株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

土屋ホールディングス 1840

北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)146 円38 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)251 円65 億円差 −41.8%
10 年後から見ると 割高 価値 146 円38 億円 · 差 −41.8% · 期待の年率 +1.8%
期待の年率リターン(10 年)+1.8%資本コスト比 −7.2 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

土屋ホールディングスは、札幌を地盤に注文住宅、リフォーム、中古住宅の再販、マンション分譲を営む会社だ。売上は約 315 億円で、北海道の住宅会社としては大きい。

筆者の結論は「割高」の側だ。理由は稼ぐ力の弱さにある。1998 年以降、営業利益率が 3% を超えた年は無い。直近の 2025 年 10 月期は営業赤字だった。

帳簿の資産は厚い。自己資本は 130 億円で、時価総額の 2 倍ある。だがそれを生かせず、自己資本利益率は長く 1〜2% にとどまる。資本コストに届かない会社の帳簿は、価値の床にならない。

会社は 2028 年 10 月期に営業利益 16 億円を掲げる。届けば景色は変わるが、過去の計画は何度も届かなかった。北海道の人口は減り続け、注文住宅の数は細る。配当は赤字でも払い続けており、株主に戻す姿勢はある。筆者は、払い出しの続く資産株として見ても、今の値段に安全域は薄いと見る。

帳簿が時価総額の 2 倍あっても、それを株主に戻す道筋が見えないうちは、帳簿の安さは割安の根拠にならない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「厚い帳簿を持ちながら、それを稼ぎに変えられない事業」だ。10 年後も土屋ホームは北海道で家を建てているだろう。だが事業が今より強くなっている姿は描きにくい。

株主のものになる利益で見ると、営業利益は 30 年近く売上の 3% を超えない。設備はほとんど要らない商売なのに、利益は配当を払うとほぼ残らない。資本の効率は資本コストの半分にも届かない。

堀、つまり他社がまねできない強みは、北海道での名前と寒冷地の技術だ。ただ値段を決める力にはなっていない。大手と地場の間で挟まれ、資材と人件費の上昇を客に回しきれない。

帳簿の 130 億円は、売れば値が付く賃貸の不動産と有価証券を含む。それでも創業家が経営を握る限り、資産を売って株主に戻す動きは起きにくい。筆者は、帳簿が時価総額の 2 倍あることを、安全域とは見ない。稼ぐ力が資本コストに届くまで、帳簿は少しずつ配当で目減りしていくだけだ。

何で稼ぐ会社か

売上の 6 割が住宅、3 割が不動産、1 割強がリフォームだ。賃貸は 5 億円と小さい。

住宅事業は「土屋ホーム」の名で注文住宅を建てる。北海道の寒さに合わせた高断熱・高気密の家が強みで、東北と関東にも拠点を持つ。売上は 185 億円で、年に 600 棟前後を建てているとみられる。2025 年 10 月期は資材高と工期の延びで 3 億円の営業赤字だった。

不動産事業は、中古住宅の買い取りと再販、土地の販売、仲介、マンションの分譲だ。売上 90 億円で 4 億円の営業利益を出し、いまは全社の利益の柱になっている。

リフォーム事業は、自社で建てた家の住まい手を中心に、断熱や水回りの改修を請け負う。売上は 40 億円で、ほぼ収支とんとんだ。

賃貸事業は、札幌の自社ビルや賃貸マンションを貸す。売上は小さいが、利益率は 18% と安定している。

注文住宅は受注から引き渡しまで半年から 1 年かかる。客から先に受け取るお金(未成工事受入金)は 26 億円あり、手元の現金の多くはこの預かりにあたる。家の代金の一部を先に受け取る商売なので、現金は厚く見えても自由に使える分は少ない。

優良さと弱いところ

強みは北海道での名前と、寒冷地の家づくりの技術だ。1969 年の創業から、断熱の性能で客を集めてきた。自社で建てた家の住まい手は、リフォームの客にもなる。

弱みは稼ぐ力だ。1997 年 10 月期を最後に、営業利益率が 3% を超えた年は無い。2018 年、2020 年、2025 年は営業赤字だった。値段を自分で決める力は弱く、資材や人件費が上がるたびに利益が削られる。

もう一つの弱みは、地盤の縮みだ。北海道の人口は減り続け、地方の注文住宅は真っ先に細る。大手のハウスメーカーは全国の購買力で資材を安く買い、地場のローコスト住宅は値段で攻める。土屋ホームはその間に挟まれる。

自己資本比率は 48% で財務は安全だ。だが自己資本利益率は過去 10 年の中央値で 1% にとどまる。資本を使う力は弱い。賃貸の不動産と有価証券に 50 億円以上を寝かせたまま、本業の利益率を上げる手は打てていない。経営は創業家の 2 代目が担い、急な方針の転換は起きにくい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の住宅着工は構造的に縮む。2025 年度の新設住宅着工は 71 万戸と、前年度から 13% 減り、リーマン後を下回った。2026 年度は住宅ローン減税の延長で 78 万戸に戻る見込みだが、10 年後は世帯の減少で 60 万戸台に縮むとみる。

北海道の縮みはさらに速い。人口は全国より速く減り、若い世帯の数が細る。注文住宅は 1 棟が 3,000 万円前後の大きな買い物で、金利が上がるほど客の財布は締まる。

業界全体では、人手不足と資材高を受けて「取れる仕事を選び、取った仕事の値段を上げる」流れが広がる。ゼネコンや設備工事では利益率が改善した。ただ個人の客を相手にする注文住宅は、値上げが客の予算にすぐ当たる。転嫁の余地はゼネコンより小さい。

伸びる市場もある。古い家の断熱改修と、中古住宅の買い取り再販だ。国は省エネ改修に補助を出し、新築より中古を選ぶ流れも少しずつ強まる。土屋の不動産事業とリフォーム事業は、この流れに乗る位置にいる。

建築確認の審査の長期化も逆風だ。2025 年 4 月の建築基準法の改正で、確認の手続きが重くなった。会社はこれを理由に中計を 1 年延ばした。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。赤字の年も配当を減らさず、総額は年 2.6 億円になる。利益のほとんどを払い出す形で、自己資本は増えていない。自社株買いの実績は乏しい。株主優待の開示は見当たらない。

株主は創業家の資産管理会社である土屋総合研究所が 13%、土屋経営が 11% を持つ。従業員持株会が 7%、積水ハウスが 6%、北洋銀行が 5% と続く。創業家と安定株主で 4 割を超え、外から買われる形にはなりにくい。

手元の現金は 53 億円あるが、借入を返すと約 18 億円で、未成工事受入金の 26 億円を下回る。余った現金とは言えない。投資有価証券は北洋銀行など 13 億円ある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

帳簿の資産が時価総額の 2 倍ある。自己資本 130 億円のうち、札幌の賃貸ビルとマンション、北洋銀行などの株だけで 50 億円を超える。会社が少し稼げば、値段は大きく見直される。

利益の柱も育った。中古住宅の買い取り再販とマンションの分譲は、住宅事業の赤字を埋めて余る利益を出している。古い家の断熱改修は国の補助で伸び、自社の家の住まい手は改修の客になる。

北海道では中小の工務店が人手不足で廃業している。土屋ホームはその受け皿になれる。会社は 2028 年 10 月期に営業利益 16 億円を掲げ、採算の悪い案件を断る選別受注を進める。

配当は赤字の年も減らさなかった。株主に戻す姿勢ははっきりしている。積水ハウスが株主に入っており、提携や再編の話が出る余地もある。

金利が上がっても、実質無借金の会社は利払いに苦しまない。むしろ手元の現金の利息が増える。資材高が落ち着けば、住宅事業の採算は元に戻る。今の利益は谷の利益で、10 年の平均ではない。

慎重な見方

30 年近く、営業利益率は 3% を超えていない。2018 年、2020 年、2025 年は営業赤字だった。中計の 16 億円は、過去の最高の倍以上だ。届く根拠は薄い。

北海道の人口は減り続け、注文住宅の数は細る。住宅ローンの金利が上がれば、3,000 万円の家を建てる客はさらに減る。大手のハウスメーカーは資材を安く買い、地場のローコスト住宅は値段で攻める。挟まれた土屋に値上げの力は無い。

帳簿の資産も、少数株主には届かない。創業家の会社が 2 割強を持ち、安定株主と合わせて 4 割を超える。資産を売って株主に戻す動きは起きにくい。手元の現金も、客から預かった未成工事受入金でほとんど消える。

自己資本利益率は 10 年の中央値で 1% だ。ためた利益は帳簿の額ほどの価値を生まない。帳簿の安さは、稼ぐ力の弱さの裏返しにすぎない。

人手不足も重い。職人が高齢になり、地方では大工の数が年々減る。棟数を保ちたくても、建てる手が足りなくなる。

どちらに重みを置いたか

帳簿の厚さは慎重な見方も認めるが、30 年近く続く利益率の低さと、創業家が握る資本の使い方を考えると、慎重な見方が勝る。確率は中立に厚く置き、悲観側を楽観側より厚くした。賃貸不動産と有価証券は悲観の床に入れ、戻り方を割り引いた。営業利益率が 2% を超えて定着するまでは、中計の目標を重く見ない。配当の総額は利益の多くを占め、赤字が続けば手元の現金を削る点も見ておく。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/10 期)

確率で加重した株価時価総額 218 円56 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 83 円21 億円)。 今の値に割り戻すと 146 円38 億円、今との差 −41.8%、 期待の年率 +1.8%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 528 円136 億円 116 円30 億円 +156.7% +9.9% 52 円13 億円
やや楽観 18% 360 円93 億円 109 円28 億円 +86.9% +6.5% 84 円22 億円
中立 38% 187 円48 億円 101 円26 億円 +14.5% +1.4% 109 円28 億円
やや悲観 22% 126 円33 億円 58 円15 億円 −26.4% −3.0% 41 円10 億円
悲観 14% 86 円22 億円 23 円6 億円 −56.4% −8.0% 15 円4 億円
加重平均100% 218 円56 億円83 円21 億円 +20.0% +1.8% 301 円78 億円

今の株価時価総額 251 円65 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 中計の営業利益 16 億円に届き、北海道の住宅で勝ち残る 利益 12 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 528 円136 億円

北海道の中小の工務店が人手不足と資材高で廃業し、土屋ホームが受け皿として戸数を保つ。高断熱の家づくりの評価が単価に乗り、注文住宅の値段は物価を上回って上がる。

リフォームは古い家の断熱改修の需要を取り込み、件数が 1 割以上増える。中古住宅の買い取りと再販も伸びる。

営業利益は中計の 16 億円に届き、利益率は 3% 台半ばになる。配当は増え、自己資本利益率は 7% 台に上がる。積水ハウスとの関係を生かした提携や、同業の買収で東北や関東の地盤を広げる道も開ける。

賃貸の不動産と有価証券は手元に残り、資産の厚さは保たれ、配当は増える。

  • 住宅:数量 585(引き渡した棟数(棟、推定))× 価格 0.43(1 棟あたりの単価(億円・名目))→ 売上 249 億円・営業利益 9 億円。数量 今の 0.95 倍 × 単価 今の 1.42 倍、利益率 3.5%
  • リフォーム:数量 1,829(工事の件数(件、推定))× 価格 0.03(1 件あたりの単価(億円・名目))→ 売上 62 億円・営業利益 2 億円。数量 今の 1.15 倍 × 単価 今の 1.36 倍、利益率 4.0%
  • 不動産:数量 330(販売した戸数・区画(戸、推定))× 価格 0.41(1 戸あたりの単価(億円・名目))→ 売上 135 億円・営業利益 8 億円。数量 今の 1.10 倍 × 単価 今の 1.36 倍、利益率 6.0%
  • 賃貸:数量 600(貸している住戸・区画(戸、推定))× 価格 0.01(1 戸あたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 18.0%

倍率:事業の純利益 12 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.3% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 136 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:営業利益率 3.6% は 1997 年以降に一度も無い水準で、中計の目標は過去に何度も届かなかった。起きれば大きいが確率は低い。

やや楽観 18% 選別受注と値上げが効き、利益率 2% 台を保つ 利益 8 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 360 円93 億円

注文住宅の棟数は北海道の人口減で 1 割減るが、値上げが通り単価は物価を少し上回る。採算の悪い案件を断る選別受注が定着し、住宅事業の赤字は消える。

リフォームは件数を保ち、利益率は 3% に戻る。中古住宅の買い取り再販とマンションの分譲が、利益の柱であり続ける。

営業利益は 11 億円台と、過去 30 年で最も良い水準になる。配当は年 2.6 億円の水準を保ち、自己資本はゆっくり増える。それでも利益率は 2% 台で、資本コストには届かない。

帳簿の資産を株主に戻す動きは小さく、評価は稼ぐ力の範囲にとどまる。創業家の経営は続き、提携の話は出ても再編までは進まない。

  • 住宅:数量 554(引き渡した棟数(棟、推定))× 価格 0.41(1 棟あたりの単価(億円・名目))→ 売上 230 億円・営業利益 6 億円。数量 今の 0.90 倍 × 単価 今の 1.38 倍、利益率 2.5%
  • リフォーム:数量 1,670(工事の件数(件、推定))× 価格 0.03(1 件あたりの単価(億円・名目))→ 売上 56 億円・営業利益 2 億円。数量 今の 1.05 倍 × 単価 今の 1.35 倍、利益率 3.0%
  • 不動産:数量 300(販売した戸数・区画(戸、推定))× 価格 0.41(1 戸あたりの単価(億円・名目))→ 売上 122 億円・営業利益 7 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.35 倍、利益率 5.5%
  • 賃貸:数量 600(貸している住戸・区画(戸、推定))× 価格 0.01(1 戸あたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 18.0%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.6% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 93 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界全体で値上げと選別受注が定着しつつあり、2021 年や 2024 年には黒字が出た。利益率 2% 台の定着は現実にありうる。

中立 38% 戸数は細り、利益率 1% 台で配当を払い続ける 利益 4 億円 · PER 11.1 倍 · 株価時価総額 187 円48 億円

北海道の住宅着工は人口減で細り、注文住宅の棟数は 10 年で 15% 減る。単価は物価並みに上がるが、大手のハウスメーカーとの競争で上乗せは難しい。

住宅事業はようやく小さな黒字に戻り、マンションと中古住宅の再販が利益を支える。リフォームは件数を保つ。営業利益は 6 億円前後で、利益率は 1% 台半ばだ。

配当は年 2.6 億円の水準を続け、利益のほとんどを払い出す。自己資本はほぼ横ばいで、稼ぐ力は資本コストに遠く届かない。帳簿の資産は厚いが、ためた利益は帳簿の額ほどの価値を生まない。

創業家の経営は変わらず、賃貸の不動産と有価証券も持ち続ける。資産の厚さは残るが、株主の取り分は稼ぐ力で決まる。

  • 住宅:数量 524(引き渡した棟数(棟、推定))× 価格 0.40(1 棟あたりの単価(億円・名目))→ 売上 211 億円・営業利益 3 億円。数量 今の 0.85 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 1.2%
  • リフォーム:数量 1,590(工事の件数(件、推定))× 価格 0.03(1 件あたりの単価(億円・名目))→ 売上 53 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 2.0%
  • 不動産:数量 285(販売した戸数・区画(戸、推定))× 価格 0.40(1 戸あたりの単価(億円・名目))→ 売上 115 億円・営業利益 5 億円。数量 今の 0.95 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 4.5%
  • 賃貸:数量 600(貸している住戸・区画(戸、推定))× 価格 0.01(1 戸あたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 1.00 倍 × 単価 今の 1.34 倍、利益率 18.0%

倍率:事業の純利益 4 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 3.3% が k 9.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.1 倍。全体の PER 11.11 倍、時価総額 48 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去 12 年の営業利益率は −2〜3% の間を行き来し、平均は 1% に届かない。値上げの定着で少し良くなる形を中心に置いた。

やや悲観 22% 着工が落ち込み、住宅事業の赤字が続く 利益 −1 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 126 円33 億円

住宅ローンの金利が上がり、北海道の注文住宅の着工はさらに 3 割落ちる。建築確認の長期化と人手不足で工期が延び、費用がかさむ。

住宅事業は赤字が続き、マンションと中古住宅の利益で埋めきれない。リフォームも価格競争で利益が出ない。営業赤字が 10 年の多くの年で続く。

配当は半分近くに減らすが、赤字の年も払う分は手元の現金と有価証券の取り崩しで賄う。稼ぐ力は無く、価値は札幌の賃貸不動産と有価証券、少しの現金にとどまる。創業家の会社が 2 割強を持ち、資産を売って株主に戻す動きは起きにくい。

配当は利益を上回る年が続き、手元の現金と有価証券の一部を取り崩して払う。その分だけ自己資本は細る。

  • 住宅:数量 431(引き渡した棟数(棟、推定))× 価格 0.38(1 棟あたりの単価(億円・名目))→ 売上 162 億円・営業利益 −2 億円。数量 今の 0.70 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 -1.0%
  • リフォーム:数量 1,431(工事の件数(件、推定))× 価格 0.03(1 件あたりの単価(億円・名目))→ 売上 45 億円・営業利益 0 億円。数量 今の 0.90 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 0.0%
  • 不動産:数量 240(販売した戸数・区画(戸、推定))× 価格 0.38(1 戸あたりの単価(億円・名目))→ 売上 90 億円・営業利益 3 億円。数量 今の 0.80 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 3.0%
  • 賃貸:数量 570(貸している住戸・区画(戸、推定))× 価格 0.01(1 戸あたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 6 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 0.95 倍 × 単価 今の 1.25 倍、利益率 16.0%

倍率:赤字で稼ぐ力が無いので PER は当てない。売れる資産の床(約 36 億円)より少し下の 33 億円を、今の自己資本 130 億円に対する PBR 0.25 倍として置いた。中立の PBR(0.29 倍)より低い。

確率:2025 年度の全国の着工は前年度比 13% 減と、リーマン後を下回った。地方の注文住宅はその影響を最も受ける。

悲観 14% 地方の住宅で構造的に負け、資産を食いつぶす 利益 −8 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 86 円22 億円

北海道の人口減が想定より速く進み、注文住宅の着工は半分近くまで落ちる。大手のハウスメーカーと地場のローコスト住宅の間で、土屋ホームは居場所を失う。

住宅事業は大きな赤字を出し続け、中古住宅とマンションの利益も細る。リフォームは人手が集まらず縮む。毎年の赤字で手元の現金が減り、賃貸の物件を切り売りして埋める。

配当は止まる。創業家は経営を手放さず、会社は縮みながら存続する。価値は売れる資産の床を下回り、少数株主に戻る分はさらに小さい。

配当は止まるまでの数年、手元の現金を削って払われる。賃貸の物件の売却益は赤字の穴埋めに消え、自己資本は 10 年で 3 割細る。

  • 住宅:数量 339(引き渡した棟数(棟、推定))× 価格 0.35(1 棟あたりの単価(億円・名目))→ 売上 117 億円・営業利益 −5 億円。数量 今の 0.55 倍 × 単価 今の 1.15 倍、利益率 -4.0%
  • リフォーム:数量 1,272(工事の件数(件、推定))× 価格 0.03(1 件あたりの単価(億円・名目))→ 売上 38 億円・営業利益 −1 億円。数量 今の 0.80 倍 × 単価 今の 1.20 倍、利益率 -2.0%
  • 不動産:数量 195(販売した戸数・区画(戸、推定))× 価格 0.36(1 戸あたりの単価(億円・名目))→ 売上 70 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 0.65 倍 × 単価 今の 1.20 倍、利益率 1.0%
  • 賃貸:数量 540(貸している住戸・区画(戸、推定))× 価格 0.01(1 戸あたりの年の賃料(億円・名目))→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。数量 今の 0.90 倍 × 単価 今の 1.20 倍、利益率 14.0%

倍率:赤字で PER は当てない。売れる資産の床(約 36 億円)を下回る 22 億円を、今の自己資本 130 億円に対する PBR 0.17 倍として置いた。赤字で資産を食い、清算は少数株主には決められないため床を下回ってよい。

確率:1990 年代末から 30 年近く利益率は 3% を超えず、赤字の期は 20 年で 6 回ある。構造的に負ける余地は大きい。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

住宅

土屋ホームの注文住宅(北海道・東北・関東)。

数量引き渡した棟数(棟、推定)価格1 棟あたりの単価(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 616 0.30 185 −3
10 年後 中立 524 0.40 211 3

取り方:棟数は非開示のため、住宅の売上 184.9 億円を 1 棟約 3,000 万円で割り約 616 棟と推定。営業損失 2.96 億円は開示。

リフォーム

自社の家の住まい手などからの断熱・水回りの改修。

数量工事の件数(件、推定)価格1 件あたりの単価(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 1,590 0.03 40 0
10 年後 中立 1,590 0.03 53 1

取り方:売上 39.7 億円を 1 件約 250 万円で割り約 1,590 件と推定。営業損失 0.25 億円は開示。

不動産

中古住宅の買い取り再販、土地の販売、仲介、マンションの分譲。

数量販売した戸数・区画(戸、推定)価格1 戸あたりの単価(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 300 0.30 90 4
10 年後 中立 285 0.40 115 5

取り方:売上 90.4 億円を 1 戸約 3,000 万円で割り約 300 戸と推定。営業利益 4.2 億円は開示。

賃貸

札幌の自社ビル・賃貸マンションの賃料。

数量貸している住戸・区画(戸、推定)価格1 戸あたりの年の賃料(億円・名目)売上営業利益
今 2025/10 600 0.01 5 1
10 年後 中立 600 0.01 7 1

取り方:売上 5.0 億円を 1 戸あたり年約 83 万円で割り約 600 戸と推定。営業利益 0.92 億円は開示。本社費など約 3.1 億円は調整に入れた。

リスクと懸念

北海道の人口減

地盤の北海道は全国より速く人口が減る。若い世帯が細れば、注文住宅の数はそのまま減る。東北と関東の拠点は小さく、地盤の縮みを埋めるほどではない。

金利の上昇

住宅ローンの金利が上がれば、3,000 万円前後の家を建てる客の予算が締まる。注文住宅は受注から引き渡しまで時間がかかり、景気の谷が来ると利益の落ち方が大きい。

資材と人手の高騰

資材と職人の賃金は物価以上に上がりやすい。大手と地場の間で値上げの力が弱く、上昇を客に回しきれないと住宅事業の赤字が続く。

建築確認の長期化

2025 年 4 月の建築基準法の改正で、確認の審査が重くなった。工期が延びれば固定費がかさみ、引き渡しが期をまたいで利益が揺れる。会社は中計を 1 年延ばした。

資本の使い方

創業家と安定株主で 4 割を超え、資産を売って株主に戻す動きは起きにくい。帳簿の資産が稼ぎに変わらないまま、時間だけが過ぎる恐れがある。

今後の分かれ目

住宅事業が 2 期続けて営業黒字に戻ったら
選別受注と値上げの効きを認め、やや楽観の確率を上げる。
全社の営業利益率が 3% を超えたら
30 年近い壁を破った証拠として、中立の利益率を見直す。
賃貸不動産や政策保有株を売り、自社株買いや増配に回したら
資産の戻り方を見直し、悲観の床を上げる。
北海道の着工がさらに 2 割落ちたら
やや悲観の確率を上げる。
積水ハウスなどとの資本提携や再編の話が出たら
買収の上振れを楽観に足すか検討する。

見ておくもの

  • 住宅事業の受注高と受注残
  • 全社の営業利益率
  • 北海道の新設住宅着工
  • 未成工事受入金と手元の現金
  • 賃貸不動産・政策保有株の売却

倍率と資本コストの決め方

住宅は棟数(推定)× 1 棟の単価、リフォームは件数(推定)× 単価、不動産は戸数(推定)× 単価、賃貸は戸数(推定)× 年の賃料で積み、数量は実質、単価は名目(中立 1.34 倍)。k は 7.5% + quality 1.5% の 9.0%。ROE は 3% 台で k に届かず、PER は上限 1÷k の 8〜9 割。悲観側は賃貸不動産と有価証券の売却額に戻り方 0.75 を掛けた床で置いた。今の株価・PBR は倍率に使っていない。PBR 0.5 倍は割安の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10→11.11 倍・やや楽観 PER 9.4→11.11 倍・中立 PER 8.9→11.11 倍)。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.5% で 9.0%。同じ地方の住宅会社のサンヨーホームズ(9.0%)と同じ。全国と米国に分散する大手(8.0〜8.2%)より、地盤の縮みと値決めの弱さの分だけ高い。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書 FY2025(EDINET DB)
  2. 大株主(finboard)

分析日 2026-10-20