株譜
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株式会社髙松コンストラクショングループ 1762

請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,638 円1,267 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,140 円1,441 億円差 −12.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 3,638 円1,267 億円 · 差 −12.1% · 期待の年率 +4.8%
期待の年率リターン(10 年)+4.8%資本コスト比 −2.5 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

髙松コンストラクショングループは、賃貸マンションや食品・物流施設の建築、道路や港湾の土木、分譲・戸建・管理の不動産を手がける中堅の建設グループだ。筆者の結論は「やや割高」。事業は良くなっているが、株主資本の稼ぐ力が資本コストをまだ超えていないからだ。

2026年3月期は売上3,577億円、営業利益179億円と過去最高を更新した。受注は4,360億円まで積み上がり、粗利率も改善した。建築の利益率が前の期の2%台から7%台に戻ったのが大きい。ただし建築の利益は案件ひとつで振れる。この回復を恒常の姿と見るのは危うい。

物価が年3%で上がる世界では、実質で横ばいでも営業利益は10年で240億円ほどに増える。中立の筋書きはこの水準の少し手前に置いた。国内の建築量は人口減で細るが、同社は賃貸マンションと特殊用途の建築でシェアを伸ばしている。土木は国土強靱化で下支えされる。不動産は戸建・分譲・管理へ広げる途上にある。

問題は資本効率だ。自己資本は利益をためて厚くなり、中立の10年後でもROEは7%前後にとどまる。資本コストの8%台を下回れば、ためた利益は帳簿の額より小さな価値しかない。倍率は1÷kの12倍が上限になり、今の水準からは下がる。

その分、下値には強みがある。借金は軽く、自己資本比率は5割近い。強気の筋書きは、川上(用地・企画)と川下(管理・売却)が利益を押し上げ、ROEが10%に近づく姿だ。そこまで進めば評価は一段上がる。ただし米国の短期回転型の投資や大型の開発案件は、資金の使い方を間違えれば自己資本の効率をさらに下げる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「良い仕事をする普通の会社」だ。優れた企業とは、少ない元手で高い利益を積み上げ、その利益を再び高い利回りで使える会社を指す。髙松は前半を満たし始めたが、後半はまだ証明されていない。

筆者が最も重く見るのは、ためた利益の使い道だ。今の自己資本の利益率は8%弱。資本コストの8%台にわずかに届かない。この状態で利益を内部にためるほど、帳簿の価値と実際の価値の差が開いていく。経営が不動産開発に資金を振り向けると決めた以上、その開発が資本コストを超えるかが、すべてを決める。

堀は広くない。受注産業なので、値段は市場が決める面が強い。それでも、現場力、受注の入り口、グループ内の連携が積み上がれば、利益率は少しずつ底上げされる。筆者はこの変化を小さくは見ない。

安全域は、今の値段にはほとんどない。借金が軽く、赤字の年もなかった財務は評価できる。だが、利益が実質で横ばいの世界を前提に置くと、倍率の縮みを補うほどの余裕はない。

オーナーとして持ち続けたいかと問われれば、資本効率が資本コストを超えるまでは待つ会社だ。買うなら、建築の利益率が落ち着いた後の価格が望ましい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は三つある。建築、土木、不動産だ。2026年3月期の売上は建築が1,728億円、土木が1,007億円、不動産が841億円。利益は建築125億円、土木65億円、不動産61億円で、3事業の利益率はどれも7%前後に並んだ。

建築の中心は髙松建設だ。大阪と東京を地盤に、賃貸マンション、食品工場、冷凍冷蔵倉庫、病院、都市型のデータセンターなどを請け負う。特徴は、建てて終わりにしないことにある。土地を探す段階から相談に乗る「コンサルタント&コンストラクション」を原点に掲げ、土地の売り手と買い手を引き合わせて建築条件付きで売る営業も強めている。

土木は青木あすなろ建設、みらい建設工業、東興ジオテックの3社が担う。青木あすなろ建設は2019年に非公開化してグループに取り込んだ。道路や橋の補修、再生可能エネルギーの工事、港湾の浚渫、のり面や地盤の改良など、国や自治体の発注が多い。景気に左右されにくい反面、利益率は7%前後で頭打ちだ。

不動産は、分譲マンション「ティサージュ」、収益マンション「トリニティ」、首都圏の建売戸建を担うタカマツハウス、マンション管理と仲介の髙松エステートで構成する。2025年7月には、会社分割で新しい子会社も立ち上げた。

会社が描く成長の絵は「スマイルカーブ」だ。建設請負は稼ぎの土台だが利益率が低い。用地取得・企画設計という川上と、管理・賃貸・売却という川下のほうが利益率は高い。中期計画では、川上・川下の売上を合わせて1,480億円、営業利益を105億円まで増やす目標を置いた。海外は米国で、短期に売却する投資型の事業を小さく始めている。

優良さと弱いところ

この会社の強さは「現場の請負力」と「受注の入り口」にある。賃貸マンションや食品・物流の建築では、設計と施工を一体で提案できる。受注は過去最高を更新し続けている。値段を上げても仕事が取れている証拠だ。

ただし、他社がまねできない堀とまでは言えない。建築は入札や相見積もりで値段が決まりやすく、ブランドの力も大手ゼネコンやハウスメーカーには及ばない。利益率が2%台から7%台まで一気に動いたことが、それを物語る。値決めの力は「今は強い」にとどまる。

資本効率は課題だ。過去10年のROEは5〜8%台で、中央値はおよそ7%。資本コストを下回り続けてきた。中期計画の最終年度でも8.1%、長期の目標が10%以上と、会社自身が足りないと認めている。配当を厚くして自己資本の積み上がりを抑える動きは、その裏返しだ。

財務は堅い。自己資本比率は5割近く、利払いの10倍以上を稼ぐ。赤字の期は過去10年ない。創業家に連なる個人と資産管理会社が上位株主に並び、長期の視点で経営できる一方、少数株主の声は届きにくい面もある。

筆者が気にするのは、建設の請負業の「質」だ。完成工事の粗利率が15%を超えた今の水準を保てるかどうかで、10年後の姿が大きく変わる。大型案件が増えるほど、1件の採算割れが全体を傷つける。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は、量は伸びず、値段が上がる市場だ。人口と世帯数が減るため、床面積や施工量は長い目で細る。一方で、技能労働者の不足と資材高が続き、業界全体が仕事を選び、値段を上げる方向へ切り替わった。上場ゼネコンの約9割で粗利率が改善している。

同社の建築の主戦場は、賃貸マンション、食品工場、冷凍冷蔵倉庫、病院、データセンターだ。賃貸マンションは単身世帯の増加と相続対策に支えられるが、空室率が上がれば新築の採算は落ちる。競合は長谷工コーポレーションや大東建託のほか、準大手・中堅のゼネコンだ。大型案件ほど競合が増え、価格競争が激しくなる。

土木は国土強靱化が追い風になる。2026年度からの5年で、事業規模は約20兆円とされる。老朽化した橋は2035年に建設後50年超が6割を超える。補修と更新の工事は量が増え、同社の得意分野に重なる。ただし人手が足りず、受注を取っても施工が追いつかない制約がある。

不動産は、首都圏の分譲・戸建が好調な一方で、販売価格の高騰で買い控えも出ている。金利が3%台で定着すれば、購入者の負担は重くなる。在庫を抱える業態のため、市況が悪化すると評価損のリスクがある。

全体として、建設は景気の波を受けやすい業種だ。10年のうちに必ず一度は不況の年が来る。同社のように用地を持つ不動産を広げるほど、その波は大きくなる。

資本政策と M&A

資本政策は「配当は厚く、成長投資も増やす」という両にらみだ。中期計画では累進配当を基本とし、配当の下限を前の計画より引き上げた。配当性向は40%を目安にする。2026年3月期は期末配当を大きく増やしており、増益を株主へ分ける姿勢は本物に見える。

一方、3年間の資金計画は攻めている。純利益300億円に借入520億円を足し、不動産の成長資金に200億円、開発事業への参入に250億円を充てる。残りは建設の運転資金、米国やM&Aに回す。借金は軽いので無理はないが、資金の出口が在庫の多い不動産に偏る点には注意が要る。

還元の軸は配当で、自己株買いは前面に出ていない。ROEが資本コストを下回る会社が利益をためる場合は、本来は自己株買いで資本を絞るのが筋だ。今の方針は、開発投資で稼ぐ力を高めるほうに賭けている。

M&Aは土木の補完(地盤・港湾・補修)で積み上げてきた。20社ほどのグループを整理しながら、中核5社に集める方向だ。株主構成は、個人と資産管理会社の上位3者で3割強を持つ。TOBの可能性は10年で2割という推計もあるが、創業家側の動きが前提になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建築の利益率の回復は一時の案件の当たりではない。業界全体で、選別受注と値上げが定着した。上場ゼネコンの約9割で粗利率が改善しており、髙松建設も大型案件を選べる立場に立っている。食品工場、冷凍冷蔵倉庫、データセンター、病院といった特殊用途は、技術が要る分、値段を保ちやすい。受注が過去最高を更新し続けており、その勢いは来期以降の売上に表れる。

土木は国土強靱化の実施中期計画が追い風だ。老朽化した橋や道路の補修と更新は、少なくとも10年は絶えない。青木あすなろ建設、みらい建設工業、東興ジオテックの3社が、大手の下請けから、自ら提案する立場へ変わりつつある。

そして川上・川下の展開が利益を押し上げる。建設請負だけなら利益率は5%に届かない。用地の企画、分譲、建売、管理、仲介を足せば、同じ仕事が何度も収益に変わる。会社は川上・川下の営業利益を105億円まで増やす計画で、実現すれば全社の利益率が一段上がる。

資本効率も改善に向かう。配当の下限を引き上げ、累進配当を掲げた。ROEの長期目標は10%以上だ。自己資本が積み上がる速度より、利益が伸びる速度が上回れば、ROEは資本コストを超える。その時の倍率は今より高くなる。借金が軽いので、機会が来たときの投資余力もある。

慎重な見方

建築の利益率は、前の期の2%台から7%台へ跳ねただけだ。過去10年の営業利益率は3〜6%台で、それより高い水準が続く保証はない。大型案件が増えるほど、1件の不採算が全体の利益を食う。人件費と外注費の上昇が続いており、請負金額に転嫁できなければ、利益はすぐ縮む。

不動産には市況のリスクがある。分譲や建売は在庫を抱える商売で、金利が上がれば購入者の負担が重くなり、売れ残りと評価損につながる。中期計画の資金の多くは、この不動産と開発に向かう。資本コストを下回るROEの会社が、さらに資金を市況に賭けることになる。

自己資本の効率も心配だ。ROEは過去10年、一度も資本コストに届かなかった。利益をためて自己資本が増えるほど、ROEは薄まる。会社が目標にする8%台でさえ、資本コストと同水準にすぎない。10年後のROEは、中立でも7%前後にとどまる。

国内の建築量は人口減で細る。賃貸マンションは空室率が上がり、新築の採算は悪くなる。土木も人手の不足で、受注を取っても施工できない制約がある。創業家に連なる株主が上位に並ぶ構造は、少数株主に不利な判断を許す余地もある。

悪い10年なら、建築は価格競争に戻り、不動産は評価損を出し、固定の本社費が利益を削る。利益が薄いまま、値段だけが物価で上がる世界では、配当の維持も難しくなる。

どちらに重みを置いたか

事業の質は改善しているが、強気の見方が前提にする利益率の定着は、まだ実績が1年にすぎない。慎重な見方が突く資本効率の弱さと、不動産の市況リスクのほうが、10年の物差しでは重い。このため確率はやや悲観・悲観の側に寄せ、合わせて4割とした。

一方で、借金が軽く、赤字の年がない財務は、悲観の底を深くしない。悲観の床は、資産を売って借金を返した後の残りで測った。強気の筋書きの確率を下げすぎなかったのは、川上・川下の展開が実際に利益に表れ始めているためだ。

結論は、10年の本質価値が今の時価総額を下回る「やや割高」。ROEが資本コストを超えると確かめられた時点で、見方を改める。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,834 円1,683 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,756 円612 億円)。 今の値に割り戻すと 3,638 円1,267 億円、今との差 −12.1%、 期待の年率 +4.8%(資本コスト 7.2%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 10,093 円3,514 億円 2,585 円900 億円 +206.2% +11.8% 1,014 円353 億円
やや楽観 18% 7,848 円2,732 億円 2,298 円800 億円 +145.1% +9.4% 1,826 円636 億円
中立 34% 5,624 円1,958 億円 2,010 円700 億円 +84.4% +6.3% 2,596 円904 億円
やや悲観 25% 1,897 円660 億円 1,379 円480 億円 −20.9% −2.3% 819 円285 億円
悲観 15% 1,519 円529 億円 718 円250 億円 −46.0% −6.0% 336 円117 億円
加重平均100% 4,834 円1,683 億円1,756 円612 億円 +59.2% +4.8% 6,590 円2,295 億円

今の株価時価総額 4,140 円1,441 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% 楽観:川上・川下が利益を押し上げ、ROEが10%に近づく 利益 226 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 10,093 円3,514 億円

賃貸マンションと特殊用途の建築で受注が伸び続け、大阪と東京の両方でシェアが上がる。食品・物流・データセンターは技術が要り、値段を保てる。土木は国土強靱化に乗り、3社が自ら提案する立場になる。不動産は用地の企画から売却までを自前で回し、分譲と管理の利益が積み上がる。大型の開発案件は市況の追い風を受けて高く売れる。会社全体の営業利益率は6%近くに乗り、自己資本の効率は資本コストを超える。借金は軽いまま、機会に応じて投資と配当を両立する10年になる。同業の賃貸住宅・ゼネコンに比べ、受注から開発・管理までを一つのグループで完結できる強みが、利益率にはっきり表れる。

  • 建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築):数量 71.0(年間の施工延べ床面積(万㎡、推定))× 価格 44(1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円))→ 売上 3,089 億円・営業利益 216 億円。特殊用途で利益率が高止まり
  • 土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック):数量 10.6(国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%))× 価格 140(市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円))→ 売上 1,480 億円・営業利益 111 億円。GXと強靱化で受注増
  • 不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介):数量 2,000(分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定))× 価格 0.84(1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円))→ 売上 1,680 億円・営業利益 134 億円。川上・川下の利益が積み上がる

倍率:事業の純利益 226 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.55 倍、時価総額 3,514 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:川上と川下の拡大が計画どおりに利益へつながり、建築の高い利益率が定着する組み合わせ。条件が多く、実現しても全部は揃いにくいので、確率は低めにした。

やや楽観 18% やや楽観:建築の利益率が高めで定着する 利益 184 億円 · PER 14.9 倍 · 株価時価総額 7,848 円2,732 億円

賃貸マンションの需要は底堅く、建築の利益率は6%台で安定する。値上げが定着した業界で、同社は大型案件を選べる。土木は補修と更新の仕事が増え、利益率は7%台に乗る。不動産は戸建と分譲が育ち、管理収入も積み上がるが、開発は中規模にとどまる。業績は中期計画の方向に沿って伸び、配当は累進で増える。ROEは資本コストにわずかに届く程度で、倍率は1÷kの近くに置ける。大きな失敗はなく、少しずつ良くなる10年になる。自己株買いは少なく、利益は自己資本に積み上がるため、ROEの改善は利益の伸びに頼る形になる。米国や大型開発への投資は小さな範囲にとどまり、回収が遅れても傷は浅い。建設の人手不足は続くが、グループ内の協力会社との連携で施工力は保てる。

  • 建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築):数量 66.0(年間の施工延べ床面積(万㎡、推定))× 価格 42(1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円))→ 売上 2,752 億円・営業利益 184 億円。値上げ定着で利益率6%台
  • 土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック):数量 10.1(国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%))× 価格 137(市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円))→ 売上 1,384 億円・営業利益 98 億円。補修・更新が増える
  • 不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介):数量 1,800(分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定))× 価格 0.82(1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円))→ 売上 1,480 億円・営業利益 114 億円。戸建・分譲・管理が育つ

倍率:ROE 8.5%(純利益 184 億円 ÷ 自己資本 2,169 億円)。資本コスト 7.25% を超える分の半分が残るとして、RONIC = 8.37%、国内の建設・不動産が中心なので長期の成長率 g は 3.5%(業種ノートの国内専業 2〜4%)。正当化PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) = 14.85 倍、1÷k は 12.1 倍。受注産業で利益率の波が大きく不動産の市況にも左右されるので、上限の 10.0 割(14.85 倍)に置いた。

確率:建築の利益率の回復が定着し、不動産の拡大も着実に進む、実績に最も近い上振れの筋書き。

中立 34% 中立:実質で横ばい、利益は物価とともに伸びる 利益 142 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 5,624 円1,958 億円

国内の建築量は人口減で細るが、同社は賃貸マンションと特殊用途でシェアを伸ばし、床面積は今とほぼ同じ水準を保つ。値段は物価並みに上がり、売上は名目で1.4倍に近づく。建築の利益率は前の期の7%から6%台に落ち着く。土木は国土強靱化に支えられて実質ほぼ横ばい、利益率は7%近く。不動産は戸数が増えるが、市況の波で利益率は7%台前半にとどまる。本社費も物価で増える。この結果、営業利益は実質では少し細り、自己資本は利益のためこみで厚くなってROEは7%弱にとどまる。配当は利益の半分ほどを出し続け、残りは不動産の在庫と土木の施工機械、運転資金に回る。大型の買収や米国での失敗はなく、グループの再編は中核5社への集約で静かに進む。景気の谷が一度来ても、赤字には落ちない。

  • 建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築):数量 57.6(年間の施工延べ床面積(万㎡、推定))× 価格 40(1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円))→ 売上 2,316 億円・営業利益 146 億円。シェア拡大で床面積は横ばい
  • 土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック):数量 9.8(国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%))× 価格 134(市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円))→ 売上 1,309 億円・営業利益 88 億円。実質ほぼ横ばい
  • 不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介):数量 1,610(分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定))× 価格 0.80(1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円))→ 売上 1,294 億円・営業利益 95 億円。戸数は増えるが市況で振れる

倍率:事業の純利益 142 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 7.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.79 倍、時価総額 1,958 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の建築量の縮小を、シェアの拡大と値上げで打ち消し、実質で横ばいに近い。もっとも事実に近い着地として最も重みを置いた。

やや悲観 25% やや悲観:建築の利益率が元に戻り、不動産が伸びない 利益 75 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,897 円660 億円

建築は価格競争が戻り、利益率が5%まで下がる。賃貸マンションの空室率が上がり、新築の採算が悪くなる。大型案件の一部は不採算になる。土木は人手が足りず、受注を取っても施工が追いつかない。不動産は金利が高止まりして買い手が減り、在庫の回転が遅れる。川上・川下の拡大は計画を下回り、会社が目標にしたROEの8%台には届かない。本社費は物価で増え続け、利益を削る。自己資本だけが厚くなり、資本効率が薄まる10年になる。利益は今の水準を下回るが、財務は堅く、配当は下限を守る。成長投資の失敗で資本効率が悪化する、地味に傷む10年だ。

  • 建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築):数量 49.0(年間の施工延べ床面積(万㎡、推定))× 価格 39(1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円))→ 売上 1,911 億円・営業利益 96 億円。価格競争が戻る
  • 土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック):数量 9.3(国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%))× 価格 130(市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円))→ 売上 1,205 億円・営業利益 70 億円。施工力の不足で伸びない
  • 不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介):数量 1,200(分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定))× 価格 0.78(1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円))→ 売上 936 億円・営業利益 56 億円。市況悪化で回転が鈍る

倍率:ROE 3.8%(純利益 75 億円 ÷ 自己資本 1,989 億円)。事業のROEが資本コスト 7.25% を大きく下回り、ためた利益は帳簿の額より小さな価値。1÷k は 12.1 倍だが、利益率が低く不動産の在庫を抱えるので、稼ぐ力の約 7 割の 8.5 倍に置いた(構造的な負けの側として、上限へ引き上げない)。

確率:建築の利益率が過去の水準に戻り、不動産の市況が悪い、実績から素直に外れた下振れの筋書き。過去の振れの大きさを見て、重めに置いた。

悲観 15% 悲観:価格競争の復活と不動産の評価損が重なる 利益 −15 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,519 円529 億円

建築は受注を確保するために安値で請けるようになり、完成工事の粗利が薄くなる。人件費と外注費の上昇を請負金額に転嫁できず、不採算の案件が続く。不動産は市況の悪化で分譲と建売の在庫が売れず、評価損を出す。土木は公共投資が一巡し、人手不足で施工量が落ちる。本社費は物価で増えるのに、売上が減って利益が消える。赤字の年が混じり、配当は下限を維持できず、資産の売却と借入で穴を埋める。優良という評価は失われる。創業家側の持株が重く、経営の立て直しは遅れる。それでも財務は軽く、資産を売って借金を返せば、会社が消えることはない。

  • 建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築):数量 37.4(年間の施工延べ床面積(万㎡、推定))× 価格 38(1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円))→ 売上 1,403 億円・営業利益 35 億円。不採算案件が続く
  • 土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック):数量 8.6(国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%))× 価格 125(市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円))→ 売上 1,070 億円・営業利益 43 億円。公共投資の一巡と人手不足
  • 不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介):数量 800(分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定))× 価格 0.72(1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円))→ 売上 576 億円・営業利益 9 億円。在庫の評価損

倍率:赤字に近く、稼ぐ力は測れない。床は売れる資産の税後で測り、今の自己資本 1,469 億円に対する PBR 0.36 倍(約 525 億円)に置いた。構造的な負けの姿で、中立の PBR を下回る。

確率:建築の不採算案件が続き、不動産の評価損が出て、固定の本社費が利益を食う構造的な負けの筋書き。建設と不動産が同じ年に悪くなる不況を、10年で1度は想定した。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築(賃貸マンション・特殊用途・一般建築)

髙松建設を中心とする建築請負。賃貸マンション、食品工場・冷凍冷蔵倉庫、病院、データセンターなど。

数量年間の施工延べ床面積(万㎡、推定)価格1万㎡あたりの請負単価(億円。㎡あたり約30万円)売上営業利益
今 2026/03 57.6 30 1,728 125
10 年後 中立 57.6 40 2,316 146

取り方:2026年3月期の建築事業の売上1,728億円を、鉄筋コンクリート・鉄骨造の非住居と賃貸マンションの平均的な建築単価(㎡あたり約30万円と推定)で割り、施工延べ床面積57.6万㎡を逆算した。単価は中立で物価並み(10年1.34倍)。床面積は実質で、人口減の国内では縮むがシェア拡大で相殺される。

土木(青木あすなろ建設・みらい建設工業・東興ジオテック)

道路・橋の補修、港湾、地盤改良、再生可能エネルギー工事。国と自治体の発注が中心。

数量国内土木建設投資(実質・兆円、推定27兆円)× 当社シェア(%)価格市場1兆円×シェア1%あたりの売上(100億円)売上営業利益
今 2026/03 10.1 100 1,007 65
10 年後 中立 9.8 134 1,309 88

取り方:国内の土木建設投資を27兆円と推定し(業種ノートの建設投資80兆円台のうち土木分)、土木事業の売上1,007億円をそれで割ると当社シェアは約0.37%。数量は市場27兆円×シェア0.373の10.07(兆円×%)、価格は1単位あたり100億円。物価の分は価格に入れ、10年1.34倍。市場は国土強靱化で実質ほぼ横ばい、シェアは据え置く。

不動産(分譲・建売戸建・収益物件・管理仲介)

ティサージュ、トリニティ、タカマツハウス、髙松エステートなど。川上(用地)と川下(管理・売却)の事業。

数量分譲・建売・売却・管理の取扱い戸数相当(戸、推定)価格1戸相当あたり売上(億円。約6,000万円)売上営業利益
今 2026/03 1,400 0.60 840 61
10 年後 中立 1,610 0.80 1,294 95

取り方:不動産事業の売上841億円を、建売戸建・分譲マンション・収益マンション売却・管理収入を戸数に直した平均1戸相当0.6億円(6,000万円と推定)で割り、取扱い戸数相当を1,400戸と置いた。管理収入は戸数ではないため推定が粗い。単価は物価並み(10年1.34倍)、戸数は実質。

リスクと懸念

建築の利益率の振れ

建築の利益率は前の期の2%台から7%台へ跳ねた。受注産業なので、大型案件が1件不採算になるだけで全体の利益が崩れる。人件費と外注費が上がり続けるなか、請負金額への転嫁が止まれば、この回復は消える。

不動産の市況と在庫

分譲・建売・収益物件は在庫を抱える商売で、金利が上がれば購入者が減り、売れ残りと評価損につながる。中期計画の資金の多くが不動産と開発に向かうため、市況の悪化がそのまま自己資本を傷つける。

資本効率が資本コストを超えない

ROEは過去10年、資本コストに届かなかった。利益をためて自己資本が増えるほど、ROEは薄まる。会社の目標でも最終年度で8.1%にとどまり、10%以上は先の話だ。

国内の建築量の縮小

人口と世帯数の減少で、国内の床面積は長い目で細る。賃貸マンションは空室率が上がれば新築の採算が落ち、食品・物流施設も供給が過剰になれば受注が細る。

人手不足と施工力

技能労働者の不足は、受注を取っても施工が追いつかない制約になる。土木は特に、国土強靱化で量が増えても人が足りず、利益率が頭打ちになる。

支配株主の存在

個人と資産管理会社の上位3者で3割強を持つ。長期の経営がしやすい反面、少数株主の利益に沿わない資本配分や、非公開化の提案が出る可能性が残る。

米国の短期回転型投資

米国の不動産投資は3〜5年で売却する前提だ。規模は小さいが、金利と物件価格の変動に弱く、回収が遅れれば資本効率をさらに下げる。

今後の分かれ目

建築セグメントの利益率が2期続けて6%を超えたら
強気の筋書きの確率を上げてよい。値上げの定着が実績で裏づけられる。
受注が減って建築の粗利率が12%台に戻ったら
やや悲観の側へ重みを移す。大型案件の採算に黄色信号。
不動産の在庫(販売用不動産)が売上の伸びを超えて増え続けたら
市況悪化の先行指標として悲観側の確率を上げる。
自己株買いなどでROEの目標を前倒しで達成したら
資本効率の改善が確認できたとして、やや楽観側の確率を上げる。
米国や大型の開発案件で想定外の評価損が出たら
資本配分の判断が裏目に出たとして、悲観側の確率を上げる。
創業家側からの非公開化やTOBが出たら
価格が本質価値を上回る場合は応じ、下回る場合は少数株主の利益を損なう点を重く見る。

見ておくもの

  • 建築・土木・不動産の3セグメントの営業利益率(特に建築)
  • 受注高と受注残、完成工事の粗利率
  • 販売用不動産(在庫)の残高と、開発案件への投資額
  • ROE(中期計画の最終年度に8%台、長期に10%以上)と配当・自己株買いの方針
  • 上位株主の持株の動き、グループ再編の発表

倍率と資本コストの決め方

数量(延べ床面積・土木の市場×シェア・不動産の取扱い戸数相当)と価格(物価3%を入れた名目)で3事業を積み、中立の営業利益は実質ほぼ横ばいの水準に置いた。倍率は式で決めた。ROEが資本コストに届かない中立は、1÷kの12.1倍を上限として、利益の質に応じて約9割弱の10.5倍とした。今の株価の倍率や過去の倍率は使っていない。強気側は、ROEが資本コストを超える分の半分が残るとして正当化PERを出し、その上限近くに置いた。悲観は赤字に近く、床は売れる資産の税後で測った。建築は請負でリースの問題は小さく、家賃の固定費は大きくない。新リース会計基準で数字の形が変わる点は、今と同じ形でそろえて置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→15.55 倍・やや楽観 PER 12.2→14.85 倍・中立 PER 10.5→13.79 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。理由は quality_why。個別のリスク(不動産の評価損・案件の不採算・創業家の持株)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.25%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 髙松コンストラクショングループ 中期経営計画(2026年3月期-2028年3月期)
  2. セグメント別売上高・利益の推移(有価証券報告書ベース)
  3. 髙松コンストラクショングループの株主還元方針・配当方針

分析日 2026-10-16