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日本アクア 1429

戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)838 円269 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)765 円246 億円差 +9.5%
10 年後から見ると 適正 価値 838 円269 億円 · 差 +9.5% · 期待の年率 +7.8%
期待の年率リターン(10 年)+7.8%資本コスト比 −0.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本アクアは、住宅や建物に硬質ウレタンフォームを現場で吹き付けて断熱する専業で、「アクアフォーム」の名で知られる。2025年12月期は売上337億円、営業利益28億円、ROE17%。親会社はヒノキヤグループ(ヤマダホールディングスの完全子会社)で、議決権の約55%を持つ。

筆者の結論は「やや割安」に近い。10年後の中立でも、売上は今の1.5倍、営業利益は4割ほど増える。住宅の戸数が減る中でも、断熱の義務化と等級の引き上げで1棟あたりの断熱の量が増え、防水と建築物の分野が伸びるためだ。ただし、会社が掲げた営業利益率10%とROE20%は、ともに届いていない。

追い風は、省エネ基準の引き上げ(2027年にZEH水準を引き上げる予定)と、戸建の施工棟数の伸び(2025年は前年比11%増)だ。中間期の経常利益は会社予想を36%上回り、配当は性向50%を目標に累進で増やす方針を掲げる。

弱みは、住宅市場の縮みと、価格競争、原料(石油由来)の変動だ。中期計画は2025年2月に下方修正され、建築物部門は着工の遅れで通期予想を見直した。親会社の意向で、少数株主に不利な決定が出る可能性も残る。

バリュー投資の観点から

事業の本質は「石油由来の原料を、現場で吹き付けて断熱する施工業」だ。住宅には断熱が必要で、基準が上がる流れは10年続く。ただし、原料は外から買い、施工は人手に頼るため、品質と人員の確保が競争力のすべてだ。

オーナー利益で見ると、悪くない。ROEが10年の中央値で17%と高く、設備投資は営業利益より小さい。ただし、物流拠点と機械への投資が増え、営業キャッシュフローだけでは足りない年もある。配当に半分を払うため、内部に残る利益は多くない。

堀は中程度だ。施工実績と全国網は競合が簡単に真似できないが、断熱材そのものは入れ替えが利き、価格競争を完全には避けられない。安全域は、財務の堅さと、親会社の販売網(ヒノキヤグループ、ヤマダ)による受注の安定にある。

経営の資本配分は、成長投資と配当のバランスが焦点で、親会社の意向が強い。累進配当を維持しながら施工人員を増やし続けられるかを、毎期確かめたい。

何で稼ぐ会社か

売上の47%を戸建部門が占める。工務店やハウスメーカーの新築住宅に、硬質ウレタンフォーム(アクアフォーム)を現場で吹き付けて断熱する。認定施工店と自社の施工部門を組み合わせ、全国に45の事業所を持つ。2025年は戸建の売上が158億円で、施工棟数は前年比11.1%増えた。

建築物部門(売上99億円)は、工場・倉庫・店舗などの非住宅に、不燃性のあるアクアモエンNEOなどを施工する。防水部門(売上15億円)は、ポリウレア防水材「アクアハジクン」で屋上や屋根を防水する工事で、2025年は大型の物流施設や全国チェーンの店舗の受注で2倍超に伸びた。

ほかに、外部の施工店に原料を売る原料販売(売上21億円)と、吹付機械や副資材を売るその他部門(44億円)がある。原料は自社で作らず、国内の委託加工先6社に製造を任せ、素原料は北米やアジアを含めて分散して調達する。

従業員は710人、平均年齢は35歳と若く、平均給与は556万円。施工人員(工務社員、技能実習生、認定施工店の合計)は、2020年12月の780人から2025年6月に1,153人に増えた。取引先では伊藤忠建材が売上の8.8%を占める。

優良さと弱いところ

強みは三つある。一つ目は、現場発泡ウレタン断熱の施工実績で国内の首位級であり、全国45か所の事業所網と認定施工店を持つこと。二つ目は、ROEが過去10年の中央値で17%と、少ない資本で稼ぐこと。三つ目は、若い施工人員を増やし続け、施工量の天井を自ら押し上げていることだ。

弱みは、利益率が安定しないことだ。営業利益率は2018年12月期に3.9%、2021年12月期に5.9%まで下がる一方、2023年12月期には10.2%を付けた。2025年は8.2%で、会社が目標に置く10%には届かない。原料の価格が上がると、転嫁には遅れが出る。

財務は中程度だ。自己資本比率は45%、純有利子負債は24億円で自己資本の0.2倍、営業利益は支払利息の69倍ある。借金に問題はないが、中期計画は営業キャッシュフローが足りなければ借入で賄う前提で、物流拠点や機械への投資が重い。

過去には、2009年2月期に営業利益率がマイナス15.7%の赤字を出した。住宅市場が崩れると、利益が一気に消える構造は今も変わらない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

新設住宅の着工戸数は、人口減と世帯数の頭打ちで長期的に減っていく。10年後は今の6〜7割まで縮むという見方が多い。一方で、省エネ基準の義務化と、2027年のZEH基準の引き上げ(断熱等級6の標準化)で、1棟あたりの断熱材の量と質は上がる。戸数の減少を単価の上昇がどこまで埋めるかが、戸建部門の分かれ目になる。

断熱材の競争は、グラスウールやロックウールなど繊維系の安価な材料と、発泡プラスチック系、そして現場発泡ウレタンの三つ巴だ。現場発泡は気密が取りやすく、高い断熱等級に向くが、材料と施工の費用が高い。有報は「高性能断熱材の新規参入」をリスクに挙げ、価格競争も激しいと述べている。

非住宅の建築物は、工場・倉庫・店舗の省エネ義務化が追い風になるが、同社は2024年から2026年にかけて、他社の前工程の遅れや原材料不足による「手待ち」で、計画より伸びが鈍った。防水は、物流施設の大型案件が寄与し、2025年は2倍になった。

原料は石油由来で、原油・ナフサの価格と為替の影響を受ける。業界ノートに断熱工事の節はなく、建設業の共通前提(物価年3%、価格転嫁の定着、人手不足)に従った。

資本政策と M&A

資本政策の中心は、成長投資と株主還元の両立だ。中期計画(2024〜2026年)は、営業キャッシュフロー65〜85億円を見込み、物流拠点15億円以上、機械や防水などの投資30〜40億円、株主還元33億円以上に配分する。足りなければ借入で賄う方針だ。

配当性向は50%を目標とし、2024年11月に累進配当を導入した。2025年12月期の配当は純利益の約59%にあたる総額11億円、2026年12月期の予定は性向50%超。ただし、会社の利益が伸びないと、累進配当は重荷になる。

設備投資は2025年に5億円で、熊本・鹿児島の営業所の用地が中心。土地代と建設費の上昇で、物流拠点の予算は増えた。M&Aは見当たらない。現預金は24億円、借入は短期を中心に増えており、純有利子負債は24億円。

親会社のヒノキヤグループが議決権の約55%を持つ。親会社の方針で、株主還元や投資の優先順位が変わる可能性があり、TOB(完全子会社化)の可能性も、市場は一定程度織り込んでいる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

戸建の施工棟数は2025年に11%増え、住宅の戸数が減る中でも伸びている。省エネ基準の引き上げ(2027年に断熱等級6が標準化)で1棟あたりの施工量が増え、同社は認定施工店と自社の人員(1,153人)を増やして受け皿を作った。

防水部門が2倍に伸び、建築物では不燃断熱で他社との差を付けている。中間期の経常利益は会社予想を36%上回り、会社が通期予想を据え置いたことは、下期に余力があることを示す。

ROEは10年の中央値で17%と高く、少ない資本で稼ぐ。配当性向50%と累進配当の方針で、株主還元の意思が明確だ。親会社のヒノキヤグループ、ヤマダの販売網を使えるため、受注は安定する。

営業利益率が10%に届けば、ROEは20%に近づく。10年後の中立でも、売上は今の1.5倍、営業利益は4割増える。

現場発泡ウレタンの施工は、施工人員を育てるのに時間がかかるため、競合が急に追いつくことは難しい。この参入障壁が、価格競争の下でも利益を守る土台になる。

慎重な見方

利益率は安定しない。営業利益率は過去12年で3.9〜10.2%、2025年は8.2%で目標の10%に届かない。中期計画は2025年2月に下方修正され、2026年12月期の営業利益の目標は45億円から34億円に下がり、足元の予想は29億円と、さらに下だ。

住宅の戸数は10年で3割ほど減る。断熱の質が上がっても、価格競争が強まれば、利益は減る。グラスウールなどの安価な材料と、新規参入の高性能材が、単価を押し下げるおそれがある。

原料は石油由来で、価格と為替の変動に弱い。委託加工先6社に製造を依存しており、1社の稼働停止でも供給に響く。借入は増える傾向で、投資が続くと財務の余裕は薄れる。

親会社が議決権の約55%を持ち、少数株主の意向が通りにくい。累進配当は利益が伸びないと負担になり、減配の圧力も出る。

2024年12月期は計画の初年度から下回り、2025年も目標に届かなかった。会社の見通しが続けて甘かった事実は、10年の予想の確度を下げる要因になる。

どちらに重みを置いたか

足元の勢いとROEの高さでは強気の見方に分があるが、住宅の縮みと利益率の不安定さでは慎重な見方の指摘が正しい。そこで、中立の営業利益率は2025年の水準(8.2%)よりやや低い8.0%に置き、会社の目標(10%)は楽観側の水準とした。

確率は、やや悲観を少し厚めに置いた。会社計画が2024年、2025年と続けて下方修正されており、見通しが甘くなりやすい会社だからだ。倍率は、ROEが高い分を認めつつ、親会社の影響と住宅市場への依存を割り引いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 1,205 円388 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 411 円132 億円)。 今の値に割り戻すと 838 円269 億円、今との差 +9.5%、 期待の年率 +7.8%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,293 円737 億円 550 円177 億円 +271.7% +14.0% 171 円55 億円
やや楽観 18% 1,840 円592 億円 485 円156 億円 +203.9% +11.8% 419 円135 億円
中立 38% 1,404 円452 億円 429 円138 億円 +139.6% +9.1% 697 円224 億円
やや悲観 27% 700 円225 億円 339 円109 億円 +35.8% +3.1% 281 円90 億円
悲観 11% 125 円40 億円 326 円105 億円 −40.9% −5.1% 50 円16 億円
加重平均100% 1,205 円388 億円411 円132 億円 +111.2% +7.8% 1,616 円520 億円

今の株価時価総額 765 円246 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 省エネ基準の引き上げで1棟あたりの断熱が増え、防水と建築物が伸び、利益率が10%を超える 利益 45 億円 · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 2,293 円737 億円

戸建は住宅の戸数が減っても、断熱等級6の標準化と気密測定の普及で、1棟あたりの施工量と単価が上がる。同社は認定施工店と自社の人員を増やし、施工棟数は1割ほど増える。

建築物は不燃断熱の差別化と、非住宅の省エネ義務化で施工面積が7割増え、手待ちの問題も解消する。防水は物流施設を中心に、10年で3倍近くに育つ。

営業利益率は10%に届き、会社の目標を達成する。原料の値上がりは、価格改定で遅れずに転嫁できる。

配当は性向50%で続き、ROEは17%台に上がる。親会社の販売網も追い風になる。

10年後の売上は今の2倍に近づき、営業利益は2倍以上に増える。ただし、これは会社が自ら掲げた目標を、一度も下方修正せずに達成し続けた場合の姿であり、実現の難しさは大きい。

  • 戸建部門(アクアフォーム):数量 1.8(戸建の施工棟数(万棟、推定))× 価格 138(1棟あたり売上(万円・名目))→ 売上 247 億円・営業利益 28 億円。1.79万棟 × 137.9万円/棟(今の1.40倍)、利益率 11.5%
  • 建築物部門:数量 425(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.55(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 236 億円・営業利益 22 億円。425万㎡ × 0.55万円/㎡(今の1.40倍)、利益率 9.5%
  • 防水部門(アクアハジクン):数量 84.0(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.71(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 59 億円・営業利益 7 億円。84万㎡ × 0.71万円/㎡(今の1.40倍)、利益率 12.0%
  • 原料販売・副資材・機械:数量 182(外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定))× 価格 0.70(1㎡あたり供給額(万円・名目))→ 売上 127 億円・営業利益 10 億円。182万㎡ × 0.7万円/㎡(今の1.40倍)、利益率 7.5%

倍率:事業の純利益 45 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍。全体の PER 16.21 倍、時価総額 733 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率10%超と、全部門の高成長が同時に必要。会社の計画が2期連続で下方修正されている会社には条件が重い。

やや楽観 18% 戸建が微増、建築物と防水が着実に伸び、利益率は9%台に乗る 利益 37 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 1,840 円592 億円

戸建の施工棟数は住宅の縮みを相殺して8%増える。価格は物価を少し上回る1.37倍で通る。

建築物は施工面積が5割増え、防水は2倍強になる。営業利益率は9%で、2023年12月期の10.2%には届かないが、足元(7.8%)より改善する。

原料販売は外部の施工店向けが伸び、東南アジア展開も寄与する。配当性向は50%台半ばで、自己資本は2倍強になる。

営業利益は今より9割ほど多く、ROEは15%台に保たれる。2023年12月期に付けた利益率の最高(10.2%)を、10年間の平均では下回る形で置いた。

防水と建築物の伸びが戸建の縮みを補い、全体としては緩やかに成長する。親会社の販売網による受注の安定も、この筋書きを支える。

  • 戸建部門(アクアフォーム):数量 1.7(戸建の施工棟数(万棟、推定))× 価格 135(1棟あたり売上(万円・名目))→ 売上 233 億円・営業利益 25 億円。1.73万棟 × 134.95万円/棟(今の1.37倍)、利益率 10.8%
  • 建築物部門:数量 375(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.54(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 203 億円・営業利益 17 億円。375万㎡ × 0.54万円/㎡(今の1.37倍)、利益率 8.5%
  • 防水部門(アクアハジクン):数量 69.0(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.69(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 48 億円・営業利益 5 億円。69万㎡ × 0.69万円/㎡(今の1.37倍)、利益率 10.0%
  • 原料販売・副資材・機械:数量 169(外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定))× 価格 0.68(1㎡あたり供給額(万円・名目))→ 売上 116 億円・営業利益 8 億円。169万㎡ × 0.68万円/㎡(今の1.37倍)、利益率 6.8%

倍率:事業の純利益 37 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.8 倍。全体の PER 15.85 倍、時価総額 583 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:戸建の施工棟数が伸び、防水が2倍になるなど、足元の勢いは強い。それでも会社の目標が続けて下方修正された点を割り引いた。

中立 38% 戸建は横ばい、建築物と防水が伸び、利益率は8%で落ち着く 利益 29 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 1,404 円452 億円

戸建の施工棟数は、住宅の戸数の減少と、断熱の質の向上が釣り合い、横ばいになる。価格は物価並みの1.34倍。

建築物は施工面積が3割増え、防水は1.8倍になる。原料や副資材は、外部の施工店向けが緩やかに伸びる。

全体の営業利益率は8.0%で、2025年(8.2%)や2026年の予想(7.8%)と同じ水準。過去の最高(10.2%)や会社の目標(10%)には届かない。

配当は純利益の6割弱で、自己資本は10年で1.9倍になる。ROEは13%台に下がるが、k(8.5%)を大きく上回る。

売上は10年で5割強増えるが、その大半は物価の上昇によるもので、実質の成長は小さい。会社の中期計画のような高い伸びは、中立では置いていない。

  • 戸建部門(アクアフォーム):数量 1.6(戸建の施工棟数(万棟、推定))× 価格 132(1棟あたり売上(万円・名目))→ 売上 211 億円・営業利益 21 億円。1.6万棟 × 131.99万円/棟(今の1.34倍)、利益率 9.8%
  • 建築物部門:数量 325(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.53(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 173 億円・営業利益 13 億円。325万㎡ × 0.53万円/㎡(今の1.34倍)、利益率 7.5%
  • 防水部門(アクアハジクン):数量 54.0(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.68(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 37 億円・営業利益 3 億円。54万㎡ × 0.68万円/㎡(今の1.34倍)、利益率 9.0%
  • 原料販売・副資材・機械:数量 150(外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定))× 価格 0.67(1㎡あたり供給額(万円・名目))→ 売上 100 億円・営業利益 6 億円。149.5万㎡ × 0.67万円/㎡(今の1.34倍)、利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.38 倍、時価総額 438 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の利益率(8%前後)と、住宅の縮みを断熱の質の向上が埋める筋書きに最も厚く置いた。

やや悲観 27% 住宅が縮み、価格競争で利益率が6%に落ち、成長が止まる 利益 17 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 700 円225 億円

戸建の施工棟数は住宅の縮みで1割以上減り、価格は物価の上昇に届かず1.28倍にとどまる。グラスウールなど安価な材料と、新規参入の高性能材が単価を押し下げる。

建築物は手待ちの問題が長引き、施工面積は1割増にとどまる。防水は競争が強まり、利益率が6%まで下がる。

営業利益率は6.0%で、2021年12月期の5.9%に近い水準。累進配当は維持するが、利益を超える年も出て、借入が増える。

営業利益は今より1割ほど減り、会社が目標に置いた10%は遠のく。原料の値上がりを転嫁しきれず、粗利率は20%台前半に下がる。ROEは9%台に落ち、kとほぼ同じになる。

  • 戸建部門(アクアフォーム):数量 1.4(戸建の施工棟数(万棟、推定))× 価格 126(1棟あたり売上(万円・名目))→ 売上 178 億円・営業利益 13 億円。1.41万棟 × 126.08万円/棟(今の1.28倍)、利益率 7.5%
  • 建築物部門:数量 275(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.51(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 139 億円・営業利益 8 億円。275万㎡ × 0.51万円/㎡(今の1.28倍)、利益率 5.8%
  • 防水部門(アクアハジクン):数量 42.0(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.65(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 27 億円・営業利益 2 億円。42万㎡ × 0.65万円/㎡(今の1.28倍)、利益率 6.0%
  • 原料販売・副資材・機械:数量 130(外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定))× 価格 0.64(1㎡あたり供給額(万円・名目))→ 売上 83 億円・営業利益 4 億円。130万㎡ × 0.64万円/㎡(今の1.28倍)、利益率 4.5%

倍率:ROE 9% は k とほぼ同じ。式では 1÷k の 11.8 倍が上限に近く、価格競争の強まりを割り引いて 12.12 倍に置いた。

確率:価格競争が強い市場で、原料高の転嫁も遅れる。会社の計画が続けて未達になっているため、やや悲観を厚めにした。

悲観 11% 住宅の着工が崩れ、価格競争が激しくなり、利益がほぼ消える 利益 6 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 125 円40 億円

戸建の施工棟数は3割以上減り、価格は物価の上昇に大きく届かず1.12倍。断熱材そのものが値下がりし、利益率は5%まで落ちる。

建築物は他社の前工程の遅れが続き、施工面積は2割減る。防水は大型案件が一巡し、横ばいに戻る。

営業利益はいまの3割ほどに減る。累進配当は撤回され、借入が増え、親会社の意向で再編が検討される。2009年2月期のような赤字ではないが、成長会社の評価は失われる。

施工人員を増やした分が固定費として重くなり、拠点の統廃合や人員の見直しを迫られる。委託加工先の稼働停止などの供給の混乱が重なる可能性もあり、立て直しには数年かかる。

  • 戸建部門(アクアフォーム):数量 1.0(戸建の施工棟数(万棟、推定))× 価格 110(1棟あたり売上(万円・名目))→ 売上 115 億円・営業利益 6 億円。1.04万棟 × 110.32万円/棟(今の1.12倍)、利益率 5.0%
  • 建築物部門:数量 200(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.44(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 89 億円・営業利益 3 億円。200万㎡ × 0.44万円/㎡(今の1.12倍)、利益率 3.5%
  • 防水部門(アクアハジクン):数量 27.0(施工面積(万㎡、推定))× 価格 0.57(1㎡あたり売上(万円・名目))→ 売上 15 億円・営業利益 0 億円。27万㎡ × 0.57万円/㎡(今の1.12倍)、利益率 1.0%
  • 原料販売・副資材・機械:数量 91.0(外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定))× 価格 0.56(1㎡あたり供給額(万円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 1 億円。91万㎡ × 0.56万円/㎡(今の1.12倍)、利益率 2.5%

倍率:稼ぐ力(純利益÷k の 11.8 倍)の約 6 割を置いた。優良でなくなった後の利益で、自己資本の厚さは根拠にしない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 7 倍・時価総額 40 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:住宅の着工が崩れ、価格競争が激化する構造的な負け筋。過去に赤字を出した実績があり、1割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

戸建部門(アクアフォーム)

新築の戸建住宅に硬質ウレタンフォームを吹き付けて断熱する工事。認定施工店と自社施工。売上の47%。

数量戸建の施工棟数(万棟、推定)価格1棟あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 1.6 99 158 17
10 年後 中立 1.6 132 211 21

取り方:戸建部門の売上157.7億円を、施工棟数の推定1.6万棟で割り、1棟あたり約98.5万円とした(棟数は非開示。施工棟数は2025年に前年比11.1%増と開示)。数量は実質、物価の上昇と等級の上昇は価格に入れる。部門利益は非開示のため、全社の営業利益27.7億円を、戸建10.5%・建築物7.3%・防水7.9%・原料等6.2%で配分し、共通費1.2億円を調整に入れた。

建築物部門

工場・倉庫・店舗などの非住宅に、不燃性のあるアクアモエンNEOなどを吹き付ける工事。売上の29%。

数量施工面積(万㎡、推定)価格1㎡あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 250 0.40 99 7
10 年後 中立 325 0.53 173 13

取り方:建築物部門の売上99.0億円を、施工面積の推定250万㎡で割り、1㎡あたり約0.40万円とした(面積は非開示)。数量は実質、物価の分は価格に入れる。他社の前工程の遅れによる手待ちで、足元の伸びは4.2%にとどまる。

防水部門(アクアハジクン)

ポリウレア防水材による屋上・屋根の防水工事。大型物流施設や全国チェーンの店舗が中心。売上の5%。

数量施工面積(万㎡、推定)価格1㎡あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 30.0 0.51 15 1
10 年後 中立 54.0 0.68 37 3

取り方:防水部門の売上15.2億円を、施工面積の推定30万㎡で割り、1㎡あたり約0.51万円とした(面積は非開示)。2025年に2倍超に伸びた。損益分岐点は売上5〜6億円と会社が説明している。

原料販売・副資材・機械

外部の施工店向けの原料販売、吹付機械、副資材の販売。売上の19%。

数量外部の施工店向け供給の吹付け換算面積(万㎡、推定)価格1㎡あたり供給額(万円・名目)売上営業利益
今 2025/12 130 0.50 65 4
10 年後 中立 150 0.67 100 6

取り方:原料販売20.7億円と、副資材・機械などの商品販売44.2億円の合計64.9億円を、吹付け換算の供給面積の推定130万㎡で割り、1㎡あたり約0.50万円とした(面積は非開示の推定)。数量は実質、物価の分は価格に入れる。

リスクと懸念

住宅の着工戸数の減少

新設住宅は人口減で長期的に縮む。断熱の質が上がっても、戸数の減少を単価の上昇が埋められなければ、戸建部門(売上の47%)が減る。

価格競争と新規参入

グラスウールなどの安価な材料や、高性能断熱材の新規参入で、単価が下がる。有報は新規参入をリスクに挙げ、中期計画も価格競争の激化を認めている。

原料価格と委託加工先

原料は石油由来で、原油・ナフサと為替の影響を受ける。製造を任せる委託加工先は6社で、1社の稼働停止でも供給が止まる。

施工人員の確保

施工人員は1,153人(2025年6月)まで増やしたが、技能実習生に頼る部分が大きい。確保や定着に失敗すれば、受注を取りこぼす。

建築物部門の遅れ

2024年から他社の前工程の遅れや原材料不足による「手待ち」が続き、通期予想は見直された。非住宅の着工の遅れが長引けば、中期計画の柱が揺らぐ。

親会社の影響と少数株主

ヒノキヤグループが議決権の約55%を持つ。配当方針や投資の優先順位、完全子会社化の価格など、少数株主に不利な決定が出る可能性がある。

今後の分かれ目

営業利益率が9%を超えて続き、会社目標の10%に近づいたら
やや楽観・楽観の確率を上げる。2026年12月期の予想(7.8%)を上回ったかを見る。
戸建の施工棟数が前年を割り込んだら
住宅の縮みが断熱の質の向上を上回り始めたと見て、やや悲観の確率を上げる。
営業利益率が6%を割ったら
価格競争か原料高の転嫁失敗が構造化したと見て、悲観側へ確率を移す。
建築物部門の売上が前年比で2桁伸び、手待ちが解消したら
建築物の伸びを上方に見直し、中立の施工面積を引き上げる。
配当が累進のまま利益を超えるか、借入が増えて財務が悪化したら
k の借金の項に加点し、悲観側へ確率を寄せる。
親会社がTOBや完全子会社化を発表したら
価格が少数株主に公正かを確かめ、確率を見直す。

見ておくもの

  • 営業利益率(会社予想7.8%、目標10%)
  • 戸建の施工棟数と1棟あたりの単価
  • 建築物部門の売上と、手待ちの解消
  • 防水部門の売上(2025年は15億円)
  • 施工人員の数と、借入・現預金の増減
  • 親会社ヒノキヤグループの持ち分と方針

倍率と資本コストの決め方

戸建は施工棟数×1棟あたりの金額、建築物と防水は施工面積×1平方メートルあたりの金額、原料・副資材は実質売上×物価で積み、数量は実質、価格は物価3%込みの名目(10年1.34倍)にした。k は基本 7.5% に quality +1.0% の 8.5%。中立の ROE は 13% で k を上回り、式では PER 13 倍台だが、住宅への依存と親会社の影響を割り引いて 12.5 倍を置いた。今の株価は市場の見方を知るためにだけ見て、倍率の根拠にはしていない。悲観は稼ぐ力から置き、過去の PBR は使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.5→16.21 倍・やや楽観 PER 13.5→15.85 倍・中立 PER 12.5→15.38 倍・やや悲観 PER 10.5→12.12 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0%(循環 +0.5、値決め力 +0.5)を足して k 8%。準大手ゼネコン(8.2〜8.8%)と同じ水準。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 日本アクア 有価証券報告書(2025年12月期)本文
  2. 日本アクア 中期経営計画(3 Pillars of Stability)
  3. 日本アクア 2026年12月期 中間決算(モネックス)

分析日 2026-10-16