株譜
AI 銘柄分析 · 建設業 · 試作

北海電工 1832

北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,357 円281 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,376 円285 億円差 −1.4%
10 年後から見ると 適正 価値 1,357 円281 億円 · 差 −1.4% · 期待の年率 +7.3%
期待の年率リターン(10 年)+7.3%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

北海電工は、北海道電力グループの電気工事会社だ。売上の 7 割強は北海道電力と北海道電力ネットワークから受ける。上場は札幌証券取引所だけで、時価総額は 300 億円に満たない。筆者の結論は、10 年後の価値は今の値段を 2 割弱下回る、というものだ。

足元の稼ぎは過去最高である。2026 年 3 月期の営業利益率は 6.9% で、10 年前は 2% 前後だった。送配電の料金制度が変わって老朽設備の更新が増え、半導体工場向けの工事も加わった。それでも会社の目標は、2030 年度の営業利益 45 億円だ。今期の実績より低い。山の高さは、会社も承知している。

強みは、親会社の工事を安定して受けられることだ。弱みも同じ所にある。値段を決めるのは発注者で、利益は北電の投資計画に左右される。人手が足りない業界なので、単価は上がりやすい。ただ、施工班を増やせなければ、売上も増えない。

財務は堅い。有利子負債はなく、純現金は時価総額の 4 割強に当たる。ただ、現金は親会社の資金管理に預けてあり、株主に戻る道は細い。配当性向は 11% にとどまる。

利益の山と、戻りにくい現金。この二つが、今の値段の低さを割り引いて見る理由である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、事業の質は悪くない。北電グループの工事を長年請け負い、施工の腕と顧客基盤が堀になっている。景気に左右されにくく、再投資も小さい。稼いだ利益が現金になりやすい事業である。

問題は、その現金が誰のものかだ。純現金は時価総額の 4 割強あるが、親会社の資金管理に預けてあり、株主に戻す方針は見えない。配当性向は 11% だ。経営者が資本を株主のために使う会社かを問えば、答えは慎重にならざるを得ない。

利益にも注意が要る。営業利益率 6.9% は、過去 12 年で最高だ。更新工事が重なった山であり、会社自身も、2030 年度の営業利益を今期より低く置いている。

払う値段の安全域を問う。現金の半分を認めても、山の利益が戻れば、価値は今の値段をやや下回る。割安とは言い切れない会社である。親会社が少数株主に報いる姿勢を示すまでは、確信度を上げにくい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、電気設備の工事だ。会社は設備工事業の単一セグメントで開示するが、中身は二つに分かれる。

一つは電力サポート事業だ。北海道電力と北海道電力ネットワークから、配電線・送変電設備・地中線の建設、保守、老朽設備の更新を請け負う。単体の完成工事高 718 億円のうち、北電関係は 550 億円を占める。広域の送電網の強化や、半導体工場向けの系統連系工事も、ここに入る。2019 年度には、ほくでんグループの配電事業を取り込み、売上が一段大きくなった。

もう一つは電力外事業だ。官庁や民間の電気設備、空調・管工事、再生可能エネルギーの工事を受ける。比率は 2 割台で、入札と相見積りが中心になる。再エネは大型の受注があったが、発電所側の事情で着工が繰り延べられ、売上は伸びていない。

連結の従業員は 1,794 人で、協力会社の職人を束ねて現場を回す。北電ネットワークが 55.6% を持つ親会社で、現金は親会社の資金管理に預けている。

2026 年 3 月期の売上は 724 億円、営業利益は 49.7 億円だった。受注残は単体で 410 億円と、前の年の 373 億円より増えた。一方、会社が 2027 年 3 月期に見込む営業利益は 47 億円で、減益の予想である。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、北電グループの一員であることだ。配電設備の工事は、電柱や送電線を熟知した施工班が要る。親会社の仕事は、他社が簡単には入れない。災害時の復旧にも、グループの施工力が使われる。

売上の 7 割強を一つの顧客に頼るので、受注は安定している。反面、値段は発注者の力が強い。電力外では入札で競り、価格を自分で決めきれない。堀の強さは、そこで頭打ちになる。

資本の面では、有利子負債がなく、自己資本比率は 67% と厚い。ただ、稼いだ現金は親会社の資金管理に預け、配当性向は 11% にとどまる。株主に戻す気配は薄い。株主から見た資本効率は、事業の力より低く出る。ROE は 10% まで上がったが、過去 10 年の中央値は 4% ほどだった。

人手の面では、平均年齢が 46 歳で、技能者の確保が課題だ。人手不足は単価の追い風だが、施工力が足りなければ受注を絞ることになる。

地盤が北海道だけという点も弱い。人口が減る地域で、民間の新設工事は伸びにくい。同じ領域の電力系電気工事の中でも、規模は小さい側にある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

道内の電気工事は、北電の投資で決まる部分が大きい。2023 年度から、送配電の料金は、事業者の費用を見込んで上限を決める制度になった。レベニューキャップである。老朽設備の更新が計画に入り、電力サポートの工事は大きく増えた。会社も、この水準が続くと見ている。

新しい需要もある。北海道では、次世代半導体の工場やデータセンターの進出を受け、苫小牧から石狩までを産業の集積地にする構想が進む。電力の需要が増える見込みで、送電網の増強が要る。北海道と本州をつなぐ連系設備も、日本海ルートで検討が続いている。再生可能エネルギーも、道内は風力などの導入余地が大きい。

制約は人手だ。2024 年の残業上限規制の後、技能者の高齢化と不足は構造になった。道内ではゼネコンとの賃金競争も厳しく、採用が難しい。協力会社の確保が、売上の上限を決める。

10 年後を考える。レベニューキャップは 5 年ごとに見直され、次の期間で更新の山が続くかは分からない。更新は残るが、今の水準が続くとは限らない。電力外は、人口減で民間の新設が細り、官庁と再エネが中心になる。同じ領域には、きんでんや関電工など大手が並ぶが、地域が違うため直接は競わない。道内の同業の比較資料は見つからなかった。

資本政策と M&A

還元は薄い。方針は「安定配当の継続」で、配当性向の目標はない。2026 年 3 月期の配当性向は 11% だった。2027 年 3 月期も同じ配当を見込む。2022 年から 2024 年の 3 年は、今の半分の配当だった。自社株買いの実績もない。

現金は厚い。純現金は 127 億円で、時価総額の 4 割強に当たる。ただ、これは親会社の資金管理に預けた預け金が中心だ。使い道は、事実上、親会社が決める。

中期経営計画(2026〜2030 年度)は、成長投資に 150 億円ほどを充てる。M&A の調査・検討も含む。使い道は、まだ具体的に出ていない。

取引先の株は少ない。上場 5 銘柄の計上額は 21 億円で、KDDI が大半を占める。売る方針や数字の開示はない。

親会社は北海道電力ネットワークで、議決権の 55.6% を持つ。上場の子会社を、親会社が取り込む可能性はあるが、時期や条件は分からない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

北海電工の工事は、北電の設備投資に支えられ、10 年先まで細らない。老朽設備の更新は、レベニューキャップの次の期間にも続く。道内では、半導体工場とデータセンターの進出に合わせ、送電網の増強が要る。北海道本州間の連系設備や風力発電など、大型の系統工事も控える。

人手不足は逆風でなく、追い風になる。親会社の工事は費用を見込んで単価が決まる面が強く、人件費の上昇は価格に乗りやすい。施工班を持つ会社は、同業にも少ない。

会社は 2026 年 3 月期の計画を大きく上回り、営業利益で 50 億円を稼いだ。受注残も増えている。中計の 2030 年度目標は保守的で、上振れる余地が大きい。2019 年度の配電事業の統合以降、効率化も進んだ。

財務は強い。有利子負債がなく、現金が厚い。配当は 2025 年に倍増しており、東証の資本効率の要請を受けて、親会社も還元を強める可能性がある。成長投資 150 億円の一部が実を結べば、電力外も育つ。

慎重な見方

今の営業利益率 6.9% は、過去 12 年で最高だ。10 年前は 2% 前後にすぎなかった。更新工事の山と半導体工場の工事が重なった結果で、続く保証はない。会社が 2030 年度の営業利益を 45 億円と、今期より低く置いたことが、それを物語る。2027 年 3 月期も減益の予想だ。

売上の 7 割強を北電に頼る。値段を決めるのは発注者だ。北電が費用の抑制に動けば、工事は減る。レベニューキャップの次の期間で、更新の山が下がる可能性がある。

人手は足りない。技能者の確保が難しく、受注を絞る局面もありうる。電力外は入札で競り、採算が薄い。再エネは着工の繰り延べが続く。

最大の問題は現金だ。127 億円の純現金は、親会社の資金管理に預けてある。配当性向は 11% にとどまり、株主に戻る気配が薄い。現金を時価総額と並べて割安と見る向きがあるが、使い道を決めるのは親会社である。

この三つは、数字に出る前に株価を動かしやすい。

どちらに重みを置いたか

電力サポートの安定と、人手不足を価格に乗せられる構造には、実現性がある。ただ、利益率が山にあること、現金が親会社の下にあることは、割り引かざるをえない。

筆者は、中立の利益率を中計の線(5.6%)へ戻す姿に置き、現金の戻り方は半分とした。確率は、強気に 3 割強、慎重に 3 割半と、ほぼ均等に置いた。慎重な見方が少し勝つ。10 年後の価値は、今の値段を 2 割弱下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,486 円515 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 302 円62 億円)。 今の値に割り戻すと 1,357 円281 億円、今との差 −1.4%、 期待の年率 +7.3%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 4,299 円891 億円 459 円95 億円 +245.7% +13.2% 476 円99 億円
やや楽観 22% 3,361 円696 億円 376 円78 億円 +171.6% +10.5% 822 円170 億円
中立 33% 2,825 円585 億円 299 円62 億円 +127.0% +8.5% 1,031 円214 億円
やや悲観 24% 1,319 円273 億円 232 円48 億円 +12.7% +1.2% 372 円77 億円
悲観 11% 622 円129 億円 169 円35 億円 −42.5% −5.4% 87 円18 億円
加重平均100% 2,486 円515 億円302 円62 億円 +102.6% +7.3% 2,788 円578 億円

今の株価時価総額 1,376 円285 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 強気:北電の工事が高止まりし、道内の大型投資も重なる 利益 59 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 4,299 円891 億円

北海道バレー構想の半導体・データセンター向け送電、北海道本州間連系、風力発電など、大型の系統工事が重なる。レベニューキャップの次の規制期間でも、老朽設備の更新が高い水準で続く。電力サポートの人員は、新規の協力会社の開拓で 1 割ほど増える。

人手不足は深まるが、親会社の工事は費用を見込んで単価が決まる面が強い。人件費の上昇は価格に乗りやすく、単価は物価をやや上回る。電力外でも官庁と再エネの工事で受注が増え、首都圏の案件も取れるようになる。

営業利益率は 6.8% と、過去最高圏を保つが、それ以上には上がらない。配当は利益とともに増える。ただし現金の多くは積み上がり、親会社の資金管理に預けたままになる。10 年後の北海電工は、道内の電力インフラを支える、安定した稼ぎ手である。

  • 電力サポート事業(北電・北電NW向け):数量 1,450(技術者・技能者数(人、推定))× 価格 59(1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む))→ 売上 859 億円・営業利益 64 億円
  • 電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体):数量 650(技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定))× 価格 49(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 316 億円・営業利益 16 億円

倍率:事業の純利益 57 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)120 億円。全体の PER 13.6 倍、時価総額 891 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:北電の投資計画が上振れ、道内の大型工事が重なる姿。受注残が増え続けるなど先行指標が出ている場合の筋書きとして、1 割を置いた。

やや楽観 22% やや強気:電力サポートが厚く残り、電力外も育つ 利益 49 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 3,361 円696 億円

老朽設備の更新と系統連系の工事が、次の規制期間にも続く。電力サポートの人員は小幅に増え、単価は物価をやや上回る。北電の発注が高止まりし、協力会社の確保もおおむね間に合う。

電力外では、官庁工事と再エネの保守が積み上がる。同業との連携や小さな買収で施工力を増やし、中計の成長投資 150 億円のうち、一部が実を結ぶ。首都圏の受注も、少しずつ取れる。

営業利益率は 6.1% で、今より少し低い。人件費と資機材の上昇を、価格にほぼ転嫁できる姿だ。配当は緩やかに増えるが、現金はなお積み上がる。親会社の資金管理に預けた分は、戻り方が半分のままである。

  • 電力サポート事業(北電・北電NW向け):数量 1,380(技術者・技能者数(人、推定))× 価格 58(1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む))→ 売上 800 億円・営業利益 54 億円
  • 電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体):数量 580(技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定))× 価格 48(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 276 億円・営業利益 12 億円

倍率:事業の純利益 47 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)105 億円。全体の PER 12.57 倍、時価総額 696 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の方向(更新工事の継続・電力外の拡大)がほぼ実現し、人手不足を単価で吸収できる姿。強気側へ 2 割強を置いた。

中立 33% 中立:電力サポートは横ばいの高止まり、利益率は中計の線へ 利益 41 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,825 円585 億円

電力サポートの工事量は、今の高い水準で横ばいに推移する。老朽設備の更新は続くが、レベニューキャップの谷間や北電の費用抑制で、伸びは止まる。人員は増やせず、売上は物価の分だけ増える。

電力外は、官庁と再エネの工事で人員が 5% ほど増える。半導体工場の工事は一巡し、首都圏の受注は小粒にとどまる。人手不足は単価を押し上げるが、入札の競りが打ち消す。

営業利益率は、今の 6.9% から 5.6% へ下がる。会社の 2030 年度目標と同じ線だ。配当は少しずつ増え、10 年で利益の 15% ほどになる。残りの現金は積み上がり、親会社の資金管理に預けたままだ。10 年後の北海電工は、追い風が弱まっても、堅実に稼ぐ会社である。

  • 電力サポート事業(北電・北電NW向け):数量 1,300(技術者・技能者数(人、推定))× 価格 57(1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む))→ 売上 737 億円・営業利益 46 億円
  • 電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体):数量 520(技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定))× 価格 47(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 245 億円・営業利益 9 億円

倍率:事業の純利益 40 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)90 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 585 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の線(2030 年度に売上 800 億円・営業利益 45 億円)を 10 年先へ伸ばした姿。最も重い筋書きとして 3 割強を置いた。

やや悲観 24% やや弱気:北電の投資が谷に入り、人手不足が重くなる 利益 29 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,319 円273 億円

レベニューキャップの次の規制期間で、北電が費用抑制に動く。老朽設備の更新が一巡し、電力サポートの工事量は 1 割ほど減る。半導体工場の工事も後ろに倒れ、系統連系の工事は思ったほど出ない。

人手不足で、協力会社が受注を絞る。単価は物価に届かず、利益率は 4.4% まで下がる。電力外は、入札で競り負ける案件が増え、再エネの着工繰り延べも続く。

現金は積み上がるが、買収に使った分は失敗が混ざり、稼ぎを生まない。親会社も資金を手放さず、配当は今の水準のまま据え置かれる。山の利益が 2〜3 割削られ、2016 年から 2022 年の低い利益率に半分ほど戻る姿である。

  • 電力サポート事業(北電・北電NW向け):数量 1,180(技術者・技能者数(人、推定))× 価格 55(1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む))→ 売上 649 億円・営業利益 32 億円
  • 電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体):数量 470(技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定))× 価格 45(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 212 億円・営業利益 5 億円

倍率:余った現金 45 億円を分けると、事業の純利益 28.2 億円(税後利息を除く)・事業の自己資本 605 億円・事業の ROE 4.7%。事業の ROE が資本コスト k 8% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.1 倍。利益が削られ ROE が資本コストを下回るので、上限の 7 割に置いた。事業 28.2 億円 × 8.5 倍 + 余り 22 億円(帳簿 45 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 262.2 億円。

確率:山の利益が 2〜3 割削られる姿。利益率が過去 12 年の高い水準にあるため、この筋書きには 4 分の 1 弱を置いた。

悲観 11% 弱気:北電が工事を内製・絞り込みに動き、利益が元の水準へ戻る 利益 11 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 622 円129 億円

北電が費用抑制のため設備投資を絞り、工事の一部を自社に戻す。電力サポートの工事量は 3 割近く減る。単価は物価に届かず、資機材と人件費の上昇を転嫁できない。

半導体・データセンター向けの工事は、道内への進出が計画どおり進まず、受注が育たない。電力外の官庁工事も、入札の競争で採算が崩れる。成長投資に使った現金には、失敗も混ざる。

営業利益率は 2% 前後と、2016 年から 2022 年の水準に戻る。支配株主の親会社が弱るため、厚い現金も株主に戻らない。もう優良とは呼べなくなった 10 年である。

  • 電力サポート事業(北電・北電NW向け):数量 950(技術者・技能者数(人、推定))× 価格 52(1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む))→ 売上 490 億円・営業利益 12 億円
  • 電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体):数量 380(技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定))× 価格 42(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 158 億円・営業利益 1 億円

倍率:北電の内製化と利益率の崩れで、純利益は 11.3 億円にとどまり、稼ぐ力は 130 億円ほどにしかならない。床は売れる資産で測り、回収後に残る約 148 億円の 8 割強を、今の自己資本 369 億円に対する PBR 0.349 倍(時価総額 125.5 億円)に置いた。現金は親会社の資金管理に預けてあり、清算でない限り少数株主は使い道を決められないので、純現金を下回る値を認めた。

確率:親会社の投資縮小と内製化が重なる、構造的な負け筋。親会社の財務が重い点を見て、1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電力サポート事業(北電・北電NW向け)

配電線・送変電・変電所・地中線の建設と保守、老朽設備の更新工事、系統連系工事。北海道電力グループ向けの工事。

数量技術者・技能者数(人、推定)価格1 人当たり完成工事高(百万円、協力会社の施工分を含む)売上営業利益
今 2026/03 1,300 42 550 44
10 年後 中立 1,300 57 737 46

取り方:単体の完成工事高 718 億円のうち北海道電力関係が 550 億円(有価証券報告書)。この 550 億円を電力サポートとし、連結従業員 1,794 人のうち現場の約 1,300 人に割り当てて 1 人当たりを逆算した。利益率は開示がなく、親会社向けは単価が費用を見込んで決まる面があり電力外より高いとみて 8.0%、残りを電力外に 3.3% で置き、合計を連結営業利益 49.7 億円に合わせた。数量(人数)は実質、価格は物価で上がる名目。

電力外事業(官庁・民間・再エネ・半導体)

官庁・民間の電気設備工事、空調・管工事、再生可能エネルギー関連工事、データセンター・半導体工場向けの設備工事。

数量技術者・技能者数(人、間接要員を含む推定)価格1 人当たり完成工事高(百万円)売上営業利益
今 2026/03 494 35 174 6
10 年後 中立 520 47 245 9

取り方:連結売上 724 億円から電力サポート 550 億円を引いた約 174 億円。従業員は連結 1,794 人から電力サポートの 1,300 人を引いた 494 人(営業・設計・管理の人員を含む推定)。官庁・民間・再エネは入札と相見積りで採算が薄いとみて 3.3%。数量(人数)は実質、価格は物価で上がる名目。

リスクと懸念

利益率が山から戻る

営業利益率 6.9% は過去 12 年で最高だ。10 年前は 2% 前後だった。更新工事の山が引けば、利益は急に細りうる。会社の 2027 年 3 月期の予想も減益で、2030 年度の営業利益の目標は今期より低い。

北電の投資計画への依存

売上の 7 割強は北電グループ向けだ。発注者が値段を決めるため、費用抑制の方針や内製化があれば、工事量と単価の両方が下がる。レベニューキャップの次の期間で、更新の山が低くなる可能性もある。

預けた現金が株主に戻らない

純現金 127 億円は、時価総額の 4 割強に当たる。ただ、中身は親会社の資金管理への預け金で、使い道は親会社が決める。配当性向は 11% で、還元の方針は「安定配当」にとどまる。

技能者の確保

平均年齢は 46 歳で、採用は難しい。道内ではゼネコンとの賃金競争も厳しい。人が足りなければ、単価が上がっても受注を絞らざるをえず、施工体制の維持に費用が膨らむ。

成長投資と M&A の実行

中計は成長投資に 150 億円ほどを充て、同業との連携や M&A も検討する。実績のない領域に厚い現金を使えば、のれんの減損や統合の失敗で資本を傷める恐れがある。

半導体・データセンター投資の遅れ

道内の次世代半導体やデータセンターの進出は、計画どおり進む保証がない。投資が遅れれば、系統連系の工事が後ろに倒れ、電力サポートの伸びが止まる。

取引の流動性の低さ

上場は札幌証券取引所だけで、売買は薄い。親会社が議決権の過半を持つので、少数株主の声は届きにくい。売りたい時に売れない可能性がある。

今後の分かれ目

配当性向の目標を決め、30% 超へ引き上げる方針が出たら
現金の戻り方を 1.0 に近づけてよい。強気側の確率を上げる。
親会社による完全子会社化(TOB)が発表されたら
条件しだいで、価値は大きく動く。現金を含めた買付価格かを見る。
営業利益率が 7% を超えて、安定したら
強気側の確率を上げてよい。更新工事の山でなく、価格転嫁が定着した証拠になる。
レベニューキャップの次の期間で、北電の設備投資が減ると示されたら
やや弱気・弱気側へ重みを移す。電力サポートの工事量が下がる。
成長投資 150 億円の使い道として、大型の買収が発表されたら
買収先の採算と値段を見て判断する。高値づかみなら、やや弱気側へ重みを移す。
北海道本州間連系や洋上風力の大型工事を、会社が受注したと開示されたら
強気側の確率を上げてよい。電力サポートの数量が、中立の横ばいを上回る。

見ておくもの

  • 受注残高(単体)と電力サポート・電力外の比率
  • 営業利益率の推移(中計の 5.6% との比較)
  • 配当性向と預け金の残高
  • 北海道電力ネットワークの設備投資計画(レベニューキャップの次の期間)
  • 成長投資 150 億円の使い道と M&A の有無

倍率と資本コストの決め方

数量は技術者・技能者の人数(実質)、価格は 1 人当たり完成工事高(物価 3% を含む名目)で積んだ。単一セグメントの開示なので、北電関係 550 億円を電力サポート、残りを電力外とし、人数と利益率は推定である。中立の価格は両区分とも物価並みの 1.34 倍で、人手不足の価格転嫁と入札の競りが打ち消し合うとみた。利益率は今の 6.9% が過去 12 年の最高なので、中立で 5.6% へ下げ、会社の 2030 年度目標(売上 800 億円・営業利益 45 億円)と同じ線にした。同じ領域のユアテック(7.0%)・北陸電気工事(8.4%)と比べ、規模と親会社依存の強さを見て低めに置いた。倍率は k 8%・g 4% の式から置き、事業の ROE が資本コスト近辺なので、中立は上限の 8 割にとどめた。現金は親会社の資金管理に預けてあり、戻り方は 0.5。取引先株の配当は純利益に入っているので足していない。減価償却は物価で増やさず、設備投資(年 14 億円前後)の膨らみは、利益率の低下に含めた。新リース会計基準で数字の形が変わるが、10 年後は今と同じ形でそろえた。今の株価と PER は、最後に比べただけで、倍率の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。理由は quality_why。親会社への依存・現金の戻り方など個別の事情は k に足さず、筋書きと戻り方で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 8.00%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 北海電工VISION100及び中期経営計画(2026-2030)策定のお知らせ
  2. 北海電工 有価証券報告書(2026 年 3 月期)
  3. 北海電工 2027 年 3 月期予想(決算短信の要点)

分析日 2026-10-16