株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

安藤・間 1719

トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,768 円2,774 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,759.5 円2,760 億円差 +0.5%
10 年後から見ると 適正 価値 1,768 円2,774 億円 · 差 +0.5% · 期待の年率 +6.0%
期待の年率リターン(10 年)+6.0%資本コスト比 −1.2 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

安藤・間は、トンネルやダムなどの土木と、工場・物流施設・データセンターなどの建築を手がける準大手ゼネコンだ。筆者の結論は「やや割高」。事業の質は同業の中でも良いが、値段がそれを先取りしている。

強みは採算の高さだ。土木の粗利率は16%台、建築も13%台と、準大手の中では上位にある。繰越工事も積み上がった。人手が足りず、受け手が仕事を選べる局面が続いている。

弱みは、その利益が好況の産物であることだ。直近の営業利益率は7%台と、過去の谷の1%を思えば高い。国内の工事量は人口減で実質では増えない。直近の純利益には、持ち合い株の売却益も含まれる。

中立の筋書きでは、営業利益は10年後に370億円ほどで、今の水準とほぼ変わらない。ROEは9%ほどで、資本コストを少し上回る。価値は今の時価総額をやや下回る。

純現金は厚いが、多くは工事の前受け金に支えられた運転資金だ。余った現金とは見ていない。

今の値段が映すのは、好況が続き、持ち合い株の整理もうまく進む姿だ。そこまで織り込むには、安全域が足りない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「悪くないが、安くもない」。事業は分かりやすく、技術で選ばれる土木と原子力の分野は、他社の参入が難しい。ここは評価できる。

ただ、ゼネコンは毎年、新しい工事を取り直す事業だ。利益は景気と資材と人手で振れ、過去には営業利益率が1%を割った年もある。今の7%台は、その谷から見れば高い水準だ。

株主が自由に使える利益は、純利益の7割ほどと見る。工場も店も要らず、再投資は少なくて済む。この点は良い事業だ。一方で、持ち合い株の売却益を除いた稼ぎで測ると、直近の純利益は見かけより低い。

安全域は薄い。中立の価値は今の時価総額をやや下回り、悲観では大きく割れる。わかりやすい良い会社でも、払う値段が価値を超えるなら、筆者は手を出さない。この会社の値段は、質の良さを織り込んだうえに、好況の長続きまで織り込んでいると筆者は感じる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は土木と建築だ。土木は、トンネル、ダム、道路、橋、水力や原子力の関連施設などを、官公庁や電力会社から請け負う。技術力が問われる難しい工事が多く、粗利率が高い。

建築は、工場、物流施設、データセンター、研究施設などの産業施設が中心だ。直近は大型の受注が相次ぎ、建築の繰越工事が4割超も増えた。これが今後数年の売上を支える。

もう一つの顔が、エネルギーと環境の事業だ。原子力関連、送配電、系統用蓄電池、水力などで、中期経営計画は2028年度に500億円規模の完成工事高を置く。核融合を目ざす新興企業とも組み、建設の側から参画している。

海外はタイ、ベトナムなどで、日系企業の工場やODA(政府の途上国援助)の工事を請け負う。規模は小さく、会社も保守的に見込む。不動産の開発や、社会インフラの診断などの建設以外の事業も育てている。

ただ、稼ぎの大半は今も国内の土木と建築だ。ほかの事業は、まだ全体の利益を動かすほど大きくない。会社の計画でも、2028年度の売上5,500億円のうち、土木と建築が大半を占める。

優良さと弱いところ

優良さを一言で言えば「技術で採算を取れる準大手」だ。ただ堀、つまり他社がまねできない強みは、決定的に深くはない。

強みは三つある。一つ目は、土木の技術力だ。山岳トンネルの自動吹付けなど、機械化の実績がある。二つ目は、原子力・水力・放射線遮蔽といった、参入の難しい分野の経験だ。三つ目は、2013年に旧間組と旧安藤建設が合併してできた、土木と建築の両方に厚みのある体制だ。

弱みも三つある。一つ目は、価格を決める力が限られることだ。官公庁も電力会社も、入札や相見積りで競わせる。二つ目は、施工量を決めるのが人手であることだ。三つ目は、東海第二発電所の防潮堤で品質不良が見つかり、追加費用が出たことだ。技術で選ばれる会社が、技術で傷を負った。

資本の使い方は、改善の途上にある。前の計画は、還元の割合も持ち合い株の縮減も目標に届かなかった。新しい計画は、配当の下限を決める累進配当へ進んだ。口約束ではなく数字で縛った点は評価できる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内建設は、量の増えない成熟市場だ。それでも今は「作れば儲かる」局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。受け手が仕事を選べるようになり、値上げが通る。上場ゼネコンの2025年度の受注は16兆円台で、繰越も過去最高だ。

準大手は、スーパーゼネコンより価格を決める力が弱い。安藤・間の競合は戸田建設、熊谷組、西松建設、奥村組、東急建設だ。市場は地場の業者も多く、分散している。ただ土木のトンネルと、原子力・水力の分野では、担い手が限られる。ここに同社の居場所がある。

追い風は国土強靱化だ。2026年度から5年で20兆円強の計画があり、上下水道・道路・橋の更新が続く。データセンターや工場の民間投資も、当面は強い。

10年先は、そうした投資が一巡する。その後の国内は、実質で横ばいか緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。人手不足の業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が差になる。再編も進みやすく、準大手どうしの統合や、地場ゼネコンの事業承継が焦点になる。安藤・間も、その当事者になりうる。

資本政策と M&A

資本政策は、新しい中期経営計画で大きく動いた。2026年度からの3年で、還元は400億円以上を見込む。配当は累進配当にして、下限を決めた。自社株買いは機動的に行う。

持ち合い株は、連結純資産に対する比率を10%未満へ下げる。前の計画では、同じ目標が未達だった。今度は実行できるかが問われる。売却益は直近の純利益を押し上げたが、毎年は続かない。筆者は、事業の稼ぎと分けて見る。

投資は、技術開発とエネルギー事業が中心で、3年で500億円以上を置く。M&Aは別枠で、インドへの進出も検討している。大きな買収で価値を壊すタイプではない。

株主は分散している。筆頭は信託銀行で、17%台にとどまり、支配株主はいない。2020年には、物言う株主のオアシスが自社株取得などを求めて株主提案を出した。同社は一時8%まで買い増し、今は5%を割っている。資本効率への外圧は、完全には消えていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建設の構造が変わった。技能者が足りず、受け手が仕事を選べる時代だ。安藤・間は、土木の粗利率が16%台、建築が13%台と、同業の中でも採算が高い。しかも建築の繰越は4割超増え、数年先まで売上が見える。

中期経営計画は、2028年度に営業利益370億円を掲げる。前の計画は営業利益の目標を大きく上回って終わった。今回も、計画に余裕があると見てよい。

成長の芽も確かだ。原子力、水力、送配電、系統用蓄電池と、電力の分野で施工の需要が続く。核融合でも、早い段階から関わっている。海外は小さいが、ODAを軸に手堅く積める。

資本の面も変わる。累進配当を約束し、還元は3年で400億円以上になる。持ち合い株を減らせば、その資金を配当や投資に回せる。ROE12%以上が実現すれば、資本コストを十分に上回る。

過去の10年を通して見ても、ROEの中央値は12%を超えている。この会社は、本来それだけ稼げる体質だ。今の計画は、その体質を取り戻す途中にすぎない。

慎重な見方

今の利益は、景気と需給が揃った山の姿だ。営業利益率は7%台だが、過去には1%を割った谷がある。資材高を転嫁できるのは需給が締まっているからで、民間投資が一巡すれば崩れうる。

国内の工事量は、人口減で実質では増えない。施工を決めるのは人手で、人が足りなければ売上は伸びず、人件費は利益を削る。会社自身の来期計画も、増収なのに営業利益はほぼ横ばいだ。

直近の純利益は、売却益に支えられている。持ち合い株は売れる残りが減るので、来期の純利益はむしろ大きく減る計画だ。東海第二の防潮堤では、技術の傷で追加の費用が出た。同様の失敗が原子力の分野でまた起これば、強みが弱みに変わる。

資本の面では、前の計画で還元も持ち合い株の縮減も未達だった。言葉より、実績を見たい。

国内建設の将来にも不安が残る。地方の人口が減れば、公共工事の予算は先細る。強靱化の予算も、2030年代には一巡する。土木の高い採算が、そのまま続くとは限らない。

建築の繰越が増えても、受注の採算が良いとは限らない。大型の受注は、人手を食い合う。工期の遅れや追加費用が出れば、繰越の厚みは重荷に変わる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が少し強い。事業の質と資本政策の改善では、強気の見方に分がある。ただ値段を決めるのは、景気の山の利益が10年続くかどうかだ。ここは慎重な指摘が勝つ。

確率は、中立に4割弱を置いた。やや楽観を2割弱、やや悲観を3割弱に置き、悲観は1割強とした。繰越の厚さは数年先の利益を守るが、10年先を守るものではない。技術の強みは、悲観の深さを少し浅くする。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,176 円3,413 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 976 円1,531 億円)。 今の値に割り戻すと 1,768 円2,774 億円、今との差 +0.5%、 期待の年率 +6.0%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,037 円6,333 億円 1,339 円2,100 億円 +205.5% +11.8% 376 円590 億円
やや楽観 17% 3,126 円4,905 億円 1,147 円1,800 億円 +142.9% +9.3% 727 円1,140 億円
中立 37% 2,603 円4,084 億円 1,020 円1,600 億円 +105.9% +7.5% 1,340 円2,103 億円
やや悲観 27% 1,119 円1,755 億円 892 円1,400 億円 +14.3% +1.3% 543 円852 億円
悲観 12% 803 円1,260 億円 574 円900 億円 −21.7% −2.4% 165 円259 億円
加重平均100% 2,176 円3,413 億円976 円1,531 億円 +79.1% +6.0% 3,151 円4,944 億円

今の株価時価総額 1,760 円2,760 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 7% 採算の高さが定着し、電力と産業施設で伸びる 利益 365 億円 · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 4,037 円6,333 億円

10年間、採算を選ぶ受注を貫く。建築は工場とデータセンターの更新が途切れず、利益率は7%を保つ。土木は強靱化と更新の予算が続き、トンネルの技術力が値段に反映されて9%に届く。

エネルギー事業が育つ。原子力の安全対策工事、送配電、系統用蓄電池が積み上がり、海外もODAを軸に伸びる。営業利益は500億円を超え、ROEは12%近くまで上がる。

持ち合い株の整理は計画どおり終わり、配当は累進配当で増え続ける。国内の量が実質で増えない点は変わらない。それを価格と採算、そして電力の分野で補う、最良の姿だ。

この筋書きでは、同社は準大手の中でも「技術で値段が付く会社」と認められる。再編の話が出ても、買われる側ではなく、束ねる側に回る。

  • 建築:数量 374(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.66(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,616 億円・営業利益 253 億円。374万人日 × 1人日あたり 9.66万円、利益率 7.0%
  • 土木:数量 202(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 2,087 億円・営業利益 188 億円。202万人日 × 10.35万円、利益率 9.0%
  • その他(海外・エネルギー・不動産・子会社):数量 70.1(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 726 億円・営業利益 73 億円。70万人日換算 × 10.35万円、利益率 10.0%

倍率:事業の純利益 365 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.8% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.3 倍。全体の PER 17.35 倍、時価総額 6,333 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:土木と建築の高い採算が10年続き、エネルギー事業も当たる筋書き。景気の波を越えて続く必要があり、確率は低い。

やや楽観 17% 価格転嫁が続き、土木と電力で採算を守る 利益 302 億円 · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 3,126 円4,905 億円

建築は利益率6%台前半を保ち、土木は8%を維持する。民間工事は実質で少し減るが、価格転嫁が物価並みに通る。

エネルギーと環境の事業は、原子力や送配電の工事で量を増やす。海外は小さいまま、堅く積み上がる。営業利益は420億円台で、ROEは10%ほどになる。

持ち合い株の売却代金は、配当と自社株買いに回る。累進配当は守られ、還元の総額は計画を上回る。国内の需要が一巡しても、更新工事が下支えになる。

東海第二のような傷も、一度で済む。技術の信用は保たれ、官公庁と電力会社からの受注が続く。ROEは資本コストを安定して上回り、株主にとって納得のいく姿になる。

  • 建築:数量 363(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,406 億円・営業利益 218 億円。363万人日 × 9.38万円、利益率 6.4%
  • 土木:数量 190(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,914 億円・営業利益 153 億円。190万人日 × 10.05万円、利益率 8.0%
  • その他(海外・エネルギー・不動産・子会社):数量 60.1(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 604 億円・営業利益 54 億円。60万人日換算 × 10.05万円、利益率 9.0%

倍率:事業の純利益 302 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍。全体の PER 16.24 倍、時価総額 4,904 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが物価並みに通り、土木と電力の分野で採算を守れば、ROEは10%ほどになる。国内の量が増えないため、これ以上は置かない。

中立 37% 量は横ばい、価格だけ上がる成熟 利益 265 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 2,603 円4,084 億円

建築の工事量は実質で5%ほど減り、価格だけが物価並みに上がる。営業利益率は6%を割り込み、建築の利益は200億円前後になる。土木は強靱化で量を保ち、利益率は7%を維持する。

エネルギーと環境の事業は、量が1割ほど増える。海外と不動産は小さく、全体への効きは限られる。営業利益は370億円ほどで、今の水準とほぼ同じだ。

還元は利益の約65%で、持ち合い株の整理も進む。自己資本は増え、ROEは9%ほどになる。資本コストを少し上回るが、株主にとって大きな驚きはない。大きな失敗も成功もない、平らな10年だ。

  • 建築:数量 356(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,336 億円・営業利益 197 億円。356万人日 × 9.38万円、利益率 5.9%
  • 土木:数量 187(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,876 億円・営業利益 131 億円。187万人日 × 10.05万円、利益率 7.0%
  • その他(海外・エネルギー・不動産・子会社):数量 55.1(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 554 億円・営業利益 44 億円。55万人日換算 × 10.05万円、利益率 8.0%

倍率:事業の純利益 265 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.41 倍、時価総額 4,084 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質で少し減り、価格は物価並み。会社の計画に近い利益が続く、最も標準的な姿。繰越の厚さは数年先まで効くが、10年先は景気しだいなので中立に4割弱とした。

やや悲観 27% 地方の縮小と人手不足で採算が細る 利益 195 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,119 円1,755 億円

国内の工事量が実質で1割ほど減る。価格転嫁は止まり、人件費の上昇だけが重い。建築の利益率は5%を割り、土木も5%台へ戻る。営業利益は270億円ほどになる。

エネルギー事業は伸びず、海外も小さいままだ。東海第二のような品質問題がもう一度起こり、追加費用が利益を削る。

会社は累進配当を守るが、持ち合い株の売却は進んでも、代金が稼ぎを増やす投資に回らない。ROEは7%ほどで、資本コストに届かない。市場は、稼ぐ力に見合った倍率しか認めない。

土木の技術の差は残るが、入札で値段を叩かれる場面が増え、強みが利益に結びつかない。建築は競合と同じ水準の採算に落ち着く。

  • 建築:数量 337(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,066 億円・営業利益 147 億円。337万人日 × 9.10万円、利益率 4.8%
  • 土木:数量 177(施工量(万人日、実質))× 価格 9.75(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,730 億円・営業利益 95 億円。177万人日 × 9.75万円、利益率 5.5%
  • その他(海外・エネルギー・不動産・子会社):数量 50.1(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 9.75(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 488 億円・営業利益 29 億円。50万人日換算 × 9.75万円、利益率 6.0%

倍率:ROE 7.0%(純利益 195 億円 ÷ 自己資本 2,783 億円)。事業の ROE が資本コスト k 7.25% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.1 倍が上限。人手不足で利益が削られ、ためた自己資本が稼ぎを生まない局面で、上限の 7 割 4 分の 9.0 倍に置いた。

確率:人手不足は、施工量の天井と人件費の上昇で利益を削る。値上げ疲れで利益率が戻る展開を、中立に近い厚みで置いた。

悲観 12% 構造的に負け、低採算工事に頼る 利益 95 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 803 円1,260 億円

構造的に負ける。民間の産業施設の投資が一巡し、国内の量が実質で2割減る。人手不足の中でも受注を選べなくなり、低採算の工事を取らざるを得ない。建築の利益率は3%まで落ちる。

原子力や水力の分野でも、追加費用を伴う失敗が重なる。エネルギー事業は育たず、海外は撤退に近い縮小になる。営業利益は130億円ほどで、資産の減損も出る。

持ち合い株の売却代金は、赤字の穴埋めと配当に消える。財務の体力は残るが、稼ぐ力の回復は見えず、再編の対象にもなりやすい。

技術の強みと思われていた分野が、逆に重荷になる。原子力の工事で失った信頼は戻らず、電力会社の発注が減る。同社は、規模のある同業に吸収される側に回る可能性が高い。

  • 建築:数量 299(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 8.40(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 2,515 億円・営業利益 75 億円。299万人日 × 8.40万円、利益率 3.0%
  • 土木:数量 149(施工量(万人日、実質))× 価格 9.00(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,345 億円・営業利益 47 億円。149万人日 × 9.00万円、利益率 3.5%
  • その他(海外・エネルギー・不動産・子会社):数量 35.1(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 9.00(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 316 億円・営業利益 6 億円。35万人日換算 × 9.00万円、利益率 2.0%

倍率:構造的に優良でなくなり、減損も出た姿。純利益 95 億円の稼ぐ力は 1,150 億円ほどで、床は売れる資産で測る。総資産約 4,100 億円を強制売却で 8 割しか回収できず、負債約 2,030 億円は全額払うとして残る約 1,260 億円(持ち合い株と土地を含む)を、今の自己資本 2,083 億円に対する PBR 0.605 倍に置いた。

確率:地方と産業施設の需要が縮み、技術の差も守れなくなる筋書き。東海第二で見せた施工の傷と、過去の谷の深さを踏まえ、1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築

工場・物流施設・データセンター・研究施設などの産業施設と、リニューアルを請け負う。繰越工事が大きく増えた。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 374 7.00 2,620 170
10 年後 中立 356 9.38 3,336 197

取り方:2027年3月期の見通し(建築の完成工事高3,100億円は前期比18%増)から前期を約2,620億円と逆算した。営業利益は、建築の完成工事総利益率13.7%から、販管費率を約7%と置いて引き、約170億円と推定した。開示は無いため、施工量は1人日あたり売上を戸田建設と同じ約7万円と置いて、約374万人日と推定した。

土木

トンネル・ダム・道路・橋・水力・原子力関連施設を、官公庁・電力会社から請け負う。粗利率が高い。

数量施工量(万人日、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 187 7.50 1,400 126
10 年後 中立 187 10 1,876 131

取り方:単体の完成工事高約4,030億円から建築を引き、土木を約1,400億円と置いた(決算説明資料の見通しからの逆算)。完成工事総利益率16.2%から販管費率約7%を引き、営業利益約126億円と推定した。施工量は、戸田建設の土木と同じ要領で、1人日あたり売上を7.5万円として約187万人日と置いた。

その他(海外・エネルギー・不動産・子会社)

海外の工事、エネルギー・環境の事業、不動産開発、インフラ診断、子会社の工事。

数量工事・サービス量(万人日換算、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 50.1 7.50 376 40
10 年後 中立 55.1 10 554 44

取り方:連結売上4,396億円から建築と土木を引いた376億円。営業利益は連結336億円から二つの事業を引いた40億円(調整を含む)。海外の工事とエネルギー・不動産の事業は、同じ要領で約50万人日の工事・サービス量に換算した。内訳は開示が乏しく、筆者の推定だ。

リスクと懸念

景気の谷で受注と採算が崩れる

ゼネコンの利益は景気の山と谷で大きく振れる。同社は営業利益率が1%を割った年がある。今の7%台は需給が締まった局面のもので、民間の工場やデータセンターの投資が一巡すれば、先に崩れるのは新規受注の採算だ。

原子力工事での品質問題

東海第二発電所の防潮堤では、地中連続壁の施工不良が見つかり、規制委はその部分を基礎に使わない方針を示した。追加費用も出た。原子力は同社の強みであり、同種の失敗が再び起これば、利益だけでなく受注の信用も傷む。

人手不足で施工量が頭打ちになる

2024年問題以降、技能者の確保が最大の制約になった。人が足りなければ受注を売上に変えられず、労務費の上昇は利益率を削る。会社の来期計画も、増収なのに営業利益はほぼ横ばいだ。

売却益が消えた後の純利益

直近の純利益は、投資有価証券の売却益を含む。持ち合い株は、比率を10%未満へ下げる過程で残りが減る。売却益は毎年は続かず、来期の純利益が大きく減る計画に、すでに表れている。

資本政策の実行力

前の中期経営計画では、総還元性向も持ち合い株の縮減も目標に届かなかった。新しい計画は累進配当と還元400億円以上を掲げるが、実績の裏づけはこれからだ。成長投資が資本コストを下回る稼ぎに終われば、価値は増えない。

物言う株主の再来

2020年にオアシスが株主提案を出し、一時は8%台まで買い増した。いまは5%を割っているが、資本効率が改善しなければ、同様の圧力が戻りうる。ただ、これは価値を押し上げる方向にも働く。

今後の分かれ目

建築の完成工事総利益率が2期続けて12%を割ったら
価格転嫁の局面が終わったと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
東海第二の防潮堤で、追加の費用や工期の遅れが再び開示されたら
原子力の施工力への信頼を下げ、悲観の確率を少し上げる。
持ち合い株の売却代金を、累進配当と稼ぎの確かな投資に使ったら
資本の使い方の評価を上げ、楽観側の確率を少し増やす。
エネルギー事業の完成工事高が目標の500億円に近づいたら
その他の事業の量を引き上げ、中立の営業利益を数十億円上方に直す。
準大手どうしの統合や、外部資本による再編が出たら
統合後の資本効率しだい。規模が増えても資本コストを下回る買収なら価値は下がる。
2028年3月期の営業利益が目標の370億円を大きく上回ったら
計画の保守性が確かめられ、中立の利益を上方に直す。

見ておくもの

  • 建築・土木の完成工事総利益率と受注高、繰越工事高の推移
  • 持ち合い株の売却額と、その代金の使い道
  • 東海第二の防潮堤の工事の進み方と追加費用
  • エネルギー事業(原子力・送配電・蓄電池)の完成工事高
  • 累進配当の実績と自社株買いの有無
  • 国土強靱化予算の執行状況と土木の受注

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 7.25%(基本 7.5% + quality 0.75%)をわずかに上回る前提で、正当化 PER の式と 1÷k の下限だけから置いた。今の株価や今の PER を見てから決めたわけではない。悲観は谷の利益でなく、総資産の8割回収・負債全額払いで残る売れる資産で測り、谷の PBR は使っていない。直近の純利益 298 億円には持ち合い株の売却益 103 億円が入るため使わず、営業利益から過去の比率(約 0.7)で積み、金利の変化の約5億円(税引き後)を足した。純現金 371 億円は、運転資金とみて余った現金に分けていない。2028年3月期から新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。数量は人日で推定したため、数量と価格の分け方には誤差がある。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。個別のリスク(東海第二の追加費用・M&A の実行など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.25%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 安藤・間 中期経営計画2028(EDINET 構造化要約)
  2. 安藤・間 決算説明資料(2026年3月期、要約)
  3. 安藤ハザマへの株主提案に関するオアシスの声明(2020年)

分析日 2026-10-16