株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

イチケン 1847

稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,468 円503 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,370 円489 億円差 +2.9%
10 年後から見ると 適正 価値 3,468 円503 億円 · 差 +2.9% · 期待の年率 +7.2%
期待の年率リターン(10 年)+7.2%資本コスト比 −0.8 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

イチケンは、スーパーや宿泊施設、分譲マンションを建てる、民間建築に強い中堅ゼネコンだ。パチンコ大手のマルハンが4割を持つ筆頭株主でもある。筆者の結論は「やや割高」。直近の利益は過去最高だが、10年で見れば価値は今の時価総額に届かない。

強みは、小売の店舗づくりで長年磨いた施工力だ。工事の採算を選んで受ける方針が実り、営業利益率は2期で3%台から8%台へ上がった。今期は10%の見込みで、会社は計画を上方修正した。

弱みは三つある。利益が好況の数年に偏ること。取引先が小売と不動産に偏ること。そして、利益をためても資本の稼ぎが上がらないことだ。自己資本比率は5割を超え、実質は無借金だが、ためた現金は利益をほとんど生まない。

中立の筋書きでは、営業利益は10年後に90億円ほど。利益率は今より下がるが、実績から見て妥当な水準だ。今の値段は、好調がそのまま続く姿まで織り込んでいる。安全域はない。

読むうえで大事なのは、利益の水準そのものより、その持続性だ。筆者は、持続しにくい部分を割り引いて見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ゼネコンは「利益が景気で振れ、毎年仕事を取り直す」事業だ。堀が浅く、利益を長く守る力は強くない。イチケンもその例外ではない。

株主が受け取れる利益は、純利益の6〜7割ほどだと筆者は見る。工場も店も要らず、再投資は多くない。ただ、人が増えない限り受注量は増やせず、利益を再投資する先も限られる。

経営の資本配分は、慎重な部類に入る。無借金で、買収も小粒だ。割高な買収で価値を壊す心配は小さい。一方、ためた現金の使い道は、まだ見えない。配当を厚くしたのは前向きな動きだが、それでも自己資本は年々厚くなる。

安全域は薄い。数字だけの話ではなく、10年後も同じ強さで稼いでいるかが分からないからだ。楽観の筋書きでも、今の値段を大きくは上回らず、悲観では売れる資産まで落ちる。稼ぐ力は申し分ないが、払う値段がそれを織り込みすぎているなら、筆者は手を出さない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は建築だ。売上のおよそ9割を占め、中身は商業施設が65%、マンションが25%、残りが工場や物流施設などになる。スーパー、スポーツジム、宿泊施設の新築と改装が主力で、小売業が自社の店を建て替える時の請負先として選ばれやすい。

土木は小さい。2024年に千葉の片岡工業を買って、道路や舗装の工事を持ち込んだ。官公庁向けが中心で、売上は数十億円にとどまる。会社は土木を全体の1割まで引き上げたい考えだ。

不動産事業は、建設事業を補う位置づけだ。販売用の不動産を仕入れて売り、開発の利益を積む。販売用不動産と仕掛かりの残高は合わせて約75億円で、中期経営計画は不動産開発に40億円を投じるとしている。

海外ではベトナムが次の芽として挙がる。ただ、まだ数字に表れるほどの規模ではない。連結の従業員は約690人。工事を現場で支えるのは、協力会社の職人たちだ。大きな会社ではない分、人の数が受注できる工事の量を決める。取引先は小売業、ホテル、不動産会社が中心で、一つひとつの案件は数十億円規模のものが多い。

優良さと弱いところ

優良さを一言で言えば「採算を選べるようになった小さな専門家」だ。堀、つまり他社がまねできない強みは、深くはない。

強みは三つある。一つ目は、ダイエーの時代から続く店舗づくりの経験だ。営業しながら店を改装する工事は手間がかかり、手慣れた会社が重宝される。二つ目は、マルハンという大株主が持つ案件の供給と信用だ。三つ目は、資材と労務費の上昇を価格に転嫁できるようになったことだ。

弱みも三つある。一つ目は、価格を決める力が弱いこと。発注者は相見積もりを取る。二つ目は、取引先が小売業に偏ること。出店が鈍れば受注が細る。三つ目は、規模の小ささだ。大型案件を一つ失えば、利益が大きく振れる。営業利益率がほぼゼロの年は、1997年・2002年・2011年の3度ある。

資本の使い方は、これから問われる。実質無借金で、自己資本比率は5割を超える。ただ、利益の4割ほどを配当に回し、残りをためる形では、ROEは自然に下がる。ためた資本を事業で生かせるかが勝負だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の建築市場は、量が増えない成熟市場だ。人口が減り、店舗の数も長い目では減る。それでも今は「作れば儲かる」局面にある。2024年4月に残業の上限規制が始まり、技能者の確保が難しくなった。受け手のゼネコンは仕事を選べるようになり、値上げが通る。上場ゼネコン50社の2025年度の受注は16兆円台で、利益率は過去最高だった。

イチケンの競合は、準大手から地場までの中堅ゼネコンと、店舗や住宅を専門にするハウスメーカー系の施工会社だ。市場は分散していて、特定の分野で強みを持つ会社が生き残る。商業施設では、大手が手がけない小さな案件も多く、そこで小回りが利く。

追い風は、物流施設と宿泊施設の投資、そして老朽化した店舗の更新だ。向かい風は、資材高が一服した時の価格競争と、小売の出店ペースの鈍化になる。

10年先は、投資の波が一巡し、実質では横ばいから緩やかな縮小になると筆者は見る。人手が足りない業界では、売上を伸ばす力より、採算を守る力が会社の差になる。小さな会社の再編も進む。地場のゼネコンの事業承継型の買収が増えれば、イチケンのような専門型の会社は買い手にも売り手にもなりうる。

資本政策と M&A

資本政策の柱は、配当性向40%程度、または純資産配当率4%程度の還元だ。2026年から3年間の株主還元は合計55億円。今期の配当は、配当性向で3割台半ばまで増える見込みだ。

成長投資は3年で100億円。不動産開発に40億円、M&Aに35億円、人材に15億円、DXに10億円を回す。ビジョン2035は10年で400億円の投資を掲げ、売上1,500億円とROE10%を目標とする。

M&Aは小粒だ。2024年に片岡工業を買い、土木の入り口を作った。大きな買収で価値を壊すタイプではなく、今後も同じ規模の買収が続くだろう。

株主面では、マルハンが4割を持つ。2025年にはマルハンが公開買付けで持株を積み増し、上場は維持された。完全子会社化は否定されていないが、今のところ動きはない。保有比率が高く、少数株主にとっては買取りの価格が焦点になる。政策保有株は約16億円と小さく、持ち合いの整理は課題ではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

採算を選んで受ける方針が、ようやく数字に出た。営業利益率は2期連続で上がり、今期の見込みは10%だ。8月には通期の営業利益を80億円から105億円へ引き上げた。大型案件の追加発注と、資材・労務費の転嫁が効いている。

次の柱も育つ。片岡工業の買収で土木の入り口ができ、不動産開発には40億円が回る。ビジョン2035は、売上1,500億円を掲げる。国内の小売やホテルの更新投資が続けば、この数字は物価の分だけでも半ばまでは届く。マルハンが持株を4割へ積み増したことで、案件の供給と信用も安定した。

資本の使い方も変わった。配当性向は40%程度に上がり、今期は大きな増配となる見込みだ。実質無借金で自己資本比率は5割を超え、谷が来ても耐える体力がある。

人手不足は、選別受注の追い風でもある。技能者の賃金が上がる中で、工事を選べる会社は強い。工事を選べる会社は、採算の悪い案件を断れる。小さな会社ほど、この恩恵を受けやすい。10年で見ても、利益率が6%台を保つなら、ROEは高い水準に戻る。

慎重な見方

今の利益は、数年に限った山だ。営業利益率は過去30年に0%から8.5%まで振れ、最高の年がいまの水準だ。2023年3月期にも利益は3%まで落ちた。資材高の転嫁が進んだのは需給が締まっているからで、民間投資が一巡すれば崩れうる。

取引先の偏りも気になる。受注の中心は小売と不動産で、出店が鈍れば真っ先に細る。人口が減る日本で、店舗数が増える理由は見つけにくい。マルハンの案件を持ち込めても、それが固定費を埋めるほど大きいかは分からない。

資本の効率も弱い。配当を増やしても、自己資本は10年で倍になる。ためた現金は利息を少ししか生まず、ROEは自然に下がる。会社は目標を10%とするが、資本が膨らむ中でそれを守るのは難しい。

買収は片岡工業だけだが、土木で採算を出す難しさは大手でも変わらない。小さな会社が複数の事業に手を広げて、本業の力を薄める恐れもある。さらに、10年先の受注を支える店舗の新設は、日本では減っていく。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方が少し強い。事業の質と経営の改善では強気の見方に分があるが、値段を決めるのは、利益が長く続くかと、ためた資本が稼ぐかどうかだ。そこで慎重な見方の指摘が勝つ。確率は、中立に4割弱を置き、残りを慎重側にやや厚くした。悲観を1割強に置いたのは、過去に営業利益がほぼゼロに沈んだ年があり、規模も小さいからだ。強気の見方が挙げる今期の増益は、近い年の話で、10年後の利益を保証しない。選別受注の効果は認めるが、利益率は物価の波と受注の質に左右される。両方の力が働くため、中立は営業利益率6%台の、今より控えめな水準で置いた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,162 円749 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,582 円230 億円)。 今の値に割り戻すと 3,468 円503 億円、今との差 +2.9%、 期待の年率 +7.2%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 10,306 円1,496 億円 2,542 円369 億円 +281.2% +14.3% 771 円112 億円
やや楽観 16% 7,780 円1,129 億円 2,142 円311 億円 +194.4% +11.4% 1,588 円230 億円
中立 38% 6,279 円912 億円 1,757 円255 億円 +138.5% +9.1% 3,054 円443 億円
やや悲観 27% 2,553 円371 億円 1,254 円182 億円 +13.0% +1.2% 1,028 円149 億円
悲観 13% 1,722 円250 億円 620 円90 億円 −30.5% −3.6% 304 円44 億円
加重平均100% 5,162 円749 億円1,582 円230 億円 +100.1% +7.2% 6,744 円979 億円

今の株価時価総額 3,370 円489 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 商業施設とマンションで受注を伸ばし、利益率も保つ 利益 100 億円 · PER 14.9 倍 · 株価時価総額 10,306 円1,496 億円

出店と改装の波が10年続き、商業施設の施工量が実質で1割増える。マルハンの案件に加え、物流施設と宿泊施設でも取引先が広がる。建築の利益率は10%を保ち、土木は片岡工業の買収で倍の規模になる。不動産は開発と売却の回転が上がり、残高は3倍強に育つ。

ビジョン2035が掲げる売上1,500億円は、物価の分を含めて達成される。営業利益は140億円台、純利益は100億円に近づく。配当性向45%を守っても自己資本は積み上がるが、稼ぐ力が資本の増え方を上回り、ROEは10%台後半の手前で保たれる。小さなゼネコンが採算を選び続ける、最良の姿だ。

  • 建築(商業施設・マンション・工場):数量 154(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,474 億円・営業利益 147 億円。154万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 10.0%
  • 土木(片岡工業):数量 10.6(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 107 億円・営業利益 7 億円。10.6万人日換算 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 7.0%
  • 不動産:数量 250(販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.39(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 97 億円・営業利益 17 億円。残高 250億円 × 回転 0.389、利益率 18%

倍率:事業の純利益 100 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.8% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.9 倍。全体の PER 14.92 倍、時価総額 1,492 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年を通じて採算を選び続け、買収と不動産も当たる筋書き。連続して当たる必要があり、確率は低く置く。

やや楽観 16% 転嫁が定着し、採算が高めで続く 利益 78 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 7,780 円1,129 億円

資材と人件費の転嫁が定着し、建築の利益率は9%台前半で落ち着く。商業施設の改装需要は底堅く、マンションの受注も大きくは崩れない。工場や物流施設の更新も、一定の量で続く。土木は片岡工業の受注が伸び、構成比が数%に届く。小さな会社でも、得意分野を持てば利益率は高く保てる。不動産は残高が倍以上になり、売却益が毎年の利益に積み上がる。

営業利益は110億円前後。配当性向40%を続けるため、自己資本はゆっくり増え、ROEは9%台にとどまる。中期経営計画の数字には届かないが、過去10年の実績よりは明らかに強い会社として残る。

  • 建築(商業施設・マンション・工場):数量 144(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,381 億円・営業利益 127 億円。144万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 9.2%
  • 土木(片岡工業):数量 6.9(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 70 億円・営業利益 5 億円。6.9万人日換算 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 6.5%
  • 不動産:数量 175(販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.39(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 68 億円・営業利益 11 億円。残高 175億円 × 回転 0.389、利益率 16%

倍率:事業の純利益 78 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍。全体の PER 13.98 倍、時価総額 1,090 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げが物価並みに通り、選別受注で粗利が保たれる姿。国内の量が伸びない制約があり、これ以上は厚く置かない。

中立 38% 量は横ばいで、採算は少し戻る 利益 63 億円 · PER 13.2 倍 · 株価時価総額 6,279 円912 億円

建築の施工量は実質で3%ほど減り、価格は物価並みに上がる。利益率は今の10%台から8%台後半へ戻る。いまの水準は、転嫁が一気に進んだ数年に限った特別な高さだと見るからだ。土木は片岡工業が小さく伸びる程度で、不動産は残高が1.5倍になる。

営業利益は90億円前後、純利益は63億円ほどになる。配当性向は40%に近く、自己資本は800億円台まで積み上がる。分母が膨らむぶん、ROEは8%にとどまり、資本コストの手前に収まる。商売は堅いが、積んだ現金を生かし切れない10年だ。大きな成功も失敗もなく、時間だけが過ぎる。

  • 建築(商業施設・マンション・工場):数量 136(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,300 億円・営業利益 112 億円。136万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 8.6%
  • 土木(片岡工業):数量 5.3(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 53 億円・営業利益 3 億円。5.3万人日換算 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 6.0%
  • 不動産:数量 120(販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.39(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 47 億円・営業利益 7 億円。残高 120億円 × 回転 0.389、利益率 15%

倍率:事業の純利益 63 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.2 倍。全体の PER 13.24 倍、時価総額 834 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:量は実質でわずかに減り、価格は物価並み。採算は今の高さから一部戻る。会社の計画が部分的に効く、いちばん標準的な姿。

やや悲観 27% 出店の鈍化と競争で採算が細る 利益 36 億円 · PER 8.3 倍 · 株価時価総額 2,553 円371 億円

小売の出店と改装が鈍り、建築の施工量が実質で1割強減る。転嫁は止まり、人件費の上昇だけが残る。建築の利益率は6%台まで戻り、営業利益は50億円前後になる。本社費は物価で増えるため、売上が落ちても重さは変わらない。受注の質より量を優先する場面も増え、粗利が削られる。

不動産は売却益が細り、土木の黒字もわずかだ。配当は守るが性向は下がり、自己資本は700億円弱にとどまる。ROEは5%台で、資本コストをはっきり下回る。市場からは、現金をためるだけの会社と見られる。小さな会社が採算を選べなくなると、建て直しにも時間がかかる。

  • 建築(商業施設・マンション・工場):数量 123(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.57(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 1,180 億円・営業利益 77 億円。123万人日換算 × 1人日あたり 9.57万円、利益率 6.5%
  • 土木(片岡工業):数量 4.5(施工量(万人日、実質))× 価格 10(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 45 億円・営業利益 2 億円。4.5万人日換算 × 1人日あたり 10.08万円、利益率 4.0%
  • 不動産:数量 76.0(販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.39(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 30 億円・営業利益 2 億円。残高 76億円 × 回転 0.389、利益率 8%

倍率:ROE 5.1%(純利益 36 億円 ÷ 自己資本 698 億円)。事業の ROE が資本コスト k 8% 以下なので、正当化 PER の上限は 1÷k = 11.1 倍。出店が鈍り採算の戻った局面で、上限の 7 割 5 分の 8.3 倍に置いた。

確率:商業施設の出店が鈍り、民間工事の競争が戻る姿。今の利益率は需給が締まった数年の山と見るため、中立に近い厚みで置く。

悲観 13% 構造的に負け、小さな民間ゼネコンに戻る 利益 5 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,722 円250 億円

構造的に負ける。人口減で店舗数が減り、新規出店の工事が細る。マンションの分譲も、金利の上昇で動きが鈍る。大手が改装まで取りにきて、価格競争が戻る。建築の利益率は4%まで落ち、本社費を払うと営業利益はほぼ消える。

買収した片岡工業と不動産の開発でも評価損が出て、自己資本は減損で目減りする。マルハンの関連案件に頼る度合いは強まるが、それだけでは固定費を賄えない。配当は小さくなる。大株主のマルハンが支えても、ほかの株主にとっては厳しい。稼ぐ力は戻らず、残るのは現金と販売用不動産などの売れる資産で、会社の価値はそこまで下がる。

  • 建築(商業施設・マンション・工場):数量 98.1(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.14(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 896 億円・営業利益 36 億円。98万人日換算 × 1人日あたり 9.14万円、利益率 4.0%
  • 土木(片岡工業):数量 4.2(施工量(万人日、実質))× 価格 9.63(1人日あたり売上(万円・名目))→ 売上 40 億円・営業利益 0 億円。4.2万人日換算 × 1人日あたり 9.63万円、利益率 0%
  • 不動産:数量 76.0(販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質))× 価格 0.37(残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転))→ 売上 28 億円・営業利益 0 億円。残高 76億円 × 回転 0.371、利益率 0%

倍率:稼ぐ力は純利益 5 億円で、k 8% で割っても 60 億円ほどにしかならず、床は売れる資産で測る。総資産約 745 億円を強制売却で 8 割しか回収できず、負債約 345 億円は全額払うとして残る約 250 億円を、今の自己資本 400 億円に対する PBR 0.625 倍に置いた。

確率:商業施設の需要が構造的に縮み、取引先も限られた会社が、採算を保てなくなる筋書き。営業利益率がほぼ0%の年が過去に3度ある小さな会社なので、1割強を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

建築(商業施設・マンション・工場)

スーパー・ジム・宿泊施設・分譲マンション・物流施設などを請け負って建てる。売上の約9割。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 140 7.14 1,000 107
10 年後 中立 136 9.57 1,300 112

取り方:連結売上1,062億円のうち、建設事業の大半を建築と置いた。開示は建設と不動産の2つのため、建築約1,000億円・土木約40億円・不動産約22億円は筆者の推定。利益は建設事業の利益から本社費を除いた形で約107億円と置く。施工量は、技能者の労務費を売上の約35%、日当を約2.5万円と置いて約140万人日と推定した。物価の分は価格に入る。

土木(片岡工業)

2024年に買収した片岡工業が担う道路・舗装などの官公庁向け工事。会社は土木を全体の1割まで引き上げたい。

数量施工量(万人日、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 5.3 7.52 40 2
10 年後 中立 5.3 10 53 3

取り方:土木は連結の売上数十億円と推定した(2025年3月期の連結の土木売上は約17億円で、片岡工業は2024年7月の買収後から入る)。建築と同じ要領で労務量に換算した。官公庁向けは機械・材料の割合がやや高く、1人日あたり売上は建築よりやや高い。

不動産

販売用不動産を仕入れて開発・売却する事業。中期経営計画は3年で40億円を投じる。

数量販売用・仕掛かり不動産の残高(億円、今の値段で測った実質)価格残高1億円あたりの年間売上(億円・名目。売却の回転)売上営業利益
今 2026/03 76.0 0.29 22 4
10 年後 中立 120 0.39 47 7

取り方:売上約22億円・利益約4億円と推定(開示は不動産事業の合計のみ)。2025年3月期の販売用不動産54億円と仕掛かり22億円を残高76億円と置いた。数量は実物の資産の残高で、増えるのは会社の投資計画(3年で40億円)による積み増し。名目の伸びを数量に置いたものではなく、物価は価格の1.34倍だけで見ている。

リスクと懸念

好況の山を越えて、受注と採算が崩れる

営業利益率は直近で8.5%と、過去30年で最も高い。景気や民間投資が一巡すれば、先に崩れるのは新規受注と採算だ。過去にも2023年3月期に3%まで落ち、15年で営業利益がほぼゼロの年が3回ある。小さな会社なので、振れ幅は大手より大きい。

取引先が小売と不動産に偏る

建築の受注は商業施設が6割強、マンションが2割台半ばを占める。小売の出店が鈍ったり、不動産市況が冷えたりすれば、受注が細る。人口減の日本で、店舗数が増える見通しは立てにくい。大型の取引先が1社抜けるだけでも、利益に響く。

人手不足で施工量が頭打ちになる

連結従業員は約690人と、規模が小さい。技能者や現場監督を増やせなければ、受注があっても売上に変えられない。労務費は物価以上に上がる局面もあり、採算を削る。協力会社への依存も大きい。

大株主マルハンとの関係

マルハンは4割を持つ筆頭株主で、2025年には公開買付けで持株を積み増した。案件の供給と信用の面では強みだが、少数株主の立場では、親会社の都合に事業が引っ張られる懸念がある。完全子会社化の可能性もあり、価格が合うかは別の話になる。

土木・不動産への展開で本業の力が薄れる

2024年に買収した片岡工業は、官公庁向けの土木で、民間建築とは営業も人材も異なる。不動産開発も金利が上がれば売却益が細る。中期経営計画は3年で100億円を投じるが、小さな会社が複数の事業に手を広げる難しさは残る。

ためた現金が稼ぎを生まない

実質無借金で、自己資本比率は5割を超える。配当性向40%程度でも、残りの利益がたまり、自己資本は10年で倍になる。資本が膨らむとROEは下がる。買収や不動産開発で外せば、現金の価値を落とす恐れもある。

今後の分かれ目

完工総利益率が2期続けて10%を割ったら
転嫁の局面が終わったと見て、やや悲観・悲観の確率を上げる。
マルハンが追加の公開買付けで持株を5割超へ積み増したら
少数株主への買取り価格が焦点になる。ただし事業の価値は変わらず、筋書きの数字は動かさない。
中期経営計画の売上1,100億円・営業利益率7%を、2期早く達成したら
計画の保守性が確かめられ、中立の利益率を少し上へ直す。
ためた現金を、割高な買収に回したら
資本の使い方の評価を下げ、悲観の確率を上げる。
商業施設の新築・改装の受注が2期続けて減ったら
取引先の偏りが表に出たと見て、建築の施工量を実質で1割減らす。
片岡工業の黒字化と、土木10%の構成比が見えてきたら
事業の幅が広がったと見て、やや楽観の確率を少し増やす。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と繰越工事の推移
  • 建築の完工総利益率
  • マルハンの持株比率と追加の公開買付け
  • 販売用不動産の売却益と残高
  • 片岡工業を含む土木の売上と利益
  • 配当性向と自己資本の積み上がり方

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE が資本コスト k 8%(基本 7.5% + quality 1.5%)に届かない前提で、正当化 PER の上限(1÷k = 約11.1 倍)の 8 割 5 分に置いた。悲観は谷の利益でなく、総資産の8割回収・負債全額払いで残る売れる資産(約250億円)で測り、谷のPBRは使っていない。今の株価や今の PER を見てから決めたわけではない。純現金 86 億円は時価総額の 17% あるが、未成工事受入金などの運転資金で説明できるため分けていない。政策保有株は約16億円と小さく、含み益は考慮していない。営業利益率は直近の8.5%(過去最高)より低い6.5%を中立に置いた。リースは軽く(リース資産約1.5億円)、新リース会計の影響は小さいが、10年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。セグメント別の数字は推定で、数量と価格の分け方には誤差がある。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11→14.92 倍・やや楽観 PER 9.6→13.98 倍・中立 PER 9.4→13.24 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.5% = 9.0%。理由は quality_why。個別のリスク(大株主との関係・買収の実行)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.00%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. イチケン 中期経営計画 2026-2028・ビジョン2035(要約)
  2. イチケン 2027年3月期の業績予想の修正(2026年8月7日)
  3. イチケン 有価証券報告書(FY2025 テキスト)

分析日 2026-10-19