株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

株式会社ミライト・ワン 1417

NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,315 円2,887 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,336 円2,905 億円差 −0.6%
10 年後から見ると 適正 価値 3,315 円2,887 億円 · 差 −0.6% · 期待の年率 +6.3%
期待の年率リターン(10 年)+6.3%資本コスト比 −1.4 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ミライト・ワンは、通信工事を軸にした総合の工事会社だ。NTT 東西やドコモの設備工事に加え、ビル・土木の建設、測量、システム開発まで手を広げている。

筆者の結論は「やや割高」だ。理由は、稼ぐ力が資本コストにわずかに届かないからだ。利益率は改善しているが、10 年後の ROE は 8% 前後にとどまる。

2026 年 3 月期は売上 6,000 億円、営業利益 340 億円と、ともに過去最高だった。通信の利益率改善は、会社が掲げた目標を前倒しで達成した。

弱みは 2 つある。通信の工事量は人口減で伸びにくい。もうひとつは、買収した建設会社の利益率が低いことだ。

10 年後の中立の時価総額は、今より 1 割強高い 3,200 億円台。還元を足しても、資本コストを稼ぐには足りない。

還元には前向きだ。総還元性向 50〜70% を掲げ、自社株買いも続けている。ただ、事業の稼ぎが伸びなければ、還元は価値の底上げにはならない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ミライト・ワンは「悪くないが、安くもない会社」だ。事業は消えない。通信設備は誰かが直し続ける。ただ、預金より増える見込みが大きいとは言えない。

10 年後も事業はある。だが堀は広がらない。顧客は少数で、競合は同じ出自だ。強くなる材料は ICT とデータセンターに限られる。

オーナーの手元に残る利益は、純利益の 4 割ほどだ。残りは配当と自社株買いで戻る。設備投資が軽く、利益が現金になりやすい点は好ましい。

気になるのは資本の使い方だ。買収で広げた事業の利益率は低く、ROE は資本コストに届かない。これを上げるのが経営の仕事であり、会社も ROE 10% を掲げる。進捗を見たい。

安全域は薄い。借金は純資産の 2 割ほどで重くはないが、現金が余っているわけでもない。筆者なら、10 年先の ROE が 8% を超える確信が持てるまで待つ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、通信設備の工事だ。NTT 東日本と西日本で売上の 4 分の 1 を占める。光回線やモバイル基地局の工事、品質改善が中身になる。

通信以外の比率は 6 割に達した。会社は 4 つの事業を持つ。NTT 事業、マルチキャリア事業、環境・社会イノベーション事業、ICT ソリューション事業だ。

環境・社会は、ゼネコンの西武建設、測量や地理空間情報の国際航業、再エネ工事などを束ねる。売上の 3 割台半ばを占め、いまやグループ最大の塊になった。ただ利益率は 3% 台と低い。

ICT は、企業や自治体のシステム構築とネットワーク構築が中心だ。売上は全体の 4 分の 1 ほどになる。

グループの従業員は連結で約 1.8 万人。工事は人手がすべてなので、売上は「人数 × 1 人当たり売上」でほぼ決まる。人数は増やしにくい。伸びは単価に頼る。

受注の中身も変わってきた。2026 年 3 月期の受注高は 6,600 億円弱と、売上を上回って積み上がった。NTT 事業と ICT が牽引した。

このため、本稿では通信基盤、環境・社会、ICT の 3 つに分けて見る。人数は売上に比例して配分した推定値だ。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、顧客との関係の深さにある。NTT 系の通信工事は、長年の取引と施工品質で成り立つ。新しい会社が割って入るのは難しい。

ただ、堀は狭い。堀とは、他社がまねできない強みのことだ。顧客は少数で、価格は発注者が握る。競争相手のコムシスやエクシオも、同じ顧客を取り合う。

収益力は高くない。営業利益率は 6% に届かず、過去には 3% 台まで落ちた。ROE は 10 年の中央値で 8% 弱と、資本コストに届かない年が多い。

良い変化もある。NTT とマルチキャリア向けの利益率は、中計の改善目標を前倒しで達成した。環境・社会でも、粗利率は 2 ポイント改善した。

気になるのは、買収した事業の採算だ。西武建設は売上 600 億円に対し営業利益が 15 億円ほどにとどまる。工期が延びる大型案件が重しだ。

筆者が好むのは、競争が緩く、伸ばさなくても現金が出る会社だ。ミライト・ワンは、その条件を満たしていない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

通信工事は、成熟した需要と新しい投資の波が混ざる市場だ。光回線は行き渡り、新規の敷設は減っていく。一方で、老朽設備の更新、モバイルの品質改善、データセンター間の光網の工事が増えている。

追い風はデータセンターと次世代通信だ。国内のデータセンター市場は、2028 年に 5 兆円規模へ拡大するとの見方がある。ただ、建物の電気・空調を一括で請ける会社が恩恵を受けやすい。通信工事だけの会社は、その外側にとどまりやすい。

競争は寡占に近い。大手はコムシス、エクシオグループ、ミライト・ワンの 3 社で、売上はエクシオが約 7,900 億円、コムシスが約 6,300 億円。ミライト・ワンは約 6,000 億円で、規模は近い。同じ顧客を取り合うので、大幅な値上げは難しい。

通信以外では、建設と測量の市場に出ている。ここは競争相手が多く、大手ゼネコンや測量会社が相手になる。通信会社の系列という強みは効きにくい。

最大の制約は人手だ。残業規制が強まった 2024 年以降、技能者の確保が難しい。仕事を増やせないなら、単価で稼ぐしかない。この数年の増益は、その単価転嫁の表れだ。

資本政策と M&A

株主還元は、積極的になった。総還元性向 50〜70% を目標に置き、配当を増やし、自社株買いを続ける。2026 年 5 月には上限 60 億円の自社株買いを決め、利用目的のない自己株式は消却する方針だ。

成長投資は、M&A が柱だ。2019 年にソルコム、2022 年に西武建設、2023 年に国際航業を連結にした。会社は、残る約 450 億円を M&A などに回しても、格付けを保てると見ている。

買う側としての力は確かにある。ただ、買った事業の利益率は低く、のれんの重さと採算が課題になる。筆者は、次の大型買収が価値を壊すかどうかを最も気にしている。

遊休不動産と政策保有株の売却は、目標の 8 割弱まで進んだ。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。

大株主の住友電気工業は、持株比率を 19% 前後から 4% 台まで下げてきた。2019 年には投資ファンドのオアシスが、独立した社外取締役を求めて株主提案をした。統治への目は、いまも続くとみる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

稼ぐ力は、まだ上がる。通信の利益率改善は、会社が掲げた目標を前倒しで達成した。人手不足で、工事ができる会社が限られる。単価を上げやすい局面が続く。

買収した事業も、ようやく実を結ぶ。西武建設の工期問題は、大型案件の完了とともに解ける。国際航業は、測量と地理空間情報を成長の柱にできる。環境・社会の粗利率はすでに 2 ポイント改善した。

ICT はデータセンターと企業の DX の波に乗る。通信から離れた事業が全体の 6 割まで増え、顧客の偏りも薄まった。NTT 向けは 4 分の 1 まで下がった。

資本政策にも余地がある。総還元性向 50〜70% を掲げ、自社株買いを続ける。保有株の売却は 8 割弱まで進んだ。利益が 10 年で 5 割増え、ROE が 10% に近づけば、倍率も 12 倍台に評価される。

同業のコムシスやエクシオと比べても、規模と顧客は近い。利益率が追いつけば、稼ぐ力も追いつく。

慎重な見方

利益率の改善は、山の可能性がある。モバイルの品質改善工事と人手不足の単価転嫁が重なった結果で、続く保証はない。

NTT 向けが売上の 4 分の 1 を占め、設備投資の方針が変われば、受注は一度に減る。ドコモ向けの品質改善は、いずれ一巡する。光回線は人口減で伸びない。

買収した事業の採算は低い。西武建設は売上の割に利益がほとんど出ていない。のれんの償却も重い。国際航業の測量は、公共予算に左右される。

大型案件では、ゼネコンや電気工事の大手が元請けを握る。ミライト・ワンの取り分は下請けに近づく。人件費が物価並みに上がるなら、利益率は広がらない。

過去の ROE は中央値で 8% 弱と、資本コストを下回ってきた。今の改善は、まだ 2 年ほどの実績だ。10 年先まで続くと見るのは強気にすぎる。

そのうえ、借金が純資産の 2 割ほどあり、利払いは金利上昇で増える。大型の買収を重ねれば、さらに重くなる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。通信の改善は本物だが、ROE が資本コストを安定して上回る 10 年は描きにくい。買収した建設・測量の利益率が上がらなければ、全体の稼ぐ力は伸びない。

このため、確率は中立に厚く置きつつ、悲観側の確率を強気側より少し重くした。強気の筋書きでも、今の値段を大きく上回る姿にはならない。

通信で積んだ改善は、買収事業の低採算と相殺される。この差が、割高の判断の最大の理由だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,303 円3,747 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,852 円1,613 億円)。 今の値に割り戻すと 3,315 円2,887 億円、今との差 −0.6%、 期待の年率 +6.3%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 6,862 円5,976 億円 2,272 円1,979 億円 +173.8% +10.6% 913 円795 億円
やや楽観 24% 5,622 円4,896 億円 2,063 円1,797 億円 +130.4% +8.7% 1,844 円1,606 億円
中立 35% 4,528 円3,943 億円 1,874 円1,632 億円 +91.9% +6.7% 2,241 円1,951 億円
やや悲観 22% 2,328 円2,027 億円 1,651 円1,438 億円 +19.3% +1.8% 875 円762 億円
悲観 9% 1,893 円1,649 億円 1,223 円1,065 億円 −6.6% −0.7% 280 円244 億円
加重平均100% 4,303 円3,747 億円1,852 円1,613 億円 +84.5% +6.3% 6,154 円5,359 億円

今の株価時価総額 3,336 円2,905 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 通信の質改善とICTで稼ぐ力が一段上がる 利益 409 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 6,862 円5,976 億円

NTT 向けとモバイル向けの利益率改善が定着し、通信の稼ぎが一段上がる。データセンターや企業の DX 需要で ICT も伸び、全社の営業利益は 600 億円台に乗る。

買収した西武建設と国際航業の黒字が厚くなり、環境・社会の利益率は 5% に届く。工期が延びて利益が出にくい大型案件の問題が解消する筋書きだ。

人手不足で値段を上げやすい状況が続く。人は増やせないので、数量の伸びは ICT に限られる。

ROE は 10% 近くに上がり、総還元性向 60% でも自己資本は厚みを増す。ただ、ここまで揃う確率は高くない。

  • 通信基盤:数量 6,936(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 3,349 億円・営業利益 268 億円。通信基盤
  • 環境・社会イノベーション:数量 6,944(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 45(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 3,152 億円・営業利益 158 億円。環境・社会イノベーション
  • ICT ソリューション:数量 6,357(担当人数(人、推定))× 価格 42(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,666 億円・営業利益 200 億円。ICTソリューション

倍率:事業の純利益 409 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.61 倍、時価総額 5,976 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:強気の筋書きが全部そろう必要がある。通信の利益率改善の定着、ICT の伸び、買収した会社の黒字化が同時に起きる姿で、1 割に置いた。

やや楽観 24% 環境・社会の利益率が上がり、通信は堅調 利益 354 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 5,622 円4,896 億円

会社の計画に近い姿になる。通信は数量が 1 割弱減るが、値上げで売上を保つ。環境・社会は、西武建設の採算が改善し、国際航業の測量・空間情報が育つ。

ICT は企業の DX 需要を取り込み、10 年で売上が 6 割ほど増える。営業利益は 540 億円前後になる。

還元は純利益の 6 割。自社株買いも続き、自己資本の伸びは抑えられる。

大きな買収は織り込まない。小さな買い足しで足りる、穏やかな強気の筋書きだ。

人手不足は続くので、単価の転嫁で利益率を支える。ROE は 9% 近くまで上がるが、資本コストを大きく上回るほどではない。

  • 通信基盤:数量 6,664(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 3,217 億円・営業利益 248 億円。通信基盤
  • 環境・社会イノベーション:数量 6,572(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 45(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,983 億円・営業利益 134 億円。環境・社会イノベーション
  • ICT ソリューション:数量 5,651(担当人数(人、推定))× 価格 42(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,370 億円・営業利益 164 億円。ICTソリューション

倍率:事業の純利益 354 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.8 倍。全体の PER 13.83 倍、時価総額 4,896 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社が掲げる利益率目標に近づく筋書きで、経営の進捗から 2 割台半ばに置いた。

中立 35% 数量は細り、単価で伸びる成熟した会社 利益 304 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 4,528 円3,943 億円

通信の数量は人口減と省力化で 1 割弱減る。NTT の設備投資の方針が大きく変わらなければ、値上げで売上は保てる。

環境・社会は数量が横ばいで、西武建設の工期問題が少しずつ解ける。営業利益率は 4% 前後にとどまる。ICT は 1 割ほど数量が増える。

全社の営業利益は 460 億円台。会社が掲げた利益率の目標には届かないが、今より 3 割以上増える。

還元は純利益の 6 割で、ROE は 8% に届かない。驚きの少ない、地味な 10 年だ。

NTT との関係も、競合との力関係も大きくは変わらない。ICT の伸びと、通信の細りが打ち消し合う。買収した事業の改善は進むが、利益率は低いままだ。

  • 通信基盤:数量 6,324(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 3,053 億円・営業利益 223 億円。通信基盤
  • 環境・社会イノベーション:数量 6,200(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 45(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,814 億円・営業利益 113 億円。環境・社会イノベーション
  • ICT ソリューション:数量 5,180(担当人数(人、推定))× 価格 42(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,172 億円・営業利益 137 億円。ICTソリューション

倍率:事業の純利益 304 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.0 倍。全体の PER 12.97 倍、時価総額 3,943 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:通信の数量は細り、環境・社会の採算は改善途中にとどまる、が最も起こりやすい。3 割台半ばに置いた。

やや悲観 22% 値下げ圧力と数量減で、利益率が崩れる 利益 231 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 2,328 円2,027 億円

NTT が工事の発注価格を抑え、通信の数量は 1 割強減る。単価の上昇も物価に届かない。

環境・社会では、大型建設の工期遅れが繰り返され、利益率は 3% に戻る。ICT も値下げ競争を受け、横ばいにとどまる。

営業利益は 350 億円台。今より少し増えただけで、人件費の上昇に追いつかない。

還元は続ける。だが増配の余地は小さく、自己資本が積み上がる分だけ ROE は 6% 台に下がる。

通信の落ち込みを、他の事業で埋めきれない。買収した事業の改善が遅れ、固定費だけが残る。競合との値引き競争も続く。

  • 通信基盤:数量 5,984(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 47(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,803 億円・営業利益 177 億円。通信基盤
  • 環境・社会イノベーション:数量 5,890(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 44(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,593 億円・営業利益 86 億円。環境・社会イノベーション
  • ICT ソリューション:数量 4,709(担当人数(人、推定))× 価格 41(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,916 億円・営業利益 102 億円。ICTソリューション

倍率:ROE 6.3%(純利益 231 億円 ÷ 自己資本 3,675 億円)。ROE が k 以下なので上限は 1÷k = 12.5 倍。利益率が戻り、堀が薄いとみて、上限の 7 割弱にあたる 8.5 倍に置いた。

確率:NTT 側の発注価格の抑制と、大型案件の採算悪化が重なる筋書き。やや悲観として 2 割強に置いた。

悲観 9% 通信投資の縮小と買収の失敗で優良でなくなる 利益 132 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,893 円1,649 億円

NTT の内製化と投資縮小で、通信の数量が 3 割近く減る。単価も物価に追いつかない。

買収した建設・測量の事業で大型案件の損失が続き、環境・社会の営業利益率は 2% まで落ちる。ICT も価格競争に巻き込まれる。

営業利益は 200 億円台。借金の利払いが重く、純利益は 130 億円にとどまる。

統合で広げた事業が、利益を生まない固定費になる。優良な会社の姿ではなくなる。

人口減、NTT の内製化、買収の失敗が同時に重なる。自己資本は厚いが、稼ぐ力は資本コストを大きく下回る。株主へ戻せる現金も細る。

  • 通信基盤:数量 5,032(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 44(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,212 億円・営業利益 111 億円。通信基盤
  • 環境・社会イノベーション:数量 5,270(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 41(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 2,178 億円・営業利益 48 億円。環境・社会イノベーション
  • ICT ソリューション:数量 4,238(担当人数(人、推定))× 価格 38(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 1,618 億円・営業利益 61 億円。ICTソリューション

倍率:通信投資の縮小と NTT の内製化で数量が 3 割近く減り、買収した建設・測量でも損失が出る構造的な負け。純利益は 132 億円で、ROE は k 以下。稼ぐ力は純利益 ÷ k で約 1,650 億円。売れる資産の側は、総資産 5,740 億円を 8 割で回収し負債 2,940 億円を全額払うと残る約 1,650 億円。どちらも同じ水準で、今の自己資本 2,794 億円に対する PBR 0.59 倍(時価総額 1,649 億円)に置いた。

確率:顧客が少数で、買収した建設会社の損失も重なる構造的な負けの筋書き。1 割弱に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

通信基盤

NTT 東日本・西日本、ドコモ、他の通信会社向けの通信設備工事。光回線、基地局、局舎内機器の工事と品質改善。TTK、四国通建、ラントロビジョンなどの通信系の会社を含む。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 6,800 36 2,450 181
10 年後 中立 6,324 48 3,053 223

取り方:2024 年度の NTT 事業 1,905 億円とマルチキャリア事業 410 億円の合計を、2026 年 3 月期の全社売上の伸びに合わせて 2,450 億円と推定した。営業利益率は 7.4% と置いた推定(通信の利益率改善の目標達成と、四国通建 10.7%・TTK 7.4% から)。連結従業員 17,709 人を売上と作業の重さで配分した。数量は実質、1 人当たり売上は名目で物価並みに上がる想定。

環境・社会イノベーション

西武建設のビル・土木建設、国際航業の測量・地理空間情報、ソルコム、再エネ、街づくり関連の工事。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 6,200 34 2,100 80
10 年後 中立 6,200 45 2,814 113

取り方:2024 年度の環境・社会イノベーション事業 2,038 億円を伸びに合わせて 2,100 億円と推定した。西武建設 616 億円・15 億円、国際航業 496 億円・18 億円、ソルコム 372 億円・14 億円の水準から、利益率 3.8% と置いた推定。人数は売上に比例した推定で、建設の人手が多い分、1 人当たり売上は通信より低い。数量は実質、1 人当たり売上は名目。

ICT ソリューション

企業・自治体向けのネットワーク構築、システム開発、クラウド、データセンター関連の工事とサービス。ミライト・ワン・システムズなど。

数量担当人数(人、推定)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 4,709 31 1,474 91
10 年後 中立 5,180 42 2,172 137

取り方:2024 年度の ICT ソリューション事業 1,433 億円を伸びに合わせて 1,474 億円と推定した。残りの人数(連結 17,709 人から通信と環境・社会を引いた分)を割り当て、営業利益率は 6.2% と置いた推定。全社の営業利益 343 億円から本社費など -9 億円を調整して合わせた。数量は実質、1 人当たり売上は名目。

リスクと懸念

NTT への依存

NTT 東西向けで売上の 4 分の 1 を占め、ドコモを含めると通信会社の設備投資に収益の多くが連動する。NTT が工事の内製化や発注の絞り込みに動けば、受注が一度に減る。交渉力は相手が握る。分散の効かない、構造的なリスクだ。

今の利益率が山の可能性

営業利益は過去最高になったが、利益率は 5.7% にとどまり、過去には 3% 台まで落ちた。モバイルの品質改善工事と人手不足の単価転嫁が重なった結果だ。改善工事が一巡し競争が戻れば、利益率は 4% 台に戻りうる。

買収した建設・測量の低採算

西武建設は売上 600 億円に対し営業利益が 15 億円ほど、国際航業とソルコムも利益率は 4% 前後にとどまる。大型案件の工期が延びる問題は、解消に時間がかかる。のれんの償却や追加の損失が、通信の稼ぎを食う恐れがある。

人手不足で数量を増やせない

工事は人手がすべてで、連結従業員は約 1.8 万人。2024 年の残業規制以降、技能者の確保が難しい。受注があっても施工できず、伸びは単価に頼る。採用と育成の費用が重く、賃金の上昇圧力も続く。

大型 M&A と資本効率

会社は成長投資に約 450 億円を残し、O&M の拡大に必要な M&A を続ける方針だ。高い値段で買えば、ROE がさらに下がる。買わなければ、現金が積み上がり資本効率を問う株主の目が強まる。規律が問われる。

金利上昇と借金

純有利子負債は 625 億円で、時価総額の 2 割を超える。借り換えのたびに金利が上がり、10 年で利益は税引前で約 16 億円削られる推定だ。景気が悪化して利益が落ちれば、借金が重くなる。

新リース会計基準

2028 年 3 月期から、賃借の資産と負債が貸借対照表に載る。自己資本比率や純有利子負債の見え方が変わる。事業の稼ぎは変わらないが、見かけの財務は弱く見える。同業と比べる時は同じ形にそろえる必要がある。

今後の分かれ目

NTT グループが通信工事の内製化や発注の削減を打ち出した時
通信基盤の数量が大きく減り、利益は半分近くまで落ちる。10 年の悲観の筋書きに近づく。
モバイル向けの品質改善工事が一巡し、通信の利益率が元に戻った時
今の利益が山だったと確認される。中立より悲観寄りに進む。
西武建設の大型案件が完了し、環境・社会の営業利益率が 5% に乗った時
強気の筋書きに近づく。買収の価値が確認され、倍率の見方も上がる。
大型 M&A を高い値段で決めた時
ROE が下がり、のれんの償却も利益を削る。資本効率の面で評価が落ちる。
データセンターや企業の DX 向けの受注が、計画を大きく上回って積み上がった時
ICT と環境・社会の利益が全社を押し上げ、強気の筋書きに近づく。
他社からの TOB(公開買い付け)や、同業との再編が起きた時
買い付け価格は今の時価総額に上乗せされるのが普通で、上振れ要因になる。ただ可能性は低いと見て、確率には織り込まない。

見ておくもの

  • NTT 東西・ドコモの設備投資計画と、通信の利益率の推移
  • 環境・社会イノベーションの営業利益率(5% に乗るか)と西武建設の採算
  • ICT ソリューションの売上と、データセンター関連の受注
  • 総還元性向と自社株買いの規模、ROE の進捗(10% 目標)
  • 次の M&A の規模と買収価格
  • 連結従業員数と 1 人当たり売上(人手の確保と単価の転嫁)

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE 6〜10% と g 4%(k 7.75%)から正当化 PER を出し、上限の約 7〜9 割(強気 9 割・中立は 1÷k に ROE÷k 0.99 と 9 割を掛けた 11.1 倍・やや悲観 7 割弱)に置いた。ROE が k に届かない会社は上限が 1÷k(12.5 倍)で、中立はそれより低い。今の株価や同業の倍率は基準にしていない。悲観は、稼ぐ力(純利益 ÷ k)と、総資産の 8 割回収・負債全額払いの残り(約 1,650 億円)がほぼ同じ水準だったため、今の自己資本に PBR 0.59 倍を掛けた。谷の PBR は使っていない。資本コストは基本 7.5% に quality 0.5% を足した 8.0%。同領域のコムシス(0%)より高いのは、買収した建設・測量の採算の低さと純有利子負債による。借金の利払いの増加(10 年で -16 億円、税前)は純利益に入れた。新リース会計基準で営業利益が少し増え純有利子負債が増えるが、10 年後の数字は家賃を営業費用に入れた今と同じ形で置いた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。理由は quality_why。個別のリスク(M&A の実行・統治など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.75%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ミライト・ワン 中期経営計画(要約)
  2. ミライト・ワン 事業セグメントと顧客構成(2026 年 3 月期)
  3. ミライト・ワン 配当・自社株買い

分析日 2026-10-16