株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

鉄建建設 1815

鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,455 円684 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,152 円600 億円差 +14.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,455 円684 億円 · 差 +14.1% · 期待の年率 +8.5%
期待の年率リターン(10 年)+8.5%資本コストと同じ
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

鉄建建設は、鉄道工事に強い準大手ゼネコンだ。線路、駅、高架橋、トンネルを、JR東日本を中心に手がける。筆者の結論は「やや割高」。鉄道の仕事は堅いが、会社全体の利益が薄く、株主が求める稼ぎに届かない。

強みは、筆頭株主でもあるJR東日本との距離の近さだ。繰越工事は3,316億円と過去10年で最大で、数年先までの仕事はほぼ見える。粗利率も土木と建築の両方で上がった。

弱みは、利益の薄さと大口顧客への偏りだ。営業利益率は直近で3%台にとどまる。同業の準大手が5%台を出す中で、見劣りする。建築の不採算工事で、2024年3月期には営業利益率が0.5%まで落ちた。

中立の筋書きでは、営業利益は10年後に100億円弱へ伸びる。だがROEは7%前後で、資本コストの手前だ。今の株価は、会社の計画がほぼ当たる姿を映している。そこまで織り込むには、安全域が足りない。

見るべき点は三つある。建築の採算が定着するか、借入を減らせるか、鉄道の大口顧客に偏る弱さを他で補えるかだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「わかりやすいが、儲けにくい」事業だ。鉄道という強い顧客を持つ点は魅力だが、工事は毎年取り直しで、利益が景気と資材・人手の波で大きく振れる。過去20年に赤字の期が3回ある。

株主が受け取れる利益、つまり事業に再投資せず自由に使える利益は、純利益の7割ほどだと筆者は見る。工場も店も要らない事業なので、投資は多くない。ただ、売上が増える時には運転資金が膨らむ。2024年度のように、営業の資金繰りがマイナスになる年がある。

資本の使い方には注文がある。借入が時価総額の8割を超え、金利が上がると利払いが重い。政策保有株を売る方針は評価するが、売って得た現金を借入の返済と稼ぎの確かな工事に回してほしい。

安全域は薄い。楽観の筋書きでも、今の値段を大きくは上回らない。悲観では今の半分を割る。事業の質は悪くないが、払う値段が本質価値を超えるなら、筆者は手を出さない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの土台は土木だ。売上のほぼ半分を占める。中心は鉄道工事で、線路の改良、駅の改築、高架橋、トンネルを造る。羽田アクセス線や新宿駅周辺の東西デッキのような大型工事も受けた。高速道路の工事は、受注の2割ほどを4分の1まで増やす計画だ。

建築は売上の4割台半ばで、駅舎や駅ビル、車両基地のほか、官公庁の庁舎、防衛省の施設、工場やマンションを建てる。ここが長く足を引っ張った。物価高で採算が悪化した工事を抱え、粗利率は一時5%を割った。直近は7%台まで戻っている。

三つ目は不動産だ。売上は小さいが、物件の売却で利益が振れる。2026年3月期は4件を売った。

見逃せないのは技術だ。JR東日本と共同でプレキャスト高架橋を開発した。工場で作った部材を現場で組む工法で、人手を減らせる。深い穴を掘る深礎工法の機械化は、電力会社の鉄塔工事にも使える。子会社のジェイテックは、線路の下の構造物に強い。

こうした技術は、鉄道会社との長い付き合いから生まれた。他社が同じ関係を築くのは簡単でなく、鉄建建設の数少ない差になっている。

優良さと弱いところ

優良さを一言で言えば、「鉄道に強いが、薄利の準大手」だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、鉄道工事の領域にだけある。

強みは三つある。一つ目は、JR東日本が株を2割近く持つ関係だ。計画の段階から技術を一緒に検討し、工事を取りやすい。二つ目は、線路を止めずに工事する、夜間・短時間の施工の経験だ。三つ目は、共同開発した工法で、人手不足の時代に値打ちが増す。

弱みも三つある。一つ目は、顧客の偏りだ。鉄道の投資が一巡すると、影響を直接受ける。二つ目は、建築の採算の悪さだ。2023年3月期と2024年3月期は、営業利益が10億円前後まで落ちた。三つ目は、資本の効率だ。ROEは過去10年の中央値で7%台、会社自身が置く株主資本コストにも届かない年が多い。

経営は変わり始めた。ROE10%を必達と掲げ、配当に自己資本の4%以上を下限とするルールを入れた。政策保有株の売却も進める。ただ、実績が伴うのはこれからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は、量が増えない成熟市場だ。人口が減り、地方の工事は細る。それでも今は、作れば儲かる局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。受け手のゼネコンが仕事を選べるようになり、値上げが通る。

鉄道工事は、その中でも底堅い。新幹線や在来線の老朽化した橋・高架橋・トンネルは、更新の時期に入った。駅を中心とした再開発も続く。顧客はJR東日本をはじめとする鉄道会社で、予算の見通しが立てやすい。競合は、鉄道に強い大手のゼネコンと準大手だ。鹿島建設は鉄建建設の株主でもある。

建築は、データセンターや半導体工場の投資が当面は強い。ただ中堅の建築は入札と相見積りの世界で、価格を決める力が弱い。

10年先は、民間投資が一巡する。国内の工事量は実質で横ばいか、緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。人が足りない業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が差になる。小さな会社ほど、準大手どうしの統合や、大手の傘下に入る動きの対象になりやすい。

土木と建築を両方持つ準大手は多い。その中で鉄建建設は、鉄道という専門を持つ点で違う。ただ専門が深いほど、顧客の都合の影響も大きい。

資本政策と M&A

資本政策の軸は、配当の安定と政策保有株の整理だ。配当は、従来の利益の約5割を目安とする方式から、自己資本の4%以上を下限とする方式(DOE)へ変わる。景気が悪い年でも、配当を急に落とさない仕組みだ。自社株買いは選択肢の一つで、中心は配当にする。

政策保有株は、5年で累計100億円以上を売る計画だ。純資産に対する比率を、2028年度に20%未満へ下げる。当初は2026年度が期限だったが、後ろにずらした。売る銘柄は少しずつ増やしており、実行は着実だが遅い。

財務では、借入と自己資本の比率を0.8倍以下に抑える。直近は営業の資金繰りが悪化して、純有利子負債が500億円台へ膨らんだ。ここが最大の課題だ。

買収は小粒だ。子会社が深礎杭の専門会社を買った程度で、大きな買収で価値を壊すタイプではない。株主では、JR東日本が2割近くを持つ筆頭だ。自社の事業に深く関わるため、第三者が買収する余地は小さいと筆者は考える。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

鉄道工事の需要は、10年先まで見える。新幹線、在来線、駅の再開発は、老朽化と沿線開発で需要が続く。繰越工事は3,316億円と過去10年で最大で、受注も土木と建築の両方で伸びた。JR東日本が筆頭株主で、共同開発の工法もある。他社が簡単に入れない領域だ。

採算も上向いた。土木の粗利率は10.8%、建築は7.3%まで戻った。会社の目標は2028年度に土木13%、建築9.2%で、営業利益は110億円になる。直近の56億円から倍近い。物価高の不採算工事は、2026年度以降はほぼ消える。

資本の使い方も変わった。ROE10%を必達と掲げ、DOE4%以上の配当を決めた。政策保有株の売却は続き、財務の目標も明確だ。

資産面にも余裕がある。持ち合い株の時価は、時価総額のかなりの部分に当たる。事業の稼ぎだけを見ても、鉄道の堀を考えれば今の値段は安い。

中立の筋書きでも、会社の目標の8割ほどが実現すれば、利益は今の倍近くになる。

慎重な見方

利益の薄さは構造だ。営業利益率は過去10年で最良でも4%台で、直近は3%台だ。同業の準大手が5%台を出す中で、水準が一段低い。建築は入札の世界で、価格を決める力が弱い。2023年3月期と2024年3月期は、営業利益が10億円前後まで落ちた。会社の2028年度の目標は、この実績から見て背伸びが大きい。

顧客の偏りも重い。鉄道の投資が一巡すれば、土木の量は直接減る。JR東日本は大株主だが、発注の価格を甘くしてくれるわけではない。

資本の質にも問題がある。借入が重く、純有利子負債は時価総額の8割を超える。金利が上がれば、利払いは増える。営業の資金繰りも、2024年度に大きくマイナスになった。ROEは過去10年の中央値で7%台、資本コストに届かない。

配当の約束も両刃だ。DOEの下限は安心材料だが、利益が落ちる年に資金を食う。自己資本を使って払う形になりかねない。

会社の目標は、建築の利益率をほぼ倍にする計画で、実績の裏づけが足りない。楽観の筋書きは、この目標を当てにしすぎている。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。強気の見方が言う需要の確かさは本物で、繰越工事も厚い。だが値段を決めるのは、資本コストを上回る稼ぎが出せるかどうかだ。そこで利益の薄さと借入の重さが効く。確率は、中立に4割弱を置き、残りを慎重側にやや厚くした。悲観を1割強に置いたのは、過去に3期の赤字があり、鉄道への偏りが裏目に出れば谷が深いからだ。繰越工事の厚さは近い年の筋書きに織り込んだが、10年先の利益を守るものではない。会社の目標は、中立の利益では織り込まず、楽観の側に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,512 円979 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,356 円378 億円)。 今の値に割り戻すと 2,455 円684 億円、今との差 +14.1%、 期待の年率 +8.5%(資本コスト 8.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 5,924 円1,650 億円 2,153 円600 億円 +275.3% +14.1% 565 円158 億円
やや楽観 16% 4,811 円1,340 億円 1,723 円480 億円 +203.6% +11.7% 1,045 円291 億円
中立 38% 4,135 円1,152 億円 1,436 円400 億円 +158.9% +10.0% 2,117 円590 億円
やや悲観 27% 2,376 円662 億円 1,184 円330 億円 +65.5% +5.2% 961 円268 億円
悲観 12% 957 円267 億円 538 円150 億円 −30.5% −3.6% 179 円50 億円
加重平均100% 3,512 円979 億円1,356 円378 億円 +126.2% +8.5% 4,869 円1,356 億円

今の株価時価総額 2,152 円600 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 鉄道の更新需要を取り切り、採算が定着 利益 112 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 5,924 円1,650 億円

JR東日本の新幹線・駅まち・高架橋の更新が10年を通じて続き、鉄道工事の量が実質で1割近く増える。共同開発のプレキャスト高架橋と機械化した深礎工法が他社との差になり、土木の利益率は6%に届く。高速道路は受注の4分の1まで高まる。建築は物価高の不採算工事が消え、官公庁と防衛施設、生産施設で利益率を4%台まで戻す。不動産は私募の売却益を積み上げ、利益が育つ。営業利益は140億円台で、会社が掲げる2028年度の110億円を大きく超える。配当はDOEの水準を超えて増え、ROEは10%に乗る。それでも国内の工事量が増えにくい点は変わらない。人手が足りない業界で、採算を守れた会社だけが取れる最良の姿だ。

  • 土木:数量 128(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,283 億円・営業利益 77 億円。128万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 6.0%
  • 建築:数量 117(施工量(万人日、実質))× 価格 9.65(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,127 億円・営業利益 51 億円。117万人日換算 × 1人日あたり 9.65万円、利益率 4.5%
  • 不動産・その他:数量 350(不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.27(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 94 億円・営業利益 13 億円。残高 350億円 × 回転 0.268、利益率 14%

倍率:事業の純利益 112 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.1% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.49 倍、時価総額 1,399 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:鉄道の更新、高速道路の拡大、建築の採算改善、不動産の育成がすべて当たる筋書き。連続して当たる必要があり、確率は低い。

やや楽観 16% 価格転嫁が続き、資本効率が上向く 利益 92 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 4,811 円1,340 億円

鉄道工事は堅調で、土木の量は実質で横ばいを保つ。高速道路の比率が少しずつ上がり、土木の利益率は5%台半ばになる。建築は不採算の工事を抱え込まなくなり、利益率は4%近くまで戻る。ただ地方の民間工事は伸びず、量は4%ほど減る。不動産は小さな黒字を積む。営業利益は110億円台で、会社の目標に近い姿だ。政策保有株は計画どおり売却され、代金は配当と成長投資に回る。ROEは8%台まで上がるが、資本コストには届かない。堅実にやっても、株主の期待を超える利益には最後まで届かない。借入は少しずつ減り、利払いの負担は和らぐが、金利の上昇がその効果を打ち消す。

  • 土木:数量 122(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,222 億円・営業利益 66 億円。122万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 5.4%
  • 建築:数量 112(施工量(万人日、実質))× 価格 9.65(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,082 億円・営業利益 41 億円。112万人日換算 × 1人日あたり 9.65万円、利益率 3.8%
  • 不動産・その他:数量 300(不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.27(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 80 億円・営業利益 10 億円。残高 300億円 × 回転 0.268、利益率 12%

倍率:事業の純利益 92 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.3% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 1,082 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが物価並みに通り、建築の採算が戻れば、ROEは資本コストに近づく。ただし鉄道一本足の弱さと国内の量の制約があり、これ以上は置かない。

中立 38% 量は横ばい、価格だけ上がる成熟 利益 76 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 4,135 円1,152 億円

鉄道の更新工事は続くが、10年で見れば量は実質で3%ほど減る。価格は物価並みに上がる。土木の利益率は5%近くまで戻る。建築は不採算工事が消えて3%台に乗るが、中堅の入札競争で、それ以上は上がらない。不動産は規模を保ち、売却益が年ごとに振れる。営業利益は100億円弱になり、過去の最良期を名目で超える。借り換えで利払いは増え、純利益はその分だけ伸びが鈍る。配当はDOEの目安を守り、自己資本は少しずつ厚くなる。政策保有株の売却代金は、借入の返済に回る。ROEは7%前後と、資本コストの手前にとどまる。大きな失敗も成功もない、平らな10年だ。

鉄道の信頼は崩れず、建築の薄利も大きくは悪化しない。会社の目標には届かないが、赤字にもならない、最も起こりそうな姿だ。

  • 土木:数量 118(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,186 億円・営業利益 57 億円。118万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 4.8%
  • 建築:数量 108(施工量(万人日、実質))× 価格 9.65(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,037 億円・営業利益 33 億円。107万人日換算 × 1人日あたり 9.65万円、利益率 3.2%
  • 不動産・その他:数量 270(不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.27(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 72 億円・営業利益 7 億円。残高 270億円 × 回転 0.268、利益率 10%

倍率:事業の純利益 76 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 894 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質で横ばいか少し減り、価格は物価並み。会社の採算改善が部分的に効く、最も標準的な姿。

やや悲観 27% 鉄道の発注が細り、建築の薄利が戻る 利益 49 億円 · PER 7.4 倍 · 株価時価総額 2,376 円662 億円

JR東日本の投資が一巡し、鉄道工事の量が実質で1割近く減る。他の鉄道会社や高速道路で穴を埋めようとするが、入札で値が崩れる。土木の利益率は4%を割る。建築は物価高の局面が終わり、再び2%台の薄利に戻る。不動産は金利の上昇で売却益が細る。営業利益は70億円弱にとどまり、利払いの増加で純利益は50億円を割る。配当はDOEの下限を守るが、自己資本は厚くならず、ROEは5%ほどだ。会社は政策保有株の売却を続けるが、代金は稼ぐ力を高めない。資本コストを稼げない会社として、評価は低いままだ。人手不足の中でも仕事を選べず、採算の悪い工事を抱え込む。会社の改善策は、途中で止まってしまう。

  • 土木:数量 112(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,125 億円・営業利益 43 億円。112万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 3.8%
  • 建築:数量 99.3(施工量(万人日、実質))× 価格 9.65(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 958 億円・営業利益 19 億円。99万人日換算 × 1人日あたり 9.65万円、利益率 2.0%
  • 不動産・その他:数量 220(不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.27(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 59 億円・営業利益 5 億円。残高 220億円 × 回転 0.268、利益率 8%

倍率:ROE 4.9%(純利益 49 億円 ÷ 自己資本 1,004 億円)。事業の ROE が資本コスト k 8.5% 以下で、正当化 PER の上限は 1÷k = 11.1 倍。鉄道の発注が細り建築が薄利に戻る局面で、稼ぐ力は 540 億円ほどにしかならず、上限の約 7 割の 7.4 倍に置いた。

確率:建築の薄利は長く続いた癖で、人手不足の中でも元に戻りやすい。大口の顧客が一つに偏る弱さも重く、中立に近い厚みで置いた。

悲観 12% 鉄道頼みが裏目に出て、建築も赤字に沈む 利益 6 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 957 円267 億円

鉄道の投資が大きく減り、土木の量は実質で2割以上縮む。他社との価格競争で、土木の利益率は2%まで落ちる。建築は人手不足の中で採算の悪い工事に手を出し、損失が出て営業利益はほぼゼロになる。不動産も評価損が出る。営業利益は20億円弱で、利払いを引くと純利益はほとんど残らない。自己資本は減損と赤字で目減りし、配当も下限に近い。借入が重く、再編や外部資本の受け入れが現実の選択肢に上る。稼ぐ力の回復は見えない。鉄道一本足の強みが、そのまま弱みに変わる姿だ。配当は、持ち合い株の売却代金と借入で賄うことになる。

  • 土木:数量 94.8(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 953 億円・営業利益 19 億円。95万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 2.0%
  • 建築:数量 75.9(施工量(万人日、実質))× 価格 9.65(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 732 億円・営業利益 0 億円。76万人日換算 × 1人日あたり 9.65万円、利益率 0%
  • 不動産・その他:数量 120(不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定))× 価格 0.27(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転))→ 売上 32 億円・営業利益 0 億円。残高 120億円 × 回転 0.268、利益率 0%(評価損)

倍率:構造的に優良でなくなり、建築と不動産の損失も出た姿。純利益 6 億円では稼ぐ力は 70 億円ほどで、床は売れる資産で測る。総資産 2,560 億円を強制売却で 8 割しか回収できず、負債 1,780 億円は全額払うとして残る約 270 億円(持ち合い株と土地を含む)を、今の自己資本 784 億円に対する PBR 0.34 倍に置いた。営業利益は 20 億円弱と小さく、EV ÷ 営業利益は谷の年の数字として参考にならない。

確率:大口顧客の投資縮小と建築の不採算の再燃が重なり、構造的に優良でなくなる筋書き。過去に3期の赤字と、直近の薄利の経験があり、1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

土木

鉄道の改良・新設、トンネル、橋・高架橋、高速道路の工事。JR東日本向けの鉄道工事が柱で、売上の約半分を占める。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 122 7.50 912 40
10 年後 中立 118 10 1,186 57

取り方:土木の売上912億円、粗利率10.8%(決算説明)。粗利は約98億円で、販管費を売上比で配分して営業利益を約40億円と推定した。開示は無いので、技能者の労務費を売上の約35%、日当を約2.5万円と置いて施工量を約122万人日とした。売上を労務量で割った1人日あたり売上が価格に当たり、物価の分は価格に入る。

建築

駅舎・駅ビル、車両基地のほか、官公庁・防衛施設、生産施設、マンションなどの建築工事。

数量施工量(万人日、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 117 7.20 841 7
10 年後 中立 108 9.65 1,037 33

取り方:建築の売上841億円、粗利率7.3%(決算説明)。粗利は約61億円。販管費を売上比で引くと営業利益は小さく、約7億円と推定した。建築と同じ要領で、労務量を約117万人日とした。建築は材料の割合が高いので、1人日あたり売上は土木よりやや低めに置いた。

不動産・その他

不動産の開発・売却・賃貸と、連結の調整。売上は年ごとの売却で大きく振れる。

数量不動産の保有・開発残高(億円、今の値段で測った実質。推定)価格残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却と賃貸の回転)売上営業利益
今 2026/03 225 0.20 45 9
10 年後 中立 270 0.27 72 7

取り方:不動産の売上52億円(決算説明)から連結の調整約7億円を引いて45億円、営業利益は約9億円と推定した。残高は開示されておらず、回転を0.2倍と置いて約225億円とした。筆者の推定である。

リスクと懸念

鉄道の投資が一巡し、顧客の偏りが裏目に出る

土木の柱は鉄道工事で、顧客はJR東日本が中心だ。大型の更新や再開発が一巡すれば、量が直接減る。大口の顧客が大株主である関係は、受注を支える一方、発注側が価格の交渉で有利になりやすい面もある。他の鉄道会社や高速道路で穴を埋める力が、試される。

建築の薄利と不採算工事が再燃する

建築の営業利益は、2023年3月期と2024年3月期に10億円前後まで落ちた。物価高の工事を抱え込んだためだ。会社は不採算の比率をほぼ解消すると説明するが、中堅の建築は入札で競り、人手不足でも採算の悪い工事を取らざるを得なくなる恐れがある。

借入が重く、金利の上昇が利益を削る

純有利子負債は500億円台で、時価総額の8割を超える。営業の資金繰りは、2024年度に大きくマイナスになった。借り換えで金利が上がると、純利益は10年で10億円ほど削られる。配当の下限を守る分、資金繰りの余裕はさらに薄くなる。

景気の谷で受注と採算が急減する

ゼネコンの利益は、景気の山と谷で大きく振れる。鉄建建設は2007年3月期、2012年3月期、2013年3月期に赤字を出した。今の高めの粗利率は需給が締まった局面のもので、民間投資が一巡すれば、先に崩れるのは新規受注の採算だ。

政策保有株の売却が稼ぎを増やさない

政策保有株は、5年で100億円以上を売る計画だが、期限は後ろにずれた。株価が下がる局面では時価も同時に下がり、売却益も減る。売って得た現金を借入の返済に使うだけでは、事業の利益は増えない。資本の効率を上げるには、稼ぎの確かな工事への再投資が要る。

人手不足で施工量が頭打ちになる

2024年問題のあと、技能者の確保が最大の制約になった。人が足りなければ、受注があっても売上に変えられない。労務費の上昇は利益率を削る。会社の高い目標は、工法の機械化と人員の確保がともに進むことを前提にしている。

今後の分かれ目

土木の粗利率が2期続けて12%を超えたら
会社の2028年度の目標が現実味を帯びたと見て、やや楽観以上の確率を上げる。
建築の粗利率が2期続けて7%を割ったら
不採算工事が再燃したと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
JR東日本が鉄道の投資計画を縮小したら
土木の量を下方に直し、中立の利益を数十億円削る。
政策保有株の売却代金を借入の返済と稼ぎの確かな投資に使ったら
資本の使い方の評価を上げ、ROEの改善を織り込んで楽観側の確率を少し増やす。
準大手どうしの統合や、JR東日本による追加出資などの再編が出たら
統合後の資本効率次第。規模が増え採算が上がるなら価値を押し上げ、割高な買収なら下げる。
営業の資金繰りが2期続けてマイナスになったら
運転資金の悪化と見て、借入の重さを理由に悲観側の確率を上げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と繰越工事の推移
  • 土木・建築の粗利率(会社目標は2028年度に13.0%と9.2%)
  • 営業キャッシュフローと純有利子負債(借入と自己資本の比率の目標は0.8倍以下)
  • 政策保有株の売却額と、その代金の使い道
  • JR東日本の鉄道投資計画と、他の鉄道会社・高速道路の受注比率
  • 配当の下限(DOE4%以上)が利益の落ち込みの年に守られるか

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 8.5%(基本 7.5% + quality 1.5%)に届かない前提で、正当化 PER の上限(1÷k = 約 11 倍)の約 8 割に置いた。やや悲観・悲観は、稼ぐ力と売れる資産から置き、悲観の床は総資産の 8 割回収・負債全額払いで残る約 270 億円を今の自己資本に当てた。谷の PBR や今の PER から決めてはいない。今の株価を見てから決めたわけでもない。純有利子負債は 500 億円台で純現金ではないため、余った現金は分けていない。純利益には政策保有株の配当や売却益が含まれるので、直近の 50 億円は使わず、事業の利益から積んだ。数量は人日で推定した値で、数量と価格の分け方には誤差がある。会社の 2028 年度の目標(営業利益 110 億円)は、中立でなく楽観の側に置いた。2028 年 3 月期から新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.5% = 9.0%。理由は quality_why。個別のリスク(鉄道への偏り・M&A の実行など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.50%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 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+8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 鉄建建設 2026年3月期決算・中期経営計画アップデート(ログミー)
  2. 鉄建建設 中期経営計画2028(ログミー)
  3. 鉄建建設 資本関係・大株主(edinetdb)

分析日 2026-10-16