株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

株式会社 熊谷組 1861

利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,266 円2,152 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,205 円2,048 億円差 +5.1%
10 年後から見ると 適正 価値 1,266 円2,152 億円 · 差 +5.1% · 期待の年率 +6.4%
期待の年率リターン(10 年)+6.4%資本コスト比 −0.8 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

熊谷組は、ビルや工場を建てる建築と、トンネル・ダムなどを造る土木を二本柱とする準大手ゼネコンだ。筆者の結論は「やや割高」。直近の利益は戻ったが、10年で見た稼ぐ力は、株主が求める水準にわずかに届かない。

最大の事実は、利益率の振れ幅だ。営業利益率は2023年3月期から3期続けて2.9%に沈み、2026年3月期に5.6%へ跳ねた。中身が受注の選別による改善なら続くが、景気の山なら戻る。筆者は、半分は続き、半分は戻ると見る。

国内の建設は人口減で、実質の量が伸びない。人手不足は採算を守る一方、売上の伸びを縛る。10年の中立では、営業利益は310億円ほどで、直近の水準をやや下回る。

強みは、筆頭株主の住友林業と組んだ木造の中大規模ビルと、手元の財務の安定感だ。純現金で自己資本比率は4割を超える。ただ、それだけで割高を打ち消せるほどではない。

今の値段は、直近の好調が長く続く姿をかなり織り込んでいる。筆者は、そこまで払うなら安全域が足りないと考える。事業が悪いのではなく、払う値段が高いという見立てだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ゼネコンは「よく見えて、実は難しい」事業だ。資本は少なくて済むが、毎年新しい工事を取り直さなければならず、利益は景気の山と谷で大きく振れる。熊谷組は、過去20年に赤字を2回出している。

株主が自由に使える利益は、純利益の7割ほどだと筆者は見る。工場も店も要らない事業なので、再投資は少なくて済む。それでも、大型の不採算工事が1本出れば、その年の利益は吹き飛ぶ。

財務は堅い。純現金で、自己資本比率は4割を超える。ただ、建設会社の現金は、発注者から先に受け取る前受金に支えられている面があり、見かけほど余ってはいない。

安全域は薄い。楽観の筋書きでも今の値段を大きくは上回らず、悲観では大きく割れる。事業の質が悪いのではなく、払う値段が本質価値を超えているなら、筆者は手を出さない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は国内の建築だ。オフィス、工場、物流施設、マンションなどを、デベロッパーや製造業から請け負って建てる。2026年3月期は、受注の量を絞り、採算のよい工事を選んだ。売上は減ったが、利益は倍近くになった。

土木は、官公庁が発注するトンネル、ダム、道路、治水が主体だ。国土強靱化の予算が続く間は、受注が底堅い。熊谷組はトンネル工事を得意としてきた。建築より利益率は安定するが、入札で競るため、値段は自社で決めにくい。

三つ目に、海外と不動産開発、子会社の工事がある。東南アジアなどでの工事と、国内の開発が中心で、全体の2割台を占める。利益率は低めだ。

将来の芽は木造だ。住友林業とは2017年に資本業務提携を結んだ。ブランド「with TREE」を立ち上げ、札幌では10階建ての耐火木造ビルを共同で施工した。ただし、木造が全社の利益を押し上げる規模になるかは、まだ見えない。筆者は大きくは織り込まない。

熊谷組の特徴は、規模が小さいぶん、1本の大きな工事が利益を左右することだ。だから工事を選ぶ力が、そのまま稼ぐ力になる。

優良さと弱いところ

優良さは「普通の準大手」だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、スーパーゼネコンほど深くない。

強みは三つある。一つ目は、土木のトンネル工事で積んだ実績。二つ目は、住友林業と組む木造の施工。三つ目は、純現金で自己資本比率が4割を超える財務の安定だ。

弱みも三つある。一つ目は、価格を決める力の弱さ。発注者は入札で競わせる。二つ目は、利益の振れの大きさだ。営業利益率は直近3期が2.9%で、2026年3月期に5.6%へ跳ねた。2009年と2013年の3月期には赤字も出している。三つ目は、2003年3月期に約3,000億円の純損失を出した過去だ。バブル期の負債を整理した時期で、今は別の会社だが、財務の脆さが一度表に出た会社だと筆者は見る。

資本の使い方は改善途上だ。中計はROE10%以上を掲げ、2026年3月期は10.7%に届いた。ただ、これを毎年続けられるかが問われる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は、量が増えない成熟市場だ。人口が減り、地方の工事は先細る。それでも今は「作れば儲かる」局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。受け手のゼネコンが仕事を選べるようになり、値上げが通る。上場ゼネコン50社の2025年度の受注は16兆円台で、繰越も過去最高だ。

準大手は、スーパーゼネコンより価格を決める力が弱い。顧客は中堅デベロッパーや地方の製造業、官公庁に広がり、入札で競う場面が多い。熊谷組の競合は、戸田建設、安藤・間、西松建設、奥村組、東急建設だ。市場は分散していて、地場のゼネコンも多い。

追い風は国土強靱化だ。2026年度から5年で20兆円強の計画があり、橋・トンネル・上下水道の更新が続く。トンネルに強い熊谷組には向く。データセンターや工場の民間投資も当面は強い。

10年先は、そうした投資が一巡する。その後は実質で横ばいか緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。人手が足りない業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が会社の差になる。

再編も進みやすい。地場の事業承継型の買収や準大手どうしの統合が、この領域の次の焦点だ。

資本政策と M&A

資本政策の軸は、住友林業との関係の見直しと、還元の強化だ。住友林業は議決権の15.4%を持つ筆頭株主で、熊谷組は住友林業の持分法適用会社にあたる。2026年1月、両社は相互に持つ株の一部を同じ割合で売り、資本効率を上げる方針を発表した。業務提携は続く。

還元は、配当性向40%を目安にしつつ、自社株買いで上乗せする。2026年1月には上限35億円の自社株買いを決め、前回分は約8割を消却する方針を示した。

買収は小粒で、大きな買収で価値を壊すタイプではない。一方、株主構成を見ると、住友林業が動けば経営の自由度が変わりうる。参考として、kabufu の試算では10年以内の買収や統合の確率は16%ほどだ。

資本を事業の稼ぎに回せるかが、これからの焦点だ。売却で得た現金を、割高な自社株買いで使い切るのではなく、稼ぎの確かな工事に回してほしい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建設業の構造が変わった。受け手が仕事を選べる時代になり、熊谷組は国内建築の受注を絞って、採算のよい工事だけを取りにいった。受注時の採算は改善し、2026年3月期の営業利益は前期の倍近くになった。会社の予想は、2027年3月期も営業利益309億円と、さらに上を見る。

資本の使い方も変わった。ROEは10.7%まで上がり、中計の目標に届いた。住友林業との相互保有の整理も始まり、自社株買いと消却で、資本効率を意識する姿勢が見える。

成長の芽もある。国土強靱化の20兆円は、トンネルに強い熊谷組の土木を押し上げる。住友林業と組む木造ビルは、まだ小さいが、採算のよい新しい受注の柱になりうる。

財務の安全域もある。純現金で自己資本比率は4割を超え、景気の谷で一気に傾く会社ではない。中計の最終年度が過ぎても、利益は高止まりすると見るのが自然だ。

今の株価は、10年の平均の利益を低く見すぎている。直近の営業利益271億円が続くだけでも、価値は今の時価総額を上回る、という見方だ。

慎重な見方

好調は景気の山の利益だ。営業利益率は直近3期が2.9%で、2026年3月期だけが5.6%だ。たった1期の改善を、構造の変化とみなすのは早い。資材高や人手不足を転嫁できるのは、今の需給が締まっているからで、民間投資が一巡すれば崩れうる。

国内の工事量は、人口減で実質では増えない。しかも施工を決めるのは人手だ。人が足りなければ売上は伸びず、人件費の上昇は利益を削る。2027年3月期の会社計画も、売上は微増なのに営業利益の伸びは小さい。

過去の赤字も軽くない。2009年と2013年の3月期に赤字を出し、2003年3月期には約3,000億円の純損失があった。財務が傷む時は、一度に大きく出る。

住友林業が相互保有を減らし始めたことは、安定株主が薄くなることでもある。木造は魅力的だが、全社の利益を動かす規模には遠い。

結局、今の利益を10年続く前提で値段が付いているなら、それは楽観の筋書きにしか合わない。中立の利益で測れば、値段は先に進みすぎている。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がやや強い。直近の回復は事実で、強気の見方に分がある部分もある。ただ、3期連続の2.9%という低さは、利益が山にあることを示す。値段を決めるのは、10年の平均で資本コストを超えられるかどうかで、そこでは慎重な見方が勝つ。確率は中立に4割弱を置き、やや悲観を準大手の中でも厚めにした。悲観を1割強に置いたのは、過去の赤字の深さを無視できないからだ。強気の見方が強調する財務の堅さは、悲観の床を支えるが、中立の利益を上げるものではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,536 円2,611 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 714 円1,214 億円)。 今の値に割り戻すと 1,266 円2,152 億円、今との差 +5.1%、 期待の年率 +6.4%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,653 円4,508 億円 883 円1,500 億円 +193.4% +11.4% 212 円360 億円
やや楽観 16% 2,261 円3,843 億円 824 円1,400 億円 +156.0% +9.9% 494 円839 億円
中立 38% 1,880 円3,196 億円 765 円1,300 億円 +119.5% +8.2% 1,005 円1,708 億円
やや悲観 28% 828 円1,408 億円 677 円1,150 億円 +24.9% +2.2% 421 円716 億円
悲観 12% 575 円977 億円 412 円700 億円 −18.1% −2.0% 118 円201 億円
加重平均100% 1,536 円2,611 億円714 円1,214 億円 +86.8% +6.4% 2,251 円3,825 億円

今の株価時価総額 1,205 円2,048 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 6% 選別受注と木造・土木で稼ぐ力が定着 利益 279 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 2,653 円4,508 億円

10年かけて、受注を選ぶ姿勢が定着する。建築は利益率6%台半ばを保ち、住友林業と組んだ木造の中大規模ビルが新しい受注の柱になる。土木はトンネルや治水の更新工事を取り切り、実質の量がやや増える。国内の需要が実質で伸びない点は変わらないが、採算と価格でそれを補う。営業利益は400億円ほどになり、還元も厚く続く。自己資本が積み上がりすぎず、ROEは10%に届く。筆者が描ける最良の姿だが、ここまで揃うには、10年間大きな工事の失敗がないことが前提になる。住友林業との関係が深まり、木造ビルの受注が全社の採算を押し上げる。

  • 国内建築:数量 364(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,484 億円・営業利益 226 億円。364万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 6.5%
  • 国内土木:数量 161(施工量(万人日、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,618 億円・営業利益 105 億円。161万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 6.5%
  • 海外・開発・子会社その他:数量 150(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,511 億円・営業利益 68 億円。150万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 279 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.87 倍、時価総額 4,428 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年を通じて採算を選び、木造も土木も成功する筋書き。連続して当たる必要があり、確率は低い。

やや楽観 16% 採算改善が続き、資本効率が上向く 利益 246 億円 · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 2,261 円3,843 億円

値上げが物価並みに通り、採算の改善が続く。建築は利益率6%、土木も6%を保つ。量は実質で横ばいに近く、2%ほど減る程度で済む。住友林業との木造事業は、全体を押し上げるほどの規模にはならないが、採算のよい受注として積み上がる。営業利益は350億円台で、会社の中計の水準に近い。ROEは9%まで上がり、資本コストにあと一歩のところまで来る。自社株買いと配当で、還元は純利益の6割を超える。強靱化の予算に支えられ、土木が建築の波を和らげる。ただ、木造や土木だけでは、建築の量の減りを埋めきれない。還元は自社株買いと配当で厚く、自己資本は積み上がりすぎない。

  • 国内建築:数量 357(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,414 億円・営業利益 205 億円。357万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 6.0%
  • 国内土木:数量 153(施工量(万人日、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,541 億円・営業利益 92 億円。153万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 6.0%
  • 海外・開発・子会社その他:数量 147(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,480 億円・営業利益 59 億円。147万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 4.0%

倍率:ROE 9.1%(純利益 246 億円 ÷ 自己資本 2,714 億円)。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.25% + 残る割合 1/2 ×(ROE − k)= 8.66%、長期の成長率 g 4% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) = 12.7 倍。国内は量の伸びない成熟市場で、景気の振れは k の quality で見ているので倍率では大きく引かず、上限のわずか下の 15.27 倍に置いた。

確率:値上げが物価並みに通り、採算の改善が続く姿。直近の回復が本物なら起こるが、国内の量が伸びない制約がある。

中立 38% 量は細り、価格だけ上がる成熟 利益 214 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 1,880 円3,196 億円

量は実質で5%ほど細り、価格は物価並みに上がる。国内の建築は、人口減と地方の縮小で量が伸びない。土木は更新工事で踏みとどまる。人手不足は採算を守る一方、売上の伸びを縛る。営業利益率は5%台前半に戻り、営業利益は310億円ほどだ。直近の水準よりやや低いが、これが普通の姿だと筆者は見る。ROEは8%で、資本コストをわずかに下回る。還元は純利益の6割台を続ける。堅実だが、株主にとっては物足りない10年になる。大きな失敗も成功もない、平らな道だ。土木のトンネル工事が、建築の波を和らげる役目を果たす。住友林業との協業は続くが、利益を動かす規模には育たない。会社の改善策が部分的に効く、標準の姿だ。

  • 国内建築:数量 346(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,309 億円・営業利益 182 億円。346万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 5.5%
  • 国内土木:数量 149(施工量(万人日、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,494 億円・営業利益 82 億円。149万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 5.5%
  • 海外・開発・子会社その他:数量 143(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,435 億円・営業利益 50 億円。143万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 3.5%

倍率:事業の純利益 214 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.49 倍、時価総額 3,101 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は細り、価格は物価並み。会社の改善策が部分的に効く、最も標準的な姿。

やや悲観 28% 地方の縮小と採算の悪化に逆戻り 利益 147 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 828 円1,408 億円

直近の好調は景気の山で、元の水準に戻る。地方の人口減で量は実質で1割強減り、価格転嫁も止まる。営業利益率は3%台後半に沈み、直近3期のような低さに戻る。営業利益は220億円ほどだ。土木も低採算の工事が増える。それでも配当は守り、ROEは6%にとどまる。選別受注の効果が一時のものに終わり、人手不足の中で採算の悪い工事を抱え込む。資本の効率が上がらない会社として、倍率は低く評価される。住友林業との関係も、利益を押し上げるほどには育たない。配当を守る代わりに、成長投資に回せる資金は限られる。市場は、景気の波に利益を左右される会社として見続ける。

  • 国内建築:数量 320(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,065 億円・営業利益 129 億円。320万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 4.2%
  • 国内土木:数量 135(施工量(万人日、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,356 億円・営業利益 57 億円。135万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 4.2%
  • 海外・開発・子会社その他:数量 132(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,330 億円・営業利益 37 億円。132万人日換算 × 1人日あたり 10.05万円、利益率 2.8%

倍率:ROE 6.0%(純利益 147 億円 ÷ 自己資本 2,469 億円)。事業の ROE が資本コスト k 7.25% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.1 倍。国内は成熟市場で g は名目 3.5% 程度、利益の質は景気の山と谷で振れる準大手のもので、上限の 7.0 割の 8.5 倍に置いた。

確率:直近3期は営業利益率が2.9%に沈んだ。今の回復が山の利益なら戻る可能性が高く、準大手の中では厚めに置いた。

悲観 12% 構造的に負け、低採算工事に頼る 利益 60 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 575 円977 億円

構造的に負ける。地方の建設市場が縮み、人手不足の中でも仕事を選べなくなる。低採算の工事を受けざるを得ず、利益率は2%台に落ちる。大型の不採算工事や、新しい事業での失敗が重なり、自己資本も目減りする。配当は維持しても、優良な会社とは見られなくなる。住友林業との関係も深まらず、再編の対象にもなりやすい。財務の体力は残るが、稼ぐ力の回復は見えない。需要の縮みは10年かけてじわじわ効き、ある年に急に表に出る。熊谷組は規模が小さく、1本の失敗の傷が深い。その間、配当を維持するために、還元は純利益の半分ほどに抑えられる。

  • 国内建築:数量 273(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 8.93(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 2,437 億円・営業利益 61 億円。273万人日換算 × 1人日あたり 8.93万円、利益率 2.5%
  • 国内土木:数量 115(施工量(万人日、実質。推定))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,078 億円・営業利益 27 億円。115万人日換算 × 1人日あたり 9.38万円、利益率 2.5%
  • 海外・開発・子会社その他:数量 113(工事・サービス量(万人日換算、実質。推定))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,057 億円・営業利益 16 億円。113万人日換算 × 1人日あたり 9.38万円、利益率 1.5%

倍率:構造的に優良でなくなり、不採算工事と新規事業の減損も出た姿。谷の年の純利益は60億円で、稼ぐ力は700億円ほどにしかならず、床は売れる資産で測る。総資産約4,490億円を強制売却で8割しか回収できず、負債約2,610億円は全額払うとして残る約980億円を、今の自己資本1,879億円に対する PBR 0.52倍に置いた。谷の年の営業利益は小さく、EV÷営業利益は参考にならない。

確率:地方市場の縮小と不採算工事で、構造的に優良でなくなる筋書き。2009年・2013年の赤字と、直近3期の低採算の経験から、1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内建築

オフィス・工場・物流施設・マンションなどを請け負って建てる主力。住友林業と組んだ中大規模木造も手がける。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 364 7.14 2,600 160
10 年後 中立 346 9.57 3,309 182

取り方:セグメント別の売上・利益は短信から確認できなかったため推定。個別の完成工事高3,731億円と国内建築の計画的な受注抑制を踏まえ、建築を約2,600億円、営業利益を160億円(利益率6%台前半)と置いた。施工量は1人日あたり売上を同じ準大手の戸田建設と同じ7.14万円と置いて約364万人日と推定した。物価の分は価格に入る。

国内土木

トンネル・ダム・道路・橋・治水など、官公庁が発注する工事。国土強靱化の恩恵を受ける。

数量施工量(万人日、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 153 7.50 1,150 75
10 年後 中立 149 10 1,494 82

取り方:個別の完成工事高3,731億円から建築を引き、土木を約1,150億円、営業利益を75億円と推定した。開示が無いため筆者の推定。1人日あたり売上は7.5万円と置き、施工量を約153万人日とした。

海外・開発・子会社その他

東南アジアなど海外の工事、不動産開発、子会社の工事と全社の調整。

数量工事・サービス量(万人日換算、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 150 7.50 1,127 36
10 年後 中立 143 10 1,435 50

取り方:連結売上4,877億円から建築と土木を引いた約1,127億円と、営業利益の残り36億円(全社の調整を含む)。同じ要領で約150万人日に換算した。内訳は開示が乏しく筆者の推定。

リスクと懸念

景気の山の利益が元に戻る

営業利益率は2023年3月期から3期続けて2.9%に沈み、2026年3月期に5.6%へ跳ねた。この回復が受注の選別によるものか、需給が締まった局面の一時的な追い風か、1期では判断できない。後者なら、民間投資の一巡とともに利益は直近3期の水準へ戻る。

人手不足で施工量が頭打ちになる

2024年問題以降、技能者の確保が最大の制約になった。人が足りなければ受注があっても売上に変えられず、労務費の上昇は利益率を削る。会社の2027年3月期計画も、売上5,000億円に対し営業利益は309億円で、増収が増益に結びつきにくい構図が見える。

大型の不採算工事が出る

ゼネコンは、1本の大型工事の見積りの誤りで、1年分の利益が飛ぶ。熊谷組は2009年と2013年の3月期に赤字を出し、2003年3月期には約3,000億円の純損失を計上した。土木のトンネルは地質の読み違いが損失につながりやすい。

住友林業との関係が変わる

住友林業は議決権の15.4%を持つ筆頭株主だ。2026年1月に相互保有の一部売却と資本関係の見直しを発表した。協業は続くが、持株がさらに減れば安定株主が薄れ、経営の自由度や再編の可能性が変わる。木造事業の拡大も、提携の深さに左右される。

国土強靱化の予算執行が遅れる

2026年度から5年で20兆円強の計画があり、土木の追い風だ。ただ発注は入札で、執行が遅れたり、人手不足が一服して価格競争が再燃したりすれば、低採算の工事を取らざるを得なくなる。地場ゼネコンとの競争も続く。

還元が事業の稼ぎを増やさない

自社株買いと消却は1株あたりの価値を上げるが、事業の利益そのものは増やさない。売却で得た現金を割高な株の買い戻しに使えば、価値は壊れる。資本を事業の稼ぎに回し、ROEを資本コストの上に保てるかが問われる。

今後の分かれ目

建築の完成工事利益率が2期続けて低下したら
受注の選別による改善が山の利益だったと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
2028年3月期の営業利益が、会社予想の水準を50億円以上上回ったら
利益が構造的に高いと確かめられ、中立の利益を上方に直し、楽観側の確率を増やす。
大型の不採算工事で特別損失が出たら
見積りと管理の甘さが露わになり、悲観の確率を上げる。
住友林業が保有株をさらに減らしたら
安定株主が薄れる一方、資本効率の改善や再編の可能性が高まる。木造の協業が続くかを確かめて評価する。
国土強靱化の予算執行が遅れ、土木の受注が2期続けて減ったら
土木の利益率を5%台前半から下げ、中立の利益を数十億円削る。
準大手どうしの統合や、地場ゼネコンの事業承継型買収が出たら
統合後の資本効率次第。規模で採算が上がるなら価値を押し上げ、割高な買収なら下げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの建設受注高と受注時の採算
  • 国内建築・土木の完成工事総利益率
  • 住友林業の保有比率の変化と木造事業の受注
  • 大型工事の追加損失の有無
  • 国土強靱化予算の執行と土木の受注
  • 自社株買いと消却の規模、ROEの推移

倍率と資本コストの決め方

倍率は、10年中立のROE8%が資本コスト k 7.25%(基本 7.5% + quality 0.75%)に届かない前提で、正当化 PER の上限(1÷k = 約12倍)の約8割に置いた。やや悲観・悲観は稼ぐ力と売れる資産で置き、悲観は総資産の8割回収・負債全額払いで残る約980億円を今の自己資本に対する PBR 0.52倍で書いた。谷の PBR は使っていない。今の株価や今の PER を見てから決めたわけではない。純現金は150億円で時価総額の約7%と1割に満たず、建設会社の前受金が支える面もあるので、余った現金は分けていない。数量は人日で推定した値で、内訳の分け方には誤差がある。なお、2028年3月期から新リース会計基準でBSの形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.2→15.87 倍・やや楽観 PER 12.6→15.27 倍・中立 PER 12→14.49 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。理由は quality_why。個別のリスク(大型の不採算工事・住友林業との関係の変化など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.25%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 熊谷組 2026年3月期 決算短信(TDnet)
  2. 住友林業 熊谷組との資本関係見直しの発表(2026年1月8日)
  3. 住友林業と熊谷組の業務・資本提携(2017年)

分析日 2026-10-16