株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

大末建設 1814

記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,936 円508 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,140 円426 億円差 +19.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 4,936 円508 億円 · 差 +19.2% · 期待の年率 +8.7%
期待の年率リターン(10 年)+8.7%資本コスト比 +0.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大末建設は、大阪と東京に本店を置く中堅のゼネコンだ。分譲マンションと物流倉庫を主力に、建築だけで年1,000億円ほどの工事を請け負う。筆者の結論は「ほぼ適正」。利益は過去最高の山にあり、その高さを織り込むと、今の値段に大きな余白は残らない。

強みは仕事の厚さだ。前期の受注は1,500億円を超え、手持ち工事は売上の1.7年分まで積み上がった。値上げが通り、3年前に2.6%まで落ちた営業利益率は6.2%へ戻った。10月には今期の営業利益を70億円に引き上げ、増配と自社株買いも打ち出している。

弱みは、山のあとに何が残るかだ。過去12年の営業利益率の最高は6.6%で、今はそのすぐ下にいる。赤字の年も20年で4回ある。売上の上限は施工できる人の数で決まり、事業は建築ほぼ一本なので、景気が悪い時の逃げ場もない。

中立の筋書きは、10年後の営業利益を80億円弱と置く。物価の上昇ほどは伸びない。ただ、利益の半分以上を株主へ戻す方針があり、ROEも10%台を保つ。上は大型案件の積み上げと買収の成功、下は受注の失速と赤字への逆戻りで、幅は広い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ゼネコンは「資本は軽いが、毎年仕事を取り直す事業」だ。工場を持たないので、利益の多くを株主へ戻せる。一方で、受注が細ると翌年の利益に直結し、山と谷が深い。

大末建設は、その山の頂上近くにいる。利益率は過去12年で最高に近く、ROEは15%を超えた。筆者は、この数字を10年続く実力とは見ない。株主が自由に使えるオーナー利益は、純利益の8割ほどあるが、その純利益が山の高さなのが問題だ。

経営の資本の使い方には、好感を持てる。採算の悪い工事を断り、利益を厚くし、還元を増やした。買収も小さく、価格も妥当だ。割高な自社株買いに走らず、手元のお金も保っている。

ただ、純現金80億円の中身は、先に受け取る工事代金だ。大型案件が完成して代金が入れ替わると、この現金は減る。安全域の根拠にはならない。値段が適正付近にある今は、取るべき余白が薄い。筆者は、受注が落ちて利益が一服する時の値段を見たい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は建築工事だ。分譲マンションなどの集合住宅が受注の主力で、物流倉庫、商業施設、オフィスが続く。会社の説明では、マンション・集合住宅と物流倉庫・商業施設で受注の約9割を占める。

顧客は、マンションを売るデベロッパーや、倉庫を建てる事業会社だ。地域は関東、近畿、中部の三大都市圏に集まる。大阪が創業の地で、東京にも本店を置く。野村證券の分析資料によれば、マンションの引き渡しは年20棟から30棟台で安定している。

稼ぎ方は単純だ。工事を請け負い、材料費と外注費を払い、残りが粗利になる。前期は売上1,056億円に対して粗利が119億円、粗利率は11.3%だった。給料の引き上げとシステム投資で販売管理費がふくらみ、営業利益は66億円で着地した。

土木は、まだ小さな新しい柱だ。2023年に、割岩という特殊な工法を持つ神島組と、兵庫県で公共土木を手がける川西土木を傘下に入れた。神島組は売上9億円に対し営業利益5億円と、小さくても利益率が高い。開示のセグメントは建築の1つだけで、土木の数字は切り分けられていない。

次の売り物は冷凍冷蔵倉庫だ。大阪市大正区では、延べ約4.5万平方メートルの温度可変型の物流施設を設計から施工まで受け持ち、2026年10月に完成する予定だ。会社はこの実績をデータセンターなど、付加価値の高い建物へ広げたい考えである。

優良さと弱いところ

優良さを一言で言えば「上り調子の普通の中堅」だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、まだ深くない。

強みは3つある。1つ目はマンションの施工実績。2つ目は、冷凍冷蔵のように手間のかかる倉庫までこなせる技術。3つ目は、採算を見て受注を選ぶ姿勢だ。3年前に資材高を価格へ転嫁できず、利益率が2.6%まで落ちた苦い経験が、今の値付けに効いている。

弱みは4つある。受注がマンションに偏っていること。規模が小さく、価格を決める力が弱いこと。売上の上限を人手が決めること。そして事業が建築ほぼ一本で、谷で逃げ場がないことだ。赤字の年は、2007年3月期、2010年3月期、2012年3月期、2013年3月期と4回ある。

資本の効率は直近で大きく上がった。ROEは15%台で、旧中期計画の目標だった10%を前倒しで超えた。ただ、過去10年の中央値は10%弱だ。筆者は、15%は山の数字で、実力は10%強とみる。

筆頭株主のミサワホームは約19%を持つ。支配はしていないが、この株主の動きは需給に響く。総じて、経営の変わり身は早いが、堀は浅い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は、量が増えない成熟市場だ。それでも今は「作れば儲かる」局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。受け手のゼネコンが仕事を選べるようになり、値上げが通る。上場ゼネコン50社の2025年度の受注は16兆円台、繰越工事も過去最高だ。

大末建設の主戦場は、民間の中型から大型の建築だ。分譲マンションでは長谷工コーポレーションや髙松建設、大手ゼネコンとぶつかる。物流倉庫や商業施設では、準大手から地場まで入り乱れる。規模は小さく、価格を決める力はスーパーゼネコンに劣る。

マンションの需要は、人口減で長くは増えない。ただ会社は、東京23区と福岡は当面人口流入が続くとみる。建築費が上がると分譲価格も上がり、供給戸数は絞られる。数が減っても単価で補えるかが、マンションを主力にする会社の分かれ目になる。

追い風は物流とデータセンターだ。冷凍冷蔵や電気設備の多い建物は、施工の手間が大きく、できる会社が限られる。逆風は人手だ。会社は2030年度までに約80人を増やすと言うが、全業界で奪い合いになる。

10年先は、投資の波が一巡して、国内の量は実質で横ばいか緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。人手の足りない業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が会社の差になる。小さな会社は、地場の事業承継型の買収や準大手との統合で、規模を取りにいく流れが強まるだろう。

資本政策と M&A

資本政策の柱は株主への還元だ。方針は、総還元性向50%以上、かつ純資産に対する配当率(DOE)4%以上。前期の配当は利益の約5割で、今期の上方修正に合わせて増配も決めた。2026年10月には、最大5.9億円の自社株買いも打ち出した。

買収は小粒で、人を取る目的だ。2023年に神島組を48億円で買った。売上9億円に対して営業利益が5億円あり、買収額は利益の9倍ほどに収まる。会社は今後も、施工人員の確保と規模の拡大のためにM&Aを最優先で探すと言う。

2023年に決めた投資計画は、既存事業に50億円、土木・不動産・環境など周辺分野に50億円だった。買収で規模を取る方針は筋が通るが、価格を間違えれば、少ない自己資本を一気に削る。

株主面では、ミサワホームが19%台で筆頭株主に座る。プライム市場の流通株式の基準を満たすため、政策保有株を市場に出し、自己株の公開買付けも使った経緯がある。10年以内に買収の提案を受ける確率は、kabufuの試算で約2割だ。買われれば上振れ要因だが、筆者は筋書きの確率には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建設業の構造が変わった。受け手が仕事を選べる時代になり、採算の悪い工事を取らなくてよい。大末建設は、その変化を最もうまく使った会社の1つだ。前期の受注は1,543億円と34%増え、手持ち工事は1,799億円と売上の1.7年分ある。利益率は3年で2.6%から6.2%へ戻り、今期はさらに上振れた。

会社の計画は保守的だ。2030年度の目標(売上1,400億円、営業利益84億円)は、旧目標を5年早く超えたあとに引き上げたもので、また前倒しになる可能性が高い。人を増やし、買収で施工力を足せば、売上は物価の伸びを大きく上回る。

資本の使い方も本物だ。還元は利益の5割以上、DOEは4%以上と約束し、実際に増配と自社株買いを重ねている。ROEは15%台で、資本コストを大きく上回る。上回る期間が長ければ、価値は時価総額の想定より大きくなる。

さらに、冷凍冷蔵倉庫やデータセンターのような建物では、できる会社が少なく、価格を決める力が付く。創業100周年の2037年に売上3,000億円という野心は、準大手へ上がる意思の表れだ。事業を売る側から見ても、小粒で利益率の高い買収先は、まだ多く残る。

慎重な見方

今の利益は景気の山だ。営業利益率は、過去12年の最高6.6%のすぐ下にあり、20年で4回も赤字になった会社が、その高さを保つとは考えにくい。3年前には、資材高を転嫁できず、利益率が2.6%まで落ちた。資材が落ち着き、受注の競争が戻れば、同じことが起きうる。

会社自身の今期計画も、受注を28%減らす前提だ。手持ち工事が積み上がっているのに、受注を絞るのは、施工できる人が足りないからだ。売上の上限が人手で決まる会社は、利益を伸ばせない。人を80人増やす計画も、業界全体の人の取り合いの中で、人件費を押し上げる。

事業の偏りも重い。マンションと物流倉庫に集中し、土木と不動産の収益はまだ小さい。人口減で長期のマンション需要は細り、建築費の高騰で分譲価格が上がれば、販売が鈍って着工が遅れる。

資本面でも注意がいる。純現金80億円は、先に受け取った工事代金を多く含む。1年前の純現金は13億円で、大型案件の完成で代金が入れ替われば、半分以下に戻る。買収に使えば、一件ごとの失敗が小さな自己資本に重く響く。株価は上方修正で急騰し、期待が先行している。

どちらに重みを置いたか

勝負は拮抗している。事業の質と経営の機動力では強気の見方に分があり、山の高さと偏りの指摘は、慎重な見方が正しい。確率は中立に4割弱を置き、慎重側をやや厚くした。悲観を1割強にしたのは、赤字が4回ある谷の深さと、事業が建築ほぼ一本という偏りを無視できないからだ。強気の見方が強調する手持ち工事は、近い数年の利益を守るが、10年先の利益は守らない。会社の目標は実績が先行しており尊重するが、中立は目標より低めの利益率に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 7,134 円735 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,397 円247 億円)。 今の値に割り戻すと 4,936 円508 億円、今との差 +19.2%、 期待の年率 +8.7%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 13,902 円1,432 億円 3,477 円358 億円 +319.8% +15.4% 1,217 円125 億円
やや楽観 17% 11,021 円1,135 億円 3,049 円314 億円 +239.9% +13.0% 2,392 円246 億円
中立 37% 8,766 円903 億円 2,719 円280 億円 +177.4% +10.7% 4,249 円438 億円
やや悲観 27% 3,288 円339 億円 1,942 円200 億円 +26.3% +2.4% 1,412 円145 億円
悲観 12% 1,301 円134 億円 874 円90 億円 −47.5% −6.2% 261 円27 億円
加重平均100% 7,134 円735 億円2,397 円247 億円 +130.2% +8.7% 9,531 円981 億円

今の株価時価総額 4,140 円426 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 採算選びが続き、買収も当たる 利益 82 億円 · PER 16.9 倍 · 株価時価総額 13,902 円1,432 億円

採算を選ぶ姿勢が10年続き、買収も当たる筋書きだ。マンションの需要は首都圏と福岡で踏みとどまり、冷凍冷蔵倉庫とデータセンターで実績を重ねて、付加価値の高い建物を取れる会社になる。人は増え、施工量は今より2割ほど多い。値上げは物価並み以上に通り、営業利益率は過去最高圏の6.5%を保つ。営業利益は120億円弱になる。

小さな買収が人と受注をまとめて連れてくる。土木も、公共工事の更新を取り込んで一本の柱になる。還元は利益の5割以上を守るが、稼ぐ力が増えて、自己資本の厚みは小さな会社としては十分になる。ROEは15%に届く。ただし国内の量が実質で増えない点は変わらず、業界の山と谷を完全に避けたわけではない。連続して全部がうまくいく必要があり、起きる確率は低い。

  • 建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか):数量 185(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.85(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,823 億円・営業利益 118 億円。185万人日換算 × 1人日あたり 9.85万円、利益率 6.5%

倍率:事業の純利益 82 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.9 倍。全体の PER 16.91 倍、時価総額 1,387 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年続けて採算を選び、冷凍倉庫・データセンターで実績を重ね、買収も当たる筋書き。連続して当たる必要があり、確率は低い。

やや楽観 17% 値上げが続き、買収が一部実る 利益 66 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 11,021 円1,135 億円

値上げが続き、買収も一部が実る筋書きだ。施工量は今より1割ほど増え、物流倉庫と中型マンションで受注を取り続ける。営業利益率は6%を保ち、営業利益は95億円前後に乗る。人手は買収と採用で足し、売上は物価の伸びを少し上回る。

冷凍冷蔵倉庫の実績が評判を呼び、価格競争から少し離れて仕事を取れる。会社の2030年度の目標(営業利益84億円)は達成し、その後は緩やかに伸びる。還元は5割以上で、ROEは13%ほどと資本コストを上回る。ただ、10年の前半に積み上がった手持ち工事が減るため、後半の伸びは鈍る。

土木の2社は公共工事の更新を取り込んで少しずつ育ち、買収も1件か2件は実る。マンションの需要は首都圏で踏みとどまり、物流倉庫が穴を埋める。国内の量が増えない制約は最後まで残るが、値上げと採算の良さが、それを補う。

  • 建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか):数量 165(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.71(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,602 億円・営業利益 96 億円。165万人日換算 × 1人日あたり 9.71万円、利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 66 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍。全体の PER 16.31 倍、時価総額 1,076 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが物価並みに通り、買収と採用で施工力が増えれば、ROEは資本コストを上回る。ただ国内の量が増えないため、これ以上は置かない。

中立 37% 量は少し増え、価格は物価並みの成熟 利益 54 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 8,766 円903 億円

量は少し増え、価格は物価並みに上がる成熟の姿だ。人を増やして施工量は今より5%ほど増える。営業利益率は5%台前半へ、山から降りて落ち着く。営業利益は78億円ほどで、今期の計画(70億円)を少し上回るにとどまる。

マンションは三大都市圏で底堅く、物流倉庫が補う。土木の2社は小さな黒字を保つ。還元は総還元性向50%以上の方針どおりで、自己資本は500億円近くまで積み上がる。ROEは11%ほどと、過去10年の中央値を少し上回る。

2030年度に会社が掲げる84億円の営業利益は、物価の上昇を含めれば届かない水準ではない。ただ、10年を通すと、手持ち工事の山が引いたあとの利益率は戻る。大きな成功も、大きな失敗もない、堅実な10年になる。

  • 建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか):数量 154(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,473 億円・営業利益 78 億円。154万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 5.3%

倍率:事業の純利益 54 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.6 倍。全体の PER 15.55 倍、時価総額 840 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質で少し増え、価格は物価並み。会社の改善策が部分的に効き、山から降りて落ち着く、最も標準的な姿。

やや悲観 27% 受注が細り、採算が谷へ戻る 利益 32 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 3,288 円339 億円

受注が細り、採算が谷へ戻る筋書きだ。資材高の転嫁が止まり、人件費だけが上がる。マンションの着工が減り、受注の競争が戻ると、営業利益率は4%を割って3%台後半になる。施工量は今より1割ほど減り、営業利益は45億円前後に下がる。

赤字の年こそ少ないが、利益は薄くなる。買収した土木の収益は小さく、新しい分野の投資も回収が遅れる。会社は還元を保とうとするが、利益が減って5割の還元は、積み上げた自己資本を食い始める。ROEは7%ほどと資本コストの手前にとどまる。

大きな買収で失敗すれば、さらに悪い。ただ、これは10年の中で起きる普通の谷であり、会社の構造が壊れたわけではない。

  • 建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか):数量 138(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 9.28(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,281 億円・営業利益 46 億円。138万人日換算 × 1人日あたり 9.28万円、利益率 3.6%

倍率:ROE 7.1%(純利益 32 億円 ÷ 自己資本 452 億円)。事業の ROE が資本コスト k 8% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER の上限は 1÷k = 11.4 倍。谷の利益が戻る途中で、ROE は k の手前(0.81 倍)にとどまるため、上限の 7 割 5 分の 8.5 倍に置いた。

確率:資材高の転嫁が止まり、人件費だけが上がる展開。赤字の年が20年で4回ある会社で、小規模・建築一本という偏りもあり、中立に近い厚みで置いた。

悲観 12% 構造的に負け、低採算工事に頼る 利益 10 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 1,301 円134 億円

構造的に負ける筋書きだ。人手が足りない中で、選んで受注する力を失い、低採算の工事を取るしかなくなる。マンションの需要が縮み、倉庫やデータセンターで大手に勝てず、営業利益率は1%台前半まで落ちる。施工量は今の7割ほどに縮み、営業利益は14億円ほどになる。

赤字の年も出て、自己資本は減損で削られる。買収した会社の評価損や、手持ち工事の赤字が重なる。配当は減り、還元は利益の半分に届かない年が続く。

稼ぐ力は小さく、自己資本の厚みを守る力もない。会社の価値は、利益ではなく、保有する資産を売った時の残りで測るしかない。再編や買収の対象になる可能性は高まるが、安い値段での話になる。

  • 建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか):数量 108(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定))× 価格 8.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 925 億円・営業利益 14 億円。108万人日換算 × 1人日あたり 8.57万円、利益率 1.5%

倍率:構造的に優良でなくなり、減損も出た姿。谷の年の純利益は 10 億円で、稼ぐ力は 120 億円ほどにしかならず、床は売れる資産で測る。総資産 596 億円を強制売却で 8 割しか回収できず 477 億円、負債 344 億円は全額払うとして残る約 133 億円を、今の自己資本 252 億円に対する PBR 0.53 倍(時価総額 134 億円)に置いた。

確率:選んで受注する力を失い、構造的に優良ではなくなる筋書き。赤字が4回ある谷の経験と、建築一本の偏りから、1割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築(マンション・物流倉庫・商業施設ほか)

分譲マンションなどの集合住宅、物流倉庫、商業施設、オフィスを請け負って建てる。開示のセグメントは建築の1つで、神島組・川西土木の土木もここに含まれる。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 148 7.14 1,056 66
10 年後 中立 154 9.57 1,473 78

取り方:連結売上1,056億円・営業利益66億円(決算説明資料。セグメントは建築のみ)を現場の労務量で割った。労務費を売上の約35%、日当を約2.5万円と置くと、施工量は約148万人日、1人日あたり売上は7.14万円になる。開示は無く、筆者の推定である。物価の分は価格に入れ、数量は実質(人の数)で置いた。

リスクと懸念

受注の失速と赤字への逆戻り

今期の営業利益率は過去12年の最高に近い。大型案件の完成で受注が細り、手持ち工事が減ると、利益は先に崩れる。会社は今期の受注を28%減らす計画で、すでに山の頂上を見ている。赤字の年は20年で4回あり、谷の深さを無視できない。

人手の上限が成長を止める

売上の上限は、施工できる技能者の数で決まる。2030年度までに約80人を増やす計画だが、業界全体が人を奪い合っており、人件費は上がり続ける。受注があっても施工できず、増収が増益に結びつかないことがある。

建築一本の偏りとマンション需要

受注の約9割がマンション・集合住宅と物流倉庫・商業施設で、事業は建築ほぼ一本だ。人口減で長期のマンション需要は細り、建築費の高騰で分譲価格が上がれば、販売の鈍りが着工を遅らせる。物流倉庫も、投資の一巡が早いと数が減る。

買収の失敗が小さな自己資本に響く

会社は人手の確保と規模拡大のため、買収を最優先で探す。自己資本は252億円と小さく、1件の失敗でも影響が大きい。神島組は利益の約9倍で買ったが、次も同じ水準で買えるとは限らない。高値づかみは、価値を壊す。

純現金の中身は先に受け取った工事代金

純現金は80億円あるが、1年前は13億円だった。大型案件の代金が先に入った結果で、完成して工事未払金を払うと減る。現金を余りと見て自社株買いや買収に使うと、運転資金が足りなくなる恐れがある。

大株主の売却と上場維持

ミサワホームが約19%を持ち、プライム市場の流通株式の基準は、長く未達だった。大株主が売ると株価は急落しうる。逆に、市場区分の見直しや買収の提案は上振れ要因になる。需給は事業と別の理由で、株価を大きく動かす。

今後の分かれ目

営業利益率が2期続けて5%を割ったら
価格転嫁の局面が終わったと見て、やや悲観・悲観の確率を上げ、中立の利益率を下げる。
受注が計画を上回り、手持ち工事が売上の1.5年分を保ったら
近い年の利益は守られ、中立の施工量を上方に直す。ただ、10年先の利益率は変えない。
施工人員を計画どおり増やし、離職が増えなかったら
売上の上限が上がると見て、楽観側の確率を少し増やす。
神島組・川西土木の次に、人員と受注を連れてくる買収が適正な価格でまとまったら
規模の拡大が利益に結びつくか確かめ、やや楽観の確率を上げる。高値なら下げる。
ミサワホームなど大株主が持ち株を大きく減らしたら
需給で株価は下がりうるが、事業の価値は変わらない。買い手が現れるなら、上振れ要因になる。
冷凍冷蔵倉庫やデータセンターの大型案件を継続して受注できたら
価格を決める力が強まったと見て、利益率の上限を上げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と手持ち工事の推移
  • 完成工事の粗利率と営業利益率(6%台を保てるか)
  • 施工人員の増減と離職の動き
  • 買収の有無と価格(利益の何倍か)
  • 大株主(ミサワホーム)の持ち株の変化と、上場維持基準の適合状況
  • 純現金の増減(工事代金の入れ替わり)

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 8%(基本 7.5% + quality 1.25%)を上回る前提で、正当化 PER(RONIC = k + 1/2 ×(ROE − k)、g 4%)の 9 割前後に置いた。ROE が k に届かない谷では、上限 1÷k の 7 割 5 分とした。今の株価(10 月の急騰後)や今の PER(約 11 倍)を見てから決めたわけではなく、逆算もしていない。

中立の利益率は 5.3% で、過去 12 年の最高 6.6% より低く、12 年の中央値 4%台より高い。直近の 6.2%(会社の今期予想は 7% 台)は山の数字として使わなかった。会社の 2030 年度目標(営業利益 84 億円)は、中立の 10 年後(78 億円)に物価込みで近い水準で、目標を採用したわけではない。

純現金 80 億円(時価総額比 19%)は、未成工事受入金と工事未払金の波を含み、余った現金として分けていない。持ち合い株は残高と受取配当が開示から確かめられず、価値を足していない。リースは本社などの賃借で小さい。2028 年 3 月期からの新リース会計基準で BS の形が変わるが、数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.25% = 8.75%。理由は quality_why。個別のリスク(ミサワホームの持ち株、M&Aの実行、上場維持)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 大末建設 2026年3月期決算説明・中長期経営計画の更新(ログミーファイナンス)
  2. 大末建設 業績予想の修正・増配・自社株買い(2026年10月)
  3. 大末建設 2023年3月期決算説明(土木2社のグループ化ほか)

分析日 2026-10-16