株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

株式会社東京エネシス 1945

電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,684 円558 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,968 円652 億円差 −14.5%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,684 円558 億円 · 差 −14.5% · 期待の年率 +4.9%
期待の年率リターン(10 年)+4.9%資本コスト比 −3.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東京エネシスは、火力・原子力発電所や変電所の工事と保守を請け負う会社だ。東京電力のグループに属する。結論から言えば、筆者は今の値段をやや割高と見る。一番の理由は、利益が戻っても資本の稼ぎが、投資家が求める水準にまだ届かない点にある。

足元の稼ぎは良い。2026 年 3 月期の営業利益は 47 億円、今期の会社予想は 73 億円だ。原発の安全対策工事が増え、採算を重視した受注が効いている。11 期ぶりの最高益になる見込みだ。

問題は、その先だ。大型の火力の新設は一巡し、会社も電力向けの売上を減らして、再エネや一般産業を増やす計画を立てている。ただ、この会社の利益は東京電力と重電メーカーの発注に左右される。自社で値段を決める力は強くない。

今の時価総額は自己資本とほぼ同じだ。中立の筋書きでは、10 年後の純利益は 60 億円ほどで、自己資本利益率は資本コストを下回る。その結果、価値は今の値段の 4 分の 3 ほどにとどまる。上がる幅より、下がる幅のほうが大きい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「安く買えば悪くない事業」にとどまる。10 年後も電力設備の保守は続き、原発の経験は他社に代えにくい。だが、持ち続けたいと思うほどの高い資本の稼ぎ(ROE が資本コストを大きく上回る)がない。

オーナー利益の目で見ると、事業は大きな再投資を要さず、利益の多くが株主のものになる。それはよい。ただ、利益の水準は、東京電力や重電メーカーの発注と、人件費の転嫁がうまくいくかに決まる。今期の 52 億円は最高益だが、10 年先まで同じ水準が続くかは、読み切れない。

経営の資本の使い方は、変わりつつある。政策保有株を売り、還元を厚くする方針は評価できる。ただ、自社株買いを PBR 1 倍割れの時期に積極的に使っていないことが、まだ引っかかる。実行を数年見たい。

安全域は、今の値段にはほとんどない。時価総額は自己資本に近い。ROE が資本コスト 8.0% に届かない会社が、帳簿並みの値段を付けている。純資産より安く買えるまで、待つのが筋だ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は設備工事業で、売上の 9 割以上を占める。火力・原子力の発電所と変電所の建設と保守、一般の工場や公共施設の電気設備、再エネの発電所の工事と運転保守だ。2026 年 3 月期の売上は 831 億円。このうち設備工事は約 770 億円で、セグメントの利益率は 14% 近くになる。

顧客は東京電力ホールディングス、三菱重工業、JERA が上位だ。東京電力向けは売上の 13.8%(2025 年 3 月期)と、前の期の 19.5% から下がった。福島第一の処理水の設備工事が一巡したためで、東京電力への依存は薄まっている。

会社は 2010 年に東京電力の関連会社になった。火力は 1960 年から、原子力は 1970 年から手がけ、原発の保修は積み上げた経験が強みになる。その他の事業は売上 61 億円で、情報通信や不動産の賃貸など、利益はごくわずかだ。

中期経営計画(2024〜26 年度)は、電力市場の売上比率を 7 割から 4 割弱へ下げ、一般産業と再エネを 6 割にする。工場設備や公共インフラ、水力・太陽光・バイオマスの運転保守に広げる狙いだ。決算の営業利益は、セグメント利益の合計より約 60 億円小さい。本社費などの調整額で、内訳は開示から確かめきれていない。

優良さと弱いところ

優良さの核は、原発の保修で積み上げた技術と信用だ。原子力の工事は、発注者が経験の浅い会社に任せにくい。資格と実績が参入の壁になり、再稼働後は保修の範囲も広がる。東京電力グループの一員という看板も、受注の安定につながってきた。

だが、堀、つまり他社がまねできない強みは、価格を決める力までは届いていない。同じ発電所の保修では、太平電業、東芝プラントシステム、重電メーカー系の会社が競う。客は東京電力と重電メーカー、電力会社で、値段を決めるのは発注者側だ。利益率が 10 年で 4% 台から 9% 台まで動いたのも、そのためだ。

資本効率は低い。自己資本利益率(ROE)は 2026 年 3 月期で 5.9%、過去 10 年の中央値は 4.3% だ。会社自身も、資本コストを下回っていると認める。2030 年度に 8% 以上を掲げるが、今のままでは届かない。

財務は堅い。自己資本比率は 60.7% で、純有利子負債は 84 億円とわずかだ。経営は、採算を重視した受注と政策保有株の売却に動いている。ただ、売却益が利益を押し上げた年もあり、本業の稼ぎを見るには特別な利益を除いて考える必要がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電力設備の工事は、今まさに中身が入れ替わっている産業だ。火力発電所の大型の新設は国内でほぼ一巡した。代わりに、既存の火力の保修と、原子力発電所の安全対策や再稼働後の定期検査、データセンターの新設による変電所の増強が仕事になる。

原子力は、再稼働のペースが読みにくい。会社は安全対策の工事が続くと説明するが、再稼働が遅れれば工事の山が先へずれる。逆に再稼働後は、毎年の定期検査が長く続く。柏崎刈羽をはじめ、東京電力の原発が動くかどうかが分かれ目になる。

競合は太平電業、東芝プラントシステム、三菱重工系や IHI 系の保修会社、同じ業界のレイズネクストなどだ。顧客が絞られているので、受注は価格だけでなく、実績・人員・協力会社の確保で決まる。人手不足のなか、人を確保できる会社が有利になる。

10 年の視点では、脱炭素電源の工事や再エネの運転保守、アジアの電力インフラも新しい仕事になる。ただ、火力の廃止が進む国内で、数量が実質で大きく伸びるとは見ない。成熟した需要で、物価の分だけ金額が上がる産業だ。

資本政策と M&A

資本政策は、会社が変わろうとしている点が見どころだ。中期経営計画は総還元性向 50% 以上、累進配当、機動的な自社株買い、自己資本比率 50% 以上、PBR 1 倍以上を掲げる。2026 年 3 月期の配当性向は 49% で、今期は配当を 2 割ほど増やす計画だ。

政策保有株と賃貸不動産の売却も進める。2026 年 3 月期の純利益には、その売却益が入っている。資金は、成長投資(3 年で約 200 億円)と還元に回る。ただ、自社株買いの実績はまだ見えない。

大株主は東京電力ホールディングスで、2026 年 3 月に最大 310 万株を売り出し、持ち株は 27% から 18% 台に下がった。経営再建のための売却だが、電力の安定供給で協力するため、一定の資本関係は残す。光通信も 1 割弱を持つ。

会社は、大株主の比率が高いと、浮動株ベースの時価総額で TOPIX に入らない可能性があるとし、東京電力と協議していると説明する。東京電力が持ち株をさらに減らす余地は残る。TOB(公開買付け)の材料は今のところ見えない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電力設備の保守は、景気に左右されにくい。原発は再稼働後に定期検査と保修が毎年続き、経験のない会社には任せられない。東京エネシスは 1970 年から原子力を手がけ、その経験が受注を守る。

採算重視の受注が実を結び、2026 年 3 月期の営業利益は前の期の 1.8 倍、今期の会社予想はさらに 5 割増だ。人手不足で、値段を物価以上に通せる会社が有利になる。データセンターの新設で変電所の仕事が増え、水力の補修や再エネの運転保守も育つ。

財務は堅く、自己資本比率は 6 割を超える。持ち合い株と賃貸不動産の売却で資金を作り、今期は配当を 2 割ほど増やす。東京電力の持ち株が減れば、浮動株が増えて TOPIX の対象になり、買い手が広がる。

中期経営計画の 2030 年度の姿は、売上 1,300 億円以上、ROE 8% 以上だ。物価の上昇を含めれば、手が届く水準で、達成すれば今の値段は安い。

客の質も悪くない。東京電力は原発の再稼働を会社の再建の柱に置き、三菱重工業や JERA も設備を使い続けるために保修を欠かせない。電力の仕事は、一度信頼を得れば、長く続く。取引先が電力に偏るのは、見方を変えれば、需要が景気に左右されにくい強みでもある。

慎重な見方

利益が戻ったのは、原発の安全対策工事という、いつか終わる山が来ているからだ。火力の新設は一巡し、会社自身も電力向けの売上を減らす計画を立てた。減る分を、一般産業と再エネで埋められるかは、まだ証明されていない。

値段を決めるのは東京電力と重電メーカーで、請負の利益率は 10 年間 4% 台から 9% 台を行き来してきた。今期の予想 7.7% は、そのなかでも高い側だ。2026 年 3 月期の純利益には、政策保有株などの売却益も入っている。

東京電力は経営再建のため、持ち株を減らしている。株主としての後ろ盾が薄れ、発注の絞り込みが進めば、数量が減る。人手不足は人件費の上昇を呼び、転嫁が遅れれば利益率が削られる。

自己資本利益率は、10 年の中央値で 4.3%。資本コストを大きく下回ってきた会社に、帳簿並みの値段は高い。自社株買いの実績もなく、還元の方針が口先で終わる危うさもある。

中期計画は 3 年ごとに目標を掲げるが、前の計画の ROE 目標を超えた実績はまだ乏しい。目標を掲げる会社と、資本を効率よく使う会社は別だ。人手不足のなか、固定費の重い工事の人員を抱えて受注が細れば、利益は一気に削られる。

どちらに重みを置いたか

どちらにも根拠はあるが、慎重な見方のほうが少し強い。強気の見方の中心は、2 年先の利益予想と中期計画の目標という「見込み」だ。慎重な見方は、10 年間の利益率の振れと、ROE が資本コストを下回り続けた「実績」に立つ。確率は、やや悲観と悲観の合計を 32% と、慎重な側に寄せた。一方で、原発の保修という技術の壁と、堅い財務が谷を浅くする。そのため悲観は 12% にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,200 円729 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 977 円324 億円)。 今の値に割り戻すと 1,684 円558 億円、今との差 −14.5%、 期待の年率 +4.9%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,507 円1,163 億円 1,267 円420 億円 +142.6% +9.3% 477 円158 億円
やや楽観 20% 2,893 円959 億円 1,146 円380 億円 +105.3% +7.5% 808 円268 億円
中立 38% 2,403 円797 億円 1,056 円350 億円 +75.7% +5.8% 1,314 円436 億円
やや悲観 20% 1,243 円412 億円 845 円280 億円 +6.1% +0.6% 417 円138 億円
悲観 12% 905 円300 億円 422 円140 億円 −32.6% −3.9% 159 円53 億円
加重平均100% 2,200 円729 億円977 円324 億円 +61.4% +4.9% 3,176 円1,053 億円

今の株価時価総額 1,968 円652 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 原子力の再稼働と変電所の需要が重なり、一般産業にも広がる 利益 86 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 3,507 円1,163 億円

柏崎刈羽をはじめとする東京電力の原発で、再稼働後の定期検査と保修が途切れず入る。変電所はデータセンターの新設で仕事が増え、水力の補修や蓄電池つきの太陽光、バイオマス発電所の運転保守も受注の柱に育つ。

人手不足で、工事の値段は物価を少し上回って通る。協力会社の確保が受注の条件になり、採算の悪い案件は選んで断れる会社になる。営業利益率は 8% 台まで上がる。

東京電力の持ち株は 1 割台前半に下がり、浮動株が増えてTOPIXの対象に入る。持ち合い株の売却益と営業の稼ぎを合わせ、株主還元は純利益の 6 割を超える。

電力に偏っていた売上が、一般産業と再エネで 6 割を占めるようになる。請負業としては例外的に、利益が安定して伸びる 10 年だ。

  • 設備工事業(発電所・変電所・産業設備):数量 380(施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア)× 価格 3.45(1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 1,311 億円・営業利益 203 億円。数量は 10 年で 23% 増(国内の対象市場の伸びとシェア 9%)、値段は 1.38 倍、営業利益率 15.5%
  • その他の事業:数量 28.0(受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定))× 価格 3.45(1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 97 億円・営業利益 2 億円。情報通信・賃貸などの子会社。値段 1.38 倍

倍率:事業の純利益 86 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.0 倍。全体の PER 12.99 倍、時価総額 1,117 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再稼働後の保修が長く続き、データセンター向けの変電所と再エネの運転保守も育つ姿。東京電力の経営再建で発注が絞られる懸念もあり、1 割にとどめた。

やや楽観 20% 原発と変電所が支え、利益率は 8% 前後で定着 利益 73 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,893 円959 億円

大型の火力の新設は終わるが、原発の保修と変電所の改修、再エネの運転保守がそれを埋める。数量は今より 15% ほど増える。

採算を重視した受注が定着し、営業利益率は 8% 近くに上がる。2027 年 3 月期の会社予想(7.7%)に近い水準が、物価の上昇を織り込んだうえで続く姿だ。

還元は純利益の 6 割で、配当は毎年少しずつ増える。持ち合い株の売却はほぼ終わり、成長投資は小粒の買収が中心になる。

東京電力の持ち株比率の低下はゆっくり進み、特別な事情が起きない限り、取引関係は今のまま続く。会社は計画どおりに進むが、市場を驚かせるほどではない。

  • 設備工事業(発電所・変電所・産業設備):数量 355(施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア)× 価格 3.40(1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 1,207 億円・営業利益 181 億円。数量 15% 増、値段 1.36 倍、営業利益率 15%
  • その他の事業:数量 26.0(受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定))× 価格 3.40(1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 88 億円・営業利益 2 億円。子会社。値段 1.36 倍

倍率:事業の純利益 73 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 912 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の計画(2030 年度に ROE 8% 以上)に近い形が定着する姿。実行力が戻りつつあることを 2 割で見た。

中立 38% 売上は 1,200 億円ほど、利益率は 7% 前後 利益 60 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,403 円797 億円

電力向けの仕事は、火力の新設が一巡して減る。代わりに原発の安全対策と再稼働後の保修、変電所の改修、再エネの運転保守が伸びる。数量は 10 年で 8% ほど増える。

値段は物価並みに 1.34 倍。人件費も同じ率で上がるので、利益率は守れる。営業利益率は 7% 台に落ち着き、2027 年 3 月期の会社予想(7.7%)よりは少し低い。

還元は純利益の 6 割強。配当は DOE 3% 近辺で、自社株買いは機動的に行う程度にとどまる。

東京電力の持ち株は 1 割台に下がるが、電力の安定供給という役割は変わらない。独立した中堅の設備会社として、静かに稼ぎ続ける姿だ。

  • 設備工事業(発電所・変電所・産業設備):数量 334(施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア)× 価格 3.35(1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 1,119 億円・営業利益 160 億円。数量 8% 増、値段 1.34 倍、営業利益率 14.3%(調整後の全社で 7.0%)
  • その他の事業:数量 24.4(受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定))× 価格 3.35(1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 82 億円・営業利益 2 億円。子会社。値段 1.34 倍

倍率:事業の純利益 60 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.4% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 750 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:火力の新設が終わる穴を、原発の保修・変電所・再エネが埋める。数量は小幅に伸び、値段は物価並みに上がる姿に収まりやすい。過去 10 年の利益率は 4〜9% で、その真ん中より少し上に置いた。

やや悲観 20% 東京電力の発注が細り、利益率は 5% 前後で止まる 利益 40 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,243 円412 億円

東京電力は経営再建の途上にあり、原発・火力の保修の発注を絞る。大型の新設は終わったままで、数量は今より 10% 減る。

太平電業や東芝プラントシステム、重電メーカー系の保修会社との競争で、値段は物価並みに上がらず、1.32 倍にとどまる。営業利益率は 5% 前後に落ちる。

再エネと一般産業は伸びるが、会社の稼ぎを支えるほどにはならない。

還元は配当が中心になり、自社株買いは続かない。純利益は 40 億円ほどで、今の自己資本に対する利益率は 5% 台に低く、評価は帳簿の 5 割前後にとどまる。

会社は赤字には落ちず、財務の堅さも保つ。ただ、資本の稼ぎが資本コストに届かない状態が 10 年続くので、投資家はこの会社を、配当が出る安定した下請けとして、低い倍率で評価し続ける。中期計画の 2030 年度の目標には届かない。

  • 設備工事業(発電所・変電所・産業設備):数量 300(施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア)× 価格 3.30(1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 990 億円・営業利益 124 億円。数量 3% 減、値段 1.32 倍、営業利益率 12.5%
  • その他の事業:数量 22.0(受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定))× 価格 3.30(1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 73 億円・営業利益 1 億円。子会社。値段 1.32 倍

倍率:余った現金・余り資産 0 億円を分けると、事業の純利益 40 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 904 億円・事業の ROE 4.4%。事業の ROE が資本コスト k 8.00% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.5 倍。電力会社からの発注の絞り込みが続く局面で、上限の 7.2 割の 9 倍に置いた。事業 40 億円 × 9 倍 + 余り 0 億円(帳簿 0 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 358 億円。

確率:東京電力の経営再建で修繕の発注が絞られ、重電メーカー系との競争も続く姿。電力の客に偏る事業なので 2 割を置いた。

悲観 12% 構造的に負ける:電力の保修が縮み、東京電力との関係も薄れる 利益 −8 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 905 円300 億円

火力発電所が廃止され、新設もなく、火力の保修が先細る。原発は再稼働が遅れるか、保修を東京電力と別の会社が担うようになる。

人手不足で人件費だけが上がり、値段は物価並みに上がらず、数年にわたって赤字か薄利が続く。固定費の重い工事の人員を抱えたまま、受注が減る。

配当は最低限を守るが、自社株買いは止まる。一般産業・再エネへの展開は小粒で、会社を支える柱にならない。

評価は、稼ぐ力ではなく売れる資産で決まる。持ち合い株と賃貸不動産の売却、人員整理を重ねるが、赤字で自己資本は削られる。

東京電力の持ち株がさらに減り、発注の優先順位でも後回しにされる。再エネの運転保守は競合が多く、利益が出にくい。優良な電力設備の会社だった面影は薄れ、帳簿の半分以下で評価される。

  • 設備工事業(発電所・変電所・産業設備):数量 220(施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア)× 価格 3.20(1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 704 億円・営業利益 63 億円。数量 29% 減、値段 1.28 倍、営業利益率 9%
  • その他の事業:数量 18.0(受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定))× 価格 3.20(1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立)→ 売上 58 億円・営業利益 0 億円。子会社。値段 1.28 倍

倍率:構造的に負けて、もう優良ではない姿。純利益は赤字で稼ぐ力では測れず、売れる資産で床を置く。総資産 1,190 億円(自己資本 724 億円 ÷ 自己資本比率 60.7%)を強制売却で 7 割しか回収できず、負債 470 億円(未成工事受入金・工事未払金を含む)は全額払うとして残る約 370 億円が床。今の自己資本 724 億円に対し、赤字と減損で自己資本は 654 億円まで減る前提で、床の 8 割強の PBR 0.41 倍(時価総額 300 億円)に置いた。

確率:火力の縮小と原発の再稼働の遅れが重なり、東京電力との取引も細る。重い景気の谷と値下げ競争が加わる姿。10 年で 1 割強。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

設備工事業(発電所・変電所・産業設備)

火力・原子力発電所と変電所の建設・保修、一般産業の電気設備、再エネの工事と運転保守。売上の 9 割以上。

数量施工量(万人日・実質)=国内の対象市場 × シェア価格1 人日あたり売上(万円・名目)。人件費・機材・外注を含む。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立売上営業利益
今 2026/03 309 2.50 773 107
10 年後 中立 334 3.35 1,119 160

取り方:設備工事業の売上 773 億円を、1 人日あたり売上 2.5 万円(人件費・機材・外注込みの筆者の推定)で割り、施工量は約 309 万人日とした。国内の発電・変電・産業設備の工事と保守の対象市場は実質で年 1 兆円前後、シェアは 8% 前後と推定する(開示された数字ではない)。数量は実質、物価の 3% は価格に入れた。売上 773 億円と利益 107 億円は決算のセグメント数字。

その他の事業

情報通信や不動産の賃貸など、設備工事の周辺の事業。

数量受託・賃貸の作業量(万人日換算・推定)価格1 人日換算あたり売上(万円・名目)。物価 3% で 10 年 1.34 倍が中立売上営業利益
今 2026/03 24.4 2.50 61 1
10 年後 中立 24.4 3.35 82 2

取り方:その他の事業の売上 61 億円を、設備工事と同じ 1 人日換算 2.5 万円で割り、約 24 万人日と推定した(賃貸収入などを含むので目安)。売上 61 億円・セグメント利益 0.7 億円は決算の数字。連結の営業利益 47 億円は、2 つのセグメントの合計から本社費などの調整額(約 -60 億円)を引いた値。

リスクと懸念

東京電力の発注の絞り込み

東京電力は経営再建の途上で、持ち株も減らしている。保修の発注を絞れば、原発・火力の売上が先に減る。売上に占める割合は 13.8% まで下がったが、電力会社と重電メーカーを合わせた依存は今も大きい。取引の継続は資本関係だけに頼れない。

原発の再稼働の遅れ

安全対策工事の山は、再稼働の見通しに左右される。再稼働が延びれば工事が後ろへずれ、中計の電力市場の売上計画が崩れる。再稼働後の定期検査という安定した仕事に移るまで、利益の山と谷が続く。

火力の縮小

国内の大型の火力の新設は一巡し、会社も火力は減少傾向と説明する。既存の火力の保修は残るが、廃止が進めば仕事の総量は細る。再エネや一般産業で穴を埋められるかは、まだ実績が乏しい。

人手不足と人件費

工事は人が仕事をする。人手不足で人件費が上がっても、発注者に値段を転嫁できなければ利益率が削られる。協力会社の確保も受注の条件になり、人員を抱える固定費の重さが、受注が細った時の谷を深くする。

利益の質

2026 年 3 月期の純利益には、政策保有株と賃貸不動産の売却益が入っている。本業の稼ぎは、この分を除いて見る必要がある。売却できる資産が減れば、特別な利益は消え、ROE はもとの低い水準に戻りうる。

株主構成と流動性

東京電力と光通信を合わせると、浮動株が少ない。会社も TOPIX の対象外になりうると認める。東京電力が追加で売却すれば、株価に需給の重しがかかる。逆に、親会社の売却が先に進めば、買収の対象にもなりうる。

今後の分かれ目

柏崎刈羽など東京電力の原発が再稼働し、定期検査の保修が定常化したら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。原子力の売上が長く安定し、数量の前提を上方に直す。
東京電力が、保修の発注を絞る方針を明確にしたら
やや悲観・悲観の確率を上げる。電力向けの売上が先に縮み、利益率の前提を下げる。
一般産業と再エネの売上が、中計の計画(売上の 6 割)に近づいたら
電力への依存が薄れ、利益の振れが小さくなる。倍率を上限側に近づけてよい。
自社株買いを、PBR 1 倍割れの局面で継続的に実施したら
経営の資本の使い方が株主に向いたと判断できる。還元の前提を上げ、ROE の見通しも引き上げる。
東京電力が持ち株をさらに売却し、浮動株が増えて TOPIX に入ったら
買い手が広がり、需給は改善する。ただし本質価値は動かさない。買収の対象になる可能性も高まる。
営業利益率が 7% を超えて 3 年続いたら
採算重視の受注が定着した証拠として、中立の利益率を上げる。確率は楽観側へ移す。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と、原子力・火力・変電所・再エネ・一般産業の内訳
  • 東京電力向けの売上比率と、柏崎刈羽など原発の再稼働の進み具合
  • 営業利益率(7% 台を保てるか)と、特別利益を除いた純利益
  • 自社株買いの実施と、総還元性向 50% 以上の達成
  • 東京電力・光通信の持ち株比率の変化と、TOPIX への組み入れ

倍率と資本コストの決め方

数量は国内の対象市場(実質で年 1 兆円前後と推定)に東京エネシスのシェア(8% 前後)を掛けた施工量、価格は 1 人日あたりの売上に物価の倍率(10 年 1.34 倍)をかけて置いた。市場とシェアは推定で、開示された数字ではない。倍率は利益ベースで、中立の事業の ROE(約 6.4%)が資本コスト 8.0%(基本 7.5% + quality 0.5%)に届かないので、PER の上限は 1÷k の 12.5 倍。中立は上限の 8 割の 10.0 倍で、今の PER や PBR に寄せたわけではない。今の時価総額(663 億円)と純利益の予想から逆算せず、先に数量 × 価格で 10 年の利益を積み上げた。悲観は赤字のため、売れる資産で測り、谷の PBR は使っていない。リースは本社・支店の賃借で小さく、新リース会計(2028 年 3 月期から)の形の変化は、今と同じ形(家賃を営業費用に入れる形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.5→12.99 倍・やや楽観 PER 10.6→12.5 倍・中立 PER 10→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。理由は quality_why。個別のリスク(東京電力の持ち株売却・ガバナンス)は k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 東京エネシス 中期経営計画 2024-26(EDINET DB)
  2. 東京エネシス 2026 年 3 月期決算(EDINET DB)
  3. 東京電力 HD が東京エネシス株の一部売却(日本経済新聞)

分析日 2026-10-16