株譜
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コムシスホールディングス 1721

NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,147 円5,881 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,609 円6,409 億円差 −8.2%
10 年後から見ると 適正 価値 5,147 円5,881 億円 · 差 −8.2% · 期待の年率 +5.1%
期待の年率リターン(10 年)+5.1%資本コスト比 −2.1 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

コムシスホールディングスは、NTT系の通信工事で国内最大級の持株会社だ。光回線や携帯基地局の工事を主力に、データセンターや上下水道の設備、ITサービスまで手を広げている。

筆者の結論は「やや割高」だ。事業の質は悪くない。しかし稼ぎが数量ではなく単価で伸びる会社に、今の PER 17 倍台は高い。

強みは顧客との結びつきの深さだ。NTT東西やドコモの工事を長年担い、現場の人手と施工ノウハウを抱える。2026年3月期は営業利益が過去最高の509億円に達し、自己資本比率は70%を超えた。借金より現金が多い。

弱みは需要の天井だ。人口が減る国で、光回線の工事量は伸びにくい。人手不足で仕事を増やすのも難しい。今の利益率はすでに歴代最高水準にある。

10年を通すと、売上は単価の上昇で名目で伸びる。ただ利益率が今より大きく上がる姿は描きにくい。中立の筋書きでは、時価総額は10年後でも今より1割弱高い(約6,900億円)にとどまる。悲観側の確率を厚くした重み付けでは、今より1割半ほど低い。

株主還元は厚い。総還元性向70%を掲げ、自社株買いも続ける。それでも、稼ぎの伸びが穏やかな会社に高い倍率はつけにくい。やや割高という判断の最大の理由はここにある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、コムシスは「悪くない預金」のような会社だ。毎年きちんと現金を稼ぎ、その大半を株主に返す。事業が消える心配は小さい。ただ、預金より増える見込みが大きいわけではない。

10年後にもこの事業はある。通信設備は誰かが敷き、直し続ける。だが堀は広がらない。顧客は少数で、競合は同じ出自だ。今より強くなると見る材料は、データセンター関連と情報システムに限られる。

オーナーの手元に残る利益は、純利益の3割ほどだ。残りは自社株買いと配当で戻る。設備投資が軽いので、利益の大半が現金になる点は好ましい。

気になるのは、いまの利益が歴代最高の水準にあることだ。人手不足による単価転嫁と、ドコモ向けの品質改善工事が重なった。この山が続くかどうかは読みにくい。

安全域を考えると、今の値段は薄い。純現金が時価総額の約6%あっても、それが支えになるほどではない。筆者なら、10年平均のPERに近い水準まで下がるのを待つ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、通信設備の工事を受け持つことにある。NTT東日本・西日本、NTTドコモ、そして他の通信会社が顧客だ。光ファイバーの敷設、局舎内の機器工事、携帯基地局の建設や品質改善が中身になる。

グループは地域ごとの工事会社の集合体だ。連結売上の半分強を中核の日本コムシスが占め、NDS、ツウケン、トーシステム、シスケン、北陸電話工事などの地域・専門の工事会社が続く。ここでは仕事の性格が近い会社を束ね、通信キャリア系、社会システム・設備系、ITソリューションの3つに分けて見る。

通信キャリア系は売上の6割弱を占め、利益率は7%台後半だ。社会システム・設備系は道路や上下水道、データセンター内の電気・空調、再エネの工事などで、売上は4割弱。利益率は8%前後になる。

ITソリューションは売上こそ小さい。ただ2026年3月期は売上が約7割伸びた。公共や教育向けの情報システムが好調で、利益率も10%を超えた。グループで最も勢いのある部分だ。

連結従業員は約1.8万人。工事は人手がすべてだから、売上は「人数×1人当たりの売上」でほぼ決まる。人数は簡単に増えず、伸びは単価に頼る。この構造が、成長の限界であり、同時に利益の安定感でもある。

優良さと弱いところ

この会社の優良さは、堀というより「関係の深さ」にある。堀とは、他社がまねできない強みのことだ。NTT系の通信工事は、長い取引と施工品質の信頼で成り立つ。新しい会社が割って入るのは難しい。

ただ、その堀は2つの意味で狭い。ひとつは顧客が少数であること。NTTグループの設備投資の方針が変わると、売上がまとめて動く。もうひとつは競争相手が同じ出自の会社であること。エクシオグループ、ミライト・ワンも似た顧客を持ち、価格で絶対的な力は持てない。

資本の使い方は堅実だ。設備投資が軽く、利益の7割を配当と自社株買いで返す。自己資本比率は7割で、事業に要らない現金が積み上がることもない。

弱いのは収益力だ。営業利益率は8%台で、過去には4%台に落ちた年もある。ROEは9%台で、資本コストを2%ほど上回る程度にとどまる。稼ぐ力が高いから高い倍率がつく会社ではない。

筆者が好むのは、競争が緩く、伸ばさなくても現金が出る会社だ。コムシスはこの条件を半分だけ満たしている。出る現金は安定している。だが伸びの余地は小さい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

通信工事は、成熟した国内需要と、新しい投資の波が混ざる市場だ。光回線はほぼ行き渡り、新規の敷設は減っていく。その代わりに、老朽設備の更新、携帯の品質改善、データセンター間をつなぐ光網の工事が増えている。

需要の大きな追い風は、データセンターと次世代通信だ。NTTは2028年3月期までの5年間で、IOWNやデータセンターなどの成長分野に約8兆円を投じる計画を持つ。国内のデータセンター市場も、2028年に5兆円規模へ拡大するとの見方がある。

ただ、その恩恵を最も受けるのは、建物の電気・空調を含めて一括で請けられる会社だ。通信工事だけの会社は、波及を受ける側にとどまりやすい。

競争は寡占に近い。通信工事の元請は、コムシス、エクシオグループ、ミライト・ワンの大手3社が中心で、売上はエクシオが約7,900億円、コムシスが約6,300億円と、近い規模にある。同じ顧客を取り合うので、大幅な値上げはしにくい。

最大の制約は人手だ。2024年の残業規制以降、技能者の確保が難しくなった。工事量を増やすには人を増やすしかなく、増やせないなら単価で稼ぐことになる。業界全体で単価転嫁が進んでおり、この数年の増益はその表れだ。

資本政策と M&A

株主還元はこの会社の目玉だ。2030年ビジョンでは、総還元性向70%を目安に、毎年の増配と機動的な自社株買いを掲げる。6年間の還元総額は1,500億円の計画だ。2026年3月期は配当と自社株買いで約254億円を返し、2026年5月にも上限110億円の自社株買いを決めた。

成長投資は6年で2,000億円以上を見込み、人材・DX・脱炭素に加えてM&Aも使う。ただ具体的な買収先は示されていない。グループはもともと合併と買収で大きくなってきた。地域の工事会社を取り込む動きは、今後も続くとみる。

株主構成では、香港の運用会社オアシス・マネジメントが2026年5月時点で6.3%を持つ。株主提案をしたという確認はできていない。ただ、手元の現金と低いROEは、資本効率を求める投資家に狙われやすい条件だ。

政策保有株は毎年取締役会で点検し、意義が薄いものは減らす方針だ。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。純資産への上乗せは見込まず、安全域の側に回した。

2026 年 5 月決議の自社株買い(110 億円)のうち実行済みの約 80 億円(株数減から推定)は株数と自己資本の起点に反映したため、10 年の還元からは除いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

稼ぎの質が変わりつつある。通信工事だけの会社から、データセンターと情報システムを抱える会社へ移っているからだ。2026年3月期にITソリューションの売上は約7割伸び、利益率は10%を超えた。この部分が育てば、全社の利益率は過去最高をさらに更新できる。

人手不足は逆風ではなく追い風になる。工事ができる会社が限られるので、単価を上げやすい。大手3社の寡占は崩れにくく、2024年問題以降は、業界全体で価格転嫁が進んでいる。

NTTは次世代光網IOWNとデータセンターに大きな投資を予定している。局舎や光網の工事は、国内の通信工事会社でなければ担えない。計画が動けば、受注の山は数年続く。

資本政策にも余地がある。純現金があり、還元性向は70%を掲げる。株主から資本効率を問う声が強まれば、自社株買いはさらに増えるだろう。M&Aで地域の工事会社を取り込む手も残る。利益が10年で4割増え、ROEが12%に近づけば、倍率も16倍近くまで評価される。

慎重な見方

伸びる材料は、すでに今の利益と株価に入っている。営業利益率8%台は、歴代最高水準の山だ。人手不足による単価転嫁とドコモ向けの品質改善工事が重なった結果で、これが続く保証はない。

顧客が少数なのが最大の弱点だ。NTTグループの設備投資が一服すれば、受注は一気に減る。携帯の品質改善は一巡する日が来る。光回線は人口減で数量が伸びない。IOWNやデータセンターは見込みが先行し、実際の工事量は読みにくい。

競合も同じ出自の会社で、大型案件では価格が叩かれやすい。データセンターの建物側の工事は、ゼネコンや電気工事大手のほうが強い。コムシスが取れるのは、その一部にとどまる。

人を増やせない以上、売上は単価の上昇に頼る。しかし単価を上げても、人件費も同じ速さで上がる。利益率が今より大きく上がる姿は描きにくい。ROEも9%台と資本コストを2%ほど上回る程度で、PER17倍を支える稼ぐ力にはない。

高い倍率がつくのは、数量が伸びる会社だ。コムシスは単価の会社であり、その差が株価の評価に現れる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。成長の材料が確かにあるのは認める。だが、今の利益はすでに高い山にあり、10年先のROEも資本コスト(7.5%)を2%ほど上回る程度だ。確率は中立に厚く置き、悲観側の確率を少し多めにした。強気の筋書きでも、今の値段を大きく上回る姿にはならない。

データセンターとIT部門の成長は本物だが、全社の利益に占める割合はまだ小さい。通信工事の数量が人口とともに細る力のほうが、当面は大きい。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,611 円7,554 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,645 円3,022 億円)。 今の値に割り戻すと 5,147 円5,881 億円、今との差 −8.2%、 期待の年率 +5.1%(資本コスト 7.2%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 9,628 円1.10 兆円 3,407 円3,893 億円 +132.4% +8.8% 1,564 円1,787 億円
やや楽観 25% 8,110 円9,267 億円 2,986 円3,412 億円 +97.8% +7.1% 2,774 円3,170 億円
中立 35% 6,956 円7,949 億円 2,679 円3,061 億円 +71.8% +5.6% 3,372 円3,853 億円
やや悲観 20% 3,989 円4,558 億円 2,200 円2,514 億円 +10.3% +1.0% 1,238 円1,414 億円
悲観 8% 2,442 円2,790 億円 1,395 円1,594 億円 −31.6% −3.7% 307 円351 億円
加重平均100% 6,611 円7,554 億円2,645 円3,022 億円 +65.0% +5.1% 9,255 円1.06 兆円

今の株価時価総額 5,609 円6,409 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 12% データセンターと情報システムで稼ぐ会社に変わる 利益 633 億円 · PER 17.4 倍 · 株価時価総額 9,628 円1.10 兆円

10年後、コムシスは通信工事だけの会社ではなくなっている。ITソリューションの売上は今の2倍を超え、データセンター関連と情報システムの利益が全社を押し上げる。

人手不足は続く。だから単価を物価以上に上げられる。営業利益率は9%に届き、ROEは12%近くになる。自社株買いで、株主は還元の厚みを実感する。

M&Aで地域の工事会社を加え、グループは売上1兆円に近づく。国内の人口が減る中でも、この会社だけは数量を保つ。ただ、そこまで揃う確率は高くない。

鉄道や上下水道の更新需要も追い風になる。人材への投資が実り、1人当たりの売上が物価を上回って伸びる。

  • 通信キャリア系:数量 10,609(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 50(1人当たり売上(百万円))→ 売上 5,294 億円・営業利益 455 億円。通信キャリア系
  • 社会システム・設備系:数量 7,758(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,834 億円・営業利益 345 億円。社会システム・設備系
  • ITソリューション:数量 1,600(担当人数(人、推定))× 価格 44(1人当たり売上(百万円))→ 売上 701 億円・営業利益 81 億円。ITソリューション

倍率:事業の純利益 633 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.4 倍。全体の PER 17.38 倍、時価総額 11,002 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:IT部門の成長と人手不足による単価転嫁が続く必要があり、強気の筋書きとして1割強に置いた。

やや楽観 25% IT部門が育ち利益率が少し上がる 利益 562 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 8,110 円9,267 億円

IT部門が育ち、利益率が少し上がる。通信キャリア向けは、数量が横ばいで、単価が物価並みに上がる。

社会システム・設備系では、データセンターと上下水道・防災の設備工事が10年で12%ほど増える。ITソリューションの売上は4割増える。

営業利益率は8%台半ばに上がり、営業利益は800億円近くになる。還元は純利益の7割強。国内の需要が緩やかに伸びる、穏やかな強気の筋書きだ。大きな新規事業は要らない。

人手不足は続く。単価の転嫁と、育成への投資が実を結ぶ。ただ数量は人口に縛られ、大きくは増えない。

IT部門の売上が全社に占める割合は1割に近づく。通信工事の安定した現金が、その成長を支える。10年後のROEは10%台半ばに届く。

  • 通信キャリア系:数量 10,300(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 5,066 億円・営業利益 415 億円。通信キャリア系
  • 社会システム・設備系:数量 7,241(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,527 億円・営業利益 300 億円。社会システム・設備系
  • ITソリューション:数量 1,400(担当人数(人、推定))× 価格 43(1人当たり売上(百万円))→ 売上 600 億円・営業利益 66 億円。ITソリューション

倍率:事業の純利益 562 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.5 倍。全体の PER 16.49 倍、時価総額 9,267 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:データセンターの工事と情報システムが育ち、利益率が少し上がる筋書き。起こりやすさは2割台半ばと見る。

中立 35% 単価で伸びる、成熟した会社 利益 505 億円 · PER 15.7 倍 · 株価時価総額 6,956 円7,949 億円

単価で伸びる、成熟した会社になる。人口が減り、通信工事の数量は3%ほど減る。一方で人手が足りない分だけ単価が上がり、売上は物価並みに伸びる。

社会システム・設備系は、データセンターや上下水道で数量が5%増える。ITソリューションの売上は約5割増える。営業利益率は8%台前半にとどまり、営業利益は700億円台に乗る。

還元は純利益の7割を続ける。自己資本はあまり増えず、ROEは9%台にとどまる。今の姿の延長線にある、驚きの少ない10年だ。

NTTグループの発注構造や競合との力関係は、大きく変わらない。人手の制約で、数量の大きな成長は望めない。

  • 通信キャリア系:数量 9,991(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1人当たり売上(百万円))→ 売上 4,841 億円・営業利益 382 億円。通信キャリア系
  • 社会システム・設備系:数量 6,788(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,259 億円・営業利益 264 億円。社会システム・設備系
  • ITソリューション:数量 1,250(担当人数(人、推定))× 価格 42(1人当たり売上(百万円))→ 売上 528 億円・営業利益 54 億円。ITソリューション

倍率:事業の純利益 505 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.7 倍。全体の PER 15.74 倍、時価総額 7,949 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:数量は横ばい、利益率は今の水準というのがもっとも起こりやすい。確率は3割台半ばとした。

やや悲観 20% 価格競争で利益率が崩れる 利益 397 億円 · PER 10.9 倍 · 株価時価総額 3,989 円4,558 億円

価格競争で利益率が崩れる。NTTグループが工事の発注価格を抑え、通信キャリア向けの数量は1割減る。単価の上昇も鈍る。

大型のデータセンター案件では、ゼネコンや電気工事大手が元請けを握る。コムシスの取り分は下請けに近づく。営業利益率は7%台に戻り、営業利益は550億円前後になる。

人件費だけは上がり続ける。還元は続くが、増配の余地は小さい。成熟した下請け色の強い会社に戻る姿だ。

人手不足で単価は上がるものの、競合との値引き合戦が利益率を削る。10年先の稼ぐ力は、今より弱くなっている。

通信キャリア向けの数量減を、他の領域で埋めきれない。自社株買いを続けても、1株当たりの利益の伸びは限られる。

  • 通信キャリア系:数量 9,270(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 47(1人当たり売上(百万円))→ 売上 4,358 億円・営業利益 305 億円。通信キャリア系
  • 社会システム・設備系:数量 6,142(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 47(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,862 億円・営業利益 206 億円。社会システム・設備系
  • ITソリューション:数量 1,050(担当人数(人、推定))× 価格 39(1人当たり売上(百万円))→ 売上 412 億円・営業利益 35 億円。ITソリューション

倍率:ROE 7.77%(純利益 397 億円 ÷ 自己資本 5,111 億円)。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC = k 7.25% + 残る割合 1/2 ×(ROE 7.77% − k)= 7.63%、長期の成長率 g 4% から正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) = 13.6 倍。やや悲観は伸びと堀の持ちを低く見て、上限の 8 割 の 10.9 倍に置いた。

確率:NTT側が工事費を抑える動きと、今の山の利益率の平均回帰が重なる筋書きで、2割に置いた。

悲観 8% 通信投資の縮小で優良会社でなくなる 利益 203 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 2,442 円2,790 億円

通信投資の縮小で、優良会社ではなくなる。人口減で光回線の工事が縮み、NTTが工事の内製化や省力化を進める。通信キャリア向けの数量は3割減り、単価も物価並みに上がらない。

データセンターは、海外のクラウド事業者が建物ごと一括で発注する。コムシスの出番は減る。営業利益率は4%台まで下がり、利益は半分以下になる。

自己資本は厚い。だが稼ぐ力は資本コストを大きく下回る。株価は純資産の半分まで売られる。

人口の減少、顧客による内製化、海外勢の台頭が同時に重なる。地域の工事会社を束ねる強みも、薄れていく。

通信という安定した顧客に頼った事業が、10年かけて静かに縮む。工事会社としての価値は、今より大きく落ちる。

  • 通信キャリア系:数量 7,210(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 43(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,128 億円・営業利益 141 億円。通信キャリア系
  • 社会システム・設備系:数量 5,172(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 43(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,228 億円・営業利益 111 億円。社会システム・設備系
  • ITソリューション:数量 900(担当人数(人、推定))× 価格 35(1人当たり売上(百万円))→ 売上 313 億円・営業利益 19 億円。ITソリューション

倍率:通信投資が縮み NTT の内製化で光回線の工事が細り、営業利益率が 4% 台に落ちた構造的な負け筋。純利益は 203 億円で、ROE が k 以下なので稼ぐ力は PER 上限 1÷k で約 2,700 億円。売れる資産は総資産 5,660 億円を強制売却で 8 割しか回収できず、負債 1,660 億円は全額払うとして残る約 2,860 億円と同程度で、大きい方の約 2,860 億円を、今の自己資本 3999 億円に対する PBR 0.72 倍(時価総額 2879 億円)に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.6977 倍・時価総額 2,790 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:顧客が少数の会社で、NTTの内製化や投資縮小が起きれば、構造的に負ける。1割弱を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

通信キャリア系

NTT東西・ドコモ・他の通信会社向けの通信設備工事。日本コムシス、サンワコムシス、北陸電話工事など。光回線、基地局、局舎内機器の工事と品質改善。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 10,300 36 3,724 286
10 年後 中立 9,991 48 4,841 382

取り方:グループ別の2026年3月期の売上・営業利益(日本コムシス3,205億円・261億円、サンワコムシス328億円・9億円、北陸電話工事191億円・17億円)を合計して置いた。連結従業員17,765人を売上に比例して割り振り、人数と1人当たり売上に分けた(配分は推定)。人数は実質、1人当たり売上は名目で物価並みに上がる想定。

社会システム・設備系

道路・上下水道・防災、データセンター内の電気・空調、再エネなど、通信以外の設備工事と専門会社。トーシステム、ツウケン、NDS、シスケンなど。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 6,465 35 2,282 187
10 年後 中立 6,788 48 3,259 264

取り方:トーシステム385億円・31億円、ツウケン600億円・62億円、NDS946億円・73億円、シスケン333億円・21億円に持株会社分を合わせ、売上2,282億円・営業利益187億円と置いた。人数は売上に比例して割り振った推定。数量は実質、1人当たり売上は物価並み。

ITソリューション

コムシス情報システムが担う公共・教育・民間向けの情報システム開発と運用、クラウド・AI関連。

数量担当人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 1,000 30 302 32
10 年後 中立 1,250 42 528 54

取り方:コムシス情報システムの2026年3月期の売上302億円・営業利益32億円。人数は売上より人手が多い業態として1,000人と置いた推定。数量は実質、1人当たり売上は名目。

リスクと懸念

NTTへの依存

売上の約4分の1がNTT東西向けとされ、ドコモなど他の通信会社を含めると、通信会社の設備投資に収益のほとんどが連動する。NTTが工事の内製化や発注の絞り込みに動けば、受注が一度に減る。分散の効かない構造的なリスクだ。安定した顧客だが、交渉力は相手が握る。

今の利益が山にある可能性

2026年3月期の営業利益率8.1%は、過去20年でも最高水準にある。人手不足による単価転嫁と、ドコモ向け品質改善工事が重なった結果だ。品質改善が一巡し、競争が戻れば、利益率は7%台前半へ戻りうる。平均の利益率は7%台で、今は平均より1ポイント高い。

人手不足で数量を増やせない

工事は人手がすべてで、連結従業員は約1.8万人にとどまる。残業規制が強まった2024年以降、技能者の確保は難しい。受注があっても施工できないので、売上の伸びは単価だけに頼ることになる。採用と育成の費用も重い。採用の競争は他の建設会社とも重なり、賃金の上昇圧力が続く。

同じ出自の競合との競争

エクシオグループやミライト・ワンは、同じNTT系の源流を持ち、顧客も重なる。大型案件では価格で競り合う。データセンターの建物側の工事は、ゼネコンや電気工事大手が元請けを握りやすく、コムシスの取り分は限られる。値下げ競争になれば、利益率は一気に削られる。

データセンターの需要の振れ

国内のデータセンター投資は急拡大している。ただ海外の事業者が建物ごと一括で発注する例や、立地が海外へ移る可能性もある。計画の遅れや凍結で、期待された工事量が出ない年は必ず来る。景気の影響も受けやすい。筆者は、ここが最も見通しにくい部分だと考える。

M&Aと資本効率

成長投資2,000億円以上の枠でM&Aを使う方針だが、買収先は示されていない。高い価格で地域の工事会社を買えば、ROEが下がる。一方、買収をしなければ現金が積み上がり、資本効率を問う株主の圧力が強まる。規律ある買収を続けるかどうかが、今後の資本効率を決める。

新リース会計基準

2028年3月期から、賃借の資産と負債が貸借対照表に載る。自己資本比率や純現金の見え方が変わる。営業の稼ぎは変わらないが、見かけの財務の強さは下がる点に注意が要る。数字の形が変わっても、本質価値は変わらない。この点は同業の比較でも同じ形にそろえて見る必要がある。

今後の分かれ目

NTTグループが通信工事の内製化や発注の削減を打ち出した時
通信キャリア系の数量が大きく減り、利益は半分近くまで落ちる。株価は純資産を目安に売られ、10年の悲観の筋書きに近づく。
データセンター向け工事の受注が、会社の見込みを大きく上回って積み上がった時
社会システム系とITの利益が全社を押し上げ、強気の筋書きに近づく。利益率が8%台後半に乗れば、倍率の評価も上がる。
ドコモ向けの品質改善工事が一巡し、営業利益率が7%台に戻った時
今の利益が山だったことが確認される。中立の筋書きより悲観寄りに進み、倍率も12倍を割る方向へ動く。
大型M&Aを高い価格で決めた時
ROEが下がり、資本効率の面で評価が落ちる。のれんの償却も利益を削るので、中立の利益水準を下回る恐れがある。
オアシスなど大株主が資本効率の改善を強く求め、自社株買いを大幅に増やした時
還元性向が7割を超え、1株当たりの価値は上がる。ただ事業の稼ぎは変わらず、倍率は大きくは上がらない。
TOB(公開買い付け)で買収された時
買い付け価格は今の時価総額に上乗せされるのが普通で、筋書きの上振れ要因になる。ただ可能性は低いと見て、確率には織り込んでいない。

見ておくもの

  • NTT東西・ドコモの設備投資計画と、決算説明資料での通信キャリア向けの受注動向
  • 営業利益率の推移(8%台前半を保つか、7%台に戻るか)
  • データセンター関連工事の受注額と、ITソリューションの売上の伸び
  • 連結従業員数と1人当たり売上(人手の確保と単価の転嫁)
  • 自社株買いの規模と総還元性向(70%を超えるか)
  • 大口株主の動き(オアシス・マネジメントの持株比率と株主提案の有無)

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE約9〜12%と成長率3.5〜4%から正当化PERを出し、上限の約9〜9.5割(強気・中立)・8割台(やや悲観)に置いた。今のPER17倍台を基準にはしていない。中立のPERは上限の9割に置き、資本コストの逆数(約13.3倍)の床は上回った。資本コストは基本7.5%にquality0%(循環−0.25%と寿命+0.25%の足し引き)を足した7.5%で、結果、中立は10年後に今より1割弱高い時価総額になる。悲観は総資産の8割回収・負債全額払いで残る売れる資産(約2,860億円)で測り、谷のPBRは使っていない。これは歴代最高水準の利益率を平均へ戻して置いたことの帰結で、株価に寄せて動かした数字はない。純現金389億円は時価総額の約6%で1割に満たないため、余った現金は分けていない。新リース会計基準は2028年3月期から適用され、営業利益が少し増え純有利子負債が増えるが、10年後の数字は家賃を営業費用に入れた今と同じ形で置いた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0% = 7.5%。理由は quality_why。個別のリスク(不祥事・M&A の実行など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.50% → 7.25%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. コムシスグループ2030ビジョン(中期経営計画の要約)
  2. コムシスHD 2030ビジョン(適時開示 2025年5月8日)
  3. コムシスHD 2027年3月期 第1四半期決算短信
  4. コムシスHD 2026年3月期 決算概要(業界ダイジェスト)
  5. コムシスHD グループ別セグメント業績
  6. コムシスHD 配当・自社株買いの実績
  7. オアシス・マネジメントの大量保有報告(変更報告書)
  8. 通信工事の主要プレーヤー(売上の比較)
  9. NTTの中期経営計画(IOWN・データセンター投資)

分析日 2026-10-16