株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

五洋建設 1893

海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,565 円4,231 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,342 円3,628 億円差 +16.6%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,565 円4,231 億円 · 差 +16.6% · 期待の年率 +8.0%
期待の年率リターン(10 年)+8.0%資本コスト比 +0.5 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

五洋建設は、港や空港の海上工事を得意とする海洋土木(マリコン)の最大手だ。国内土木、国内建築、海外の三本柱で、2026年3月期は売上高7,943億円、営業利益553億円と過去最高を更新した。

筆者の見立てはこうだ。いまの利益は山の近くにある。土木の営業利益率は12%に乗り、防衛関連の大型工事と設計変更での採算改善が押し上げた。10年でならすと、この水準は続かない。国土強靱化や老朽化対策の需要は底堅いが、技能者が減る中で施工量は伸ばしにくい。

洋上風力は夢でもあり、重荷でもある。作業船に3年で約700億円を投じるが、三菱商事連合の撤退で国内案件の立ち上がりは読めなくなった。海外では2期続けて約160億円の工事損失を出した。この癖が直ったとは、まだ言い切れない。

株主への還元は厚い。中期経営計画は総還元性向60%以上を掲げる。それでも、10年後の利益を資本コストで割り引くと、本質価値は今の時価総額の1割ほど下に出る。割高とまでは言えないが、安全域はない。買って報われるには、利益率が高止まりする筋書きが要る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、五洋は良い会社に近いが、安く買える会社ではない。

まず、利益の質を見る。建設は工事が増えるほど立て替えるお金も増える。稼いだ利益のうち、株主が自由に使えるのは一部にとどまる。そのうえ船への投資が続き、有利子負債の返済も要る。会社が総還元性向60%を言い切れるのは、2028年度までの投資が山を越えると読むからだ。

次に、堀と経営の質。海洋土木の堀は本物だが、利益の大半を稼ぐ土木は発注者が値段を決める。経営陣は損失を2期出したあとに過去最高益を出した。立て直しの腕は確かだが、海外の癖が消えたかは、もう少し見ないと信じ切れない。

最後に、安全域。今の利益は山の近くにあり、営業利益率は過去の中央値を大きく上回る。ここで払う値段に余白はない。10年の数量は人手で頭打ちになるので、利益の伸びは価格と利益率の維持にかかる。持ち主として長く持ちたい会社ではある。ただ、払ってよい値段は、今の利益より低い利益を前提に置く。

何で稼ぐ会社か

収益の柱は三つある。国内土木が連結売上の4割強、国内建築が3割強、海外が2割強で、残りは不動産開発などの小さな事業だ。

土木の中心は、港・空港・護岸・埋立・浚渫といった海の工事である。巨大な作業船団を自前で持ち、水深のある場所で重い構造物を据える工事に強い。発注者は国土交通省の地方整備局と防衛省が中心だ。防衛関連は馬毛島の基地整備などで膨らみ、土木の完成工事高の約4割を占めてきた。

建築は、物流倉庫、データセンター、再開発、防衛施設を手がける。かつては利益の薄い事業だったが、資材高を価格に転嫁できるようになり、営業利益率は6%台に上がった。

海外はシンガポールが中心で、1964年の進出以来の拠点だ。空港や地下トンネル、埋立などの土木を請け負う。ここは利益のぶれが大きく、直近の2期は大型工事の追加損失で赤字になった。

洋上風力は、土木の延長にある新しい事業だ。風車を据え付ける自己昇降式作業台船(SEP船)を3隻持ち、基礎を打つ大型船とケーブルを敷く船を2028年度に完成させる。船団と施工の腕で、風車を海に立てる工程を一気通貫で請け負う構えである。

優良さと弱いところ

堀(他社がまねできない強み)は、船と実績にある。

大型の作業船は1隻で数百億円かかり、動かす船員や施工管理の経験も要る。海洋土木は大手数社が分け合う準寡占で、新規参入は難しい。五洋は売上でマリコン首位で、東亜建設工業の2倍を超える。馬毛島の係留施設では東亜建設工業と組み、受注額は当初の2倍を超える約2,100億円に増えた。難しい工事を任される信頼の表れだ。

ただし、堀は固くない。公共工事は入札と予算で値段が決まり、五洋が価格を決める力は限られる。建築はほとんど堀がなく、同業との競争がそのまま利益率に響く。海外は工事ごとの当たり外れが大きく、2期連続で約160億円の損失を出した。原因は見積もりの甘さで、受注前にリスクを洗い出す取り組みで直すと会社は言う。成果はこれから見るしかない。

資本の使い方は、いまのところ合格点だ。政策保有株は純資産の1割以下に絞り、配当と自社株買いも厚い。ただ、3年で約700億円の洋上風力投資は、需要が読めない市場に船を先に造る賭けである。この賭けの採算が、持ち主としての最大の宿題になる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の土木需要は底堅い。政府は2026年度から5年間で約20兆円強の国土強靱化を進め、うち約10兆円が老朽化した上下水道・道路・橋などに向かう。港湾の更新、海面上昇や高潮への備えも続く。防衛では、馬毛島の基地整備と自衛隊施設の強靱化が当面の山になる。ただ、防衛の山はいずれ引く。会社自身も、土木に占める防衛の割合を4割から3.5割に下げる前提を置いている。

制約は需要より人手だ。2024年の残業規制以降、技能者が足りず、受注を選ぶ動きが業界に広がった。施工できる量には上限があり、需要の伸びがそのまま売上にならない。代わりに価格転嫁は進み、利益率は過去より高い水準を保ちやすい。

洋上風力は最も読みにくい。政府は2040年までに着床式で30〜45ギガワットを掲げ、本格化は2029年度以降とみられる。だが三菱商事連合は建設費が応札時の2倍超に膨らんで撤退し、2026年7月には英BPが山形沖の案件から離れる動きも報じられた。制度の手直しは進むが、船を持つ側にとっては稼働の時期がずれるリスクが残る。

競合では、大成建設が2025年に東洋建設を約1,600億円で買収し、海洋土木の再編が動いた。大手が洋上風力の船団と施工力を取りにくる構図だ。五洋は独立を保つ最大のマリコンとして、価格と人の取り合いで大手と競うことになる。

資本政策と M&A

還元は厚く、転換点にある。2026年3月期は配当性向38%に自社株買いを足し、総還元性向は約67%だった。中期経営計画は、配当性向40%以上、総還元性向60%以上を掲げる。自社株買いは年100億円が目安だ。

一方で、お金の使い道も重い。洋上風力の作業船に3年で約700億円、DXなどに250億円を使う。有利子負債は1,961億円から2028年度に1,660億円へ減らす計画だが、そのうち約600億円は作業船向けの借入金である。自己資本比率は25%と薄く、利払いは今後の金利上昇で増える。

政策保有株は残高210億円、純資産比9.6%で、2028年度末に10%以下という目標はすでに満たした。取締役会は社内5名から2名に減らし、社外を5名に増やす。役員報酬の株式比率も10%から30%に上げる。

買収の実績は目立たない。むしろ買われる側の可能性を考える必要がある。準大手で最大の受注高と洋上風力の船団を持ち、時価総額は大成が東洋建設に払った額の2倍ほどだ。大手がほしがるサイズで、10年のうちに買収の話が出る確率は無視できない(参考として14%程度の見積もりがある)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

海の工事は、日本でしか手に入らない仕事の宝庫だ。馬毛島のような大型の基地整備、港湾の更新、海面上昇への備えは、10年単位で続く。五洋は施工できる船と人を持つ数少ない会社で、難工事ほど価格を守れる。馬毛島の係留施設で受注額が当初の2倍を超えたのが、その証拠だ。

洋上風力は2029年度以降に本格化する。三菱商事連合の撤退は、制度が手直しされるきっかけになった。再公募で採算の合う条件が整えば、SEP船3隻と基礎船、ケーブル船を一気通貫で動かせる五洋は、他社が追いつけない位置にいる。船は先に造り終えており、需要が立ち上がれば稼働率で利益が跳ねる。

建築も変わった。資材高の価格転嫁が定着し、利益率は6%を超えた。データセンターと物流、防衛施設の仕事は当面途切れない。海外はシンガポールの工事が出そろい、損失の出た2件も完了して、これから黒字になる局面だ。

総還元性向60%以上という約束も効く。利益が400億円台で定着すれば、配当と自社株買いだけで、時価総額の6%台が毎年戻ってくる。

慎重な見方

いまの利益は、いくつもの追い風が重なった山だ。土木の営業利益率12%は、防衛の大型工事と設計変更での増額が押し上げた。会社自身が、中期計画で土木の利益率を10%台前半に下げて見ている。防衛の工事は、基地整備が一巡すれば減る。随意契約が多いことへの批判も強まっている。

人手の制約は重い。技能者が減る中で、施工量は伸びない。受注を選ぶ姿勢が全社に広がり、業界全体の価格は強気に見えるが、公共工事の発注者は予算の上限で値段を決める。価格転嫁がいつまでも続く保証はない。

洋上風力は、船を先に造った会社が負ける典型になりかねない。三菱商事連合が建設費の2倍化で撤退し、BPも離れる動きがある。案件が遅れれば、700億円の船が遊ぶ。借入金を抱えたまま、償却と金利だけが先に来る。

海外は2期続けて約160億円の損失を出した。見積もりの癖は一度で直るものではない。シンガポールのトンネルなど新しい大型工事がまた当たりを外せば、国内の利益が吹き飛ぶ。自己資本比率は25%と薄く、損失に耐える余力は大手より小さい。

どちらに重みを置いたか

どちらの言い分も事実に根ざしているが、利益率の話では慎重な見方が強い。強気の見方は、需要と船団という土台の強さで正しい。ただ、10年の利益は数量と価格と利益率の積で決まり、数量は人手で頭打ち、利益率は山にある。そこで確率は、中立に最も厚く置いたうえで、やや悲観と悲観を合わせて3割強とし、強気側は合わせて3割強にとどめた。洋上風力と海外の外れ方が大きいので、悲観の深さは構造的な負けまで掘り下げた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,158 円5,834 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 744 円2,011 億円)。 今の値に割り戻すと 1,565 円4,231 億円、今との差 +16.6%、 期待の年率 +8.0%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,927 円1.06 兆円 1,036 円2,800 億円 +269.8% +14.0% 496 円1,341 億円
やや楽観 22% 3,107 円8,398 億円 921 円2,490 億円 +200.1% +11.6% 886 円2,395 億円
中立 36% 2,383 円6,443 億円 803 円2,170 億円 +137.4% +9.0% 1,147 円3,101 億円
やや悲観 20% 975 円2,636 億円 610 円1,650 億円 +18.1% +1.7% 317 円857 億円
悲観 12% 242 円654 億円 222 円600 億円 −65.4% −10.1% 56 円151 億円
加重平均100% 2,158 円5,834 億円744 円2,011 億円 +116.2% +8.0% 2,902 円7,845 億円

今の株価時価総額 1,342 円3,628 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 洋上風力が立ち上がり、船団がフル稼働する 利益 575 億円 · PER 18.5 倍 · 株価時価総額 3,927 円1.06 兆円

洋上風力の再公募が採算の合う条件で成立し、2029年度以降に基礎工事と風車の据え付けが続けて立ち上がる。SEP船と基礎船、ケーブル船が高い稼働率で回り、海洋土木の利益率は2桁に乗る。国土強靱化と港湾の更新、防衛施設の強靱化も重なり、土木の施工量は今より1割以上増える。建築はデータセンターと物流で受注が途切れず、利益率は6%台を保つ。海外はシンガポールの空港・地下鉄の工事が採算に乗り、損失の癖が消える。価格転嫁が業界全体で定着し、10年を通じて、五洋は価格を決める力のある数少ない準大手として評価される。配当と自社株買いも60%の水準を守り、自己資本の増え方は穏やかなまま、ROEは15%前後に保たれる。強気のシナリオでも、人手の制約があるので売上は1兆2千億円ほどで、それ以上は人手がもたない。

  • 国内土木:数量 416(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 12(1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価))→ 売上 5,022 億円・営業利益 552 億円。施工量1.15倍、価格1.34倍、営業利益率11%
  • 国内建築:数量 430(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 4,031 億円・営業利益 262 億円。施工量1.10倍、利益率6.5%
  • 海外建設:数量 322(施工量(万人日換算、実質。推定))× 価格 8.71(1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定))→ 売上 2,802 億円・営業利益 84 億円。施工量1.15倍、利益率3%
  • 開発・その他:数量 780(事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定))× 価格 0.30(規模1億円あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 230 億円・営業利益 23 億円。事業規模1.3倍、利益率10%

倍率:事業の純利益 575 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.5 倍。全体の PER 18.46 倍、時価総額 10,614 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:洋上風力の立ち上がりと価格転嫁の定着、海外の黒字化が三つとも当たる必要があり、確率は低い。三菱商事連合の撤退と海外の損失の履歴を考えると1割にとどめる。

やや楽観 22% 利益率を高めに保ち、安定した主力企業になる 利益 478 億円 · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 3,107 円8,398 億円

国土強靱化と防衛、データセンター、港湾の更新が続き、土木と建築の施工量は今より少し増える。洋上風力は予定より遅れながらも、国内で2〜3件が動き、船の稼働は確保される。土木の利益率は10%に近い水準で定着し、建築は5%台後半を守る。海外はシンガポールの工事が安定して小さな黒字になるが、損失が出る年も混じる。会社の中期経営計画に近い姿で、売上は1兆円に届かないまでも1兆1千億円台に乗る。還元は総還元性向60%を維持し、ROEは13%前後で推移する。優良企業として評価されるが、業界の循環は残り、利益率が一段と上がることはない。

  • 国内土木:数量 387(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 12(1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価))→ 売上 4,672 億円・営業利益 467 億円。施工量1.07倍、価格1.34倍、営業利益率10%
  • 国内建築:数量 410(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,847 億円・営業利益 219 億円。施工量1.05倍、利益率5.7%
  • 海外建設:数量 302(施工量(万人日換算、実質。推定))× 価格 8.71(1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定))→ 売上 2,631 億円・営業利益 61 億円。施工量1.08倍、利益率2.3%
  • 開発・その他:数量 690(事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定))× 価格 0.30(規模1億円あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 204 億円・営業利益 18 億円。事業規模1.15倍、利益率9%

倍率:事業の純利益 478 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍。全体の PER 17.54 倍、時価総額 8,384 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:防衛・強靱化・データセンターの需要が続き、価格転嫁も定着する筋書きで、会社の中期計画に近い。需要の足場は固いので2割強を置く。

中立 36% 施工量は人手で頭打ち、利益率は戻る 利益 375 億円 · PER 16.7 倍 · 株価時価総額 2,383 円6,443 億円

需要は底堅いが、技能者の高齢化と残業規制で施工量は今よりやや減り、売上の伸びはほぼ物価の分にとどまる。防衛の山は引くが、国土強靱化と老朽化対策、港湾の更新が穴を埋める。土木の利益率は、直近の12%台から9%に戻る。建築は5%、海外は1%台の小さな黒字で、海外では損失の出る年もならして見る。洋上風力は遅れつつ一部が動き、船の稼働率は十分とは言えないが、減損は避けられる。売上は1兆円を少し超える。還元は総還元性向60%を維持し、自己資本は少しずつ積み上がる。ROEは11%弱と、過去の高い値には戻らない。

  • 国内土木:数量 344(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 12(1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価))→ 売上 4,149 億円・営業利益 373 億円。施工量0.95倍、価格1.34倍、営業利益率9%
  • 国内建築:数量 391(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.38(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,664 億円・営業利益 183 億円。施工量1.0倍、利益率5%
  • 海外建設:数量 280(施工量(万人日換算、実質。推定))× 価格 8.71(1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定))→ 売上 2,436 億円・営業利益 37 億円。施工量1.0倍、利益率1.5%
  • 開発・その他:数量 660(事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定))× 価格 0.30(規模1億円あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 195 億円・営業利益 20 億円。事業規模1.1倍、利益率10%

倍率:事業の純利益 375 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.7 倍。全体の PER 16.66 倍、時価総額 6,248 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:需要は底堅いが人手で数量は頭打ち、利益率は直近の山から戻る。2人の議論の落としどころなので最も厚く、3割台半ばに置く。

やや悲観 20% 防衛の山が引き、利益率が過去並みに戻る 利益 255 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 975 円2,636 億円

防衛の基地整備が一巡し、国土強靱化の予算も平年並みに戻って、土木の施工量は今より1割あまり減る。入札の競争が強まり、価格転嫁が効きにくくなり、物価の上昇分も完全には取れない。土木の利益率は7%台、建築は4%弱、海外はほぼ収支均衡で、損失が出る年が混じる。洋上風力は遅れが続き、作業船の稼働率が上がらず、減価償却の負担が残る。売上は1兆円に届かない。還元は少し絞り、総還元性向は55%程度にとどまる。ROEは7%台で資本コストに届かず、会社の価値は積み上げた自己資本に見合わない。構造が壊れたわけではない。海洋土木の準寡占は残り、会社は黒字を保つ。ただ、2020年代前半に見えた高い利益率は一時の追い風だったと、市場が受け入れる10年になる。

  • 国内土木:数量 319(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 12(1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価))→ 売上 3,728 億円・営業利益 280 億円。施工量0.88倍、価格1.30倍、営業利益率7.5%
  • 国内建築:数量 359(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 9.10(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 3,271 億円・営業利益 124 億円。施工量0.92倍、利益率3.8%
  • 海外建設:数量 252(施工量(万人日換算、実質。推定))× 価格 8.45(1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定))→ 売上 2,127 億円・営業利益 11 億円。施工量0.9倍、利益率0.5%
  • 開発・その他:数量 600(事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定))× 価格 0.29(規模1億円あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 172 億円・営業利益 14 億円。事業規模1.0倍、利益率8%

倍率:ROE 7.7%(純利益 255 億円 ÷ 自己資本 3,333 億円)。ROE が k 7.5% に届かないので、伸びても価値は増えず、PER の上限は 1÷k = 12.1 倍。防衛が一巡して入札が厳しくなり、洋上風力の船の稼働も上がらない局面で、上限の 7 割の 8.5 倍に置いた。

確率:防衛工事が一巡し、国土強靱化の予算も平年並みに戻って、入札の競争が強まる局面。歴史的にもよく起きる姿なので2割を置く。

悲観 12% 海外の損失と船の遊休が重なり、優良さを失う 利益 85 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 242 円654 億円

海外でまた大型工事の損失を出し、設備子会社の損失も重なる。洋上風力は国内案件が遅れたまま、700億円規模の作業船が遊んで減損を迫られる。防衛の工事は剥落し、国土強靱化も他の政策に押されて先送りが増える。入札の競争が激しくなり、価格は物価に追いつかず、土木の利益率は5%、建築は2%、海外は赤字になる。自己資本比率は薄いので、借入金の金利負担が重く、還元を絞らざるを得ない。ここまで来ると、もはや優良な準大手とは見なされず、稼ぐ力は純利益で100億円に届かない。減損で自己資本は膨らまず、10年の還元の合計も限られる。

  • 国内土木:数量 290(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 11(1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価))→ 売上 3,259 億円・営業利益 163 億円。施工量0.80倍、価格1.25倍、営業利益率5%
  • 国内建築:数量 332(施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質))× 価格 8.75(1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価))→ 売上 2,905 億円・営業利益 58 億円。施工量0.85倍、利益率2%
  • 海外建設:数量 224(施工量(万人日換算、実質。推定))× 価格 8.13(1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定))→ 売上 1,818 億円・営業利益 −36 億円。施工量0.8倍、赤字(利益率−2%)
  • 開発・その他:数量 540(事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定))× 価格 0.28(規模1億円あたりの年間売上(億円・名目))→ 売上 148 億円・営業利益 4 億円。事業規模0.9倍、利益率3%

倍率:海外の損失と船の遊休が重なって稼ぐ力は落ち、純利益は 85 億円。これを k 7.5% で割った稼ぐ力は約 1,030 億円にとどまる。床は稼ぐ力と売れる資産で測り、作業船の強制売却は取得額の半分ほどしか戻らず、政策保有株の税後は約 150 億円で、純有利子負債 1,247 億円を払うと余りは小さい。ただし悲観は、やや悲観(PER 8.5 倍)より倍率を高くしない。その 9 割の約 7.7 倍 × 純利益 85 億円 = 約 654 億円を、今の自己資本 1,983 億円に対する PBR 0.33 倍で表した。営業利益は 189 億円と小さいので EV ÷ 営業利益の見方は意味がない。

確率:海外の再発と洋上風力の遅れ、価格競争の復活が重なる構造的な負け。自己資本比率の薄さを考えると無視できないが、全部が重なる確率は低く、1割強にとどめる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内土木

港湾・空港・護岸・埋立・浚渫などの海の工事と、防衛施設・道路・トンネルなどの陸の土木。作業船団が強みで、売上の4割が土木。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・機械・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 362 9.00 3,259 402
10 年後 中立 344 12 4,149 373

取り方:連結の国内土木の売上3,259億円・営業利益402億円(中期経営計画の部門別実績)。労務量は開示がなく推定で、土木は作業船や機械の割合が高いので1人日あたり売上を9万円とみて約362万人日と置いた。物価の分は価格に入り、数量は人手の制約を受ける実質の量。

国内建築

物流倉庫・データセンター・再開発・防衛施設・ホテルなどの建築請負。利益率は低かったが、資材高の価格転嫁で改善した。

数量施工量(万人日。技能者の延べ作業日数、実質)価格1人日あたり売上(万円・名目。材料・外注を含む請負単価)売上営業利益
今 2026/03 391 7.00 2,734 168
10 年後 中立 391 9.38 3,664 183

取り方:連結の国内建築の売上2,734億円・営業利益168億円。労務量は推定で、1人日あたり売上を7万円とみて約391万人日と置いた(同じ建築請負の他社の置き方に合わせた)。

海外建設

シンガポールを中心に、空港・地下トンネル・埋立などの土木を請け負う。香港は現地法人化して案件を絞る。

数量施工量(万人日換算、実質。推定)価格1人日あたり売上(万円・名目。為替は150円固定)売上営業利益
今 2026/03 280 6.50 1,818 −32
10 年後 中立 280 8.71 2,436 37

取り方:連結の海外の売上1,818億円・営業利益は32億円の赤字。現地は人件費が国内より低いので1人日あたり売上を6.5万円とみて約280万人日に換算した。開示された数量ではなく推定。

開発・その他

不動産開発・賃貸と、グループ会社の小さな事業。全体に占める割合は小さい。

数量事業の規模(億円。今の値段で測った実質、推定)価格規模1億円あたりの年間売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 600 0.22 132 15
10 年後 中立 660 0.30 195 20

取り方:その他の売上132億円・営業利益15億円。事業に投じている資産の規模は開示がなく、約600億円と推定して売上をその比率で割った。

リスクと懸念

海外の工事損失がまた出る

シンガポールと香港で、2期続けて約160億円の損失を出した。原因は地盤条件や資材高、見積もりの甘さだ。受注前にリスクを洗い出す仕組みを入れたが、効果は実績が出るまで分からない。大型のトンネル工事が新たに動くので、損失が一度出れば純利益の3割以上が消える。

洋上風力の立ち上がりが遅れる

三菱商事連合が撤退し、BPも山形沖から離れる動きがある。建設費は応札時の2倍超に膨らんだ。制度の手直し次第で、船は先に完成したのに稼働が数年ずれる。船団の償却と借入金の利息が先に来て、収益を圧迫する。

防衛関連の山が引く

土木の完成工事高の約4割が防衛関連で、馬毛島の基地整備が大きい。基地整備が一巡すれば、利益率の高い大型工事が減る。随意契約が多いことへの批判もあり、競争入札へ寄ると利益率は下がる。

人手不足が施工量の天井になる

2024年の残業規制以降、技能者の確保が難しい。受注を選べば利益率は上がるが、売上の伸びは物価の分にとどまる。協力会社の人件費上昇を価格に載せきれないと、利益率が落ちる。

自己資本の薄さと金利の上昇

自己資本比率は25%で、有利子負債は約1,960億円ある。借り換えのたびに金利が上がり、10年で利払いはさらに増える。損失が重なると、還元を絞るか借り入れを増やす選択を迫られる。

価格転嫁の後退と入札競争

資材高の価格転嫁は進んだが、公共工事の発注者は予算の上限で値段を決める。景気が悪くなれば、民間建築で値下げ競争が戻る。建築の利益率が6%台から3%台に戻れば、全社の利益は1割以上減る。

今後の分かれ目

洋上風力の再公募で、建設費の上昇を反映した価格条件が整い、国内案件が複数動き出す
強気側の筋書きに確率を移してよい。船団の稼働率が上がり、減価償却を吸収できるので、土木の利益率が10%台を保つ根拠になる。
海外で、新しい大型工事の追加損失が1件でも出る
慎重側へ確率を寄せる。見積もりの癖が直っていないと分かるので、海外は赤字の年が混じる筋書きを中心にする。
防衛関連の工事が一巡し、土木の利益率が10%を割る
中立の利益率9%がすでに楽観に近いかを見直す。9%を割る年が2期続けば、やや悲観の筋書きに重みを置く。
大手ゼネコンが五洋に買収を持ちかける
買収価格は事業価値より高く出る可能性がある。10年の筋書きに加えて、一時的な上振れとして確率を足す。
総還元性向が60%を下回り、自社株買いが止まる
洋上風力の投資か海外の損失で、キャッシュが足りなくなっているサインとして、やや悲観以下の筋書きを重くする。
技能者の確保が改善し、施工量が計画を上回って増える
数量の頭打ちの前提が外れる。中立の施工量を1割引き上げて、利益を見直す。

見ておくもの

  • 土木・建築・海外の部門別営業利益率(とくに海外の黒字の持続)
  • 洋上風力の再公募の条件と、SEP船・基礎船・ケーブル船の稼働率
  • 防衛関連の受注残と、随意契約から競争入札への移行
  • 有利子負債と作業船向けの借入金の残高、総還元性向
  • 他の準大手マリコンの再編の動き

倍率と資本コストの決め方

セグメントは労務量(実質)と1人日あたり売上(名目)で積み、物価3%を価格に入れて、数量は人手の制約から0.95〜1.0倍とした。倍率は k 7.5%(基本 7.5% に循環 +0.5%、借金 +0.25%)と g 4% から式で出し、今・過去・同業の市場の倍率は見ていない。中立の PER は ROE が k を上回るので下限の 1÷k のすぐ上に落ち、今の株価が倍でも半分でも動かない。悲観の PBR は今の自己資本に掛け、稼ぐ力(純利益÷k)でも確かめた。営業利益は家賃を費用に入れた今と同じ形(新リース会計基準の適用前の形)でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.2→18.46 倍・やや楽観 PER 12.5→17.54 倍・中立 PER 12.4→16.66 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 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+8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 五洋建設 中期経営計画(2026〜28年度)の策定について(2026/05/08)
  2. 五洋建設の土木売上高が4000億円超、27年3月期決算(日経クロステック)
  3. 洋上風力事業、三菱商事撤退で制度見直しへ 建設各社の積極投資続く(日本経済新聞)

分析日 2026-10-18