株譜
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エクシオグループ 1951

通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,386 円4,849 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,593.5 円5,272 億円差 −8.0%
10 年後から見ると 適正 価値 2,386 円4,849 億円 · 差 −8.0% · 期待の年率 +5.9%
期待の年率リターン(10 年)+5.9%資本コスト比 −2.1 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

エクシオグループは、通信工事で国内最大の会社だ。光回線や携帯基地局の工事を土台に、データセンターの電気工事と、学校や自治体向けのシステム構築へ広げてきた。

筆者の結論は「やや割高」だ。事業は強くなっている。ただ、今の値段は、その改善が計画どおりに進むことまで先に払っている。

2026年3月期は、売上が7,877億円、営業利益が520億円で、ともに過去最高だった。中身には差がある。通信キャリア向けの利益率は9%台、システム構築は4%台にとどまる。

今後の利益を押し上げる主役は、データセンター向けの電気工事と、システム部門の採算改善だ。会社は2030年度に営業利益770億円を掲げる。ただ前の計画は、利益率の目標に届かなかった。

筆者は、この目標の半分は届くが、全部は届かないと見る。システム部門の利益率が一気に倍近くへ上がる姿は、描きにくい。学校向け端末の更新特需が終われば、売上もいったん縮む。

株主還元は厚くなる。配当は自己資本の4.5%を目安にし、総還元性向は6割を目指す。それでも、成長が穏やかな会社に高い倍率はつけにくい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、エクシオは「良い工事会社」だが、「安く買える会社」ではない。事業は10年後もある。通信設備は誰かが直し続け、データセンターの電気工事も増える。問題は、その価値に払う値段だ。

筆者がいちばん気にするのは、利益の質だ。稼ぎの7割近くを通信と電気の工事が生む。残りのシステム部門は、売上が大きい割に利益が薄い。会社が掲げるのは、この部門の利益率が4%台から8%台へ上がる姿だ。これが実現すれば会社の質は変わる。しかし、実績のない改善に今から高い値をつけるのは危うい。

オーナーの手に残る利益は、純利益から成長の投資を引いた分だ。設備投資は軽いが、買収には約1,000億円を使う方針がある。買収で価値を壊さない規律が試される。

経営の資本の使い方は、改善の途上にある。還元は厚くなったが、社内取締役の大半がNTTグループ出身で、外部の目が入りにくい。安全域を考えると、今の値段は薄い。10年平均に近いPER、つまり12〜13倍まで下がるのを待つ価値がある。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、通信と電気の工事を請け負うことだ。顧客はNTTグループ、携帯各社、データセンター事業者、ビルや工場の発注者、学校や自治体になる。会社は事業を3つに分けている。

通信キャリアは、売上が約2,560億円で、利益率は9%台。光回線の工事と、携帯の基地局や「つながりにくさ」の解消工事が中心だ。3事業で最も利益率が高く、グループの現金を生む柱になる。

都市インフラは、売上が約2,490億円で、利益率は6%台。データセンターやビル、工場の電気工事、公共の通信工事、EV充電や蓄電池の工事が入る。この部門が今、いちばん伸びている。

システムソリューションは、売上が約2,840億円で、利益率は4%台。文教や自治体向けのシステム構築と、機器の販売が中心だ。学校の端末更新「Next GIGA」の特需で売上が4割増えたが、機器の販売は利幅が薄い。

連結の従業員は約1.8万人だ。工事は人手で決まるので、売上は「人数×1人当たりの売上」で見るのがわかりやすい。人は増やしにくく、伸びは単価と、利益率の高い仕事への入れ替えに頼る。

優良さと弱いところ

この会社の強みは、顧客との長い取引と、全国をまかなう施工の体制にある。強みとは、他社がすぐにまねできない力のことだ。通信工事は、NTTグループの設備を長年守ってきた実績が信用になる。新しい会社が割って入るのは難しい。

弱みは、強みが同じ形で他社にもあることだ。コムシスホールディングスやミライト・ワンも出自が近く、顧客が重なる。大型案件では価格で競り合う。堀は広くない。

利益の質にはばらつきがある。通信キャリアの利益率は9%台だが、システム構築は4%台と低い。全体の利益率6%台半ばは、同業のコムシスより低い。ROEも9%台で、資本コストを少し上回る程度だ。

ここ数年で良くなった点は、収益の源が増えたことだ。データセンター向けの電気工事は、2年続けて約700億円の受注を取った。ただ、大規模な空調工事を担える技術者は足りず、会社も課題と認めている。

経営の姿勢には変化がある。2030年度にROE12%を掲げ、還元も強めた。一方で、社内取締役8人のうち7人がNTTグループの出身だという指摘が、株主からあった。資本の使い方を外から問う目が、まだ弱い会社だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

通信工事は、成熟した国内の需要に、新しい投資の波が重なった市場だ。光回線はほぼ行き渡り、新しく引く工事は減る。代わりに、老朽設備の更新、携帯の通信品質の改善、データセンターをつなぐ光網の工事が増えている。

追い風の中心はデータセンターだ。生成AIの普及で、国内でも大型の建設が続く。ただ、その恩恵が大きいのは、建物の電気と空調を一括で請けられる会社だ。エクシオは電気に強いが、大規模な空調の施工力が足りない。

競争は大手3社の寡占に近い。売上は、エクシオが約7,900億円、コムシスが約6,300億円、ミライト・ワンが約6,000億円だ。同じ顧客を取り合うので、大幅な値上げはしにくい。

最大の制約は人手だ。2024年の残業規制のあと、技能者の確保が難しくなった。工事を増やすには人を増やすしかなく、増やせないなら単価で稼ぐことになる。ここ数年の増益は、その単価の転嫁が効いた面が大きい。

システム分野は別の市場だ。学校向けの端末更新は2025年度から2026年度が山で、その後は反動が来る。自治体のシステム刷新や企業のERPは堅いが、AIによる開発の効率化で、人月単価の競争が強まる恐れもある。

資本政策と M&A

還元は強まる方向だ。配当の目安を、自己資本の4%から4.5%に引き上げた。年間配当は、2027年3月期に前期より約2割増やす予定だ。総還元性向は6割を目安にし、自社株買いも続ける。2026年度は40億円を上限に買う。

成長投資は5年で約3,000億円を見込む。内訳は、買収や出資に約1,000億円、システムとデジタルに約700億円、拠点整備に約600億円、人財に約500億円だ。買収は、高いスキルの人材の確保と、データセンターや生成AIの領域が狙いだ。具体的な買収先は示されていない。

ガバナンスは、外からの圧力で動き始めた。2026年6月の株主総会で、オアシスの関連ファンドが社外取締役1名を提案し、賛成は4.8%にとどまり否決された。ただ総会のあと、独立した社外取締役の比率は38%から50%に引き上げられている。

政策保有株は、上場銘柄で18銘柄ある。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。純資産への上乗せは見込まず、安全域の側に回した。純有利子負債は約960億円で、自己資本比率は約5割。買収に使える余力はあるが、現金が余る会社ではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

稼ぎの質が変わり始めている。通信工事だけの会社から、データセンターと情報システムを抱える会社へ移っているからだ。都市インフラは2026年3月期に利益が3割近く伸び、データセンターの受注は2年続けて約700億円に達した。

人手不足は追い風になる。工事のできる会社が限られるので、単価を上げやすい。大手3社の寡占は崩れにくく、価格の転嫁も定着した。通信キャリアの利益率は9%台まで上がり、会社の計画する10%台の姿も遠くない。

システム部門が最大の伸びしろだ。利益率4%台は、機器販売の比重が高いせいだ。会社は上流のコンサルとERPに軸足を移し、AIで開発を効率化する。端末更新の特需が一巡しても、利益率が上がれば利益は2倍になりうる。

資本政策にも余地がある。還元は総還元性向6割で、配当は自己資本の4.5%を下限にする。外部株主の圧力で、取締役会の独立性も高まった。買収で空調などの足りない力を補えば、都市インフラは大きく育つ。2030年度の営業利益770億円に近づけば、ROEは12%に届き、倍率も14倍台が妥当になる。

慎重な見方

改善の材料は、すでに今の利益と株価に入っている。2026年3月期の増益の相当部分は、学校向け端末の更新特需と、携帯各社の通信品質改善工事という、一時の追い風だ。特需は2027年3月期に反動で減る。

システム部門の利益率を4%台から8%台へ倍にする計画は重い。前の計画も、利益率7.5%の目標に対して実績は6.6%で、届かなかった。機器の販売を減らし、コンサルを増やすには時間も人材もかかる。

データセンターの工事は伸びているが、大規模な空調を担える技術者が足りない。取りこぼしが出る。電気だけでは、ゼネコンや空調大手が元請けを握る案件で、取り分が限られる。

顧客はNTTグループに偏る。携帯の工事が一巡し、NTTが内製化や発注の絞り込みに動けば、最も利益率の高い通信キャリアが崩れる。人手不足の中で、人件費も同じ速さで上がる。

ROEは9%台で資本コストをわずかに上回る程度だ。このROEに今のPER17倍は高い。買収に約1,000億円を使う計画も、高値づかみになればROEを下げる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。データセンターとシステム部門の改善が本物であることは認める。ただ、今の利益には一時の特需が混じり、計画の利益率は実績が届いたことのない水準にある。

確率は中立に厚く置き、悲観側をやや多めにした。強気の筋書きでも、今の値段を大きく上回る姿は描けない。最後は、改善の成果に先に払うかどうかの違いで、割高に傾く。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,417 円6,946 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,180 円2,398 億円)。 今の値に割り戻すと 2,386 円4,849 億円、今との差 −8.0%、 期待の年率 +5.9%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 11% 5,271 円1.07 兆円 1,470 円2,988 億円 +159.9% +10.0% 741 円1,507 億円
やや楽観 23% 4,436 円9,017 億円 1,322 円2,688 億円 +122.0% +8.3% 1,324 円2,692 億円
中立 35% 3,720 円7,561 億円 1,190 円2,418 億円 +89.3% +6.6% 1,718 円3,493 億円
やや悲観 21% 2,053 円4,173 億円 1,014 円2,062 億円 +18.3% +1.7% 644 円1,309 億円
悲観 10% 841 円1,710 億円 844 円1,715 億円 −35.0% −4.2% 168 円343 億円
加重平均100% 3,417 円6,946 億円1,180 円2,398 億円 +77.2% +5.9% 4,597 円9,344 億円

今の株価時価総額 2,594 円5,272 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 11% データセンターと情報システムで稼ぐ会社に変わる 利益 686 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 5,271 円1.07 兆円

10年後、エクシオは通信工事の会社ではなくなっている。データセンターと蓄電池、半導体工場の電気・空調を一括で請ける「総合サブコン」になり、都市インフラの売上は今の1.7倍になる。

システム部門は、機器販売への依存を下げ、ERPと上流のコンサルで稼ぐ。利益率は9%に届き、利益は今の3倍に近づく。AIによる開発の効率化が、人手不足の制約を和らげる。

買収で空調の施工力を補い、人材も確保する。ROEは12%台に乗り、還元は純利益の6割を続ける。人手不足は続くので、単価は物価以上に上がる。ここまで揃う確率は高くない。

  • 通信キャリア:数量 6,800(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,329 億円・営業利益 340 億円。通信キャリア
  • 都市インフラ:数量 8,200(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 53(1人当たり売上(百万円))→ 売上 4,346 億円・営業利益 361 億円。都市インフラ
  • システムソリューション:数量 5,100(担当人数(人、推定))× 価格 85(1人当たり売上(百万円))→ 売上 4,335 億円・営業利益 390 億円。システムソリューション(機器販売の反動で1人当たり売上は物価並みに上がらない)

倍率:事業の純利益 686 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.46 倍、時価総額 10,606 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:データセンター、システム部門、買収のすべてがうまく働く必要があり、強気の筋書きとして1割強に置いた。

やや楽観 23% システムの採算が半分改善する 利益 586 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 4,436 円9,017 億円

会社の計画が、一部達成される。通信キャリアは数量が3%ほど減るが、単価が物価並みに上がり、利益率は9%台半ばを保つ。

都市インフラは、データセンターと上下水道・蓄電池の工事で数量が1割以上増える。システム部門は、機器販売の比率が下がり、利益率が8%まで上がる。

営業利益は900億円台になる。還元は純利益の6割で、ROEは11%台。国内の需要が緩やかに伸びる、穏やかな強気の筋書きだ。大きな新規事業は要らない。

人手不足は続くが、単価の転嫁と採用への投資が実を結ぶ。ただ数量は人口に縛られ、通信キャリアでは減る。データセンター関連の売上が全社に占める割合は、今の1割台から2割に近づく。

  • 通信キャリア:数量 6,550(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,206 億円・営業利益 308 億円。通信キャリア
  • 都市インフラ:数量 7,800(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 52(1人当たり売上(百万円))→ 売上 4,056 億円・営業利益 316 億円。都市インフラ
  • システムソリューション:数量 4,800(担当人数(人、推定))× 価格 81(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,888 億円・営業利益 311 億円。システムソリューション(機器販売の反動で1人当たり売上は物価並みに上がらない)

倍率:事業の純利益 586 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.9 倍。全体の PER 14.95 倍、時価総額 8,761 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:データセンターの伸びが続き、システム部門の利益率が会社の目標の半分ほど改善する姿。起こりやすさは2割強と見る。

中立 35% 単価で伸びる、成熟した会社 利益 496 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 3,720 円7,561 億円

単価で伸びる、成熟した会社になる。通信キャリアは、人口減と生産性の向上で人員が1割減る。一方で単価が物価並みに上がり、売上は2割増える。

都市インフラは、データセンターで数量が1割ほど増え、利益率は7%台にとどまる。システム部門は、利益率が7%まで改善する。会社の目標の8%台には届かない。

営業利益は800億円近くになり、会社の2030年度の目標を、物価で水増しされた形で達成する。還元は純利益の6割。ROEは10%前後で、資本コストを少し上回る。驚きの少ない10年だ。

システム部門の1人当たり売上は、機器販売の比率が下がるぶん、物価ほどには上がらない。通信キャリアの発注構造や、競合3社の力関係は大きく変わらない。人手の制約が強く、数量の大きな成長は望めない。データセンターの伸びは、通信工事の減少をちょうど埋める程度にとどまる。

  • 通信キャリア:数量 6,300(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 49(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,084 億円・営業利益 278 億円。通信キャリア
  • 都市インフラ:数量 7,300(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 51(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,740 億円・営業利益 273 億円。都市インフラ
  • システムソリューション:数量 4,500(担当人数(人、推定))× 価格 77(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,465 億円・営業利益 243 億円。システムソリューション(機器販売の反動で1人当たり売上は物価並みに上がらない)

倍率:事業の純利益 496 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍。全体の PER 14.39 倍、時価総額 7,137 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:数量は通信が減り、データセンターが増え、利益率は少し上がる。もっとも起こりやすい姿として3割台半ばを置いた。

やや悲観 21% 価格競争でシステムの採算が戻らない 利益 355 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 2,053 円4,173 億円

通信キャリアの数量は、NTTグループの発注削減と内製化で1割以上減る。単価の上昇も鈍り、利益率は7%台に下がる。

システム部門は、AIによる開発の効率化で人月単価が下がり、機器販売の薄い利益から抜け出せない。利益率は4%台のままだ。都市インフラでは、大型案件の元請けをゼネコンと空調大手が握り、取り分が下請けに近づく。

営業利益は600億円を下回る。買収した会社ののれんの償却も、利益を削る。還元は続くが、増配の余地は小さい。成熟した下請け色の強い会社に戻る姿だ。

人手不足で単価は上がるものの、競合との値引き合戦が利益率を削る。10年先の稼ぐ力は、今より弱くなる。通信の減少を、他の領域で埋めきれない。

  • 通信キャリア:数量 5,900(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 48(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,802 億円・営業利益 219 億円。通信キャリア
  • 都市インフラ:数量 6,700(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 50(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,316 億円・営業利益 209 億円。都市インフラ
  • システムソリューション:数量 4,200(担当人数(人、推定))× 価格 72(1人当たり売上(百万円))→ 売上 3,024 億円・営業利益 145 億円。システムソリューション(機器販売の反動で1人当たり売上は物価並みに上がらない)

倍率:ROE 7.58%(純利益 355 億円 ÷ 自己資本 4,684 億円)。事業の ROE が資本コスト k 8% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.5 倍。ROE が資本コストを割り、成長の価値が薄れるので、上限の 8 割 4 分 の 10.5 倍に置いた。

確率:NTT側が発注価格を抑える動きと、システムの採算改善の失敗が重なる筋書き。実績が少なく、2割に置いた。

悲観 10% 通信投資の縮小で優良会社でなくなる 利益 180 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 841 円1,710 億円

通信投資の縮小で、優良会社ではなくなる。人口減で光回線の工事が縮み、NTTが工事の内製化と省力化を進める。通信キャリアの数量は2割減り、単価も物価並みに上がらない。

データセンターは、海外のクラウド事業者が建物ごと一括で発注する。エクシオの出番は減る。システム部門は、AIが開発の仕事を置き換え、利益率が3%台まで下がる。

営業利益は半分以下になる。自己資本は厚いが、稼ぐ力は資本コストを大きく下回る。株価は純資産の半分まで売られる。買収の失敗が重なれば、さらに悪い。

通信という安定した顧客に頼った事業が、10年かけて静かに縮む。グループの力である、全国の施工網の価値も、今より大きく落ちる。工事会社としての評価は、大きく下がる。

  • 通信キャリア:数量 5,000(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 44(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,200 億円・営業利益 121 億円。通信キャリア
  • 都市インフラ:数量 5,800(施工に当たる人数(人、推定))× 価格 45(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,610 億円・営業利益 104 億円。都市インフラ
  • システムソリューション:数量 3,800(担当人数(人、推定))× 価格 66(1人当たり売上(百万円))→ 売上 2,508 億円・営業利益 75 億円。システムソリューション(機器販売の反動で1人当たり売上は物価並みに上がらない)

倍率:通信投資が縮み NTT の内製化とシステム部門の AI 化で営業利益が半分以下に落ちた構造的な負け筋で、純利益は 180 億円まで細る。ROE が k 8.00% 以下なので上限は 1÷k = 12.5 倍。悲観は、やや悲観よりさらに構造的に負けた姿なので、倍率をやや悲観(10.5 倍)より高くせず、その 9 割の 9.5 倍に置いた。余った現金は悲観では今の5割に減るとみて、戻り方 0.5 を掛けた 25 億円を含む。時価総額 1735 億円(全体の PER に直して 9.6 倍)。

確率:顧客がNTTグループに偏る会社で、内製化・投資縮小・海外勢の台頭が起きれば構造的に負ける。1割を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

通信キャリア

NTT東西・NTTドコモ・他の携帯会社向けの通信工事。光回線の工事、基地局の建設、つながりにくさの解消工事。2026年3月期から会社は「通信インフラ」へ名称を改めた。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 7,000 37 2,557 233
10 年後 中立 6,300 49 3,084 278

取り方:2026年3月期の決算短信の値(売上2,557億円・営業利益233億円)。連結従業員17,751人を売上と事業の性格で配分し、通信キャリア7,000人とした(配分は推定)。人数は実質、1人当たり売上は名目で物価並みに上がる想定。

都市インフラ

データセンター・ビル・工場の電気工事、公共の通信工事、EV充電・蓄電池・電力の自営線。2026年3月期から会社は「社会インフラ」へ名称を改めた。

数量施工に当たる人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 6,500 38 2,485 165
10 年後 中立 7,300 51 3,740 273

取り方:2026年3月期の決算短信の値(売上2,485億円・営業利益165億円)。人数は6,500人と配分した推定。数量は実質(人)、1人当たり売上は名目で物価並みに上がる想定。データセンター向けが伸びる部門。

システムソリューション

文教・自治体向けのシステム構築、機器販売、ERP、生成AI関連、海外のリファービッシュなど。

数量担当人数(人、推定)価格1人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 4,251 67 2,836 122
10 年後 中立 4,500 77 3,465 243

取り方:2026年3月期の決算短信の値(売上2,836億円・営業利益122億円)。人数は4,251人と配分した推定。機器販売が売上に入るため1人当たり売上は高く、Next GIGAの反動で薄まる(価格が物価並みに上がらない理由)。

リスクと懸念

NTTグループへの依存

通信キャリアの利益は、NTTグループと携帯各社の設備投資に連動する。社内取締役8人のうち7人がNTTグループ出身との指摘もあり、関係は深い。NTTが内製化や発注の絞り込みに動けば、最も利益率の高い部門が一度に崩れる。分散の効かない構造的なリスクだ。

特需に支えられた今の利益

2026年3月期の増益には、学校向け端末の更新特需と携帯の通信品質改善工事が入っている。特需は2027年3月期に反動で減り、会社も売上を7,500億円と見込む。今の利益を「いつもの水準」と読むと、見立てを誤る。

システム部門の利益率の改善が届かない

2030年度に利益率を4%台から8.6%へ上げる計画は、実績のない水準だ。機器販売が減れば売上も縮む。AIによる開発の効率化で人月単価が下がる恐れもあり、改善の道のりは平らではない。会社の前の計画も、利益率の目標に届かなかった。

人手不足で数量を増やせない

連結従業員は約1.8万人で、工事の量は人数で決まる。残業規制が強まった2024年以降、技能者の確保は難しい。電気分野は年40人の採用を掲げるが、他の建設会社との奪い合いになる。受注があっても施工できず、人件費の上昇が利益率を削る。

データセンターの需要の振れと施工力の不足

国内のデータセンター投資は急拡大しているが、海外の事業者が建物ごと発注する例や、投資の延期もありうる。エクシオは大規模な空調の施工力が不足しており、元請けを取れない案件も出る。需要の波と、足りない力の両方を抱える。

買収の実行と資本効率

5年で約1,000億円を買収と出資に使う方針だが、買収先は示されていない。高い価格で買えばROEが下がり、のれんの償却が利益を削る。買わなければ資本効率の改善は遅れる。規律ある買収を続けられるかが、ROE12%の目標を分ける。

ガバナンスの独立性

2026年6月、オアシスの関連ファンドが社外取締役の提案をした。賛成は4.8%で否決されたが、総会後に独立社外取締役の比率は50%に上がった。変化の途上で、資本配分の規律が弱まるリスクは完全には消えていない。

今後の分かれ目

NTTグループが通信工事の内製化や発注の削減を打ち出した時
通信キャリアの数量が大きく減り、グループの現金を生む柱が崩れる。株価は純資産を目安に売られ、10年の悲観の筋書きに近づく。
システム部門の営業利益率が2027年度以降も5%に届かない時
会社の2030年度の目標は遠のく。中立より悲観寄りに進み、倍率は12倍を割る方向へ動く。
データセンター向けの受注が、約700億円を大きく上回って積み上がった時
都市インフラの利益が全社を押し上げ、強気の筋書きに近づく。利益率が8%台に乗れば、倍率の評価も上がる。
空調を持つ会社を買収し、総合サブコンへ近づいた時
取りこぼしていたデータセンターの案件を取れるようになり、都市インフラの数量が増える。ただ買収価格が高ければ、ROEが下がり、評価は上がらない。
大型の買収を高い価格で決めた時
ROEが下がり、のれんの償却が利益を削る。中立の利益水準を下回る恐れがある。
TOB(公開買い付け)で買収された時
買い付け価格は今の時価総額に上乗せされるのが普通で、筋書きの上振れ要因になる。可能性は低いと見て、確率には織り込んでいない。

見ておくもの

  • 通信キャリア・都市インフラ・システムの3部門ごとの営業利益率(特にシステムが5%を超えるか)
  • データセンター関連の受注額と、大規模空調の施工体制(買収・採用)
  • NTTグループ・携帯各社の設備投資の動きと、通信キャリアの受注
  • Next GIGA反動後の売上(2027年3月期計画の7,500億円)と受注の質
  • 総還元性向6割・配当の目安4.5%の実行と、自社株買いの規模
  • オアシスなど株主の動きと、取締役会の独立性(独立社外取締役の比率)

倍率と資本コストの決め方

倍率は、ROE約8〜12%と長期の成長率4%から正当化PERを出し、上限の約84〜97%に置いた(中立は95%)。今のPER17倍は基準にしていない。中立のPERは資本コストの逆数(12.5倍)を下回らせず、結果として中立の時価総額は今より2割ほど高いが、確率で重みを付けた価値は悲観側の厚みで今を1割ほど下回る。k は基本7.5%+quality0.5%=8.0%、悲観は谷の利益の稼ぐ力(PER上限1÷k)を上限に、やや悲観より高くしない9.5倍で測り、谷のPBRは使っていない。利益の山と特需を平均へ戻した帰結で、株価に寄せた数字はない。純有利子負債が時価総額の約18%あるので、余った現金は立てていない。新リース会計基準は2028年3月期から適用され、営業利益が少し増え純有利子負債が増えるが、10年後は家賃を営業費用に入れた今と同じ形で置いた。持ち合い株の評価差額金は配当が純利益に入っているので余り資産に足していない(二重を消した)。今の株価から逆算した値ではない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8%。理由は quality_why。個別のリスク(不祥事・M&A の実行など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. エクシオグループ 2026年3月期決算・新中期経営計画の要点(ログミーファイナンス)
  2. エクシオグループ 2026年3月期 決算短信(セグメント情報)
  3. オアシスの株主提案と総会結果(2026年)

分析日 2026-10-16