株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

テノックス 1905

杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,843 円123 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,458 円98 億円差 +26.4%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,843 円123 億円 · 差 +26.4% · 期待の年率 +8.9%
期待の年率リターン(10 年)+8.9%資本コスト比 +1.7 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

テノックスは、建物や橋を支える杭を打ち、軟らかい地盤を固める基礎工事の専門会社だ。筆者の結論は、技術と財務は堅いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、価値は今の時価総額とほぼ並ぶ、というものだ。

強みは、自社で開発した工法を、設計の段階で図面に織り込ませる営業だ。鉄道橋や道路橋、工場、空港で採用され、値引き合戦になりにくい。売上総利益率は直近で 19% と、10 年で最も高い。

弱みは、元請けのゼネコンの下で働く立場だ。工事量は建設投資の波に左右され、利益率は過去 12 年で 2〜10% を行き来した。北海道新幹線の大型工事も山を越えた。

財務は厚い。現金は時価総額の 8 割にあたり、借入は無い。配当は純資産の 3% を払う。この現金が、価値の下を支える。

10 年の中立では、営業利益は 15 億円前後、ROE は 6% 程度だ。データセンターや防衛の工事が追い風になれば、上に開ける。

逆に、大型工事の山が去って利益率が過去の水準に戻れば、現金の厚さだけが頼りになる。筆者は、その両方を同じくらいありうると見ている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、テノックスは「誠実で堅いが、平凡な事業」だ。自社の工法を図面に織り込む営業は賢く、長年の実績が信用になっている。借金は無く、現金は厚い。

だが、基礎工事は建設投資の波に乗る仕事で、利益の大きさは自分では決めにくい。元請けの下で働く以上、良い年の利益も、元請けとの交渉で削られる。過去の ROE が資本コストを上回った年は、ほとんど無い。

筆者がこの会社で注目するのは、現金の使い方だ。ベトナムの工場の買収や地盤調査の会社への出資が、資本コストを超える稼ぎを生むかどうか。もし生まないなら、その現金は株主に戻した方が価値が高い。

今の値段は、事業の価値と現金をほぼ正しく映している。安全域は、厚い現金の分だけある。

もう 1 つの見どころは、光通信という大株主の存在だ。現金の厚い会社に、還元の強化を促す株主がいることは、少数株主にとって悪い話ではない。経営がそれにどう応えるかで、この会社の値打ちは変わりうる。

何で稼ぐ会社か

事業の柱は国内の基礎工事で、売上の 9 割強を占める。杭の工事は、工場で作ったコンクリートや鋼の杭を地中に埋め込む。鉄道橋や道路橋に使う「ガンテツパイル」、空港や大型施設向けの工法などをそろえる。地盤改良は、セメントと土を混ぜて柱状に固める「テノコラム」が主力で、工場や倉庫、住宅の下の地盤を強くする。

稼ぎ方の特徴は、設計の段階から入ることだ。設計事務所や建設コンサルタントに技術を提案し、自社の工法を図面に織り込ませる。そうなれば、元請けのゼネコンは当社に発注するしかない。工事は自前の重機と技術者で行い、品質の管理まで一貫して担う。

海外はベトナムで、日系と現地の工場の杭と地盤改良を手がける。売上は 10 億円弱と小さいが、2024 年に現地の施工会社を買い、パイル工場の買収も交渉している。

ほかに、地盤の調査や設計の相談を受ける事業が小さくある。2026 年 3 月期には、住宅の地盤調査を手がけるジャパンホームシールドに出資し、持分法の会社にした。

工事は全国の営業所が受け、首都圏、杭、地域の 3 つの事業本部が営業と施工を一体で回す。2025 年の組織の見直しで、工事ごとに目標を決め、機械の稼働を目に見える形で管理するようになった。

優良さと弱いところ

堀は中くらいだと見る。自社の工法が設計に織り込まれれば、価格競争に巻き込まれにくい。鉄道や道路の基礎は品質の要求が厳しく、実績のない会社は入れない。国土交通省の技術の評価を受けた工法も多い。

ただ、基礎工事は元請けのゼネコンから受ける下請けの仕事だ。工事の量は建設投資の波に従い、利益率も揺れる。過去 12 年の営業利益率は、最低 1.9%、最高 9.9% だった。2020〜2024 年 3 月期は 2〜4% に沈んだ。

直近は改善した。工事ごとに目標を決めて機械の稼働を上げ、赤字の工事を減らし、契約の条件も見直した。売上総利益率は 2025 年度の上期に 19% と、10 年で最も高い。この改善がどこまで続くかが、価値を左右する。

資本効率は低い。自己資本の半分以上が現金で、ROE は 7% 前後にとどまる。会社は ROE 8% を目標に掲げる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設投資は、名目で年 77 兆円前後と底堅い。インフラの老朽化への対策、防衛施設、半導体やデータセンターの工場が、基礎工事の需要を押し上げる。データセンターの市場は 2029 年まで年 6% 程度伸び、新設のピークは 2026〜2028 年とされる。

一方で、住宅の着工は細る。コンクリートの杭の需要量は年 200 万トン強で、10 年前より減った。大型の工事が終わると、地方の工事は谷になる。北海道新幹線の工事も、山を越えた。

最大の制約は人だ。杭打ちの重機を扱う技術者は高齢化し、若い担い手が集まりにくい。時間外労働の規制も始まった。人手が足りないことは、裏を返せば、腕のある会社に仕事と値段が集まることでもある。

競合は、ジャパンパイル、三谷セキサン、日本コンクリート工業など、杭を作って施工まで担う会社だ。テノックスは工場を持たず、施工と工法に絞る。杭の値段の上下に左右されにくい代わりに、工事の量に利益が縛られる。

筆者は、基礎工事の需要そのものより、担い手の数が業界の天井を決めると見る。人を確保できる会社だけが、増える需要を利益に変えられる。テノックスの従業員は 10 年で最も多い水準まで増えており、この点では一歩先にいる。

資本政策と M&A

還元の目安を、配当性向 30% から、純資産配当率(DOE)2% 以上に変えた。2026 年 3 月期の配当総額は約 4 億円で、DOE は 3% だった。利益が落ちても配当が下がりにくい形だ。自己株の取得は株式報酬の分に限られる。

手元の現金は約 78 億円で、借入は無い。会社は、運転資金と災害などへの備えに 50 億円を残すとし、その上で成長投資と既存の設備に計 60 億円を振り向ける計画だ。ベトナムのパイル工場の買収(約 10 億円)は交渉中だ。

大株主には、光通信が 7% を持つ。現金の厚さと低い株価の倍率から、還元の強化を求める声はこれからも出るだろう。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

基礎工事の需要は、これから 10 年が本番だ。高度成長期に造った橋や道路の架け替え、防衛施設、半導体とデータセンターの工場が、杭と地盤改良を大量に必要とする。データセンターの新設は 2026〜2028 年がピークだ。

当社は、自社の工法を設計に織り込ませる力で、値引き合戦を避けられる。売上総利益率は 10 年で最も高い 19% に達した。人手の不足で、腕のある会社に仕事と値段が集まる流れも追い風だ。

財務は鉄壁だ。借入は無く、現金は時価総額の 8 割ある。配当は純資産の 3% で、利益が落ちても下がりにくい。ベトナムでは工場の買収で一貫の体制を作り、海外の柱を育てる。営業利益が 20 億円を超えれば、今の値段は安い。

光通信が 7% を持つことも見逃せない。現金の厚い会社に、還元を促す株主がいる。自己株の取得が始まれば、1 株あたりの価値は目に見えて上がる。会社自身も ROE 8% を目標に掲げ、資本の効率に目を向け始めた。工事ごとの目標の管理で、赤字の工事も減っている。

慎重な見方

利益率の改善は、北海道新幹線のような採算の良い大型工事に支えられた面が大きい。山を越えれば、利益率は過去の 3〜5% に戻りやすい。過去 12 年で、営業利益率が 7% を超えたのは 1 期だけだ。

元請けのゼネコンとの力の差も変わらない。工事の量は建設投資の波に従い、谷の年には赤字の工事も出る。住宅の着工は細り、地盤改良の数も減る。

現金の使い道も心配だ。ベトナムの工場の買収や地盤調査の会社への出資は、本業より稼ぎが読みにくい。資本コストを下回る投資に現金が流れれば、厚い財務はむしろ株主の重荷になる。ROE 8% の目標にも、まだ届いていない。

人手の不足も、追い風だけではない。当社もまた技術者の確保に苦しみ、人件費は物価以上に上がる。需要があっても受けきれず、受けた工事の利益も人件費に削られる。2020〜2024 年 3 月期の利益率 2〜4% は、遠い過去の話ではない。光通信の存在も、経営が還元に動く保証にはならない。

どちらに重みを置いたか

両者の言い分は拮抗する。需要の追い風と利益率の改善は事実だが、それが大型工事の山によるものか、構造の変化かはまだ見えない。確率は中立を厚くし、厚い現金で悲観の深さが限られる分、やや楽観をやや悲観より少し重くした。受注残と売上総利益率が大型工事の後も高いままなら、確率を楽観の側へ移す。逆に利益率が 15% を割り込めば、慎重な側へ寄せる。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,752 円184 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 676 円45 億円)。 今の値に割り戻すと 1,843 円123 億円、今との差 +26.4%、 期待の年率 +8.9%(資本コスト 7.2%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 4,694 円314 億円 886 円59 億円 +282.8% +14.4% 558 円37 億円
やや楽観 25% 3,622 円243 億円 798 円53 億円 +203.1% +11.7% 1,105 円74 億円
中立 40% 2,806 円188 億円 694 円46 億円 +140.1% +9.2% 1,400 円94 億円
やや悲観 17% 1,224 円82 億円 473 円32 億円 +16.3% +1.5% 288 円19 億円
悲観 8% 589 円39 億円 369 円25 億円 −34.3% −4.1% 77 円5 億円
加重平均100% 2,752 円184 億円676 円45 億円 +135.1% +8.9% 3,428 円230 億円

今の株価時価総額 1,458 円98 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:インフラ更新と工場の波で量が増え、利益率 7.5% に 利益 18 億円 · PER 16.4 倍 · 株価時価総額 4,694 円314 億円

高度成長期に造った橋と道路の架け替えが本格化し、防衛施設と工場の建設も続く。住宅の減りを上回って基礎工事の量は 5% 増える。人手が足りず、腕のある会社に仕事が集まる。値段は物価を上回って 1.40 倍になる。

当社は自社の工法を設計に織り込み続け、利益率は 7.5% に上がる。ベトナムではパイル工場を手に入れ、製造から施工まで一貫で請ける。海外の売上は 30 億円台に乗る。

営業利益は 24 億円を超え、ROE は 8% 台に届く。配当は DOE に沿って増え、現金の一部は自己株の取得にも回る。

光通信の後押しもあり、資本の使い方は株主寄りに変わる。

  • 国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計):数量 225(国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安))× 価格 1.32(需要 1 トンあたりの当社の売上(万円))→ 売上 296 億円・営業利益 22 億円。量 1.05 倍、値段 1.40 倍
  • 海外(ベトナム):数量 11.3(ベトナムの建設市場(兆円、実質))× 価格 1.40(値段の指数(今=1.0))→ 売上 33 億円・営業利益 2 億円。ベトナムの市場の伸びとシェアで 2.5 倍

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.3% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)21 億円。全体の PER 16.37 倍、時価総額 309 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:データセンター、防衛、橋の架け替えが重なって基礎工事の量が増え、人手の不足で値段も通る筋書き。過去 12 年で営業利益率 7% を超えたのは 1 期だけで、それが 10 年続くのは容易でないので 1 割に置いた。

やや楽観 25% やや楽観:量は保ち、利益率 6.5% が定着する 利益 14 億円 · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 3,622 円243 億円

基礎工事の量は、住宅の減りをインフラと工場が埋めて横ばいになる。人手の不足で、値段は物価をやや上回る 1.37 倍になる。

工事ごとに目標を決めて機械の稼働を上げる取り組みが根づき、利益率は 6.5% を保つ。赤字の工事は減る。ベトナムは売上が倍になり、小さな利益を出す。

営業利益は 19 億円前後、ROE は 7% 台だ。会社の ROE 8% の目標には少し届かないが、過去の平均よりは一段高い。配当は DOE 3% で増え続ける。

人手の不足は続くが、当社は採用と教育で技術者を増やし、受けられる工事の量を保つ。データセンターと防衛の工事が、地方の谷を埋める。

  • 国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計):数量 214(国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安))× 価格 1.29(需要 1 トンあたりの当社の売上(万円))→ 売上 276 億円・営業利益 18 億円。量横ばい、値段 1.37 倍
  • 海外(ベトナム):数量 9.0(ベトナムの建設市場(兆円、実質))× 価格 1.37(値段の指数(今=1.0))→ 売上 26 億円・営業利益 1 億円。2 倍

倍率:事業の純利益 14 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)21 億円。全体の PER 15.3 倍、時価総額 235 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の売上総利益率の改善(19%)が工事ごとの管理の成果として定着し、需要は住宅の減りをインフラと工場が埋める筋書き。改善の実績があり、会社の中計の方向にも沿うので 2 割強に置いた。

中立 40% 中立:大型工事の山を越え、利益率 5.5% で落ち着く 利益 12 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 2,806 円188 億円

住宅の着工は細り、基礎工事の量は 5% 減る。インフラの更新と工場が下支えするが、住宅の減りを全部は埋めない。値段は物価並みに上がる。

利益率は 5.5% だ。工事の管理の改善は残るが、大型工事の山が去り、採算の良い仕事の比率は下がる。人件費は物価で上がり、値段で追いかける形が続く。ベトナムは市場の伸びに乗って売上を 2 倍強にするが、利益は小さい。

営業利益は 15 億円前後、純利益は 11 億円台になる。配当は DOE 3% を守り、手元の現金は少しずつ積み上がる。ROE は 6% 前後で、資本コストを下回る。

大きく崩れも、伸びもしない 10 年だ。

  • 国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計):数量 203(国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安))× 価格 1.26(需要 1 トンあたりの当社の売上(万円))→ 売上 256 億円・営業利益 14 億円。量 0.95 倍、値段 1.34 倍
  • 海外(ベトナム):数量 8.1(ベトナムの建設市場(兆円、実質))× 価格 1.34(値段の指数(今=1.0))→ 売上 23 億円・営業利益 1 億円。市場の伸びで 1.8 倍

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)21 億円。全体の PER 14.09 倍、時価総額 178 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:北海道新幹線の大型工事が山を越え、利益率が過去の中央値(5% 前後)より少し上で落ち着く姿。需要の追い風と下請けの立場が打ち消し合う。どちらにも決め手が無く、一番厚くした。

やや悲観 17% やや悲観:建設投資が細り、利益率は 3.5% に戻る 利益 6 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,224 円82 億円

建設費の高騰と人手の不足で、工場や住宅の計画が先送りされる。基礎工事の量は 15% 減り、元請けとの交渉で値段は物価に届かない。

利益率は 3.5% に下がり、2020〜2024 年 3 月期の水準に戻る。ベトナムは景気の波で伸びが鈍り、ほとんど利益を出さない。

営業利益は 8 億円前後に縮む。配当は DOE 2% の下限で払い、成長投資は絞る。ROE は 3% 台で、ためた現金は額面ほどの価値を持たない。

人件費は物価以上に上がり、利益をさらに削る。ベトナムのパイル工場の買収は見送られ、海外の柱は育たない。現金は積み上がるが、株主には戻らない。

  • 国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計):数量 182(国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安))× 価格 1.18(需要 1 トンあたりの当社の売上(万円))→ 売上 214 億円・営業利益 8 億円。量 0.85 倍、値段 1.25 倍
  • 海外(ベトナム):数量 5.9(ベトナムの建設市場(兆円、実質))× 価格 1.25(値段の指数(今=1.0))→ 売上 15 億円・営業利益 0 億円。1.3 倍

倍率:PER 9.0 倍。ROE 3% 台で k を大きく下回り、上限 12.5 倍の 72%。稼ぐ力(純利益÷k)を超えないように置いた。余った現金は 28 億円×0.75(谷で食う分)×0.75 を足す。

確率:2020〜2024 年 3 月期に営業利益率が 2〜4% だった実績に戻る筋書き。建設の人手不足で工事が先送りされ、元請けとの交渉で値段も削られる。実績に根拠があるが、厚い現金で深さは限られるので 2 割弱に置いた。

悲観 8% 悲観:建設不況と買収の失敗が重なり、赤字に沈む 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 589 円39 億円

建設投資が大きく落ち込み、基礎工事の量は 3 割減る。各社が仕事を奪い合い、値段は物価に追いつかない。当社も赤字の工事を抱え、営業損益は赤字になる。

ベトナムでは、買収したパイル工場が稼働せず、損失を出す。地盤調査の会社への出資も減損になる。

赤字と減損で自己資本は伸びず、配当は DOE 2% の下限を割り込んで減らす。手元の現金は減るが、借金は無く、会社が行き詰まることはない。残るのは、縮んだ事業と、運転資金に縛られた現金だ。

現金が厚いぶん、会社は粘れるが、株主の取り分は細る。経営への批判が強まり、事業の売却や他社との再編が話題になる。

  • 国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計):数量 150(国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安))× 価格 1.08(需要 1 トンあたりの当社の売上(万円))→ 売上 162 億円・営業利益 −2 億円。量 0.70 倍、値段 1.15 倍
  • 海外(ベトナム):数量 4.5(ベトナムの建設市場(兆円、実質))× 価格 1.15(値段の指数(今=1.0))→ 売上 11 億円・営業利益 −1 億円。買収の失敗で赤字

倍率:PBR 0.294 倍を今の自己資本 135.8 億円に掛けた。稼ぐ力は赤字で、価値は売れる資産の床 40 億円で測る。積み上げた自己資本には掛けていない。

確率:2011〜2012 年 3 月期のような建設不況の赤字と、ベトナムの買収の損失が重なる筋書き。過去に赤字の期はあるが、無借金で現金が厚く、続けて赤字に沈むのは考えにくいので 1 割弱に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内の基礎工事(杭・地盤改良・調査設計)

杭の施工と地盤改良を、設計への工法の提案から施工・品質管理まで一貫で請ける。地盤の調査・設計の相談も含む。

数量国内のコンクリートパイル需要(万トン、基礎工事の量の目安)価格需要 1 トンあたりの当社の売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 214 0.94 201 13
10 年後 中立 203 1.26 256 14

取り方:売上は連結 210.9 億円から海外の約 9.5 億円を引いた 201.4 億円(説明資料の 2026/03 期予想の内訳:国内 199.5・コンサル等 6.0 に沿う)。量の目安はコンクリートパイル・ポール協会の 2025 年度予測 214 万トンで、地盤改良も含めた当社の売上を 1 トンあたりに割った推定。利益は連結の営業利益からベトナムの分(約 0.2 億円)を引いた推定。

海外(ベトナム)

ベトナムの日系・現地の工場や施設の杭と地盤改良。2024 年に現地の施工会社を買収。

数量ベトナムの建設市場(兆円、実質)価格値段の指数(今=1.0)売上営業利益
今 2026/03 4.5 1.00 10 0
10 年後 中立 8.1 1.34 23 1

取り方:売上 9.5 億円は説明資料の海外建設事業。市場はベトナムの建設市場を約 300 億ドル(4.5 兆円)と置き、当社の取り分を rev_factor にした推定。利益は小さく 0.2 億円と推定。

リスクと懸念

大型工事の山を越えた後

北海道新幹線の大型工事はピークを越えた。採算の良い大型工事が減ると、直近の売上総利益率 19% は過去の 15% 前後に戻りやすい。利益の改善が構造の変化か、一時の山かが分かれ目だ。

建設投資の波

基礎工事は建設のいちばん初めの工程で、建設投資の変化を最初に受ける。景気の後退や建設費の高騰で工場や住宅の計画が先送りされれば、工事の量はすぐに減る。

元請けとの力の差

仕事の多くはゼネコンからの下請けだ。工法を設計に織り込めない工事では、値段は元請けとの交渉で決まり、利益が削られる。

担い手の不足

杭打ちの重機を扱う技術者は高齢化が進む。時間外労働の規制で、同じ人数でこなせる工事も減った。人を確保できなければ、需要があっても受けられない。

海外の買収と投資

ベトナムのパイル工場の買収(約 10 億円)は交渉中だ。工場の稼働や現地の景気しだいで、損失や減損を出すおそれがある。地盤調査の会社への出資も、稼ぎが読みにくい。

現金の使い方

現金は時価総額の 8 割にあたる。資本コストを下回る投資に回れば、厚い財務が株主の価値を薄める。還元の方針は配当が中心で、自己株の取得はほとんどない。

今後の分かれ目

大型工事の山を越えた後も、売上総利益率が 2 期続けて 17% を超える
工事の管理の改善が定着したとみて、中立の利益率を 5.5% から 6.5% に上げる。
受注残が 2 期続けて 80 億円を割る
量の山が去ったとみて、中立の量を 0.95 倍から 0.88 倍に下げる。
自己株の取得や総還元性向の目標が数字で示される
余った現金の戻り方を 1.0 に上げる。
ベトナムのパイル工場の買収が決まり、2 年で黒字になる
海外の利益率を 4% から 6% に上げる。
データセンターや防衛の基礎工事で大型の受注が続く
やや楽観の確率を厚くする。
光通信など株主から還元の強化を求める提案が出る
現金の戻り方が変わる局面とみて、条件を見て見直す。

見ておくもの

  • 受注残(2025 年 9 月末 99 億円)
  • 売上総利益率(巡航 15% 前後、直近 19%)
  • ベトナムのパイル工場の買収の進み具合
  • DOE と自己株の取得
  • データセンター・防衛・橋の架け替えの発注

倍率と資本コストの決め方

倍率は ROE と k(8.0%)から決め、ROE が k を下回る筋書きは上限 1÷k=12.5 倍の 72〜88%、わずかに上回る楽観は正当化 PER(約 12.8 倍)の 94% に置いた。PBR が 1 倍を割っていることや同業の倍率は見ていない。現金は会社が残す 50 億円を超える分だけを余った現金として足した。リースは小さく、10 年後の数字は今と同じ形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12→16.37 倍・やや楽観 PER 11→15.3 倍・中立 PER 10.5→14.09 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。同じ領域の済み会社は無い。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.25%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. テノックス 2026年3月期 第2四半期 決算説明会資料
  2. テノックス 2026年3月期 決算短信
  3. テノックス 2027年3月期 第1四半期決算短信

分析日 2026-10-19