株譜
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協和日成 1981

東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,832 円178 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,336 円130 億円差 +37.2%
10 年後から見ると 割安 価値 1,832 円178 億円 · 差 +37.2% · 期待の年率 +9.7%
期待の年率リターン(10 年)+9.7%資本コスト比 +2.2 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

協和日成は、ガス管の埋設、屋内のガス・給排水・給湯の設備、建物の空調と給排水、電力・水道の管路埋設を請け負う設備工事会社だ。2026年3月期の売上は394億円、営業利益は14億円、営業利益率は3.5%である。

筆者の結論は、いまの値段は割安の側にあるというものだ。工事の利益は薄く、事業だけを見ると資本コストを下回る。だが、現金72億円、有価証券と債券をあわせた金融資産は127億円で、時価総額の130億円とほぼ同じだ。事業を無料で手に入れる形になっている。

売上の53.9%は東京ガスグループで、残りも他のガス会社や電力会社が中心だ。顧客の設備投資計画で売上が決まる。2026年3月期は、東京ガスネットワークの経年管取替工事で管種が変わり、受注が減った。ガス導管事業は経常利益が半分になった。

筆者が一番見たいのは、東京ガスの工事量が戻るか、減り続けるかだ。大株主の城北興業が22.6%、東京ガスが8.9%を持つ。余った金融資産は、配当と自社株買いで戻してはいるが、溜まる速さのほうが速い。戻り方は0.75とした。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、見るべきは事業ではなく資産の質だ。現金72億円は、運転資金を差し引いても半分以上が余っている。債券と有価証券を足せば、時価総額と変わらない金融資産が事業を覆っている。

事業の中身は、薄利の請負だ。10年の営業利益率は2.8%から4.1%、ROEの中央値は6%。資本コストの8%近くを下回る。事業に使う資本が少なくて済む点だけが救いで、設備投資は減価償却費の範囲に収まり、年に数億円の純現金が積み上がる。

オーナー利益は純利益に近い。工事は未成工事支出金が小さく、前受金と工事未払金で運転資金の大半をまかなう。設備も軽い。ただ、積み上がる現金の使い道が小さな債券や持ち合い株に偏り、株主に戻る速さは遅い。

安全域は十分だ。金融資産だけで時価総額の水準に近く、事業を悪い価値で置いても下値は限られる。筆者は、事業を資本コストを下回る利益として低く置いても、資産の裏づけで割安になる可能性が高いとみる。

何で稼ぐ会社か

事業は四つに分かれる。ガス導管事業は売上169億円で、都市ガス会社の本支管と供給管の埋設工事だ。東京ガスネットワークの経年管取替工事が中心で、静岡ガスと北海道ガスの工事もある。ガス・機器設備事業は売上143億円で、戸建住宅と集合住宅のガス設備、給湯・暖房、給排水の工事を行う。

建築設備事業は売上61億円で、集合住宅や学校の給排水、空調、ガスヒートポンプエアコンの工事と保守、リノベーションを手がける。電設・土木事業は売上20億円で、東京電力パワーグリッドの管路埋設、上下水道、ゴルフ場の散水設備の工事だ。

元請けとして工事を受け、実際の施工は協力会社に出す。工事未払金が53億円あり、受注から支払いまでの間は協力会社の資金に頼る。未成工事受入金も16億円ある。従業員は797人で、手持工事高は2026年3月末で207億円と、売上の半年分を超える。

利益の源は、顧客のガス会社との長い取引関係と、施工の品質・安全の実績だ。入札で価格を競う公共工事とは違い、東京ガスグループの工事は取引先が決まっている。その代わり、値決めは顧客のコスト削減方針に縛られる。

優良さと弱いところ

この会社に強い堀は見当たらない。東京ガスグループ向けの取引は長く、施工体制と安全の実績が参入の壁になっている。だが顧客はコスト削減の方針を強めており、価格を決めるのは発注側だ。同業にも大手がある。

財務はきわめて堅い。自己資本比率は66.6%、有利子負債はリース債務のみで、現金は72億円ある。インタレスト・カバレッジは意味を持たないほど高い。景気の波で倒れる恐れは見当たらない。

弱い点は、利益率の低さと顧客の偏りだ。営業利益率は過去10年で2.8%から4.1%の間にあり、ROEの中央値は6.0%で資本コストに届かない。売上の54%が東京ガスグループに集まり、その投資計画が変われば受注が動く。

経営の資本配分は株主に優しい方向に動いている。2026年3月期は配当と自社株買いをあわせて約10億円を戻し、純利益の85%に当たる。2025年から3年の中期計画では、2027年度にROE6.5%以上を掲げる。ただし、持ち合い株が153銘柄あり、この資産の厚さが経営の緊張を弱めている面がある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ガス導管工事の需要は、都市ガス会社の設備投資計画が決める。首都圏では、古い鋳鉄管や鋼管を新しい管へ取り替える経年管取替が長く続いてきた。2026年3月期の後半から、この工事で新しい管種が主流になり、施工の中身と地域が変わった。

都市ガスの需要は、人口の減少と電化で中長期に減る方向だ。東京ガスは脱炭素を進め、供給設備への投資を絞ることも考えられる。一方で、保安のための取替投資は法令や安全の要請で続く。この工事は需要が急に消える種類ではないが、量が戻る保証もない。

ガス・機器設備事業は住宅着工に左右される。2025年は省エネ基準の義務化で駆け込みがあり、その反動で住宅着工は3年連続で減った。2026年度は戻りが見込まれる。給湯・暖房の高効率機器や太陽光・蓄電池の取付は、環境商材として増える余地がある。

競合は、東京ガス系列の設備会社や地場の管工事会社、大手の設備工事会社だ。技能者の不足と労務費の上昇は業界の共通の課題で、価格転嫁が遅れれば利益を削る。電力・ガス会社が競争の激化でコスト削減を進めていることも、業界の利益率に重くのしかかる。

上下水道の老朽管更新は自治体の予算に左右され、東京都水道局関連の受注は2026年3月期に低調だった。ゴルフ場の散水設備は設備更新の波がある。

資本政策と M&A

配当は2026年3月期に配当性向44%で前期から増配で、2027年3月期は少し増やす予想だ。さらに自社株買いを2025年3月期に8億円、2026年3月期に5.7億円行った。総還元は純利益の7割から9割に達する。

発行済株式は2026年3月期に42万株を消却し、1,075万株になった。自社株買いは継続する意思が見える。中期経営計画では株主還元の強化を柱に据え、ROE6.5%以上を目標にする。

金融資産は厚い。現金72億円、有価証券3億円、投資有価証券52億円(上場株式は153銘柄で38億円、残りは債券)がある。上場株式のうち東京瓦斯が15億円を占める。持ち合い株の縮減は明確な方針としては示されていない。

大株主は城北興業が22.6%で、その他の関係会社に当たる。東京ガスが8.9%を持つ。TOBや非公開化の発表はない。ただし、純資産に近い金融資産と低い株価倍率は、買収側から見ると魅力になりうる。10年の間にTOBが起きる確率は、kabufuの推定では2割ほどある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

事業を含めた全体の価格が、金融資産の額とほぼ同じなのは、市場が事業を無価値とみているからだ。だが事業は黒字で、毎年10億円を超える利益を出し、そのうち7割から9割を株主に戻している。

東京ガスネットワークの工事は、新しい管種に変わっただけで、取替投資そのものは続く。2027年3月期の受注水準は前年並みと会社が見込む。住宅着工は戻り、建築設備事業は手持工事が2倍に増えた。

中期経営計画で、売上400億円、経常利益率4.5%、ROE6.5%を掲げ、株主還元の強化を旗印にしている。自己株式を毎年買って消却している。城北興業が2割強を持つ安定株主で、東京ガスも8.9%の株主で取引関係は堅い。

余った現金が株主に戻るなら、現在の価格は割安にあたる。買収や非公開化の動きも、資産の厚さが理由で起こりうる。

売上の半分強を握る東京ガスとの取引は、長い関係に支えられ、簡単には切り替えられない。施工の安全と品質の実績が、新しい業者の参入を抑えている。

慎重な見方

事業の利益率は3%台で、営業利益は10年でほとんど増えていない。2026年3月期のガス導管事業は経常利益が半分に落ち、東京ガスネットワークの受注は管種の変更で減った。顧客が価格を決める請負は、人手不足の中で利益を守りにくい。

売上の54%が一つの顧客グループで、東京ガスの投資計画が動くだけで、会社の利益の大半が動く。都市ガスの需要は電化で長期に減り、取替投資が終われば工事も減る。

金融資産が厚い点は、割安ではなく、資本を有効に使えていない証拠でもある。ROEが6%で資本コストを下回り、余った現金は持ち合い株と債券に寝ている。153銘柄の持ち合い株は、株主への還元よりも顧客や取引先との関係に使われている。

城北興業と東京ガスという大株主がいるため、少数株主の声は届きにくい。現金が溜まっても、戻る額は経営の判断に委ねられる。

人手不足で技能者を増やせなければ、受注が増えても利益は増えない。利益率が3%台のまま動かない10年の実績が、その限界を示している。

どちらに重みを置いたか

どちらにも根拠がある。強気の見方が言う金融資産の厚さと還元の実績は事実で、慎重な見方が言う利益率の低さと顧客の偏りも事実だ。

筆者は、事業は東京ガスの工事量しだいで緩やかに縮み、利益率は3%台にとどまると見て、中立に置いた。そのうえで、金融資産と還元の実績を価値に加える。

確率は中立に最も厚く置き、東京ガスの工事量が細る側にやや多く振った。顧客が一つに偏る点は、悲観の確率を1割近くに残す理由にした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,420 円236 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 945 円92 億円)。 今の値に割り戻すと 1,832 円178 億円、今との差 +37.2%、 期待の年率 +9.7%(資本コスト 7.5%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 4,044 円394 億円 1,232 円120 億円 +294.9% +14.7% 422 円41 億円
やや楽観 22% 3,254 円317 億円 1,135 円111 億円 +228.5% +12.6% 966 円94 億円
中立 37% 2,512 円245 億円 1,009 円98 億円 +163.6% +10.2% 1,303 円127 億円
やや悲観 25% 1,458 円142 億円 839 円82 億円 +71.9% +5.6% 574 円56 億円
悲観 8% 1,076 円105 億円 173 円17 億円 −6.5% −0.7% 100 円10 億円
加重平均100% 2,420 円236 億円945 円92 億円 +151.9% +9.7% 3,365 円328 億円

今の株価時価総額 1,336 円130 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 東京ガスの工事量が戻り、設備・建築も伸びる 利益 22 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 4,044 円394 億円

東京ガスネットワークの設備投資が新しい管種でも続き、ガス導管の件数は1割減にとどまる。価格は物価の転嫁が進み1.38倍になる。ガス・機器設備は住宅着工の戻りと環境商材で件数が1割増える。

建築設備は集合住宅と工場の営繕が伸び、件数は1.5倍になる。電設・土木も電力会社の管路埋設で1.4倍に伸びる。売上は600億円ほどになり、営業利益率は4.5%に近い。

総還元は高い水準を保ち、中期計画が掲げるROE6.5%以上を超える。余った現金も戻り、金融資産の厚さが評価される姿である。

ただし、技能者の確保と労務費の上昇は避けられず、利益率の改善は施工の効率化が前提になる。

  • ガス導管事業:数量 900(年間の施工件数(件、推定))× 価格 2,336(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 210 億円・営業利益 9 億円
  • ガス・機器設備事業:数量 4,400(年間の施工件数(件、推定))× 価格 494(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 217 億円・営業利益 10 億円
  • 建築設備事業:数量 1,200(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,072(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 129 億円・営業利益 7 億円
  • 電設・土木事業:数量 280(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,403(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 39 億円・営業利益 1 億円

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)41 億円。全体の PER 16.3 倍、時価総額 394 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:取替投資が続き、住宅と建築設備の伸びが重なる姿。利益率が過去最高(4.1%)を超える必要があり、8%にとどめた。

やや楽観 22% 東京ガスの工事は緩やかに保たれ、住宅が戻る 利益 19 億円 · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 3,254 円317 億円

東京ガスネットワークの工事は、新しい管種に適応して件数が1割減にとどまる。価格は1.36倍になる。ガス・機器設備は住宅の戻りで件数が5%増える。

建築設備は手持工事が積み上がっており、件数は1.3倍になる。電設・土木は1.2倍。売上は550億円ほどになる。

営業利益率は導管3.5%、機器4.2%、建築5.2%、電設2.5%で、全体で4%ほどの水準だ。還元は今の姿勢を保つ。

都市ガス会社は取替投資を続けるが、コスト削減の圧力も続き、利益率の改善は限られる。金融資産は少しずつ積み上がる。

住宅着工の戻りは追い風になるが、人口の減少で長くは続かない。受注残は積み上がり、施工体制の確保が成長の制約になる。

  • ガス導管事業:数量 900(年間の施工件数(件、推定))× 価格 2,302(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 207 億円・営業利益 7 億円
  • ガス・機器設備事業:数量 4,200(年間の施工件数(件、推定))× 価格 487(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 205 億円・営業利益 9 億円
  • 建築設備事業:数量 1,040(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,050(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 109 億円・営業利益 6 億円
  • 電設・土木事業:数量 240(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,373(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 33 億円・営業利益 1 億円

倍率:事業の純利益 18 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)41 億円。全体の PER 15.29 倍、時価総額 317 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:取替投資が緩やかに続き、住宅着工が戻る姿。営業利益率は過去の最高に近い4%前後になる。

中立 37% 東京ガスの工事量が緩やかに縮み、利益率は今の水準に近い 利益 15 億円 · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 2,512 円245 億円

都市ガスの需要減少と管種の変更で、ガス導管の件数は10年で2割減る。価格は1.34倍で、売上は182億円ほどになる。営業利益率は3.2%。

ガス・機器設備は件数が5%減り、売上は182億円ほど。給湯・暖房の電化と、環境商材の拡大がほぼ打ち消し合う。営業利益率は4%。

建築設備は件数が1.1倍で、売上は91億円ほど。電設・土木は横ばいで、売上は27億円ほど。合計の売上は480億円ほどになり、営業利益率は3.7%前後だ。

総還元は純利益の7割ほどを保つ。金融資産は積み上がり、資本の効率は低いままになる。

  • ガス導管事業:数量 800(年間の施工件数(件、推定))× 価格 2,269(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 182 億円・営業利益 6 億円
  • ガス・機器設備事業:数量 3,800(年間の施工件数(件、推定))× 価格 480(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 182 億円・営業利益 7 億円
  • 建築設備事業:数量 880(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,032(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 91 億円・営業利益 4 億円
  • 電設・土木事業:数量 200(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,343(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円

倍率:事業のROEは資本コストをやや上回る。式のPERを出し、請負の利益の質は平均的と見て上限に置いた。

確率:導管は件数が2割減る一方、他の事業が補う姿。営業利益率は2026年3月期の3.5%に近く、ほぼ横ばい。

やや悲観 25% 都市ガスの工事が構造的に細り、価格を下げられる 利益 11 億円 · PER 9.8 倍 · 株価時価総額 1,458 円142 億円

取替投資の山を越え、ガス導管の件数は10年で3割減る。顧客のコスト削減で価格は1.3倍にとどまる。ガス・機器設備は電化で件数が15%減る。

建築設備と電設・土木は件数が1割減り、技能者の不足で利益率が下がる。合計の売上は410億円ほど、営業利益率は3%。

金利が下がり、営業外収益は減る。総還元は純利益の7割ほどを維持する。

東京ガスグループの比率は5割を下回らず、顧客の偏りは残る。技能者の高齢化で施工体制の維持に費用がかかる。

価格交渉の主導権は顧客にあり、労務費の上昇を価格に転嫁しきれない。工事の採算管理を徹底しても、利益率は3%を割り込む。

  • ガス導管事業:数量 700(年間の施工件数(件、推定))× 価格 2,201(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 154 億円・営業利益 4 億円
  • ガス・機器設備事業:数量 3,400(年間の施工件数(件、推定))× 価格 465(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 158 億円・営業利益 5 億円
  • 建築設備事業:数量 720(年間の施工件数(件、推定))× 価格 996(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 72 億円・営業利益 3 億円
  • 電設・土木事業:数量 180(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,303(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 23 億円・営業利益 0 億円

倍率:事業のROEは資本コストを大きく下回る。式のPERは1÷kが上限で、悲観側のため上限の7.5割に置いた。

確率:取替投資の山を越え、顧客のコスト削減が続く姿。営業利益率は3%まで下がる。

悲観 8% 東京ガスが工事を内製や他社へ移し、事業が縮む 利益 2 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 1,076 円105 億円

東京ガスグループが調達を見直し、ガス導管の件数は10年で半減する。ガス需要の減少で機器設備も件数が3割減る。価格は1.2倍にとどまる。

売上は300億円を切り、営業利益はほぼゼロに近い。人員を整理するため、退職の費用がかさむ。それでも借入のない会社は存続し、黒字を保つ。

値段は稼ぐ力ではなく、売れる資産から負債を引いた水準で決まる。

配当は据え置きか減配になり、自社株買いも止まる。城北興業の持ち分が大きいため、急な売却や非公開化は起こりにくい。

受注の減少に合わせて施工体制を縮める必要があり、協力会社との関係も見直される。取引の再構築には数年かかる。

  • ガス導管事業:数量 500(年間の施工件数(件、推定))× 価格 2,032(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 102 億円・営業利益 1 億円
  • ガス・機器設備事業:数量 2,600(年間の施工件数(件、推定))× 価格 430(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 112 億円・営業利益 2 億円
  • 建築設備事業:数量 560(年間の施工件数(件、推定))× 価格 919(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 51 億円・営業利益 1 億円
  • 電設・土木事業:数量 120(年間の施工件数(件、推定))× 価格 1,202(1件あたり売上(万円・名目))→ 売上 14 億円・営業利益 0 億円

倍率:稼ぐ力が弱く、PBRで置く。今の自己資本198億円に0.53を掛けた(売れる資産から負債と整理費用を引いた床の約105億円)。

確率:最大の顧客の方針転換が重なる姿。確率は低く8%と置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ガス導管事業

都市ガス会社の本支管・供給管の埋設工事(東京ガスネットワーク、静岡ガス、北海道ガス)。

数量年間の施工件数(件、推定)価格1件あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1,000 1,693 169 5
10 年後 中立 800 2,269 182 6

取り方:売上169.3億円は2026年3月期決算短信の事業別売上。件数は開示がなく、本支管の取替は1件が千万円台と見て1,000件と仮定した推定。営業利益は事業別の経常利益6.0億円から営業外収益2.6億円を売上比で配分して引いた推定(約2.9%)。

ガス・機器設備事業

戸建・集合住宅のガス設備、給湯・暖房、給排水、環境商材の工事(その他の工材販売手数料を含む)。

数量年間の施工件数(件、推定)価格1件あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 4,000 358 143 5
10 年後 中立 3,800 480 182 7

取り方:売上142.5億円にその他の0.66億円を足して143.2億円。件数は戸建の給湯・給排水と集合住宅の工事の混合で、1件あたり数百万円と見て4,000件と仮定した推定。営業利益は経常利益6.4億円から営業外収益の配分0.9億円を引いた値。

建築設備事業

集合住宅・学校・工場の給排水、空調、ガスヒートポンプエアコンの工事と保守、リノベーション。

数量年間の施工件数(件、推定)価格1件あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 800 766 61 3
10 年後 中立 880 1,032 91 4

取り方:売上61.3億円は2026年3月期決算短信の値。件数は大型案件と小口の保守を混ぜた推定で800件と置いた。営業利益は経常利益3.4億円から営業外収益の配分0.4億円を引いた値。2025年3月期は赤字だったため、2026年3月期は高めに出ている。

電設・土木事業

電力会社の管路・洞道の埋設、上下水道、ゴルフ場の散水設備の工事。

数量年間の施工件数(件、推定)価格1件あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 200 1,002 20 0
10 年後 中立 200 1,343 27 1

取り方:売上20.0億円は2026年3月期決算短信の値。件数は1件が千万円ほどの工事の混合と見て200件と仮定した推定。営業利益は経常利益0.44億円から営業外収益の配分0.13億円を引いた値。

リスクと懸念

東京ガスグループへの依存

売上の53.9%(2026年3月期)が東京ガスと東京ガスネットワークの工事で、前期は57.6%だった。投資計画の変更や発注方針の見直しは、会社の売上と利益を直撃する。

経年管取替工事の変化

2026年3月期の後半から、首都圏の経年管取替で新しい管種が主流になり、工事の内容と施工の地域が変わった。ガス導管事業の売上は7.3%減り、経常利益は49%減った。

都市ガスの長期的な需要減少

人口の減少と電化で、都市ガスの供給量は長期に減る見通しだ。取替投資が終われば工事は減る。住宅向けの給湯・暖房も、電気機器へ移る流れがある。

労務費と資材費の上昇

技能者の不足で労務単価が上がり、資機材も高止まりしている。顧客がコスト削減を求めるため、転嫁が遅れれば利益率が下がる。

持ち合い株と資本の効率

上場株式153銘柄を38億円持つ。価格の下落や、持ち合い解消の圧力は純資産の変動要因になる。ROEは6%台にとどまる。

大株主の動き

城北興業が22.6%を持つ。売却や買い増しがあれば、需給や経営の方向が変わりうる。

今後の分かれ目

東京ガスネットワークの受注が前年を上回り、ガス導管の経常利益率が4%台に戻ったら
新しい管種への適応が進んだということ。楽観・やや楽観の確率を上げる。
東京ガスグループへの売上割合が5割を下回り続けたら
顧客の偏りが減る方向。電力・水道・住宅の比重が上がる分を評価する。
総還元がさらに増え、ROEが6.5%を超えたら
還元の戻り方を0.75から1.0へ引き上げる。
ガス導管の受注が2期続けて前年から1割以上減ったら
取替投資の山を越えたと判断し、やや悲観・悲観の確率を上げる。
城北興業や東京ガスによる買い増し、またはTOBが発表されたら
価格と条件で評価をやり直す。

見ておくもの

  • 東京ガスネットワークの設備投資計画と受注残
  • ガス導管事業の経常利益率
  • 総還元額と純現金の増え方
  • 東京ガスグループ向けの売上割合

倍率と資本コストの決め方

倍率は式から出した。事業のROEが資本コストを下回るため、正当化PERは1÷kが上限になる。市場のPERが約11倍で、PBRが0.66倍と低いことは、価値を高く置く根拠にしていない。金融資産の厚さは、余った現金として別に分け、戻り方を掛けて足した。リースは車両などの小さなもので、新リース会計の影響は軽い。親会社に当たる城北興業が22.6%を持つため、戻り方は0.75にとどめた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.09→16.3 倍・やや楽観 PER 12.33→15.29 倍・中立 PER 12.56→13.9 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 2026年3月期決算短信(協和日成)
  2. 協和日成 有価証券報告書テキスト(EDINET DB)
  3. 協和日成 大株主・株主構成(EDINET DB)

分析日 2026-10-20