株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

フィル・カンパニー 3267

駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)733 円39 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)620 円33 億円差 +18.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 733 円39 億円 · 差 +18.2% · 期待の年率 +9.4%
期待の年率リターン(10 年)+9.4%資本コスト比 +0.9 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フィル・カンパニーは、コインパーキングの上に店舗を載せる「空中店舗フィル・パーク」と、ガレージ付きの賃貸住宅を企画して建てる会社だ。筆者の結論は「ほぼ適正」で、独自の商品は評価できるが、稼ぎが建築費と金利の波に大きく左右される点を割り引くと、今の値段に大きな安全域は無い。

強みは、使いにくい小さな土地に収益を生む案を出せることだ。駐車場の売上を残したまま、上の空間を店として貸せる。この考え方は分かりやすく、土地の持ち主に響く。受注の残高と開発中の案件の合計は 128 億円と過去最高だ。

弱みは、利益の振れの大きさだ。2019 年に 15% あった営業利益率は、翌年 3% に落ちた。建築費が上がれば持ち主の利回りが削られ、金利が上がれば借りて建てる意欲がしぼむ。2026 年の予想も期初の半分以下に下げた。

筆者は、10 年で受注の数は 1 割ほど増えるが、利益率は過去の平均に戻ると見る。厚い前受金を引くと現金の余裕も小さく、本質価値は今の時価総額の前後にある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、フィル・カンパニーは「面白い商品を持つが、予測しにくい事業」だ。

良い点ははっきりしている。駐車場の上の空間という、誰も使っていない資源に目を付けた。土地の持ち主にも、入居する店にも、地域にも得のある提案で、商品としての筋は良い。大きな工場も要らず、資本をあまり使わずに受注を積める請負の型も魅力だ。

だが、オーナーとして 10 年持つには、利益の振れが大きすぎる。営業利益率は 15% から 3% まで、数年で上下してきた。その差を決めているのは建築費と金利と不動産の市況で、会社の努力では動かせない。開発販売は在庫と借入を膨らませ、市況が崩れた時に評価損の芽になる。

払う値段は、今の稼ぎに対して高くも安くもない。商品の着想に安全域を払うには、この堀は浅いと筆者は見る。商品の良さと、株主として持つ事業の良さは、別のものだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ方は 2 つある。1 つは「請負受注」で、土地の持ち主から企画と建物の工事を請け負う。もう 1 つは「開発販売」で、自社で土地を買って建物を建て、完成したら不動産の投資家に売る。2025 年 11 月期の売上 82 億円のうち、請負が 6 割、開発販売が 3 割強、残りが賃貸と管理だ。

請負の主力は 2 つの商品だ。空中店舗フィル・パークは、駐車場の上に鉄骨の店舗を建て、1 階は駐車場のまま、2 階を飲食店や美容室などに貸す。プレミアムガレージハウスは、1 階が車庫、2 階が住まいの賃貸住宅で、車やバイクを趣味にする人に人気がある。2025 年の受注は 54 件・58 億円で、1 件あたり 1 億円ほどの工事になる。

開発販売は、年に 4〜5 件を引き渡す。1 件で数億円の売上になり、出来上がった建物を入居者付きで売るので、請負より利益率が高い。ただ、土地を先に買うので在庫と借入が膨らみ、引き渡しの時期で四半期の業績が大きく揺れる。

2026 年 9 月には、千葉の工務店ロビンスジャパンを 3 億円で買った。木造でガレージハウスを建てる力を取り込み、鉄骨より安く、建てられる地域を広げる狙いだ。

優良さと弱いところ

優良さは「着想は独自だが、堀は浅い」と見る。駐車場の上に店を載せる発想は、フィル・カンパニーが商品として磨き、施工の実績を積んできた。土地の持ち主にとって、駐車場の収入を残したまま上の空間でも稼げる提案は分かりやすい。設計の型と、テナントを付ける営業の仕組みが会社の強みだ。

ただ、建物そのものは普通の鉄骨や木造の建築で、大手のハウスメーカーや地場の工務店でも建てられる。特許で守られた技術ではなく、まねを防ぐ壁は低い。値段の主導権も、建築費を決める資材と職人の側にある。

資本効率は年によって大きく変わる。過去 10 年の ROE の中央値は 12% と悪くないが、2020 年は 1% 未満、2023 年も 1% 台だった。良い年と悪い年の差が、商品の力より建築と不動産の市況で決まっている。中期経営計画の達成を先送りしたことも、計画を数字で守る力がまだ弱いことを示す。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

フィル・カンパニーの市場は、小さな土地の活用だ。全国に広がるコインパーキングや、相続で受け継いだ使い道の決まらない土地が対象になる。こうした土地は都市部に多く、数は簡単には減らない。駐車場の上の空間はほとんど使われておらず、潜在的な需要は大きい。

逆風は 2 つある。1 つは建築費だ。資材と職人の賃金が上がり続け、同じ建物でも 5 年前より 3 割ほど高くなった。家賃がそれに追いつかなければ、持ち主の利回りは下がり、建てる理由が薄れる。もう 1 つは金利だ。持ち主の多くは銀行から借りて建てる。借入の金利が上がるほど、収支の計算は厳しくなる。

建築確認の長期化と職人不足で、工期も延びている。工期が延びれば、売上の計上が後ろにずれ、四半期の業績がさらに揺れる。

一方で、地価と賃料は都市部で高い水準を保ち、投資家の不動産への関心も強い。開発販売で建てた物件は、入居者が付いていれば売りやすい。筆者は、10 年で案件の数は 1 割ほど増え、1 件の値段は建築費とともに物価並みに上がると見る。ただ、利益率は建築費と家賃の差に挟まれて、過去の良い年には戻りにくい。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。2025 年 11 月期の配当は総額 1.1 億円で、配当性向は 3 割弱だった。2026 年は総額 1.3 億円に増やす予定で、利益が減るので性向は 5 割近くに上がる。自社株買いは株式給付信託のための小さなものにとどまる。

手元の現金は 34 億円あるが、借入が 26 億円、工事の前受金が 13 億円ある。前受金は工事が終われば売上に変わるお金で、株主のものではない。開発用の土地と建物の在庫も 36 億円あり、現金はその仕入れに回っている。

買収にも動き始めた。2026 年 9 月のロビンスジャパンの買収は 3 億円と小さいが、木造の施工の力を取り込む意味は大きい。親会社は無く、TOB や再編の動きは見当たらない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

売上のもとになる案件の残高は 128 億円と過去最高だ。請負の受注残 55 億円と開発中の 14 件で、売上 1 年半分の仕事をすでに抱えている。2026 年の 6〜8 月は営業利益率 14% に戻り、開発販売の売り方を磨いた効果も出ている。

空中店舗は、駐車場の多い都市部ならどこでも使える。駐車場の収入を残したまま上の空間を貸せる提案は、相続で土地を受け継いだ人や、駐車場の運営会社にも響く。プレミアムガレージハウスは、車好きの入居者が長く住むので空室が出にくく、持ち主の評判も良い。

ロビンスジャパンの買収で木造の施工の力を得た。鉄骨より安く建てられれば、建築費の高騰で止まっていた案件も動き出す。提供できる地域も広がる。小さな会社なので、受注が 1 割増えるだけで利益は大きく伸び、過去の良い年の利益率に戻る余地がある。

厚い残高は、景気の谷が来ても 1 年以上は仕事が続くことを意味する。谷を越える体力は、見た目より厚い。

慎重な見方

利益の振れが大きすぎる。2019 年に 15% あった営業利益率は、翌年 3% に落ちた。2026 年も期初に営業利益 8 億円を掲げながら、半年で 3.8 億円に下げた。中期経営計画も 1 年先送りした。計画が建築費と工期の波に負け続けている。

建築費の上昇は止まらない。資材も職人の賃金も上がり、家賃がそれに追いつかなければ持ち主の利回りは削られる。金利が上がれば、借りて建てる人は減る。空中店舗の受注は 2026 年の 3 四半期で 5 件と、前年の 13 件から大きく減った。

開発販売は土地と建物を先に抱える事業だ。在庫は 36 億円と自己資本を上回り、市況が崩れれば評価損で自己資本が削られる。現金も前受金と借入を引けば余裕は無い。堀の浅い商品に、景気の波を乗り切るだけの体力は無い。

前受金を除いた手元の現金はほとんど無く、谷で在庫を抱えれば、借入に頼るしかない。商品の着想がいくら良くても、景気の谷を何度も越えるには、在庫を持たない軽い型に徹する方が筋が良い。

どちらに重みを置いたか

案件の残高が厚いのは事実だが、利益率を決めるのは建築費と金利で、会社が動かせる要素は少ない。慎重な見方の指摘する振れの大きさは、過去の数字がはっきり示している。中立は案件の数が少し増え、利益率は過去の平均に戻る形に置き、確率は中立を 4 割、悲観側に 32% を置いた。強気の見方の木造の効果は、楽観側に入れた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/11 期)

確率で加重した株価時価総額 1,254 円67 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 268 円14 億円)。 今の値に割り戻すと 733 円39 億円、今との差 +18.2%、 期待の年率 +9.4%(資本コスト 8.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,631 円141 億円 441 円24 億円 +395.6% +17.4% 246 円13 億円
やや楽観 20% 1,952 円105 億円 365 円20 億円 +273.7% +14.1% 463 円25 億円
中立 40% 1,383 円74 億円 302 円16 億円 +171.7% +10.5% 674 円36 億円
やや悲観 20% 385 円21 億円 149 円8 億円 −13.8% −1.5% 107 円6 億円
悲観 12% 190 円10 億円 74 円4 億円 −57.4% −8.2% 32 円2 億円
加重平均100% 1,254 円67 億円268 円14 億円 +145.4% +9.4% 1,522 円82 億円

今の株価時価総額 620 円33 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 木造で地域が広がり、受注が 4 割増える 利益 10 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 2,631 円141 億円

ロビンスジャパンの木造の施工が根付き、ガレージハウスは鉄骨より安く建てられるようになる。首都圏の外の地方都市でも受注が取れ、請負の件数は 4 割増える。空中店舗は駐車場の運営会社との提携で案件が安定して入る。

開発販売は年 7 件に増え、入居者付きの物件を投資家に売る型が定着する。建築費の上昇は値段に乗せられ、全社の営業利益率は 9% 近くまで戻る。配当は利益の 3 割強を続け、ROE は 12% 台と資本コストを上回る 10 年になる。駐車場の上の空間を使う発想が、地方の小さな土地でも当たり前の選択肢として広まった姿だ。

  • 請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス):数量 75.0(受注・施工の件数(件/年))× 価格 1.30(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 98 億円・営業利益 9 億円。件数 1.39 倍 × 1 件 1.40 倍、利益率 9%
  • 開発販売:数量 7.0(引き渡しの件数(件/年))× 価格 8.20(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 57 億円・営業利益 7 億円。件数 1.56 倍 × 1 件 1.40 倍、利益率 13%
  • 賃貸・管理ほか:数量 200(管理・保有の物件数(件・推定))× 価格 0.07(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 2 億円。物件 1.67 倍 × 1.38 倍、利益率 16%

倍率:事業の純利益 10 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.9% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍。全体の PER 14.29 倍、時価総額 136 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:空中店舗の受注は 2026 年に前年の半分以下に減っており、受注が 4 割増える筋には木造の新しい商品の成功が要る。小さな会社の買収の効果はまだ数字に出ていないので 1 割に届かない 8% とした。

やや楽観 20% 案件の残高を順に売上にし、利益率が戻る 利益 7 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 1,952 円105 億円

厚い案件の残高を順に売上に変え、請負の件数は 2 割強増える。ガレージハウスは木造の商品が加わって受注の幅が広がる。空中店舗は建築費の高さで件数は伸びないが、1 件の規模が大きくなる。

開発販売は年 6 件で、売り方の工夫で高い利益率を保つ。全社の営業利益率は 7% 台と過去の平均を少し上回る。金利の上昇は家賃の値上げで吸収できる範囲にとどまる。ROE は 10% 前後で、資本コストをわずかに上回る 10 年になる。良い年と悪い年の差は残るが、残高の厚さが谷を浅くする。小さな会社としては健全な姿だ。

  • 請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス):数量 66.0(受注・施工の件数(件/年))× 価格 1.28(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 84 億円・営業利益 7 億円。件数 1.22 倍 × 1 件 1.38 倍、利益率 8.5%
  • 開発販売:数量 6.0(引き渡しの件数(件/年))× 価格 8.00(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 48 億円・営業利益 6 億円。件数 1.33 倍 × 1 件 1.36 倍、利益率 12%
  • 賃貸・管理ほか:数量 170(管理・保有の物件数(件・推定))× 価格 0.07(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 11 億円・営業利益 2 億円。物件 1.42 倍 × 1.36 倍、利益率 15%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.63 倍、時価総額 98 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残と開発中の案件の合計は 128 億円と過去最高で、6〜8 月は営業利益率 14% に戻った。残高を順に売上に変えられれば利益は戻るので 2 割を置いた。

中立 40% 件数は少し増え、利益率は過去の平均に戻る 利益 5 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 1,383 円74 億円

請負の件数は 10 年で 1 割増える。空中店舗は建築費の高さで伸び悩むが、ガレージハウスは木造の商品で地方にも広がる。1 件の値段は建築費とともに物価並みに上がる。

開発販売は年 5 件ほどで、在庫と借入を抱えながら回す。建築費と家賃の差に挟まれ、全社の営業利益率は 6〜7% と過去の平均に戻る。本社の費用も物価とともに増える。配当は利益の 3 割強を続ける。ROE は 8% 台で、資本コストにわずかに届かない 10 年になる。良い年には利益率が 10% を超え、悪い年には 3% まで落ちる振れは、10 年たっても変わらない。

  • 請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス):数量 60.0(受注・施工の件数(件/年))× 価格 1.24(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 74 億円・営業利益 6 億円。件数 1.11 倍 × 1 件 1.34 倍、利益率 7.5%
  • 開発販売:数量 5.0(引き渡しの件数(件/年))× 価格 7.86(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 39 億円・営業利益 4 億円。件数 1.11 倍 × 1 件 1.34 倍、利益率 11%
  • 賃貸・管理ほか:数量 150(管理・保有の物件数(件・推定))× 価格 0.07(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。物件 1.25 倍 × 1.34 倍、利益率 15%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.2% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.71 倍、時価総額 67 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:建築費と金利の逆風と、厚い案件の残高が打ち消し合う今の延長を中心に 4 割を置いた。

やや悲観 20% 建築費と金利に押され、受注が細る 利益 1 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 385 円21 億円

建築費の上昇に家賃が追いつかず、土地の持ち主の利回りが削られる。金利も上がり、借りて建てる人が減る。請負の件数は今より 2 割減り、空中店舗は年に数件まで細る。

開発販売は土地を買う件数を絞り、年 3 件に減る。利益率の高い物件も、投資家の利回りの要求が上がって売値が伸びない。全社の営業利益は 2 億円ほどにとどまり、配当も細る。会社は残るが、資本コストを大きく下回る稼ぎが続く 10 年になる。木造の商品も、建築費の上昇を打ち返すほどの安さは生まない。抱えた在庫を売り切ることが経営の仕事の中心になる。

  • 請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス):数量 45.0(受注・施工の件数(件/年))× 価格 1.18(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 53 億円・営業利益 3 億円。件数 0.83 倍 × 1 件 1.27 倍、利益率 5%
  • 開発販売:数量 3.0(引き渡しの件数(件/年))× 価格 7.00(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 21 億円・営業利益 1 億円。件数 0.67 倍 × 1 件 1.19 倍、利益率 7%
  • 賃貸・管理ほか:数量 130(管理・保有の物件数(件・推定))× 価格 0.06(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。物件 1.08 倍 × 1.28 倍、利益率 12%

倍率:ROE 2.6% が k 8.5% を大きく下回る。稼ぐ力(純利益 ÷ k = 14.8 億円)を上限に、伸びの無さと市況の振れを見て 9.0 倍に置いた。

確率:空中店舗の受注は 2026 年の 3 四半期で 5 件と前年の 13 件から減り、期初の予想も半分以下に下げた。逆風が続く筋は十分ありうるので 2 割を置いた。

悲観 12% 受注が消え、開発の在庫で評価損を出す 利益 −4 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 190 円10 億円

建築費の高騰と金利の上昇が重なり、土地の持ち主は建てるのをやめる。請負の件数は今の半分強まで減る。大手のハウスメーカーが同じ型の提案を始め、残った案件も値段の競争になる。

開発販売では、抱えていた土地と建物が売れ残り、値下げと評価損が出る。在庫の 3 割が消え、自己資本は 20 億円台に縮む。営業赤字が続き、配当は止まる。価値は事業の稼ぎでなく、在庫を売って借入と前受金を返した後に残る額で測るしかない。その残りも、少数株主には半分しか戻らないとみる 10 年になる。商品の着想は残っても、それを支える資金の体力が尽きた姿だ。

  • 請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス):数量 30.0(受注・施工の件数(件/年))× 価格 1.10(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 33 億円・営業利益 −1 億円。件数 0.56 倍 × 1 件 1.19 倍、利益率 −2%
  • 開発販売:数量 1.5(引き渡しの件数(件/年))× 価格 6.00(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 −1 億円。件数 0.33 倍 × 1 件 1.02 倍、利益率 −10%(評価損)
  • 賃貸・管理ほか:数量 100(管理・保有の物件数(件・推定))× 価格 0.06(1 件あたり年の売上(億円・名目))→ 売上 6 億円・営業利益 1 億円。物件 0.83 倍 × 1.22 倍、利益率 10%

倍率:赤字で稼ぐ力の床は使えない。在庫に 3 割の評価損を入れた清算の純額に戻り方 0.5 を掛けた床 10.2 億円を、今の自己資本 33 億円に対する PBR 0.31 倍で書いた。

確率:建築費と金利の両方が逆風で、開発在庫は自己資本を上回る。2020 年には営業利益率が 3% まで落ちた。在庫を抱えたまま市況が崩れる筋は現実にあるので 1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

請負受注(空中店舗フィル・パーク・プレミアムガレージハウス)

土地の持ち主から、駐車場の上の店舗やガレージ付き賃貸住宅の企画と工事を請け負う。

数量受注・施工の件数(件/年)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/11 54.0 0.93 50 4
10 年後 中立 60.0 1.24 74 6

取り方:2025/11 期の受注 54 件・58.1 億円(開示)と、1〜3Q の請負の売上 37.0 億円から通期の請負の売上を約 50 億円と推定し、件数で割った。営業利益は売上総利益率から販管費を売上比で配った推定。

開発販売

自社で土地を買い、空中店舗やガレージハウスを建てて入居者を付け、不動産の投資家に売る。

数量引き渡しの件数(件/年)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/11 4.5 5.87 26 3
10 年後 中立 5.0 7.86 39 4

取り方:2025/11 期の引き渡し 4 件(開示)に大型の案件を含むので 4.5 件相当とし、1〜3Q の開発販売の売上 14.9 億円と 4Q の推定から通期 約 26.4 億円を件数で割った推定。

賃貸・管理ほか

建てた物件の賃貸・管理の受託や、自社で持つ物件の家賃。

数量管理・保有の物件数(件・推定)価格1 件あたり年の売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/11 120 0.05 6 1
10 年後 中立 150 0.07 10 1

取り方:その他の売上 約 5.9 億円(1〜3Q の 4.37 億円から推定)を、管理と保有の物件 約 120 件(推定)で割った。

リスクと懸念

建築費の上昇

資材と職人の賃金が上がり続け、家賃が追いつかなければ土地の持ち主の利回りが削られる。建てる理由が薄れれば受注が減り、請けた工事でも原価が膨らんで利益が消える。

金利の上昇

土地の持ち主の多くは銀行から借りて建てる。借入の金利が上がるほど収支の計算は厳しくなり、建てる決断が先送りされる。開発販売で物件を買う投資家の利回りの要求も上がる。

開発在庫の評価損

開発販売では土地と建物を先に抱え、在庫は 36 億円と自己資本を上回る。不動産の市況が崩れれば、売れ残りや値下げで評価損が出て、自己資本が大きく削られる。

四半期の業績の揺れ

開発販売の引き渡しは年に数件で、1 件で数億円の売上が動く。工期の延びで計上が後ろにずれれば、予想の大きな修正が繰り返され、経営の計画の信頼が損なわれる。

まねされやすい商品

空中店舗もガレージハウスも普通の鉄骨や木造の建築で、特許の壁は無い。大手のハウスメーカーや駐車場の運営会社が同じ型の提案を始めれば、値段の競争になる。

今後の分かれ目

2027 年 11 月期に営業利益率が 8% を超えて続いたら
建築費の上昇を値段に乗せられている証拠とみて、やや楽観に重みを移す。
空中店舗の受注件数が年 10 件を下回る年が続いたら
主力の商品の需要が細っているとみて、やや悲観に寄せる。
ロビンスジャパンの木造ガレージハウスが首都圏の外で受注を増やしたら
提供の地域が広がる筋とみて、請負の件数の前提を上げる。
開発在庫の評価損や大きな値下げが出たら
開発販売の在庫の重さが表に出たとみて、悲観の確率を上げる。
政策金利がさらに上がり、土地活用の融資が絞られたら
請負の受注の前提を下げ、中立の数量を見直す。

見ておくもの

  • 請負の受注件数と受注残高(フィル・パークとガレージハウスの別)
  • 開発プロジェクトの残高と引き渡しの件数
  • 売上総利益率(建築費の転嫁)
  • ロビンスジャパンの寄与
  • 前受金と借入の推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 8.5% と各筋書きの ROE から決めた。中立とやや悲観は ROE が k に届かないので 1÷k の 11.1 倍を上限にし、楽観側は正当化 PER の式(残る割合 1/2・g 4%)から 8.5〜9 割に置いた。今の PER(約 8 倍)や過去の株価の山と谷は使っていない。中立の営業利益率は過去 12 年の山(15.6%)を大きく下回る 6.7% にした。現金は前受金を引くと余らないので足していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.27→14.29 倍・やや楽観 PER 10→13.63 倍・中立 PER 10.5→12.71 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 2026年11月期 第3四半期決算短信(フィル・カンパニー)
  2. フィル・カンパニー 企業調査レポート(FISCO 2026年1月)

分析日 2026-10-20