株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

テクノ菱和 1965

産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,761 円1,083 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,088 円1,285 億円差 −15.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,761 円1,083 億円 · 差 −15.7% · 期待の年率 +4.8%
期待の年率リターン(10 年)+4.8%資本コスト比 −3.0 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

テクノ菱和は、工場やビルの空調とクリーンルームを設計し、施工する設備工事会社だ。売上は約 1,000 億円。製薬・食品・電子部品の工場に強い。筆者の結論は、今の値段は割高というものだ。会社の力は本物だが、今の利益率は高すぎる。

2026 年 3 月期の営業利益率は 16.0% だった。5 年前は 3% で、過去 20 年の中心も 5% 前後にすぎない。2 年で純利益が 2.6 倍になった会社を、そのままの形で 10 年先まで伸ばすことはできない。

稼ぎの源は単純だ。顧客の工場が建つか、設備を入れ替えるたびに工事を受ける。国内の工事量は人手不足で頭打ちになる。それでも、物価の上昇分は工事の値段に乗る。数量は横ばいから微増、値段は物価並みという地味な成長を、筆者は中心に見る。

利益率は 10 年で 9% 台まで戻ると筆者は見る。それでも過去 20 年の中心の約 2 倍で、今より楽な見立てではない。今の高さは、選別受注と施工の効率化が効いた分と、好況で値段が取れた分の合計だ。後者は競争が戻れば削られる。

財務は極めて堅い。借金を引いても 180 億円ほどの現金があり、自己資本比率は 66% ある。傾く心配はない。気になるのは使い方だ。配当は純利益の 3 割前後で、稼いだ現金の多くは社内に残っている。

安全域で言えば、強気の見方に分があるのは、受注残と選別受注が当面の利益を守る点だ。慎重な見方に分があるのは、10 年先の利益率である。後者が強いと筆者は見る。事業は壊れないが、今の値段が払う価値は、10 年先の中心の姿を下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で最初に問うのは、10 年後もこの利益が残るかだ。この会社の利益の大半は、この 2 年で積み上がった分に見える。営業利益率は 5% から 16% へ跳ねた。半分は選別受注と施工の効率化で残り、半分は好況で取れた値段で、競争が戻れば削られる。

次に、株主が自由に使える利益を見る。工事会社は大きな設備投資がいらない。利益のほとんどを株主へ戻せる事業だ。それなのに、実際の還元は 3 割前後にとどまる。残りは社内の現金と運転資金になった。使い道が見えない現金は、時間とともに ROE を下げる重しになる。

経営は堅実だが、資本の使い方は評価が割れる。大きな買収で失敗していない点はよい。一方で、配当と自社株買いの方針が曖昧で、現金の使い道を株主に示していない。

堀は、産業空調の実績という狭いものだ。幅の広い堀ではない。10 年先に今の高い利益率を保つには足りないと筆者は見る。

安全域の面では、今の値段は 10 年先の中心の姿を上回る。ただ、会社は危うくない。自己資本は厚く、現金は積み上がっている。悪い年でも、持ち続けて傷む会社ではない。

本質価値は、工事の量が横ばいから微増、値段が物価並み、利益率が 9〜10% へ戻るという中心の見立てで決まる。その見立てでは、本質価値は今の時価総額を下回る。ただし割高の幅の一部は、積み上がる現金が埋める。

何で稼ぐ会社か

収益の柱は空調設備工事だ。オフィス・病院・官公庁などの一般空調と、製薬・食品・半導体・電子部品の工場向けの産業空調に分かれる。後者は、温度・湿度・空気の清浄度を細かく管理するクリーンルームが中心で、設計の難しさが高い。値段も取りやすい。

顧客は 2 通りある。1 つは建物を建てるゼネコンで、下請けとして空調を請け負う。もう 1 つは工場を持つメーカーで、直接受注する案件もある。産業空調は、顧客の投資計画の 1 年ほど前から設計が始まる。投資の話を早くつかむ営業力が、そのまま受注の差になる。

工事の売上は、受注してから完成まで 1〜2 年かかる。だから受注高が先行指標になる。2025 年 3 月期は、産業設備の受注が 661 億円(前の年の 1.3 倍弱)に伸びた。半導体関連や食品、電子部品の大型工事が効いた。2026 年 3 月期の前半は、その反動で受注が減った。

設計から施工管理、保守まで自社で一貫して手がける。納めたあとの保守は、既存の顧客に続けて営業できる。景気の波を和らげる、数少ない安定した収入だ。

海外はインドネシアが中心で、売上に占める割合は小さい。日系企業の工場が主な顧客だ。開示が粗いので、売上は 50 億円規模と推定する。会社は足場固めの段階と位置づけている。

工場や店舗を持たず、稼ぎは人と技術から出る。大きな設備投資がいらないので、利益の多くは現金として残る。この構造は強みだが、使い道を決める経営の力が問われる。

優良さと弱いところ

この会社の堀、つまり他社がまねできない強みは、産業空調の実績と、設計から保守まで通しで引き受ける体制だ。製薬や食品の工場は、空気の清浄度が品質に直結する。発注者は安さだけでは選ばず、失敗しない相手を選ぶ。実績のある会社に案件が集まりやすい。

ただ、堀は広くない。売上は最大手の高砂熱学工業の 4 分の 1 ほどで、大型の半導体案件やデータセンターでは先頭を走る相手に及ばない。ゼネコンの下請けでは、値段は入札と相見積りで決まる。値決めを自分でできる会社ではない。

資本の効率は、いま高い。ROE は 2 年で 9% から 17.8% へ上がった。だが主因は利益率の跳ねで、事業の構造が変わった証拠とは言いきれない。過去 10 年の中央値は 8% にとどまる。

経営の姿勢は堅実だ。大型の買収で価値を壊した記録は見当たらない。政策保有株は減らす方針で、純資産に占める割合を 2026 年度に 20% 未満、2032 年度に 10% 未満にする目標を掲げる。

弱いのは資本の使い方だ。ROE の目標は 15% 以上に引き上げた。しかし配当は純利益の 3 割前後で、自己資本は 2 年で 3 割増えた。この水準の ROE を保つには、利益率を保つか、現金を戻すか、どちらかが要る。

会社の規模が小さい点も、筆者は割り引く。大型案件が 1 件赤字になると、年間の利益が数割動く。工事会社に共通の宿命だが、中堅ほど響く。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の空調工事は、人口で需要が伸びない成熟市場だ。市場の規模はおおむね 5,000 億円。伸びるとしても年に数 % で、そのうち物価の分が大きい。工事の量そのものは、技能者の数が上限を決める。

ただ、需要の中身は変わっている。1 つは産業用だ。半導体や電池、製薬の工場は、空調の量も難度も大きい。熊本や北海道の大型投資が、ここ数年の受注を支えた。データセンターは空調の量が桁違いに大きい。ただ、テクノ菱和は中期計画でこれを柱に据えていない。

もう 1 つは更新と省エネだ。1990 年代までに建ったビルの空調は入れ替えの時期に入った。電気代を下げる改修は、顧客が投資を回収しやすく、景気の波が小さい。

競争の形は、大手 8 社の準寡占だ。高砂熱学工業・大気社・新日本空調・ダイダン・三機工業・日比谷総合設備・日本電技が並ぶ。高度な工事ほど上位に集まるが、テクノ菱和の得意なクリーンルームは、専業に近い強みがある。

循環のどこにいるか。2009 年や 2012 年に、各社とも利益が薄くなる谷があった。今は民間の設備投資と工場の大型案件の山にいる。受注が先行して積み上がっており、売上と利益は当面守られる。

ただ、山が過ぎれば元請けのゼネコンも価格を締めにくる。人件費が物価以上に上がる中で、値段が物価に追いつくかが、10 年の利益率を決める。工場の投資が海外へ移る場合の影響は、国内に拠点を集中させている中堅ほど大きい。

資本政策と M&A

資本政策の中心は、中期計画と長期ビジョン「TECHNO RYOWA 2032」だ。最終年度の目標は、売上 1,000 億円・経常利益 165 億円・ROE 15% 以上。当初の 60 億円から、段階的に 3 倍近くまで引き上げた。2032 年度は経常利益 174 億円を掲げる。

還元は「最重要課題」と位置づけ、1 株あたり配当は前の年を下回らない方針だ。2026 年 3 月期の配当は前の年の 1.7 倍に引き上げた。それでも純利益に対する割合は 3 割前後で、過去 5 年も多くは 3 割台だった。自社株買いは、機動的に使うにとどまる。

政策保有株は減らす。2032 年度までに 50 億円の削減を計画する。売却した資金は成長や還元に回る。M&A は、景気後退に備えて探る姿勢で、大型の買収は見当たらない。

筆者は、利益が急に増えたこの 2 年で、自己資本が 663 億円まで厚くなった点を重く見る。利益率が戻る時、この資本は ROE を押し下げる。還元を 5 割まで上げて ROE 15% を守るのか、現金を抱えたまま ROE を落とすのか。会社の次の一手が、株主のものになる利益を決める。

kabufu の推計では、10 年以内の TOB・買収の確率は 17% ほどだ。時価総額が小さく、自己資本が厚い会社は、買い手から見て割安に映る場面がある。ただ、材料は見当たらないので、確率には織り込まない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

今の利益は、一時の追い風だけで上がったものではない。会社は受注の時点で採算の合う案件を選び、施工の効率を上げた。この改善は、市況が冷えても残る。

受注の中身が変わった。製薬・食品・電子部品の工場は、空調の難度が高く、実績のある会社に案件が集まる。老朽化したビルの空調の入れ替えと、電気代を下げる改修は、新築の波とは別に続く。人手不足の時代に、技術者と協力会社を集められる会社は、受注で有利になる。

財務は極めて堅い。実質的に無借金で、自己資本比率は 66% ある。利益率が下がっても、会社は傷まない。会社は経常利益の目標を、60 億円から 165 億円へ段階的に引き上げた。目標を上げるたびに実績が超えてきた。計画の作り方が保守的だった証拠だ。

還元も変わる。ROE 15% 以上を目標に掲げた以上、自己資本が厚いままでは達成できない。配当と自社株買いが増える方向は、会社自身が示している。

政策保有株を減らして得る資金も、還元に回る。利益率が 11〜12% で落ち着くなら、10 年先も ROE は 15% 前後を保てる。この見方では、今の利益は構造の変化として残る。

慎重な見方

営業利益率が 16% というのは、過去 20 年の中心である 5% 前後の 3 倍だ。どんなに実力のある工事会社でも、この水準が 10 年続いた例は見当たらない。同業の大手も、過去は 5〜7% 前後が普通だった。

好況の間、工事会社は元請けのゼネコンに値上げを通せる。しかし、景気が冷えれば立場は逆転する。2009 年の谷では、同業は軒並み利益が薄くなった。この会社も 2012 年 3 月期には赤字を出した。

産業空調の受注は、顧客の投資計画に左右される。半導体や電池の投資は、世界の設備投資の波で止まる。2026 年 3 月期の前半に、受注が前年を割った。大型案件が 1 件抜けただけで、売上は数十億円動く。会社の規模は小さい。

稼いだ現金を社内に抱える姿勢も気になる。還元が 3 割前後では、ROE は利益率が下がると一気に落ちる。中計の目標を上げ続けた事実は、前の計画が低すぎたことを示すだけだ。上げた目標も、達成の保証はない。

人手不足は賃金を物価以上に押し上げる。受注を増やすには人が要る。しかし採用と協力会社の確保には時間がかかる。受注残を消化しきれず、売上が伸びない年が来る。

どちらに重みを置いたか

会社の実力と財務の堅さは強気の見方が正しい。ただ、10 年先の利益率は慎重な見方が勝つ。筆者は、利益率が 16% から 9% 台へ戻る姿を中心に置く。

確率は、悲観側に寄せた。強気の筋書きを 7%、やや強気を 20%、中立を 35% とした。残る 38% を、やや弱気の 26% と弱気の 12% に分けた。利益率が 3 倍になった後の会社が、もとの水準へ戻る例を数多く見てきたからだ。

ただ、事業は壊れない。現金が積み上がるので、悲観でも自己資本が下値を支える。割高ではあるが、危うい会社ではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,481 円1,527 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 849 円522 億円)。 今の値に割り戻すと 1,761 円1,083 億円、今との差 −15.7%、 期待の年率 +4.8%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,263 円2,623 億円 1,149 円707 億円 +159.2% +10.0% 379 円233 億円
やや楽観 20% 3,652 円2,247 億円 956 円588 億円 +120.7% +8.2% 922 円567 億円
中立 35% 2,925 円1,799 億円 870 円535 億円 +81.7% +6.2% 1,328 円817 億円
やや悲観 26% 1,335 円821 億円 723 円445 億円 −1.4% −0.1% 535 円329 億円
悲観 12% 682 円420 億円 707 円435 億円 −33.5% −4.0% 167 円103 億円
加重平均100% 2,481 円1,527 億円849 円522 億円 +59.5% +4.8% 3,330 円2,049 億円

今の株価時価総額 2,088 円1,285 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 工場投資と更新が続き、高い利益率が根づく 利益 139 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 4,263 円2,623 億円

工場の投資と、ビルの更新・省エネの需要が、10 年途切れない。製薬や半導体の工場で選ばれる実績が積み上がり、元請けとの値段の交渉でも主導権を握る。選別受注と施工の効率化が構造として残り、国内の営業利益率は 12% を保つ。

国内の施工量は今の 1.15 倍に増える。採用と協力会社の確保が進み、人の壁を越える。物価の上昇は工事の値段にそのまま乗る。

海外はインドネシアに加えて、タイ・ベトナムの日系工場を取り込み、売上が 3 倍強になる。営業利益率も 9% へ上がる。

自己資本は 1,200 億円台に厚くなる。還元は増え、事業の ROE は 15% 近くを保つ。会社が掲げる長期ビジョンを超える、上振れの 10 年だ。

  • 国内の空調・クリーン設備工事:数量 2,155(施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.67(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 1,444 億円・営業利益 173 億円。国内:施工量 2155(今の 1.15 倍)× 0.6700 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 12.0%
  • 海外の空調設備工事:数量 300(施工量(人年・実質))× 価格 0.56(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 168 億円・営業利益 15 億円。海外:施工量 300(今の 2.50 倍)× 0.5584 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 9.0%

倍率:事業の純利益 135 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)320 億円。全体の PER 17.12 倍、時価総額 2,623 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率が 12% で 10 年続き、海外も 3 倍超に育つ条件が要る。工場投資の波がまったく止まらず、人手不足でも施工量を増やせる前提が重なるので、7% にとどめた。

やや楽観 20% 更新と産業投資が支え、利益率は 11% 前後 利益 117 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 3,652 円2,247 億円

産業空調は一段落しても、ビルの更新と省エネの工事が、新築の落ち込みを埋める。クリーンルームの実績で選ばれる姿勢は続き、国内の営業利益率は 11% に落ち着く。

国内の施工量は今の 1.08 倍まで増える。大型案件は 1 件ずつ採算を見て選び、赤字案件を避ける。値段は物価並みに上がる。

海外は、日系工場を足がかりに売上が 2.5 倍になるが、利益率は国内を下回ったままだ。

還元は配当を中心に増え、自己資本は 1,250 億円まで厚くなる。事業の ROE は 13% 前後を保つ。景気の波は小さくなるが、消えはしない。

  • 国内の空調・クリーン設備工事:数量 2,024(施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.67(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 1,356 億円・営業利益 149 億円。国内:施工量 2024(今の 1.08 倍)× 0.6700 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 11.0%
  • 海外の空調設備工事:数量 220(施工量(人年・実質))× 価格 0.56(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 123 億円・営業利益 9 億円。海外:施工量 220(今の 1.83 倍)× 0.5584 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 7.5%

倍率:事業の純利益 111 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.2% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)410 億円。全体の PER 16.51 倍、時価総額 2,247 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:工場投資と更新が 10 年細らず、利益率が 11% 前後を保つ道。上位のレンジとして 2 割を置いた。

中立 35% 利益率は平常に戻り、普通に強い工事会社へ 利益 96 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 2,925 円1,799 億円

国内の空調工事は人口で伸びない。それでも、製薬・食品・電子部品の工場と、ビルの更新が、施工量をわずかに押し上げる。今の高い利益率は、競争と人件費に削られ、10 年かけて 9〜10% へ戻る。

値段は物価並みに上がる。元請けとの値段の交渉は、好況の今ほど有利ではなくなる。人件費は物価以上に上がり、利益率を押し下げる。

海外はインドネシアを中心に売上が 2 倍の 100 億円規模になる。利益率は 6% で、国内には及ばない。

自己資本は 1,200 億円ほどに積み上がる。配当は利益に合わせて増えるが、還元は利益の 5 割にとどまり、現金が残る。会社は「特別に稼ぐ会社」から「普通に強い、中堅の設備工事会社」へ、評価が移る。

  • 国内の空調・クリーン設備工事:数量 1,930(施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.67(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 1,293 億円・営業利益 123 億円。国内:施工量 1930(今の 1.03 倍)× 0.6700 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 9.5%
  • 海外の空調設備工事:数量 180(施工量(人年・実質))× 価格 0.56(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 101 億円・営業利益 6 億円。海外:施工量 180(今の 1.50 倍)× 0.5584 億円(今の 1.34 倍)、営業利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 90 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)400 億円。全体の PER 15.48 倍、時価総額 1,799 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:施工量は横ばいから微増、価格は物価並み、利益率は今の山から 9〜10% へ戻る道。同業の大手と同じ水準に落ち着く姿で、最大の 35% を置いた。

やや悲観 26% ゼネコンの値締めが戻り、利益率は 6% 台 利益 60 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 1,335 円821 億円

好況が過ぎ、元請けのゼネコンが工事の値段を締めてくる。入札では相見積りが戻り、国内の利益率は 6.5% まで下がる。選別受注の効果は薄れ、人件費の上昇を値段に転嫁しきれない。

国内の施工量は今の 0.97 倍へ減る。工場の投資が一部、海外へ移る。値段の上昇は物価に届かず、10 年で 1.3 倍にとどまる。

海外は伸びるが、現地の競争が厳しく、利益率は 4% 止まりだ。

稼ぎが薄くなっても、事業は止まらない。保守と更新の工事が下支えをして、赤字にはならない。自己資本は 1,100 億円に積み上がるが、事業に必要な分を超えた現金は、使い道が見えないまま残る。

  • 国内の空調・クリーン設備工事:数量 1,818(施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.65(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 1,182 億円・営業利益 77 億円。国内:施工量 1818(今の 0.97 倍)× 0.6500 億円(今の 1.30 倍)、営業利益率 6.5%
  • 海外の空調設備工事:数量 140(施工量(人年・実質))× 価格 0.54(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 76 億円・営業利益 3 億円。海外:施工量 140(今の 1.17 倍)× 0.5417 億円(今の 1.30 倍)、営業利益率 4.0%

倍率:余った現金・余り資産 290 億円を分けると、事業の純利益 56 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 818 億円・事業の ROE 6.8%。事業の ROE が資本コスト k 7.75% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.1 倍。上限の 7.8 割の 9.5 倍に置いた。事業 56 億円 × 9.5 倍 + 余り 145 億円(帳簿 290 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 821 億円。

確率:元請けが値段を締める時代が戻り、利益率が過去 20 年の高い側(6% 台)に下がる道。山の高さを考えると十分ありうるので、26% と厚めに置いた。

悲観 12% 国内投資の海外移転と、価格競争の固定化 利益 27 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 682 円420 億円

製薬や半導体、電池の工場の投資が海外へ移り、国内には更新の仕事だけが残る。選ばれる強みだった産業空調の実績が、ほかの工事会社でも提供できる仕事に変わる。国内の施工量は 15% ほど減り、値段の上昇も物価に届かない。

営業利益率は 3.5% まで落ちる。大型案件の失敗や赤字で、さらに利益が削られる年もある。海外はほぼ利益が出ない。

事業が止まるわけではない。更新と保守の工事があり、赤字にはならない。ただし、稼ぐ力は大きく落ちる。

配当は下げない方針を守るので、利益が細っても配当は続き、還元は利益の合計を上回る。足りない分は手元の現金や保有株の売却で払う。

現金は積み上がっても、使い道が見えない。会社は「優良な工事会社」ではなくなる。自己資本は 950 億円ほどあるので傷みは浅いが、倍率は純資産を大きく下回る。

  • 国内の空調・クリーン設備工事:数量 1,593(施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量))× 価格 0.61(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 972 億円・営業利益 34 億円。国内:施工量 1593(今の 0.85 倍)× 0.6100 億円(今の 1.22 倍)、営業利益率 3.5%
  • 海外の空調設備工事:数量 100(施工量(人年・実質))× 価格 0.51(1 人年あたり完成工事高(億円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 0 億円。海外:施工量 100(今の 0.83 倍)× 0.5084 億円(今の 1.22 倍)、営業利益率 0.0%

倍率:余った現金・余り資産 190 億円を分けると、事業の純利益 24 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 763 億円・事業の ROE 3.2%。事業の ROE が資本コスト k 7.75% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.1 倍。上限の 7.0 割の 8.5 倍に置いた。事業 24 億円 × 8.5 倍 + 余り 95 億円(帳簿 190 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 420 億円。

確率:国内の工場投資が海外へ移り、価格競争だけが残る構造的な負け筋。加えて、大型案件の失敗など、中堅の工事会社に典型的な事故も含む。12% を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内の空調・クリーン設備工事

オフィス・病院・官公庁の空調と、製薬・食品・半導体・電子部品の工場のクリーンルームを設計し、施工する本業。売上の約 95%。

数量施工量(人年。技能者と技術者の稼働を今の値段で測った実質の工事量)価格1 人年あたり完成工事高(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1,874 0.50 937 154
10 年後 中立 1,930 0.67 1,293 123

取り方:開示は国内と海外の内訳が細かくないため、海外の売上を 50 億円規模とみて、残りの 937 億円を国内とした。営業利益は全体の 158 億円のうち国内が 154 億円(利益率 16.4%)と推定した。工事は人手が制約になるので、数量は施工にあたる人の稼働(人年。協力会社を含む)で置き、1 人年あたり 5,000 万円の完成工事高とした。物価の上昇分は価格に入れる。

海外の空調設備工事

インドネシアを中心に、現地の日系工場などの空調設備を施工する。まだ足場固めの段階。

数量施工量(人年・実質)価格1 人年あたり完成工事高(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 120 0.42 50 4
10 年後 中立 180 0.56 101 6

取り方:海外の売上は開示が粗いため 50 億円規模と推定した。現地の人件費が低いので、1 人年あたりの完成工事高は国内の約 8 割、営業利益率は 8% 弱とみて、利益は 4 億円とした。数量は実物(施工量の人年)で、インドネシアの拠点・人員を増やす事業の事実による増加。名目の市場の伸びは置いていない(物価は価格の 1.34 倍だけ)。

リスクと懸念

利益率が過去の水準へ戻る

営業利益率は 16% と、過去 20 年の中心の 5% 前後を大きく超える。元請けの値締めや同業の値引きが戻れば、売上が伸びても利益は伸びない。最大の不確実性だ。

2012 年 3 月期には赤字になった。戻る力は、常に働いている。

工場投資の波と国内からの移転

受注の中心は製薬・半導体・食品・電子部品の工場だ。顧客の投資は、世界の設備投資の波で止まりやすい。2026 年 3 月期の前半は、大型案件の反動で受注が減った。工場が海外へ立地すれば、国内の仕事は戻らない。

大型案件の採算

工事は 1 件が大きく、工期の遅れや資材高、設計変更で赤字になる。会社の規模が小さいので、1 件の失敗が年間の利益を数割動かす。受注時に採算で選ぶ姿勢は、完全な防御にはならない。

人手不足で施工量が増えない

技能者と技術者の確保が、施工量の上限を決める。賃金が物価以上に上がり、価格に転嫁しきれないと、利益が削られる。協力会社を維持できないと、受注があっても施工できない。

現金を使いこなせない

配当が利益の 3 割前後だと、自己資本が積み上がり、ROE が下がる。ROE 15% の目標を守るには、還元か成長投資が要る。大型 M&A に走って価値を壊す、という逆の失敗もありうる。

海外の伸び悩み

海外はインドネシア中心で、現地の人件費と競争の厳しさから利益率が低い。日系工場の進出に頼る形で、現地の元請けや現地企業との競争が強まる。足場固めの段階を超えられない恐れがある。

今後の分かれ目

受注高が 2 期続けて前の年を下回り、受注残も減ったら
やや弱気の筋書きに確率を寄せる。受注残が薄くなり、利益率の戻りが早まる。
営業利益率が 2 年続けて 14% 以上を保ったら
選別受注と効率化が構造として定着したとみて、強気側に確率を寄せる。
配当の方針を引き上げ、自社株買いを継続的に始めたら
余った現金の戻り方を 1.0 に近づける。ROE の低下を避ける姿勢が確認できる。
大型案件で数十億円規模の赤字が出たら
利益率の下振れ幅を見直す。受注時の採算選別の限界を示す。
製薬・電池・半導体の国内の新設工場の発表が相次いだら
中立とやや強気の確率を厚くする。10 年の施工量が横ばいを超える。
海外の売上が 150 億円を超え、利益率が 8% に近づいたら
10 年の強気の筋書きの利益を引き上げる。足場固めが終わったことになる。

見ておくもの

  • 受注高と受注残、受注時の粗利率
  • 営業利益率の推移(14% を保てるか)
  • 配当と自社株買いの方針、政策保有株の削減の進み方
  • 国内の工場投資(製薬・半導体・電池)の発表
  • 海外(インドネシア)の売上と利益率、大型案件の赤字の有無

倍率と資本コストの決め方

売上は「施工量(人年)× 1 人年あたり完成工事高」で積み、物価 3% は価格に入れた。国内の施工量は人手不足と人口で頭打ちとし、中立の 10 年で 1.03 倍とした。倍率は k 7.75%(基本 7.5% + quality 0.75%)・g 4% 以内の正当化 PER の上限の約 9 割に置き、ROE が k を上回る中立は 1÷k(12.1 倍)の床を割らせない。悲観は稼ぐ力(PER 上限 1÷k)で測り、過去の PBR の谷は使っていない。今の株価や今の PER には寄せていない。純現金 184 億円は前受金や運転資金を含むため、事業に要らない分を 100 億円とみて分け、積み上がる利益のうち事業に要る自己資本(売上の約 57%)を超える分を、戻り方 0.5 で足した。工事会社で店舗や倉庫の賃借は小さく、新リース会計基準(2028/03 期)の影響は小さい。数字は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえてある。国内と海外の売上の内訳は推定で、利益は合計が開示値に合うようにした。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。理由は quality_why。個別のリスク(大型案件の失敗・不祥事など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. テクノ菱和 中期経営計画・長期ビジョン(edinetdb)
  2. テクノ菱和 今期経常を 20% 上方修正・配当増額(株探 2026/03/31)
  3. テクノ菱和 今期経常は微増で 4 期連続最高益(株探 2026/05/14)

分析日 2026-10-16