株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

太平電業 1968

発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,174 円1,372 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,437 円1,538 億円差 −10.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,174 円1,372 億円 · 差 −10.8% · 期待の年率 +5.3%
期待の年率リターン(10 年)+5.3%資本コスト比 −2.4 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

太平電業は、発電所の定期点検と補修、新設・増設の工事を請け負う会社だ。原子力と火力に強く、売上の約 7 割を保守が占める。結論から言えば、筆者は今の値段をやや割高と見る。事業の質は高いが、値段はその分を先に払っている。

稼ぐ力は申し分ない。2026 年 3 月期は営業利益が 148 億円と過去最高で、赤字の年は 10 年間一度もない。保守は営業利益率が 16% を超え、請負業としては異例に高い。原発の再稼働と建て替えの議論が、受注を押し上げている。

ただ、この追い風は人の数に縛られる。工事を担うのは現場の技能者で、残業の上限規制もあり、受注が増えても売上は人手の分しか伸びない。数量は 10 年で 1 割も増えれば十分だ。物価の上昇分を価格に乗せられるかが、利益の伸びを決める。

手元の純現金は約 200 億円で、時価総額の 1 割強だ。ただ工事の立替や前受けの資金が混ざるため、余った現金とは扱わなかった。中立の筋書きで 10 年後の時価総額は約 1,900 億円。還元を足して現在の価値に直すと、今の値段より 1 割ほど低い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社の本質は、原子力と火力の設備が動く限り続く保守の稼ぎだ。需要は電力会社の計画で決まり、景気に左右されない。10 年後も事業は残り、利益が出る。この点は高く評価する。

ただし、オーナー利益(再投資を引いた株主の取り分)は人手に縛られて伸びにくい。売上を増やすには人を増やすしかなく、技能者の確保は高くつく。伸びを物価の上昇分に頼る会社で、数量の成長に期待しすぎるのは危うい。

資本の使い方は平凡だ。純現金と有価証券が厚いのに、還元は配当が中心で、買収も目立たない。利益を事業に再投資しても資本コストを大きく超える稼ぎには結びつかず、ためた利益は額面どおりの価値にならない。

安全域は薄い。楽観でも割安に大きく振れず、悲観でも保守の稼ぎが床になって大きくは崩れない。値段が多少安くなれば買える会社だが、今の値段では余裕が取れない。原子力の追い風を期待で先に払うのは、バリュー投資の流儀に合わない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は補修工事だ。発電所は一定の間隔で止めて分解し、点検・部品交換をする法定の定期検査がある。その作業を受け持つのが補修工事で、2026 年 3 月期の売上は 971 億円、全体の約 7 割を占める。原子力発電所と火力発電所、製鉄所の設備が主な現場だ。同じ設備を何十年も見るので、現場の知識がそのまま強みになる。

もう 1 つが建設工事で、売上は 445 億円、約 3 割だ。発電所や環境保全設備(ごみ焼却や排煙処理など)を、重電メーカーや電力会社の元請けのもとで組み上げる。大型案件が多く、補修より利益率は低い。2026 年 3 月期の営業利益率は 6〜7% 台だった。

顧客は電力会社と、三菱重工をはじめとする重電メーカーだ。全国 9 支店で受注するので、特定の電力会社に偏らない。関西・中部の原子力に強いとされ、再稼働工事が受注を押し上げた。2026 年 3 月期の受注は 1,970 億円と、前の期より 3 割近く増えた。建設が 898 億円、補修が 1,071 億円だ。

海外は香港・フィリピンなどで小さく展開している。会社は海外事業本部を作って広げる考えだが、今の利益への寄与はまだ小さい。2 つの部門の利益の合計から本社費などを引くと、営業利益は 148 億円になる。

優良さと弱いところ

この会社の堀は、現場の経験と電力会社との長い付き合いだ。原発の点検は安全管理の要求が厳しく、実績のない会社には任せにくい。補修の営業利益率が 16% 台と高いのは、その参入しにくさの表れだ。同じ設備を何度も見るため、仕事が繰り返し入る。

ただ、強い堀とまでは言えない。補修は電力会社が発注者で、コストを下げる圧力は常にかかる。値段を自分で決められる立場ではない。建設は入札色が強く、資材高や工期の遅れを請負側が負う一括請負の面もある。

数字の裏付けは財務にある。自己資本比率は 72% で、純現金を持つ。10 年間、赤字の年はなく、ROE も 4〜12% の幅に収まる。景気より電力会社の設備計画に左右される会社だ。

弱い点は 2 つある。1 つは人手だ。補修は人が稼ぐ仕事で、技能者の確保が売上の天井になる。もう 1 つは資本の使い方だ。自己資本が厚い割に ROE は 9% 台にとどまり、手元の資金が眠りやすい。経営は ROE 9% 以上を掲げるが、達成は還元の厚みで決まる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の発電所の工事は、原子力と火力の両方で潮目が変わりつつある。原子力は、再稼働に向けた安全対策工事が続く。政府は 2040 年代までに最大 5 基の建て替えを進める方針を示したと報じられた。実際に新設の工事が出るのは 10 年の後半以降だろう。

火力は需要が減るとは限らない。データセンターで電力需要が増え、老朽設備の維持が重なる。保守の仕事は設備が動く限り続く。ただ石炭火力は脱炭素の流れで徐々に減るため、補修の対象は入れ替わる。

競争の形は、元請けの重電メーカーの系列と、電力会社の系列の工事会社、独立系に分かれる。独立系の同業にはレイズネクストなどがあるが、あちらは製油所の保全が主力で、原子力の比重が違う。太平電業は原子力と火力の両方を持つ点が個性だ。

市場の大きさは、国内の発電設備の補修工事を年 7,000〜8,000 億円と筆者は推定する。稼働する原子力・火力・製鉄設備の数から割り戻した概算で、開示された数字ではない。太平電業の補修売上 971 億円は 1 割強に当たる。

最大の制約は人手だ。2024 年 4 月から残業の上限規制が建設業にも適用され、技能者は高齢化している。受注があっても人が足りず、断る局面もある。そのため業界は、量を増やすより単価を上げる方向に動いている。

資本政策と M&A

還元は安定的だ。方針は配当性向 35% を目安に、DOE(純資産に対する配当の割合)3% を下限とする。2026 年 3 月期の配当性向は 37% だった。一方、自社株買いは直近でほぼ行っていない。

政策保有株は 2030 年度までに 10% 未満へ減らす計画だ。2026 年 3 月期末の投資有価証券は 231 億円ある。売却益が入るぶん一時的に利益が膨らむが、本業の力ではないので価値には入れない。

過去の中計では M&A も重点に掲げてきた。ただ大型の買収は見当たらず、手元の資金は積み上がりやすい。自己資本比率が 72% と高いのに ROE が 9% 台なのは、そのためだ。会社は 3 年で 150 億円の戦略投資を見込んだが、使い道は見えにくい。

買われる側の可能性は小さくない。時価総額は 1,500 億円ほどで、重電メーカーや商社が組みやすい規模だ。ただ原子力の元請けと下請けの関係があり、動けば顧客が反応する。実現しても、価値の前提には入れない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

原子力は、国策として長期の仕事を生む。再稼働の安全対策工事が続き、2040 年代に向けた建て替えも動き出した。太平電業は関西・中部の原発に深く入り、元請けの重電メーカーとも組んでいる。新設が出れば建設工事が大きく増え、補修の対象基数も増える。

保守の利益率は 16% と高く、人手不足は単価に転嫁できる。技能者が足りないのは同業も同じで、実績のある会社に仕事が集まる。電力需要はデータセンターで増え、火力の維持も続く。

海外は小さいが、香港・フィリピンの足がかりを広げれば伸びしろになる。自己資本が厚く、還元を増やす余地もある。ROE を 9% から 10% 台へ上げるのは、還元の強化だけでも届く。売上は 2,400 億円、営業利益率は 11% 近くまで行く姿も成り立つ。

電力の脱炭素と安定供給の両立には、原子力と火力の点検・更新が欠かせない。工事を担える会社は限られ、実績の厚い太平電業は選ばれ続ける。保守の営業利益率が 16% を超える会社は、同業でも多くない。

慎重な見方

原子力の追い風は、すでに値段に入っている。再稼働は審査の遅れで読みにくく、建て替えは 10 年のうちに実際の工事が出るかも怪しい。出ても重電メーカーが元請けで、下請けの取り分は薄い。

保守の利益率 16% は電力会社の発注次第だ。市場の自由化でコスト圧力は強まり、値下げを求められれば真っ先に削られる。人手不足は賃金の上昇を招き、転嫁が遅れると利益を食う。

海外は小さく、実績も浅い。自己資本比率 72% は安全だが、ROE を押し下げる重しでもある。M&A は未経験に近く、買えば失敗しやすい。石炭火力の縮小で、補修の対象が減る恐れもある。数量は 10 年で減る、という姿も十分に成り立つ。

工事の数量は技能者の数で決まり、増員にはいずれも時間と費用がかかる。受注残が積み上がっても、消化できなければ売上にならない。資材と人件費の上昇を発注者に認めさせる交渉も、思うほど簡単ではない。

電力会社の側から見れば、補修費は削りたい費用の筆頭だ。長い付き合いがあっても、見積もりの比較は年々厳しくなる。

どちらに重みを置いたか

保守の稼ぎが堅いことは、強気も慎重も認めている。割れるのは、原子力の新設がどこまで出るかと、人手不足を単価に乗せられるかだ。新設は 10 年の先にずれ込みやすく、人手は数量の天井になる。強いのは慎重な見方だが、赤字の年がない堅さを考え、悲観の確率は 1 割にとどめた。確率は中立に厚く、やや楽観とやや悲観はほぼ並べた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,013 円1,902 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,082 円683 億円)。 今の値に割り戻すと 2,174 円1,372 億円、今との差 −10.8%、 期待の年率 +5.3%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 4,859 円3,066 億円 1,347 円850 億円 +154.6% +9.8% 621 円392 億円
やや楽観 22% 3,699 円2,334 億円 1,189 円750 億円 +100.5% +7.2% 1,075 円678 億円
中立 40% 3,133 円1,977 億円 1,109 円700 億円 +74.1% +5.7% 1,697 円1,071 億円
やや悲観 18% 1,856 円1,172 億円 951 円600 億円 +15.2% +1.4% 505 円319 億円
悲観 10% 1,262 円796 億円 713 円450 億円 −19.0% −2.1% 197 円125 億円
加重平均100% 3,013 円1,902 億円1,082 円683 億円 +68.1% +5.3% 4,096 円2,585 億円

今の株価時価総額 2,437 円1,538 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 原子力の新設と再稼働が重なり、保守も値上げが通る 利益 210 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 4,859 円3,066 億円

再稼働の安全対策工事に続いて、2030 年代に建て替えの工事が複数動き出す。太平電業は関西・中部の実績を足がかりに、建設工事の受注を大きく伸ばす。

保守は、稼働する原発の増加で対象が広がる。人手の足りない同業が仕事を断る中で、単価の引き上げが通る。補修の営業利益率は 17% に上がる。

海外も香港・フィリピンで保守を取り、利益の底上げになる。還元は強化され、自己資本は積み上がりにくい。売上は 2,400 億円を超え、ROE は 10% 近くになる。

安全の実績と現場の経験が評価され、元請けの重電メーカーからの指名も増える。受注の質が上がることで、売上の伸びが利益の伸びに直結する。

  • 補修工事(定期点検・保守):数量 112(延べ作業量(万人日))× 価格 14(1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる)→ 売上 1,590 億円・営業利益 270 億円。保守 作業量 112 万人日・単価 1.42 倍・営業利益率 17%
  • 建設工事(発電所・環境設備):数量 30.0(延べ作業量(万人日))× 価格 28(1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い)→ 売上 852 億円・営業利益 68 億円。建設 作業量 30 万人日・単価 1.42 倍・営業利益率 8%

倍率:事業の純利益 210 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.6 倍、時価総額 3,066 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:原子力の建て替えが 10 年のうちに複数動き、人手不足の単価転嫁も進む姿。条件が重なるので 1 割。

やや楽観 22% 再稼働の工事が続き、保守の利益率は 16% 台を保つ 利益 172 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 3,699 円2,334 億円

再稼働の安全対策工事が続き、補修の件数は緩やかに増える。建て替えは設計の段階にとどまるが、環境設備や火力の更新が建設工事を支える。

人手の不足で数量は思うほど伸びない一方、単価は物価並みか少し上回る。補修の営業利益率は 16% を保ち、売上は 2,200 億円弱になる。

還元は配当中心で、自己資本はゆっくり積み上がる。ROE は 8% 台半ばに戻る。

大型の事故や不祥事は起きず、受注の質も落ちない。会社が掲げる ROE の目標には届き、投資家の見方もゆるやかに改善する。

景気の影響は小さく、利益の振れも小幅にとどまる。

  • 補修工事(定期点検・保守):数量 106(延べ作業量(万人日))× 価格 14(1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる)→ 売上 1,463 億円・営業利益 234 億円。保守 作業量 106 万人日・単価 1.38 倍・営業利益率 16%
  • 建設工事(発電所・環境設備):数量 26.0(延べ作業量(万人日))× 価格 27(1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い)→ 売上 712 億円・営業利益 51 億円。建設 作業量 26 万人日・単価 1.37 倍・営業利益率 7.2%

倍率:事業の純利益 172 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.5% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.57 倍、時価総額 2,334 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再稼働が順調に進み、建て替えの検討が続く姿。会社の受注の勢いが続く方向に傾いて 2 割強。

中立 40% 数量は 1 割弱の増加、単価は物価並み。保守の利益率は 15% 台 利益 150 億円 · PER 13.1 倍 · 株価時価総額 3,133 円1,977 億円

原子力の再稼働工事は続くが、新設は 10 年のうちに小さく動く程度だ。保守の作業量は人手の制約から 5% 前後の増加にとどまる。

単価は物価並みに上がる。人件費も物価で上がるので、利益率は補修で 15% 台、建設で 6% 台半ばに落ち着く。売上は 2,000 億円ほどになる。

配当性向は 4 割から 5 割へ上がり、自己資本は 1,900 億円前後に積み上がる。ROE は 8% 弱で、資本コストと並ぶ水準だ。

政策保有株の売却は進み、資金は配当と設備投資に回る。大型の買収はなく、会社の姿は今の延長だ。電力会社との関係も変わらない。

  • 補修工事(定期点検・保守):数量 102(延べ作業量(万人日))× 価格 13(1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる)→ 売上 1,367 億円・営業利益 208 億円。保守 作業量 102 万人日・単価 1.34 倍・営業利益率 15.2%
  • 建設工事(発電所・環境設備):数量 24.0(延べ作業量(万人日))× 価格 27(1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い)→ 売上 643 億円・営業利益 42 億円。建設 作業量 24 万人日・単価 1.34 倍・営業利益率 6.5%

倍率:事業の純利益 150 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.1 倍。全体の PER 13.07 倍、時価総額 1,960 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:原子力の追い風と人手の制約が打ち消し合い、数量は微増、単価は物価並みに収まる。電力会社の設備計画に沿う堅い会社なので、中立に 4 割。

やや悲観 18% 電力会社のコスト圧力で値上げが通らず、利益率は 13% 台 利益 108 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 1,856 円1,172 億円

電力会社の発注はコスト削減を求め続け、補修の単価は物価に追いつかない。人件費は上がるので、補修の営業利益率は 13% 台に下がる。

石炭火力の廃止が進んで補修の対象が減り、数量は今より減る。建設は大型案件の取り合いで、利益率は 5% に下がる。

それでも赤字にはならない。売上は 1,700 億円ほどにとどまり、ROE は 6% 前後に落ちる。自己資本はためた利益の分だけ膨らむが、稼ぎは増えない。

人手は足りず、外注に頼る割合が増える。外注費は物価以上に上がり、単価を上げても利益は伸びない。株主への還元は続くが、増える余地は小さい。

  • 補修工事(定期点検・保守):数量 96.0(延べ作業量(万人日))× 価格 13(1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる)→ 売上 1,248 億円・営業利益 168 億円。保守 作業量 96 万人日・単価 1.30 倍・営業利益率 13.5%
  • 建設工事(発電所・環境設備):数量 19.0(延べ作業量(万人日))× 価格 26(1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い)→ 売上 484 億円・営業利益 24 億円。建設 作業量 19 万人日・単価 1.28 倍・営業利益率 5%

倍率:余った現金・余り資産 25 億円を分けると、事業の純利益 108 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 1,789 億円・事業の ROE 6.0%。事業の ROE が資本コスト k 7.75% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.9 倍。資本コスト以下で、伸びても価値は増えず、ためた利益は額面未満の価値なので、上限の 7.7 割の 10 倍に置いた。事業 108 億円 × 10 倍 + 余り 0 億円(帳簿 0 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 1,076 億円。純現金は事業の運転資金として分けない。

確率:自由化と発注者のコスト圧力が続き、人手不足を単価に乗せきれない姿。起きやすいので 2 割弱。

悲観 10% 構造的に負ける:原子力の停滞と火力の縮小で、発注者の言い値に 利益 40 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,262 円796 億円

原子力の再稼働が審査や訴訟で長く止まり、建て替えも進まない。石炭・石油火力の廃止が前倒しされ、補修の対象は大きく減る。

残る仕事は電力会社の言い値になり、補修の営業利益率は 9% まで下がる。建設は受注が細り、固定費を負担できず利益はほぼゼロだ。

人手不足が重なり、受注があっても技能者を確保できない。売上は 1,250 億円まで縮み、純利益は 40 億円ほどになる。

政策保有株の売却資金は穴埋めに回り、還元も減る。再び原子力が止まれば、日常の点検以外の仕事は戻らず、会社は縮む。

配当は減らさざるをえず、時価総額は稼ぐ力と手元の資産を下回りやすくなる。保守の現場を持つことだけが会社の支えになる。

  • 補修工事(定期点検・保守):数量 78.0(延べ作業量(万人日))× 価格 12(1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる)→ 売上 967 億円・営業利益 87 億円。保守 作業量 78 万人日・単価 1.24 倍・営業利益率 9%
  • 建設工事(発電所・環境設備):数量 12.0(延べ作業量(万人日))× 価格 24(1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い)→ 売上 288 億円・営業利益 6 億円。建設 作業量 12 万人日・単価 1.20 倍・営業利益率 2%

倍率:構造的に負けて優良ではなくなった姿。純利益 40 億円では稼ぐ力は 500 億円ほどにしかならず、床は売れる資産で測る。純現金・有価証券の税後と、営業用資産の半分の回収を足した約 800 億円を、今の自己資本 1,264 億円に対する PBR 0.63 倍に置いた。

確率:原子力の審査が長引くか再び止まり、火力も縮み、人手不足も解けない姿。複数が重なるので 1 割。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

補修工事(定期点検・保守)

原子力・火力・製鉄設備の定期検査と補修。売上の約 7 割、利益の大半を稼ぐ主力。

数量延べ作業量(万人日)価格1 人日あたりの売上(万円)。材料・外注込みで、物価で上がる売上営業利益
今 2026/03 97.1 10 971 161
10 年後 中立 102 13 1,367 208

取り方:補修売上 971 億円を、1 人日あたり売上 10 万円(人件費・外注・部材込みの筆者の推定)で割り、約 97 万人日とした。国内の発電設備の補修市場は年 7,000〜8,000 億円と推定し、シェアは 1 割強。数量は人の数(実質)、物価の 3% は価格に入れた。作業量と単価は開示値でなく推定。営業利益 161 億円は決算のセグメント利益。

建設工事(発電所・環境設備)

発電所と環境保全設備の新設・増設。重電メーカーや電力会社の元請けのもとで施工する。

数量延べ作業量(万人日)価格1 人日あたりの売上(万円)。機器・資材の比率が高く、補修より単価が高い売上営業利益
今 2026/03 22.3 20 445 30
10 年後 中立 24.0 27 643 42

取り方:建設売上 445 億円を、1 人日あたり売上 20 万円(機器・資材込みの筆者の推定)で割り、約 22 万人日とした。数量は人の数(実質)、物価の 3% は価格に入れた。作業量と単価は開示値でなく推定。営業利益 30 億円は決算のセグメント利益。全社の営業利益 148 億円は、2 部門の合計から本社費など約 43 億円を引いた値。

リスクと懸念

発注者のコスト圧力

補修は電力会社が発注者で、自由化のもとでコスト削減を求められ続ける。値下げ要求が通れば、利益率 16% の補修が真っ先に削られる。人件費の上昇を単価に乗せられなければ、数量が増えても利益は伸びない。

人手不足と残業の上限規制

工事は技能者の人数で売上が決まる。2024 年 4 月から残業の上限規制が適用され、技能者は高齢化している。受注があっても人が足りず、売上の天井になる。外注費の上昇も利益を削る。

原子力の審査・政策の変動

再稼働の審査は遅れやすく、政権や世論で方針が変わりうる。工事の時期がずれると、技能者の稼働が下がり、固定費が重くなる。大事故があれば、原子力の仕事が一斉に止まる。

火力の縮小

石炭火力は脱炭素で廃止が進み、補修の対象が減る。代わりに天然ガスや再生可能エネルギーの仕事が増えるが、利益率が同じとは限らない。製鉄設備も、国内の生産が縮めば仕事が減る。

一括請負のコスト超過

建設工事には固定金額の契約が含まれる。資材高や工期の遅れを請負側が負えば、利益が飛ぶ。海外子会社でも天候による工程の遅れが利益を圧迫した例がある。大型案件が重なる年は注意が要る。

資本の使い方

自己資本比率 72% と純現金を持ちながら、ROE は 9% 台だ。自社株買いはほぼなく、M&A の実績も乏しい。政策保有株の売却資金の使い道が見えなければ、ためた利益の価値は目減りする。

重大災害と法令違反

高所・放射線管理区域などの危険な作業が多い。死亡災害や法令違反があれば、発注者の信頼を失い、工事の停止や許可の取り消しにつながる。安全の費用は上がる一方だ。

今後の分かれ目

原子力の建て替えが、事業者の正式な計画として複数決まったら
楽観・やや楽観の確率を上げる。建設工事の数量が 10 年後半に大きく伸びる。
電力会社が補修の発注で、物価並みの単価改定に応じるようになったら
補修の利益率の下振れは小さくなり、やや悲観の確率を下げてよい。
技能者の確保が進まず、受注を断る局面が増えたら
数量の天井が下がる。中立の数量を弱め、やや悲観に寄せる。
政策保有株の売却資金が、自社株買いや大幅な増配に使われたら
自己資本の積み上がりが止まり、ROE が上がる。倍率の上限に近づく。
原子力の再稼働が審査や司法判断で長く止まったら
補修の数量が落ちる。悲観の確率を上げて見直す。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と受注残(建設・補修別)
  • 原子力の再稼働・建て替えの正式決定と審査の進み具合
  • 補修工事の営業利益率の推移
  • 従業員数・技能者の確保と外注費
  • 政策保有株の売却と還元の使い道(自社株買い・増配)

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の ROE と資本コスト 7.75%、成長 4% から式で出した。中立は ROE が k とほぼ並ぶため、1÷k の 12.9 倍に置いた。今の株価や同業・過去の倍率は参照していない。数量は発電設備の補修市場と人手の天井、価格は物価 1.34 倍を基本にした。今の株価は最後に比べただけで、筋書きは寄せていない。余り資産は立てていない。取引先株の含み益は配当が純利益に入っているので足さず、純現金は運転資金として分けていない。リースは本社・支店の賃借が小さく、新リース会計基準(2028/03 期)でも営業利益の形はほぼ変わらない。10 年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14→14.6 倍・やや楽観 PER 13.2→13.57 倍・中立 PER 12.9→13.07 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.25% = 7.75%。日揮の 8.75% より低いのは、赤字がなく補修が安定し、純現金だから。個別のリスクは k に足していない。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 太平電業 中期経営計画(EDINET DB)
  2. 太平電業 2026 年 3 月期 決算の概要(EDINET DB)

分析日 2026-10-16