株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

太洋基礎工業 1758

名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,012 円60 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,228 円45 億円差 +35.2%
10 年後から見ると 割安 価値 3,012 円60 億円 · 差 +35.2% · 期待の年率 +9.7%
期待の年率リターン(10 年)+9.7%資本コスト比 +2.7 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

太洋基礎工業は、名古屋を地盤に杭や地中壁、下水管の推進工事、戸建住宅の地盤改良を手がける専門工事会社だ。筆者の結論は、今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない。

時価総額は約45億円で、純現金はその8割に迫る35億円ある。数字だけを見れば、事業がほぼタダで手に入る。だが筆頭株主の個人が約28%を持ち、配当性向は2〜3割にとどまる。自社株買いの実行もない。現金は帳簿に積まれたまま、少数株主には届きにくい。

本業の稼ぐ力も強くない。過去12年の営業利益率は1〜5%台を行き来し、ROE は5%前後で資本コストに届かない。受注残が過去最高の70億円に積み上がり、値上げも通り始めたのは追い風だ。それでも、住宅の地盤改良は着工の減少をそのまま受ける。

筆者は、現金の価値を半分ほどに割り引き、事業の価値を足した所に本質価値を置く。資本の使い方が変われば、評価は大きく変わる会社でもある。自社株買いの実行や還元の目標の引き上げが、その分かれ目になる。来期には会長と社長が代わる予定で、新しい経営陣の最初の一手に注目している。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、これは典型的な「安いが、持ち主に価値が届かない会社」だ。

良い点ははっきりしている。地盤の専門技術は長く必要とされ、財務は鉄壁で、受注残は厚い。10年後もこの会社が存在しているかと問われれば、筆者は迷わず「ある」と答える。地盤を固め、杭を打つ仕事は、建物とインフラがある限りなくならない。

問題は、稼いだお金の行き先だ。本業が稼ぐ利益は年に4〜6億円で、その半分以上が配当されずに帳簿へ積まれる。積まれた現金は2%の利息しか生まない。資本コストの8%強を下回る使い方を続ける限り、ためた利益は株主にとって額面未満の価値になる。

安全域は、現金の厚さにある。最悪でも倒産はしない。ただ、筆頭株主の方針が変わるまで、その現金に満額の値段は払えない。経営が自社株買いや増配に踏み出せば、評価は一段上がる。筆者がこの会社で見続けたいのは、受注の数字より、還元の方針の文言だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は二つある。都市の地下で使う特殊土木と、戸建住宅の地盤改良だ。2026年1月期の売上145億円のうち、特殊土木が約48%、住宅関連が約29%を占める。

特殊土木は、ビルの基礎になる場所打ち杭や、地下を掘る前に周りを固める地中連続壁、下水管を地中で押し進める推進工事などだ。顧客はゼネコンと自治体で、名古屋圏の再開発や下水道の更新が仕事の源になる。大型の機械と熟練の職人を抱えることが、参入の壁になっている。

住宅関連は、ハウスメーカーや工務店から受ける地盤調査と地盤改良だ。1棟あたりの代金は数十万円と小さいが、件数で稼ぐ。新設住宅の着工に連動するので、人口が減る国では数量が細っていく。

残りは2021年に独立させた建築部門と、井戸・土壌汚染対策などの環境工事、太陽光の売電だ。建築は売上の約16%を占めるが、2026年1月期は営業赤字だった。会社は不動産開発への参入とベトナムでの泥土の再利用も掲げるが、まだ小さな種にとどまる。全社の従業員は221人で、大手のような分厚い設計部門は持たない。現場の施工力で勝負する会社だ。受注のおよそ半分は名古屋圏で、地元のゼネコンや自治体との長い付き合いが仕事を運んでくる。

優良さと弱いところ

強みは、地盤を扱う技術と機械、そして中部の得意先との長い付き合いだ。杭や地中壁の工事は、失敗すれば建物が傾く。実績のある会社に頼みたいという発注者の心理が、値段を支える。受注残は70億円と過去最高で、人手不足の今は選んで取れる立場にある。

弱みは、値決め力が限られることだ。仕事の多くはゼネコンの下請で、公共工事は入札になる。過去12年の営業利益率は平均で4%前後、2024年1月期と2025年1月期は1%台まで落ちた。好況でも6%に届かない構造は、筆者には軽くない。

財務は極めて堅い。自己資本比率は76%、借入はほぼない。ただ、それは稼いだ現金を使い道のないまま積み上げた結果でもある。ROE が5%前後にとどまる最大の理由は、この現金の重さにある。事業そのものの利益率も低いので、現金を返しても ROE は8%に届かない。稼ぐ力そのものを上げることが、もう一つの宿題だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

基礎工事の需要は、二つの流れに分かれる。都市の再開発とインフラの更新は底堅く、戸建住宅は細る。

都市の側では、国土強靱化の中期計画が2026年度から5年間で事業規模20兆円強を投じる。下水道や橋の老朽化は待ったなしで、推進工事や地盤改良の出番は増える。名古屋ではリニア中央新幹線の駅周辺の再開発が控え、杭と地中壁の仕事が続く。

住宅の側は逆風だ。新設住宅の着工は長く減り続け、持ち家は特に落ち込みが大きい。地盤改良の件数は着工の数でほぼ決まるので、単価を上げても数量の減りは止められない。

業界全体では、2024年の残業規制以降、技能者の不足が値上げを後押ししている。上場ゼネコンの9割で粗利率が改善した。専門工事会社も、取れる仕事を選び、値段を上げる側に回り始めた。ただ、下請の立場では、ゼネコンが値上げを受け入れる範囲でしか利幅は広がらない。景気が冷えれば、価格競争に戻るのも早い。名古屋圏ではリニアの開業時期の遅れも、工事の山をずらす要因になる。10年で見れば、都市の仕事は物価並みに伸び、住宅は細る。その差し引きが、この会社の売上の形を決める。下水道の老朽化は全国で進み、推進工事の需要は長く続く。

資本政策と M&A

資本の使い方が、この会社の評価をいちばん左右する。配当は減配なしの安定配当が方針で、中期計画は DOE、つまり自己資本に対する配当の割合1.5%を目標に掲げる。2026年1月期の配当総額は約1.2億円で、純利益の約26%にとどまる。自社株買いの実行はない。

株主の顔ぶれも動きを鈍くする。筆頭の個人が約28%を持ち、瀧上工業、日本エコシステム、徳倉建設、ナガワと資本提携を結んで株を持ち合う。提携先と銀行を合わせると、安定株主は4割を超える。

会社は PBR 1倍以上を長期の目標とし、政策保有株の縮減も掲げる。株主資本コストを4.5〜5.9%と低く見積もっている点は、筆者の見方と大きく違う。だが、35億円の純現金をどう使うかの数字は示していない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

受注の積み上がりは本物だ。2026年1月期の受注高は163億円と18%増え、繰越工事高は70億円と過去最高になった。人手不足で専門工事の値段は上がり続けており、太洋基礎工業は仕事を選べる立場にある。中期計画の営業利益7.5億円は、今の受注残から見て十分に届く。

名古屋圏は、リニアの駅周辺の再開発と下水道の更新が10年続く。杭と地中壁の機械を持つ地元の会社は限られ、取り合いになるのは発注者の方だ。下水道の更新は全国の自治体が抱える課題で、推進工事の出番も増える。営業利益率は2014年1月期に9%を出した実績があり、値上げが定着すれば6%台は無理な数字ではない。

何より、純現金35億円は時価総額の8割に迫る。会社は PBR 1倍以上を目標に掲げ、政策保有株の縮減も始めた。還元を少し厚くするだけで、株主の取り分は大きく変わる。事業の価値をほぼタダで買える値段は、下値の堅さとして十分だ。経営陣の交代も予定され、資本の使い方が変わる節目にもなりうる。現金を半分に割り引いても、なお下値は堅い。

慎重な見方

利益の質が低い。過去12年の営業利益率は1〜5%台で、好況の年でも6%に届かない。2024年1月期と2025年1月期は1%台まで落ちた。値上げが効いているのは今の局面だけで、景気が冷えればゼネコンはすぐに値下げを求める。

住宅の地盤改良は、売上の約3割を占める第2の柱だ。新設住宅の着工は長期で減り続け、件数の減少は単価の引き上げでは埋めきれない。建築部門は独立から5年たっても赤字で、元請の採算管理に慣れていない。不動産開発やベトナムは種の段階にとどまる。

そして現金は、株主のものになりにくい。筆頭株主の個人が約28%、提携先と銀行を合わせると安定株主は4割を超える。配当性向は2〜3割で、自社株買いの実行はない。中期計画の還元目標は DOE 1.5%と控えめだ。現金が厚いことは倒産しない理由にはなるが、株主の価値が上がる理由にはならない。10年たっても現金が積まれるだけなら、値段は今と変わらない。現金を差し引いた事業の価値も、利益率の低さを考えれば高くはない。

どちらに重みを置いたか

受注残と値上げの追い風は確かだが、利益率の低さと住宅の縮小、現金の使い方の弱さも同じくらい確かだ。確率は中立を中心に、強気側を3割、悲観側を3割に置いた。資本の使い方が変わる兆しは、まだ数字で示されていない。同じ領域の会社とほぼ同じ形にそろえた。中立は受注残と値上げの効果を認めつつ、利益率を過去の平均よりわずかに上に置く落としどころだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/01 期)

確率で加重した株価時価総額 4,789 円96 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 810 円16 億円)。 今の値に割り戻すと 3,012 円60 億円、今との差 +35.2%、 期待の年率 +9.7%(資本コスト 7.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 7,650 円153 億円 1,050 円21 億円 +290.5% +14.6% 696 円14 億円
やや楽観 22% 6,220 円124 億円 930 円19 億円 +220.9% +12.4% 1,573 円31 億円
中立 40% 5,389 円108 億円 830 円17 億円 +179.1% +10.8% 2,487 円50 億円
やや悲観 20% 2,411 円48 億円 745 円15 億円 +41.7% +3.5% 631 円13 億円
悲観 10% 1,710 円34 億円 400 円8 億円 −5.3% −0.5% 211 円4 億円
加重平均100% 4,789 円96 億円810 円16 億円 +151.3% +9.7% 5,599 円112 億円

今の株価時価総額 2,228 円45 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 都市の再開発と値上げが重なり、営業利益率が過去の山に近づく 利益 9 億円 · PER 14.9 倍 · 株価時価総額 7,650 円153 億円

人手不足が専門工事の値段を押し上げる。太洋基礎工業は杭と地中壁の機械と人を持ち、名古屋圏の再開発とリニアの関連工事で選ばれる側に立つ。特殊土木の1人あたり完成工事高は名目で1.45倍に上がり、人員も機械化で1割増える。

住宅の地盤改良は着工の減少で件数が5%減るが、単価の引き上げで売上は保つ。赤字の建築は採算を選んで黒字に戻る。

売上は約200億円、営業利益は約12億円になる。今の倍近い利益で、中期計画の7.5億円を大きく超える。現金は配当で少しずつ返すが、筆頭株主の方針は変わらず、溜まる現金は残る。それでも稼ぐ力そのものが倍になれば、値段は事業の側から上がる。

  • 特殊土木工事:数量 110(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.01(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 111 億円・営業利益 7 億円。数量 1.10倍・単価 1.45倍・営業利益率 6.5%
  • 住宅関連工事:数量 5,795(施工件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり工事代金(億円))→ 売上 56 億円・営業利益 3 億円。数量 0.95倍・単価 1.38倍・営業利益率 4.5%
  • 建築:数量 24.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.58(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 1 億円。数量 1.20倍・単価 1.38倍・営業利益率 3.0%
  • 環境・その他:数量 19.2(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.86(1人あたり売上(億円))→ 売上 17 億円・営業利益 1 億円。数量 1.20倍・単価 1.40倍・営業利益率 9.0%

倍率:事業の純利益 9 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)18 億円。全体の PER 14.85 倍、時価総額 153 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:名古屋圏の再開発、下水道の更新、人手不足による値上げの三つが同時に進む筋書き。2014年1月期に営業利益率9%を出した実績はあるが、その後12年で一度も6%に届いていない。同じ領域の強気(8〜10%)に合わせた。

やや楽観 22% 中期計画どおり利益が戻り、値上げが定着する 利益 8 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 6,220 円124 億円

特殊土木は値上げが定着し、1人あたり完成工事高は名目1.40倍になる。人員は採用と機械化で5%増える。

住宅の地盤改良は着工の減少で件数が1割減るが、単価は物価並みに上がる。建築は小さな黒字に戻る。

売上は約180億円、営業利益は約10億円で、中期計画の水準を10年かけて上回る。ROE は6%台に上がるが、資本コストには届かない。還元は配当が中心で、現金は厚いまま残る。それでも受注の積み上がりと値上げが、利益の底を一段引き上げる。名古屋圏の再開発が続くことが、この筋書きの前提になる。会社の中期計画をなぞる形で、無理のない上振れだ。

  • 特殊土木工事:数量 105(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.98(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 102 億円・営業利益 6 億円。数量 1.05倍・単価 1.40倍・営業利益率 5.8%
  • 住宅関連工事:数量 5,490(施工件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり工事代金(億円))→ 売上 52 億円・営業利益 2 億円。数量 0.90倍・単価 1.36倍・営業利益率 4.0%
  • 建築:数量 22.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.56(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 34 億円・営業利益 1 億円。数量 1.10倍・単価 1.36倍・営業利益率 2.0%
  • 環境・その他:数量 17.6(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.84(1人あたり売上(億円))→ 売上 15 億円・営業利益 1 億円。数量 1.10倍・単価 1.36倍・営業利益率 8.5%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.5% が k 7.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)18 億円。全体の PER 14.29 倍、時価総額 124 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026年1月期は受注が18%増え、繰越工事高は70億円と過去最高に積み上がった。中期計画の営業利益7.5億円は届く範囲にある。値上げが続き、利益率が5%前後に戻る形を強気側の中心に置いた。

中立 40% 値上げで売上は物価並みに伸びるが、利益率は過去の平均にとどまる 利益 6 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 5,389 円108 億円

特殊土木の人員は横ばいで、1人あたり完成工事高は値上げで名目1.38倍になる。営業利益率は5.0%と、過去12年の平均よりやや上にとどまる。

住宅の地盤改良は、新設住宅着工の減少で件数が15%減る。単価は物価並みに上がり、売上はほぼ今の水準を保つ。建築は赤字を脱するが、利益は薄い。

売上は約190億円、営業利益は約8億円になる。純利益は6億円台で、厚い現金の利息も少し効く。ROE は5%台で、資本コストを下回り続ける。筆頭株主の方針が変わらない限り、現金は帳簿に残る。事業は堅実に続くが、株主の取り分は大きく増えない。

  • 特殊土木工事:数量 100(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.96(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 96 億円・営業利益 5 億円。数量 1.00倍・単価 1.38倍・営業利益率 5.0%
  • 住宅関連工事:数量 5,185(施工件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり工事代金(億円))→ 売上 49 億円・営業利益 2 億円。数量 0.85倍・単価 1.34倍・営業利益率 3.5%
  • 建築:数量 20.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.53(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 31 億円・営業利益 0 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 1.5%
  • 環境・その他:数量 16.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.83(1人あたり売上(億円))→ 売上 13 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00倍・単価 1.34倍・営業利益率 8.0%

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.8% が k 7.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)18 億円。全体の PER 14.29 倍、時価総額 105 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残の厚さと値上げの定着は確かだが、過去12年の営業利益率は1〜5%台を行き来し、住宅の件数は減り続ける。双方の言い分が釣り合う所を中心にした。同じ領域の中立(38〜40%)とそろえた。

やや悲観 20% 住宅の件数が細り、値上げも続かず利益が今を下回る 利益 4 億円 · PER 7.3 倍 · 株価時価総額 2,411 円48 億円

新設住宅の着工が想定より早く減り、地盤改良の件数は25%減る。値上げは物価に届かず、単価は名目1.25倍にとどまる。

特殊土木も再開発の一巡で人員が8%減り、営業利益率は3.5%まで下がる。建築は損益ゼロが精一杯だ。

売上は約150億円、営業利益は約4億円で、2026年1月期を下回る。配当は DOE の方針で保つが、現金の一部は赤字の穴埋めと機械の更新に回る。ROE は3%台に沈み、帳簿の自己資本は価値の目安として役に立たなくなる。買い手が現れない限り、値段は稼ぐ力の側まで下がる。厚い現金が、かろうじて下値を支える。

  • 特殊土木工事:数量 92.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.89(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 82 億円・営業利益 3 億円。数量 0.92倍・単価 1.28倍・営業利益率 3.5%
  • 住宅関連工事:数量 4,575(施工件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり工事代金(億円))→ 売上 40 億円・営業利益 1 億円。数量 0.75倍・単価 1.25倍・営業利益率 2.0%
  • 建築:数量 18.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.43(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 26 億円・営業利益 0 億円。数量 0.90倍・単価 1.25倍・営業利益率 0.0%
  • 環境・その他:数量 16.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.77(1人あたり売上(億円))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。数量 1.00倍・単価 1.25倍・営業利益率 6.0%

倍率:「ROE 3.5% は k 7% を下回り、ためた利益は額面未満の価値。PER の上限は 1÷k の 12.1 倍で、利益が細る筋書きなので、上限の約60%の7.3倍に置いた。」

確率:2024年1月期と2025年1月期には営業利益率が1%台まで落ちた。住宅の地盤改良は着工の減少をそのまま受ける。ゼネコンの下請が多く、値上げ疲れで価格競争に戻る展開を、同じ領域の悲観側と同じ程度に置いた。

悲観 10% 住宅と再開発がともに縮み、利益がほぼ消える 利益 1 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,710 円34 億円

人口減で戸建の着工が細り、住宅の地盤改良は件数が4割減る。都市の再開発も金利の上昇で止まり、特殊土木の人員は25%減る。値上げは通らず、単価は名目1.1倍にとどまる。

建築は赤字が続き、撤退の判断が遅れる。機械の更新を先送りし、熟練の職人も他社へ流れる。売上は約110億円、営業利益はわずかな赤字になる。

純現金は厚く、倒産には至らない。ただ利益が無い会社の現金は、筆頭株主の方針の下で少数株主には届かない。価値は帳簿の自己資本でなく、売れる資産の床まで下がる。配当も細る。10年で配当の合計は8億円ほどにとどまる。

  • 特殊土木工事:数量 75.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.77(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 57 億円・営業利益 1 億円。数量 0.75倍・単価 1.10倍・営業利益率 1.0%
  • 住宅関連工事:数量 3,660(施工件数(件・推定))× 価格 0.01(1件あたり工事代金(億円))→ 売上 27 億円・営業利益 0 億円。数量 0.60倍・単価 1.05倍・営業利益率 -1.0%
  • 建築:数量 12.0(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 1.15(1人あたり完成工事高(億円))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円。数量 0.60倍・単価 1.00倍・営業利益率 -3.0%
  • 環境・その他:数量 12.8(施工にあたる人員(人・推定))× 価格 0.65(1人あたり売上(億円))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。数量 0.80倍・単価 1.05倍・営業利益率 3.0%

倍率:稼ぐ力はほぼ無い。売れる資産の床(floor_assets_oku)をそのまま時価総額に置き、今の自己資本95億円に対する PBR は約0.36倍。帳簿の自己資本は、利益の無い会社では床にならない。

確率:1758は1964年創業で、過去に赤字は2008年1月期の1回だけと少ない。純現金が時価総額の8割近くあり、倒産の筋は薄い。ただ住宅と都市の工事が同時に縮む展開は否定できず、同じ領域の悲観(8〜10%)に合わせた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

特殊土木工事

杭・地中連続壁・地盤改良・推進(下水管の埋設)など、都市の地下と基礎の専門工事。ゼネコンの下請と官公庁の元請が混じる。

数量施工にあたる人員(人・推定)価格1人あたり完成工事高(億円)売上営業利益
今 2026/01 100 0.70 70 3
10 年後 中立 100 0.96 96 5

取り方:売上69.65億円を、特殊土木の人員約100人(従業員221人から全社30人を除き、売上の比で割り振った推定)で割った。下請への外注費を含む請負金額。

住宅関連工事

戸建住宅の地盤調査と地盤改良(柱状改良・小口径鋼管杭)。ハウスメーカーと工務店が顧客。

数量施工件数(件・推定)価格1件あたり工事代金(億円)売上営業利益
今 2026/01 6,100 0.01 43 2
10 年後 中立 5,185 0.01 49 2

取り方:売上42.67億円を、1件あたり約70万円(柱状改良の一般的な単価)で割った約6,100件の推定。開示された件数ではない。

建築

2021年に独立させた建築部門。工場・倉庫・共同住宅などの元請工事。

数量施工にあたる人員(人・推定)価格1人あたり完成工事高(億円)売上営業利益
今 2026/01 20.0 1.15 23 0
10 年後 中立 20.0 1.53 31 0

取り方:売上22.91億円を、建築部門の人員約20人(推定)で割った。営業損益は0.37億円の赤字。

環境・その他

井戸・土壌汚染対策などの環境工事に、機械の製造販売と太陽光の売電を合わせた。

数量施工にあたる人員(人・推定)価格1人あたり売上(億円)売上営業利益
今 2026/01 16.0 0.62 10 1
10 年後 中立 16.0 0.83 13 1

取り方:環境9.39億円・機械0.07億円・再エネ0.42億円の計9.88億円を、人員約16人(推定)で割った。

リスクと懸念

住宅着工の減少

住宅関連は売上の約3割を占め、件数は新設の戸建着工にほぼ連動する。着工は長く減り続け、単価を上げても数量の減りは埋めきれない。ハウスメーカーが地盤改良を内製化したり、安い業者に切り替えたりすれば、件数と単価が同時に下がる。

ゼネコンへの依存と値下げ要求

特殊土木の多くはゼネコンからの下請だ。好況の今は値上げが通るが、景気が冷えればゼネコンは真っ先に専門工事の値段を削る。過去12年の営業利益率が1〜5%台にとどまったのは、この立場の弱さの表れだ。

現金が株主に戻らない

純現金35億円は時価総額の8割に迫るが、配当性向は2〜3割で自社株買いの実行はない。筆頭株主の個人が約28%を持ち、提携先との持ち合いも厚い。現金が利息2%で眠り続ければ、ROE は資本コストを下回り続ける。

建築部門の赤字

2021年に独立させた建築部門は、2026年1月期も営業赤字だった。元請の建築は資材と労務の値上がりを抱え込みやすい。撤退の判断が遅れれば、本業の利益を食い続ける。

施工事故と人手不足

杭や地中壁の工事は、一度の事故や品質の問題で採算が大きく崩れ、信用も失う。熟練の職人の高齢化は進み、技術の伝承が遅れれば、機械を持っていても工事をこなせなくなる。

今後の分かれ目

自社株買いの実行や配当方針の引き上げ(総還元性向の目標など)が発表される
眠っていた現金が株主に戻り始める合図だ。戻り方の割引が小さくなり、評価は一段上がる。
2028年1月期に営業利益7.5億円の中期計画を達成する
値上げの定着が数字で確かめられる。やや強気の筋書きに寄る。
営業利益率が再び2%を割る
値上げが一巡し、価格競争に戻った合図だ。やや悲観の筋書きに寄る。
建築部門の縮小や撤退が決まる
赤字の穴がふさがり、利益率が上がる。資本の使い方を見直す姿勢の表れとしても前向きだ。
筆頭株主の持株が動く、または提携先との持ち合いが解消される
株主の顔ぶれが変わり、還元や再編の可能性が開く。買収の対象になる道も出てくる。

見ておくもの

  • 受注高と繰越工事高
  • 住宅関連の売上(新設住宅着工との比較)
  • 営業利益率(5%を保てるか)
  • 自社株買いと配当方針の変更
  • 建築部門の損益
  • 政策保有株の売却額

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに人員・件数と単価から利益を積み、倍率は式で置いた。ROE が k を下回るので PER の上限は1÷k、中立はその約75%で、同じ領域のテノックスや日本基礎技術と同じ割合にそろえた。今の PBR 0.47倍・PER 10倍前後には寄せていない。余った現金24億円は、運転資金として約12億円を残した額で、戻り方0.5を掛けて足した。持ち合い株の価値は、配当を利益に残すので足していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.9→14.85 倍・やや楽観 PER 9.9→14.29 倍・中立 PER 9.1→14.29 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本7.5% + quality 0.75% = 8.25%。同じ領域のテノックス・日本基礎技術(8.0%)より、住宅の比率が高く建築が赤字の分を0.25%重くした。現金が株主に戻らない点は k に足さず、戻り方0.5で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. 太洋基礎工業 有価証券報告書(2026年1月期)
  2. 太洋基礎工業 中期経営計画(2025年2月〜2028年1月)

分析日 2026-10-20