株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

三東工業社 1788

公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,317 円33 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,100 円26 億円差 +29.7%
10 年後から見ると やや割安 価値 5,317 円33 億円 · 差 +29.7% · 期待の年率 +10.2%
期待の年率リターン(10 年)+10.2%資本コスト比 +2.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

三東工業社は、滋賀県甲賀市に本店を置く地方ゼネコンだ。売上の半分が土木、半分が建築で、2026年6月期の売上は104億円、営業利益は4.5億円だった。筆者の結論は、今の時価総額はほぼ妥当で、割安とは言えない、というものだ。

直近の数字は良い。建築の売上が5割近く伸び、土木の利益も増えた。配当総額は0.6億円から0.8億円に増えた。ただ、会社が出した来期の経常利益は前期より12%減る見込みで、配当総額も0.5億円へ減らす。2026年6月期は、山に近い年だった。

見かけの割安さは本物だ。時価総額は26億円、自己資本は38億円で、純現金は24億円ある。ただ、建設会社の現金は、前受けの工事代金や取引先への未払いと表裏の関係にある。全部が株主のものではない。

建設は景気と公共工事の波で利益が大きく動く。過去には、5期で赤字を出した。営業利益率が4%を超えたのは、ここ12年でも数期しかない。

筆者は、現金の半分ほどを余りと見て、本業の利益には低めの倍率をつけた。確かな堀はなく、利益の波を乗り切る財務の堅さが、この会社の価値の中心である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「財務は堅いが、事業の稼ぎが小さく、波が大きい」会社だ。10年後の姿は、今とほぼ同じで、強くなる理由は乏しい。

オーナー利益、つまり株主のものになる利益は、直近で3億円ほどだ。設備投資は軽く、稼ぎの多くが現金になる。ただ、建設会社の現金は、受注の前受けや未払いと表裏の関係にあり、全部を自由に使えるとは限らない。

純現金24億円は、時価総額の9割に当たる。筆者はこのうち半分ほどを余りと見て、戻り方を0.75とした。事業の稼ぎには、資本コストに届かないROEにふさわしい低い倍率をつけた。

経営は借金をせず、危ない買収もしていない。配当を増やす姿勢はあるが、利益の2〜3割と控えめだ。小さな会社が現金を貯めこむ構図は、少数株主に不利に働きやすい。

安全域は、純現金と土木の安定した仕事にある。悲観の場合でも、今の時価総額を大きくは割り込みにくい。ただ、確かな堀がなく、利益の波が大きいので、払う値段に余裕があるとまでは言えない。

何で稼ぐ会社か

事業は三つに分かれる。土木が売上の約51%、建築が約49%を占め、環境開発はごくわずかだ。2026年6月期の売上は、土木が53億円、建築が51億円、環境開発が0.4億円。1954年設立で、本店は滋賀県甲賀市信楽町にあり、東証スタンダードに上場している。

土木は、道路・河川・造成などの工事で、利益の大半を稼ぐ。2026年6月期の営業利益は3.4億円で、利益率は6.5%と、建築より高い。官公庁の発注が中心とみられ、国土強靱化や老朽インフラの更新が、長期の仕事量を支える。

建築は、民間の建物の工事だ。2026年6月期は売上が47%増え、営業利益は0.9億円と3倍になった。ただ利益率は1.8%と薄く、前期は1%にも届かなかった。大型案件が一つ入るだけで売上が大きく動く。

環境開発は、売上も利益も小さい。2016年には滋賀県の古澤建設の株式80%を取得して子会社にした。会社の規模に対して、買収の実績は小さい。

利益は、受注した工事の粗利と、人件費・外注費の差で決まる。資材高と人手不足が続くなか、価格に転嫁できたかどうかが利益率を左右する。2026年6月期の営業利益率は4.3%と、過去12年で最も良い水準に近い。

優良さと弱いところ

優良さは、地方ゼネコンとして普通だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、地元での実績と官公庁との関係が中心になる。入札と競争の場では、値段を自分で決められる範囲は限られる。

営業利益率は、2015年以降の12年間で1%から4.9%の間を動いた。2023年6月期の4.9%が山で、直近の4.3%はそれに近い。中立でこれ以上を置く理由は見当たらない。

財務は堅い。自己資本比率は61%で、純現金が24億円ある。営業利益が支払利息の45倍に相当し、借金はほぼ気にならない。赤字は2007年6月期から2014年6月期にかけて5期あったが、その後は黒字を保っている。

弱みは、規模の小ささだ。売上100億円の会社では、大型案件の失注や工事の遅れが、一年の利益を大きく動かす。ROEの10年の中央値は5%で、資本コストを下回り続けてきた。財務の堅さは、利益を生む力とは別である。

経営は慎重だ。配当総額は、2021年6月期の0.4億円から2026年6月期の0.8億円まで増やしてきた。ただ、来期は0.5億円に下げる予想で、利益の山と谷を意識した水準にとどめている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

建設業は、政策に支えられた需要がある。2025年に閣議決定された国土強靱化の中期計画は、2026年度から5年で事業規模が約20兆円強とされる。老朽化した橋・上下水道・道路の更新は、地方の土木の仕事を長期で支える。

一方で、人手の不足が最大の制約だ。2024年4月の残業規制の適用以降、技能労働者の高齢化と不足が構造になった。業界は、仕事を選んで受注し、値段を上げる方向に動いている。上場ゼネコンの多くで、完成工事の粗利率が改善した。

資材は、鋼材・生コンなどが物価を上回って上がる局面が続いた。価格を転嫁できる会社は利益率が上がり、転嫁できない会社は削られる。発注者との力関係が、そのまま利益率の差になる。

競合は、同じ滋賀県・近畿の中小ゼネコンと、全国の準大手が地方に出てくる形だ。公共工事は入札で、民間の建築は相見積もりになる。同業の地方ゼネコンでは、兵庫の会社や京都北部の会社が似た位置にある。

再編の面では、人手と後継者の不足から、地方ゼネコンの合併・買収が増える。時価総額が26億円と小さい会社は、買われる側にも、小さな会社を買う側にもなりうる。筆者は10年の数量を、土木で0.94倍、建築で0.96倍と置く。

資本政策と M&A

資本の使い方は、堅実で控えめだ。配当は年1回の期末のみで、2026年6月期は総額0.8億円に増やしたが、2027年6月期は0.5億円の予想だ。利益の2〜3割にとどまる。

自己株は、2020年2月にToSTNeT-3で買い付けた実績がある。ただ、近年の買い戻しは確認できていない。純現金は約24億円で、時価総額に近い。借入はほぼなく、資本の使い道は、配当と少額の出資にとどまる。

買収は、2016年の古澤建設(80%、取得額0.5億円)があるくらいで、大きな買収は見当たらない。事業に要らない現金を分けて足す額は11億円とし、戻り方は0.75とした。

大株主の構成と、政策保有株の有無は確かめられなかった。この点は、戻り方を1.0にしない理由の一つだ。株主優待は確認できなかったので、数えない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

時価総額26億円に対し、純現金は24億円ある。事業を零と見ても、残りの値段は2億円で、売上100億円の会社として安すぎる。直近の営業利益4.5億円は、土木の安定と建築の回復が重なった結果で、受注環境は良い。

国土強靱化の中期計画は、2026年度から5年で約20兆円強とされ、老朽インフラの更新が長く続く。土木は公共の発注が中心で、地方の仕事量は構造的に増える。人手不足で業界が受注を絞る中、実績のある会社には値上げの余地もある。

配当総額は2021年6月期の0.4億円から0.8億円まで増えた。純資産に対する時価総額は0.7倍で、会社が資本の効率を意識すれば、還元の強化は十分に期待できる。小さな会社なので、買い手が現れる可能性もある。さらに、来期の減益予想は会社が保守的に出す癖があるのかもしれず、2026年6月期の経常利益が予想を下回ったことだけで悲観するのは早い。官公庁の工事は、発注の計画が公表されるため、仕事量の見通しは比較的立てやすい。

慎重な見方

2026年6月期は山に近い年だった。経常利益は会社予想の4.9億円を下回り、来期は12%の減益を見込む。配当総額も0.8億円から0.5億円へ下げる予想で、会社自身が、この利益水準が続くと見ていない。

建築は売上が47%増えたが、利益率は1.8%で、大型案件が抜ければ利益も消える。土木は入札で値段を決められず、人件費と資材高を吸収しきれなければ、利益率は落ちる。過去12年で営業利益率が4%を超えたのは、数期しかない。

純現金は大きいが、建設会社の現金は、前受けの工事代金や取引先への未払いと表裏の関係にある。全部が余りではない。ROEの中央値は5%で、資本コストに届かない稼ぎに、高い倍率はつけられない。さらに、公共工事は予算の執行の遅れや、入札での価格競争の激化で、件数も利益率も簡単に動く。小さな会社は、その影響を一年で受ける。人手不足で受注を絞らざるをえなければ、売上の伸びも止まる。配当を増やしても、来期は減らす予想にとどめた経営の慎重さは、利益の先行きに自信がないことの表れとも読める。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが少し強い。強気の見方の言う、純現金と土木の安定は確かだが、2026年6月期の利益は山に近く、現金の全額も価値に足せない。確率は、中立とやや悲観に厚めに置き、悲観は純現金から拘束分を引いた床まで下げた。現金の戻り方は、配当の控えめな姿勢を踏まえて0.75とした。会社が還元を強めれば、この見方は変わる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した株価時価総額 9,368 円59 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,436 円9 億円)。 今の値に割り戻すと 5,317 円33 億円、今との差 +29.7%、 期待の年率 +10.2%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 14,673 円92 億円 2,233 円14 億円 +312.3% +15.2% 1,352 円8 億円
やや楽観 20% 12,845 円81 億円 1,914 円12 億円 +260.0% +13.7% 2,952 円19 億円
中立 38% 11,048 円69 億円 1,595 円10 億円 +208.4% +11.9% 4,804 円30 億円
やや悲観 22% 5,297 円33 億円 957 円6 億円 +52.5% +4.3% 1,376 円9 億円
悲観 12% 2,186 円14 億円 479 円3 億円 −35.0% −4.2% 320 円2 億円
加重平均100% 9,368 円59 億円1,436 円9 億円 +163.5% +10.2% 10,804 円68 億円

今の株価時価総額 4,100 円26 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 国土強靱化の波に乗り、土木も建築も伸びる 利益 5 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 14,673 円92 億円

国土強靱化の中期計画の予算が確実に執行され、土木の件数は今の水準を保ち、価格は物価を少し上回って上がる。建築は大型案件を取り続け、件数が1割以上増える。人手不足で業界が受注を絞る中、実績のある会社として値上げが通り、土木の利益率は7%近くに上がる。営業利益は7億円台、純利益は5億円になる。配当は利益の3割を保ち、10年で14億円を戻す。件数を増やさなくても、価格の上昇が利益を押し上げる。筆者は、この筋書きは会社が自力で届く範囲の上限と見ている。大型案件の取り方が最大の分かれ目になる。環境開発は小さいままだが、土木と建築の両輪が回る分、会社全体の稼ぎは厚くなる。

  • 土木:数量 53.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 1.39(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 74 億円・営業利益 5 億円。53 件 × 1 件 1.39 億円(今の 1.40 倍)、利益率 6.8%
  • 建築:数量 28.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 2.84(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 80 億円・営業利益 3 億円。28 件 × 1 件 2.84 億円(今の 1.40 倍)、利益率 3.2%
  • 環境開発:数量 1.0(事業の数(1 件))× 価格 0.58(1 事業あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。1 事業 × 1 事業 0.58 億円(今の 1.38 倍)、利益率 25.0%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 15.07 倍、時価総額 84 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国土強靱化の予算と値上げの定着が10年続き、建築の大型案件も取れる道。営業利益率は過去の山に並ぶ水準なので、起こる確率は低いと見る。

やや楽観 20% 土木は堅調、建築は薄利のまま回復する 利益 5 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 12,845 円81 億円

土木は、老朽インフラの更新に支えられ、件数がほぼ横ばいを保つ。建築は、民間の建築需要が持ちこたえ、利益率2.9%で安定する。値上げは物価並みから、わずかに上回る水準で定着する。営業利益は6〜7億円で、利益率は直近より高い4.7%になる。配当は利益の3割程度で、10年で12億円を戻す。人手不足は、受注を絞る会社に有利に働く。この筋書きでは、数量より採算を優先する経営が実を結ぶ。土木の安定が、この筋書きの土台だ。建築は利益率が薄く、案件の選び方で上にも下にも動く。派手な成長はなく、仕事量と利益率の両方が緩やかに安定する姿だ。

  • 土木:数量 51.5(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 1.36(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 70 億円・営業利益 4 億円。51.5 件 × 1 件 1.362 億円(今の 1.37 倍)、利益率 6.3%
  • 建築:数量 26.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 2.78(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 72 億円・営業利益 2 億円。26 件 × 1 件 2.78 億円(今の 1.37 倍)、利益率 2.9%
  • 環境開発:数量 1.0(事業の数(1 件))× 価格 0.57(1 事業あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。1 事業 × 1 事業 0.57 億円(今の 1.36 倍)、利益率 25.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 14.58 倍、時価総額 72 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の土木の好調と建築の回復が続く形。人手不足による値上げが定着する前提が必要で、確率は中程度。

中立 38% 2026年6月期の山から、緩やかに落ち着く 利益 4 億円 · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 11,048 円69 億円

土木は、件数が6%減るが、価格が物価並みの1.34倍に上がり、利益率は5.8%に落ち着く。建築は、件数が4%減り、利益率は2.6%に戻る。環境開発は小さいままだ。営業利益は5.7億円、純利益は3.9億円で、利益率は4.3%と、過去12年の山に近い水準にとどまる。配当は利益の3割弱で、10年で10億円を戻す。土木の仕事量は公共予算が支えるが、建築は薄利のまま、案件ごとに利益が動く。筆者が最も起こりやすいと見る姿は、地味な落ち着きだ。財務の堅さは残るが、利益は物価の分だけ増える程度にとどまる。環境開発は小さいまま、会社全体の姿は今から大きくは変わらない。

  • 土木:数量 50.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 1.33(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 67 億円・営業利益 4 億円。50 件 × 1 件 1.332 億円(今の 1.34 倍)、利益率 5.8%
  • 建築:数量 24.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 2.72(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 65 億円・営業利益 2 億円。24 件 × 1 件 2.72 億円(今の 1.34 倍)、利益率 2.6%
  • 環境開発:数量 1.0(事業の数(1 件))× 価格 0.56(1 事業あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。1 事業 × 1 事業 0.56 億円(今の 1.33 倍)、利益率 25.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)8 億円。全体の PER 13.93 倍、時価総額 60 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の山に近い利益水準から、会社予想の12%減益に沿って落ち着く形。10年では、物価並みの値上げと、数量の緩やかな減少を置く。

やや悲観 22% 人手不足で採算が悪化し、件数も減る 利益 2 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 5,297 円33 億円

技能労働者の不足が続き、外注費と人件費が価格の上昇を上回る。土木は件数が1割以上減り、価格は物価に届かず1.30倍にとどまる。建築は、民間の発注が絞られ、利益率が1.5%に落ちる。営業利益は3.6億円、利益率は3.1%まで下がる。配当は縮み、10年で6億円の還元にとどまる。建築は、利益の出ない案件を避けると売上が縮み、取れば採算が悪い、という板挟みになる。それでも赤字には落ちず、純現金が緩衝材になる。ただし、配当を保つには、利益より現金に頼る年が出てくる。工事の採算を守るために件数を絞り、会社の規模は少しずつ縮む。

  • 土木:数量 46.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 1.29(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 59 億円・営業利益 3 億円。46 件 × 1 件 1.292 億円(今の 1.30 倍)、利益率 4.5%
  • 建築:数量 21.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 2.64(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 55 億円・営業利益 1 億円。21 件 × 1 件 2.64 億円(今の 1.30 倍)、利益率 1.5%
  • 環境開発:数量 1.0(事業の数(1 件))× 価格 0.52(1 事業あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。1 事業 × 1 事業 0.52 億円(今の 1.24 倍)、利益率 20.0%

倍率:ROE 4.1%(事業の純利益÷自己資本)。k 8% を大きく下回るので、PER は 1/k の約 6 割強の 7 倍に置く。

確率:人件費と資材高を価格に転嫁しきれず、件数も減る形。2007年から2014年にかけて5期の赤字があった地方ゼネコンの過去に近い。

悲観 12% 公共工事の縮小と赤字案件で、本業が消える 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 2,186 円14 億円

公共工事の予算が地方で絞られ、土木の件数が3割近く減る。価格も物価の半分程度しか上がらず、利益率は1.5%に落ちる。建築は赤字案件を抱え、利益率は赤字になる。営業利益はほぼゼロになる。床は、純現金から未成工事受入金や未払いで拘束される分を引いた額に置く。財務制限条項のような縛りは無いが、赤字が続けば配当は止まる。筆者はこの筋書きを、確率は低いが無視できないと見る。会社の規模が小さいほど、一つの大型の赤字案件が一年の利益を吹き飛ばす。環境開発も小さいまま、会社全体の稼ぎは純現金の利息にほぼ頼る形になる。

  • 土木:数量 38.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 1.19(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 45 億円・営業利益 1 億円。38 件 × 1 件 1.19 億円(今の 1.20 倍)、利益率 1.5%
  • 建築:数量 15.0(年間の完成工事件数(件、推定))× 価格 2.44(1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定))→ 売上 37 億円・営業利益 0 億円。15 件 × 1 件 2.44 億円(今の 1.20 倍)、利益率 -1.0%
  • 環境開発:数量 1.0(事業の数(1 件))× 価格 0.50(1 事業あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。1 事業 × 1 事業 0.5 億円(今の 1.19 倍)、利益率 15.0%

倍率:稼ぐ力が消えるので、今の自己資本(38 億円)に PBR 0.36 を掛けた床(約 14 億円)で置く。

確率:公共工事の絞り込みと建築の赤字案件が重なり、本業の稼ぎがほぼ消える構造的な負けの形。確率は低いが、起これば値打ちは純現金に近づく。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

土木

道路・河川・造成などの土木工事。官公庁の発注が中心とみられ、利益の大半を稼ぐ。

数量年間の完成工事件数(件、推定)価格1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定)売上営業利益
今 2026/06 53.0 0.99 53 3
10 年後 中立 50.0 1.33 67 4

取り方:件数の開示は無い。完成工事高52.7億円を1件あたり約1億円(地方の公共土木の中小案件)として約53件と置いた推定。利益はセグメント利益3.43億円。

建築

民間の建物の建築工事。大型案件の有無で売上と利益が大きく動く。

数量年間の完成工事件数(件、推定)価格1 件あたりの完成工事高(億円・名目、推定)売上営業利益
今 2026/06 25.0 2.03 51 1
10 年後 中立 24.0 2.72 65 2

取り方:件数の開示は無い。完成工事高50.7億円を1件あたり約2億円として約25件と置いた推定。利益はセグメント利益0.90億円。

環境開発

環境関連の小さな事業。売上は全体の0.4%。

数量事業の数(1 件)価格1 事業あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/06 1.0 0.42 0 0
10 年後 中立 1.0 0.56 1 0

取り方:売上0.42億円・セグメント利益0.13億円(前期は0.53億円・0.26億円)。小さいので1事業として置いた。

リスクと懸念

2026年6月期が利益の山

経常利益は前期比35%増だったが会社予想の4.9億円には届かず、来期は12%減の予想。配当総額も0.8億円から0.5億円へ下げる。直近の利益水準は、続かない可能性が高い。

建築の薄い利益率と案件の偏り

建築は売上が47%増えても利益率は1.8%。大型案件の一つで売上が動き、失注や赤字案件で利益が消える。件数が少ないぶん、案件の偏りが一年の利益を左右する。

人手不足と資材高の転嫁

技能労働者の不足で、外注費と人件費は名目で年3〜5%上がる。価格に転嫁できなければ、土木の利益率6%台は守れない。公共は入札、民間は相見積もりで、値段は発注者が決めやすい。

公共工事の予算の波

土木の収益は、国土強靱化などの公共予算に支えられる。予算の執行が遅れる、あるいは地方への配分が絞られれば、件数が減る。

現金の拘束と戻り方

純現金24億円には、未成工事受入金や工事未払金に近い拘束分が含まれると見られる。内訳は確かめられていない。戻り方を0.75に抑えたのはこのためで、配当性向も2〜3割と低い。

今後の分かれ目

2027年6月期の経常利益が4億円を超えたら
会社予想より好調で、建築の回復が定着した合図。やや楽観の確率を上げてよい。
配当性向が4割以上に引き上げられたら
余った現金の戻り方を1.0に近づけてよい。
建築で赤字案件が出たら
利益率が1%を割る年が続く合図。やや悲観の確率を上げる。
大型の受注(20億円超)が複数入ったら
売上と利益の押し上げ要因だが、完成時期の偏りに注意。一年の山として扱う。
買い手によるTOBが出たら
筋書きの外。買付価格と、純現金のうち株主のものになる額を見比べる。

見ておくもの

  • 土木・建築の受注高と受注残、粗利率
  • 経常利益の会社予想の修正と、配当方針の開示
  • 国土強靱化予算の地方への配分と、技能労働者の確保

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト 8% に届かないことから 1/k(約 11.1 倍)を上限とし、同じ領域の会社と同じ上限の 6〜9.5 割に置いた。今の株価・過去の PBR・同業の倍率は倍率の根拠に使っていない。余った現金は 11 億円を分け、戻り方 0.75 で足した。リース債務は目立たず、新リース会計基準で数字の形が変わる点は、10 年後も今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→15.07 倍・やや楽観 PER 10→14.58 倍・中立 PER 8.9→13.93 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 三東工業社 セグメント別業績(2026年6月期)
  2. 三東工業社 配当の推移

分析日 2026-10-22