株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

大本組 1793

財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,260 円321 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,080 円529 億円差 −39.4%
10 年後から見ると 割高 価値 1,260 円321 億円 · 差 −39.4% · 期待の年率 +1.4%
期待の年率リターン(10 年)+1.4%資本コスト比 −6.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

大本組は、岡山を地盤に土木と建築を手がける中堅ゼネコンだ。売上は約870億円で、土木が半分近くを占める。筆者の結論は「割高」。事業は堅いが、稼ぐ力が株主の求める水準にまだ遠い。

強みは手持ち工事の厚さだ。繰越工事は1,480億円あり、売上の約1.7年分に当たる。土木は国土交通省の工事が中心で、国土強靱化の追い風を受ける。自己資本比率は66%と高く、財務は盤石だ。

弱みは利益の薄さだ。営業利益率は2.7%にとどまり、ROEは3%に届かない。厚い自己資本が稼ぎにつながっていない。会社は2027年3月期に営業利益率4%台への回復を計画するが、それでも資本コストには届かない。

中立の筋書きでは、10年後の営業利益は50億円ほどになる。それでも事業の価値は、今の時価総額を大きく下回る。大株主の持ち株会社と財団で株の過半を握り、売買も細い。外からの再編で価値が動く話は、あまり当てにできない。今の株価は、利益の回復を先取りしすぎていると筆者は見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、大本組は「安全だが、安くない」会社だ。

事業は分かりやすい。国や企業から工事を請け負い、完成させて代金を受け取る。純有利子負債はほぼゼロで、潰れる心配は小さい。

問題は稼ぐ力だ。工場も店も要らない事業なので、利益の大半は株主に回せる。だが、その利益そのものが小さい。自己資本687億円に対し、純利益は18億円しかない。純有利子負債がほぼ無いので、自己資本は工事の代金債権や取引先の株式など、稼ぎを生みにくい資産に姿を変えているとみられる。資本が十分に働いていない。

経営に求めたいのは、資本を働かせる意思だ。配当性向70%は株主に優しい。それでも、利益率を上げる策や、眠る資産を減らす策が、もっと要る。

安全域は見えない。強気の筋書きでも今の値段に届かず、中立では大きく下回る。堅い会社でも、払う値段が本質価値を超えているなら、筆者は割高と考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。土木と建築で、売上はほぼ半々だ。

土木は、道路・橋・トンネル・ダム・河川などを造る。発注者は官公庁が中心で、国土交通省だけで売上の約18%を占める。繰越工事の6割が土木で、先の売上が見えやすい。

建築は、民間の発注が主体だ。官公庁向けの建築は、売上の数%にすぎない。土木より利益率が低く、景気や資材高の影響を受けやすい。

報告の区分は、建築と土木の二つだけだ。海外事業や不動産開発は、事業の柱になっていない。従業員は約820人で、建築と土木の現場要員はほぼ同数だ。

受注は民間と官公庁にほぼ半々で、手持ち工事の民間は727億円、官公庁は756億円ある。官公庁の繰越が民間をやや上回るのが特徴だ。

会社は、設立100年にあたる2036年へ向けた「長期ビジョン2036」を掲げる。受注と売上をともに1,000億円にし、ROEを8%以上にする目標だ。第一段階の中期経営計画(2024〜2026年度)は、累進配当と配当性向70%を柱に置く。最終年度の目標は、営業利益40億円、純利益27億円だった。

優良さと弱いところ

優良さを一言でいえば「財務は優良、収益力は並以下」だ。

強みは三つある。一つ目は財務の厚さだ。自己資本比率は66%で、純有利子負債はほぼゼロ。景気の谷でも倒れにくい。二つ目は、国の土木工事を請け負う実績だ。国土交通省向けの売上は直近で161億円ある。三つ目は、大株主が固く、短期の業績に振り回されにくい点だ。

弱みも三つある。一つ目は利益率の低さだ。営業利益率は直近で2.7%と、同じ領域の会社の半分ほどにとどまる。二つ目は規模の小ささだ。売上は1,000億円に届かず、価格を決める力は弱い。三つ目は資本の効率だ。取引先の株式が約136億円あるが、稼ぎは配当程度しか生まない。

資本の使い方は、配当に偏っている。配当性向70%は株主に優しい。だが事業へ再投資して稼ぐ力を上げる道筋は、会社の資料からまだ見えない。2036年にROE8%という目標も、今の3%弱から見ると遠い。

筆者は、堀、つまり他社がまねできない強みは深くないと見る。建設は毎年、受注を取り直す仕事だからだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建設市場は、量が増えない成熟市場だ。人口が減り、地方の工事は先細る。それでも今は、請け負う側に有利な局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者が足りなくなった。ゼネコンは仕事を選べるようになり、値上げも通りやすい。上場ゼネコン50社の2025年度の受注は16兆円台で、利益も過去最高の水準だ。

大本組は、その波に乗り切れていない側にいる。同じ領域の会社が営業利益率5〜7%に達するなか、大本組は2%台にとどまる。ただ、直近の受注は26%増え、繰越も厚い。採算の良い工事が売上に入れば、利益率には戻る余地がある。過去10年の最高でも6.5%で、同業の水準には届きにくい。

追い風は国土強靱化だ。2026年度から5年で20兆円強の計画があり、道路・橋・上下水道の更新が続く。土木が半分を占める大本組には、直接の追い風になる。

競合は、戸田建設・安藤・間・熊谷組・西松建設・奥村組などの準大手と、地場のゼネコンだ。市場は分散していて、入札で価格を競う場面が多い。10年先は、公共投資が一巡して、実質では横ばいから緩やかな縮小に向かうと筆者は見る。人手が足りない業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が会社の差になる。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、配当を厚くすることだ。中期経営計画は、配当性向70%を目安にした累進配当を掲げる。2026年3月期の配当性向は約70%で、2027年3月期はさらに増配の予想だ。株主優待も2026年に拡充した。

自己資本比率は66%と高く、会社は70%台を目安にする。自己資本を薄くしてROEを上げる方針ではない。還元は配当が中心で、自社株買いは前面に出ていない。

取引先の株式は、上場分で33銘柄・約136億円ある。自己資本の2割弱で、同業の目安の範囲内だ。2025年10月の取締役会は、売却すべき銘柄は無いと結論づけた。現金化で資本を動かす力は、同業より弱い。

株主は、持ち株会社のOHMOTOホールディングスが約32%、公益財団法人の大本育英会が約24%を持つ。ここに大百興産を加えると6割を超える。大きな買収で価値を壊すタイプではない。ただ、TOBなど外からの再編が起きる余地も小さい。

還元の置き方:中計は配当性向70%を目安にした累進配当。10年の還元は、純利益の合計の70%に置いた(悲観は減配を避けられない前提で5割強)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

建設の構造が変わった。受け手が仕事を選べる時代になり、採算の悪い工事を断ってよい。大本組の直近の受注は1,147億円と26%増え、繰越は1,483億円と売上の約1.7年分ある。先の売上はほぼ見えている。

会社は2027年3月期に、営業利益率4.3%への回復を計画する。第1四半期の営業利益は13億円と、前年から大きく伸びた。計画は保守的で、上振れの余地がある。2015年以降でも、営業利益率が6%台の年は2回ある。

土木は国土強靱化の予算に乗る。国土交通省向けの売上は161億円で、今後5年は更新工事が続く。土木が半分を占める強みが、そのまま利益に効く。

資本の面でも安心がある。自己資本比率は66%で、借金なしに配当性向70%を出せる。ROEの目標は2036年に8%以上だ。大株主の結束が固く、短期の株価に振り回されず、工事の質を守れる。

配当だけで、今の株価に対し3%台半ばの利回りがある。待つ間も報われる。

慎重な見方

好調は一時の戻りで、構造は変わっていない。営業利益率は直近でも2.7%だ。2023年3月期には0.6%まで落ちた。同業が5〜7%を出す環境で2%台にとどまるのは、受注の質が低いことの表れだ。

計画の4.3%も、資材と人件費の上昇を転嫁できるかに懸かる。公共工事は入札で、価格を決める力が弱い。繰越1,483億円に採算の悪い工事が混じっていれば、売上が増えても利益は伸びない。

資本の効率にも問題がある。ROEは3%に届かず、資本コストの半分にも満たない。配当性向70%は、成長に回せる資金を絞る。利益が小さいまま配当を続けても、価値は増えない。取引先の株式が自己資本の2割弱に眠り、会社に売る気配も薄い。

大株主が過半を握る会社は、少数株主のために動く力が弱い。TOBへの期待も、外の資本が入る余地が小さく、当てにできない。10年先、公共投資が一巡して地方の需要が縮めば、低採算の工事に頼る姿へ戻るおそれがある。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が強い。事業の安定と繰越の厚さでは、強気の見方に分がある。だが値段は、資本コストを超える稼ぎで決まる。そこでは慎重な見方が勝つ。利益率は同業の半分ほどで、10年後も資本コスト8%に届かない。確率は中立に4割弱を置き、悲観側へやや厚くした。悲観を1割強にしたのは、2023年3月期に利益率が0.6%まで落ちた実績があるからだ。強気の見方が強調する繰越の厚さは、数年の利益を支えるが、10年先の利益率を守る力ではない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,696 円431 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 698 円178 億円)。 今の値に割り戻すと 1,260 円321 億円、今との差 −39.4%、 期待の年率 +1.4%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,802 円713 億円 990 円252 億円 +82.3% +6.2% 228 円58 億円
やや楽観 16% 2,424 円617 億円 884 円225 億円 +59.1% +4.8% 529 円135 億円
中立 38% 2,045 円520 億円 778 円198 億円 +35.7% +3.1% 1,073 円273 億円
やや悲観 28% 957 円244 億円 601 円153 億円 −25.1% −2.8% 436 円111 億円
悲観 12% 786 円200 億円 275 円70 億円 −49.0% −6.5% 127 円32 億円
加重平均100% 1,696 円431 億円698 円178 億円 +15.1% +1.4% 2,393 円609 億円

今の株価時価総額 2,080 円529 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 採算改善が定着し、土木が伸びる 利益 54 億円 · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 2,802 円713 億円

10年間、採算を選ぶ受注が続く。繰越の厚さを背景に、建築の利益率は4%へ、土木は6.5%へ上がる。国土強靱化の更新工事を取り込み、土木の施工量は実質で15%増える。値上げも物価を少し上回って通る。営業利益は70億円ほどで、2036年の長期ビジョンが描く姿に近づく。配当性向70%は守られ、自己資本は厚くなり過ぎない。ROEは7%近くまで上がる。それでも資本コストには届かない。国内の量が実質で伸びにくい点、利益率が同業の上位に届かない点は変わらない。大本組にとって最も良い10年だ。この筋書きでも、同業の上位が出す利益率には届かない。受注の質を上げる地道な努力が、10年かけて実を結んだ姿である。

  • 建築:数量 66.8(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.66(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 645 億円・営業利益 26 億円。67万人日 × 1人日あたり 9.66万円、利益率 4.0%
  • 土木:数量 66.7(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 681 億円・営業利益 44 億円。67万人日 × 1人日あたり 10.21万円、利益率 6.5%

倍率:事業の純利益 53 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)46 億円。全体の PER 12.35 倍、時価総額 713 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注の質が上がり、国土強靱化の土木も取り込み続ける筋書き。10年続けて当たる必要があり、実績の利益率の低さから確率は低く置く。

やや楽観 16% 転嫁が進み、利益率が4%台へ戻る 利益 46 億円 · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 2,424 円617 億円

会社計画どおり、営業利益率が4%台に戻る。建築は3.7%、土木は5.9%で、値上げは物価をやや上回って通る。土木は国土強靱化で、施工量が実質で8%ほど増える。建築は横ばいだ。営業利益は60億円近くになる。配当性向70%を守り、自己資本はゆっくり増える。ROEは6%近くまで上がるが、資本コストには届かない。公共投資の一巡は2030年代の後半に来るが、更新工事が下支えする。同業の水準には届かないものの、過去10年の中央値を上回る利益率を保つ。受注の質が少しずつ上がり、低採算の工事が減っていく姿だ。繰越の厚さが採算の改善を支え、官公庁と民間のバランスも保たれる。大きな買収や新規事業には手を出さず、本業の磨き込みに徹する。

  • 建築:数量 63.6(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.52(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 605 億円・営業利益 22 億円。64万人日 × 1人日あたり 9.52万円、利益率 3.7%
  • 土木:数量 62.6(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 630 億円・営業利益 37 億円。63万人日 × 1人日あたり 10.06万円、利益率 5.9%

倍率:事業の純利益 46 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)46 億円。全体の PER 12.33 倍、時価総額 617 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社計画の営業利益率4%台が定着する筋書き。繰越が厚く実現しやすいが、10年続くかは分からない。

中立 38% 量は横ばい、価格だけ上がる成熟 利益 39 億円 · PER 12.3 倍 · 株価時価総額 2,045 円520 億円

建築の施工量は実質で3%ほど減り、土木は国土強靱化で3%ほど増える。価格は物価並みに上がる。営業利益率は4%台前半で、営業利益は50億円ほどになる。会社の計画と同じ水準だ。人手不足の中で、採算を守る力が会社の差になる。配当性向70%は守られるが、利益そのものが小さいため、自己資本は少しずつ厚くなる。ROEは5%ほどで、資本コストの6割にとどまる。大きな失敗も、大きな成功もない平らな道だ。10年後の売上は名目で1,170億円ほどに増えるが、増えるのは主に物価の分で、実質の量はほぼ変わらない。国土交通省向けの工事が下支えになり、赤字に陥ることは避けられる。それでも、株主が求める稼ぎには届かない。

  • 建築:数量 61.7(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 579 億円・営業利益 19 億円。62万人日 × 1人日あたり 9.38万円、利益率 3.3%
  • 土木:数量 59.7(施工量(万人日、実質))× 価格 9.92(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 592 億円・営業利益 31 億円。60万人日 × 1人日あたり 9.92万円、利益率 5.3%

倍率:事業の純利益 38 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.9% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)46 億円。全体の PER 12.29 倍、時価総額 520 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質で横ばいかやや減り、価格は物価並み。利益率は会社計画に近い4%台前半へ戻るが、同業には届かない最も標準的な姿。

やや悲観 28% 値上げ疲れと地方の縮みで利益率が2%台へ 利益 26 億円 · PER 8.2 倍 · 株価時価総額 957 円244 億円

地方の人口減と公共投資の一巡で、工事量が実質で1割ほど減る。値上げは止まり、人件費の上昇だけが重い。建築の利益率は2%台、土木は4%に下がる。営業利益は35億円近くにとどまる。会社は配当を守ろうとするが、利益が小さく、自己資本はほとんど増えない。ROEは3%台で、資本コストの半分以下だ。入札で競り合う場面が増え、採算を守る力は弱まる。選別受注を貫けず、低採算の工事を抱える。2020年代前半の低迷が、そのまま10年続く姿に近い。繰越が厚い間は表に出にくいが、新しい受注に切り替わるにつれて、採算の悪さが利益に出てくる。

  • 建築:数量 56.0(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 510 億円・営業利益 12 億円。56万人日 × 1人日あたり 9.1万円、利益率 2.4%
  • 土木:数量 55.1(施工量(万人日、実質))× 価格 9.62(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 530 億円・営業利益 21 億円。55万人日 × 1人日あたり 9.62万円、利益率 4.0%

倍率:ROE 3.3%(純利益 26 億円 ÷ 自己資本 804 億円)。事業の ROE が資本コスト k 8% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 11.8 倍が上限。利益率が2%台に戻り稼ぐ力が弱い局面で、上限の 7 割の 8.2 倍に置いた。

確率:地方の公共工事の縮小と人手不足が、規模の小さい会社に重くのしかかる。利益率が過去の低迷期に戻る展開で、確率は中立に近い厚みで置く。

悲観 12% 構造的に負け、低採算工事に頼る 利益 9 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 786 円200 億円

構造的に負ける。公共投資が縮み、入札での価格競争が激しくなる。選別受注ができず、低採算の工事ばかりを受ける。建築の利益率は1%、土木は2%まで落ち、営業利益は10億円ほどになる。工事の不具合や取引先の信用悪化で、減損も出る。配当は大きく減らさざるをえない。自己資本は、減損でやや目減りする。それでも財務の体力は残り、倒れはしない。ただ稼ぐ力の回復は見えず、大株主の持ち分が動くとしても、買い手は安い値段しか付けない。10年かけてじわじわ効き、どこかの年に表へ出る。売上は名目では横ばいに近いが、実質では3割近く縮む。固定費を負担する人員の調整も追いつかず、利益は薄くなる。

  • 建築:数量 47.7(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 8.40(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 401 億円・営業利益 4 億円。48万人日 × 1人日あたり 8.4万円、利益率 1.0%
  • 土木:数量 46.4(施工量(万人日、実質))× 価格 8.88(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 412 億円・営業利益 8 億円。46万人日 × 1人日あたり 8.88万円、利益率 2.0%

倍率:構造的に優良でなくなり、減損も出た姿。純利益は10億円に満たず、稼ぐ力は事業の純利益÷k で約100億円にしかならない。床は売れる資産で測る。総資産約1,040億円(自己資本687億円÷自己資本比率66%)を強制売却で55%しか回収できず、負債約350億円は全額払うとして残る約220億円が上限。その9割(売却の費用と税を引く)を、今の自己資本687億円に対する PBR 0.29 倍(時価総額200億円)に置いた。

確率:地方の縮小と入札競争の激化で、構造的に優良でなくなる筋書き。2023年3月期に営業利益率が0.6%まで落ちた実績があり、1割強に置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築

民間の建物を請け負って建てる。官公庁向けは少ない。土木より利益率が低い。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 63.6 7.00 445 9
10 年後 中立 61.7 9.38 579 19

取り方:建築の売上445億円(有価証券報告書)を、現場の労務量で割った。労務量は開示が無いため、戸田建設など同じ領域の会社と同じ要領で、1人日あたり売上を約7万円と置き、約64万人日と推定した。営業利益は開示を確認できず、全社24億円のうち建築を約9億円(利益率2%)と推定した。

土木

道路・橋・トンネル・河川など官公庁発注が中心の工事。国土交通省向けが売上の約18%。

数量施工量(万人日、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 58.0 7.40 429 15
10 年後 中立 59.7 9.92 592 31

取り方:土木の売上429億円(有価証券報告書)を、建築と同じ要領で約58万人日と推定した。土木は機械・材料の割合がやや高く、1人日あたり売上は建築よりやや高い。営業利益は全社24億円のうち約15億円(利益率3.5%)と推定した。開示は確認できていない。

リスクと懸念

利益率が低いまま戻らない

営業利益率は直近で2.7%と、同じ領域の会社の半分ほどだ。2023年3月期は0.6%まで落ちた。会社は2027年3月期に4%台へ戻す計画だが、繰越に採算の悪い工事が混じっていれば、売上が増えても利益は伸びない。資材と人件費の転嫁が止まれば、計画は崩れる。

公共投資が一巡して土木が縮む

土木は売上の約半分で、国土交通省向けだけで約18%を占める。国土強靱化の予算は2030年ごろまで厚いが、その後は更新工事が一巡し、人口減で地方の需要が縮む。発注が一部の官庁に偏るため、予算の執行が遅れた時の影響も大きい。

人手不足で施工量が頭打ちになる

2024年問題以降、技能者の確保が最大の制約になった。人が足りなければ、受注があっても売上に変えられない。規模の小さい会社は、大手より人材の確保で不利になりやすい。労務費の上昇は、利益率を直接削る。

資本が稼ぎにつながらない

自己資本は687億円あるが、純利益は18億円しかなく、ROEは3%に届かない。取引先の株式が自己資本の2割弱を占め、2025年10月の取締役会は売却すべき銘柄は無いと結論づけた。配当性向70%を守っても、資本の稼ぎが低いままでは価値は増えない。

大株主の支配で少数株主の力が弱い

持ち株会社のOHMOTOホールディングスと公益財団法人の大本育英会で、株の過半を握る。大百興産などを加えると6割を超える。大株主の方針が変わらない限り、資本政策の大転換や外からの再編は期待しにくく、売買も細いため、売りたい時に売りにくい。

大型工事の失敗と取引先の信用

建設は、大型の請負で代金の回収が遅れる。取引先が傾けば、利益が一度に飛ぶ。工事の不具合による契約不適合責任も、小さい会社には重い。有価証券報告書も、建設市場の縮小と取引先の信用リスクを、特に重要なリスクに挙げている。

今後の分かれ目

営業利益率が2027年3月期に4%を超え、2028年3月期も保たれたら
利益率の回復が本物と見て、中立の利益を上方に直し、やや楽観の確率を少し上げる。
第1四半期の好調が通期で続き、会社が営業利益の予想を50億円近くまで上げたら
計画の保守性が確かめられ、中立の利益を上方に直す。
繰越工事の採算が悪く、受注が増えても粗利率が改善しなかったら
選別受注ができていないと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
取引先の株式を売り、代金で自社株買いや稼ぎのある投資を始めたら
資本の使い方の評価を上げ、ROEの改善を織り込んで楽観側の確率を少し増やす。
国土強靱化の予算執行が遅れ、土木の受注が2期続けて減ったら
土木の利益率を5%から下げ、中立の利益を数億円から十数億円削る。
大株主の持ち分の売却や、準大手同士の統合の話が出たら
統合後の資本効率しだい。規模が増え採算が上がるなら価値を押し上げ、割高な買収なら下げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と繰越工事の推移
  • 建築・土木の完成工事総利益率
  • 営業利益率が4%台に乗るか
  • 取引先の株式の売却の有無とその代金の使い道
  • 国土交通省向けの受注と国土強靱化予算の執行
  • 大株主の持ち分の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROEが資本コスト k 8%(基本 7.5% + quality 1.0%)に届かない前提で、正当化 PER の上限(1÷k = 約 11.8 倍)の7〜9割に置いた。今の株価や今の PER、同業の倍率を見てから決めたわけではない。悲観は谷の利益ではなく、総資産の55%回収・負債全額払いで残る売れる資産(約220億円)で測り、谷の PBR は使っていない。純有利子負債はほぼゼロで純現金は時価総額の1%にも満たないので、余った現金は分けていない。直近の純利益18億円は、営業利益24億円から年の営業外収益と税を経た値で、一過性の大きな要因は確認できなかった。賃借の負担は重くなく、新リース会計基準による形の変化は小さいとみて、今と同じ形でそろえた。 持ち合い株の含み益は、有報の評価差額金(税引き後)46億円に戻り方0.5を掛けて余り資産に足した。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.6→12.35 倍・やや楽観 PER 10→12.33 倍・中立 PER 9.4→12.29 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1% = 8.5%。理由は quality_why。個別のリスク(大株主の支配・M&A の不在など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 大本組 有価証券報告書テキスト(受注・繰越・政策保有・中期経営計画)
  2. 大本組 大株主・株主構成
  3. 大本組 中期経営計画(2024〜2026年度)・長期ビジョン2036(東証開示)

分析日 2026-10-16