株譜
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中外炉工業 1964

工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,962 円277 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,745 円261 億円差 +5.8%
10 年後から見ると 適正 価値 3,962 円277 億円 · 差 +5.8% · 期待の年率 +7.0%
期待の年率リターン(10 年)+7.0%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

中外炉工業は、金属を高温で焼き固める工業炉の専業メーカーだ。自動車のギアや鋼板の熱処理に使う炉で、国内の最大手に数えられる。結論から言えば、筆者は今の値段をやや割高と見る。炉の仕事は数量が伸びにくく、直近の利益に株の売却益が大きく混じっているからだ。

2026 年 3 月期の純利益は 47 億円だが、政策保有株の売却益が 2 回で約 26 億円(税引き前)入っている。会社が翌期の純利益を 25 億円と予想するのは、この一回きりの益が消えるためだ。本当の出発点は営業利益の 29 億円になる。

追い風はある。脱炭素で電気炉や水素を使う加熱設備への入れ替えが進み、EV のモータ部品、半導体、電池向けの新しい炉も出てきた。受注残は 400 億円を超え、プラント事業の利益率は 12% まで上がった。

一方で、国内の工業炉市場は大きくない。協会会員の売上は 2019 年から 2023 年の 4 年で 3% しか増えず、実質では縮んでいる。ガソリン車の部品向けの炉が減る影響も避けられない。

中立の筋書きでは、10 年後の純利益は 30 億円、時価総額は 280 億円ほどになる。今の 265 億円と大差ない。上は 600 億円、下は 75 億円まで振れうる。純現金 63 億円は安心材料だが、前受金の裏づけがあるとみて、余った現金とは数えていない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「悪くないが、買い増したくなるほどではない」事業だ。10 年後も炉は必要とされ、会社は残る。ただ、需要は国内の成熟市場に偏り、値段を自分で決める力も弱い。長く複利で増える種類の利益ではない。

安全域の目で見ると、財務は申し分ない。純現金があり、借金の利払いは営業利益に比べ小さい。しかし、その現金には受注の前受金が混じっている可能性が高く、余った現金として数えるのは危うい。筆者は事業の稼ぎだけで値段を測っている。

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、営業利益の 7 割ほどから設備投資と運転資金を引いた額になる。炉の製造は大きな設備を必要とせず、再投資は少ない。利益の大半が株主に回せる点は強みだ。

経営の資本の使い方は改善中だ。売却益を還元に回し、総還元性向 50% の旗を掲げている。実行の記録はまだ短い。直近の利益が一時益で膨らんでいる以上、今の値段が示す稼ぐ力を鵜呑みにはできない。中立の筋書きが今の時価総額と同じ水準にとどまるなら、安全域は無い。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は熱処理事業とプラント事業の 2 つだ。2026 年 3 月期の売上は熱処理が 183 億円、プラントが 138 億円。営業利益はプラントが 17 億円、熱処理が 14 億円と、利益はプラントのほうが大きい。

熱処理事業は、金属部品を高温で処理する炉を作る。主力は自動車のギアやシャフトを硬くする真空浸炭炉で、量産向け、少量多品種向け、小ロット向けと用途別に機種を並べる。トヨタ自動車北海道から技術開発賞を受けた。EV のモータコア用の炉、半導体向けの高温炉、全固体電池向けの熱処理設備にも手を広げている。顧客は自動車部品メーカーが中心で、客先ごとに設計する受注生産だ。

プラント事業は、鉄鋼向けの大型設備を担う。連続焼鈍ライン、加熱炉、省エネバーナ、塗布設備などだ。東京製鐵からは電気炉ダストのリサイクル設備を受注した。大型案件の売上が立つ年は利益が跳ねる。2026 年 3 月期は、売上が計画の 120% に達した。

開発事業は、国のグリーンイノベーション基金などを使い、水素やアンモニアで燃やす炉や電気加熱を研究する。売上は 20 億円、営業損益は 2.5 億円の赤字だ。将来の種まきの費用でもある。

このほか、保守・部品を扱う子会社と、中国・メキシコの現地子会社がある。子会社の売上の多くは連結内の取引で、利益はほぼゼロだ。

優良さと弱いところ

優良さの核は、客先ごとに作り込む炉の設計力と、止められない工場へ納めた実績だ。炉は一度入れると 20 年以上使われ、保守や部品の入れ替えが続く。品質が崩れれば自動車部品も鋼板も生産ごと止まる。顧客は初めての会社より、実績のある会社を選びやすい。国内最大手という位置はここから来る。

ただし堀、つまり他社がまねできない強みは広くない。入札になれば値段で競る。真空浸炭炉では大同特殊鋼や高砂製作所などと競り合い、世界では欧州の大手がいる。客先が大手メーカーなので値引きの要求も強い。値段を自分で決める力は弱いと筆者は見ている。

資本効率は低かった。ROE は過去 10 年の中央値が 5.3% で、資本コストに届かない年が大半だ。2026 年 3 月期の 15% は売却益のおかげで、会社は売却益を除くと 8% 前後と説明する。

財務は堅い。自己資本比率は 61%、純現金は 63 億円で、営業利益は支払利息の 40 倍ある。経営は資本の使い方を改め、政策保有株を純資産の 20% 未満に減らし、総還元性向 50% 以上、配当は税引き後営業利益の 60% 以上を掲げた。この方向は評価できる。

弱みは 2 つある。期初の予想を下回る年が続いたことと、海外子会社の採算が悪いことだ。2013 年と 2014 年の 3 月期には赤字も出した。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

工業炉は、金属を溶かし、焼き、乾かすための加熱設備の総称だ。日本工業炉協会の会員企業の売上は、2019 年の 2,031 億円から 2023 年の 2,099 億円へ、4 年で 3% しか増えていない。名目でこれだから、実質では縮んでいる。輸出は 467 億円、輸入は 134 億円だ。市場は成熟している。

需要の波は、自動車と鉄鋼の設備投資に左右される。炉は景気が悪くなると発注が先送りされる。中外炉の営業利益が 2020 年 3 月期の 17 億円から 2021 年 3 月期の 4 億円へ落ちたのが、その例だ。

構造の変化は二つある。まず脱炭素だ。ガスを燃やす炉は二酸化炭素を出すため、電気加熱や水素・アンモニアで燃やす炉への入れ替えが 2050 年に向けて進む。鉄鋼は高炉から電気炉へ移り、省エネバーナや電気炉の周辺設備に需要が出る。次に EV だ。エンジンやトランスミッションの部品は減り、ギアを硬くする炉は先細りする。代わりに、モータコアや電池材料の熱処理炉が増える。

競合は分野ごとに違う。真空浸炭炉は大同特殊鋼、高砂製作所、パーカー熱処理工業などが、世界では欧州のアンドリッツやテノバなどの大手が競う。世界の工業炉市場は 100 億ドル規模で、年 4〜5% の名目成長と推計される。国内の最大手とはいえ、中外炉の売上は協会全体の 2 割弱にすぎない。

10 年で見ると、国内の実質数量は横ばいから微減だ。伸びるのは、脱炭素と電池・半導体という新しい領域と、シェアの上積みだけだ。

資本政策と M&A

資本政策は大きく変わった。経営ビジョン 2026 で、総還元性向 50% 以上、配当は税引き後営業利益の 60% 以上、自己資本比率 50% 以上、政策保有株は純資産の 20% 未満という数字を並べた。2023 年度には自社株買いを 5 億円行い、総還元性向は 50% 台だった。

政策保有株は着実に売っている。2023 年 7 月に約 10 億円、2025 年 6 月に約 13 億円、同年 11 月に約 13 億円の売却益を出した。会社は 2026 年 3 月末の目標を達成する見込みと説明する。残る保有株は純資産の 2 割弱、金額で 50 億円前後と推定する。今後は売却益が細り、純利益は営業利益に近づく。

大型買収は確認できない。成長は自前の開発と、マイクロ波化学との提携のような協業で進める形だ。支配株主や親会社はなく、大株主は信託銀行、りそな銀行、錢高組などが並ぶ。

2026 年 4 月に社長が交代し、経営ビジョン 2026 は 2027 年 3 月期で終わる。次の計画で、還元の水準と資本効率の目標がどう変わるかが焦点になる。時価総額は 265 億円と小さく、2023 年度末にやっと上場維持の基準を満たしたほどだ。買収提案の可能性はゼロではないが、確認できる話はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

脱炭素は炉の入れ替えという巨大な需要を生む。国内に 3 万 7 千台ある工業炉の多くはガスで燃やしており、2050 年に向けて電気加熱や水素燃焼への転換が避けられない。中外炉は国内最大手で、水素やアンモニアの燃焼技術をグリーンイノベーション基金で磨いてきた。鉄鋼が高炉から電気炉へ移れば、バーナやダストのリサイクル設備に仕事が出る。東京製鐵からの受注はその先駆けだ。

EV は逆風に見えて追い風でもある。ギアの炉は減っても、モータコア、電池材料、半導体向けの高温炉は新しい需要だ。全固体電池の熱処理設備はまだ小さいが、量産が始まれば桁が変わる。

経営も変わった。プラント事業の利益率は 12% に達し、既存商品の磨き上げは売上 110 億円の上積みと、計画をほぼ達成した。利益が出る仕事に絞れば、会社全体の利益率は 9% に届く。総還元性向 50% と配当の下限を決めたことで、株主に回る分も増える。

自己資本は厚く、純現金もある。時価総額 265 億円は、そこまで安くはないが、10 年後に利益が 1.7 倍になれば十分に報われる水準だ。

慎重な見方

炉は成熟した設備で、数量が増える理由が乏しい。協会会員の売上は 4 年で 3% しか増えておらず、物価を引けば縮んでいる。自動車の電動化が進めば、ギアやシャフトの熱処理炉は減る。モータコア炉などの新しい需要は、減る分を埋められる規模にまだなっていない。

直近の利益は信用できない。2026 年 3 月期の純利益 47 億円のうち約 18 億円は株の売却益で、会社の翌期予想は 25 億円まで落ちる。プラント事業の利益率 12% は大型案件が重なった年の数字で、毎年続く保証はない。過去には赤字の年もあり、2021 年 3 月期は営業利益が 4 億円まで落ちた。

中期計画の目標も、受注が 420 億円から 360 億円へ下方修正された。2027 年 3 月期の第 1 四半期は営業赤字で、通期の 36 億円の利益予想は後半に偏る。海外子会社の採算は悪く、開発事業は赤字が続く。

値段を決める力も弱い。客先は大手の自動車・鉄鋼メーカーで、入札のたびに値下げを迫られる。10 年後も営業利益率が 8% を保つかは疑わしく、ROE は資本コストを下回り続ける。そうなれば、倍率は 1 倍を割る水準で止まる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方のほうが強い。強気の根拠は脱炭素と新しい炉の需要という見込みだが、数字に出ている事実は、成熟市場、一時益で膨らんだ利益、資本コストに届かない ROE だ。ただしプラントの利益率の上昇と還元方針の明確化は本物で、下ぶれの深さも純現金と有価証券が支える。そこで中立を 4 割に置き、やや悲観と悲観の合計を 3 割強、楽観とやや楽観の合計を 3 割弱にした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,211 円364 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,167 円151 億円)。 今の値に割り戻すと 3,962 円277 億円、今との差 +5.8%、 期待の年率 +7.0%(資本コスト 7.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 10,548 円736 億円 3,180 円222 億円 +266.6% +13.9% 1,098 円77 億円
やや楽観 20% 7,355 円514 億円 2,693 円188 億円 +168.3% +10.4% 2,010 円140 億円
中立 40% 5,560 円388 億円 2,349 円164 億円 +111.2% +7.8% 3,164 円221 億円
やや悲観 22% 2,568 円179 億円 1,504 円105 億円 +8.7% +0.8% 896 円63 億円
悲観 10% 1,074 円75 億円 1,031 円72 億円 −43.8% −5.6% 211 円15 億円
加重平均100% 5,211 円364 億円2,167 円151 億円 +97.0% +7.0% 7,378 円515 億円

今の株価時価総額 3,745 円261 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 8% 脱炭素と新しい炉が育ち、利益率が 10% に乗る 利益 49 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 10,548 円736 億円

電気炉・水素燃焼への入れ替えが予想より早く進み、国内最大手の中外炉に仕事が集まる。熱処理事業は、EV のモータコア、全固体電池、半導体向けの炉が育ち、基数が今の 1.2 倍に増える。値段は付加価値が高い炉の比率が上がり、物価以上に上がる。

プラント事業は、電気炉への転換に伴うバーナ、ダストのリサイクル、連続焼鈍ラインが積み上がり、営業利益率 12.5% が定着する。開発事業は事業化に成功し、赤字から黒字へ変わる。

会社全体の売上は 650 億円、営業利益率は 10% を超え、過去の最高水準に並ぶ。株主還元は総還元性向 60% で続き、自己資本は緩やかに積み上がる。国内最大手の座が、そのまま収益力に変わった姿だ。

  • 熱処理事業:数量 150(納入する炉の基数(基・推定))× 価格 2.13(1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 320 億円・営業利益 32 億円。対象市場の伸びとシェア上昇で出荷 1.23 倍、値段 1.42 倍、営業利益率 10%
  • プラント事業:数量 36.0(大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定))× 価格 6.44(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 232 億円・営業利益 29 億円。大型ライン 36 件、値段 1.40 倍、営業利益率 12.5%
  • 開発事業:数量 34.0(開発・受託案件の数(件・推定))× 価格 1.33(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 45 億円・営業利益 3 億円。開発の成果が事業化、営業利益率 7%
  • その他・調整(保守・部品・海外子会社):数量 200(保守・部品・現地製造の件数(件・推定))× 価格 0.27(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 54 億円・営業利益 2 億円。保守・部品・子会社、営業利益率 4%

倍率:事業の純利益 49 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍。全体の PER 15.06 倍、時価総額 736 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電動化後の新しい炉が当たり、プラントの高採算が定着する筋書きは重なりにくい。成熟市場で値段を決める力が弱いことも考え、1 割弱とした。

やや楽観 20% プラントの採算が定着し、利益率は 9% へ 利益 38 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 7,355 円514 億円

国内の炉市場は横ばいでも、脱炭素の入れ替えが着実に積み上がる。熱処理事業は、自動車向けが減る分を電池・半導体・モータ向けが埋め、基数は今の 1.1 倍に伸びる。

プラント事業は、大型案件が途切れず、バーナ事業の拡販も効いて営業利益率が 11.5% で続く。開発事業は小さな黒字になる。

会社全体の営業利益は 51 億円と、今の 1.8 倍になる。数量はおおむね横ばいで、値段の定着と利益率の上昇が主な要因だ。株主還元は総還元性向 60% で、政策保有株の売却益は細り、本業の利益で配当を賄う姿に変わる。

中期計画の達成と同じ道筋で、会社が計画どおりに動く優等生になる筋書きだが、市場の驚きにはなりにくい。

  • 熱処理事業:数量 136(納入する炉の基数(基・推定))× 価格 2.06(1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 280 億円・営業利益 25 億円。出荷 1.11 倍、値段 1.37 倍、営業利益率 9%
  • プラント事業:数量 32.5(大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定))× 価格 6.26(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 203 億円・営業利益 23 億円。大型ライン 32.5 件、値段 1.36 倍、営業利益率 11.5%
  • 開発事業:数量 26.0(開発・受託案件の数(件・推定))× 価格 1.33(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 35 億円・営業利益 1 億円。開発は収支が小幅の黒字
  • その他・調整(保守・部品・海外子会社):数量 180(保守・部品・現地製造の件数(件・推定))× 価格 0.27(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 48 億円・営業利益 1 億円。子会社の採算が少し戻る

倍率:事業の純利益 38 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.62 倍、時価総額 514 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:経営ビジョン 2026 が掲げた営業利益率 8.7% 超が長く続く姿。実績(プラント 12%、積み上げ 110 億円)があるので 2 割を置いた。

中立 40% 数量は横ばい、物価の分だけ売上が増え、利益率は 8% で落ち着く 利益 30 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 5,560 円388 億円

国内の工業炉市場は、実質ではほぼ横ばいが続く。脱炭素で新しい炉が売れる一方、ガソリン車向けの炉は減り、熱処理事業の基数は今の 1.02 倍にとどまる。値段は物価並みに上がり、売上は 250 億円になる。

プラント事業は、2026 年 3 月期が山の年だったため、件数は 5% 減の 28.5 件に落ち着く。営業利益率は 12% から 10% に戻る。開発事業は収支が合う程度、海外子会社の採算は低いままだ。

会社全体では、売上が 500 億円、営業利益率が 8% になる。過去の最高 7.7% をわずかに上回るのは、プラントの実績と既存商品の磨き上げが定着した分だ。純利益は 30 億円で、政策保有株の売却益はほぼ無い。

総還元性向 50% 以上の方針は守られ、自己資本は緩やかに増える。大きな成功も失敗もない 10 年だ。

  • 熱処理事業:数量 125(納入する炉の基数(基・推定))× 価格 2.01(1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 251 億円・営業利益 21 億円。出荷 1.02 倍、値段は物価並みの 1.34 倍、営業利益率 8.2%
  • プラント事業:数量 28.5(大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定))× 価格 6.16(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 176 億円・営業利益 18 億円。大型ライン 28.5 件(今は山の年なので 0.95 倍)、営業利益率 10.2%
  • 開発事業:数量 20.0(開発・受託案件の数(件・推定))× 価格 1.33(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円。開発は収支トントンに近い黒字
  • その他・調整(保守・部品・海外子会社):数量 165(保守・部品・現地製造の件数(件・推定))× 価格 0.27(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 44 億円・営業利益 1 億円。子会社の採算は低いまま

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.1% が k 7.75% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 383 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の炉市場は成熟し、実質では横ばい。脱炭素の追い風と EV の逆風が相殺する。物価の分だけ名目で伸びる姿に収まりやすく、4 割を置いた。

やや悲観 22% 電動化と値下げ競争で、利益率は 6% 前後に 利益 17 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 2,568 円179 億円

EV 化が想定より早く進み、ギアやシャフトの熱処理炉の更新が止まる。熱処理事業の基数は今の 0.9 倍に縮み、同業との値引き競争で値段は物価ほど上がらない。

プラント事業は、国内の鉄鋼設備投資が減り、海外の大型案件では欧州勢との競争が激しくなる。件数は 24 件に減り、営業利益率は 7.5% に下がる。開発事業は縮小し、小さな赤字が残る。

会社全体の営業利益は 22 億円で、今の 8 割にとどまる。物価の分を除けば半分近く減った計算だ。純現金と政策保有株があるため赤字にはならないが、成長の物語は消え、還元は配当が中心になる。

投資家は、会社を景気に左右される成熟した製造業として、低い倍率で評価し続ける。

  • 熱処理事業:数量 108(納入する炉の基数(基・推定))× 価格 1.88(1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 203 億円・営業利益 12 億円。出荷 0.89 倍、値下げ圧力で値段は 1.25 倍止まり、営業利益率 6%
  • プラント事業:数量 24.0(大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定))× 価格 5.75(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 138 億円・営業利益 10 億円。大型ライン 24 件、営業利益率 7.5%
  • 開発事業:数量 10.0(開発・受託案件の数(件・推定))× 価格 1.29(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 13 億円・営業利益 −1 億円。開発は縮小し小幅の赤字
  • その他・調整(保守・部品・海外子会社):数量 150(保守・部品・現地製造の件数(件・推定))× 価格 0.26(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 39 億円・営業利益 0 億円。子会社は採算ほぼゼロ

倍率:事業の純利益 17.0 億円・自己資本 417 億円・ROE 4.1%。ROE が k を大きく下回り、ためた利益は額面より低く評価される。正当化 PER の上限 12.1 倍に対し、構造的に先細りする利益なので上限の 6 割弱の 7.0 倍に置いた(7 割へは引き上げない)。余った現金は分けず、時価総額 = 純利益 × 7.0 倍。

確率:自動車向けの炉の縮小が早く進み、プラントも価格競争に巻き込まれる姿。過去の振れ(2021 年 3 月期の営業利益 4 億円)を考え、2 割強を置いた。

悲観 10% 構造的な負け。自動車と鉄鋼の需要を失い、稼ぐ力が消える 利益 4 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 1,074 円75 億円

EV 化が急速に進み、ガソリン車向けの熱処理炉が大きく減る。電池や半導体向けの新しい炉は、海外の大手や専業に取られ、中外炉の受注は伸びない。熱処理事業の基数は 0.66 倍、値段は物価に届かず、利益率は 2% に落ちる。

国内の鉄鋼は縮み、プラント事業の大型案件も減る。海外子会社は赤字が続き、開発事業は基金が終わって赤字のまま縮小する。

会社全体の営業利益は 5 億円、純利益は 4 億円で、稼ぐ力は資本コストに全く届かない。自己資本の一部を減損で失い、政策保有株は売却して現金に換える。配当は大きく減り、時価総額は、純現金と有価証券の価値を少し超える程度に落ちる。

優良な炉メーカーという評価は消え、清算価値に近い扱いになる。

  • 熱処理事業:数量 80.0(納入する炉の基数(基・推定))× 価格 1.65(1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 132 億円・営業利益 3 億円。自動車向けの出荷が 0.66 倍に縮み、値段は 1.10 倍止まり、営業利益率 2%
  • プラント事業:数量 18.0(大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定))× 価格 5.06(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 91 億円・営業利益 3 億円。大型ライン 18 件、営業利益率 3%
  • 開発事業:数量 5.0(開発・受託案件の数(件・推定))× 価格 1.09(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 5 億円・営業利益 −1 億円。開発は赤字で縮小
  • その他・調整(保守・部品・海外子会社):数量 120(保守・部品・現地製造の件数(件・推定))× 価格 0.22(1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立))→ 売上 26 億円・営業利益 0 億円。子会社は赤字

倍率:稼ぐ力は純利益 3.8 億円(k で割って 47 億円)に過ぎず、売れる資産(純現金の 6 割と有価証券の税後で 75 億円)のほうが大きい。床の 75 億円を今の自己資本 312 億円で割った PBR 0.24 倍に置く。減損後の自己資本 324 億円(ROE 1.2%)でなく今の自己資本に掛けた。

確率:電動化で自動車向けの炉が 3 割以上減り、国内鉄鋼の投資が止まり、価格競争に負ける複数が重なる姿。多角化と純現金があるので 1 割とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

熱処理事業

自動車部品向けの真空浸炭炉など、金属部品を熱処理する炉。EV モータコア・半導体・電池向けにも展開。

数量納入する炉の基数(基・推定)価格1 基あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立)売上営業利益
今 2026/03 122 1.50 183 14
10 年後 中立 125 2.01 251 21

取り方:基数は開示されない。炉 1 基の平均売上を 1.5 億円と仮定し、売上 183 億円から約 122 基と推定した(機種で大きく違うので目安)。国内の工業炉市場 2,100 億円に対する中外炉の熱処理分の比率は 9% ほど。売上・利益は決算のセグメント数字(外部と内部の売上を含む)。

プラント事業

鉄鋼向けの連続焼鈍ライン・加熱炉・省エネバーナ・塗布設備など大型設備。

数量大型設備・バーナ事業の納入件数(件・推定)価格1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立)売上営業利益
今 2026/03 30.0 4.60 138 17
10 年後 中立 28.5 6.16 176 18

取り方:件数は開示されない。バーナや小型の設備から数十億円規模のラインまで混在するため、1 件の平均売上を 4.6 億円と仮定し、売上 138 億円から 30 件と推定した。2026 年 3 月期は大型案件が重なって計画の 120% で、山の年にあたる。売上・利益は決算のセグメント数字。

開発事業

国のグリーンイノベーション基金などによる、水素・アンモニア燃焼や電気加熱の炉の開発。電気炉ダストのリサイクル設備の拡販。

数量開発・受託案件の数(件・推定)価格1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立)売上営業利益
今 2026/03 20.0 0.99 20 −3
10 年後 中立 20.0 1.33 27 1

取り方:件数は開示されない。1 件の平均売上を 1 億円弱と仮定し、売上 19.8 億円から 20 件と推定した。基金以外の新規案件の獲得に苦戦しており、営業損益は 2.5 億円の赤字。売上・損益は決算のセグメント数字。

その他・調整(保守・部品・海外子会社)

保守・部品の子会社と中国・メキシコの現地子会社。連結内の取引を消した後の数字。

数量保守・部品・現地製造の件数(件・推定)価格1 件あたりの売上(億円・名目。物価 10 年 1.34 倍が中立)売上営業利益
今 2026/03 160 0.20 32 0
10 年後 中立 165 0.27 44 1

取り方:その他の売上 80 億円から、連結内の取引の消去 48 億円を引いた 32 億円を置いた。1 件の平均売上を 0.2 億円と仮定し、約 160 件と推定。営業利益は子会社 0.3 億円と調整額の合計。

リスクと懸念

自動車の電動化

ギアやシャフトを硬くする真空浸炭炉は、エンジンやトランスミッションの部品が主な用途だ。EV 化が速く進めば、この炉の更新と増設が止まる。モータコアや電池向けの炉は増えるが、規模はまだ小さく、減る分を埋めきれない可能性がある。熱処理事業の大きな部分に関わる、最大の構造リスクだ。

一時益に頼った利益

2026 年 3 月期の純利益 47 億円には、政策保有株の売却益が約 26 億円(税引き前)入っている。売る株が減れば益も細り、純利益は営業利益に近づく。市場が一時益を稼ぐ力と誤解している間は評価が高く出やすいが、先の利益は 25〜30 億円台が現実的な線だ。

大型案件の波

プラント事業は大型案件の完成時期で利益が大きく振れる。2026 年 3 月期の営業利益率 12% は、案件が重なった年の数字だ。受注が計画の 420 億円から 360 億円に下方修正されたように、客先の投資判断の遅れは受注と売上に直結する。部品の納期長期化も、売上計上を遅らせてきた。

価格競争と値決め力

客先は大手の自動車・鉄鋼メーカーで、案件ごとに入札や値引きの要求がある。大同特殊鋼や欧州の大手との競争もある。物価を価格に転嫁できないと、人件費と資材高で利益率が削られる。10 年で物価は 1.34 倍になるため、値上げの定着が成否を分ける。

海外子会社と開発事業の赤字

中国・メキシコの子会社は採算が悪く、その他の事業の利益はほぼゼロだ。開発事業は 2.5 億円の赤字で、国の基金が終われば自前の負担が増える。赤字部門が居座れば、本業の改善を打ち消す。切り離すか、黒字化するかの判断を先送りしないことが要る。

小型株の流動性と再編

時価総額は 265 億円と小さく、株が売買されにくい。買収提案があれば株価は動くが、見込める話は確認できない。逆に、成長策としての M&A を急げば、資本を食う可能性もある。経営ビジョン 2026 の後継計画で、買収に踏み出す場合は価格の規律を確かめたい。

今後の分かれ目

自動車向けの熱処理炉の受注が 2 期続けて減ったら
EV 化の影響が数字に出た合図。やや悲観・悲観の確率を上げる。
プラント事業の営業利益率が 10% 超で 3 期続いたら
大型案件の山ではなく構造の改善とみて、中立の利益率を上げ、楽観側の確率を厚くする。
電池・半導体向けの炉の売上が熱処理事業の 2 割を超えたら
自動車の減少を埋められると判断してよい。熱処理の数量の前提を上方に直す。
自社株買いを毎年実施し、総還元性向 50% を守ったら
還元方針が実行された証拠。中立の還元額と倍率の質を上げる。
新しい中期経営計画で、ROE の目標が資本コストを明確に上回る水準になったら
資本効率の改善が経営の優先課題になった合図。中立の ROE を上げ、倍率を上限寄りに置く。
グリーンイノベーション基金が終わり、開発事業が赤字のまま残ったら
赤字部門の費用が自前になり、利益率の前提を下げる。

見ておくもの

  • 四半期ごとの受注高と受注残、熱処理・プラントの内訳
  • プラント事業の営業利益率と、大型案件の完成時期
  • 電池・半導体・モータコア向けの炉の受注
  • 新しい中期経営計画の ROE 目標と還元の数字
  • 政策保有株の残高(純資産比)と売却益

倍率と資本コストの決め方

数量は炉の基数・案件数の推定、価格は 1 件あたりの売上の名目値(物価 10 年 1.34 倍が基本)で、今の株価から逆算していない。倍率は利益ベース。事業の ROE が資本コスト 7.75%(基本 7.5% + quality 0.75%)を下回るため、正当化 PER の上限は 1÷k の 12.1 倍で、中立はその 7.8 割の 9.5 倍に置いた。今の PER(直近は売却益込みで 6 倍台)に寄せたわけではない。純現金 63 億円は余った現金に分けなかった。受注残 417 億円の請負で前受金(契約負債)がかなり含まれるとみたが、貸借対照表の内訳は確認しておらず、ここは保守的な置き方で、価値がやや低めに出る側に偏る。政策保有株は配当を純利益に残すので、価値を足していない(二重を避けた)。悲観の床は純現金の 6 割と有価証券の税後で測り、過去の PBR の底は使っていない。新リース会計の影響は小さい。2028 年 3 月期以降の数字の形が変わる点は、今と同じ形でそろえた。減価償却は製造設備が小さく、営業費用の数 % と推定する。物価で一律に増やさず、新設備の分だけ加わる前提で、利益率に織り込んだ。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.75% = 8.25%。理由は quality_why。個別のリスクは k に足さず、筋書きと確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ユアテック1934 東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる 本質価値との差 −7.4% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. 中外炉工業 中期経営計画・進捗(edinetdb)
  2. 中外炉工業 2025 年度上期決算説明(logmi)
  3. 中外炉工業 セグメント別業績

分析日 2026-10-16