株譜
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トーエネック 1946

中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,108 円1,971 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,023 円1,891 億円差 +4.2%
10 年後から見ると 適正 価値 2,108 円1,971 億円 · 差 +4.2% · 期待の年率 +7.0%
期待の年率リターン(10 年)+7.0%資本コスト比 −0.8 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

トーエネックは、中部電力グループの設備工事会社だ。ビルや工場の電気、空調の配管、情報通信、送配電の工事を、名古屋を拠点に受けている。筆者の結論は「適正。ただし安全域は薄い」。利益が過去最高の山にあり、この水準が10年続くとは置きにくいからだ。

2026年3月期は売上高2,725億円、営業利益214億円だった。営業利益率は7.9%で、10年前の3%台から倍以上に上がった。工事単価の転嫁と、民間の設備投資の強さが効いた。会社は中期経営計画を引き上げ、2027年度に売上高3,100億円、ROE10.5%を掲げる。

財務は堅い。ただし借入も多く、純現金は24億円と、余った現金として分けるほどではない。政策保有株は43銘柄・21億円まで減らした。資本効率を意識する姿勢は本物に見える。一方で自社株買いの実績はなく、ROEの上昇は利益の伸びに頼っている。

10年の中立では、利益率が今の水準にとどまり、数量はほぼ横ばいで、価格だけが物価並みに上がる。それでも10年後の純利益は今の2割増にすぎない。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額をわずかに下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべきは利益の水準でなく、その利益が10年続くかだ。トーエネックは、中部電力グループの安定した受注という土台の上に、民間の好況が乗った会社だ。土台は10年先も残る。上に乗った分は、残るとは限らない。

資本の使い方には、まだ信頼を置けない。再エネ事業で114億円を失った経験があり、自社株買いの実績もない。政策保有株を減らした点は良いが、浮いた資金の行き先は、これから示される段階にある。

経営の質は、利益率の低さに表れている。同じ電力系で、きんでんや中電工は10%を超える。トーエネックが同じ水準に近づく根拠は、まだ決算にない。持ち続けたい会社かと問われれば、筆者は「今の値段では待ちたい」と答える。安全域が薄いからだ。

上振れる条件ははっきりしている。民間の利益率が8%台に定着し、還元が総還元性向5割へ進むことだ。その時は価値が今の時価総額を超える。条件がそろっていない今は、価値を保守的に見る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は設備工事業だ。連結従業員6,487人のうち5,720人が設備工事に就く。ビルや工場の屋内電気、空調・給排水の配管、情報通信、電柱や送電線の工事を、施工から保守まで引き受ける。

客先は大きく二つある。一つは中部電力、中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズで、売上の3分の1ほどを占める。配電線の新設と更新、送電線、電力会社の設備の工事で、止められない仕事が多い。もう一つは民間の設備投資だ。工場、データセンター、物流施設、再開発ビル、商業施設などで、売上の3分の2を占める。こちらは景気の影響を受けやすく、入札や相見積りで値段が決まる。

エネルギー事業は小さい。従業員は62人で、太陽光の売電、PPA(顧客の屋根を借りて発電し電気を売る仕組み)、営農型太陽光などを手がける。2023年3月期には、再生可能エネルギー事業で114億円の特別損失を出した。本業の外に出て手を痛めた経験として、筆者は覚えておきたい。

資本の面では、中部電力が44.6%を持つ筆頭株主だ。2024年7月に子会社から外れ、「その他の関係会社」になった。中部電力の子会社、中部プラントサービスの株式20%も持ち、持分法の利益が年16億円ほど入る。

優良さと弱いところ

強みは、中部電力グループという動かない客を持つことだ。売上の3分の1を、止められない設備の工事で埋められる。そのうえで、中部の製造業や再開発という民間の需要も取りにいける。設備工事の人員を3年で5,300人から5,720人まで厚くしたのも、取れる仕事を取る体制づくりとして評価できる。

弱みは三つある。第一に、利益率が低い。2026年3月期の7.9%は過去最高だが、同じ電力系のきんでんは12%、中電工は11〜12%で、差が大きい。規模の差と、民間の入札の多さが理由と見る。第二に、資本の使い方に傷がある。再エネ事業の114億円の特別損失は、成長を急いだ判断の失敗だった。第三に、自己資本比率は49%で、同業の7割台より薄い。借入も多く、純現金は24億円にとどまる。

堀は「普通」と置く。中部地区の電力系という地盤は強いが、親会社から外れ、発注が約束されたわけではない。民間は代わりの業者がいくらでもいる。値決め力は弱く、人手不足で単価が上がっている今が、いちばん恵まれた時期とも言える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電気工事の市場は、いま追い風にある。国内の電気工事の受注は2023年度で約3.4兆円。2025年9月の単月は前年同月比で13.6%増えた。再エネの系統接続、データセンター、半導体工場、EV充電器の設置が積み上がっている。人手不足で、労務費の上昇分を価格に転嫁しやすい環境でもある。

競争の形は地域ごとに分かれる。電力系は、旧電力会社の系列で地域を分け合う。中部ではトーエネック、関東は関電工、関西はきんでん、九州はクラフティア(旧九電工)、中国は中電工、東北はユアテックだ。系列の工事では他地域の同業が入りにくい。民間では、総合電気工事会社やサブコンとも競い合う。

10年の見通しは明るくも暗くもない。老朽化した配電網の更新と再エネ接続は、国内の人口が減っても残る需要だ。一方、オフィスや商業施設の新設は、人口減で実質では横ばいから縮小に向かう。人手の制約も重い。2024年の残業上限規制で、仕事を取っても施工できない場面が増える。

筆者は、需要より供給の制約が利益を決めると見る。人が増やせない会社は、数量でなく単価で稼ぐ。単価が物価並みに上がるうちは良いが、入札で値引きが始まれば利益率は元に戻りやすい。

資本政策と M&A

還元は、配当性向40%を目安にしている。2026年3月期は配当総額が71億円で、前の期の46億円から大きく増えた。今期の予想も同水準だ。自社株買いの実績はなく、2026年4月に従業員持株会向けの譲渡制限付株式を出しただけだ。

政策保有株は大きく減らした。2023年3月末の77銘柄・136億円から、2026年3月末は43銘柄・21億円になった。売却は資本コストに見合わない銘柄から進める方針だ。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。

2026年4月、会社は中期経営計画の数値目標を引き上げた。2027年度の経常利益は260億円、ROEは10.5%を目標とする。資本コストや株価を意識した経営への対応も同時に示した。筆者は、この目標の鍵は利益の積み増しより、自己資本の積み上がりを抑える還元の強化にあると見る。

最大の変数は、44.6%を持つ中部電力だ。子会社から外れたあとの持分の扱い次第で、株式の需給も、発注の関係も変わる。M&Aは営農型太陽光の取得など小口にとどまる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

トーエネックは、中部電力グループの安定受注と、民間の設備投資の強さを両方取れる会社だ。2026年3月期の営業利益率は7.9%と過去最高で、会社は2027年度に8%台後半を見込む。10年前の3%台から、価格転嫁と採算の良い工事の選別で、構造的に上げてきた。

人手不足は逆風でなく追い風になる。施工できる人を持つ会社が、仕事を選び、値段を決める。設備工事の人員は3年で5,300人から5,720人へ増えた。この採用力が、10年の数量を支える。中部は製造業の集積が厚く、工場の更新・増設は国内でも底堅い。

資本政策も変わる。政策保有株を136億円から21億円まで減らし、中期経営計画のROE目標を10.5%へ引き上げた。資本コストを意識した対応も示した。厚い自己資本を持つ会社が、還元と投資を強めれば、ROEは10%を超えて定着する。親会社から外れ、独立した経営判断ができるようになったことも、変化の起点になる。

配電網の更新と再エネの系統接続は、人口が減っても残る需要だ。民間の波が引いても、利益の下支えになる。中立の利益率が過去の中央値を大きく上回るのは、構造が変わったからだと言える。

慎重な見方

今の利益は、好況の山の高みだ。過去10年の営業利益率の中央値は5.9%で、7.9%は一度も超えたことのない水準にある。会社の見通しは、いつも景気の良い時に強気になる。人手不足と価格転嫁という追い風が、10年続くと置くのは楽観に過ぎる。

民間の工事は、入札と相見積りで値段が決まる。同業は多く、値引きは景気が冷えた途端に始まる。2023年3月期には、再エネ事業で114億円の特別損失を出して赤字になった。成長のために本業の外へ出た判断が、利益を一気に吹き飛ばした。同じことが再び起きないとは言えない。

中部電力は親会社でなくなり、発注の約束もない。電力会社は設備投資のコストを抑える方向にあり、系列の単価は据え置かれやすい。売上の3分の1を占める客が、10年先も今の条件で発注するとは限らない。44.6%の持分が市場に出れば、株価の重しにもなる。

資本効率の改善も言葉が先行している。自社株買いの実績はなく、自己資本は毎年積み上がる。利益が横ばいなら、ROEは8%台前半に落ち着き、資本コストにほとんど届かない。電力系の同業が10%を超える利益率を出すなかで、トーエネックは7%台にとどまる。差を埋める根拠は、まだない。

どちらに重みを置いたか

利益率の上方修正は実績に裏付けがあるが、7.9%が過去の中央値を2ポイント上回る山であることも事実だ。強い言い分は、10年の利益率を今の水準に据える点にあるが、その水準を保てる確率は半分に届かないと見る。確率は中立にやや厚く置き、やや悲観にも楽観に近い重みを残した。資本効率の改善が口先で終わらないか、中部電力との関係がどう動くかを見る必要がある。確率で重みを付けた価値は、今の時価総額をやや下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,944 円2,752 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,036 円968 億円)。 今の値に割り戻すと 2,108 円1,971 億円、今との差 +4.2%、 期待の年率 +7.0%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 4,958 円4,635 億円 1,391 円1,300 億円 +213.8% +12.1% 762 円712 億円
やや楽観 24% 3,874 円3,621 億円 1,230 円1,150 億円 +152.3% +9.7% 1,225 円1,145 億円
中立 32% 3,133 円2,929 億円 1,070 円1,000 億円 +107.8% +7.6% 1,345 円1,257 億円
やや悲観 22% 1,526 円1,427 億円 856 円800 億円 +17.8% +1.6% 524 円490 億円
悲観 10% 803 円750 億円 428 円400 億円 −39.2% −4.9% 123 円115 億円
加重平均100% 2,944 円2,752 億円1,036 円968 億円 +96.7% +7.0% 3,979 円3,720 億円

今の株価時価総額 2,023 円1,891 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 12% 楽観:中部の民間投資を取り込み、電力の更新工事も伸びる 利益 297 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 4,958 円4,635 億円

中部の製造業が国内の設備投資を続け、データセンターや半導体関連の電気工事も取り込む。技能者の採用が計画どおり進み、施工量が増える。中部電力グループ向けは、送配電設備の老朽更新と再エネの系統接続で、数量も単価も底堅く伸びる。民間では価格転嫁が定着し、値決めの主導権を握る場面が増える。利益率は 9% 台まで上がり、ROE は 11% を超える。

資本政策も変わる。政策保有株の縮減で得た資金に、本業のキャッシュを足し、総還元性向を 5 割台へ引き上げる。自社株買いも定例になる。営農型太陽光などエネルギー事業は小さいまま、本業の足を引っ張らない。会社が中期経営計画で掲げた ROE 10.5% が、一時の山でなく定着した姿だ。

  • 電力系工事(中部電力グループ向け):数量 1,950(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 65(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,275 億円・営業利益 115 億円。送配電の更新と再エネの系統接続で数量・単価とも伸びる
  • 民間・一般向け設備工事とエネルギー事業:数量 4,580(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 62(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,858 億円・営業利益 272 億円。東海の設備投資を取り込み、採用も計画どおり進む

倍率:事業の純利益 297 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.4% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.5 倍、時価総額 4,604 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:東海の工場・データセンター投資が続き、中部電力の送配電更新も前倒しになる条件が重なる必要がある。実現すれば利益率は 9% 台まで上がるが、条件が多く、同業との差を考えて 1 割強にとどめる。

やや楽観 24% やや楽観:今の利益率を保ち、数量はわずかに伸びる 利益 247 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 3,874 円3,621 億円

民間の設備投資は一巡しても高止まりし、技能者の採用で施工量が少し増える。中部電力グループ向けは配電の更新が安定した底となり、数量は横ばいを保つ。工事単価は物価に近い伸びで、人件費の上昇を転嫁できる。利益率は 8% 台半ばで、会社の見通しを下回るものの、過去 10 年の中央値は大きく上回る。大型買収はなく、再エネ事業も小粒のまま、本業の質で勝負する形だ。

還元は配当性向 4 割を保ちつつ、自社株買いを小口で足す。政策保有株の縮減は一巡し、売却益に頼らず本業で稼ぐ形になる。ROE は 10% 近くに乗り、資本コストをはっきり上回る。中部電力との関係も、持分が安定したまま変わらない。同業との差は縮むが、きんでんや関電工の水準には届かない。

  • 電力系工事(中部電力グループ向け):数量 1,880(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 64(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,194 億円・営業利益 98 億円。配電更新が安定した底になる
  • 民間・一般向け設備工事とエネルギー事業:数量 4,340(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 61(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,647 億円・営業利益 228 億円。民間は高止まり、採用で施工量がわずかに増える

倍率:事業の純利益 247 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.52 倍、時価総額 3,586 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:価格転嫁の定着と、会社が示す利益率の水準(8% 台後半)を踏まえると、今の利益率を 10 年保つ筋書きは十分ありうる。

中立 32% 中立:利益率は今の水準にとどまり、数量は横ばい、価格は物価並み 利益 213 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 3,133 円2,929 億円

中部の民間設備投資は高水準を過ぎ、数量は横ばいから微増に落ち着く。採用は進むが、技能者の高齢化で施工量は伸びにくい。中部電力グループ向けは、人口減で需要は縮むものの、老朽更新と再エネ接続が下支えし、数量は 3% ほど減るにとどまる。

価格は物価に近く上がる。ただし入札と相見積りがあるため、物価の 3% にわずかに届かず、10 年で 1.3 倍となる。利益率は今の 7.9% を保つ。会社が示す 8% 台後半までは行かないが、過去 10 年の中央値 5.9% には戻らない。還元は配当性向 4 割に小口の自社株買いを足す程度で、ROE は 8% 台半ばに落ち着く。

  • 電力系工事(中部電力グループ向け):数量 1,840(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 62(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,133 億円・営業利益 85 億円。人口減で数量はわずかに減り、更新工事が下支え
  • 民間・一般向け設備工事とエネルギー事業:数量 4,100(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 60(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,444 億円・営業利益 196 億円。数量は微増、価格は物価をわずかに下回る

倍率:事業の純利益 213 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.5% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.57 倍、時価総額 2,890 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益が過去最高の山にある一方、価格転嫁の定着と配電更新の底がある。強気と慎重の言い分がちょうど釣り合う点を、最も重く置く。

やや悲観 22% やや悲観:民間の投資が引き、利益率が 6% 台へ戻る 利益 147 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,526 円1,427 億円

民間の設備投資が一巡し、工場や商業施設の新設が減る。受注を取るために値引きが増え、価格は物価に届かない。施工量も採用難で縮み、数量は 1 割弱減る。中部電力グループ向けは、電力会社のコスト削減圧力で単価が据え置かれ、数量も減る。

利益率は 6% 台に戻る。買い手が値段を決める入札の色が濃くなるためだ。再エネ事業でも小さな減損が出る。会社は配当性向 4 割を維持するが、自社株買いは見送り、ROE は 6% 台まで下がる。資本コストを下回る事業になる。中部電力は持分の売却を進めず、発注も今の水準を保つため、電力系の工事が最後の支えとなって、赤字には落ちない。ただし成長の物語は消え、市場は電力系の安定だけで値付けする会社として見るようになる。

  • 電力系工事(中部電力グループ向け):数量 1,770(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 60(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,057 億円・営業利益 69 億円。電力会社のコスト削減で単価が据え置かれる
  • 民間・一般向け設備工事とエネルギー事業:数量 3,860(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 57(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,212 億円・営業利益 139 億円。値引き受注が増え、数量も採用難で縮む

倍率:余った現金・余り資産 50 億円を分けると、事業の純利益 146 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 2,311 億円・事業の ROE 6.2%。事業の ROE が資本コスト k 7.75% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.5 倍。ROE が資本コストを下回る事業で、ためた利益は払った額に届かない価値しかない。伸びと堀の持ちを低く見る。上限の 7.2 割の 9 倍に置いた。事業 147 億円 × 9 倍 + 余り 0 億円(帳簿 0 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 1,317 億円。

確率:過去 10 年のうち 5 年は利益率が 6% 以下で、今の水準が特別だったという見方に実績の裏付けがある。

悲観 10% 悲観:電力会社の発注が細り、民間も価格競争で利益が消える 利益 29 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 803 円750 億円

中部電力グループが工事の発注をさらに絞り、系列の安定受注という下支えが細る。親会社から外れた今、発注の維持は約束されていない。民間では同業との価格競争が激しくなり、数量も単価も落ちる。

利益率は電力系で 3%、民間で 2.5% まで下がる。再エネ事業で追加の減損が出て、固定資産の価値も削られる。還元は配当を守るだけになり、自己資本も減損で目減りする。優良な設備工事会社ではなくなり、下請けの色が濃い会社になる。中部電力の持分が市場に出る局面と重なれば、株式の需給も悪化し、立て直しの時間は残されない。

  • 電力系工事(中部電力グループ向け):数量 1,520(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 52(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 792 億円・営業利益 24 億円。発注方針の転換で数量・単価とも落ちる
  • 民間・一般向け設備工事とエネルギー事業:数量 3,380(施工にあたる人員(人、推定))× 価格 50(1人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,704 億円・営業利益 43 億円。価格競争で採算が崩れる

倍率:構造的に採算が崩れ、純利益は 29 億円で稼ぐ力は 360 億円ほどにしかならない。床は売れる資産で測る。総資産 3,121 億円(今の自己資本 1,531 億円 ÷ 自己資本比率 49.1%)を、強制売却で 75% しか回収できないとして 2,340 億円、負債 1,590 億円は全額払うとして残る約 750 億円を、今の自己資本 1,531 億円に対する PBR 0.49 倍(時価総額 750 億円)に置いた。

確率:中部電力の発注方針の転換、民間の需要の急減、再エネ事業の追加の損失が同時に起きる、構造的な負けの筋書き。起きる確率は低いが、利益率が 3〜4% 台だった 2010 年代半ばの再来として、無視できない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電力系工事(中部電力グループ向け)

中部電力・中部電力パワーグリッド・中部電力ミライズ向けの配電線・送電線・電力設備の工事と保守、再エネの系統接続など。売上の3分の1ほど。

数量施工にあたる人員(人、推定)価格1人当たり完成工事高(百万円)売上営業利益
今 2026/03 1,900 47 901 70
10 年後 中立 1,840 62 1,133 85

取り方:中部電力グループ向けは売上の3分の1ほど(最新の有価証券報告書)。連結の設備工事の人員5,720人、エネルギー・その他を含む現場の人員約5,880人のうち、電力系に1,900人を充てたと推定した。1人当たり完成工事高は区分の売上を人員で割って出した。利益は会社の営業利益率(7.9%)より少し低い7.8%と置いた。数量は実質、価格は物価で上がるのが基本。

民間・一般向け設備工事とエネルギー事業

工場・データセンター・物流施設・再開発ビル・商業施設などの電気・空調管・情報通信の工事、および太陽光発電などのエネルギー事業。売上の3分の2ほど。

数量施工にあたる人員(人、推定)価格1人当たり完成工事高(百万円)売上営業利益
今 2026/03 3,980 46 1,825 144
10 年後 中立 4,100 60 2,444 196

取り方:全社の売上から電力系を除いた残り(売上の3分の2)。人員は現場の約5,880人から電力系の1,900人を引いた3,980人と推定した。民間の入札・相見積りの工事が中心で、エネルギー事業(従業員62人)を含める。数量は人員(実質)、価格は1人当たり完成工事高(物価で上がる)。

リスクと懸念

民間工事の採算の振れ

売上の3分の2を占める民間工事は、入札と相見積りで値段が決まる。人手不足の今は単価を上げやすいが、設備投資が引けば値引きが始まる。営業利益率は2010年代半ばまで3〜4%台だった。山の水準が戻るかどうかが、価値を最も左右する。

中部電力との関係の変化

中部電力は2024年7月に親会社から外れたが、44.6%を持つ筆頭株主で、売上の3分の1を占める客でもある。持分の売却や発注方針の変更は、株式の需給と受注の両方に響く。

再エネ事業での再びの損失

2023年3月期は再エネ事業で114億円の特別損失を出し、赤字になった。エネルギー事業は小さいが、太陽光は制度や買取価格の変更に弱い。成長を急いで本業の外へ出る判断が、また出ないとは言い切れない。

技能者の確保と施工量の頭打ち

設備工事の人員は3年で約8%増えた。それでも労働力人口の減少と残業上限規制のもとでは、受注を取っても施工できない局面がありうる。採用と定着にかかる費用も重くなる。

資本効率の改善が進まないリスク

自社株買いの実績はなく、自己資本は毎年積み上がる。中期経営計画のROE10.5%は、利益の伸びと還元の強化の両方がそろって初めて届く。利益だけに頼れば、山を過ぎたあとROEは資本コスト近くへ戻る。

工事の品質・コンプライアンス

建設業は、重大な不良工事や事故、入札をめぐる法令違反が信用を一度に損なう。電力系の工事は発注側の監督が厳しく、問題が出れば受注の停止に及ぶ。再発防止の体制が機能し続けるかを見る必要がある。

今後の分かれ目

営業利益率が8%台後半で2期以上続いたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。価格転嫁と採算の選別が山でなく、構造だと確かめられる。
総還元性向を引き上げ、自社株買いを定例にしたら
ROEが10%近くへ上がり、価値の見方が上がる。資本効率の改善が口先でなかった証拠になる。
中部電力が持分をさらに売却、または完全子会社化の動きを見せたら
需給の変化と発注方針の変化を点検する。売却なら重しに、再取り込みなら価値の再評価につながる。
民間の受注の単価が下がり、営業利益率が7%を割ったら
やや悲観に確率を移す。入札の値引きが始まったサインになる。
再エネ事業で新たな減損が出たら
やや悲観に確率を移す。資本配分の失敗が繰り返されたことになる。
中部電力グループ向けの工事高が前年を大きく割り込んだら
悲観の確率を上げる。系列の安定受注という下支えが細り始めた可能性がある。

見ておくもの

  • 営業利益率(民間・電力系別)と受注高・繰越工事高
  • 総還元性向と自社株買いの有無
  • 中部電力の持分と、中部電力グループ向け売上比率
  • 設備工事の人員数と1人当たり完成工事高
  • エネルギー事業の損益と減損

倍率と資本コストの決め方

数量は施工にあたる人員(実質)、価格は1人当たり完成工事高(物価3%を含む名目)で、電力系と民間の2区分に積んだ。中立の価格は10年で1.3倍と、物価の1.34倍をわずかに下回る。入札・相見積りで値引きが入る分だ。利益率は今の7.9%を保つ置き方で、会社の見通し(8%台後半)より低く、過去の中央値(5.9%)より高い。倍率は式で決め、ROE8%台半ばでRONICをkへ薄め、g 4%から正当化PERを出し、上限の9.5割前後に置いた(ROEがkをわずかに上回る会社の中立PERは1÷kを下回らせない決まりによる)。今のPER・PBRは見ていない。自己資本は今の1,531億円に利益の合計を足し還元を引いて流した。今の株価は最後に比べただけで、株価が2倍になっても、この価値は動かない。リース(賃借料22億円)は小さく、新リース会計基準で形が変わっても10年後は今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.9→15.5 倍・やや楽観 PER 13.2→14.52 倍・中立 PER 12.5→13.57 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。個別のリスク(再エネ事業の失敗、中部電力の持分の動き)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.75%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 2026年3月期 決算短信(トーエネック)
  2. トーエネック 有価証券報告書テキスト(最新)
  3. トーエネック 中期経営計画2027(2026年4月改訂版)

分析日 2026-10-16