株譜
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ファーストコーポレーション 1430

首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,282 円171 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,095 円146 億円差 +17.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,282 円171 億円 · 差 +17.1% · 期待の年率 +9.1%
期待の年率リターン(10 年)+9.1%資本コスト比 +0.6 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ファーストコーポレーションは、首都圏の分譲マンションを建てる専門ゼネコンだ。用地を自分で仕込んで提案する「造注方式」を持つ。筆者の結論は「ほぼ適正」だ。利益のわりに値段は低いが、借入の重さと市況の波を考えると、割安とまでは言えない。

稼ぐ力は上がった。2026年5月期は営業利益と純利益が過去最高で、営業利益率は6%から8%へ上がった。今期の純利益は21億円の見込みだ。

変わったのは事業の形だ。今期は工事の売上が減り、自分で用地を売る不動産の売上が2倍以上に増える計画になっている。その準備で、仕掛けの不動産在庫は1年で75億円から約170億円へ積み上がった。純有利子負債は7億円の純現金から98億円の純負債へ振れた。

中立の筋書きでは、営業利益は10年後に35億円前後。今期の見込みと同じ水準で、物価の分を引けば実質では縮む。それでも、利益のわりに時価総額が小さいため、価値は今の値段とほぼ釣り合う。

筆者がいちばん気にしているのは、積んだ在庫が計画どおり売れるかだ。売れれば借入は減り、売れ残れば利払いと評価損になる。

同じ首都圏のマンションを手がける準大手との差は、用地まで自分で押さえにいく点にある。当たりの利益も、外れの損も、ふつうのゼネコンより大きい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、マンション施工は「毎年仕事を取り直し、市況が崩れれば真っ先に打撃を受ける」事業だ。堀は浅く、利益を長く守る力は強くない。

株主が受け取れる利益は、純利益の6割ほどだと筆者は見る。工場や店は要らないが、造注方式の用地と共同事業の在庫に、お金が出ていく。稼いだ利益が現金で手元に残りにくい。

経営の資本配分は、攻めの部類に入る。借入を増やして在庫を積み、当たれば大きい。外れた時の損失は、小さな会社には重い。配当を3割に抑えているのも、その備えだろう。

安全域は、価格の面では少しある。今期の利益で見た時価総額は7倍ほどで、利益が半分になっても大きく割り込まない。ただ、足元の利益は過去最高に近く、10年後も同じ強さで稼いでいるかは分からない。悲観の筋書きでは、在庫と借入を整理したあとに現金が少し残るだけだ。造注方式が受注の3割に届き、借入が減り始めた時が、見直しの目安になる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は二つある。工事を請け負う建設事業が売上の75%、自分で用地を仕入れて売る不動産事業が25%だ。どちらも首都圏の分譲マンションが中心になる。

造注方式が、この会社の特色だ。自社で事業用地を確保し、デベロッパーに建築の企画を持ち込む。ふつうのゼネコンは、発注を待つ立場だ。この会社は、仕事を自分でつくりにいく。

共同事業は、さらに踏み込む。マンションの分譲まで手がけ、一つの案件から用地、施工、販売の三つの収益機会を取る。当たれば利益は大きいが、売れ残れば在庫と借入が残る。

2026年5月期の受注高は201億円で、前の期より24%減った。期末の受注残は284億円と、売上1年分に届かない。今期は受注350億円、うち造注方式70億円を見込む。同じ今期に、工事の完成高は205億円へ下がり、事業用地と分譲マンションの売上が231億円に増える。つまり売上の半分以上が、自分で仕込んだ不動産になる。

従業員は少数精鋭で、現場は協力会社の職人が支える。取引先は中堅のデベロッパーが多い。一つの案件は数十億円の規模で、年に何件取れるかが売上を左右する。大手が手がけない中小規模のマンションに、取りこぼしの需要がある。

優良さと弱いところ

優良さを一言で言えば「型を持つ小さな専門家」だ。ただし堀、つまり他社がまねできない強みは、深くはない。

強みは三つある。一つ目は、造注方式だ。用地から押さえて提案するため、価格だけの入札になりにくい。二つ目は、利益率の改善だ。営業利益率は2期で5%台から8%へ上がった。三つ目は、2026年7月に中央日本土地建物と資本業務提携を結んだことだ。分譲事業での連携で、用地や販売の入り口が広がる。

弱みも三つある。一つ目は、首都圏のマンションに偏ることだ。着工が細ると受注が先に落ちる。二つ目は、借入が重くなったことだ。自己資本比率は34%台で、純負債は自己資本の0.9倍ある。営業活動のキャッシュは1年で約99億円の流出だった。三つ目は、規模の小ささだ。営業利益率は過去に2%を割る年もあり、大型案件の抜けで利益が大きく振れる。

資本の使い方は、これからの試金石になる。借入で在庫を積む形は、当たれば自己資本の稼ぎを押し上げるが、外れれば損失になる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

首都圏の分譲マンションは、量が増えない市場に入った。建築費と用地の値上がりで、販売価格は上がり続けている。着工戸数は2024年が約5万戸、2025年は約4万戸と2割減った。会社は2026年の着工も同水準にとどまり、新築の供給は4年連続で減ると見ている。

一方、建てる側は値上げを通しやすい。2024年4月の残業規制以降、技能者の確保が難しくなり、ゼネコンは仕事を選べるようになった。上場ゼネコン50社の利益率は過去最高の水準にある。

競合は、準大手から中堅までのゼネコンと、デベロッパー系の施工会社だ。同じ分野には大手デベロッパー系の施工会社も多い。造注方式で自ら仕事をつくる会社は少なく、そこが差になる。

10年先は、人口が減る日本で、都心の需要は残り、郊外は縮むと筆者は見る。量は実質で横ばいから緩やかな縮小だ。会社の計画は売上1,000億円まで伸ばすとしているが、筆者は物価の分を含めても半分ほどで置く。再編は進み、小さな専門会社は買い手にも売り手にもなりうる。

追い風は、都心の住宅需要と、建て替えの需要だ。向かい風は、金利の上昇と、建築費が分譲価格に載らなくなる時の買い手の離反になる。

資本政策と M&A

還元の方針は、配当性向30%前後だ。2026年5月期は増配で、今期も増配を見込む。自社株買いの方針は示されていない。

2026年7月、中央日本土地建物と資本業務提携を結び、自己株式60万株を第三者に割り当てた。調達は5.8億円で、発行済みの4.5%にあたる。分譲事業での連携と、経営基盤の強化が狙いだ。

中計「First VISION 2031」は、2028年5月期までに売上500億円を達成し、その先で売上1,000億円と営業利益率8%以上を目指す。2028年5月期の営業利益の目標は、35億円から41億円へ引き上げた。人材への投資を厚くする方針で、販売費と一般管理費は今期20億円に増える。

成長のための投資は、用地と共同事業の在庫に向かう。このため借入が増え、配当に回る分は利益の3割に抑えられている。買収で価値を壊すタイプではないが、借入で在庫を積む資本の使い方は、市況が崩れると重くなる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

受注の戻りが始まった。今期は受注350億円を見込み、うち造注方式は70億円と3倍になる。2026年5月期は営業利益率が6%から8%へ上がり、営業利益と純利益が過去最高になった。

会社は営業利益の目標を、2028年5月期で35億円から41億円へ引き上げた。2026年7月には中央日本土地建物と提携し、分譲での連携が進む。用地と販売の入り口が広がれば、造注方式は伸ばしやすい。

積み上げた不動産在庫は、今期の売上231億円に変わる計画だ。売れれば、借入は減り、営業キャッシュは戻る。配当は2期続けて増える見込みで、性向は3割を保つ。

足元の純利益は19億円で、時価総額142億円に対してPERは7倍ほどにとどまる。建築費が上がる世界では、用地を持つ会社の方が値上げを通しやすい。10年で見ても、売上は物価の分だけで500億円を超える。利益率が7%を保てば、純利益は今の1.2倍になる。堅い受注残と提携が、その土台だ。

慎重な見方

今の利益は、数年の山だ。営業利益率は過去12年で5%台から10%台まで振れ、今の8%は2番目に高い。2024年5月期には、利益率が5%台まで落ちた。

首都圏のマンション着工は、2025年に2割落ちた。建築費と用地が上がり、分譲価格が頭打ちになれば、需要は先に冷える。受注残は284億円と売上1年分に満たず、足元の受注は前の期を24%下回った。会社の予想する350億円への戻りは、確かめられていない。

借入も重い。有利子負債は1年で約77億円増え、純負債は自己資本の0.9倍になった。営業キャッシュは99億円の流出だ。造注方式と共同事業は、売れ残ると在庫と利払いが残る。金利が上がる世界では、その重さが増す。

規模も小さい。大型案件を一つ失えば、利益が大きく振れる。会社の売上1,000億円という目標は、今の2.7倍だ。物価の分を引けば、数量は倍以上に増やす必要がある。人手不足の中で、それだけの工事をこなす人員をどう確保するのかも見えていない。利益の山を越えたあとの谷は、資材高の転嫁が止まった時に来る。

どちらに重みを置いたか

わずかに強気の見方が勝つ。事業の質では慎重な見方の指摘が正しいが、値段が利益に対して低く、中立ではわずかに今の時価総額を上回る。ただ借入が増えた今は、市況が悪くなった時の打撃が大きい。そこで確率は、中立に4割弱を置き、やや悲観を2割台半ばまで厚くし、悲観も1割に置いた。強気の見方が挙げる増益は近い年の話で、10年後の利益を保証しない。中立の営業利益は今期の見込みと同じ水準に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/05 期)

確率で加重した株価時価総額 2,075 円276 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 548 円73 億円)。 今の値に割り戻すと 1,282 円171 億円、今との差 +17.1%、 期待の年率 +9.1%(資本コスト 8.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 4,327 円576 億円 977 円130 億円 +384.4% +17.1% 477 円64 億円
やや楽観 21% 3,141 円418 億円 714 円95 億円 +252.1% +13.4% 810 円108 億円
中立 36% 2,343 円312 億円 564 円75 億円 +165.4% +10.3% 1,046 円139 億円
やや悲観 24% 665 円88 億円 413 円55 億円 −1.5% −0.2% 259 円34 億円
悲観 10% 233 円31 億円 75 円10 億円 −71.9% −11.9% 31 円4 億円
加重平均100% 2,075 円276 億円548 円73 億円 +139.5% +9.1% 2,623 円349 億円

今の株価時価総額 1,095 円146 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 9% 造注方式が当たり続け、売上が2倍近くになる 利益 40 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 4,327 円576 億円

造注方式の受注が全体の3割に育ち、用地の仕込みから設計・施工・販売まで取る案件が増える。建築の施工量は実質で4割強増え、利益率は9%台を保つ。不動産は共同事業の回転が上がり、平均の在庫残高は320億円へ膨らむ。

会社が掲げる売上1,000億円には届かないが、物価の分を含めて780億円ほどに乗る。営業利益は60億円台、純利益は40億円になる。配当性向は4割へ引き上げ、中央日本土地建物との提携も用地の確保に効く。本社費は人材投資で膨らむが、売上の伸びが吸収する。小さな会社が一つの型を磨き切った姿だ。

  • 建設(分譲マンションなどの施工):数量 47.0(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 11(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 525 億円・営業利益 50 億円。47 × 11.18、利益率 9.5%
  • 不動産(用地の仕入れ・共同事業):数量 320(販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.79(平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 252 億円・営業利益 35 億円。320 × 0.787、利益率 14.0%

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.2% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍。全体の PER 14.39 倍、時価総額 576 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:首都圏の分譲マンションの需要が持ち直し、用地から提案する造注方式と自己資金の不動産売上が噛み合う筋書き。着工が2025年に2割落ちた市場で連続して当たる必要があり、1割弱に置く。

やや楽観 21% 受注が計画の半ばまで伸び、採算も高めで続く 利益 30 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 3,141 円418 億円

受注は計画より緩やかに伸びる。建築の施工量は実質で2割増え、セグメント利益率は9%近くに落ち着く。造注方式で押さえた用地を共同事業や用地販売で売る案件が積み上がり、平均の在庫残高は260億円になる。

売上は650億円近く、営業利益は47億円ほど。配当性向は3割台を保つが、利益の増え方が大きいので自己資本は着実に積み上がる。ROEは11%台で、資本コストを少し超える。過去最高の利益には届かない年もあるが、今の水準を物価の分だけ底上げした姿になる。会社の計画の半分ほどまでしか進まなくても、過去の平均よりは強い会社として残る。

  • 建設(分譲マンションなどの施工):数量 39.5(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 11(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 442 億円・営業利益 39 億円。39.5 × 11.18、利益率 8.8%
  • 不動産(用地の仕入れ・共同事業):数量 260(販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.79(平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 205 億円・営業利益 28 億円。260 × 0.787、利益率 13.5%

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.0% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.56 倍、時価総額 407 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:今期の受注350億円と自己資金の不動産売上231億円の見通しが当たり、その後も高めに残る姿。会社の計画の半分ほどしか達成しない前提で、やや厚めに置く。

中立 36% 量はほぼ横ばいで、利益は今期の見込み並みにとどまる 利益 22 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 2,343 円312 億円

建築の施工量は実質でほぼ横ばいで、価格は物価並みに上がる。セグメント利益率は今の11%台から8%へ戻る。いまの水準は、共同事業の収益と転嫁が重なった年の高さだと見るからだ。不動産は平均の在庫が1.5倍になり、用地販売と分譲が毎年の利益を支える。

営業利益は35億円前後、純利益は22億円ほどになる。今期の見込みと同じ水準で、物価の分を引けば実質では縮む。本社費は人材投資で物価以上に増える。配当性向は3割台で、自己資本は250億円台まで積み上がる。ROEは9%弱と資本コストの手前に収まり、商売は堅いが資本の稼ぎは伸びない10年だ。

  • 建設(分譲マンションなどの施工):数量 33.0(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 11(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 369 億円・営業利益 30 億円。33 × 11.18、利益率 8.0%
  • 不動産(用地の仕入れ・共同事業):数量 220(販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.79(平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 173 億円・営業利益 22 億円。220 × 0.787、利益率 13.0%

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.7% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.95 倍、時価総額 285 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:首都圏のマンション着工が細る一方、建築費の上昇を価格に転嫁できる姿。今のセグメント利益率は建設で過去より高く、一部は戻ると見るのでいちばん厚く置く。

やや悲観 24% マンション需要が冷え、採算が細る 利益 8 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 665 円88 億円

分譲マンションの着工が細り、建築の施工量は実質で2割減る。転嫁は止まり、人件費だけが残るので、セグメント利益率は6%前後まで落ちる。造注方式で用地を持つ分は、売れ行きが鈍ると在庫として残る。

不動産の平均の在庫は160億円に減り、回転は落ちる。本社費は物価で増えるが、売上が減っても落ちない。営業利益は14億円ほど、純利益は8億円前後。借入の利払いが利益を食い、配当は守っても性向は上がる。自己資本は190億円ほどで、ROEは4%台にとどまる。2024年5月期に利益が9億円まで落ちた時と似た姿だが、借入が重い分だけ打たれ方は強い。

  • 建設(分譲マンションなどの施工):数量 26.5(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 11(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 296 億円・営業利益 17 億円。26.5 × 11.18、利益率 5.8%
  • 不動産(用地の仕入れ・共同事業):数量 160(販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.79(平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 126 億円・営業利益 11 億円。160 × 0.787、利益率 9.0%

倍率:ROE 約 4%。ROE が k 8.5% 以下なので、正当化 PER の上限は 1÷k = 11.1 倍。需要が冷えて借入を抱える局面で、上限の 7 割 2 分の 8.0 倍に置いた。

確率:建築費の高止まりで分譲価格が上がり、首都圏の着工が2025年のような落ち込みを続ける姿。着工が2割減った年がすでにあるため、中立に近い厚みで置く。

悲観 10% 構造的に負け、在庫と借入に押しつぶされる 利益 −12 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 233 円31 億円

建築費の高止まりとマンション価格の上昇で、首都圏の分譲が長く冷える。建築の施工量は実質で半分近くまで落ち、受注の取り合いで利益率は2%台になる。造注方式と共同事業で抱えた用地や在庫は、値下げしないと売れない。

不動産は損失が出て、評価損が自己資本を削る。大手デベロッパーも発注を絞り、受注残は急に細る。本社費を払うと営業利益は赤字になり、配当はほぼ出せない。稼ぐ力は戻らず、残るのは現金と売れる資産だけだ。借入を返したあとに残る分が、会社の価値になる。協力会社の離散も起き、立て直しには長い時間がかかる。

  • 建設(分譲マンションなどの施工):数量 18.0(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 188 億円・営業利益 4 億円。18 × 10.43、利益率 2.0%
  • 不動産(用地の仕入れ・共同事業):数量 110(販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.70(平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 77 億円・営業利益 −4 億円。110 × 0.704、利益率 -5.0%

倍率:稼ぐ力は赤字で、床は売れる資産で測る。今の自己資本 111 億円に PBR 0.28 倍を掛けた約 31 億円。floor_assets_why の内訳と同じ額。

確率:首都圏のマンション需要が構造的に縮み、仕込んだ用地が売れず、評価損と借入の重さが重なる筋書き。売上が半分近くまで落ちた谷は過去にないが、借入が増えた今は無視できず1割を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建設(分譲マンションなどの施工)

首都圏の分譲マンションを中心に、設計から施工までを請け負う。売上の約75%。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/05 32.6 8.34 272 30
10 年後 中立 33.0 11 369 30

取り方:建設事業の売上は272億円、セグメント利益は約30億円(決算短信)。全社の営業利益29億円は、セグメント利益の合計41億円から本社費など約12億円を引いた形。施工量は労務費を売上の約30%、日当を約2.5万円と置いて約33万人日と推定した。物価の分は価格に入る。

不動産(用地の仕入れ・共同事業)

造注方式の用地や共同事業のマンションを仕入れて開発し、売る。売上の約25%。

数量販売用・仕掛かり不動産の年間の平均残高(億円、今の値段で測った実質)価格平均残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転)売上営業利益
今 2026/05 150 0.59 88 11
10 年後 中立 220 0.79 173 22

取り方:不動産事業の売上は88億円、セグメント利益は約11億円(決算短信)。在庫は期初約110億円から期末約197億円(仕掛販売用不動産約170億円・販売用約27億円)へ積み上がり、年間の平均を約150億円と推定した。今期は在庫が売上231億円に変わる計画だが、10年の筋書きは回転を今のまま、価格を物価並みに置く。

リスクと懸念

首都圏マンションの着工が細り続ける

首都圏の分譲マンション着工は2025年に前年比21%減った。建築費と用地の値上がりで分譲価格が上がり、買い手が付きにくくなれば、受注は先に落ちる。受注残は284億円と売上1年分に届かず、市況の悪化がそのまま売上に響きやすい。

借入で積んだ在庫が売れ残る

仕掛販売用不動産は1年で約75億円から約170億円へ増え、営業キャッシュは99億円の流出だった。純有利子負債は98億円になった。造注方式と共同事業の用地や在庫は、売れなければ利払いと評価損になる。金利が3%台に上がる世界では、借入の重さが利益を削る。

好況の山を越えて採算が戻る

営業利益率は8%と、過去12年で2番目に高い。資材高の転嫁が進んだのは需給が締まった数年で、民間投資が冷えれば戻る。2024年5月期には5%台まで落ちた。小さな会社なので、振れ幅は大手より大きい。

会社の計画が高すぎる

中計は売上1,000億円と営業利益率8%以上を掲げる。今の売上の2.7倍で、物価の分を引いても数量を倍以上に増やす必要がある。人手不足で施工量を増やせず、受注が計画に届かない恐れがある。

人手不足で施工量が頭打ちになる

技能者と現場監督を増やせなければ、受注があっても売上にできない。労務費は物価以上に上がる局面もあり、採算を削る。協力会社への依存も大きい。販売費と一般管理費は今期20億円に増え、人材投資が先に出る。

提携先との関係が思惑どおりにならない

中央日本土地建物には4.5%を割り当てた。分譲での連携が効けば強みだが、提携先の都合で用地や販売の優先順位が決まる恐れもある。連携の中身は開示が限られ、効果の大きさは確かめられていない。

今後の分かれ目

受注高が2期続けて計画の350億円に届かなかったら
造注方式の戻りが遅いと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
造注方式の受注が全体の3割に届いたら
自分で仕事をつくる型が定着したと見て、やや楽観の確率を少し増やす。
仕掛販売用不動産が減らず、純有利子負債が自己資本の1.5倍を超えたら
在庫と借入の重さが表に出たと見て、悲観の確率を上げる。
首都圏の分譲マンション着工が2年続けて前年を下回ったら
建築の施工量を実質で1割減らし、中立を緩やかな縮小側へ寄せる。
中央日本土地建物との共同案件が複数決まったら
提携の効果が数字に出たと見て、不動産の在庫と利益を上へ直す。
営業利益率が2期続けて7%を割ったら
転嫁の局面が終わったと見て、中立の利益率を下げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と受注残
  • 造注方式の受注比率
  • 仕掛販売用不動産と純有利子負債の残高
  • 首都圏の分譲マンション着工戸数
  • 営業利益率
  • 中央日本土地建物との共同案件

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 8.5%(基本 7.5% + quality 1.5%)に届かない前提で、正当化 PER の上限(1÷k = 約11.1 倍)の 7〜9 割に置いた。悲観は谷の利益でなく、現金・在庫・売掛金の回収から負債を引いた売れる資産(約31億円)で測り、谷の PBR は使っていない。今の株価や PER を見てから決めたわけではない。純負債のため余った現金は無い。中立の営業利益は今期の会社予想と同じ35億円で、会社の中計(2028年5月期に41億円)より低い。リースは軽く、新リース会計の影響は小さいが、10年後の数字は今と同じ形でそろえた。2026年7月の自己株式の割当(5.8億円)は自己資本の起点に足した。株数は従業員向け信託の71万株を含む数で、1株利益の基準(約1,200万株)より多く、保守的に置いた。セグメント別の施工量・在庫の数字は筆者の推定で、誤差がある。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→14.39 倍・やや楽観 PER 10.3→13.56 倍・中立 PER 9→12.95 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.5% = 9.0%。個別のリスク(提携の効果・在庫の売れ行き)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.50%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 2026年5月期 決算短信(ファーストコーポレーション、2026年7月15日)
  2. 中央日本土地建物との資本業務提携(2026年7月22日)
  3. ファーストコーポレーション 企業レポート(FISCO 2026年5月)

分析日 2026-10-20