株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

日本国土開発 1887

純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)478 円385 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)511 円411 億円差 −6.4%
10 年後から見ると 適正 価値 478 円385 億円 · 差 −6.4% · 期待の年率 +6.5%
期待の年率リターン(10 年)+6.5%資本コスト比 −2.3 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本国土開発は、オフィスや物流施設を建てる建築と、ダムや造成を手がける土木を二本柱とする中堅ゼネコンだ。筆者の結論は「やや割高」。帳簿の純資産に比べて株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かない。

直近の2026年5月期は、営業利益が71億円と前の期の3倍に戻った。ただ中身は建築の好採算工事に偏る。土木は前の期の大きな損失が収支とんとんに戻っただけで、本格回復とは言えない。2年前には94億円の営業赤字を出した会社でもある。

強みは、大手が敬遠する数十億〜100億円規模の造成・ダム工事を、自前の重機で取れる点にある。弱みは、人手不足の中で工事量が伸びず、利益が景気と工事の当たり外れで大きく振れることだ。

中立の筋書きでは、10年後の営業利益は85億円ほどで、今の水準から名目ではほぼ横ばいだ。物価が1.3倍になる世界では、実質で目減りする。ROEは5〜6%にとどまり、資本コストの9%近くに届かない。この会社は帳簿より稼ぎで測るべきで、その稼ぎに今の値段は少し高い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ゼネコンは「買ってすぐ眠れる」事業ではない。毎年、新しい工事を取り直す。一件の失敗が一年の利益を消す。同社はそれを2024年5月期に身をもって示した。

株主が自由に使える利益、つまり再投資を引いた後の利益は、純利益の7割ほどと筆者は見る。工場も店舗も要らない事業だからだ。ただ、これから不動産と太陽光に資本を厚く入れる。その余裕は薄くなる。

良い点は、純資産の中身が土地や発電所など現物に近いことだ。損失を出しても、すぐに資本が尽きる会社ではない。悪い点は、純資産を稼ぐ力に変えられていないことだ。ROEが資本コストを下回るうちは、帳簿の純資産は額面より低い価値しかない。

経営への注文は二つ。工事の受注審査を緩めないこと、売却益に頼らず本業で稼ぐことだ。2026年5月期の好調が建築の好採算工事で上がった分かどうかは、2027年5月期の計画が示している。営業利益は63億円と、減益の予想だ。

安全域は薄い。楽観の筋書きでは今の値段を大きく上回るが、確率は低い。中立では、10年後の価値が今の値段に届かない。筆者は、この値段に確かな安全域があるとは見ない。

何で稼ぐ会社か

売上の約7割は建築が占める。オフィスビル、マルチテナント型の物流施設、食品工場、公共施設などを請け負う。直近の建築の営業利益は70億円で、全社の稼ぎのほぼ全部を支えた。子会社のコクドビルエースは、既存の建物の改修工事に特化している。

土木は売上の約3割だ。ダム、河川、トンネル、道路、大規模な造成を手がける。重機を自前で持ち、ツイスター工法(土を砕いて混ぜる地盤改良)や自社開発のシールドマシンが特色になる。ただ、工期が長く、不採算の工事を入れ替えるのに時間がかかる。

この二つに加え、2026年5月期から不動産とエネルギーを別に開示し始めた。不動産は開発と賃貸、エネルギーは太陽光発電所の運営と売却だ。自社開発の発電所は累計132MWで、2030年に200MWを目ざす。2025年12月には岩手県宮古市で、夜間も電気を流せる太陽光発電所が動き出した。売上は小さいが、売却益が出る年は営業利益を大きく押し上げる。前の期は、土木の赤字をこの二つの稼ぎが埋めた。

ほかに、石炭灰から道路の路盤材を作る福島エコクリートと、塩害対策の吸着材を作るANIONがある。ANIONは2028年5月期以降の利益貢献を会社が見込む。連結子会社は14社だ。

優良さと弱いところ

優良さは「中の下から中」と筆者は見る。堀、つまり他社がまねできない強みは薄い。

強みは二つある。一つは、重機と工法を自前で持つ土木の造成・ダム工事だ。大手が手を出さない中規模の案件で、価格を取りやすい。もう一つは、建築で物流施設・オフィス・食品工場に絞って受注を選ぶ姿勢だ。2026年5月期の建築は利益率が7%を超え、準大手の中でも高い。

弱みは三つある。一つ目は、工事の採算管理がぶれたことだ。2024年5月期は、大型造成現場の是正と突貫工事で土木が62億円、建築も36億円の損失を出した。前の中期経営計画は営業利益110億円を掲げたが、40億円へ引き下げても、実績は23億円にとどまった。二つ目は、人口減と人手不足で工事量が伸びにくいこと。三つ目は、不動産・エネルギーの売却益に利益が左右されることだ。

資本の使い方は改善の途上にある。新しい中期経営計画は、2028年5月期にROE8%、2031年5月期にROE10%を掲げる。だが実績は、ROEが10%を超えたのが2019〜2021年5月期の3期だけだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は70兆円台とされ、人口減で実質の量は増えにくい成熟市場だ。同社の売上は、その0.2%弱にすぎない。それでも今は「作れば儲かる」局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。受け手のゼネコンは仕事を選べるようになり、値上げが通りやすい。

この会社の戦場は二つある。一つは民間の建築だ。物流施設、オフィス、食品工場は、データセンターほど派手ではないが需要が底堅い。競合は同じ準大手の戸田建設、安藤・間、奥村組、東急建設などで、価格を決める力はスーパーゼネコンより弱い。

もう一つは公共の土木だ。国土強靱化の第1次実施中期計画は、2026年度から5年で事業規模20兆円強を見込む。ダム・河川・造成は、更新と防災の需要が続く。土木に強い熊谷組や西松建設、安藤・間とも競る。自治体の発注は数十億〜100億円規模が多く、大手が敬遠するこの帯が同社の主戦場になる。

10年先は、民間投資の波が一巡し、建築は実質で横ばいか緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。土木は強靱化が下支えするが、予算には上限があり、人手の制約も続く。人手不足の業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が差になる。再編も進みやすい。時価総額が400億円台の同社は、買われる側にも、地場ゼネコンを買う側にもなりうる。

資本政策と M&A

還元の方針は、配当を自己資本に連動させるDOE方式だ。2028年5月期までは2.5〜3.5%で、収益が戻れば3.0〜3.5%へ上げる。2026年5月期の年間配当は総額で約20億円で、一部は特別配当だった。2027年5月期は普通配当のみで同じ水準を予想し、配当性向は5割になる。

発行済み株式の約1割は自己株式で、すでに株数から除いて考えている。

投資は積極に転じる。2028年5月期までの3年間で740億円を投じる計画で、前の計画の330億円の2倍を超える。内訳は確かめられなかった。投資に見合う資産売却も組み合わせ、歯止めとして自己資本比率40%以上、負債資本倍率0.7倍以下を掲げる。

筆者がいちばん気にするのは、この投資の稼ぎが資本コストを超えるかだ。工事で赤字を出した会社が、資本を食う不動産・発電所へ軸足を移す。売却益が出れば良く見えるが、出なければ重荷になる。

株主では、ザイマックスグループが7%前後を持つ。政策保有株の規模と縮減の方針は、確かめられなかったため評価に入れていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建設の構造が変わった。人手が足りず、ゼネコンが仕事を選べる。同社は採算の悪い受注を絞り、好採算の建築を伸ばして営業利益を71億円まで戻した。前の期は23億円で、1年で3倍だ。

土木の出血が止まったことが大きい。前の期に45億円あった損失が、直近は3億円の黒字になった。不採算工事の入れ替えが進めば、稼ぎはさらに戻る余地がある。自前の重機で造成やダムを施工できる会社は多くなく、大手が避ける数十億〜100億円の案件では価格が取れる。

国土強靱化の20兆円強は、この領域に追い風だ。エネルギーも、太陽光の開発実績が132MWまで増え、蓄電池やPPAへ広がる。投資が回り始めれば、売却益と賃貸収入が安定して積み上がる。

しかも株価は、純資産の6割に満たない。会社は2028年5月期に営業利益90億円、ROE8%を目ざす。DOEも3.0〜3.5%へ上げる方針だ。達成すれば、純資産を大きく下回る値段は説明がつかなくなる。

慎重な見方

今回の回復は質が低い。2026年5月期の営業利益71億円は、建築の好採算工事が想定以上に進んだ分が大きい。会社自身、2027年5月期は63億円の減益を予想する。建築の2028年5月期の目標は利益35億円で、直近の70億円の半分だ。会社が自分の建築の稼ぎを半分と見ているなら、71億円を土台に考えるのは危ない。

土木は黒字といっても3億円で、売上の1%に満たない。2024年5月期には、一つの造成現場の是正と突貫工事で大きな損失を出した。受注の審査を強めたとはいえ、一件の失敗で一年の利益を失う体質は変わっていない。

不動産とエネルギーの利益は、売却益が出る年と出ない年で大きく変わる。前の期は60億円ほど、直近は18億円だった。しかも740億円の投資は、前の計画の2倍を超える。景気が崩れれば、資産の売却がうまくいかず、金利負担も増える。

ROEも低い。営業利益率の山は2018年5月期の13%だが、近年の谷は赤字だ。人手不足で工事量は伸びず、物価の分だけ名目で増えるにすぎない。これでは資本コストを稼げない。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。強気の見方が言う土木の止血と、建築の好採算は事実だ。だが会社自身が、2027年5月期の減益と、建築の目標利益を直近の半分に置いている。この控えめな計画を、好調が一時的である裏づけとして重く見た。確率は、中立に4割弱を置き、残りは悲観側にやや厚くした。悲観を1割強に置いたのは、2024年5月期の赤字と、土木の3期連続の損失があるからだ。ただ、土地や発電所など現物の資産が床を支えるので、悲観でも会社が消えるとは見ない。純資産の安さだけでは割安とは言えない。稼ぐ力が資本コストを上回ると示されるまで、倍率は資本コストの手前の水準にとどめる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/05 期)

確率で加重した株価時価総額 675 円543 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 284 円228 億円)。 今の値に割り戻すと 478 円385 億円、今との差 −6.4%、 期待の年率 +6.5%(資本コスト 8.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 1,279 円1,029 億円 423 円340 億円 +232.9% +12.8% 102 円82 億円
やや楽観 15% 1,009 円812 億円 348 円280 億円 +165.5% +10.3% 203 円164 億円
中立 37% 796 円640 億円 317 円255 億円 +117.7% +8.1% 412 円331 億円
やや悲観 28% 398 円320 億円 249 円200 億円 +26.6% +2.4% 181 円146 億円
悲観 14% 292 円235 億円 137 円110 億円 −16.1% −1.7% 60 円48 億円
加重平均100% 675 円543 億円284 円228 億円 +87.5% +6.5% 958 円771 億円

今の株価時価総額 511 円411 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 6% 採算を選び続け、資産運用も育つ 利益 90 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,279 円1,029 億円

建築は物流施設・オフィス・食品工場の更新需要を取り込み、10年を通じて利益率6%台半ばを保つ。土木は不採算工事の入れ替えが終わり、国土強靱化の予算を背に造成とダムで量を増やす。利益率は5%を超える。不動産とエネルギーは、太陽光の自社開発が200MWを超え、蓄電池とPPAも育つ。売却益と賃貸収入が積み上がり、この部門だけで40億円台後半を稼ぐ。営業利益は130億円台になる。還元は配当を中心にDOE3.5%まで引き上げ、ROEは8%台に届く。それでも資本コストには届かないが、会社が掲げる長期目標のROE10%に近づく、最も良い姿だ。国内の量は実質で増えない。価格と採算、それに資産運用で補う。

  • 建築:数量 132(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,264 億円・営業利益 82 億円。132万人日 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 6.5%
  • 土木:数量 55.6(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 560 億円・営業利益 31 億円。56万人日 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 5.5%
  • 不動産・エネルギー・その他:数量 700(開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.21(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 148 億円・営業利益 47 億円。資産残高 700億円 × 回転 0.211、利益率 32.0%

倍率:事業の純利益 90 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.3% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 1,029 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:建築・土木・資産運用の三つが同時に当たる筋書き。直近の回復は建築の好採算工事に偏っており、10年続けて当たる確率は低いと置いた。

やや楽観 15% 価格転嫁が続き、投資が実を結ぶ 利益 71 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 1,009 円812 億円

建築は利益率5%台半ばを保ち、土木も安定して黒字を続ける。工事量は実質で横ばいだが、価格は物価並みに上がる。発電所の開発は計画どおり増え、不動産の売却益も毎年出る。営業利益は100億円台に乗り、会社が2028年5月期に掲げる90億円は、遅れても達成される。配当はDOE3%台で、自己資本は千億円強まで増える。ROEは6〜7%まで上がる。ただ売却益に頼る構造は残り、利益の質は高くない。大型の失敗はなく、小さな不採算工事が散発する程度にとどまる。会社が目ざす姿に近いが、人手不足で工事量は増えず、利益の伸びは価格と採算の改善で稼ぐ形になる。ROE10%という長期の目標には、最後まで届かない。

  • 建築:数量 130(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,239 億円・営業利益 69 億円。130万人日 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 5.6%
  • 土木:数量 53.1(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 535 億円・営業利益 25 億円。53万人日 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 4.7%
  • 不動産・エネルギー・その他:数量 620(開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.21(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 131 億円・営業利益 39 億円。資産残高 620億円 × 回転 0.211、利益率 30.0%

倍率:事業の純利益 71 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 812 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが物価並みに通り、土木の黒字が定着し、投資が回れば営業利益は会社の目標90億円に届く。2024年5月期の赤字を考えると中立より薄い。

中立 37% 量は横ばい、価格だけ上がる成熟 利益 56 億円 · PER 11.4 倍 · 株価時価総額 796 円640 億円

建築の工事量は実質で5%ほど減り、価格だけが物価並みに上がる。利益率は建築5%、土木4%で落ち着く。不動産とエネルギーは、年に30億円強を稼ぐ。営業利益は85億円ほどで、会社が2028年5月期に掲げる90億円と同じ水準が10年先まで続く。ただ物価が1.3倍になるため、実質では今より1割ほど細る。配当はDOE3%前後で、自己資本は千億円まで増える。ROEは5〜6%と、資本コストの手前にとどまる。大きな失敗も大きな成功もない道だ。工事の当たり外れで単年の利益は数十億円ぶれるが、平均すればこの水準に収まる。

  • 建築:数量 123(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,177 億円・営業利益 59 億円。123万人日 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 5.0%
  • 土木:数量 50.6(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 510 億円・営業利益 20 億円。51万人日 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 4.0%
  • 不動産・エネルギー・その他:数量 560(開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.21(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 118 億円・営業利益 33 億円。資産残高 560億円 × 回転 0.211、利益率 28.0%

倍率:事業の純利益 56 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 8.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.4 倍。全体の PER 11.43 倍、時価総額 640 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質で横ばいか少し減り、価格は物価並み。建築の好採算は部分的に残り、土木は薄い黒字、資産運用は平常に戻る、最も標準的な姿。

やや悲観 28% 地方の縮小と人手不足で採算が細る 利益 22 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 398 円320 億円

地方の人口減と自治体の予算の制約で、土木の量が実質で1割近く減る。建築も、民間投資が一巡して工事量が1割強減る。価格転嫁は止まり、人件費の上昇だけが重い。建築の利益率は4%を割り、土木は2%にとどまる。不動産とエネルギーも、金利が上がって売却益が細る。営業利益は40億円弱まで落ちる。配当は守るが、投資が先行して借金が増える。ROEは2%台になる。会社は選別受注を貫けず、安い工事を取って人手を埋める。資産は残るのですぐに追い込まれることはないが、稼ぐ力は資本コストをはるかに下回る。740億円の投資は、回収が遅れて自己資本比率を押し下げる。市場からは「資本コストを稼げない中堅」と見られ、純資産を大きく下回る評価が続く。

  • 建築:数量 114(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.28(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,058 億円・営業利益 40 億円。114万人日 × 1人日あたり 9.28万円、利益率 3.8%
  • 土木:数量 46.5(施工量(万人日、実質))× 価格 9.78(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 455 億円・営業利益 9 億円。46万人日 × 1人日あたり 9.78万円、利益率 2.0%
  • 不動産・エネルギー・その他:数量 450(開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.20(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 92 億円・営業利益 17 億円。資産残高 450億円 × 回転 0.204、利益率 18.0%

倍率:構造的に稼ぐ力が細った姿。純利益 22 億円 ÷ k 8.75% で稼ぐ力は 250 億円ほど。売れる資産の税後は約400億円。この間を、今の自己資本 712 億円 × 0.45 倍(時価総額 320 億円)に置いた。中立の PBR(約0.5倍)より低い。ROE は 2% 台で資本コストに届かない。

確率:地方の人口減と人手不足は中堅に重い。工事の採算管理の弱さも前の中期計画で露呈した。値上げ疲れで利益率が戻る展開を、中立に近い厚みで置いた。

悲観 14% 大型の赤字工事が再発し、優良さを失う 利益 −28 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 292 円235 億円

土木で大型の赤字工事が再び出る。2024年5月期の造成現場のような件が、10年のどこかで繰り返される。建築も受注の審査を緩めて量を追い、利益率は1〜2%に落ちる。740億円の投資が裏目に出て、不動産と発電所に評価損が出る。営業損益は赤字になり、自己資本も減損で目減りする。配当は途中で削る。財務の体力は残るが、優良な会社とは見られなくなる。再編の対象にもなりやすく、地場ゼネコンや投資家からの買収提案も出てくる。それでも売れる資産が床になり、会社が消えることはない。地方の需要の縮みと人手不足はゆっくり効き、気づけば受注を選べない会社になっている、という負け方だ。10年のあいだに、二度ほど営業赤字の年が来る。

  • 建築:数量 97.1(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.00(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 874 億円・営業利益 13 億円。97万人日 × 1人日あたり 9.00万円、利益率 1.5%
  • 土木:数量 40.5(施工量(万人日、実質))× 価格 9.48(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 384 億円・営業利益 −8 億円。40万人日 × 1人日あたり 9.48万円、利益率 -2.0%
  • 不動産・エネルギー・その他:数量 300(開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.20(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 59 億円・営業利益 0 億円。資産残高 300億円 × 回転 0.198、利益率 0.0%

倍率:構造的に負け、赤字と減損が出た姿。稼ぐ力は無く、床は売れる資産で測る。総資産の 75% 回収・負債全額払いで残る約 320 億円を、強制売却の値引きと費用を見て、今の自己資本 712 億円 × 0.33 倍(時価総額 235 億円)に置いた。

確率:2024年5月期の94億円の営業赤字と、土木の3期連続の損失は、同じ失敗がまた起きうることを示す。同じ領域の会社より1〜2ポイント厚く、1割台半ばに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築

オフィス・物流施設・食品工場・公共施設などを請け負って建てる主力。改修工事も手がける。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/05 130 7.14 925 70
10 年後 中立 123 9.57 1,177 59

取り方:2026年5月期の建築の売上 925 億円・セグメント利益 70 億円(決算の開示)。施工量は開示が無いため、技能者の労務費を売上の約35%、日当を約2.5万円と置き、約129.5万人日と推定した。1人日あたり売上 7.14 万円が価格に当たり、物価の分は価格に入る。同じ領域の戸田建設と置き方を揃えた。

土木

ダム・河川・トンネル・道路・大規模造成など。自前の重機と工法で、官公庁の中規模案件に強い。

数量施工量(万人日、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/05 50.6 7.52 380 3
10 年後 中立 50.6 10 510 20

取り方:土木の売上 380 億円・セグメント利益 3 億円(前の期は 45 億円の損失)。建築と同じ要領で施工量を約50.6万人日と推定した。土木は機械・材料の割合がやや高いので、1人日あたり売上は建築よりやや高い 7.52 万円とした。

不動産・エネルギー・その他

不動産の開発・賃貸、太陽光発電所の運営と売却、石炭灰の再利用や吸着材などの新規事業。

数量開発・運用している資産の残高(億円、今の値段で測った実質。推定)価格残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転)売上営業利益
今 2026/05 450 0.16 71 18
10 年後 中立 560 0.21 118 33

取り方:不動産の売上 25 億円・利益 5 億円、エネルギーの売上 35 億円・利益 13 億円に、その他の売上約 11 億円を加えた(利益はその他を 0 とした)。資産残高は開示が無く、総資産約 1,580 億円のうち、販売用不動産・太陽光設備・賃貸不動産が3割弱と置いて約450億円と推定した。筆者の推定である。数量は実物(資産残高を今の値段で測った実質)で、増えるのは投資計画による積み増し。物価の分は価格に入れ、名目の伸びを数量に置いていない。この部門の売上は売却の有無で年ごとに大きく動く(前の期の売上は約 138 億円)。

リスクと懸念

工事の採算管理の失敗が再発する

2024年5月期は、大型造成現場の是正と突貫工事で土木が62億円、建築も36億円の損失を出し、営業赤字は94億円に達した。受注の審査は強めたが、一件の失敗が一年の利益を消す体質は、ゼネコンに共通だ。同社は規模が小さく、一件の重みが特に大きい。

売却益に頼る利益のぶれ

不動産とエネルギーは、前の期に営業利益が60億円ほど、直近は18億円と、売却の有無で大きく動く。これを土台に配当や投資を組むと、売却が止まった年に計画が崩れる。本業の建築・土木で稼ぐ力が、売却益に頼らず立つかが問われる。

740億円の投資の回収

2028年5月期までの3年間で740億円を投じる計画は、前の計画の2倍を超える。不動産と発電所は金利が上がると評価が下がり、売却益が細る。投資の稼ぎが資本コストを超えなければ、ROEの改善どころか重荷になる。内訳は確かめられなかった。

人手不足で施工量が頭打ちになる

2024年問題以降、技能者の確保が最大の制約になった。人が足りなければ受注があっても売上にできず、労務費の上昇は利益を削る。会社の2027年5月期の計画は、売上が1%増にとどまるのに営業利益は減る。増収が増益に結びつきにくい姿がすでに見える。

公共工事の予算と入札

土木の稼ぎは国土強靱化の予算の執行と、自治体の入札に左右される。執行が遅れる、人手不足が一服して競争が戻る、といった場合は、低採算の工事を取らざるを得なくなる。土木は直近でようやく3億円の黒字で、余裕が小さい。

建築の好採算が一巡する

2026年5月期の建築は、好採算の手持ち工事が想定以上に進んで、利益が7割増えた。会社自身が、2027年5月期は建築の反動を見込み、2028年5月期の建築の目標利益も35億円と、直近の半分に置く。この水準に戻れば、全社の営業利益は大きく下がる。

今後の分かれ目

2027年5月期の営業利益が計画の63億円を大きく上回って着地したら
好採算の建築が一時的でなかった証拠になる。中立の建築の利益率を5%から上げ、やや楽観以上の確率を増やす。
土木が2期続けて、セグメント利益で3%超を出したら
不採算工事の入れ替えが終わったと見て、土木の利益率を4%より上に直す。悲観の確率は下がる。
不動産・エネルギーの利益が、売却益なしで年20億円を超えて安定したら
賃貸・売電のストック収益が育ったと見て、この部門の中立の利益を引き上げる。
740億円の投資から、採算の悪い案件や評価損が出たら
資本の使い方への評価を下げ、中立から悲観側へ確率を移す。
地場ゼネコンの買収や、準大手との統合の発表が出たら
統合後の資本効率次第。割安な事業承継型の買収なら価値を押し上げ、割高な買収なら下げる。同社が買われる側になる場合は、純資産に比べた値段が材料になる。
自社株買いが、純資産を大きく下回る値段で実施されたら
資本効率の改善に前向きな証拠として、還元の評価を上げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの建築・土木のセグメント利益と受注の動き
  • 土木の不採算工事の入れ替えの進み具合
  • 不動産・エネルギーの売却益と賃貸・売電収入の内訳
  • 740億円の投資の内訳と、純有利子負債・自己資本比率の推移
  • DOEの引き上げと、2028年5月期の営業利益90億円・ROE8%の進捗
  • 国土強靱化予算の執行と自治体の発注

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 8.75%(基本 7.5% + quality 1.25%)に届かない前提で、正当化 PER の式と上限 1÷k から置いた。今の株価や今の PER を見てから決めていない。純資産に比べた株価の安さは、悲観側で売れる資産の床(総資産の回収額から負債を引いた残り)として使っただけで、中立の倍率には混ぜていない。純利益には不動産・発電所の売却益が混じるので、直近の54億円は使わず、セグメントごとに数量×価格で積み、売却益が出る年と出ない年をならした。純有利子負債は162億円で純現金ではないため、余った現金は分けていない。持ち合い株は規模を確かめられず、評価に入れていない。不動産・太陽光の稼ぎは利益に入れてあるので、資産としては足していない。2028年5月期から新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→11.43 倍・やや楽観 PER 9.5→11.43 倍・中立 PER 8.8→11.43 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.25% = 8.75%。理由は quality_why。工事の採算管理の失敗や M&A などの個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 日本国土開発 Research Memo(5):厳しかった前中期経営計画も、最終年度は巻き返し(フィスコ)
  2. 日本国土開発 26年5月期増収・大幅な増益(フィスコ)
  3. 日本国土開発 Research Memo(3):事業構成(フィスコ)

分析日 2026-10-16