株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

ライト工業 1926

地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,279 円2,100 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)956 円1,570 億円差 +33.8%
10 年後から見ると 割安 価値 1,279 円2,100 億円 · 差 +33.8% · 期待の年率 +8.7%
期待の年率リターン(10 年)+8.7%資本コスト比 +1.9 pt
推定の資本コスト6.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 6.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ライト工業は、山の斜面を止める法面工事と、建物の下の地盤を固める地盤改良の専業大手だ。2026年3月期の売上は1,392億円、営業利益は172億円と、中計の2027年度目標を2年早く超えた。

筆者の見立てはこうだ。いまの利益は山の近くにある。営業利益率は12%台で、過去10年の中央値の10%を2ポイント以上上回る。会社自身も今期は小幅の減益を見込んでいる。防災と老朽化対策の需要は底堅いが、技能者が減る中で施工量は伸ばしにくい。10年でならすと、利益率は10%ほどへ戻ると置くのが素直だ。

強みは財務の堅さだ。純現金は約280億円、自己資本比率は7割を超える。借金で無理をしない会社で、中計は150億円以上の自社株買いとDOE6%を掲げる。株主への還元は厚い。

弱みは、値段を自分で決められないことだ。顧客は国や自治体が中心で、入札が多い。補修・補強では専業のショーボンドホールディングスが先を走る。

10年後の利益を資本コストで割り引くと、本質価値は今の時価総額を1割弱上回る。割安と言うには浅く、適正の範囲だ。筆者がいちばん気にするのは、利益率が10%へ戻るかどうかである。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ライトは堅実な会社だが、安く買える会社とは限らない。

まず、利益の質。工事は完成まで資金を立て替える。それでも純現金を保ち、自己資本比率は7割を超える。借金に頼らずに利益を出すので、傷みにくい。ただ、いまの営業利益率は12%台で、過去10年の中央値の10%を上回る。利益の一部は山の分とみる。

次に、堀と経営。堀は工法と経験にあるが、公共は入札が多く、値段は発注者に左右される。経営は赤字の年のあと、増配と自社株買いで株主に報いてきた。資本の使い道は配当と自社株買いと小さな成長投資に絞られ、見栄えのする買収で失敗する危うさは小さい。

最後に、安全域。10年後の利益が1割ほど増えるとみて、本質価値は今の値段を1割弱上回る。余白はあるが厚くはない。持ち主として長く持ちたい会社ではあるが、払ってよい値段は、利益率が10%へ戻ることを織り込んだ水準までだ。12%台が続くと信じれば見え方は変わるが、それは山を平地とみなす賭けである。

何で稼ぐ会社か

収益の柱は工種ごとに五つある。基礎・地盤改良が売上の4割強、斜面・法面対策が3割弱、建築が1割強、補修・補強が1割弱だ。残りは一般土木と環境修復である。

地盤改良は、建物や橋の基礎になる地盤を、薬液や杭で固める工事だ。液状化の対策や、トンネルを掘る前の補強もある。2026年3月期の9か月で受注が2割増え、いま最も勢いがある。

法面は、切り取った斜面や崩れそうな自然斜面を、吹付けやアンカーで止める工事だ。地すべりの対策もここに入る。防災・減災の看板事業で、能登半島地震の復旧にも関わった。

補修・補強は、老朽化した橋やトンネルを直す仕事で、中計が伸ばすと決めた分野だ。ただ売上は100億円ほどで、まだ小さい。

海外は米国のRAITO, INC.とベトナムの合弁が中心だ。米国は2026年3月期の9か月で売上と利益を伸ばした。2025年11月にはベトナムでFecon Raito Undergroundを連結子会社にした(出資49%)。

顧客は国や自治体などの公共が多く、民間は建築と一部の地盤改良にとどまる。東北にはグループ会社が残る。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、工法と実績にある。

ライトは法面と地盤改良で、自社の工法を数多く持つ。現場ごとに土質も地形も違うので、どの工法をどこに使うかという経験が値打ちになる。防災・地盤改良の特殊土木では国内首位とされる。競合の日特建設は売上が834億円で、ライトの6割ほどだ。大手ゼネコンが手を出しにくい細かな現場で、専業の強さが出る。

ただ、堀は固くない。公共工事は入札が多く、発注者が値段を決める。特許が切れれば、同じ仕事を他社が取れる。補修・補強は専業のショーボンドが先を走り、ライトは追う側だ。建築は堀がほとんどなく、景気で利益が振れる。

資本の使い方は合格点だ。大きな買収で価値を壊した歴史は見当たらない。純現金を保ち、増配を続け、自社株買いも進めている。政策保有株も3年で2割減らす方針だ。

弱いのは、利益率が山にあることだ。経営の腕は確かでも、10%を超える水準が長続きするかは別の問題である。東北のグループ会社の立て直しも宿題として残る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の中心は防災と老朽化対策だ。政府は2026年度から5年間で約20兆円強の国土強靱化を進め、老朽化した橋や上下水道に約10兆円を充てる。道路橋は建設後50年を超えるものが、2025年の42%から2035年に65%へ増える。法面・地盤改良・補修のどれにも追い風になる計画だ。

制約は需要より人手である。2024年の残業規制のあと、技能者の不足が業界共通の悩みになった。施工量には上限があり、需要が増えても売上は同じには伸びない。そこで業界は、取れる仕事を選び、値段を上げる方向に動いた。ライトの2026年4〜6月の総利益率が前年より3ポイント高い22.6%になったのは、この流れの表れだ。

競争の形は三つに分かれる。法面とアンカーは日特建設などの専業、地盤改良は専業と準大手の土木、補修・補強はショーボンドが先を走る。大手ゼネコンも一部の工種に入り込む。

循環のどこにいるかと言えば、山の近くだ。2026年4〜6月の受注は前年から4割増え、繰越工事高は1,324億円と厚い。一方で売上は3%減った。受注は積み上がる局面だが、利益率は頂点にある。

10年で見ると、補修と防災の需要は増える。ただ人口は減り、地方の現場も減る。数量は横ばいから微増、価格は物価の分だけ上がる。そう置くのが妥当だ。

資本政策と M&A

資本政策は、いま積極的だ。

中計は、営業キャッシュフロー360億円を、配当、150億円以上の自社株買い、70億円の成長投資、手元資金に振り分ける。負債は最大100億円まで使う。目標はROE12.5%以上、DOE6%以上、配当性向50%以上で、累進配当を続け、自社株は原則すべて消却する。2026年2月ごろには、70億円を上限とする自社株買いを決めた。2026年9月末には、1株を4株に分割した。

政策保有株は3年で2割、賃貸等不動産は3年で3割減らす。資本効率を上げる方向で、歓迎できる。

M&Aは小粒だ。2025年11月にベトナムで連結子会社を持ち、中計は補修・補強分野の買収も掲げる。大きな買収やTOBの動きは見えない。株主には信託銀行と生保が並び、割安株に投資する英国の投資信託、AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUSTも2%台で名を連ねる。経営が還元を厚くする背景の一つだろう。

還元の置き方:中計はDOE6%以上・配当性向50%以上の累進配当に、3年で150億円以上の自社株買い。10年の中立は純利益の合計の85%で、この水準に沿う。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

防災と老朽化対策の需要は、10年では消えない。橋は古くなり、斜面は崩れる。国は5年で約20兆円強の強靱化を決め、補修の予算も緩やかに増える。ライトは法面と地盤改良の専業で、能登半島地震の復旧にも関わった。技術と実績のある会社に、仕事は集まる。

数字も強い。2026年4〜6月の受注は前年から4割増え、繰越工事高は1,324億円と厚い。総利益率は22.6%まで上がった。人手の足りない業界では、受注を選び、値段を上げられる会社が勝つ。

財務も堅い。純現金があり、自己資本比率は7割を超える。中計は150億円以上の自社株買いとDOE6%を掲げ、会社は還元を厚くすると言い切っている。ROEは13%台で、資本コストを大きく上回る。

成長の芽もある。補修・補強はM&Aで広げ、米国とベトナムの地盤改良は伸びている。当たれば、10年で売上は今の1.5倍を超える。経営陣は目標を2年早く超えた実績があり、次の計画も達成できる会社だと見てよい。

慎重な見方

いまの利益は山にある。営業利益率は12%台で、過去10年の中央値は10%だ。会社自身も今期は減益を見込んでいる。受注が増えても、売上は2026年4〜6月に3%減った。山の後には戻りが来る。

数量も伸びにくい。技能者が減る中で、施工量には上限がある。需要が増えても、売上は物価の分しか伸びない。法面の受注は2026年3月期の9か月で3%減り、補修・補強も1割強減った。

値段は自分で決められない。公共は入札が多く、予算が絞られれば補修は先送りされる。2006年と2009年には赤字を出した。民間の建築と地盤改良は景気で振れる。専業のショーボンドは補修で先を走り、日特建設も同じ土俵にいる。

東北のグループ会社は、中計が自ら認める通り、発注と人手の両方が細っている。米国とベトナムは小さく、赤字の現場が一つ出れば利益が削られる。

最後に、中計の目標は2年早く達成された。目標が低かったのではないか、という疑いも残る。

どちらに重みを置いたか

どちらの言い分にも根拠があるが、利益率の話では慎重な見方が強い。需要と財務の強さは強気の見方が正しい。ただ10年の利益は、施工量と価格と利益率の積で決まる。施工量は人手で頭打ちになり、利益率は山にある。そこで確率は、中立に最も厚く置き、強気側を合わせて3割、慎重側を合わせて3割強にした。悲観の深さは、入札の値崩れと海外の失敗が重なる構造的な負けまで掘り下げた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,534 円2,518 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 667 円1,095 億円)。 今の値に割り戻すと 1,279 円2,100 億円、今との差 +33.8%、 期待の年率 +8.7%(資本コスト 6.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,593 円4,257 億円 846 円1,390 億円 +259.7% +13.7% 275 円452 億円
やや楽観 22% 2,065 円3,391 億円 758 円1,245 億円 +195.3% +11.4% 621 円1,020 億円
中立 38% 1,686 円2,769 億円 694 円1,139 億円 +149.0% +9.6% 904 円1,485 億円
やや悲観 24% 844 円1,385 億円 575 円944 億円 +48.4% +4.0% 340 円559 億円
悲観 8% 356 円585 億円 381 円626 億円 −22.9% −2.6% 59 円97 億円
加重平均100% 1,534 円2,518 億円667 円1,095 億円 +130.1% +8.7% 2,200 円3,613 億円

今の株価時価総額 956 円1,570 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 6.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 補修・補強が育ち、米国の地盤改良も伸びる 利益 202 億円 · PER 21.0 倍 · 株価時価総額 2,593 円4,257 億円

補修・補強を成長の柱に育てる筋書きだ。老朽化した橋やトンネルの補修を、専業大手に負けない技術提案で取り続ける。中計が掲げる補修分野のM&Aも当たり、売上は今の1.7倍近くへ伸びる。米国とベトナムの地盤改良は現地仕様の工法が根づき、海外の利益が本体の下支えになる。国土強靱化の予算は前倒しで執行され、法面の施工量も落ちない。人手の確保に成功し、施工量は今より2割ほど増える。価格転嫁は定着し、土木の利益率は13%前後を保つ。総還元性向は85%の水準を守り、自己資本は膨らまずROEは高い。ただし、強気でも売上は2,400億円ほどで、技能者の数がそれ以上の拡大を許さない。

  • 基礎・地盤改良:数量 481(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.01(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 966 億円・営業利益 130 億円。施工量1.2倍、価格1.34倍、営業利益率13.5%
  • 斜面・法面対策:数量 522(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 1.07(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 560 億円・営業利益 70 億円。施工量1.05倍、価格1.34倍、営業利益率12.5%
  • 補修・補強:数量 94.3(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.68(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 253 億円・営業利益 38 億円。施工量1.7倍、価格1.34倍、営業利益率15.0%
  • 建築:数量 31.5(施工件数(件))× 価格 8.04(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 253 億円・営業利益 18 億円。施工量1.0倍、価格1.34倍、営業利益率7.0%
  • 一般土木・環境修復ほか:数量 205(標準工事の件数(件))× 価格 0.67(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 137 億円・営業利益 11 億円。施工量1.1倍、価格1.34倍、営業利益率8.0%

倍率:事業の純利益 202 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.6% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.0 倍。全体の PER 20.96 倍、時価総額 4,234 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:補修のM&A、米国の拡大、価格転嫁の定着が三つとも当たる必要があり、確率は低い。利益率が過去最高の山にあり、さらに上を狙う筋書きなので1割弱にとどめる。

やや楽観 22% 防災の需要を取り込み、利益率は高めを保つ 利益 168 億円 · PER 20.0 倍 · 株価時価総額 2,065 円3,391 億円

防災と老朽化対策の需要を着実に取り込み、利益率が高めに残る筋書きだ。地盤改良は米国とベトナムの上積みで1割強増える。法面はほぼ横ばいで、人手の不足を単価の上昇で補う。補修・補強は45%増え、売上の1割近くに育つ。建築は受注が細るが、リニューアルに絞って赤字は避ける。価格転嫁が業界全体で続き、土木の利益率は12%前後で止まる。東北のグループ会社は再編で採算が持ち直す。自己資本は還元を厚くしても少しずつ積み上がり、ROEは12%台に乗る。会社が中計で掲げる12.5%に近い水準が、10年の平均で保たれるイメージだ。

  • 基礎・地盤改良:数量 449(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.01(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 902 億円・営業利益 108 億円。施工量1.12倍、価格1.34倍、営業利益率12.0%
  • 斜面・法面対策:数量 498(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 1.07(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 533 億円・営業利益 61 億円。施工量1.0倍、価格1.34倍、営業利益率11.5%
  • 補修・補強:数量 80.5(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.68(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 216 億円・営業利益 30 億円。施工量1.45倍、価格1.34倍、営業利益率14.0%
  • 建築:数量 29.9(施工件数(件))× 価格 8.04(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 240 億円・営業利益 16 億円。施工量0.95倍、価格1.34倍、営業利益率6.5%
  • 一般土木・環境修復ほか:数量 195(標準工事の件数(件))× 価格 0.67(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 131 億円・営業利益 9 億円。施工量1.05倍、価格1.34倍、営業利益率7.0%

倍率:事業の純利益 168 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.0 倍。全体の PER 20.03 倍、時価総額 3,365 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:防災の需要は底堅く、人手の制約を価格で補える可能性は十分ある。ただ利益率は山の近くにあり、これを保つには追い風が続く必要がある。2割強に置く。

中立 38% 施工量は横ばい、利益率は山から戻る 利益 143 億円 · PER 19.2 倍 · 株価時価総額 1,686 円2,769 億円

施工量は人手に縛られて横ばいに近く、利益率は直近の山から戻る筋書きだ。基礎・地盤改良は海外の伸びで5%増え、法面は技能者の減少で5%減る。補修・補強は老朽化の追い風で25%増える。建築は選別受注で1割減る。価格は物価の分だけ上がる。土木の利益率は12%台から10〜11%へ下がり、売上は1,900億円ほどになる。防災の需要は底堅いが、受注の山は引く。東北のグループ会社の採算は低いままだ。還元は中計の水準を守り、自己資本は緩やかに積み上がる。ROEは13%弱と、過去10年の中央値を上回るが、今の13.9%よりは下がる。

  • 基礎・地盤改良:数量 421(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.01(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 846 億円・営業利益 93 億円。施工量1.05倍、価格1.34倍、営業利益率11.0%
  • 斜面・法面対策:数量 473(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 1.07(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 507 億円・営業利益 53 億円。施工量0.95倍、価格1.34倍、営業利益率10.5%
  • 補修・補強:数量 69.4(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.68(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 186 億円・営業利益 24 億円。施工量1.25倍、価格1.34倍、営業利益率13.0%
  • 建築:数量 28.4(施工件数(件))× 価格 8.04(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 228 億円・営業利益 13 億円。施工量0.9倍、価格1.34倍、営業利益率5.5%
  • 一般土木・環境修復ほか:数量 186(標準工事の件数(件))× 価格 0.67(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 125 億円・営業利益 8 億円。施工量1.0倍、価格1.34倍、営業利益率6.0%

倍率:事業の純利益 143 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.0% が k 6.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.2% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.2 倍。全体の PER 19.16 倍、時価総額 2,740 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2人の議論の落としどころで、いちばん厚く置く。需要は底堅いが人手で数量は頭打ち、利益率は山から戻る。4割弱に置く。

やや悲観 24% 公共の補修が先送りされ、民間の建築も細る 利益 111 億円 · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 844 円1,385 億円

公共の補修が予算の都合で先送りされ、民間の建築も細る筋書きだ。政府は点検に予算を回しても、補修の発注は他の政策に押される。2006年と2009年に赤字を出した時の、公共の絞りと民間の冷え込みが、もう一度重なるイメージである。地盤改良と法面の施工量は、今より1〜2割減る。補修・補強は1割増にとどまる。建築はリニューアルを取り込めず、利益が薄くなる。入札の競争が戻り、土木の利益率は9%台へ下がる。売上は伸びが物価の分に届かず、1,700億円台にとどまる。人手不足は続くが、単価で補えなくなる。東北のグループ会社は再編が進まず、足を引っ張る。還元は8割に絞られる。ROEは10%前後と、資本コストをわずかに上回る水準に落ち着く。

  • 基礎・地盤改良:数量 393(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.01(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 789 億円・営業利益 75 億円。施工量0.98倍、価格1.34倍、営業利益率9.5%
  • 斜面・法面対策:数量 438(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 1.07(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 469 億円・営業利益 42 億円。施工量0.88倍、価格1.34倍、営業利益率9.0%
  • 補修・補強:数量 61.1(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.68(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 164 億円・営業利益 18 億円。施工量1.1倍、価格1.34倍、営業利益率11.0%
  • 建築:数量 25.2(施工件数(件))× 価格 8.04(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 203 億円・営業利益 8 億円。施工量0.8倍、価格1.34倍、営業利益率4.0%
  • 一般土木・環境修復ほか:数量 167(標準工事の件数(件))× 価格 0.67(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 112 億円・営業利益 5 億円。施工量0.9倍、価格1.34倍、営業利益率4.5%

倍率:ROE 9.8%(純利益 111 億円 ÷ 自己資本 1,136 億円)。k 6.75%。RONIC = 8.6% で正当化 PER は 15.3 倍。ただしこの筋書きは、入札競争の復活で超過利益が先で薄れ、公共予算の先送りで利益の質も落ちるので、構造的な負けの側として PER 12 倍に置いた(中立の PBR より低い)。

確率:公共予算の先送りと民間の建築の落ち込みは、過去の2006年と2009年にも起きた形だ。利益率が山にある分、戻りの力も強い。慎重な見方が強いので、強気側より厚く2割台半ばに置く。

悲観 8% 入札の値下げと海外の失敗が重なり、専業の強みが薄れる 利益 54 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 356 円585 億円

入札の競争が激しくなり、海外の事業も失敗して、専業の強みが薄れる筋書きだ。公共の発注者は予算を絞り、点検はしても補修は後回しにする。大手ゼネコンが地盤改良に押し寄せ、単価は物価に追いつかない。米国では大型の現場で赤字を出し、ベトナムでは発注が遅れる。法面の施工量は4分の3、地盤改良は85%に縮む。建築は赤字すれすれで、東北のグループ会社は撤退を迫られる。土木の利益率は5〜6%まで下がり、純利益は50億円ほどだ。もはや防災の専業としての優位を失い、還元も7割に絞られる。自己資本は減損で膨らまない。

  • 基礎・地盤改良:数量 341(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 1.83(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 623 億円・営業利益 40 億円。施工量0.85倍、価格1.22倍、営業利益率6.5%
  • 斜面・法面対策:数量 373(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 0.98(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 364 億円・営業利益 20 億円。施工量0.75倍、価格1.22倍、営業利益率5.5%
  • 補修・補強:数量 50.0(施工現場数(件・実質の現場の数))× 価格 2.44(1 現場あたり売上(億円・名目))→ 売上 122 億円・営業利益 10 億円。施工量0.9倍、価格1.22倍、営業利益率8.0%
  • 建築:数量 20.5(施工件数(件))× 価格 7.32(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 150 億円・営業利益 2 億円。施工量0.65倍、価格1.22倍、営業利益率1.0%
  • 一般土木・環境修復ほか:数量 130(標準工事の件数(件))× 価格 0.61(1 件あたり売上(億円・名目))→ 売上 79 億円・営業利益 2 億円。施工量0.7倍、価格1.22倍、営業利益率2.0%

倍率:この筋書きの稼ぐ力は純利益 54 億円で、k 6.75% で割ると約 720 億円にとどまる。床は稼ぐ力と、純現金+売れる資産の税後のどちらか大きい方で測る。純現金は約 280 億円で、政策保有株の売却益の税後を足しても事業の価値を大きくは超えない。ただし悲観は、やや悲観(PER 12.0 倍)より倍率を高くしない。その 9 割の 10.8 倍 × 純利益 54 億円 = 約 585 億円を、今の自己資本 900 億円に対する PBR 0.65 倍で表した。ROE は 4.6% で k に届かず、積み上がった利益は床にしない。営業利益が小さいので EV ÷ 営業利益の見方は意味がない。

確率:入札の値崩れと海外の失敗が重なる構造的な負けだ。純現金と専業の技術が支えになり、重なる確率は低い。quality の理由とは重ねず、1割弱にとどめる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

基礎・地盤改良

建物や構造物の下の地盤を固める工事(薬液注入・杭・液状化対策)。米国とベトナムでも手がける。売上の4割強で、会社の最大の柱。

数量施工現場数(件・実質の現場の数)価格1 現場あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 401 1.50 601 84
10 年後 中立 421 2.01 846 93

取り方:2026/03 期の売上構成から、連結売上 1,392 億円の約 43% を基礎・地盤改良と置き 601 億円。営業利益は全社 172 億円を工種別に配分し約 84 億円(利益率 14%)。国内の特殊地盤改良・薬液注入・液状化対策の市場を約 5,000 億円(実質)と推定し、ライトのシェアは国内で約 10%、残りが米国とベトナム。1 現場平均 1.5 億円として約 401 現場分と置いた(幅の大きい推定)。

斜面・法面対策

山の斜面の崩壊を防ぐ法面工事、アンカー、地すべり対策。防災・減災の看板事業で、売上の3割弱。

数量施工現場数(件・実質の現場の数)価格1 現場あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 498 0.80 398 52
10 年後 中立 473 1.07 507 53

取り方:売上構成の約 29% で 398 億円。営業利益は約 52 億円(13%)。法面保護・アンカー・地すべり対策の国内市場を約 3,500 億円(実質)と推定し、ライトのシェアは約 11%。日特建設(売上 834 億円)などと分け合う。1 現場平均 0.8 億円として約 498 現場分。

補修・補強

橋・トンネル・ダムなど老朽化した構造物の補修と補強。中計で伸ばす分野だが、売上は1割に満たない。

数量施工現場数(件・実質の現場の数)価格1 現場あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 55.5 2.00 111 16
10 年後 中立 69.4 2.68 186 24

取り方:売上構成の約 8% で 111 億円。営業利益は約 16 億円(14%)。橋・トンネル・ダムなどの補修補強は市場が約 1 兆円(実質)で、ライトは専業のショーボンドより小さく、シェア約 1%。1 現場平均 2 億円として約 56 現場分。

建築

中規模の建築工事。設計部門を新設して営業と施工の効率を上げる計画で、利益率は低い。

数量施工件数(件)価格1 件あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 31.5 6.00 189 14
10 年後 中立 28.4 8.04 228 13

取り方:売上構成の約 14% で 189 億円。営業利益は約 14 億円(7%)。主に大阪・東京の中規模の建築で、1 件平均 6 億円として約 32 件分。

一般土木・環境修復ほか

一般土木、環境修復、東北のグループ会社の工事など。発注の減少と現場の高齢化が課題。

数量標準工事の件数(件)価格1 件あたり売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 186 0.50 93 6
10 年後 中立 186 0.67 125 8

取り方:一般土木・環境修復・東北のグループ会社などの残り約 93 億円。営業利益は約 6 億円(6%)。開示が粗いので 0.5 億円を 1 件とした推定(約 186 件分)。

リスクと懸念

利益率が山から戻る

営業利益率は12%台と、過去10年の最高だ。会社は今期を小幅の減益と見ている。需要が崩れなくても、価格転嫁の追い風が弱まれば、利益率は10%ほどへ戻る。利益が1割減れば、本質価値も同じように動く。

公共予算の先送り

顧客は国や自治体が中心だ。国土強靱化の予算は決まっているが、他の政策に押されれば、点検は進んでも補修の発注は後ろにずれる。2006年と2009年には赤字を出しており、予算の絞りは利益に直結する。

人手不足で施工量が伸びない

2024年の残業規制のあと、技能者の不足が続く。受注が増えても、施工できる量に上限がある。人件費の上昇を価格に転嫁できなければ、受注が増えても利益は伸びない。

米国とベトナムでの現場の損失

海外は米国とベトナムが中心で、売上に占める割合はまだ小さい。ただ、大型の現場で工事の追加費用が出れば、一件で利益が削られる。ベトナムは発注の遅れも中計が認めるリスクだ。

東北のグループ会社の低迷

中計は、東北のグループ会社で発注量が減り、現場も高齢化していると認めている。再編と本体からの幹部派遣で立て直す計画だが、成果はこれからだ。低採算の事業が長引けば、全体の利益率を押し下げる。

競合と大手ゼネコンの参入

法面では日特建設、補修ではショーボンドが専業として競う。大手ゼネコンが地盤改良や補修に力を入れれば、入札の競争が厳しくなる。専業の強みは、特許と実績が続く間だけ守れる。

今後の分かれ目

2027年度の受注が、前年を上回るペースで続き、総利益率が22%台を保つ
価格転嫁が定着したと読める。強気側の筋書きに確率を移してよい。土木の利益率が11%台で止まる根拠になる。
補修・補強の受注が伸び、売上の1割を超え、専業との差が縮む
中計の成長が現実になる。強気の筋書きの入口で、利益率の高い仕事が増える分、全体の利益率を支える。
国の補正予算や強靱化の予算が絞られ、補修と法面の発注が前年を割る
慎重側の筋書きに確率を移す。公共予算に頼る専業は、需要の減りがそのまま稼働の低下になり、利益率が9%台へ下がる。
米国やベトナムの現場で、追加費用による損失が複数回出る
海外の成長の物語が崩れる。海外は売上の1割に満たないが、損失が続けば筋書きの下振れ要因として重い。
自社株買いを増額し、政策保有株の売却が計画より早く進む
還元が厚くなり、自己資本が膨らまないのでROEは高く保たれる。ただ、利益そのものは変わらない点には注意する。
大手ゼネコンやファンドから、TOBを含む買収の動きが出る
割安なら買収の対象になりうる。純現金が厚く、買う側の資金負担が軽い。ただ、実現する前提では確率を置いていない。

見ておくもの

  • 四半期の受注高と総利益率(22%台を保てるか)
  • 補修・補強の売上比率と受注の伸び
  • 国土強靱化の予算の執行と補正予算の規模
  • 米国RAITO, INC.とベトナムの採算
  • 自社株買いの追加と政策保有株の売却の進み方

倍率と資本コストの決め方

セグメントは工種ごとに現場数(実質)と1現場あたり売上(名目)で積み、物価3%を価格に入れ、数量は人手の制約から0.75〜1.25倍に置いた。k は基本 7.5% に quality 0% を足した(4項目の合計がゼロ)。g 4% と式から倍率を出し、今・過去・同業の市場の倍率は見ていない。中立の PER は ROE が k を上回るので下限の 1÷k を超える。悲観の PBR は今の自己資本に掛け、稼ぐ力でも確かめた。営業利益は家賃を費用に入れた今と同じ形(新リース会計基準の適用前の形)でそろえた。純現金は運転資金の波と相殺されるとして分けていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 17.5→20.96 倍・やや楽観 PER 15.7→20.03 倍・中立 PER 13.9→19.16 倍)。

資本コスト 6.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ライト工業 中期経営計画 Raito2027(edinetdb)
  2. ライト工業 決算説明資料(2026年3月期3Q・2027年3月期1Q)
  3. ライト工業 大株主・M&A(有価証券報告書より)

分析日 2026-10-19