株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

明星工業 1976

保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,153 円989 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,720 円790 億円差 +25.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,153 円989 億円 · 差 +25.2% · 期待の年率 +8.4%
期待の年率リターン(10 年)+8.4%資本コスト比 +1.4 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

明星工業は、工場やプラントの配管・タンクを断熱する工事の専門会社だ。LNG(液化天然ガス)の貯槽、石油化学の設備、半導体のクリーンルームが主な現場になる。空調会社と間違われやすいが、事業はまったく別物である。

筆者の結論は、今の値段はほぼ妥当で、現金が株主に戻れば割安に傾くというものだ。支えは 2 つある。営業利益率が過去 10 年、11〜16% の狭い幅で安定してきたこと。時価総額の半分近い現金を持っていることだ。

稼ぎの源は、定期修理の保温の巻き替えにある。プラントは数年に一度止めて点検し、そのたびに保温工事が出る。景気に左右されにくい仕事で、そこに LNG タンクのような大型案件が乗る。

弱い点も書いておく。国内の製油所、石油化学、石炭火力は、長い目で見れば減っていく。会社は水素・アンモニア・ボイラへ手を広げているが、まだ小さい。

もう一つの問いは現金の行き先だ。純現金は約 360 億円ある。直近の 1 年は、還元が純利益とほぼ同じ額まで増えた。この流れが続くかどうかで、株主の取り分が大きく変わる。

バリュー投資の観点から

事業の本質は、他人の設備の熱を守る専門工事だ。大きな設備投資が要らず、稼いだ現金がたまる。バリュー投資の観点では、持ち続けたい型の事業である。

10 年先も、プラントは止まり、保温は巻き替えられる。ただ需要の中身は、石油・石炭から LNG・水素へゆっくり移る。この移り変わりを技術でつかめるかが、堀の寿命を決める。筆者は、減る分をかなり補えると見る。

資本の使い方は、評価が割れる。10 年間は現金を積み上げた。この 1 年は還元に傾いたが、利益を上回る額を払い続けることはできない。還元の水準が戻るのか、定着するのか。安全域の厚みはそこに懸かる。

払う値段を考える。時価総額の約半分が純現金なので、事業そのものには、今の時価総額の約半分しか払っていない計算になる。事業の稼ぐ力は、中立の筋書きでも今より大きい。

中立の筋書きは、今の時価総額を上回る。ただしそれは、現金が株主に戻ることを前提にしている。戻らなければ、余った現金の価値は大きく目減りする。評価はこの一点で上下に分かれる。

何で稼ぐ会社か

収益の柱は建設工事事業で、売上の約 9 割を占める。中身は、熱を逃がさない・入れない工事だ。マイナス 253℃の液化水素から 2,000℃級の工業炉まで、配管・タンク・炉に保温材や耐火材を巻き、張る。設計と施工に加え、保温材をつくる子会社の日本ケイカルまで持つ。

顧客は電力、ガス、石油化学、鉄鋼の大手だ。提出会社の工事は民間向けが中心で、海外はシンガポールなどの拠点が受け持つ。会社は連結の海外比率を約 1 割と説明している。

特徴は、メンテナンスが厚いことだ。プラントは数年ごとに止めて点検し、そのたびに古い保温を剥がして新しく巻く。仕事を決めるのは新設の波より、設備の数と古さである。2025 年 3 月期の利益が過去最高になったのは、この定期修理と大型案件が重なったからだ。2026 年 3 月期は売上が 9% 減ったが、受注は 2% 増えた。

工事のなかの別枠として、子会社の明星建工がクリーンルームの内装を請け負う。半導体やバイオの工場向けである。

もう一つの柱がボイラ事業で、売上の約 1 割だ。産業用ボイラやバイオマス向けの機器をつくる。新しい工場を建てたが、立ち上げの費用がかさみ、減損も出した。利益は薄く、会社のなかでは弱い部分だ。

2027 年 3 月期までの中期計画は、断熱以外への多角化と海外の拡大を掲げる。3 年の営業キャッシュフロー約 150 億円のうち、約 130 億円を投資に回す計画だ。水素・アンモニア向けの防熱技術の開発も進めている。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、極低温の保冷だ。LNG タンクの保冷は、保温材の選び方も巻き方も、一つ間違えれば事故につながる。発注者は安さより実績を見る。川崎重工向けの液化タンクの保冷工事が、繰越工事の主な案件になっているのはその表れだ。

もう一つの強みは、全国の協力会社と熟練工のネットワークだ。会社は「人的サプライチェーン」と呼ぶ。繁忙期や大型案件でも人を回せる。人手不足の時代に、これは効く。

数字にも出ている。営業利益率は過去 10 年、11〜16% の間にある。同じ建設業でも、振れの小さい部類だ。定期修理の比率が高く、景気の波を受けにくいからだと筆者は読む。

弱い点は 3 つある。顧客が重厚長大の産業に偏ること。大口の LNG 案件で利益が動き、2025 年 3 月期の過去最高のあとに 2026 年 3 月期は 28% の減益になったこと。新設したボイラ工場がまだ稼げていないことだ。

経営の姿勢は、「チャレンジはするが冒険はしない」と説明される。堅実さは財務に表れ、自己資本比率は 80% を超え、借金はほぼない。ただし堅実さは、資本を余らせる形にもなっている。ROE は 10 年の中央値で 9% 台と、堅さのわりに低い。余った現金が分母を膨らませているからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の断熱工事は、新設ではなく設備の数と古さで決まる成熟市場だ。市場規模を示す公的な統計はなく、筆者は競合の売上から見積もっている。ニチアスなどの数社が、プラント向けの保温工事で競い合う。大きな案件は、実績のある数社に集まる。

追い風は 3 つある。

1 つは LNG だ。石炭や石油から天然ガスへの切り替えが進めば、貯槽や受け入れ基地の工事が出る。マイナス 162℃の保冷は、技術の差がそのまま受注の差になる。

2 つめは、老朽化したプラントの更新と定期修理だ。高度成長期に建った製油所や化学工場は、保温の巻き替えが欠かせない。

3 つめは新しいエネルギーだ。水素、アンモニア、CO2 を地下に貯める CCS は、極低温や高温の断熱を必要とする。ただし、どれも本格的に立ち上がるのは先で、補助金や政策にも左右される。

向かい風もある。国内の製油所、石油化学、石炭火力は、統廃合と脱炭素で長い目では減る。需要の根っこが縮むということだ。人手不足も強い制約になる。技能者の高齢化が進み、仕事があっても人が足りない。

半導体やバイオの工場向けは、クリーンルームの内装が仕事になる。ただし工場の投資は波が大きく、この部分は景気に左右されやすい。

筆者の見立てでは、国内の施工量は 10 年で横ばいから少し減る程度だ。単価は人件費の上昇を映して、物価並みに上がる。

資本政策と M&A

資本政策は、いま転換点にある。方針は、株主資本配当率(DOE)4% 以上、配当性向 30〜40% を目安に、自社株買いを機動的に行うというものだ。2026 年 3 月期は配当性向が 55.6% に上がり、自社株買いも 27 億円行った。還元の総額は約 58 億円で、純利益とほぼ同じである。

背景には、株主の目があると筆者は見る。大株主の 1 位と 4 位は、名前から同じ運用者とみられる海外ファンド 2 本で、合わせて 13.9% を持つ。ただし狙いは、公表資料からは確かめられていない。

それでも 10 年の通算では、純現金が 130 億円から 360 億円まで積み上がってきた。ためる会社だった。還元の増加が定着するかは、まだ分からない。

政策保有株、つまり取引先の株は 30 銘柄で、帳簿の額は約 46 億円と小さい。売却も進んでいる。

買収で大きく失敗した記録はない。ただ中期計画は断熱以外への多角化を掲げており、現金が厚い会社の多角化は、高値づかみになりやすい。筆者はここを注意して見ている。TOB(株式の公開買い付け)の話は出ていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

明星工業の利益の安定は、偶然ではない。定期修理の保温は、プラントが動く限り必ず出る。営業利益率は 10 年間、11% を割らなかった。景気が悪くても、止められない仕事が土台にある。

LNG が新しい柱になる。川崎重工向けの LNG タンク保冷は 2029 年の完成予定で、受注残の太い部分をつくる。水素・アンモニア・CCS の貯蔵設備は、極低温や高温の断熱を必要とし、会社はその技術を持つ。

財務は鉄壁だ。純現金は 360 億円、自己資本比率は 80% を超える。13.9% を持つ海外ファンドが株主にいて、2026 年 3 月期は利益並みの還元に踏み込んだ。余った現金が株主に戻れば、時価総額のほぼ半分は確実に回収できる。

人手不足は、むしろ追い風になる。技能者と協力会社を束ねる力が、価格の交渉力になるからだ。単価は物価以上に上がる余地がある。

事業の安定と現金の厚みを足し合わせれば、今の値段は低すぎる。

慎重な見方

国内のプラントは、長い目で見れば減る。製油所と石油化学は統廃合が進み、石炭火力は止まる。保温の需要の根っこは設備の数だ。数が減れば、定期修理の仕事も減る。

LNG は一時の山である。大型の LNG タンクは、10 年に何本も建たない。川崎重工向けが終われば、次の大型案件がある保証はない。2026 年 3 月期に営業利益が 28% 減ったのは大口工事が一巡した反動で、この波は今後も繰り返す。

水素やアンモニア、CCS は政府の補助金頼みだ。立ち上がる時期も規模も読めない。新設したボイラ工場は減損を出した。多角化の第一歩でつまずいた事実は重い。

現金は、持つだけでは価値を生まない。10 年間、現金を積み上げてきた会社が、1 年の増配で変わったと見るのは早い。利益を上回る還元は続かない。現金が戻らないなら、時価総額の半分は評価できない。

技能者の不足は、受注があっても施工できない状況を生む。人件費を価格に転嫁できなければ、11〜16% の利益率は守れない。

どちらに重みを置いたか

事業の安定と現金は、強気の見方が強い。国内プラントの縮小は、慎重な見方が強い。どちらも事実だが、10 年で効く力は違う。

利益率が 10 年安定してきた事実は重い。中立は、施工量が横ばいで、利益率は 12% とした。確率は、やや強気の側に少し寄せ、悲観は 10% と薄くした。

現金については、戻る前提を基本とする。ただし戻り方には不確かさが残る。やや悲観と悲観の筋書きでは、現金が食われる形で織り込んだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,918 円1,340 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 940 円431 億円)。 今の値に割り戻すと 2,153 円989 億円、今との差 +25.2%、 期待の年率 +8.4%(資本コスト 7.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,891 円2,245 億円 1,220 円560 億円 +255.3% +13.5% 489 円224 億円
やや楽観 22% 3,966 円1,821 億円 1,089 円500 億円 +193.9% +11.4% 1,112 円511 億円
中立 38% 3,218 円1,477 億円 980 円450 億円 +144.1% +9.3% 1,595 円732 億円
やや悲観 22% 1,711 円785 億円 828 円380 億円 +47.6% +4.0% 558 円256 億円
悲観 10% 552 円254 億円 479 円220 億円 −40.0% −5.0% 103 円47 億円
加重平均100% 2,918 円1,340 億円940 円431 億円 +124.3% +8.4% 3,858 円1,771 億円

今の株価時価総額 1,720 円790 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% LNG・水素・半導体が重なり、施工量も利益率も伸びる 利益 110 億円 · PER 19.1 倍 · 株価時価総額 4,891 円2,245 億円

LNG タンクの更新と新設が続き、水素・アンモニア・CCS の設備が国内で立ち上がる。会社は極低温の保冷の実績を武器に、大型案件を継続して受ける。半導体とバイオ工場の増設で、クリーンルームの内装も伸びる。

人手不足のなかで技能者を確保できた分だけ、受注を選べる。単価は物価をやや上回り、利益率は 14% まで上がる。ボイラは新工場が軌道に乗り、バイオマス向けを中心に倍近くに伸びる。

還元は、利益の大半を株主に戻す形が定着する。余った現金も還元に使われる。自己資本の伸びは小さく、ROE は 14% 台に高まる。

こうなれば、会社は「プラントの保温屋」から「エネルギー転換の断熱を担う会社」へ評価が移る。ただし、人を集める力が先に尽きる点だけは、この筋書きでも変わらない。

  • 熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事:数量 3,300(施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.28(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 926 億円・営業利益 130 億円。施工量は今の 1.22 倍、価格は今の 1.40 倍、営業利益率 14%
  • ボイラ・産業機械:数量 85.0(出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質))× 価格 1.44(1 台あたり売上(億円・名目))→ 売上 122 億円・営業利益 9 億円。出荷量は今の 1.42 倍、価格は今の 1.40 倍、営業利益率 7%

倍率:事業の純利益 107 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 19.08 倍、時価総額 2,245 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:定期修理に LNG・水素の大型案件と半導体の投資が同時に重なる必要がある。国内プラントの縮小という逆風を考えると、重なる確率は高くない。

やや楽観 22% 新しいエネルギーが国内の縮小を埋め、じわり伸びる 利益 92 億円 · PER 18.2 倍 · 株価時価総額 3,966 円1,821 億円

製油所や石油化学の統廃合は進むが、LNG の貯槽と基地の工事、老朽設備の更新が穴を埋める。川崎重工向けのような大型案件が 2〜3 件続き、水素やバイオマスの設備も少しずつ受注に乗る。

施工量は 1 割ほど増え、単価は物価並みに上がる。利益率は過去 10 年の中心である 13% 前後で落ち着く。ボイラは新工場の稼働が安定し、赤字を脱する。

還元は配当性向 60% 前後に自社株買いを足す形で続く。余った現金の多くは、10 年のうちに株主へ戻る。

会社の姿は今とほとんど変わらない。変わるのは、国内の縮小を新しい仕事がわずかに上回る点だ。堅実で目立たない会社のまま、利益だけがゆっくり積み上がる。

  • 熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事:数量 3,000(施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.27(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 824 億円・営業利益 107 億円。施工量は今の 1.11 倍、価格は今の 1.37 倍、営業利益率 13%
  • ボイラ・産業機械:数量 72.0(出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質))× 価格 1.41(1 台あたり売上(億円・名目))→ 売上 101 億円・営業利益 6 億円。出荷量は今の 1.20 倍、価格は今の 1.37 倍、営業利益率 6%

倍率:事業の純利益 89 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 18.17 倍、時価総額 1,821 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:LNG と更新工事が国内の縮小を埋め、利益率が過去 10 年の中心(12〜13%)を保つ筋書き。10 年の実績に近く、実現しやすい。

中立 38% 国内の縮小を新しい仕事が補い、施工量は横ばいで安定 利益 75 億円 · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 3,218 円1,477 億円

製油所と石油化学は減るが、定期修理の巻き替えは続く。LNG の貯槽と基地、半導体工場の内装が、減る分を埋める。施工量は今とほぼ同じで、人手不足が上限を決める。

単価は人件費の上昇を映して物価並みに上がり、利益率は 12% で保たれる。過去 10 年の中心よりやや低いのは、技能者の確保に費用がかさむためだ。ボイラは黒字化するが、利益は小さい。

還元は純利益の 7 割ほどが続き、自己資本は緩やかに増える。ROE は 10% 前後に落ち着く。会社は目立たないまま、安定して稼ぎ続ける。

大きな失敗も大きな成功もない 10 年である。定期修理という土台が堅いので、中心の筋書きを一番厚く置くのが自然だ。

  • 熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事:数量 2,700(施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.27(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 726 億円・営業利益 87 億円。施工量は今と同じ、価格は今の 1.34 倍、営業利益率 12%
  • ボイラ・産業機械:数量 60.0(出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質))× 価格 1.37(1 台あたり売上(億円・名目))→ 売上 82 億円・営業利益 4 億円。出荷量は今と同じ、価格は今の 1.34 倍、営業利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 72 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.8% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 17.35 倍、時価総額 1,453 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:定期修理の厚さと LNG の積み上がりが、国内プラントの縮小とほぼ釣り合う中心の筋書き。利益率の安定という 10 年の実績にも合う。

やや悲観 22% 国内プラントの縮小が進み、利益率も下がる 利益 49 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,711 円785 億円

国内の製油所と石油化学の統廃合が進み、定期修理の件数が減る。LNG と水素の案件は一部しか取れず、補助金の見直しで立ち上がりも遅れる。施工量は 1 割以上落ちる。

同業が減った仕事を奪い合い、単価は物価を下回る。利益率は 9% に下がる。ボイラは新工場の固定費が重く、ほぼ利益が出ない。

会社は配当を保つが、自社株買いは細る。余った現金の一部は、多角化の買収や設備に使われる。ROE は 7% を割る。

堀が崩れたわけではないが、過去の安定した利益率という評価は外れる。現金は残るので、会社が傷むことはない。

  • 熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事:数量 2,350(施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.26(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 613 億円・営業利益 55 億円。施工量は今の 0.87 倍、価格は今の 1.30 倍、営業利益率 9%
  • ボイラ・産業機械:数量 50.0(出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質))× 価格 1.33(1 台あたり売上(億円・名目))→ 売上 67 億円・営業利益 1 億円。出荷量は今の 0.83 倍、価格は今の 1.30 倍、営業利益率 2%

倍率:余った現金・余り資産 150 億円を分けると、事業の純利益 47 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 686 億円・事業の ROE 6.84%。事業の ROE が資本コスト k 7% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 13.3 倍。上限の 8 割 5 分 の 12.54 倍に置いた。事業 47 億円 × 12.54 倍 + 余り 150 億円(帳簿 150 億円 × 戻り方 1)で時価総額 738 億円。

確率:国内の製油所・石化・石炭火力の縮小が、LNG や新エネルギーの立ち上がりより速く進む筋書き。大型案件の谷も重なり、現実味がある。

悲観 10% 国内の主力顧客が縮み、価格競争で優良さが消える 利益 18 億円 · PER 9.3 倍 · 株価時価総額 552 円254 億円

国内の製油所、石油化学、石炭火力の閉鎖が一気に進み、定期修理という土台が細る。LNG の大型案件は海外の工事会社に流れ、水素やアンモニアは補助金が切れて立ち消えになる。

施工量は 3 割落ち、単価は物価に追いつかない。利益率は 4% まで下がる。新設したボイラ工場は赤字が続き、再び減損が出る。

多角化のための買収が裏目に出て、余った現金の半分は失われる。配当は DOE の下限で維持するが、それ以上は出ない。会社は存続するが、優良な専門工事会社ではなくなる。

還元は純利益の合計を大きく下回り、10 年のあいだ自己資本は積み上がる。ただし、その自己資本は稼ぐ力に結びつかない。

  • 熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事:数量 1,850(施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.23(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 427 億円・営業利益 17 億円。施工量は今の 0.69 倍、価格は今の 1.15 倍、営業利益率 4%
  • ボイラ・産業機械:数量 35.0(出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質))× 価格 1.18(1 台あたり売上(億円・名目))→ 売上 41 億円・営業利益 −1 億円。出荷量は今の 0.58 倍、価格は今の 1.15 倍、営業利益率 -2%

倍率:国内の製油所・石化・石炭火力の閉鎖で定期修理の土台が細り、利益率が 4% まで下がる筋書き。ROE が k 7% 以下なので上限は 1÷k = 13.3 倍。悲観は、やや悲観よりさらに構造的に負けた姿なので、倍率をやや悲観(11.3 倍)より高くせず、全体の PER(現金込み)がやや悲観を超えない 9.3 倍に置いた。余った現金は悲観では今の5割に減るとみて、戻り方 1.0 を掛けた 107 億円を含む。時価総額 260 億円(全体の PER に直して 14.5 倍)。

確率:主力の石油・石化・石炭火力が構造的に縮み、LNG も新エネルギーも取りこぼす負け筋。加えて多角化の失敗で現金も食われる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

熱絶縁・耐火・クリーンルーム工事

プラントや LNG 設備の保温・保冷・耐火工事と、メンテナンス(定期修理)、半導体・バイオ工場のクリーンルーム内装を手がける本業。売上の約 9 割。

数量施工量(人年。自社と協力会社の技能者の稼働を今の値段で測った実質の工事量)価格1 人年あたり完成工事高(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 2,700 0.20 541 73
10 年後 中立 2,700 0.27 726 87

取り方:完成工事高 541 億円、セグメント利益 73 億円(利益率 13.6%)。人年は開示がないので推定した。完成工事高の約半分が労務費(自社と協力会社)とみて、1 人年あたり約 1,000 万円で割り、約 2,700 人年とした。1 人年あたり完成工事高は約 0.2 億円。物価の上昇分は価格に入れる。

ボイラ・産業機械

子会社のよしみねが、産業用ボイラやバイオマス向け機器を製造・据付・保守する。売上の約 1 割。

数量出荷・据付量(ボイラ相当の台数・実質)価格1 台あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 60.0 1.03 62 2
10 年後 中立 60.0 1.37 82 4

取り方:ボイラ事業の売上 61.5 億円、セグメント利益 2.4 億円(利益率 3.9%)。台数は開示がないので、小型機・据付・保守を混ぜた 1 台あたり約 1 億円とみて、ボイラ相当 60 台とした。物価の上昇分は価格に入れる。全社の営業利益 77 億円との差は本社費・調整。

リスクと懸念

国内プラントの縮小

製油所、石油化学、石炭火力は、統廃合と脱炭素で長い目では減る。保温工事の需要は設備の数で決まるので、数が減れば定期修理の仕事も減る。LNG や水素がその分を埋められるかが最大の不確実性だ。

大口工事の波

LNG タンクのような大型案件は、数年に一度しか出ない。2025 年 3 月期は過去最高の利益だったが、2026 年 3 月期は営業利益が 28% 減った。案件の谷では、利益が 2 割以上動くことを前提にしておく必要がある。

現金が株主に戻らない

純現金は約 360 億円と、時価総額の半分近い。10 年間は積み上がる一方だった。直近の 1 年で還元は増えたが、元の水準に戻れば、余った現金の価値は大きく目減りする。ファンドの持ち分が減っても同じことが起きる。

ボイラ工場と多角化の失敗

新設したボイラ工場は、立ち上げ費用と減損で利益を削った。中期計画は断熱以外への多角化を掲げる。現金が厚い会社の買収は高値づかみになりやすく、一度つまずけば、現金の食われ方も大きくなる。

人手不足と技能者の高齢化

保温工事は人の腕に頼る。技能者が足りなければ、受注があっても施工できない。人件費の上昇を価格に転嫁できなければ、11〜16% の利益率は保てない。協力会社の確保も年々難しくなっている。

新エネルギーは補助金と政策次第

水素・アンモニア・CCS は、政府の支援の強さと時期に左右される。会社は技術開発を進めているが、立ち上がりが遅れたり、規模が小さいままだったりすれば、国内の縮小を埋める柱にはならない。

今後の分かれ目

定期修理の受注が 2 期連続で減ったら
やや悲観の筋書きに確率を寄せる。国内プラントの縮小が想定より速いことを示す。
川崎重工向けに続く LNG の大型案件を取ったら
やや強気の筋書きの確率を上げる。大口工事の波が、谷を作りにくくなる。
自社株買いと配当が、純利益の 7 割以上で 2 期続いたら
現金が戻る前提を強める。余った現金の価値が、そのまま株主に届く。
ボイラ事業が黒字化して、中期計画の次の期に収益が定着したら
多角化の評価を引き上げる。失敗の筋書きの確率を下げる。
大規模な買収を発表したら
現金の戻り方を見直す。買収額と事業の稼ぐ力を比べ、高値づかみかを確かめる。
海外ファンドが持ち分を大きく減らしたら
還元の持続力を割り引く。やや悲観の確率を少し上げる。

見ておくもの

  • 定期修理・メンテナンスの受注高と繰越工事高(特に LNG・川崎重工向け)
  • 営業利益率が 11〜16% の幅に収まるか
  • 配当・自社株買いの総額と、純現金の増減
  • ボイラ事業の損益と、新工場の稼働率
  • 中期計画の次の期(2027 年度〜)の方針と、買収の有無

倍率と資本コストの決め方

売上は『施工量(人年)× 1 人年あたり完成工事高』で積み、物価 3% は価格に入れた。国内の施工量は縮む需要と LNG などの新しい仕事が釣り合うとして、中立で今と同じとした。倍率は k 7%・g 4% の正当化 PER の上限の 8 割に置き、今の株価や同業の倍率は使っていない。ROE が k を割る悲観側は 1÷k までの稼ぐ力を上限に、やや悲観より高くしない倍率で測った。余った現金は 200 億円を分け、戻り方は 1.0。純利益は営業利益に受取利息の増加(約 6 億円)を足し税を引いて出した。事務所などの賃借は小さく、新リース会計基準(2028/03 期)の影響は小さい。数字は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえてある。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.2→19.08 倍・やや楽観 PER 14.4→18.17 倍・中立 PER 12.6→17.35 倍・やや悲観 PER 11.3→12.54 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.0% = 7.5%。理由は quality_why。個別のリスク(大口工事の波・多角化の失敗・還元の持続)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 明星工業 有価証券報告書テキスト(FY2026)
  2. Kabutan 明星工業 決算・中期計画の記事(2025-06)
  3. 明星工業 大株主(有報 FY2026)

分析日 2026-10-16