株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

高田工業所 1966

製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,654 円121 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,668 円122 億円差 −0.8%
10 年後から見ると 適正 価値 1,654 円121 億円 · 差 −0.8% · 期待の年率 +6.9%
期待の年率リターン(10 年)+6.9%資本コスト比 −1.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

高田工業所は、製鉄所や化学工場の設備を建て、直し、保つ会社だ。1940年に北九州で創業した。売上の4割は製鉄、4割弱は化学で、最大の客は日本製鉄である。連結従業員は1,666人で、人の数が仕事の量を決める労務提供の商売だ。

筆者の結論は、やや割高である。時価総額は純資産の6割で安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かない。2026年3月期の営業利益は18億円と4割減った。営業利益率は3.3%で、過去12年の中でも低い。

救いは受注の厚みだ。受注残は前期末より7割多い291億円になり、日揮が20%の筆頭株主として提携した。ただ、2027年3月期の会社予想の営業利益は18億円と横ばいで、受注の増加が利益に出るのは先だ。

10年先の中立は、営業利益が26億円まで緩やかに増える姿だ。製鉄への依存と、借入に付いた財務上の条件が重しになる。この重さが、筆者の見立てが割高側に傾く理由である。配当は年5億円で、利回りは4%を超えるが、増える見込みは薄い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「受注は厚いが、安全域は薄い」という型だ。時価総額は純資産の6割で、安く見える。しかし、純資産の多くは売掛金と契約資産、つまり工事の代金を受け取る権利で、現金ではない。

営業利益率が3%台の会社で、特定の客の比率が3割を超えるのは重い。客の設備投資の方針が変わるだけで、利益が大きく動く。事業の経済性は、資本コストを賄うところまで届いていない。

経営はこれまで堅実で、優先株を処理し、日揮という強い提携先も得た。それでも筆者は、長く持つなら、営業利益率が4%台に戻ることを確かめたい。現状の値段は、その回復をある程度織り込んでおり、払う値段に十分な余裕があるとは言えない。借金の条件を考えると、安全域はさらに薄くなる。10年持つ株主には、利益率が上がる確かな根拠がほしい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、産業設備の工事だ。製鉄所の炉や搬送設備を据え付け、化学工場の配管と電気・計装を組み、年に一度の定期修理で止めて直す。連結の売上は537億円で、設計から製作、据付、保全までを一社で通せる。半導体のウエハ洗浄装置や超音波カッティング装置も手がけるが、規模は小さい。

客先の業種で見ると、提出会社の完成工事高470億円のうち、製鉄が41%、化学が38%、半導体工場などのエレクトロニクス関連が11%を占める。石油・天然ガスと電力は合わせて6%にとどまる。

日本製鉄の比率は連結売上の30%まで上がった。保全工事の9割は特命、つまり競争入札でなく指名で受ける。建設工事の特命は5割だ。シンガポール、マレーシア、タイに子会社があり、売上の1割強を海外が占める。

2026年3月期の売上は7%減った。国内の化学と石油・天然ガスの定期修理が閑散期で、工事量が減ったためだ。定期修理は2年ごとに山と谷が来る。一部の建設工事は、工期が翌期にずれた。一方で、受注は連結で658億円と2割強増え、翌期以降の売上の種は厚い。

優良さと弱いところ

強みは、製鉄・化学の現場で積み上げた施工と保全の技術と、特命で受ける客との長い関係だ。保全工事の9割が特命というのは、客が技術と信頼で選んでいる証拠である。受注残も厚く、2026年3月期末は291億円だった。

2025年3月に、日揮が資本業務提携で20%の株を持つ筆頭株主になった。大型プラントの建設資源の確保と、DXによる効率化、保全体制の強化が狙いだ。日揮の案件が回れば、売上の底が固くなる。

弱みは3つある。1つは日本製鉄への依存で、連結売上の30%を占める。2つ目は薄い利益率で、営業利益率は過去12年で2.5〜5.1%の範囲に収まる。3つ目は財務で、有利子負債は123億円、営業キャッシュフローは12億円の支出だった。借入の一部には、純資産の維持や2期連続の経常損失の回避という条件が付いている。

筆者は、堀を弱めに見る。仕事は人の手に依存し、人を増やさなければ売上も増えない。ブランドで値段を決める会社ではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の製鉄所と化学工場は、設備の老朽化が進んでいる。建て替えと大規模な修理の需要は続く。一方、製鉄は国内の生産が細り、高炉を減らして電炉に移す流れがある。脱炭素の工事は増えるが、国内の粗鋼生産の縮小は、保全の量を中長期で押し下げる。

化学プラントの定期修理は、周期で山谷が来る。2026年3月期は谷だったが、2027年3月期以降は山に向かう。ここは数量の見通しを助ける。

競争の形は、大手プラントエンジニアリングと、地場の専門工事会社の二層だ。日揮ホールディングスや千代田化工建設のような大手は設計と調達を取り、高田工業所は施工と保全を担う。人手不足は業界共通の制約で、技能者の確保が仕事の量を決める。連結の従業員は1,666人で、平均年収は606万円と前期から9%近く上がった。賃金は年3%で上がり、受注価格に転嫁できるかが利益率を決める。

今後の鍵は、日本製鉄の国内設備投資の方針、化学の定期修理の周期、そして日揮との協業が新しい案件を生むかである。人手を増やせるかも、どの鍵とも結びつく。製鉄所や化学工場の修理を請け負える会社は限られ、技能者の確保が参入の壁になる。

資本政策と M&A

資本政策は、財務の立て直しを終えて、安定配当を続ける段階だ。かつて福岡銀行が持っていた優先株は、2024年3月期に買い戻しを終えた。配当は年5億円で、ここ数年は据え置きに近い。

2025年3月には日揮に第三者割当を行い、約13億円を調達した。日揮はあわせて既存株主から約8%を買い取り、議決権の約20%を握る。持分法適用の関連会社になる見込みだ。光通信系のファンドも、あわせて約17%を持つ。

筆者が注意するのは、財務上の条件が付いた借入だ。残高は92億円で、純資産の維持と、2期連続の経常損失の回避が条件になっている。大きな赤字が出ると、借入の返済を迫られかねない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

利益は谷にある。2026年3月期の営業利益は定期修理の閑散期で4割減ったが、受注は連結で658億円と2割増え、受注残は291億円と7割増えた。2027年3月期は定期修理が山に向かい、売上は伸びる。営業利益率も、過去の山の5%台に近づく余地がある。2025年3月期には、営業利益が29億円まで伸びた実績がある。受注残が増えれば、固定費を割る効果も出る。日揮の人材と調達力を使えば、これまで受けられなかった規模の案件にも手が届く。

日揮は議決権の約20%を握り、プラント建設の人手を共同で確保する。大型の脱炭素案件が来れば、売上の底が固くなる。保全工事の9割は特命で、価格競争の影響を受けにくい。

時価総額は純資産の6割で、配当利回りは4%台だ。営業利益率が4.5%に戻れば、純利益は20億円を超え、配当を増やす余地が生まれる。2年周期の山谷でならせば、谷の年の数字だけで会社を決めつけるのは早い。直近の4〜6月期は、経常利益が黒字に転じたと報じられた。

慎重な見方

稼ぐ力が資本コストに届かない。営業利益率は過去12年で2.5〜5.1%にとどまり、10年のうち8年が4%台以下だ。2026年3月期のROEは5.8%で、資本コストを下回る。純資産の6割という値段は、割安ではなく、適正な割引にすぎない。

日本製鉄への依存は連結売上の30%に達し、製鉄と化学で売上の8割弱を占める。国内の製鉄は粗鋼生産が細り、高炉の休止が続く。日本製鉄は国内の設備投資を絞りつつあり、客の方針ひとつで工事が消えるリスクがある。客の設備投資が1年止まるだけで、工事量が激減する。

2026年3月期の営業キャッシュフローは12億円の支出で、借入は増えた。条件付きの借入が92億円あり、赤字が2期続くと返済を迫られる。受注が増えても、人手が足りず、利益にならない恐れがある。人件費が先に膨らみ、売上の増加が利益に届かない期もあった。直近の営業利益率は3.3%で、事業の稼ぐ力が弱まっている兆しがある。

どちらに重みを置いたか

強い方は慎重な見方だ。受注の厚みと日揮の提携は事実だが、稼ぐ力の天井が低く、依存度も高い。中立は、営業利益が26億円まで緩やかに増える姿で、営業利益率は3.5%に置いた。

確率は、中立を最も厚く、やや悲観にも2割台を置いた。楽観は、日揮との案件が膨らみ、営業利益率が4%を超えた展開で、1割に満たない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,548 円187 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 697 円51 億円)。 今の値に割り戻すと 1,654 円121 億円、今との差 −0.8%、 期待の年率 +6.9%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 4,760 円349 億円 1,092 円80 億円 +250.9% +13.4% 410 円30 億円
やや楽観 20% 3,566 円261 億円 887 円65 億円 +167.0% +10.3% 891 円65 億円
中立 38% 2,883 円211 億円 751 円55 億円 +117.9% +8.1% 1,381 円101 億円
やや悲観 23% 1,223 円90 億円 614 円45 億円 +10.2% +1.0% 423 円31 億円
悲観 12% 1,038 円76 億円 137 円10 億円 −29.6% −3.5% 141 円10 億円
加重平均100% 2,548 円187 億円697 円51 億円 +94.5% +6.9% 3,245 円238 億円

今の株価時価総額 1,668 円122 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 日揮との案件が膨らみ、利益率が4%を超える 利益 27 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 4,760 円349 億円

日揮と共同で、国内の老朽プラントの更新と脱炭素の案件を受ける。人員を増やし、従事人数は今より2割弱増える。値上げは物価を上回って通る。

製鉄は電炉への切り替え工事が増え、保全の量も保たれる。化学は定期修理の山と更新で、営業利益率は5%に届く。

営業利益は今の2倍を超える。借入は返済が進み、配当も増える。財務の条件も問題にならない。日揮との共同案件が実績になり、他の大型の客も呼び込む好循環に入る。人員の確保も進み、技能者の採用と育成に投資できる。賃金の上昇も、値上げで吸収できる。10年後には、国内プラントの保全を担う有力な一社として、地位を固めている。

  • 製鉄プラント(建設・保全):数量 620(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.46(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 284 億円・営業利益 12 億円。人数+5%・価格1.42倍
  • 化学・石油ガス・電力・その他の工事:数量 880(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.46(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 403 億円・営業利益 20 億円。人数+24%・価格1.42倍
  • エレクトロニクス関連:数量 240(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.46(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 110 億円・営業利益 4 億円。人数+53%・価格1.42倍
  • 子会社(海外・装置ほか):数量 330(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.46(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 151 億円・営業利益 6 億円。人数+58%・価格1.42倍

倍率:事業の純利益 27 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.4% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.82 倍、時価総額 349 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:日揮との協業が大型案件を生み、定期修理の山も重なり、営業利益率が4%を超える姿。強気が当たる部分に限り、1割未満とした。

やや楽観 20% 定期修理の山と更新需要で、利益率が戻る 利益 21 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 3,566 円261 億円

化学の定期修理が山に向かい、受注残の291億円が売上になる。従事人数は今より1割増え、値上げも物価を少し上回って通る。

製鉄は国内の設備更新が続き、日本製鉄向けの量は保たれる。日揮との協業の案件が少しずつ増える。人員の採用も計画どおり進む。

営業利益は今の1.8倍の32億円になり、営業利益率は4%に届かない程度まで戻る。借入は返済が進む。化学の更新工事と、半導体関連の設備投資が、さらに数量を押し上げる。人手は足りないが、日揮との協業で外部の力を借りられる。営業利益率は10年かけて3%台後半まで戻り、配当も段階的に増える。

  • 製鉄プラント(建設・保全):数量 600(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.44(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 267 億円・営業利益 10 億円。人数+2%・価格1.38倍
  • 化学・石油ガス・電力・その他の工事:数量 800(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.44(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 356 億円・営業利益 16 億円。人数+13%・価格1.38倍
  • エレクトロニクス関連:数量 200(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.44(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 89 億円・営業利益 3 億円。人数+27%・価格1.38倍
  • 子会社(海外・装置ほか):数量 280(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.44(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 125 億円・営業利益 5 億円。人数+34%・価格1.38倍

倍率:事業の純利益 21 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 261 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:定期修理の山と更新需要で営業利益率が4%近くに戻る姿。受注残の厚みが利益になる。強気の根拠が半分当たる場合として2割に置いた。

中立 38% 受注は厚く、利益は緩やかに増えるが、利益率は3.5%どまり 利益 17 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,883 円211 億円

従事人数は今より5%ほど増える程度にとどまる。人を増やせないことが、売上の伸びを抑える。値上げは物価並みの1.34倍で、賃金の上昇を吸収するのがやっとだ。

製鉄は国内の粗鋼生産の縮小で数量が2%減り、化学とエレクトロニクスが補う。

営業利益は26億円と、2026年3月期の1.5倍に増える。ただし営業利益率は3.5%で、過去の山には届かない。純利益は17億円で、ROEは資本コストに届かない。受注残の厚みは数量の下支えになるが、利益率を押し上げる材料にはならない。人を増やせないため、売上が伸びても利益の伸びは限られる。製鉄は電炉への切り替え工事が補うが、量は減る。

  • 製鉄プラント(建設・保全):数量 580(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.43(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 251 億円・営業利益 9 億円。人数-2%・価格1.34倍
  • 化学・石油ガス・電力・その他の工事:数量 750(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.43(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 324 億円・営業利益 14 億円。人数+6%・価格1.34倍
  • エレクトロニクス関連:数量 175(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.43(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 76 億円・営業利益 2 億円。人数+11%・価格1.34倍
  • 子会社(海外・装置ほか):数量 240(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.43(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 104 億円・営業利益 4 億円。人数+15%・価格1.34倍

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.7% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 211 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注の厚みが売上になるが、人手の制約と賃金の上昇で利益率は戻りきらない姿。2つの見方の落としどころで、最も厚い3割台に置いた。

やや悲観 23% 製鉄の設備投資が細り、人件費が重くなる 利益 11 億円 · PER 8.0 倍 · 株価時価総額 1,223 円90 億円

日本製鉄が国内の高炉を減らし、保全と更新の量が細る。製鉄向けの従事人数は15%減る。値上げは物価に届かず、10年で1.28倍にとどまる。

化学は定期修理の量を保つが、競合の地場会社と価格を競う。エレクトロニクスは投資の波で伸びない。

営業利益は18億円強にとどまり、営業利益率は2.5%を割る。純利益は11億円。条件付きの借入を守るため、配当は据え置きが精一杯になる。日本製鉄の国内投資が細る影響は、製鉄の保全だけでなく、新設の工事にも及ぶ。技能者の一部は他の事業に回すが、全体の稼働は下がる。固定費の負担が利益率を圧迫し、薄い利益はさらに薄くなる。財務上の条件が付いた借入があるため、配当の増額も慎重にならざるを得ない。

  • 製鉄プラント(建設・保全):数量 500(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.41(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 206 億円・営業利益 6 億円。人数-15%・価格1.28倍
  • 化学・石油ガス・電力・その他の工事:数量 700(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.41(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 289 億円・営業利益 10 億円。人数-1%・価格1.28倍
  • エレクトロニクス関連:数量 160(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.41(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 66 億円・営業利益 2 億円。人数+2%・価格1.28倍
  • 子会社(海外・装置ほか):数量 220(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.41(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 91 億円・営業利益 3 億円。人数+5%・価格1.28倍

倍率:事業の ROE は約4%で k 8%を大きく下回る。ROE が k 以下なので上限は 1÷k の約11.4倍。製鉄が細る構造で稼ぐ力は伸びないため、上限の約7割の8倍に置いた。

確率:日本製鉄の国内投資が細り、人件費の上昇を価格に転嫁しきれない姿。製鉄依存の会社の本流として2割台に置いた。

悲観 12% 製鉄の投資が止まり、赤字が続いて借入の条件に触れる 利益 −2 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,038 円76 億円

日本製鉄が国内の設備を減らし、製鉄向けの工事が大きく細る。従事人数は3割強減る。値上げは止まり、10年で1.20倍にとどまる。

化学も定期修理の量が減り、地場会社との値引き競争になる。営業損益は赤字に近づき、純損失が出る。

財務上の条件に触れ、借入の返済や再交渉を迫られる。取引銀行は新規の融資に慎重になり、大型工事の受注にも影響が出る。自己資本は200億円強まで減り、配当は止まる。日揮が追加の出資や、より深い関与に動く可能性も出てくる。そうなれば、少数株主の立場は大きく変わる。ここまで来ると、事業の価値は設備と人の再評価で決まる。

  • 製鉄プラント(建設・保全):数量 380(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.39(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 147 億円・営業利益 1 億円。人数-36%・価格1.20倍
  • 化学・石油ガス・電力・その他の工事:数量 600(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.39(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 232 億円・営業利益 4 億円。人数-15%・価格1.20倍
  • エレクトロニクス関連:数量 120(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.39(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 46 億円・営業利益 0 億円。人数-24%・価格1.20倍
  • 子会社(海外・装置ほか):数量 180(従事人数(人、推定割り振り))× 価格 0.39(1人あたり売上(億円、名目))→ 売上 70 億円・営業利益 1 億円。人数-14%・価格1.20倍

倍率:赤字で稼ぐ力はほぼゼロ。残るのは売掛金・契約資産などの現金化できる資産と、設備の売却額だ。今の自己資本217億円の35%に置いた。EV(時価総額+純有利子負債)÷営業利益で見ると、この筋書きでは営業利益がほぼ無く、倍率は意味をなさない。

確率:国内製鉄の再編と投資の凍結で製鉄向けが3分の2に縮み、赤字が続く姿。条件付きの借入に触れる恐れがある。10年で起きる確率を1割強とみた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

製鉄プラント(建設・保全)

製鉄所の炉や搬送設備の据付と、日常の保全・修理。日本製鉄が最大の客。

数量従事人数(人、推定割り振り)価格1人あたり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 590 0.32 190 7
10 年後 中立 580 0.43 251 9

取り方:提出会社の完成工事高のうち製鉄は190.1億円(開示)。人数は連結従業員1,666人を売上比で割り振った推定。利益は単一セグメントのため開示が無く、営業利益率3.5%と置いた推定。

化学・石油ガス・電力・その他の工事

化学プラントの定期修理と建設、石油・天然ガス、電力設備、社会インフラ。

数量従事人数(人、推定割り振り)価格1人あたり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 710 0.32 229 9
10 年後 中立 750 0.43 324 14

取り方:化学175.9億円、石油・天然ガス21.0億円、電力4.7億円、社会インフラ3.6億円、その他23.9億円の合計約229億円(提出会社、開示)。人数は売上比で割り振った推定。利益率は4.0%と置いた推定。

エレクトロニクス関連

半導体工場などの設備工事。景気や投資の波が大きい。

数量従事人数(人、推定割り振り)価格1人あたり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 157 0.32 51 2
10 年後 中立 175 0.43 76 2

取り方:提出会社のエレクトロニクス関連は50.6億円(開示)。人数は売上比の推定割り振り。利益率は3.0%と置いた推定。

子会社(海外・装置ほか)

シンガポール・マレーシア・タイの子会社と、ウエハ洗浄・超音波カッティングの装置事業。

数量従事人数(人、推定割り振り)価格1人あたり売上(億円、名目)売上営業利益
今 2026/03 209 0.32 67 2
10 年後 中立 240 0.43 104 4

取り方:連結売上536.9億円から提出会社469.7億円を引いた約67億円。人数は売上比の推定割り振り。利益率は3.0%と置いた推定。本社費用はまとめて調整に入れた。

リスクと懸念

日本製鉄と製鉄業への依存

日本製鉄は連結売上の30%を占め、製鉄は提出会社の完成工事高の41%を占める。国内の粗鋼生産は細り、高炉の休止や再編が進む。客の設備投資の方針が変わるだけで、工事量が大きく動く。

定期修理の周期と利益の振れ

化学と石油・天然ガスの定期修理は、2年ごとの周期で山と谷が来る。2026年3月期は谷で、営業利益が4割減った。受注残の増加が売上と利益になる時期は、客の工事計画しだいである。

人手不足と賃金の上昇

施工と保全は人の手に頼る。売上を伸ばすには社員を増やすしかなく、増やせなければ仕事を断ることになる。賃金の上昇を受注価格に転嫁できなければ、営業利益率は下がる。

財務上の条件が付いた借入

92億円の借入に、純資産の維持と2期連続の経常損失の回避という条件が付く。2026年3月期は営業キャッシュフローが12億円の支出で、借入は増えた。大型工事の採算悪化や赤字が続けば、借入の再交渉が必要になる。

大型工事の採算と工期のずれ

一括請負の大型工事は、資材や外注費の上昇で採算が崩れるおそれがある。2026年3月期にも、一部の建設工事の工期が翌期にずれた。完成の遅れは、売上と資金繰りの両方に響く。

筆頭株主と大株主の動き

日揮が約20%、光通信系のファンドが約17%を持つ。日揮が持株を増やして子会社化に動く可能性は、プラスにもマイナスにもなり得る。光通信系は担保契約の締結を理由に大量保有の変更を出しており、株の動きが値段を揺らす。

今後の分かれ目

2027年3月期の営業利益が18億円を大きく上回る
受注残の増加が利益になっており、中立の営業利益率を上げる根拠になる。やや楽観の筋書きの重みが増す。
日揮との協業で大型の共同案件が発表される
売上の底が固くなり、人員の確保も進む。数量の置き方が上振れ、楽観に近づく。
日本製鉄が国内の高炉の休止や設備投資の縮小を打ち出す
製鉄向けの保全と更新の量が細る。やや悲観から悲観の筋書きに近づく。
経常損失が2期続きそうになる
財務上の条件に触れ、借入の返済や再交渉を迫られる。悲観の筋書きの重みが一気に増す。
日揮が持株を増やし、子会社化を目指す動きが出る
経営の自由度は下がるが、買い付け価格が加わる可能性がある。値段の見方が大きく変わる。

見ておくもの

  • 受注残と、四半期ごとの営業利益率
  • 日本製鉄の国内設備投資・高炉の休止の方針
  • 化学プラントの定期修理の周期と、石油・天然ガス向けの動き
  • 営業キャッシュフローと有利子負債、財務上の条件への抵触
  • 日揮との協業案件の発表、日揮の持株比率の変化
  • 最低賃金の上昇率と、受注価格への転嫁の程度

倍率と資本コストの決め方

倍率は、事業の ROE(ならした純利益と自己資本から約4〜8%)、k 8%、g 4% の式から出した正当化 PER を土台にした。ROE が k 以下の中立とやや悲観は、上限 1÷k に対し約7〜8割で、今の PER や同業の倍率は見ていない。純資産の6割という足元の値段は比べただけで、倍率の根拠にしていない。新リース会計基準は、今の形(賃借料を営業費用に入れる形)でそろえて置いた。減価償却は取得時の値段のままで、更新投資だけが建築費の上昇で膨らむ点は、営業利益率を3.5%に抑えた理由の一部である。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.5→12.82 倍・やや楽観 PER 10→12.5 倍・中立 PER 9→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に quality+1.25%を足して8.75%。個別の懸念は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 8.00%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 高田工業所 有価証券報告書の要約 令和8年3月期(EDINET DB)
  2. 高田工業所、日揮と資本業務提携へ(NetIB-News)
  3. 高田工業所 第5次中期経営計画(会社)

分析日 2026-10-19