株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

東鉄工業 1835

JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,669 円1,264 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,980 円1,371 億円差 −7.8%
10 年後から見ると 適正 価値 3,669 円1,264 億円 · 差 −7.8% · 期待の年率 +5.8%
期待の年率リターン(10 年)+5.8%資本コスト比 −2.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東鉄工業は、JR 東日本の線路を直す工事会社だ。レールの交換や保守が本業で、国内の線路工事ではトップを自称する。建築も手がけるが、売上の 3 分の 2 は線路・土木だ。

筆者の結論は「ほぼ適正、ただし安全域は薄い」だ。事業は堅い。ただ、稼ぐ力が資本コストをわずかに上回るだけの会社で、今の値段は割安とまでは言えない。

強みは JR 東日本との深い関係と、大型の保線機械を持つ技術力だ。2026 年 3 月期は営業利益が過去最高の 176 億円になった。借金は実質ゼロで、自己資本比率は 65% を超える。

弱みは 1 社頼みだ。JR 東日本向けが売上の 7 割強を占める。さらに 2025 年 11 月、都営地下鉄の線路工事の入札をめぐり、公正取引委員会の立ち入り検査を受けた。事実なら処分と信用の傷は避けられない。

10 年の中立では、量は横ばいで単価が物価並みに上がる。利益率は今の高い山から少し戻る。時価総額は 10 年後に今より 3 割ほど高いが、年にならせば資本コストに届かない。

還元は累進配当で厚みを増している。それでも本質価値は今の値段を 1 割弱下回る。談合の疑いが晴れるまで、安全域を取りにくい、というのが筆者の見立てだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、東鉄は「手堅い鉄道の保守屋」だ。事業が消える心配は小さい。ただ、いまの値段で買って 10 年待つ価値があるかは別の話だ。

10 年後もこの事業はある。線路は人が使い続ける限り直し続ける。堀は広がらないが、大型機械と JR との関係で簡単には崩れない。

オーナーの手元に残る利益は、配当の分を除いて 5 割ほどだ。設備投資は機械に偏り、利益の多くが現金になる。この点は好ましい。

気になるのは 2 点ある。ひとつは、利益が歴代最高で、建築の利益率が 13.9% と異例に高いことだ。もうひとつは、談合の疑いだ。JR 東日本が最大の顧客である以上、信頼を損なう出来事は致命傷になりうる。

安全域でいえば、今の値段は薄い。自己資本は厚いが、積み上がるほど稼ぎとの差が開く。筆者なら、疑いの決着を見てから考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、鉄道の線路を直す仕事だ。レールを替え、枕木を直し、新幹線の線路を夜の短い時間で切り替える。顧客の大半は JR 東日本で、完成工事高の 7 割強を占める。残りは都営地下鉄や私鉄、官公庁だ。

事業は 3 つに分かれる。線路・土木が売上の 3 分の 2 で、2026 年 3 月期は約 1,080 億円、利益率は 9% 台だ。ホームドアの設置や耐震補強など、駅や線路まわりの工事もここに入る。

建築は約 460 億円で、利益率は 13.9% と高い。マンションや工場、駅の上家などを扱う。ただ競合の多い市場なので、この高さは続かないと見る。

その他は約 90 億円で、鉄道用品の製造、環境、リースが中身になる。

工事は人手と機械がすべてだ。大型保線機械は他社にまねしにくい資産になっている。人数は簡単に増やせないので、売上の伸びは単価と機械化の進み方で決まる。

新幹線のレール交換のように、終電から始発までの数時間で終える仕事が多い。工程を詰める力と安全の管理が、受注を左右する。この現場力が、会社の中身そのものだ。

優良さと弱いところ

優良さの核は、JR 東日本の線路を長く守ってきた信頼だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、深い関係と大型機械、夜間に仕上げる施工の腕にある。新しい会社が割って入るのは難しい。

ただし、堀の広がり方には限りがある。顧客が JR 東日本に偏り、その発注方式を決めるのは相手だ。値段を自分で決める力は強くない。

資本の使い方は堅実だ。設備投資は機械に集中し、配当は累進を掲げる。ただ自己資本比率は 65% を超え、積み上がる資本に比べて稼ぎが追いついていない。ROE は 10% 前後で、資本コストをわずかに上回る程度だ。

気になるのは経営の規律だ。都営地下鉄の工事をめぐる談合の疑いで、公取委の立ち入りを受けた。調査の結果次第だが、線路工事のような限られた市場では、調整が起きやすい構造がある。

筆者が好むのは、競争が緩く、伸ばさなくても現金が出る会社だ。東鉄は前半を満たす。後半は、疑いが晴れるかどうかにかかっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

鉄道の保守は、景気に左右されにくい需要だ。レールも橋も、使えば傷む。更新は終わらない。新幹線のレール交換、ホームドア、耐震補強、老朽化した跨線橋の改修が、これから 10 年の仕事を支える。

一方で量は伸びにくい。鉄道の乗客は人口とともに細り、事業者は設備投資の総額を抑えたい。大幅な増加は期待しにくい。人手不足も深刻で、残業規制の後は、受注があっても施工できない年が出る。

競争の形は地域の寡占だ。JR 東日本の線路は、東鉄と JR グループのユニオン建設が中心になる。北海道、東北、中部、九州では、北海道軌道施設工業、仙建工業、名工建設、三軌建設などが地域ごとの市場を持つ。

建築は別の世界だ。マンションや工場の工事は、中堅ゼネコンと競り合う。価格競争が厳しく、利益率は低い。東鉄の建築が高い利益率なのは、鉄道の駅や施設に絞った案件が多いためと見る。

資材高と賃金の上昇は続く。単価の転嫁が遅れると、利益率は削られる。

業界全体では、人手不足を理由にした価格転嫁が進んでおり、この数年の増益はその表れでもある。ただ鉄道は発注者が公的な性格を持つため、転嫁には限度がある。

資本政策と M&A

還元は累進配当が軸だ。2029 年 3 月期に向けた中計「アクションプラン 2029」では、配当の下限として DOE(自己資本に対する配当の割合)3% 以上を掲げる。2026 年 3 月期の配当は前期から増え、総還元性向は 4 割前後にある。自社株買いはこれまで目立たない。

成長投資は 5 年で約 700 億円。うち約 500 億円を大型保線機械や新幹線の工法開発など、技術と機械化に使う。残りの約 200 億円は人への投資だ。大型の買収は示されていない。

2025 年 5 月の開示で、会社は自らの資本コストを 6% 程度と見ている。ROE の目標は 8% から 10% 以上へ引き上げた。ただ筆者の資本コスト 8% に比べると、6% は低い。

大株主は JR 東日本で、議決権の約 22.6% を持つ。取引先であり株主でもあるため、再編や買い付けの可能性は残る。政策保有株は毎年検証して減らす方針だ。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

鉄道の更新は、止まらない仕事だ。新幹線のレール交換、ホームドア、耐震補強、老朽橋の改修と、JR 東日本の投資は今後 10 年も続く。人手が足りない世界では、夜間に短時間で仕上げる技術を持つ会社が選ばれる。

大型保線機械は、東鉄の最大の強みになる。500 億円の機械化投資が実れば、少ない人数で多くの線路を直せる。生産性の差が、そのまま値上げの力に変わる。

足元の業績も強い。営業利益は過去最高の 176 億円で、会社は 2029 年 3 月期の売上目標を 1,700 億円から 1,900 億円へ引き上げた。ROE 目標も 10% 以上になった。計画を前倒しで進めている。

資本政策にも余地がある。借金は実質ゼロで、自己資本比率は 65% を超える。配当は累進で、還元を増やす余力は大きい。談合の疑いは調査中にとどまり、仮に処分でも、JR 東日本が頼る相手を替えるのは難しい。

REXS(新幹線レールを夜間に連続して交換する工法)のような自前の技術は、他社が一朝一夕にまねできない。専門の知識を持つ人材の層も厚く、参入の壁は高い。

10 年で見れば、機械化が進むほど 1 人当たりの売上が伸び、利益率は今よりもう一段上がる。

慎重な見方

今の利益は山にある。2026 年 3 月期の営業利益率 10.8% は歴代最高で、特に建築の 13.9% は、競合の多い市場では続かない水準だ。資材と人件費の転嫁が進んだ分の山でもある。

JR 東日本向けが売上の 7 割強という構造は、弱みでもある。発注方式を決めるのは JR 東日本で、東鉄は交渉力を持たない。さらに 2025 年 11 月、都営地下鉄の線路工事の入札で公取委の立ち入りを受けた。事実なら課徴金と指名停止は避けられない。

人手は増やせず、量は人口とともに細る。単価が物価並みに上がっても、人件費も同じ速さで上がる。利益率が今より上がる理由が見つからない。

ROE は 10% 前後で、資本コストを 2 ポイントほど上回るにすぎない。自己資本が積み上がるほど、ROE は下がる。高い倍率をつける理由がない。

機械化の投資も、利益になって返ってくるとは限らない。大型の保線機械は高価で、使える工事の量が増えなければ、減価償却の負担だけが残る。

談合の疑いは、ほかの発注者にも波及しかねない。信用は一度失えば、戻るのに時間がかかる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。線路の更新需要は本物だ。ただ今の利益は山で、量は人口と人手に縛られる。伸びない会社に高い倍率はつけられない。

そのうえ、談合の疑いが解けていない。1 社頼みの構造とあわせると、悲観側の確率は他の通信工事の会社より少し厚くした。確率は中立に厚く置き、悲観を 1 割強にした。

強気の筋書きでも、10 年後の姿は今の値段を大きく上回らない。事業の質は認めるが、値段に見合う伸びは見えない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,076 円1,748 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,937 円667 億円)。 今の値に割り戻すと 3,669 円1,264 億円、今との差 −7.8%、 期待の年率 +5.8%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,576 円2,609 億円 2,564 円883 億円 +154.8% +9.8% 1,014 円349 億円
やや楽観 22% 6,352 円2,188 億円 2,178 円750 億円 +114.3% +7.9% 1,877 円646 億円
中立 35% 5,444 円1,875 億円 2,018 円695 億円 +87.5% +6.5% 2,612 円899 億円
やや悲観 22% 3,287 円1,132 億円 1,719 円592 億円 +25.8% +2.3% 1,101 円379 億円
悲観 11% 2,658 円916 億円 1,063 円366 億円 −6.5% −0.7% 409 円141 億円
加重平均100% 5,076 円1,748 億円1,937 円667 億円 +76.2% +5.8% 7,013 円2,415 億円

今の株価時価総額 3,980 円1,371 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% JR の更新投資が厚く続き、機械化で利益率が上がる 利益 193 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 7,576 円2,609 億円

JR 東日本の更新投資が、想定より厚く長く続く。新幹線のレール交換、ホームドア、耐震補強が重なる。夜間の短い時間で仕上げる技術を持つ会社に、仕事が集まる。

大型保線機械への投資が実り、少ない人数で多くの線路を直せるようになる。人手が足りない世界では、これが値上げの力になる。土木の単価は物価を上回って伸び、利益率は 10% に届く。

建築はマンションや工場の更新で堅調を保つ。環境や鉄道用品も小さく伸びる。

不祥事の影響は短く済み、JR 東日本との取引は変わらない。自己資本は厚みを増すが、還元も積み増される。筆者は、ここまで揃う確率を 1 割と見る。

  • 線路・土木:数量 6,480(施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定))× 価格 25(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,633 億円・営業利益 163 億円。線路・土木
  • 建築:数量 2,040(施工に当たる人員(人・推定))× 価格 32(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 655 億円・営業利益 82 億円。建築
  • その他(鉄道用品・環境・リース):数量 660(担当人員(人・推定))× 価格 21(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 140 億円・営業利益 20 億円。その他(鉄道用品・環境・リース)

倍率:事業の純利益 193 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍。全体の PER 13.52 倍、時価総額 2,609 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:JR 東日本の新幹線レール更新・ホームドア・耐震補強が想定より厚く長く続く必要があり、強気の筋書きとして 1 割に置いた。

やや楽観 22% 鉄道の更新需要を着実に取り、利益率が少し上がる 利益 172 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 6,352 円2,188 億円

鉄道の更新需要を着実に取り込む。量は人手の制約でほぼ横ばいだが、単価は物価をやや上回って上がる。

線路・土木の利益率は 9% 台半ばに上がる。大型保線機械の増備と工法の改良が効く。建築は首都圏の改修需要で利益率 12% を保つ。

配当は累進を続け、自己資本はゆっくり積み上がる。ROE は 8% 台で、資本コストを少し上回る。

独占禁止法の件は、軽い処分で終わる。受注への影響はほとんど出ない。

今の姿が静かに続く、驚きの少ない強めの 10 年だ。

JR 東日本の更新計画は着実に実行され、新幹線の大規模改修の仕事も受注に積み上がる。建築と環境の部門も、緩やかに伸びる。

  • 線路・土木:数量 6,120(施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定))× 価格 25(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,509 億円・営業利益 143 億円。線路・土木
  • 建築:数量 2,000(施工に当たる人員(人・推定))× 価格 31(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 624 億円・営業利益 75 億円。建築
  • その他(鉄道用品・環境・リース):数量 630(担当人員(人・推定))× 価格 21(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 130 億円・営業利益 18 億円。その他(鉄道用品・環境・リース)

倍率:事業の純利益 172 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.72 倍、時価総額 2,188 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:更新需要は底堅いが、人手の制約で量は大きくは伸びない。穏やかな強気の筋書きで、起こりやすさは 2 割強とした。

中立 35% 量は横ばい、単価で伸びる。利益率は今より少し下がる 利益 150 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 5,444 円1,875 億円

量は横ばいで、単価で伸びる 10 年になる。JR 東日本の更新工事は続くが、人口減と人手不足で施工量は増やせず、わずかに減る。

単価は物価並みに上がる。線路・土木の利益率は 8% 台後半に落ち着く。今の 9% 台は、資材と人件費の転嫁が進んだ山にある。建築は 13.9% という高い利益率が 11% 前後まで戻る。

営業利益は 200 億円ほどで、今より 2 割弱増える。物価の分を引けば、実質では横ばいだ。

還元は純利益の半分ほどが続き、自己資本は 2,000 億円を超える。稼ぐ力に対して自己資本が重くなり、ROE は 7% 台にとどまる。

JR 東日本との関係は変わらない。安定はするが、伸びる会社にはならない。

  • 線路・土木:数量 5,820(施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定))× 価格 24(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,404 億円・営業利益 124 億円。線路・土木
  • 建築:数量 1,940(施工に当たる人員(人・推定))× 価格 31(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 597 億円・営業利益 66 億円。建築
  • その他(鉄道用品・環境・リース):数量 600(担当人員(人・推定))× 価格 20(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 122 億円・営業利益 16 億円。その他(鉄道用品・環境・リース)

倍率:事業の純利益 150 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.4% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 1,875 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は横ばい、利益率は平均へ少し戻るのが最も起こりやすい。確率は 3 割台半ばとした。

やや悲観 22% 談合の疑いと JR の発注見直しで、量も利益率も細る 利益 109 億円 · PER 10.3 倍 · 株価時価総額 3,287 円1,132 億円

独占禁止法の疑いが重い処分につながり、受注の方式が変わる。指名停止や課徴金で利益が 1 年分ほど削られ、JR 東日本は競争入札の範囲を広げる。

値決めの力が弱まり、線路・土木の単価は物価に追いつかない。量も 1 割減る。利益率は 7% 台に下がり、営業利益は 150 億円前後になる。

建築は競合の多い市場で、利益率が 9% まで下がる。高かった利益率の平均回帰が進む。

還元は続くが、利益が細るので額は増えない。自己資本は厚いまま、稼ぐ力だけが落ちる。ROE は 5% 台になる。

堅い会社という評価が、静かに崩れていく 10 年だ。

  • 線路・土木:数量 5,400(施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定))× 価格 23(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,264 億円・営業利益 91 億円。線路・土木
  • 建築:数量 1,800(施工に当たる人員(人・推定))× 価格 30(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 537 億円・営業利益 48 億円。建築
  • その他(鉄道用品・環境・リース):数量 570(担当人員(人・推定))× 価格 20(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 113 億円・営業利益 12 億円。その他(鉄道用品・環境・リース)

倍率:ROE 5.7%(純利益 109 億円 ÷ 自己資本 1,920 億円)は資本コスト 8% に届かない。ためた利益は額面より低い価値しか持たないので、PER の上限は 1÷k = 12.9 倍。利益が細り堀の持ちを低く見て、上限の 8 割に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 10.3 倍・時価総額 1,123 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:独占禁止法の処分や JR の発注方式の見直しは現実に起こりうる。利益率の平均回帰と重なる筋書きで、2 割強に置いた。

悲観 11% 談合で信用を失い、JR の発注が絞られる 利益 55 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 2,658 円916 億円

談合の疑いが事実と認定され、信用を失う。刑事責任や長い指名停止が重なり、JR 東日本が発注を他社や自前の子会社へ振り向ける。

線路・土木の量は 4 分の 1 減り、単価も物価に追いつかない。利益率は 4% 台まで下がる。建築も縮み、営業利益は今の半分に届かない。

工事事故が重なれば、さらに傷が深くなる。人材の流出も起きる。

自己資本は厚い。だが稼ぐ力は資本コストを大きく下回り、売れる資産の価値が株価の床になる。

鉄道に依存した会社が、発注者の信頼を失う構造的な負けだ。

10 年かけて、会社は堅い保守屋から、地域の下請けに近い存在へ後退する。大型保線機械への投資も回収できない。

  • 線路・土木:数量 4,500(施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定))× 価格 22(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 988 億円・営業利益 45 億円。線路・土木
  • 建築:数量 1,560(施工に当たる人員(人・推定))× 価格 28(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 437 億円・営業利益 26 億円。建築
  • その他(鉄道用品・環境・リース):数量 510(担当人員(人・推定))× 価格 19(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 95 億円・営業利益 8 億円。その他(鉄道用品・環境・リース)

倍率:談合の処分と JR の発注見直しで利益率が 4% 台に落ちた構造的な負け筋。純利益は約 55 億円で、ROE は k 以下なので稼ぐ力は PER 上限 1÷k で約 710 億円。売れる資産は総資産約 2,040 億円を強制売却で 8 割しか回収できず、負債約 710 億円は全額払うとして残る約 920 億円で、稼ぐ力より大きい。大きい方の約 920 億円を、今の自己資本 1,327 億円に対する PBR 0.69 倍に置いた。自己資本は課徴金・減損などで約 280 億円減るとした。

確率:JR 1 社に 7 割強を頼る構造で、処分と発注方式の転換が重なれば構造的に負ける。調査中の疑いを踏まえ 1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

線路・土木

JR 東日本を中心とする鉄道のレール交換・保守・改良と、ホームドア・耐震補強・跨線橋などの土木工事。

数量施工に当たる人員(協力会社の技能者を含む、人・推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 6,000 18 1,080 98
10 年後 中立 5,820 24 1,404 124

取り方:2026 年 3 月期の土木セグメント売上約 1,080 億円・利益約 98 億円(開示)。人員は協力会社を含む施工人員として 6,000 人と置いた推定で、1 人当たり売上は逆算。数量は実質、1 人当たり売上は名目で物価並みに上がる想定。

建築

マンション・工場・駅施設などの新築と改修。駅の上家の耐震補強など鉄道関連の建築も含む。

数量施工に当たる人員(人・推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 2,000 23 459 64
10 年後 中立 1,940 31 597 66

取り方:2026 年 3 月期の建築セグメント売上約 459 億円・利益約 64 億円(開示)。人員は 2,000 人と置いた推定。数量は実質、1 人当たり売上は名目。

その他(鉄道用品・環境・リース)

鉄道用品の製造・販売、環境関連工事、設備のリースなど。

数量担当人員(人・推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 600 15 91 14
10 年後 中立 600 20 122 16

取り方:2026 年 3 月期のその他セグメントの外部売上約 91 億円・利益約 14 億円(開示)。人員は 600 人と置いた推定。

リスクと懸念

談合の疑いと行政処分

2025 年 11 月、都営地下鉄の線路工事の入札をめぐり、東鉄を含む 6 社が公正取引委員会の立ち入り検査を受けた。事実と認められれば、課徴金や指名停止が避けられない。会社自身も、行政処分が業績に影響しうると認めている。最大の顧客である JR 東日本の信頼にも関わる。限られた市場で調整が起きやすい構造は、疑いが晴れても残る。

JR 東日本 1 社への依存

完成工事高の 7 割強が JR 東日本向けで、同社は議決権の約 22.6% を持つ株主でもある。発注方式の見直しや設備投資の抑制が、そのまま売上に響く。値決めの力は相手が握っており、交渉力は弱い。関係の深さは強みだが、分散が効かない構造的な弱みでもある。

今の利益が山にある可能性

2026 年 3 月期の営業利益率 10.8% は歴代最高だ。特に建築の 13.9% は、競合の多い市場では続きにくい。資材と人件費の転嫁が進んだ山でもある。平均の利益率は 9% 台で、今は平均を 1 ポイント以上上回る。2027 年 3 月期の第 1 四半期は営業利益が 9% 減った。

人手不足で量を増やせない

工事は人手と機械がすべてだ。残業規制が強まった 2024 年以降、技能者の確保は難しい。受注があっても施工できない年が出る。売上の伸びは単価と機械化に頼ることになり、採用と育成の費用も重い。協力会社の高齢化も進む。

資材高と転嫁の遅れ

鋼材やレール関連の資材が上がり続ければ、契約単価に転嫁できない期間の利益が削られる。長期の契約では、物価の上昇を後から反映する形になりやすい。人件費の上昇も重なる。物価 3% の世界では、転嫁の遅れが利益率の低下に直結する。

工事事故

線路の工事は、列車の運行と隣り合わせで行う。夜間作業や大型機械が多く、重大な事故が起きれば、JR 東日本からの信頼を損なう。受注の停止や補償費用につながる恐れもある。会社は事故を事業全体に広がるリスクと位置づけている。

資本の積み上がり

自己資本比率は 65% を超え、ROE は 10% 前後にある。還元が利益の半分ほどにとどまると、自己資本が積み上がって ROE は下がる。会社は ROE 目標を 10% 以上に引き上げたが、資本コストを大きく上回る水準ではない。買収や機械投資で稼ぎに変えられなければ、資本が遊ぶ。

今後の分かれ目

公取委の調査が、都営地下鉄の件で東鉄の違反を認定した時
課徴金と指名停止で利益が 1 年分ほど削られ、JR 東日本が発注方式を見直す恐れがある。10 年のやや悲観から悲観の筋書きに近づく。
調査が不問のまま終わり、JR 東日本との関係が変わらなかった時
悲観側の確率が下がり、中立の筋書きに戻る。ただ事業の稼ぐ力は変わらず、倍率は大きくは上がらない。
JR 東日本が発注を競争入札へ広げ、単価の交渉力が弱まった時
線路・土木の利益率が 7% 台に下がる。中立より悲観寄りに進み、倍率も下がる。
大型保線機械の増備が実り、少ない人数で施工量が増えた時
土木の量が伸び、利益率が 10% に届く。強気の筋書きに近づく。
JR 東日本が東鉄を完全子会社にする買い付けを出した時
買い付け価格は今の時価総額に上乗せされるのが普通で、上振れ要因になる。可能性は低いと見て、確率には織り込んでいない。
自社株買いや配当を大きく増やし、還元が利益の 7 割を超えた時
自己資本が膨らまず ROE が保たれ、1 株当たりの価値は上がる。ただ稼ぎは変わらず、倍率は大きくは上がらない。

見ておくもの

  • 公取委の調査の結論と、会社の専門家委員会の報告
  • JR 東日本の設備投資計画と、完成工事高に占める JR 向けの割合
  • 線路・土木と建築の利益率(9% 台と 13.9% が保てるか)
  • 連結従業員数と大型保線機械の増備ペース
  • 配当と自社株買いの規模、DOE の水準
  • 資本コストや株価を意識した経営の更新内容

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE 約 6〜9% と成長率 4% から正当化 PER を出し、上限の 9 割(強気〜中立)・8 割(やや悲観)に置いた。ROE が資本コスト 8% に届かない筋書きは、PER の上限 1÷k(12.9 倍)から置いた。今の PER 10 倍台を基準にはしていない。同じ領域のコムシスなどと比べ、東鉄は自己資本が厚く ROE が低めなので、中立の倍率も低くなる。悲観は総資産の 8 割回収・負債全額払いで残る売れる資産(約 920 億円)で測り、谷の PBR は使っていない。実質無借金で純現金は時価総額の 1 割に満たないので、余った現金は分けていない。新リース会計基準(2028 年 3 月期から)で営業利益と純負債の形が変わるが、10 年後の数字は家賃を営業費用に入れた今と同じ形で置いた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.8→13.52 倍・やや楽観 PER 12→12.72 倍・中立 PER 11.6→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.25% = 7.75%。個別のリスク(談合の疑い・JR 依存)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 8.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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  3. 都交通局に公取委が立ち入り検査 路線工事の談合疑い6社も

分析日 2026-10-16