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ウエストホールディングス 1407

太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,631 円647 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,176 円863 億円差 −25.1%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,631 円647 億円 · 差 −25.1% · 期待の年率 +4.4%
期待の年率リターン(10 年)+4.4%資本コスト比 −4.6 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ウエストホールディングスは、産業用太陽光の施工・販売を本業に、系統用蓄電所の開発、自社の発電所での売電、省エネ、保守を束ねる再エネ会社だ。電力会社の系列ではなく、創業者系の筆頭株主が 4 割超を持つ独立系である。筆者の結論は、今の値段は割高ということだ。理由は、利益の山を長く続く力として買っているように見えるからである。

2025 年 8 月期の営業利益は 86 億円。これを会社は 2027 年 8 月期に 135 億円まで引き上げる計画だ。押し上げ役は蓄電所で、完成した蓄電所を売る事業が 1 年で 10 か所から 30 か所に増える見込みである。

ただ、この売上は案件が完成して引き渡した年に立つ、いわば単発の稼ぎだ。買い手は商社・金融・電力会社など資金力のある相手で、参入も相次ぐ。太陽光の施工で起きたことが、蓄電所でも起きうる。補助や制度で急に膨らんだ市場は、数年で値段が落ち着く。

財務の弱さも見逃せない。純負債は時価総額の 6 割を超え、自己資本比率は 24% だ。自社発電所の借入が大半とはいえ、金利が上がる 10 年では利益を削る。

筆者は、成長が続く姿も十分ありうると考える。ただ、それを織り込んでも本質価値は今の時価総額をかなり下回る。高い倍率を払うには、利益が何年も同じ水準で続く確信が要る。この事業にその確信は持てない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10 年後も強い事業かが最初の問いである。蓄電所の開発は、いまは利益率が 26% と高い。だが、堀が浅い事業に高い利益率が出ているときは、競争がまだ追いついていないだけだと考える。商社や外資が本格参入すれば、利益率は 10% 台に落ち着く。それが中立の見立てだ。

次に、稼いだお金をどう使っているか。自社の発電所と蓄電所を持つのは理にかなう。ただ、借入に頼って増やす道は、事業の利益が一度崩れたときに身動きを奪う。純負債が時価総額の 6 割を超える会社を、筆者は長く持ちたいとは思わない。

安全域はどうか。悲観の場合、太陽光の施工も蓄電所の販売も大きく落ちる。頼れるのは自社の発電所の売電収入だけだ。資産を売っても負債を払うと手元にほとんど残らず、安全域は薄い。

最後に、わかりやすさ。蓄電所の売上は案件の引き渡しで立つ単発の稼ぎで、来期の姿が読みにくい。会社は 2027 年 8 月期まで利益が伸びると言うが、その先は誰にも見通せない。見通せない事業の利益に、高い倍率は払えない。確信度は低めに置く。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は 5 つある。最大は太陽光の施工と販売で、2025 年 8 月期の売上 329 億円と全体の 7 割弱を占める。工場や公共施設の屋根・遊休地に発電所を建て、完成品を投資家や事業会社に売る。以前は固定価格買取制度(FIT)の開発案件が主力だったが、制度が終わり、いまは自家消費や、買い手が先に決まる非 FIT 案件へ移っている。大阪ガスとは資本業務提携を結び、新しく作る非 FIT の電気 80 万 kW を優先して売る取り決めがある。

2 本目が系統用蓄電所である。送電網につないで電気を貯め、市場で売り買いする大型の蓄電池施設だ。ウエストは用地探しから設計・建設までを自前で行い、完成した蓄電所を売る。2025 年 8 月期は 10 か所を売って売上 57 億円、営業利益 15 億円。利益率は 26% と、ほかの事業の倍近い。2026 年 4 月には広島で 1 万 kW 級の蓄電所を稼働し、初めて自社で持った。運用は東芝に任せる。

残りの 3 つは、積み上がる側の収入である。自社発電所の売電とグリーン電力の供給が売上 62 億円、省エネ設備の賃貸が 12 億円、太陽光と蓄電所の保守が 20 億円。この 3 つで営業利益は 25 億円ほど。景気や案件の波に左右されにくい。

会社の目標は、日本一の「ファブレス」再エネ電力会社だ。工場は持たず、機器は中国・台湾・韓国から輸入し、施工は協力会社に任せる。従業員は連結で約 360 人、単体では 34 人と、身軽な持株会社である。

優良さと弱いところ

優良な会社かといえば、実力は高いが、堀は浅いと筆者は見る。営業利益率は 18% と、建設業としては異例に高い。過去 10 年の自己資本利益率(ROE)の中央値は 20% に近く、資本効率のよい会社だったのは確かだ。

ただ、その高さの出どころが問題である。太陽光の施工も、蓄電所も、買い手が決まれば利益が立つ、案件ごとの勝負だ。他社がまねできない強みと呼べるのは、用地と系統接続の権利を先に押さえる開発力、そして電力を買う相手とのつながりくらいだ。どちらも、資金力のある商社や電力会社が本気を出せば追いつかれうる。

利益率は、実は山と谷の振れが大きい。10 年前は 15%、2017 年は 8% まで落ち、2006 年と 2008 年には赤字の期もある。経営は創業者系の 1 人の株主が 4 割超を握るため、意思決定は速いが、少数株主の利益は経営者の考え方に左右される。

財務は薄い。自己資本比率は 24% で、純負債は自己資本の 1.6 倍だ。借入の一部は発電所を担保にしたもので返済の責任が限られるが、財務制限条項付きの借入が 109 億円ある。そのため景気や金利で崩れる余地が、同じ領域の電力系の会社よりずっと大きい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

この会社が戦う市場は、国内の太陽光施工と、系統用蓄電所の 2 つで、電力会社系の電気工事会社とは別物だ。

太陽光の施工は、FIT の終わりで頭打ちになった。新しい需要は、自家消費・PPA(電気の長期売買契約)・屋根置きなどで、1 件が小さく、競争が厳しい。ウエストの再エネ受注残は 2025 年 8 月末で 26 億円と、前年の半分にまで減った。国内の人口は減り、土地や系統の制約も強まるので、数量は中立で 10 年に 0.9 倍前後とみる。

一方の蓄電所は、国の脱炭素電源の入札で蓄電池が 100 万 kW 超、1 回目と 2 回目で計 2 GW 超が選ばれるなど、国の後押しで急に立ち上がる市場である。ウエストは 2030 年度までに 6 か所・20 万 kW の大型蓄電所を開発する計画を持つ。再エネが増えるほど、余った電気を貯める需要は伸びる。数量が増えるのは確かだ。

問題は値段である。蓄電池の価格は世界で下がり続けており、設備価格が下がれば、完成品を売る値段も下がる。しかも開発会社が増えれば、用地や接続枠を取り合い、利益率は縮む。住友商事や外資系ファンドなど、資金力のある競合がすでに動いている。需要が伸びても、開発で稼ぐ会社の取り分は薄くなると考えるのが自然だ。

10 年先には、蓄電所は売って稼ぐ事業から、持って稼ぐ事業へ移る。ウエストも自社保有を増やす方針で、方向は正しい。ただ、持つ事業は資金と借入を食い、ROE は下がる。

資本政策と M&A

資本政策は、成長に使う会社の姿である。配当は期末の年 1 回で、2025 年 8 月期の配当性向は 48% で、2026 年 8 月期は増配を予想する。自社株買いは 2024 年 8 月期に約 28 億円を行ったが、2025 年 8 月期はゼロだった。

稼いだお金の使い道は、自社発電所と蓄電所の保有だ。純負債は 2014 年 8 月期の実質無借金から、2025 年 8 月期は 584 億円まで増えた。三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券と約 70 億円の蓄電所ファンドを組み、外部の資金も使う。借入の一部は発電所の収入だけで返す形で、会社全体への影響を抑えている。

M&A は、これまで大型のものは確認できない。筆頭株主は吉川隆氏で、持株比率は 43.8% だ。JERA が約 2.4%、信託銀行が約 6% を持つ。創業者系の大株主が支配しているため、買収される可能性は低いが、非上場化(MBO)や親族への承継が話題になる可能性は残る。

筆者が気にするのは、利益が伸びる局面で借入も増えている点だ。成長のお金を外から借りる会社は、金利が上がる 10 年では利益が削られる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

蓄電所は、国策で必ず伸びる市場だ。再エネが増えれば、余る昼の電気を貯めて夜に使う仕組みが要る。国の長期脱炭素電源の入札でも、蓄電池は大きな枠を取った。ウエストはその中で、用地・系統接続・建設・保守まで一貫して行う数少ない独立系だ。東芝や大阪ガス、三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券など、買い手や運用の相手も押さえている。

実績も出ている。2025 年 8 月期は 10 か所を売り、営業利益率 26% を稼いだ。2026 年 8 月期の第 3 四半期までの累計営業利益は 46 億円と前年の 2.3 倍で、会社予想は市場の期待を下回る水準だった。次の期は 30 か所・180 億円を見込む。

太陽光の施工は FIT が終わって落ち込むが、自家消費と非 FIT で別の柱ができる。自社の発電所と蓄電所が増えれば、売電や運用の収入が毎年積み上がり、案件の波が小さくなる。営業利益率 20% 前後を保てるなら、10 年後の営業利益は 250 億円を超える。ROE も 20% 近くに戻る。創業者が 4 割を持つ会社は意思決定が速く、市場の変化に先回りできる強みもある。

慎重な見方

今の利益は、蓄電所の初期ブームで押し上げられた山だ。完成品を売る事業は、案件が途切れれば翌年の売上が消える。しかも 2025 年 8 月期の営業利益は、前期より 18% 減っていた。太陽光の施工が縮み、蓄電所がその穴を埋めている段階にすぎない。

蓄電所の開発には、商社・金融・電力会社が次々に入ってくる。用地や接続枠の争奪が起きれば、利益率 26% は保てない。蓄電池の価格は世界で下がり続けており、売値も下がる。制度の見直しで入札の条件が変われば、案件ごと消える恐れもある。

借入が重いのも気がかりだ。純負債は 584 億円と時価総額の 6 割を超え、自己資本比率は 24%、利払いを払う力は営業利益の 8 倍にとどまる。金利が上がる 10 年では、利払いだけで年 15 億円ほど利益が削られる。財務制限条項付きの借入が 109 億円あり、利益が落ちれば条件に触れる可能性もある。

経営は創業者系の 1 人が 4 割超を握り、会社の資金の使い道に少数株主の声は届きにくい。しかも 2006 年と 2008 年には赤字の期があり、過去の高い ROE は例外的な好況だった。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。蓄電所の需要が伸びること自体は疑わないが、開発で稼ぐ会社の取り分は、競争と電池価格の下落で薄くなる。会社の計画が通っても、10 年後に利益が 2027 年の水準を大きく上回るとは考えにくい。

確率は、中立を中心にやや悲観側へ寄せた。強気の筋書きは、蓄電所の販売が 10 年続いて高い利益率も保つ条件が重なる。実現すれば大きいが、確率は 1 割にとどめた。逆に、借入の重さと案件の波を考えると、やや悲観が 2 割台半ばは妥当だ。悲観の確率は、利益の山が崩れて借入が重荷になる姿として 12% に置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/08 期)

確率で加重した株価時価総額 2,420 円960 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 936 円371 億円)。 今の値に割り戻すと 1,631 円647 億円、今との差 −25.1%、 期待の年率 +4.4%(資本コスト 9.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 6,075 円2,409 億円 1,614 円640 億円 +253.3% +13.5% 769 円305 億円
やや楽観 20% 3,742 円1,484 億円 1,261 円500 億円 +129.9% +8.7% 1,001 円397 億円
中立 33% 2,678 円1,062 億円 1,109 円440 億円 +74.1% +5.7% 1,250 円496 億円
やや悲観 25% 632 円251 億円 555 円220 億円 −45.4% −5.9% 297 円118 億円
悲観 12% 183 円72 億円 151 円60 億円 −84.7% −17.1% 40 円16 億円
加重平均100% 2,420 円960 億円936 円371 億円 +54.2% +4.4% 3,356 円1,331 億円

今の株価時価総額 2,176 円863 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:蓄電所の開発が 10 年続き、保有の収入が土台になる 利益 168 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 6,075 円2,409 億円

蓄電所は国の脱炭素電源の入札と、自社保有の増加で、10 年にわたって数量が伸びる。ウエストは用地・系統接続・建設・保守の一貫体制で他社に先んじ、年 250MW 規模の販売を保つ。電池の価格は下がるが、大きな案件の比率が上がり、1MW あたりの販売額は保たれる。

自社保有の発電所と蓄電所の収入は 140 億円を超え、案件の波を和らげる。太陽光の施工は自家消費と非 FIT で下げ止まり、大阪ガスなどへの販売が支える。借入は発電所の収入で返せる形が中心で、金利上昇の影響も吸収できる。

創業者系の筆頭株主の方針も、配当と成長投資のバランスが取れた形で続く。営業利益は 290 億円近くに達し、ROE も 20% 近くを保つ。10 年のあいだ競合に押されず、利益率を守り切る、うまくいった姿である。

  • 太陽光 EPC・販売:数量 260(施工容量(MW、推定))× 価格 182(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 472 億円・営業利益 61 億円。自家消費・非 FIT に切り替わり下げ止まる
  • 系統用蓄電所の開発・販売:数量 250(販売容量(MW、推定))× 価格 330(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 825 億円・営業利益 182 億円。年 250MW を販売、利益率も保つ
  • 電力(自社売電・グリーン電力供給):数量 700(販売電力量(GWh、推定))× 価格 21(平均販売単価(円/kWh))→ 売上 144 億円・営業利益 38 億円。自社保有の増加で売電収入が積み上がる
  • 省エネ(ESCO):数量 140(契約施設数(件、推定))× 価格 13(1 件あたり売上(百万円))→ 売上 18 億円・営業利益 5 億円。更新需要で件数が増える
  • メンテナンス(O&M):数量 2,400(管理容量(MW、推定))× 価格 1.74(1MW あたり年間売上(百万円))→ 売上 42 億円・営業利益 13 億円。管理容量が自社施工分で伸びる

倍率:事業の純利益 168 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.3% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍。全体の PER 14.34 倍、時価総額 2,409 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:蓄電所の販売が 10 年続き、利益率も保ち、保有の収入が土台に育つ条件が重なる必要があり、競合と電池価格の下落を考えると 1 割にとどめた。

やや楽観 20% やや楽観:蓄電所は伸びるが、利益率は競争で落ち着く 利益 112 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,742 円1,484 億円

蓄電所の販売は年 180MW 規模に育つ。競合の参入と電池価格の下落で、利益率は今の 26% から 20% に落ち着く。それでも用地と接続枠を持つ強みで、案件は途切れない。

太陽光の施工は FIT の終わりで縮むが、自家消費の需要で 10% ほどの減少にとどまる。自社発電所の売電収入は積み上がり、電力事業は 120 億円を超える。省エネと保守も、自社施工分の増加で緩やかに伸びる。

借入は増えるが、収入が積み上がる分で返済を支え、財務制限条項に触れる場面はない。配当は利益の 5 割を保つ。営業利益は 200 億円ほどで、ROE は 15% 近い。大きな失敗もなく、大きな成功もない、起伏の少ない 10 年になる。

  • 太陽光 EPC・販売:数量 245(施工容量(MW、推定))× 価格 179(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 438 億円・営業利益 55 億円。自家消費の需要で減少が緩やか
  • 系統用蓄電所の開発・販売:数量 180(販売容量(MW、推定))× 価格 315(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 567 億円・営業利益 113 億円。利益率は 26% から 20% へ落ち着く
  • 電力(自社売電・グリーン電力供給):数量 600(販売電力量(GWh、推定))× 価格 21(平均販売単価(円/kWh))→ 売上 124 億円・営業利益 31 億円。自社発電所の積み増しで増加
  • 省エネ(ESCO):数量 135(契約施設数(件、推定))× 価格 13(1 件あたり売上(百万円))→ 売上 17 億円・営業利益 5 億円。契約が緩やかに伸びる
  • メンテナンス(O&M):数量 2,200(管理容量(MW、推定))× 価格 1.74(1MW あたり年間売上(百万円))→ 売上 38 億円・営業利益 12 億円。自社施工分が積み上がる

倍率:事業の純利益 112 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.7% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.2 倍。全体の PER 13.25 倍、時価総額 1,484 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:蓄電所の数量は伸びるが、競合の参入で利益率は 20% 前後に下がる姿。会社計画に近いが、10 年の持続は割り引いて 2 割とした。

中立 33% 中立:蓄電所は伸びるが、取り分が薄くなり利益は横ばい 利益 86 億円 · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 2,678 円1,062 億円

蓄電所の需要は国の後押しで伸び、販売は年 130MW ほどに育つ。ただ、競合の参入で利益率は 18% に下がり、電池の価格下落で 1MW あたりの販売額も伸びない。売上は増えても、利益は 2027 年 8 月期の計画とほぼ同じ水準にとどまる。

太陽光の施工は FIT の終わりで 10% 弱縮み、自家消費・非 FIT の案件が埋める。自社発電所と蓄電所の保有が増え、電力事業の売上は 100 億円を超える。省エネと保守は地味ながら着実に増える。

純負債は発電所の増加とともに増え、金利が上がるので、利払いが利益を 15 億円ほど削る。配当は利益の 5 割強を続け、自己資本は薄いまま緩やかに積み上がる。営業利益は 150 億円台で、物価で名目が伸びる分を、競争が相殺する 10 年になる。

  • 太陽光 EPC・販売:数量 230(施工容量(MW、推定))× 価格 176(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 405 億円・営業利益 49 億円。自家消費・非 FIT で縮みを緩和
  • 系統用蓄電所の開発・販売:数量 130(販売容量(MW、推定))× 価格 300(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 390 億円・営業利益 70 億円。利益率は 18%。電池価格が実質で 2 割ほど下がり(10 年 0.8 倍)、物価の 1.34 倍を打ち消して売値は 1.05 倍にとどまる
  • 電力(自社売電・グリーン電力供給):数量 520(販売電力量(GWh、推定))× 価格 21(平均販売単価(円/kWh))→ 売上 107 億円・営業利益 27 億円。自社保有の増加で売電収入が伸びる
  • 省エネ(ESCO):数量 130(契約施設数(件、推定))× 価格 13(1 件あたり売上(百万円))→ 売上 17 億円・営業利益 5 億円。契約が緩やかに増える
  • メンテナンス(O&M):数量 2,000(管理容量(MW、推定))× 価格 1.74(1MW あたり年間売上(百万円))→ 売上 35 億円・営業利益 11 億円。管理容量が増える

倍率:事業の純利益 86 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.9% が k 9.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.3 倍。全体の PER 12.35 倍、時価総額 1,062 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:蓄電所の需要の伸びと、競争・電池価格の下落による取り分の低下がほぼ釣り合う、最も重みを置く姿。

やや悲観 25% やや悲観:競争と電池価格の下落で、蓄電所の稼ぎが細る 利益 33 億円 · PER 7.6 倍 · 株価時価総額 632 円251 億円

蓄電所の開発に商社や外資が本格的に参入し、用地と接続枠の取り合いが激しくなる。ウエストの販売は年 60MW にとどまり、利益率は 12% まで落ちる。電池価格の下落で売値も下がり、開発で稼ぐ事業は見る影もなく細る。

太陽光の施工は FIT の終わりと人口減で、年 170MW まで縮む。価格競争で利益率は 8% 台に落ちる。自社発電所の売電は残るものの、出力抑制と市場価格の低下で伸びは鈍い。

借入は金利が上がる中で重荷になり、利払いが利益を大きく削る。配当は維持するが、成長投資は止まる。営業利益は 70 億円ほどで、ROE は資本コストを下回る。稼ぎの柱が一つ崩れ、会社は守りに入る 10 年だ。

  • 太陽光 EPC・販売:数量 170(施工容量(MW、推定))× 価格 168(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 286 億円・営業利益 24 億円。FIT 終了と人口減で縮小、価格競争
  • 系統用蓄電所の開発・販売:数量 60.0(販売容量(MW、推定))× 価格 270(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 162 億円・営業利益 19 億円。競争で件数も利益率も落ちる
  • 電力(自社売電・グリーン電力供給):数量 450(販売電力量(GWh、推定))× 価格 21(平均販売単価(円/kWh))→ 売上 93 億円・営業利益 20 億円。出力抑制と市場価格の低下で伸びが鈍る
  • 省エネ(ESCO):数量 110(契約施設数(件、推定))× 価格 13(1 件あたり売上(百万円))→ 売上 14 億円・営業利益 4 億円。契約が減る
  • メンテナンス(O&M):数量 1,800(管理容量(MW、推定))× 価格 1.74(1MW あたり年間売上(百万円))→ 売上 31 億円・営業利益 9 億円。管理容量の伸びが鈍い

倍率:事業の ROE 5.9% は k 9% 以下。伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 10.5 倍が上限。ROE が k を下回り、利益率の低い事業が中心になるので、上限の 7.2 割の 7.6 倍に置いた。純利益 33 億円 × 7.6 倍で時価総額 251 億円。

確率:競合の参入と制度の見直しで蓄電所の販売が伸びず、太陽光の施工も縮み続ける姿。借入の重さを考え、2 割台半ばに置いた。

悲観 12% 悲観:蓄電所の事業が崩れ、借入が重荷になる 利益 −5 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 183 円72 億円

蓄電所は制度の見直しと競合の参入で、販売が年 15MW にまで落ち込む。残った案件も、電池の値下がりで赤字になる。太陽光の施工も縮み、受注は低迷して固定費が重くのしかかる。

自社発電所は出力抑制と電力価格の下落で、収入が想定を下回る。借入の返済と金利上昇で、利払いが営業利益を上回り、財務制限条項に触れて借り換えの条件が悪化する。配当は大きく減らし、資産の売却で借入を返す。

営業利益は 10 億円を割り、純利益は赤字になる。筆頭株主の 4 割超の持株も、経営の立て直しに動く。会社は、稼ぎの柱を失い、もう優良ではなくなった 10 年だ。

  • 太陽光 EPC・販売:数量 100(施工容量(MW、推定))× 価格 151(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 151 億円・営業利益 6 億円。受注が低迷し固定費が重い
  • 系統用蓄電所の開発・販売:数量 15.0(販売容量(MW、推定))× 価格 250(1MW あたり販売額(百万円))→ 売上 38 億円・営業利益 −2 億円。制度の見直しと競争で販売が激減
  • 電力(自社売電・グリーン電力供給):数量 300(販売電力量(GWh、推定))× 価格 17(平均販売単価(円/kWh))→ 売上 51 億円・営業利益 8 億円。出力抑制と市場価格の低下で収入が減る
  • 省エネ(ESCO):数量 90.0(契約施設数(件、推定))× 価格 13(1 件あたり売上(百万円))→ 売上 12 億円・営業利益 2 億円。契約が減る
  • メンテナンス(O&M):数量 1,500(管理容量(MW、推定))× 価格 1.74(1MW あたり年間売上(百万円))→ 売上 26 億円・営業利益 7 億円。管理容量の伸びが止まる

倍率:稼ぐ力はほぼ無く、床は売れる資産の税後で測る(赤字の谷で EV ÷ 営業利益は 100 倍を超えるが、利益が小さい年の値で参考にならない)。自己資本は減損で 222 億円に減るとして、今の自己資本 362 億円に PBR 0.2 倍を掛けた。

確率:利益の山が崩れて借入が重荷になる姿。過去に赤字の期が 2 回あり、財務の脆さもあるため、悲観を 12% に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

太陽光 EPC・販売

産業・公共向け太陽光発電所の設計・施工・販売。FIT の開発型から、自家消費・PPA・非 FIT 向けの受託型へ移っている。

数量施工容量(MW、推定)価格1MW あたり販売額(百万円)売上営業利益
今 2025/08 250 132 329 46
10 年後 中立 230 176 405 49

取り方:再エネ事業の売上 328.8 億円(有報)を、施工容量と 1MW あたりの販売額に分けた推定。開示は金額だけなので、年 250MW・1.3 億円/MW とおいた。容量は実質、販売額は名目。

系統用蓄電所の開発・販売

特別高圧・高圧の系統用蓄電所を開発・建設して販売する。2025 年に事業化し、自社保有も増やす。

数量販売容量(MW、推定)価格1MW あたり販売額(百万円)売上営業利益
今 2025/08 20.0 286 57 15
10 年後 中立 130 300 390 70

取り方:蓄電所の売上 57.1 億円は 10 か所の販売(有報)。高圧中心で 1 か所約 2MW と仮定し、年 20MW・2.9 億円/MW とおいた。推定。 売値は電池価格の下落が物価を打ち消し、名目で伸びにくい(10 年で 1.05 倍)。

電力(自社売電・グリーン電力供給)

自社の太陽光発電所の売電と、顧客へのグリーン電力の供給。ストック収益の柱。

数量販売電力量(GWh、推定)価格平均販売単価(円/kWh)売上営業利益
今 2025/08 400 15 62 16
10 年後 中立 520 21 107 27

取り方:電力事業の売上 61.6 億円を、年 400GWh・電力単価(円/kWh)15.4 に分けた推定。自社発電所は 2.3 億円/MW 前後で積み増している。

省エネ(ESCO)

顧客の設備を省エネ機器に更新し、設備の賃貸料と電気代の削減分で回収する。

数量契約施設数(件、推定)価格1 件あたり売上(百万円)売上営業利益
今 2025/08 120 9.63 12 3
10 年後 中立 130 13 17 5

取り方:省エネ事業の売上 11.6 億円を 120 件・1 件約 960 万円に分けた推定。

メンテナンス(O&M)

太陽光・蓄電所の保守運用。自社施工分が管理容量に積み上がる。

数量管理容量(MW、推定)価格1MW あたり年間売上(百万円)売上営業利益
今 2025/08 1,500 1.30 20 6
10 年後 中立 2,000 1.74 35 11

取り方:メンテナンスの売上 19.5 億円を、管理容量約 1.5GW・年 130 万円/MW に分けた推定(約 710 件・約 1GW 規模の施工実績から見て妥当な桁)。

リスクと懸念

蓄電所の利益率の低下と案件の途切れ

蓄電所の売上は完成品を売った年に立つ単発の稼ぎで、営業利益率 26% が保たれる保証はない。商社・金融・電力会社の参入で用地や接続枠の争奪が強まれば、利益率は縮み、次の年の売上は読みにくくなる。会社が見込む 2027 年 8 月期の 30 か所が遅れれば、利益計画の核が崩れる。

太陽光の施工の縮小

FIT の開発案件が終わり、再エネ事業の売上は前期 22% 減、営業利益は 45% 減だった。受注残は 26 億円で前年の半分以下に落ちている。自家消費・非 FIT の受託型への切り替えが進まなければ、最大の売上の柱が細り続ける。

借入の重さと金利

純負債は 584 億円で、時価総額の 6 割を超える。借入の一部は発電所の収入だけで返す形だが、財務制限条項付きの借入が 109 億円ある。金利が 3.5% 前後まで上がれば、10 年で利益が 15 億円ほど削られる。

制度と系統の制約

蓄電所の入札条件や、再エネの出力抑制、電気事業法の改正は、案件ごとの採算に直接効く。農地転用や地域住民の合意が遅れると、引き渡しが翌期にずれ、利益の期ずれが起きる。

調達と為替

太陽光パネルや蓄電池は、中国・台湾・韓国のメーカーから輸入する。円安や輸出規制、メーカーの供給の都合で、仕入れ値と工期が動く。為替は筋書きでは 150 円で固定したが、現実には利益の振れ要因だ。

筆頭株主への依存とガバナンス

筆頭株主の吉川隆氏は 43.8% を持つ。意思決定は速いが、資金の使い道や配当の方針は支配株主の考えに左右される。単体の従業員は 34 人と少なく、持株会社の統治は 41 社の子会社への目配りに頼る。

今後の分かれ目

蓄電所の販売が 2027 年 8 月期に会社計画どおり 30 か所前後に届いたら
やや楽観・楽観の確率を上げてよい。開発力が競争の中でも通用する証拠になる。
蓄電所の 1 か所あたりの販売額や利益率が目に見えて下がったら
やや悲観側へ重みを移す。開発事業の稼ぎが薄くなり始めた合図だ。
自社保有の発電所・蓄電所からの収入が全体の利益の半分を超えたら
利益の質が上がり、倍率を高めに置いてよい。案件の波が小さくなる。
再エネ事業の受注残が増加に転じたら
太陽光の施工が底を打った証拠として、中立の数量をやや上げてよい。
財務制限条項に触れる、または借入の借り換え条件が悪化したら
悲観の確率を上げる。借入の重さが利益を食う局面に入る。
筆頭株主の持株の売却や、非上場化の提案が出たら
資本政策の前提が変わる。買付価格しだいで評価を見直す。

見ておくもの

  • 蓄電所の販売件数・1 か所あたりの販売額・利益率(四半期)
  • 再エネ事業の受注残の増減
  • 自社発電所・蓄電所の稼働容量と電力事業の利益
  • 純負債と財務制限条項の状況
  • 長期脱炭素電源オークションの入札条件と蓄電池の落札量

倍率と資本コストの決め方

数量と価格は、売上をセグメントごとに MW・件・GWh と名目単価に分けた推定で、今の株価は使っていない。価格は物価 3% を入れた 10 年 1.34 倍を基本に置き、蓄電所だけは、電池価格の実質 2% 前後の下落(中立で 10 年 0.8 倍)が物価 1.34 倍を打ち消し、名目 1.05 倍にした。倍率は ROE と k から式で出し、市場の PER は参照していない。今の時価総額は最後に比べただけで、本質価値が下回る結論は、利益の山を買っている面と、k を 9% と高く置いた効果の両方による。k は同じ領域の電力系の会社(8.0〜8.2%)より高いが、系列の安定受注が無い点、借入の重さ、政策依存の寿命から quality を +2.0% とした。同領域でも事業の中身が違うため、市場の見通しは電力系の節ではなく固有に置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.6→14.34 倍・やや楽観 PER 10.9→13.25 倍・中立 PER 10.6→12.35 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 2.0% = 9.5%。同じ領域の電力系の工事会社(quality 0.2〜0.8%)より高いのは、系列の安定受注が無く、政策と市場に値段が左右される点と、純負債が時価総額の 6 割を超える点のため。個別のリスクは筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.50% → 9.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 株式会社ウエストホールディングス 有価証券報告書 FY2025(要約)
  2. ウエストHD、広島で蓄電所稼働 自社太陽光発電所に併設(日本経済新聞 2026-05-12)

分析日 2026-10-16