株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

神田通信機 1992

企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,265 円52 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,900 円66 億円差 −21.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,265 円52 億円 · 差 −21.9% · 期待の年率 +4.5%
期待の年率リターン(10 年)+4.5%資本コスト比 −3.8 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

神田通信機は、東京の企業や官公庁に、構内の電話交換機やネットワークを納めて保守する会社だ。三菱電機と日立の特約店で、1947 年の創業になる。近年は、建物の照明を一つの仕組みで操る照明制御にも力を入れる。

筆者の結論は「割高」の入り口だ。手元の現金と政策保有株は時価総額の 7 割近くにあたる。だが本業の柱である構内の交換機は、クラウドの電話に置き換わりつつある。現金の厚さを足しても、縮む本業の稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段を支えきれない。

利益は安定している。2021 年 3 月期から営業利益率は 6〜10% で、赤字は出ていない。配当は自己資本に対する割合(DOE)で決め、毎年増やしている。

分かれ目は照明制御だ。受注は前の期に 2.6 倍になったが、売上はまだ 5 億円で赤字だった。ここが育てば本業の縮みを埋められる。育たなければ、会社は現金を抱えた小さな保守会社になる。筆者は、どちらに転んでも現金が下支えする形と見る。ただその現金が株主に戻る道筋は、まだ細い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「縮む本業を、厚い現金が支えている事業」だ。10 年後も神田通信機は都内の企業の通信を支えているだろう。ただ中身は、交換機の保守から、移行の工事と照明制御に入れ替わっているはずだ。

株主のものになる利益で見ると、設備がほとんど要らない商売で、営業利益の多くが手元に残る。問題はその使い道だ。現金は 10 年で 5 倍に積み上がったが、事業の伸びには使われていない。

堀、つまり他社がまねできない強みは、顧客との長い付き合いだ。ただ値段を決める力は弱く、特約店の立場は崩れやすい。

床は現金にあるが、今の値段に安全域は無い、と筆者は見る。時価総額の半分近くが純現金で、本業がゆっくり縮んでも床は高い。ただ現金が株主に戻らない限り、その床は帳簿の上にとどまる。オーナーとして持つなら、経営が現金の使い道を示すかどうかを見続けることになる。

何で稼ぐ会社か

売上 68 億円のうち、9 割が情報通信、1 割弱が照明制御だ。不動産の賃貸は 0.6 億円と小さい。

情報通信は、企業の電話交換機、ネットワーク、情報システムの構築と保守だ。三菱電機と日立の特約店として機器を売り、工事をし、保守の契約で毎年の収入を得る。光回線の利用料の収入「かんだ光」も伸びている。営業利益は 5.4 億円で、利益率は 9% 弱だ。

子会社の日神電子は、無線や映像の通信機器の設計、施工、保守を担う。売上は 14 億円ある。

照明制御は、国際規格 DALI を使い、メーカーを選ばずに照明を一つの仕組みで操る。建物の設備と IT をつなぐ「マルチゲートウェイ」も売る。省エネと省人化を求めるビルや工場が客だ。前の期は大型案件の完工で売上が 4 割減り、人員と開発の費用で 1 億円の赤字になった。受注は 10 億円と 2.6 倍に増えた。

顧客は特定の会社に頼らず、中堅の企業から官公庁まで幅広い。工事と保守を一緒に持つので、客との付き合いは長い。

社員は連結で 244 人と小さく、うち 167 人が情報通信、34 人が照明制御で働く。人の数がそのまま工事と保守の量を決める。

優良さと弱いところ

強みは、長い付き合いの顧客と保守の契約だ。一度入れた交換機は 10 年近く使われ、その間の保守と入れ替えの工事が続く。80 年近い歴史で、都内の中堅の企業と官公庁に根を張る。

弱みは本業の縮みだ。企業の電話は、構内の交換機からクラウドの電話と携帯へ移っている。保守の収入はすでに減り始めた。特約店は機器を作らないので、値段を決める力も弱い。

照明制御は伸びしろだが、まだ小さく赤字だ。大手の電機メーカーも同じ市場を狙っており、勝てるかは見えない。

財務は堅い。自己資本比率は 65% で、借金はほとんど無い。自己資本利益率は 6〜9% で、資本コストにわずかに届かない。厚い現金と株が、資本の効率を押し下げている。

経営は 2027 年 3 月期までの中計で「旧来の事業からの転換の土台作り」を掲げる。言い換えれば、本業の縮みを経営自身が認めている。転換の成否は、まだ数字に出ていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

企業の電話は、構内に置く交換機から、ネットの上で動くクラウドの電話へ移っている。在宅勤務の広がりで、この流れは速まった。交換機を売って保守する商売は、ゆっくり細る側にいる。

ただ移行には工事が要る。社内の配線、ネットワーク、無線の整備、セキュリティだ。中堅の企業は自前で IT の人を抱えにくく、工事と保守を任せられる会社を求める。ここは神田通信機の出番になる。

照明制御は伸びる市場だ。国は建物の省エネの基準を年々厳しくしている。人手不足で、ビルの設備を遠くから操る需要も増える。国際規格 DALI は欧州で広く使われ、日本でも大型のビルや工場で採用が増えている。

競争は厳しい。交換機ではメーカー系の販売会社や NTT 系の工事会社と、照明制御では大手の電機メーカーと競う。小さな特約店が勝つには、メーカーを選ばない中立さと、きめ細かな保守が武器になる。

人手不足は追い風にも逆風にもなる。工事の単価は上がるが、技術者を集める費用も上がる。中小の工事会社の廃業が続けば、残った会社に仕事が集まる面もある。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。方針は自己資本に対する配当の割合(DOE)3.5% 以上で、1 年前倒しで達成した。配当の総額は前の期に 1.9 億円で、次の期も増やす。自社株買いの実績は無く、株主優待の開示も見当たらない。

手元の純現金は約 30 億円で、10 年前の 6 億円から積み上がった。政策保有株も 9 銘柄 16 億円持つ。前の期は 12 銘柄を売り、縮める流れにある。

株主は個人の大株主が上位に並び、投資会社の UH Partners と光通信も合わせて 1 割強を持つ。還元を求める声が強まれば、自社株買いや増配に向かう余地がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

手元の純現金 30 億円と政策保有株 16 億円で、時価総額の 7 割近くになる。本業の価値は、ほとんど値段に入っていない。

利益は安定している。2021 年 3 月期から営業利益率は 6〜10% で、6 期続けて黒字だ。保守の契約は毎年入り、顧客は特定の会社に頼らない。

照明制御は育ち始めた。受注は前の期に 2.6 倍の 10 億円になった。国の省エネの基準は厳しくなり、メーカーを選ばない DALI の制御は大型のビルで採用が増える。ここが 20 億円の事業になれば、交換機の縮みを埋めて余る。

配当は DOE の方針で毎年増える。投資会社の UH Partners と光通信が株主に入り、還元を求める声は強まる。現金を自社株買いに回せば、株主の取り分は一気に増える。

構内の交換機が減っても、配線、無線、セキュリティの工事は残る。中堅の企業は自前で IT の人を抱えられず、長く付き合う工事会社に頼る。

慎重な見方

本業の交換機は、クラウドの電話に置き換わる。保守の収入はすでに減り始めた。工事も保守も要らない形に移れば、特約店の出番は消える。

照明制御は前の期に 1 億円の赤字だった。大手の電機メーカーも同じ市場を狙い、小さな会社が勝ち残れる保証は無い。受注の伸びは大型案件の波にすぎないかもしれない。

現金は厚いが、使われていない。10 年で 5 倍に積み上がり、自社株買いは一度も無い。経営が現金を株主に戻さないなら、その価値は帳簿の上にとどまる。

自己資本利益率は 6% で、資本コストに届かない。会社の次の期の予想は営業利益 4 億円と、2 期続けて減る。中計の ROE 9% は遠い。

社員の平均年齢は 45 歳に近く、技術者の高齢化も進む。若手を集めて育てる費用は上がり、利益率を削る。個人の大株主が多く、経営に変化を迫る声が通るとも限らない。政策保有株も 16 億円残り、資本の効率をさらに押し下げる。現金と株を除いた本業だけで見れば、稼ぐ力は時価総額の 3 割分ほどしかない。

どちらに重みを置いたか

現金の厚さは慎重な見方も認め、本業の縮みは強気の見方も認める。両方の言い分がほぼ釣り合うので、確率は中立に厚く置き、楽観側を少し厚くした。現金と政策保有株が悲観の床を高く保つためだ。余った現金は戻り方を 0.75 に割り引いた。自社株買いの実績が無く、使い道が示されていないからだ。照明制御が黒字に戻るか、自社株買いが始まれば、強気の見方に寄せる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,471 円79 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,032 円24 億円)。 今の値に割り戻すと 2,265 円52 億円、今との差 −21.9%、 期待の年率 +4.5%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 5,992 円137 億円 1,389 円32 億円 +154.5% +9.8% 738 円17 億円
やや楽観 22% 4,744 円109 億円 1,197 円27 億円 +104.8% +7.4% 1,307 円30 億円
中立 38% 3,689 円84 億円 1,136 円26 億円 +66.4% +5.2% 1,833 円42 億円
やや悲観 20% 1,592 円36 億円 817 円19 億円 −17.0% −1.8% 482 円11 億円
悲観 10% 1,083 円25 億円 349 円8 億円 −50.6% −6.8% 143 円3 億円
加重平均100% 3,471 円79 億円1,032 円24 億円 +55.3% +4.5% 4,503 円103 億円

今の株価時価総額 2,900 円66 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% クラウドの電話と照明制御が育ち、利益率 10% に乗る 利益 9 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 5,992 円137 億円

企業の電話は、構内の交換機からクラウドの電話へ移る。神田通信機はその移行の工事と保守を取り込み、「かんだ光」のような利用料の収入が積み上がる。顧客の数は少し増え、単価は物価を上回る。

照明制御は、国際規格 DALI の物件が大型のビルや工場で広がる。メーカーを選ばない制御という強みが評価され、物件の数は 3 倍になる。省エネと省人化を求める建物の持ち主が、設備と IT をつなぐ仕組みに値を払う。

全社の営業利益率は 10% に乗り、自己資本利益率は資本コストを超える。配当は DOE の方針で増え続け、余った現金の一部は自社株買いに回る。

  • 情報通信:数量 6,300(顧客の事業所の数(か所、推定))× 価格 0.01(1 か所あたりの年の売上(億円・名目))→ 売上 91 億円・営業利益 9 億円。数量 今の 1.05 倍 × 単価 今の 1.40 倍、利益率 10.0%
  • 照明制御:数量 150(完工した物件の数(件、推定))× 価格 0.14(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 21 億円・営業利益 2 億円。数量 今の 3.00 倍 × 単価 今の 1.40 倍、利益率 10.0%
  • 不動産賃貸:数量 3.0(貸している床(千平方メートル、推定))× 価格 0.27(千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)14 億円。全体の PER 14.02 倍、時価総額 136 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:照明制御の受注は前の期に 2.6 倍になり、2024 年 3 月期には全社の営業利益率 10% を出した。両方がそろえば届くが、確率は低めに置いた。

やや楽観 22% 電話の移行を取り込み、照明制御が利益を出す 利益 7 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 4,744 円109 億円

構内の交換機の保守は細るが、クラウドの電話とネットワークの構築で埋め、情報通信の売上は物価を少し上回って伸びる。三菱電機や日立の特約店として、中堅の企業と官公庁の顧客を保つ。

照明制御は人員と開発への先行投資が実り、物件の数は 2.5 倍になる。赤字は消え、8% の利益率を出す。

全社の営業利益率は 9% 近くになる。配当は DOE 3.5% 以上の方針で増える。政策保有株は少しずつ売られ、配当の原資になる。

自己資本利益率は 8% に届くが、資本コストをわずかに下回る。

純現金はさらに積み上がり、投資会社の株主が還元を求める場面も出てくる。

  • 情報通信:数量 6,000(顧客の事業所の数(か所、推定))× 価格 0.01(1 か所あたりの年の売上(億円・名目))→ 売上 85 億円・営業利益 8 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.37 倍、利益率 9.0%
  • 照明制御:数量 125(完工した物件の数(件、推定))× 価格 0.13(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 2.50 倍 × 単価 今の 1.37 倍、利益率 8.0%
  • 不動産賃貸:数量 3.0(貸している床(千平方メートル、推定))× 価格 0.27(千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)14 億円。全体の PER 13.26 倍、時価総額 106 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近 3 期の営業利益率は 6〜10% で、照明制御の受注は伸びている。移行の需要を取り込む形は十分に起きうる。

中立 38% 交換機の保守は細り、照明制御が穴を埋める 利益 6 億円 · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 3,689 円84 億円

企業の電話はクラウドへ移り、構内の交換機の保守は年々細る。神田通信機は移行の工事とネットワークで顧客をつなぎ止めるが、顧客の数は 10 年で 5% 減る。単価は物価並みに上がる。

照明制御は物件の数が 2 倍になり、6% の利益率に戻る。ただ全社の売上の 1 割強にとどまり、主役にはならない。

全社の営業利益率は 7% 台後半で、直近の山の 10% には届かない。配当は DOE の方針で増え、利益の半分強を払い出す。手元の現金は積み上がり続けるが、使い道は示されない。自己資本利益率は 7% 前後で、資本コストに届かない。

  • 情報通信:数量 5,700(顧客の事業所の数(か所、推定))× 価格 0.01(1 か所あたりの年の売上(億円・名目))→ 売上 79 億円・営業利益 6 億円。数量 今の 0.95 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 8.0%
  • 照明制御:数量 100(完工した物件の数(件、推定))× 価格 0.13(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 2.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 6.0%
  • 不動産賃貸:数量 3.0(貸している床(千平方メートル、推定))× 価格 0.27(千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.7% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)14 億円。全体の PER 12.43 倍、時価総額 82 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:構内の交換機の縮みと、照明制御の伸びが綱引きする、いちばん起きやすい形に厚く置いた。

やや悲観 20% クラウドに客を取られ、利益率が半分に落ちる 利益 3 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,592 円36 億円

企業の電話は、工事も保守も要らないクラウドの電話と携帯に置き換わる。通信事業者や大手の IT 会社が直接売り、特約店を通さない。神田通信機の顧客は 2 割減る。

照明制御は大型物件の波が続かず、物件の数は今のままだ。人員の固定費が重く、利益は出ない。

全社の営業利益率は 4% 台に落ちる。配当は DOE の方針で保たれるが、増配は止まる。手元の現金と政策保有株は残り、株主の取り分の床になる。ただ現金の使い道は示されず、谷で一部を食う。

経営は照明制御への投資を続けるが、回収は遅れる。技術者の高齢化で工事の量も保てず、保守の契約の更新で値下げを求められる。

  • 情報通信:数量 4,800(顧客の事業所の数(か所、推定))× 価格 0.01(1 か所あたりの年の売上(億円・名目))→ 売上 62 億円・営業利益 3 億円。数量 今の 0.80 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 5.0%
  • 照明制御:数量 50.0(完工した物件の数(件、推定))× 価格 0.12(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 0.0%
  • 不動産賃貸:数量 3.0(貸している床(千平方メートル、推定))× 価格 0.25(千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 5.0%

倍率:純利益 2.5 億円の稼ぐ力(利息を除き純利益÷k で約 27 億円)に、余った現金の 0.75 倍(13.5 億円)を戻り方 0.75 で足す。ROE は k を大きく下回り、上限 1÷k の 77% の 9.0 倍。

確率:電話のクラウド化は、工事の要らない形にも進みうる。交換機の保守に頼る会社には現実の分かれ目だ。

悲観 10% 構内の電話が消え、事業が細って現金だけが残る 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,083 円25 億円

構内の交換機はほぼ消え、保守の収入も細る。クラウドの電話は通信事業者が直接売り、神田通信機の出番は配線と小さな工事だけになる。顧客は 4 割減る。

照明制御は大手の電機メーカーが自社の規格で押さえ、物件は半分に減る。全社の営業利益はほぼ零になる。

配当は大きく減り、手元の現金と政策保有株が株主の取り分の大半になる。経営は現金を事業の立て直しに使い、株主に戻す動きは遅い。価値は純現金と株の売れる額の床を下回る。

交換機の保守で長年つないできた顧客は、クラウドの電話会社に直接移る。社員の高齢化で技術者も減り、残った事業を回すだけで精一杯になる。

  • 情報通信:数量 3,600(顧客の事業所の数(か所、推定))× 価格 0.01(1 か所あたりの年の売上(億円・名目))→ 売上 43 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 0.60 倍 × 単価 今の 1.15 倍、利益率 1.0%
  • 照明制御:数量 25.0(完工した物件の数(件、推定))× 価格 0.11(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 0.50 倍 × 単価 今の 1.15 倍、利益率 -10.0%
  • 不動産賃貸:数量 3.0(貸している床(千平方メートル、推定))× 価格 0.23(千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.15 倍、利益率 0.0%

倍率:営業利益がほぼ零で PER は当てない。売れる資産の床(約 32 億円)を下回る 25 億円を、今の自己資本 63.5 億円に対する PBR 0.39 倍として置いた。現金の使い道は少数株主には決められないため床を下回ってよい。

確率:過去 25 年で赤字は 7 期あり、構内の交換機という本業そのものが縮む。ただ純現金が厚く、悲観の確率は高くしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

情報通信

企業・官公庁の電話交換機、ネットワーク、情報システムの構築と保守。子会社の日神電子の無線・映像通信を含む。

数量顧客の事業所の数(か所、推定)価格1 か所あたりの年の売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 6,000 0.01 62 5
10 年後 中立 5,700 0.01 79 6

取り方:顧客の数は非開示のため、売上 62.3 億円を 1 か所あたり年約 104 万円と見て割り、約 6,000 か所と推定。営業利益 5.39 億円は開示(共通費は配賦済み)。

照明制御

国際規格 DALI による照明制御と、設備と IT をつなぐマルチゲートウェイ。

数量完工した物件の数(件、推定)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 50.0 0.10 5 −1
10 年後 中立 100 0.13 13 1

取り方:物件の数は非開示のため、売上 4.9 億円を 1 件約 1,000 万円と見て割り約 50 件と推定。営業損失 0.99 億円は開示。受注は 10.0 億円。

不動産賃貸

持っている建物の賃貸。

数量貸している床(千平方メートル、推定)価格千平方メートルあたりの年の賃料(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 3.0 0.20 1 0
10 年後 中立 3.0 0.27 1 0

取り方:売上 0.6 億円を千平方メートルあたり年 0.2 億円と見て約 3 千平方メートルと推定。営業損失 0.01 億円は開示。

リスクと懸念

構内の交換機の縮み

企業の電話はクラウドと携帯へ移り、構内の交換機の保守は細る。工事も保守も要らない形が広がれば、売上の 9 割を占める情報通信の土台が崩れる。

照明制御の先行投資

人員と開発に先に投じたが、前の期は 1 億円の赤字だった。大型案件の波に左右され、大手の電機メーカーとの競争で勝てる保証は無い。

特約店の立場

三菱電機と日立の機器を売る特約店で、値段を決める力は弱い。メーカーが販売の形を変えれば、取り分が細る。

現金の使い道

純現金は 10 年で 5 倍の 30 億円に積み上がったが、自社株買いは無い。使い道が示されないまま積み上がれば、株主の取り分にならない。

技術者の確保

通信と照明制御の工事には技術者が要る。社員の平均年齢は 45 歳で、若手を集める費用は物価以上に上がりうる。

今後の分かれ目

照明制御が 2 期続けて黒字になり、売上が 10 億円を超えたら
やや楽観の確率を上げる。
自社株買いを始めるか、DOE をさらに上げたら
余った現金の戻り方を 1.0 に見直す。
情報通信の受注が 2 期続けて減ったら
交換機の縮みが速まった証拠として、やや悲観の確率を上げる。
投資会社の株主が還元や再編を求めたら
現金の戻り方と、買収の上振れを見直す。
政策保有株の縮減の方針を数字で示したら
売却の分を余った現金に足すか検討する。

見ておくもの

  • 情報通信の受注と保守の収入
  • 照明制御の受注と損益
  • 純現金の積み上がりと使い道
  • DOE と配当の総額
  • 政策保有株の売却

倍率と資本コストの決め方

情報通信は顧客の事業所の数(推定)× 1 か所の年の売上、照明制御は物件の数(推定)× 1 件の売上で積み、数量は実質、単価は名目(中立 1.34 倍)。k は 7.5% + quality 1.0% の 8.5%。中立の ROE は 7% 前後で k に届かず、PER は上限 1÷k の 85%。余った現金 18 億円は利息を除いて PER を掛け、戻り方 0.75 で足した。今の株価・PBR は倍率に使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.1→14.02 倍・やや楽観 PER 10.6→13.26 倍・中立 PER 10→12.43 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0% で 8.5%。通信事業者の大きな工事を持つコムシスやエクシオ(7.5〜8.0%)より、規模が小さく本業の交換機が縮む分だけ高い。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.25%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書 FY2026(EDINET DB)
  2. 大株主(株探)

分析日 2026-10-20