、現金からの移行と物価で、世界の決済額が年 +7〜8% 伸びてきた。ニルソン(Nilson)によれば、2025 年の米国のクレジットカード購入額は 6.5 兆ドル(+6.1%)。ビザの購入額はおよそ 7.0 兆ドル(+6.8%)、マスターカードは 3.0 兆ドル。業界ノートの中立は、取扱高 年 +7%(物価 3.5% + 現金からの移行 3.5%)・実効率 年 −0.5% で、ネットワーク収入は 10 年で約 2.0 倍。ステーブルコインや A2A が大きく取れない限り、この構造は続く。

競争は 4 方向。同じネットワークのマスターカードは、ほぼ同じ成長と利益率で並走する。米国では、アメリカン・エキスプレスとディスカバー(キャピタル・ワンが買収し、自社の網へ切り替え中)が 1 割強を持つ。次に、ペイパル・ストライプ・アディエン(Adyen)・ブロックなど、加盟店側の処理会社が、手数料の安い経路(銀行口座から直接払う)を売り込む。さらに、各国の即時決済(FedNow・Pix・UPI)が国内の小口を取る。最後に、ステーブルコインが越境の送金で使われ始めている。

循環は、消費が堅調な局面にある。2026 年は W 杯とドル安で越境が伸び、ビザは通期見通しを上げた。ただし 7 月は鈍化した。不況では越境が真っ先に落ちる(2020 年は 4 割超)が、ネットワークの収益は赤字にならない。

米国では、司法省のデビット訴訟(2024 年 9 月提訴)、加盟店との手数料訴訟の和解、クレジットカード競争法(ルーティングの競争を義務付ける案)の 3 つが、実効率の下落リスクとして続く。

資本政策と M&A

還元は配当と自社株買いが中心。FY2025 は配当 47 億ドル、自社株買い 183 億ドルで、純利益 198 億ドルを超えた。2026 年 4〜6 月期も自社株買い 49 億ドル、配当 13 億ドルで、買い戻し枠は 284 億ドル残っている。株数は毎年 2〜3% 減る。株式報酬は年 10 億ドル前後と小さく、増発で薄まる分は小さいため、正味の還元は買い戻し額と配当にほぼ等しい。

純有利子負債は 29 億ドル、現金と負債がほぼ均衡し、自己資本は自社株買いで 380 億ドルまで圧縮されている。財務は堅いが、ROE と PBR は買い戻しで高く見えるだけで、事業の質を直接示さない。

M&A は、2020 年に発表した金融データ会社プレイドの買収が司法省の反対で破談になった。それ以降は、小型の買収(不正検知・トークン関連など)が中心。大型 M&A は反トラスト法で事実上できず、買われる側になる可能性も、時価総額 7,600 億ドルでは現実的でない。

今後の資本配分の鍵は、自社株買いを割高な局面で続けないか。現在の PER は 40 倍近く、買い戻しの利回りは高くない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ビザは貸出リスクを持たず、設備投資も少ないまま、物価と消費の伸びを自動的に受け取る。決済額は 2026 年 4〜6 月期に 4 兆ドルを超え、年 +10%、越境は +13%。純収入は +14% で、通期見通しも引き上げた。付加価値サービスは年 3 割台で伸び、売上の 3 割近くを占め、処理件数 1 件あたりの単価を引き上げている。トークン化とエージェント型決済(AI が代わりに買う)の標準を握れば、新しい決済経路もビザの網の上に乗る。

ステーブルコインや A2A は、ビザの網を置き換えるのではなく、ビザが提供するトークン・不正検知・加盟店網の上で運ばれる。規制の面では、加盟店との和解もデビット訴訟も、実効率を数% 動かすだけで、構造は変わらない。人員削減で費用も整い、付加価値サービスの利益率も規模で上がる。クレジットカードの利用が世界で広がる新興国(インド・東南アジア・アフリカ)では、現金からの移行がまだ序盤にあり、取扱高は物価を上回って伸びる余地が大きい。10 年後の純利益は 580 億ドルまで伸び、PER 25 倍でも 1.4 兆ドルの時価総額になりうる。

慎重な見方

今の PER は 40 倍で、利回りは 2.5%。資本コスト 7.5% に届くには、物価込みで年 5% 以上の成長が長く続く必要がある。だが実効率は下がり続ける。加盟店との手数料訴訟の和解、各国の上限(オーストラリア・EU・ブラジル・インド)、クレジットカード競争法で、ネットワークの価格決定力は 10 年かけて削られる。司法省のデビット訴訟は、米デビット取引の 6 割超を握るビザが「忠誠ペナルティ」で他網を妨げたという主張で、敗訴すれば実効率に直接効く。

さらに、FedNow・Pix・UPI は国内の小口決済を、ステーブルコインは越境の送金を、AI エージェントは決済の経路自体を、ビザの網の外に持ち出す可能性がある。越境は不況で 4 割落ちる。2026 年の W 杯とドル安による押し上げは一時的で、7 月はすでに鈍化した。成長が 4% に落ちれば 10 年後の PER は 24 倍まで縮み、10 年の価値は今の時価総額を 3 割強下回る。

どちらに重みを置いたか

事業の質は強気の見方が強い。値段は、資本コスト 7.5% の下でも中立の筋書きで 10 年後の時価総額が今を上回るが、期待の年率は資本コストに届かない。慎重な見方の芯は実効率の下落と成長の鈍化(やや悲観・悲観)に絞られる。確率は楽観・やや楽観の合計を 3 割台後半に寄せた。10 年の悲観は 12% と、規制・新しい決済経路による構造的な負けを置いた。結論は「優良だが、やや割高」。倍率は k と g の差に敏感で、成長が 4% に落ちれば今の値段は高すぎる点に注意。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 469.83 ドル8,833 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 149.15 ドル2,804 億ドル)。 今の値に割り戻すと 331.85 ドル6,239 億ドル、今との差 −19.9%、 期待の年率 +4.1%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 761.53 ドル1.43 兆ドル 207.44 ドル3,900 億ドル +133.9% +8.9% 116.28 ドル2,186 億ドル
やや楽観 24% 612.17 ドル1.15 兆ドル 178.19 ドル3,350 億ドル +90.8% +6.7% 189.69 ドル3,566 億ドル
中立 32% 494.01 ドル9,288 億ドル 151.59 ドル2,850 億ドル +55.8% +4.5% 206.59 ドル3,884 億ドル
やや悲観 20% 280.39 ドル5,271 億ドル 117.02 ドル2,200 億ドル −4.1% −0.4% 79.48 ドル1,494 億ドル
悲観 12% 144.68 ドル2,720 億ドル 79.79 ドル1,500 億ドル −45.8% −5.9% 26.94 ドル506 億ドル
加重平均100% 469.83 ドル8,833 億ドル149.15 ドル2,804 億ドル +49.4% +4.1% 618.97 ドル1.16 兆ドル

今の株価時価総額 414.34 ドル7,790 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:越境・法人決済・付加価値サービスで成長を保ち、決済の中心を握り続ける 利益 578 億ドル · PER 24.8 倍 · 株価時価総額 761.53 ドル1.43 兆ドル

10 年後(FY2035)、取扱高は年 +9% で 33.6 兆ドル相当。新興国のデジタル化、法人間決済、トークン化とエージェント型決済が加わる。実効率は年 −0.2% の微減。ネットワーク手数料は 680 億ドル、付加価値サービスは処理件数 6,200 億件・1 件あたり単価 0.085 ドルで 530 億ドル。全社の売上は 1,200 億ドル超(FY2025 の 3 倍)、営業利益率は 62%。ステーブルコインや A2A は決済の一部を取るが、ビザは既存のカードネットワーク上で受け入れ、通過点になる。純利益は 580 億ドル近く、成長は 8〜9% に落ち着くが、堀の強さで PER は約 24.8 倍に置く。

  • ネットワーク手数料:数量 336,000(決済額(億ドル))× 価格 0.00(実効率(純収入 ÷ 決済額))→ 売上 682 億ドル・営業利益 471 億ドル。取扱高 +9%
  • 付加価値サービス:数量 6,200(処理件数(億件))× 価格 0.09(1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル))→ 売上 527 億ドル・営業利益 279 億ドル。単価 2.1 倍

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)。事業の ROE 159.7%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 362 億ドル)、残る割合 2/3(強い堀 2/3)で RONIC 108.9%、g 4.0%(決済額は実質で年 +5〜6%、物価が加わり名目 +9% 前後だが、実効率の低下を差し引き、10 年目以降は決まりの 4% までとして置く)。式の値は 27.5 倍で、これが検査の上限になる。帳簿の ROE は自社株買いで自己資本が縮んで高く出るため、上限の割合を低めに取る。世界最大の決済網で、貸出のリスクを持たない。利益の約 95% を還元しながら伸びる、利益の質が最も高い部類。 上限の 9 割の 24.8 倍に置いた。

確率:席と ID に当たるカード・加盟店の 2 面ネットワークは崩れにくく、AI 時代にも通過点として残る展開。ただし 10 年この伸びが続く確率は 1 割強。

やや楽観 24% やや楽観:堀は保たれるが、価格競争で成長は年 8% 台 利益 485 億ドル · PER 23.7 倍 · 株価時価総額 612.17 ドル1.15 兆ドル

取扱高は年 +8%、実効率は年 −0.4%。付加価値サービスは売上 420 億ドル超に育つが、処理件数あたり単価の伸びは落ち着く。ステーブルコインと A2A は小口・越境の一部を取るが、大型加盟店・高単価の消費は残る。全社の売上は 1,030 億ドル、営業利益率は 61%。純利益は 485 億ドル、PER 約 23.7 倍。ペイパルやストライプは加盟店側の手数料を下げて取扱高の一部を取るが、ビザはトークンと不正検知を束ねた契約で顧客の銀行を保つ。人工知能による決済の自動化は、ビザの網を通る経路が多数を占める。

  • ネットワーク手数料:数量 306,600(決済額(億ドル))× 価格 0.00(実効率(純収入 ÷ 決済額))→ 売上 610 億ドル・営業利益 415 億ドル。取扱高 +8%
  • 付加価値サービス:数量 5,700(処理件数(億件))× 価格 0.07(1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル))→ 売上 422 億ドル・営業利益 215 億ドル。単価 1.8 倍

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)。事業の ROE 128.3%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 378 億ドル)、残る割合 2/3(強い堀 2/3)で RONIC 88.0%、g 4.0%(決済額は実質で年 +5〜6%、物価が加わり名目 +9% 前後だが、実効率の低下を差し引き、10 年目以降は決まりの 4% までとして置く)。式の値は 27.3 倍で、これが検査の上限になる。帳簿の ROE は自社株買いで自己資本が縮んで高く出るため、上限の割合を低めに取る。世界最大の決済網で、貸出のリスクを持たない。利益の約 95% を還元しながら伸びる、利益の質が最も高い部類。 上限の 9 割の 23.7 倍に置いた。

確率:堀は広がるが、価格競争と規制が少しずつ効く、最も起きやすい筋書きの 1 つ。

中立 32% 中立:優良な成熟企業として年 8% 成長、倍率は平常化 利益 415 億ドル · PER 22.4 倍 · 株価時価総額 494.01 ドル9,288 億ドル

取扱高は年 +7%、実効率は年 −0.5%(業界ノートの中立に沿う)。ネットワーク手数料は 552 億ドル(FY2025 の 1.9 倍)。付加価値サービスは処理件数 5,200 億件に倍増、単価も 1.6 倍で 340 億ドル。全社の売上は 890 億ドル(年 +8.3%)、営業利益率は付加価値サービスの混合と費用で 60% 台前半に落ち着き、純利益は 415 億ドル。ステーブルコインと A2A はカードの一部の用途で競合するが、全体をひっくり返すことはない。成長が 1 桁後半に落ち着いた優良企業として PER 約 22.4 倍。

  • ネットワーク手数料:数量 279,300(決済額(億ドル))× 価格 0.00(実効率(純収入 ÷ 決済額))→ 売上 552 億ドル・営業利益 370 億ドル。取扱高 +7%
  • 付加価値サービス:数量 5,200(処理件数(億件))× 価格 0.07(1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル))→ 売上 338 億ドル・営業利益 169 億ドル。単価 1.6 倍

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)。事業の ROE 72.7%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 571 億ドル)、残る割合 2/3(強い堀 2/3)で RONIC 51.0%、g 4.0%(決済額は実質で年 +5〜6%、物価が加わり名目 +9% 前後だが、実効率の低下を差し引き、10 年目以降は決まりの 4% までとして置く)。式の値は 26.3 倍で、これが検査の上限になる。帳簿の ROE は自社株買いで自己資本が縮んで高く出るため、上限の割合を低めに取る。世界最大の決済網で、貸出のリスクを持たない。利益の約 95% を還元しながら伸びる、利益の質が最も高い部類。 上限の 9 割の 22.4 倍に置いた。

確率:業界ノートの中立(ネットワーク 約 2 倍、処理 1.5 倍)に沿う。ビザの付加価値サービスは業界の平均より伸びるため、売上は 2.2 倍。

やや悲観 20% やや悲観:規制で実効率が下がり、ステーブルコインと A2A に取扱高の一部を奪われる 利益 289 億ドル · PER 18.2 倍 · 株価時価総額 280.39 ドル5,271 億ドル

クレジットカード競争法(ルーティング競争)とデビット訴訟の是正で、米国の実効率が下がり、世界でも各国の上限規制が広がる。実効率は年 −1.4%(0.18% 台)、取扱高は年 +5.5%。ネットワーク手数料は 436 億ドル。付加価値サービスは 240 億ドルにとどまり、営業利益率は 56%。純利益は 289 億ドル。成長が 3〜4% に落ちる規制下のネットワークとして PER 18.2 倍(式の 25.1 倍の 7.3 割)。それでも貸出リスクを持たず、設備投資も小さい構造は変わらず、営業利益は FY2025 の 1.4 倍、純利益は 1.45 倍に伸びる。ただし優良株として払われてきた高い倍率は戻らない。

  • ネットワーク手数料:数量 242,500(決済額(億ドル))× 価格 0.00(実効率(純収入 ÷ 決済額))→ 売上 436 億ドル・営業利益 270 億ドル。実効率 −1.4%/年
  • 付加価値サービス:数量 4,600(処理件数(億件))× 価格 0.05(1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル))→ 売上 239 億ドル・営業利益 105 億ドル。単価 1.3 倍

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)。事業の ROE 45.8%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 631 億ドル)、残る割合 2/3(強い堀 2/3)で RONIC 33.0%、g 4.0%(決済額は実質で年 +5〜6%、物価が加わり名目 +9% 前後だが、実効率の低下を差し引き、10 年目以降は決まりの 4% までとして置く)。式の値は 25.1 倍で、これが検査の上限になる。帳簿の ROE は自社株買いで自己資本が縮んで高く出るため、上限の割合を低めに取る。世界最大の決済網で、貸出のリスクを持たない。利益の約 95% を還元しながら伸びる、利益の質が最も高い部類。 上限の 7 割の 18.2 倍に置いた。

確率:規制の十年とステーブルコインの浸透が並行して起こる展開。起きても不思議はない。

悲観 12% 悲観:決済の経路が作り替えられ、優良企業でなくなる 利益 156 億ドル · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 144.68 ドル2,720 億ドル

クレジットカード競争法でルーティングが完全に開放され、デビットは司法省訴訟でビザの独占的な割引が禁止される。ステーブルコインと A2A(FedNow・Pix 型)、AI エージェントが作る別の決済経路が、国内の小口決済とデビットを大きく奪う。実効率は 0.14% まで下がり、取扱高の伸びも年 +4%。ネットワーク手数料は 294 億ドル、付加価値サービスは 140 億ドル。営業利益率は 47% まで下がり、営業利益は FY2025 の 4 分の 3 の 202 億ドル、純利益は 156 億ドル。成長が止まり、規制対象の公共インフラのような値付けで PER 約 17.4 倍(式の 22.6 倍の 7.7 割)。

  • ネットワーク手数料:数量 210,200(決済額(億ドル))× 価格 0.00(実効率(純収入 ÷ 決済額))→ 売上 294 億ドル・営業利益 153 億ドル。実効率 0.14%
  • 付加価値サービス:数量 3,900(処理件数(億件))× 価格 0.04(1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル))→ 売上 140 億ドル・営業利益 49 億ドル。単価が下がる

倍率:式 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g)。k 7.50%(基本 8.0% + quality -0.50%)。事業の ROE 25.2%(この筋書きの純利益 ÷ 自己資本 620 億ドル)、残る割合 2/3(強い堀 2/3)で RONIC 19.3%、g 4.0%(決済額は実質で年 +5〜6%、物価が加わり名目 +9% 前後だが、実効率の低下を差し引き、10 年目以降は決まりの 4% までとして置く)。式の値は 22.6 倍で、これが検査の上限になる。世界最大の決済網で、貸出のリスクを持たない。利益の約 95% を還元しながら伸びる、利益の質が最も高い部類。 上限の 8 割の 17.4 倍に置いた。

確率:リーマン級の景気後退に、規制・技術による構造的な負けが重なる展開。10 年でこれが起きる確率は 1 割強とした(5% 以上)。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

ネットワーク手数料

決済額に連動するサービス収入・データ処理・国際取引から奨励金を引いた純収入。

数量決済額(億ドル)価格実効率(純収入 ÷ 決済額)売上営業利益
今 2025/12 142,000 0.00 295 209
10 年後 中立 279,300 0.00 552 370

取り方:ビザの決済額 FY2025 約 14.2 兆ドル(四半期 3〜4 兆ドルの実績から推定)に、ネットワーク手数料 295 億ドル(純収入 400 億ドルの約 74%)を割った実効率 0.208%。営業利益率 71% は非開示の推定。競合はマスターカード(Mastercard)で、米国のカード決済額ではビザ約 6 割・マスターカード約 3 割(残りはアメリカン・エキスプレス(American Express)など)、中国を除く世界でもビザが首位。物価の分は名目の決済額に入る(中立で 3 年 1.28 倍・10 年 1.97 倍と物価の 1.11・1.41 倍を上回る)ので、実効率は物価で上げず、和解・上限規制で少しずつ下がると置いた。

付加価値サービス

トークン化・不正検知・発行支援・分析・Visa Direct などの有料サービス。

数量処理件数(億件)価格1 件あたりの付加価値サービス収入(ドル)売上営業利益
今 2025/12 2,600 0.04 105 60
10 年後 中立 5,200 0.07 338 169

取り方:処理件数 FY2025 約 2,600 億件(2026 年 4〜6 月期 720 億件・年 +10% から逆算)に、付加価値サービス収入 105 億ドル(推定)を割った 1 件あたり。営業利益率 57% は非開示の推定で、合計の営業利益 269 億ドルに合わせた。不正検知・トークン化・データではマスターカードが同じ型で競い、決済処理ではフィサーブ(Fiserv)・アディエン(Adyen)とも重なる。1 件あたりの単価は中立で 3 年 1.27 倍・10 年 1.61 倍と物価(1.11・1.41 倍)を上回り、新しいサービスの上乗せが理由。

リスクと懸念

司法省のデビット訴訟

2024 年 9 月、司法省はビザが米デビット取引の 6 割超を握り、「忠誠ペナルティ」で他網の利用を妨げたとして独占禁止法違反で提訴した(ニューヨーク南部地区)。敗訴や厳しい和解は、デビットの手数料と、ルーティングを通じた価格決定力に直接効く。係争は数年続く。

クレジットカード競争法と各国の上限

米国のクレジットカード競争法は、大手の銀行に 2 つ以上の網でのルーティングを義務付けて、手数料競争を生む案。成立すれば実効率が下がる。オーストラリア・EU・ブラジル・インドのような上限規制が他国へ広がる流れもあり、実効率は年 −0.5〜−1.5% の下落が最もありうる形。

新しい決済経路(A2A・ステーブルコイン・AI エージェント)

FedNow(米)・Pix(ブラジル)・UPI(インド)は国内の小口決済を銀行口座から直接払う。ステーブルコインは越境の送金、AI エージェントは決済の経路自体を作り替えうる。ビザはトークンと Visa Direct で自社の網に取り込もうとしているが、料率を保てるかは未知。

越境と景気の振れ

越境(国際取引収入)は件数が少ないが単価が高く、利益への寄与が大きい。2020 年には 4 割超落ち、不況時に利益が一度に下がる。2026 年は W 杯とドル安で押し上げられたが、7 月の鈍化で一時的な面が見えた。

銀行・加盟店との契約更新の圧力

奨励金(キャッシュバック・契約補助)は、大手の発行銀行との更新ごとに増える圧力がある。奨励金が純収入の伸びを食う形で、売上は伸びても利益率が少しずつ削られる。大手の加盟店はマスターカードや自社網へ迂回する選択肢も持つ。

付加価値サービスの利益率と人員整理

成長を牽引する付加価値サービスは、人件費が重く、ネットワーク手数料より営業利益率が低い。売上構成が付加価値サービスへ寄るほど、全社の営業利益率は 67% から下がる。2026 年 7 月の約 7% 削減は費用を整える動きだが、成長投資との両立が課題。

今後の分かれ目

司法省のデビット訴訟で、ビザが敗訴する、または自主的にルーティングの開放を含む大きな和解をしたら
デビットの実効率が下がり、やや悲観の確率を上げる。倍率も 2〜3 倍下げて見る。
クレジットカード競争法が成立し、ルーティングの競争が義務付けられたら
実効率の下落が年 −1% を超える形になる。やや悲観・悲観の確率を大きく上げる。
ステーブルコインや A2A の越境・国内決済のシェアが 2 年で 1 割を超えたら
決済額の伸びが落ち、料率も下がる。10 年の悲観(経路の置き換え)の確率を上げる。
エージェント型決済のトークンでビザの網が標準になり、付加価値サービスの伸びが 3 割台を 2027 年も保ったら
付加価値サービスの単価が楽観側へ寄る。楽観・やや楽観の確率を上げてよい。
世界の景気が後退して越境が 2 割以上落ちたら
10 年の悲観が実現に近い。ただし赤字にならず、利益は今の 8 割前後が残る。
自社株買いが今の倍率のまま年 200 億ドルを超えて続いたら
買い戻しの収益率が低い局面で、還元の質が落ちる。倍率が下がった局面なら、買い戻しの価値は上がる。

見ておくもの

  • 決済額・処理件数・越境の成長率(固定為替)と、実効率(純収入 ÷ 決済額)の推移
  • 付加価値サービスの成長率と、全社の営業利益率
  • 司法省のデビット訴訟の進展と、加盟店との手数料和解
  • クレジットカード競争法の成立可否、各国の上限規制
  • ステーブルコイン・A2A の決済額と、ビザのエージェント型決済の導入
  • 自社株買いの額と、そのときの PER

倍率と資本コストの決め方

今の PER 39.9 倍を見る前に、決済額 × 実効率と、処理件数 × 1 件あたり単価の 2 つで売上を積み上げ、利益率を置き、次に ROE・成長・k から利益ベースの正当化 PER を出し、その 8.5 割に倍率を置いた。k は基本 8.0% + quality −0.5%(強い堀の下げの限度)の 7.5%、長期の g は決まりの 4%(k − g は 3.5%)。10 年後の中立 PER 22.4 倍は、帳簿 ROE 73%・g 4%・強い堀の正当化 PER 26.3 倍の 8.5 割で、過去 18 期の中央値 32 倍や今の 40 倍には寄せていない。式の値を超えず、純現金は 1 ドルで数えた(2026-10-18 の点検の決まり)。結論は適正からやや割高に変わったが、計算に従った。業界ノートの成熟後 PER 20〜26 倍は古い資本コストでの目安なので使っていない。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality -0.50% = 7.50%。内訳は cycle +0.00・pricing -0.25・debt +0.00・life -0.25(%)で、理由は quality_why。β は使わない。個別の懸念(手数料規制・デビット訴訟・口座間決済)は k に足さず、筋書きの数量・利益率と確率で表した。

同じ業種(金融)の AI 分析

割安 アメリプライズ・ファイナンシャルAMP 資産残高に連動する助言と運用で ROE 50% 超を稼ぐ優良会社。利益ベースの倍率で測っても、値段は割安 本質価値との差 +64.0% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 シンクロニー・ファイナンシャルSYF 小売の提携で貸す米最大級のカード会社。貸倒れの循環と提携先の更新が悲観の核だが、利益ベースの式で出しても価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +56.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 フィデリティ・ナショナル・インフォメーション・サービシーズFIS ワールドペイ持分を売り発行体処理を取り込んだ銀行向け処理の大手。償却と統合費で GAAP の利益は薄く、純負債が時価総額を上回る。式の中立の 10 年後は今の約 2.5 倍 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 グローバル・ペイメンツGPN ワールドペイを取り込んだ決済処理の大手。買収の償却で GAAP の利益は薄く、純負債は時価総額の 75%。式の中立の 10 年後は今の約 2.4 倍だが、借金と競争を見て悲観を厚くした 本質価値との差 +42.0% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ハンティントン・バンクシェアーズHBAN Veritex と Cadence を取り込んだ全米 10 位の地銀。ROTCE 15〜16% なら利益ベースの式の倍率は PER 12 倍前後で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +40.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 グローブ・ライフGL 代理店網の高い利益率で堅く稼ぐ。空売り報告と調査は終結、代理店の減少が焦点。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率でも、10 年の価値は今の時価総額を大きく上回る 本質価値との差 +39.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エベレスト・グループEG 再保険と卸売・特殊保険に絞る世界大手。運用益と資本の返しは堅いが、準備金の積み増しを繰り返した会社。中立 10 年 11.4 倍で、総合は今の時価総額に対し +47% の「割安」 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 リージョンズ・ファイナンシャルRF 預金コストと貸出の質で地銀の上位に立つ南東部の最大手。上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.6 倍)の式で、今の約 10 倍は割安 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ハートフォード・インシュアランスHIG 米国の企業向け・個人向け損保と団体保険の大手。核の ROE は 19% 前後だが、中堅・大企業の引受は山を越えた。中立 10 年 12.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +40% の「割安」 本質価値との差 +34.5% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 ファイサーブFISV 決済処理の大手。2026 年に見通しを 2 度下げ、株価は GAAP で 7 倍台まで沈んだ。稼ぐ力は残り、式の中立の 10 年後は今の約 2.3 倍。ただし借金が時価総額を上回り、悲観の確率を厚くした 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 ステート・ストリートSTT 世界 3 大の保管銀行で SPDR の ETF 運用も持つ。堀は深いが手数料の下落圧力と金利依存があり、利益ベースの式の倍率で測ると値段は割安 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 キーコープKEY 法人向け・投資銀行に強い中堅の地銀。利ざやと効率は同業の下位で改善余地が大きい。式は上限 PER 約 13.5 倍の 8.5 割、利益の伸びで割安 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 PNCファイナンシャル・サービシズ・グループPNC 全米の大手銀行。FirstBank 買収と新店 300 店で全国展開へ進む。ROTCE 18.3% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍が妥当で、今の 12.5 倍は割安 本質価値との差 +29.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 プログレッシブPGR 自動車保険の首位を争う高 ROE の損保。利益率は山にある。中立 10 年 14.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +34% の「割安」 本質価値との差 +27.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ウィリス・タワーズ・ワトソンWTW 世界 3 位級の保険ブローカーと人事・福利厚生コンサルの二本足。利益率が上がる局面で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 20.0 倍で、総合は今の時価総額に対し +35% の「割安」 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 トゥルーイスト・ファイナンシャルTFC 南東部・中部大西洋岸の大手銀行で、法人と資産管理は強いが、低採算の個人ローンを売って作り直し中。式の PER は 10 年後 12 倍前後で、今の時価総額は割安 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 バンク・オブ・アメリカBAC 全米第 2 の銀行で、預金・富裕層・市場の堀は深い。資本コスト 8.0% の利益ベースの式では ROE 11〜12% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.2 倍はやや割安 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ウェルズ・ファーゴWFC 資産上限が外れて貸出・預金が 1 割伸びる全米第 3 位の銀行。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では ROE 13% の銀行に PBR 約 1.7 倍が付き、今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 プルデンシャル・ファイナンシャルPRU 日本の不祥事で下振れ中だが、PGIM・団体保険・退職の本業は堅い。資本コスト 8.5% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +21.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アーチ・キャピタル・グループACGL 米国の再保険・事業保険・住宅ローン保険の複合会社。ROE 18% で資本を動かす優良な損保だが再保険の料率は山を越えた。中立 10 年 11.5 倍で、総合は今の時価総額に対し +27% の「やや割安」 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オールステートALL 個人向け自動車・住宅保険で米国 2 位の損保。利益は準備金の戻しと軽い災害年で山にある。中立 10 年 11.3 倍で、総合は今の時価総額に対し +24% の「やや割安」 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 M&TバンクMTB 北東部の地銀。無利息預金が厚く利ざや 3.65%、与信も堅い。式は上限 PER 約 14 倍の 9 割(約 12.8 倍)で、今の PER 約 10 倍はやや割安 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 シチズンズ・フィナンシャル・グループCFG ニューイングランド発の大手地銀で、ROTCE は 15% から 16〜18% を目指す途中。式は上限 PER 約 13 倍の 8.8 割(約 11.5 倍)で、利益の伸びで割安 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ペイパルPYPL ブランド決済の伸びが止まり競合に標準の座を削られる最中の決済網。事業は黒字で現金も厚く倍率は低い。成長が鈍っても利益ベースの式の上ではやや割安 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 USバンコープUSB 全米 5 位の銀行。決済(エラボン・カード)と BTIG で手数料が厚い。ROTCE 18.5% でも資本コスト 8.25% の利益ベースの式では 10 年後 PER 約 13 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で今の 1.4 倍はやや割安 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 メットライフMET 団体保険とアジアの利益が積み上がり、自己資本の薄さと信用リスクが焦点。資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 バンク・オブ・ニューヨーク・メロンBNY 世界最大級の保管・決済の基盤で堀は深いが、手数料率の低下と預金の利ざやが重しになる優良な保管銀行。利益ベースの式の倍率で測ると値段はやや割安 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 シティグループC 再建途上の世界展開銀行。ROE 12% が定着すれば利益ベースの式で PER 12 倍前後が付き、今は 2 割弱やや割安。ただし 10 年の実績は資本コスト割れで、その不安は確率で厚く見る 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 AIGAIG 損保大手として引受を立て直し、2027 年の ROE 目標へ進行中。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +19% の「やや割安」だが、準備金の質に敏感 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 キャピタル・ワン・ファイナンシャルCOF 買収で膨らんだ「ROE 2%」は実力でなく、カード・自動車・自前の決済網の三本柱。利益ベースの式では中立で今を上回るが、信用循環と網の賭けで悲観を厚く置いた 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ノーザン・トラストNTRS 預かり資産 20 兆ドルの老舗の信託銀行。富裕層向けの信頼と堀はあるが、手数料率の低下と金利依存があり、利益ベースの式の倍率ではやや割安 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 T・ロウ・プライス・グループTROW 運用資産 1.9 兆ドルの老舗アクティブ運用会社。現金が厚く事業は高収益だが、株式の流出と手数料率の低下が続く。利益ベースの倍率でもやや割安に出る 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 JPモルガン・チェースJPM 全米最大の銀行で堀は広がる。利益ベースの式で測ると 10 年後の PBR は約 2.6 倍で、今の 2.5 倍よりやや高く、やや割安 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 プリンシパル・ファイナンシャル・グループPFG 退職・給与福利の窓口として堅く稼ぐ。運用の流出と手数料の下落を織り込んでも、資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で、10 年の価値は今をやや上回る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 レイモンド・ジェームズ・ファイナンシャルRJF 助言付き資産を伸ばし続ける堅実なウェルス会社。資本コスト 8.25% の利益ベースの式では、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 エーオンAON ウェルス売却後は利益率の拡大と自社株買いで返す世界 2 位級のブローカー。AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 17.7 倍で、総合は今の時価総額に対し +15% の「やや割安」 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フィフス・サード・バンコープFITB 2026 年 2 月にコメリカを統合した全米 9 位の地銀。ROTCE 19% 目標は式で PER 約 12 倍・PBR 約 1.6 倍が妥当で、今の PBR 約 1.4 倍(有形で約 2.2 倍)はやや割安 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 チャールズ・シュワブSCHW 預かり資産 13 兆ドルの個人向け証券の最大手。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正で、利ざやと流入は 2026 年が山に近く、式の感度が大きい 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 フランクリン・リソーシズ(フランクリン・テンプルトン)BEN 運用資産 1.8 兆ドルの総合運用会社。不祥事の流出は止まり利益率は回復に入ったが、買収でできた会社で堀は薄い。利益ベースの倍率ではほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アメリカン・エキスプレスAXP 閉じた決済網と富裕層の会員で ROE 30% 超の稀な金融。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では総合で今の値段を 1 割弱上回るだけで、適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アーサー・J・ギャラガーAJG 保険ブローカー世界 4 位で AP 買収の統合期。堀と買収の積み上げは健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 15.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +9% の「適正」 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 マーシュ・マクレナンMRSH 保険ブローカー世界最大手。切り替え費用の高い堀と高 ROE は健在で、AI 不安と料率軟化を織り込んだ中立 10 年 19.9 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 トラベラーズTRV 米国最大級の企業・個人向け損保。核の ROE は 20% 超だが引受益は山の後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し +8% の「適正」 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 チャブCB 世界最大級の上場損保。引受の規律と運用益で稼ぐ。軟調な市場でも質は落ちにくい。中立 10 年 11.6 倍で、総合は今の時価総額に対し +3% の「適正」 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ブラックロックBLK 資本コスト 8.25% の利益ベースの倍率で測ると、貯まる現金を数えて値段はほぼ適正 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 インベスコIVZ 運用資産 2.5 兆ドルの ETF 主導の運用会社。QQQ と ETF の流入が利益を押し上げるが利回りは薄く、アクティブ株式の流出と市場の高値が重い 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アシュラントAIZ 携帯端末保護・自動車保証・住宅保険を束ねる特殊保険会社。資本の軽い手数料型の利益で ROE 15% 前後。中立 10 年 13.1 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ジャック・ヘンリー・アンド・アソシエーツJKHY 中小の銀行・信用組合のコアと決済を握る安定した処理会社。顧客数は合併で減っても受注で横ばい、1 行あたり売上は年 5% 前後伸びる。10 年の価値は今の値段とほぼ同じで適正 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 S&P グローバル インクSPGI 格付と指数が稼ぐ高収益の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式の倍率で見ると、今の値段は適正の範囲(割高寄り) 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 ロウズ・コーポレーションL 約 9 割保有の損保 CNA、ガス・パイプライン、ホテルと 44 億ドルの現金を持つ持株会社。価値の 7 割は CNA、成長はパイプライン。中立 10 年 10.8 倍で、総合は今の時価総額に対し -6% の「適正」 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ブラウン・アンド・ブラウンBRO 米国中堅の保険ブローカーで、アクリシュア買収の借金と弱い基調が重い。中立 10 年 13.3 倍で、総合は今の時価総額に対し -3% の「適正」 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 ブラックストーンBX 運用資産 1.35 兆ドルのオルタナティブ運用の最大手。堀は厚いが、解約の起きる個人マネーと報酬率の低下を数え、利益ベースの倍率で測ると、値段はほぼ適正 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 W.R.バークレーWRB 約 50 の専門事業会社を束ねる米国の商業・特殊損保。ROE 18〜20% で資本を返す優良会社だが、料率の山は越えてソフト化が近い。中立 10 年 13.9 倍で、総合は今の時価総額に対し -13% の「やや割高」 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ファクトセット・リサーチ・システムズFDS 金融の情報インフラとして更新率 95% 超を守る高収益会社。席数ベースの商売が生成 AI に置き換わる懸念を悲観に厚く入れても、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アフラックAFL 日本のがん・医療保険で首位級。利益の約 7 割を日本が稼ぎ、伸びは鈍いが堅い。資本コスト 7.75% の利益ベースの倍率では、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アレス・マネジメントARES 信用運用が強い運用資産 6,700 億ドルのオルタナティブ運用会社。手数料の積み上がりは堅いが、株式報酬が手数料関連利益の約 4 割を食い、GAAP と利益ベースの倍率で見た値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 マスターカードMA ビザと並ぶ世界の決済網。貸出リスクがなく、還元しながら伸びる利益に高い倍率が付く。資本コスト 7.5% の式でも今の値段は先を織り込み、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 コーペイCPAY 燃料カードの車両決済に越境の法人決済が加わって伸びる決済会社。利益は厚いが借金が重く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ムーディーズMCO 格付の二強の一角で利益率 65% 超の堀を持つが、データ事業は AI で揺らぐ。資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きく、やや割高 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 CMEグループCME 金利先物をほぼ独占する取引所。取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 インタラクティブ・ブローカーズ・グループIBKR 世界でいちばん安く速い証券会社だが、会社全体の持ち分で測ると今の値段は 10 年先の成長を織り込んでやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アポロ・グローバル・マネジメントAPO 運用資産 1.05 兆ドルのオルタナティブ運用に、生保アセネ(Athene)を連結する。調達と保険の資金源は厚いが、保険の利ざやと私募クレジットの質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 エリー・インデムニティERIE 相互保険会社の管理手数料(保険料の 25%)だけを受け取る資本いらずの事業。契約数の減少が続き、伸びは物価連動に頼る。中立 10 年 18.2 倍で、総合は今の時価総額に対し -17% の「やや割高」 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シンシナティ・ファイナンシャルCINF 代理店経由の中堅損保。引受の利益は薄く、自己資本の約 8 割が保有株。本業と保有株を分けて見ると、総合は今の時価総額に対し -20% の「やや割高」 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モルガン・スタンレーMS ウェルスの規模で堀が広がる優良な金融。資本コスト 8.5% の利益ベースの式では ROE 14.7% に PER 11.7 倍前後が付き、今の PER 17 倍はやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 MSCIMSCI 指数の堀と資産連動料で稼ぐ高収益の会社だが、株高頼みと借入で膨らんだ今の値段は、資本コスト 8.0% の利益ベースの式の倍率ではやや割高 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ゴールドマン・サックス・グループGS 投資銀行・市場業務で首位級の優良な金融。利益の山谷が大きく、資本コスト 8.75% の利益ベースの式では ROE 14.5% に PER 11 倍前後が付き、今の値段はやや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 シービーオーイー・グローバル・マーケッツCBOE S&P 500 のオプションを独占する取引所。2026 年の取引量の急増は一部が剥がれ、資本コスト 7.75% の利益ベースの式では今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 インターコンチネンタル・エクスチェンジICE 取引所・債券データ・住宅ローン基盤の 3 本柱。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先取りが大きい 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ナスダックNDAQ 上場・指数・金融ソフトの継続収入が 7 割超の取引所。質は高いが、資本コスト 8.0% の利益ベースの式では今の値段は先に進みすぎで、やや割高 本質価値との差 −28.3% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 バークシャー・ハサウェイBRK-B 保険・鉄道・電力・製造の複合体と 6,700 億ドル超の株式・現金。営業 4 事業は利益ベースの上限の内側に置き、中立 10 年 PBR 1.11 倍で、総合は今の時価総額に対し -28% の「やや割高」 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ブロックXYZ 若者向け金融アプリ Cash App と加盟店決済 Square を持つ。粗利益は伸びるが、貸出と株式報酬を引いた GAAP 利益は薄い。利益ベースの倍率で測ると、確率で重ねた値は今の値段を 3 割弱下回る 本質価値との差 −31.7% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 KKRKKR 運用資産 8,000 億ドルのオルタナティブ運用に、保険(グローバル・アトランティック)を抱える。堀は厚いが、成功報酬と保険の投資損で利益の質が振れ、利益ベースの倍率で測ると値段はやや割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 コインベースCOIN 暗号資産の取引所から、ステーブルコインの利息と預かりで稼ぐ金融会社へ。事業の転換は本物だが、2026 年は赤字で、資本コスト 9.5% の利益ベースの式では今の値段が 10 年の高成長を織り込み過ぎて割高と出る 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ロビンフッド・マーケッツHOOD 個人投資家の新世代向け証券。予測市場・暗号資産・金利で稼ぐ力は本物だが、今の値段は 10 年の高成長を織り込み済みで、資本コスト 9% の利益ベースの式では大きく割高に出る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.0%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. Visa FY2026 第 3 四半期決算(8-K、SEC)
  2. Nasdaq:Visa 第 3 四半期決算の要点(2026-07)
  3. Visa Q3 決算と越境の伸び(Payment Expert)
  4. Bloomberg Law:Visa の株主訴訟棄却と司法省訴訟
  5. 米司法省による Visa 提訴(デビット独占)報道

分析日 2026-10-16