株譜
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ユアテック 1934

東北電力系の電気工事会社。首都圏と海外の拡大は評価できるが、4 割を預ける東北電力の設備投資次第で価値は大きく振れる

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,253 円1,548 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,433 円1,672 億円差 −7.4%
10 年後から見ると 適正 価値 2,253 円1,548 億円 · 差 −7.4% · 期待の年率 +5.8%
期待の年率リターン(10 年)+5.8%資本コスト比 −2.2 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ユアテックは東北電力グループの電気工事会社だ。東北電力が議決権の約4割を持ち、売上の約4割も東北電力ネットワーク向けである。筆者の結論は「適正、ただし割安ではない」。事業は堅いが、利益の水準が過去最高圏にあり、それ以上の伸びは見込みにくい。

稼ぎの土台は配電線・送電線・変電設備の工事だ。古くなった設備の更新と、東北と東京をつなぐ基幹送電網の増強が、10年単位で仕事を生む。ここは景気に左右されにくい。

もう一つの柱は、ビル・工場・データセンターの電気設備や空調管工事である。首都圏と海外(ベトナム)に広げているが、入札と相見積りの世界で、採算は薄い。2026年3月期の営業利益率は7.1%と過去最高だった。それでも、きんでんや関電工の水準には届かない。

筆者がいちばん気にするのは依存の構造だ。東北電力が設備投資を絞り、工事を競争発注に切り替えれば、4割の売上が直接ゆらぐ。同じ電力系でも、関西電力への依存が2割弱のきんでんとは事情が違う。

財務は強い。純現金が時価総額の約2割あり、借金の心配はない。中期経営計画は2028年度に営業利益200億円、ROE9%を掲げ、総還元性向は50〜60%を目安とする。ただ、自己資本比率が7割近い会社が、ROE9%を目標にする。その水準は、資本コストをやっと上回る程度だ。

10年後の中立の姿は、利益が今より3割ほど増え、ROEが8%前後に落ち着く会社だ。そこに見合う値段は、今の時価総額を1割ほど下回る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、ユアテックは「堅いが、儲からない」会社だ。10年後もこの事業は残る。配電線の更新と送電網の増強は、景気と関係なく続く。そこが強みである。

一方、持ち続けたい会社かと問われれば、答えは留保付きになる。稼ぐ力の源が、東北電力との関係に偏っているからだ。売上の約4割を預ける相手が、自社の主要な株主でもある。この関係は、守ってもらえる安心と、価格を決める力を失う不安の両方を持つ。

株主に残る利益の質も見たい。営業利益率は過去最高の7%台だが、そこから先の伸びは、人手の確保と価格転嫁にかかっている。きんでんや関電工のように、高い資本効率を実現した会社とは、まだ差がある。

安全域は厚い。純現金が時価総額の約2割あり、借金の心配は小さい。構造的に負けた悲観の筋書きでも、手元の資産が下支えになる。ただ、この厚さは経営が使い切れていない現金でもある。経営が現金を成長に回せないなら、現金は価値を生まない。

筆者の見立ては、よい会社だが安くはない、というものだ。10年の中立の姿は、利益が着実に伸びても、ROEは8%前後で資本コストと並ぶ。そこで払える値段は、今を下回る。値段が下がる、または利益率が一段上がる、いずれかが起きれば、見方を変える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ方は二層になっている。下の層は東北電力グループ向けの電力インフラ工事で、上の層は民間と海外の工事だ。

下の層は、配電線・送電線・変電設備の建設と保守である。東北電力ネットワークの発注が中心で、売上の約4割を占める。古い設備の更新工事と、基幹送電網の整備が、いま仕事を増やしている。同社の資料では、東北〜東京間の送電網整備に約2,000億円、東北の域内に約6,500億円の投資が必要とされる。同社が取れる売上は、直近で約100億円規模と見ている。

上の層は、ビル・工場・データセンターの電気設備、空調・管工事、情報通信工事だ。ここは首都圏への進出が柱になる。中計の資料では「東北・新潟以外」の売上を、2024年度の179億円から2028年度に288億円へ増やす計画だ。電気工事は、元請けの建設会社やデベロッパーとの入札で決まる。価格は市場が決め、採算は電力インフラより薄い。

海外はベトナムが中心だ。2028年度に売上を172億円から293億円へ増やす計画で、目標は高い。2026年3月期は、海外子会社の大型工事の受注が遅れて減収になり、のれんの償却と減損で純利益が減った。海外は伸びしろでもあり、いまは傷口でもある。

人手が足りない業界だ。同社は5年で約350名を増やす計画で、定年を65歳に延ばした。施工できる人の数が、そのまま受注の上限になる。人を確保できた会社が、価格転嫁も受注の選別もできる。

規模は売上約2,500億円。電力系の電気工事会社7社の中では、きんでんや関電工より小さく、トーエネックやクラフティアと並ぶ中堅になる。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、東北電力との関係にある。東北6県と新潟の配電・送電設備を長年施工してきた技術と人員は、他社がすぐに置き換えられない。災害時の復旧に動ける体制も、電力会社にとって手放しにくい。この関係が、利益の下支えになっている。

ただし、この堀は利益率を守る堀ではない。電力会社は発注側として強く、競争発注が広がる流れもある。東北電力が持分を約4割持つ関係は、安心であると同時に、価格の主導権を相手に預けた形でもある。ここは強い堀とは見ない。

民間工事は、入札と相見積りで採算が決まる。営業利益率は2020年3月期の3.3%から、2026年3月期の7.1%まで上がった。原価管理と受注の選別が効いた。ただし過去最高であり、10年この水準を保てるかは別の話だ。

資本効率は低い。過去10年のROEの中央値は5.5%で、自己資本が純現金で膨らんで、薄まっている。会社は2028年度のROE9%を目標に掲げた。目標は妥当だが、きんでんや関電工のような高い資本効率には遠い。

経営の資本配分は、これまでは守りだった。配当性向40%以上を基本とし、自社株買いは東北電力からの取得を含めて約85億円を見込む。成長投資は5年で約800億円と、やっと積極的になった。買収の実績が浅い。海外で出たのれんの減損は、資本配分の腕前がまだ試されている最中であることを示す。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電気工事の需要は、いま追い風にある。国内の電気工事の受注高は年3.4兆円ほどで、直近の単月は前年を1割以上上回る。再生可能エネルギーの系統接続、データセンター、半導体工場、EV充電器が、既存の配電・ビル工事に積み上がっている。

電力会社の側でも、投資の波が来ている。高度成長期に建てた配電設備が寿命を迎え、更新が必要になっている。東北では基幹送電網の増強も控える。この更新と増強は、景気に関係なく10年は続く。電力系の工事会社にとって、ここが最も確かな仕事だ。

一方で、国内の人口は減る。東北・新潟の民間の新築工事は、実質でほぼ伸びない。ここが電力系の電気工事会社の共通の弱みで、各社は首都圏とデータセンターに活路を探している。ユアテックも「東北・新潟以外」を柱に掲げる。ただ、首都圏は関電工(東京電力系)の本拠地だ。きんでんも民間工事に強い。取り合いになる。

人手不足は業界全体の制約になる。残業の上限規制と技能者の高齢化で、受注があっても人が足りない。人を確保できる会社は、価格を上げ、受注を選べる。確保できない会社は、仕事を断るしかない。これは強者に有利で、中堅には厳しい。

電力会社の側の変化にも注意がいる。電力会社はコスト削減のため、系列の工事会社への随意契約を競争発注に切り替えてきた。東北電力も同じ方向にある。10年のうちに、系列の安定した受注という下支えが細る可能性は、業種のノートが示す悲観の筋書きと同じだ。

資本政策と M&A

還元の方針は、連結配当性向40%以上を基本とする。中計の期間中は、自己株式の取得を含めた総還元性向を50〜60%とする。2026年3月期は配当性向40.5%の見込みだった。自社株買いは約85億円を予定し、東北電力からの取得と市場での取得の両方を使う。

成長投資は約800億円と大きい。内訳は事業投資が約280億円、設備が約270億円、人財が約150億円、IT・DXが約100億円だ。事業投資のうち買収に回る額は読めない。きんでんが同業の弘電社を約850億円で買ったように、業界は人手を買う動きに入っている。ユアテックも施工力を買う側に回るなら、のれんの重さに注意がいる。

東北電力が約4割を持つ構図は、資本政策の最大の論点だ。東北電力は持分法適用の親会社に近い存在で、ユアテックが自社株を東北電力から買うのは、持分を減らす動きとも読める。持分の整理が進めば、市場で売買される株が増える。逆に、東北電力が持分を維持するなら、他社に買収される可能性はほぼない。

政策保有株式の方針は、今回の資料では確認できなかった。海外のベトナム子会社の損失とのれんの減損は、2026年3月期の純利益を押し下げた。買収した会社の統合の実績を、数字で確認していく段階にある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

東北電力との関係は、リスクではなく資産だ。東北6県と新潟の配電・送電設備を、これだけの規模で施工できる会社は他にない。古い設備の更新と基幹送電網の増強は、景気と無関係に10年続く。東北と東京をつなぐ送電網だけで約2,000億円の投資が見込まれ、同社の取り分は始まったばかりである。

首都圏の拡大は、まだ序盤にある。東北電力は自ら、データセンターの誘致構想を進めている。同社は関東圏で培った実績を持っており、誘致が当たれば電気設備の工事は連動して増える。中計では「東北・新潟以外」の売上を、2028年度に288億円へ増やす計画だ。人手不足が深刻な業界で、5年で約350名を増やし、定年を65歳に延ばした会社は、仕事を選べる側に回る。

利益率にも上がる余地がある。営業利益率は2020年3月期の3.3%から、2026年3月期の7.1%まで上がった。原価管理と受注の選別で、まだ伸びる。会社は2025年10月に、2028年度の営業利益目標を135億円から200億円へ引き上げた。上方修正した会社は、保守的な計画を立てる傾向がある。

財務の余力は大きい。純現金が時価総額の約2割あり、成長投資の約800億円と、自社株買いを同時に回せる。ROE9%の目標が実現すれば、資本効率は同業並みに近づく。持ち合い関係の整理が進めば、市場の評価も変わる。

慎重な見方

売上の約4割を預ける相手が東北電力ネットワークで、この相手が発注を変えれば、会社の形そのものが変わる。電力会社はコスト削減のため、系列の工事会社への随意契約を競争発注に切り替えてきた。東北電力だけが例外である理由はない。競争発注が広がれば、単価は止まり、採算は削られる。

首都圏の拡大は、簡単ではない。首都圏は関電工の本拠地で、きんでんも民間工事に強い。同社の「東北・新潟以外」の売上は2024年度で179億円と、全体の1割にも満たない。東北・新潟の民間需要は、人口減で伸びない。データセンターを取れる保証はない。

過去最高の営業利益率7.1%は、山の可能性が高い。2026年3月期は、売上が減ったのに営業利益が増えた。原価管理の効果と言えば聞こえはいいが、売上の勢いがない中での増益は、長続きしにくい。ROEは過去10年の中央値が5.5%で、会社が目標とする9%は、資本コストをやっと超える水準だ。

海外も不安が残る。ベトナムの子会社は、大型工事の受注遅れで減収となり、のれんの償却と減損で純利益を押し下げた。2028年度に売上を172億円から293億円へ増やす計画は、実績と並べると高い。

純現金は厚いが、使い切れていない現金でもある。買収の実績が浅い会社が、約800億円の成長投資を回すなら、資本配分の失敗が起きる余地もある。

どちらに重みを置いたか

東北電力向けの更新・増強需要は確かで、利益率が一段上がったことも事実だ。それでも、売上の4割を預ける構造と、民間工事の薄い採算は変わらない。中立の姿は、中計の目標水準を保っても、資本効率が資本コストと並ぶ程度にとどまる。

確率はやや悲観側に寄せた。電力会社の競争発注への流れは業界全体で進んでおり、東北電力向けが4割という集中は、他社より影響が大きい。一方で、更新需要と首都圏の拡大は実現性が高く、悲観が深くなる確率は低く置いた。中立に最も重みを置き、結果として本質価値は今の時価総額をやや下回る。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,019 円2,075 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,255 円862 億円)。 今の値に割り戻すと 2,253 円1,548 億円、今との差 −7.4%、 期待の年率 +5.8%(資本コスト 8.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 5,190 円3,567 億円 1,601 円1,100 億円 +179.1% +10.8% 679 円467 億円
やや楽観 23% 4,106 円2,821 億円 1,441 円990 億円 +128.0% +8.6% 1,276 円877 億円
中立 33% 3,251 円2,234 億円 1,281 円880 億円 +86.3% +6.4% 1,495 円1,028 億円
やや悲観 23% 1,538 円1,057 億円 1,092 円750 億円 +8.1% +0.8% 605 円416 億円
悲観 11% 1,175 円808 億円 815 円560 億円 −18.2% −2.0% 219 円150 億円
加重平均100% 3,019 円2,075 億円1,255 円862 億円 +75.7% +5.8% 4,274 円2,937 億円

今の株価時価総額 2,433 円1,672 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:送電網の増強とデータセンターを取り込み、首都圏と海外が育つ 利益 245 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 5,190 円3,567 億円

東北から東京へ電気を運ぶ基幹送電網の増強が本格化し、電力インフラ工事は量も単価も伸びる。東北電力が進めるデータセンター誘致が当たり、首都圏で積み上げた実績と合わせて民間の屋内配線工事が大きく伸びる。ベトナムの海外事業は黒字で定着し、2020年代に出たのれんの重荷も消える。技能者不足を背景に価格転嫁が進み、営業利益率は今の7%台から一段上がる。増員した350名が戦力になり、リニューアル工事も着実に積み上がる。東北電力との持ち合い関係は安定を保ち、自己株式の取得も続いて資本効率が上がる。同じ地域電力系でも、首都圏と海外に足場を持つ会社として評価が変わる10年になる。

  • 電力インフラ工事:数量 1,540(技術・技能者数(人、推定))× 価格 100(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,540 億円・営業利益 146 億円。送電網増強が本格化し単価も上がる
  • 屋内配線・空調管・情報通信・海外:数量 3,000(技術・技能者数(人、推定))× 価格 81(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,427 億円・営業利益 194 億円。データセンター・首都圏・海外が育つ

倍率:事業の純利益 243 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)112 億円。全体の PER 14.22 倍、時価総額 3,566 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:基幹送電網の整備、東北電力のデータセンター誘致、関東・ベトナムの拡大が同時に進む組み合わせで、実現すれば利益は大きく増えるが条件は多い。

やや楽観 23% やや楽観:電力インフラ更新と民間工事の拡大が着実に利益を押し上げる 利益 205 億円 · PER 13.4 倍 · 株価時価総額 4,106 円2,821 億円

高経年化した配電設備の更新と送電網の整備が、東北電力向け工事の底堅い柱になる。民間では首都圏のデータセンターとリニューアル工事が増え、屋内配線・空調管工事が伸びる。海外はベトナムの工事を絞って採算を優先し、赤字の芽は摘める。人手不足は続くが、受注を選び、単価を上げる動きが定着する。営業利益率は中計の7%台半ばを少し超える水準で落ち着き、配当性向40%以上と自己株式の取得は続く。東北電力の持分も徐々に整理が進み、市場で売買される株が増える。大きな成功ではないが、同業の中で見劣りしない10年になる。

  • 電力インフラ工事:数量 1,470(技術・技能者数(人、推定))× 価格 97(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,427 億円・営業利益 126 億円。老朽設備の更新が底堅く続く
  • 屋内配線・空調管・情報通信・海外:数量 2,900(技術・技能者数(人、推定))× 価格 78(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,259 億円・営業利益 163 億円。首都圏の民間工事とリニューアルが伸びる

倍率:事業の純利益 203 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)112 億円。全体の PER 13.35 倍、時価総額 2,821 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:老朽設備の更新と送電網整備は実現性が高く、中計の目標 200 億円を超える水準は人手の増員と価格転嫁で届く範囲にある。

中立 33% 中立:中計の目標水準を保つが、民間工事の採算は元に戻る 利益 171 億円 · PER 12.6 倍 · 株価時価総額 3,251 円2,234 億円

東北電力向けの配電・送電工事は更新需要で量を保ち、単価は物価並みに上がる。民間の屋内配線・空調管工事は、首都圏のデータセンターやリニューアルで量が少し増える。ただし東北・新潟の民間需要は人口減で伸びず、競争発注が広がれば採算は圧迫される。海外は規模が小さく、利益への寄与は限られる。2026年3月期の営業利益率7.1%は過去最高で、その後は横ばい圏に落ち着く。人手の確保にお金がかかり、価格転嫁は労務費の増加を埋める程度にとどまる。配当性向40%以上の還元は守られるが、成長投資と買収に資金が回り、自己資本は静かに積み上がる10年になる。

  • 電力インフラ工事:数量 1,400(技術・技能者数(人、推定))× 価格 96(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,340 億円・営業利益 107 億円。配電・送電は更新需要で量を保つ
  • 屋内配線・空調管・情報通信・海外:数量 2,750(技術・技能者数(人、推定))× 価格 76(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 2,096 億円・営業利益 136 億円。民間は首都圏の増加と東北の減少が相殺

倍率:事業の純利益 169 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)112 億円。全体の PER 12.56 倍、時価総額 2,234 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:東北電力向けの安定した受注と民間工事の拡大が、人口減と競争の激化で相殺される、最も重みを置く筋書き。

やや悲観 23% やや悲観:東北電力の設備投資が絞られ、競争発注が広がる 利益 116 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,538 円1,057 億円

東北電力ネットワークが設備投資を抑え、工事の競争発注を広げる。これまで系列に回っていた受注が、他社との入札に変わり、単価の上昇が止まる。民間では首都圏のデータセンター工事を関電工などに取られ、東北・新潟は人口減で数量が細る。海外のベトナム事業は利益が出ず、のれんの償却と減損が続く。人手不足で人件費は上がるのに、価格に転嫁しきれず、利益率は2020年代前半に近い水準まで戻る。配当は維持するが自己株式の取得は止まり、東北電力の持分整理も進まない。優良さがじわじわ薄れる10年になる。中計の目標だった営業利益200億円には届かず、配当を守るために成長投資へ回す余力も細る。東北電力の持分整理も進まず、株式市場での評価は上がらないまま、地味な電気工事会社として時間が過ぎる。

  • 電力インフラ工事:数量 1,330(技術・技能者数(人、推定))× 価格 93(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,234 億円・営業利益 80 億円。系列の受注が競争発注に変わる
  • 屋内配線・空調管・情報通信・海外:数量 2,550(技術・技能者数(人、推定))× 価格 73(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,867 億円・営業利益 93 億円。首都圏で受注を取り切れず、海外も不振

倍率:余った現金 112 億円を分けると、事業の純利益 114 億円(現金の税後利息を除く)・事業の自己資本 1,990 億円・事業の ROE 5.75%。事業の ROE が資本コスト k 8.0% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.5 倍。事業の稼ぎが資本コストに届かず、増えた自己資本は価値を生まないので、上限の 6 割 8 分 の 8.5 倍に置いた。事業 114 億円 × 8.5 倍 + 余った現金 56 億円(帳簿 112 億円 × 戻り方 0.5)で時価総額 1,057 億円。

確率:電力会社のコスト削減と競争発注の拡大は十分起こりうる話で、東北電力向けが 4 割と高い分、影響が直接出る。

悲観 11% 悲観:構造的に受注と利益率を失う 利益 35 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 1,175 円808 億円

東北電力ネットワークの設備投資が大きく縮み、競争発注が定着して、系列の安定した受注という下支えが細る。同時に首都圏のデータセンターでも価格競争に敗れ、民間工事の数量が減る。単価は物価に追いつかず、人件費だけが上がって利益はほぼ消える。海外は撤退に近い整理に追い込まれ、のれんの減損が出る。東北電力は持分を手放す方向に動き、系列としての安定感を失う。配当は手元の現金を取り崩して維持するが、成長投資は止まる。優良な電気工事会社から、薄利の下請けに近い会社へ変わった10年になる。純現金の厚さだけが救いで、株主に残る価値の多くは、事業ではなく手元の資産に宿る。経営は縮小均衡の中で、現金をどこへ使うかを問われ続ける。

  • 電力インフラ工事:数量 1,120(技術・技能者数(人、推定))× 価格 86(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 960 億円・営業利益 34 億円。電力会社の設備投資が縮み、競争発注が定着
  • 屋内配線・空調管・情報通信・海外:数量 2,100(技術・技能者数(人、推定))× 価格 65(1 人当たり完成工事高(百万円))→ 売上 1,355 億円・営業利益 27 億円。価格競争で数量と単価が落ち、海外も整理

倍率:構造的に受注の採算が崩れ、純利益は 35 億円ほどで稼ぐ力は 440 億円にしかならない。床は売れる資産で測る。回収額から負債を払った残りが約 830 億円。今の自己資本 1,553 億円に対する PBR 0.52 倍(時価総額 808 億円)に置いた。

確率:電力会社の設備投資の縮小、競争発注の定着、海外の失敗が重なる深い負け筋。東北電力に 4 割を預ける構造上、起こりうる最悪の形として置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電力インフラ工事

東北電力ネットワークなどの配電線・送電線・発変電設備の建設と更新、老朽設備の対策工事、再生可能エネルギーの系統接続。

数量技術・技能者数(人、推定)価格1 人当たり完成工事高(百万円)売上営業利益
今 2026/03 1,400 71 1,000 80
10 年後 中立 1,400 96 1,340 107

取り方:東北電力ネットワーク向けが売上の約 4 割(第三者サイト集計)なので、そのうち電力インフラ工事を約 1,000 億円とみた。技術者数は開示がなく、売上を 1 人当たり約 7,100 万円で割った推定値。数量は実質の人数、価格は物価で上がる名目の単価。

屋内配線・空調管・情報通信・海外

ビル・工場・データセンターの電気設備、空調・管工事、情報通信工事、ベトナムなど海外の工事。首都圏でも展開する。

数量技術・技能者数(人、推定)価格1 人当たり完成工事高(百万円)売上営業利益
今 2026/03 2,600 59 1,524 100
10 年後 中立 2,750 76 2,096 136

取り方:全社の売上 2,523 億円から電力インフラ工事を除いた残り。技術者数は開示がなく推定。民間と海外は入札と相見積りで、採算は電力インフラ工事より薄いとみた。5 年で約 350 名を増やす計画を数量の伸びの根拠にした。

リスクと懸念

東北電力への依存

売上の約4割を東北電力ネットワーク向けが占め、議決権の約4割も東北電力が持つ。東北電力が設備投資を絞る、または工事を競争発注に切り替えると、売上と採算が直接ゆらぐ。同業のきんでんが関西電力向け2割弱であるのと比べ、集中が高い。

競争発注の拡大

電力会社は系列工事の随意契約を競争発注に切り替える流れにある。系列に回っていた受注が入札になれば、単価の上昇が止まり、利益率は過去の3〜4%台へ戻りうる。電力インフラ工事の採算が民間並みに下がる影響が大きい。

過去最高の利益率の反動

2026年3月期の営業利益率7.1%は過去最高で、売上が減る中での増益だった。原価管理の効果が一巡すれば、利益は横ばいか減少に転じる。会社は2028年度の営業利益200億円を掲げるが、達成は人手の確保と価格転嫁にかかっている。

海外事業ののれんと損失

ベトナム中心の海外は、2026年3月期に大型工事の受注遅れで減収となり、のれんの償却と減損で純利益を押し下げた。2028年度に売上を約1.7倍にする計画は高く、追加の減損が出れば資本配分の力量が問われる。

首都圏での競争

首都圏は関電工の本拠地で、きんでんも民間工事に強い。データセンター工事の取り合いも新しい競争軸になった。東北・新潟以外の売上は全体の1割に満たず、計画どおり伸びなければ、東北の人口減を補えない。

人手不足と人件費

残業の上限規制と技能者の高齢化で、受注があっても人が足りない。5年で約350名を増やす計画だが、採用と育成の費用は重い。人件費の上昇を価格に転嫁できなければ、利益率は下がる。

東北・新潟の民間需要の縮小

人口減で、東北・新潟のオフィス・商業施設・住宅向けの新設工事は、実質で伸びにくい。電力インフラの更新が下支えになるが、民間工事の数量が細れば、固定費の重い人員を抱えて採算が悪化する。

今後の分かれ目

東北電力ネットワークが基幹送電網の増強と更新工事の発注を前倒しして拡大したら
楽観・やや楽観側に重みを移す。売上の4割を占める柱の量と単価が同時に伸びる。
営業利益率が7%台を保ったまま、東北・新潟以外の売上が計画どおり伸びたら
楽観・やや楽観側の確率を上げる。首都圏の拡大と価格転嫁の定着が実証される。
東北電力が系列工事の競争発注の比率を大きく引き上げたら
やや悲観・悲観側に重みを移す。4割の売上の採算が民間並みに下がる。
ベトナムなど海外子会社で追加の減損や撤退が出たら
やや悲観側に重みを移す。資本配分への評価を下げ、成長投資への信頼も落ちる。
東北電力が持分を大きく手放す動きに出たら
系列の安定感が薄れる反面、市場で売買される株が増え、他社による買収の可能性が出る。受注への影響を見て確率を動かす。
自己株式の取得や増配で、総還元性向が目安の上限を超えて続いたら
ROEが上がり、中立の倍率の根拠が強まる。やや楽観側に重みを移してよい。

見ておくもの

  • 東北電力ネットワークの設備投資計画と競争発注の比率
  • 首都圏のデータセンター受注と東北・新潟以外の売上の伸び
  • 営業利益率が 7% 台を保てるか(2028 年度に営業利益 200 億円)
  • 海外子会社ののれん償却・減損と黒字化
  • 東北電力の持分(約 4 割)の整理と自己株式の取得

倍率と資本コストの決め方

数量は技術・技能者の人数(実質、推定)、価格は1人当たり完成工事高(物価3%を入れた名目)で積んだ。電力インフラは東北電力向けが売上の約4割という集計から約1,000億円と置き、民間・海外はその残りとした。中立の価格は電力インフラで物価並みの1.34倍、民間は入札で競るため1.30倍に置いた。2026年3月期の営業利益率7.1%は過去最高で、中立ではその水準を保つが、さらに上げることはしていない。倍率は利益で決め、RONIC=k+1/2×(ROE−k)、k=基本7.5%+quality0.5%、g4%から出した正当化PERに、中立は10割、楽観側は9割台後半で置いた(事業のROEが資本コストを超えるので、ためた利益は帳簿並みを下回らない)。やや悲観は事業のROEが資本コスト以下なので、1÷kの7割弱とした。悲観は谷の利益でなく、総資産の回収額から負債を払った残り(約830億円)を床にした。今の株価と同業の倍率は最後に比べただけで、結論は今の時価総額を1割ほど下回る「適正」。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 0.5% = 8.0%。理由は quality_why。個別のリスク(東北電力への依存・海外の損失など)は k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(建設業)の AI 分析

割安 TANAKEN1450 解体の元請に特化した無借金の高収益会社。人手が成長の天井だが、今の値段は割安側に傾く 本質価値との差 +117.3% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 住友林業1911 米国最大M&Aで戸数は全米5位級、のれん償却と米金利の重荷が晴れれば今の安値は行き過ぎと見る 本質価値との差 +73.1% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 守谷商会1798 長野の中堅ゼネコン。純利益は史上最高の山で、10年の稼ぐ力に戻して測っても純現金の厚さで割安が残る 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 大東建託1878 相続税対策の建築と136万戸の一括借上げ管理という資産を使わず稼ぐ二本柱で、着工減・空室・金利の逆風を確率で織り込んでも今の値段はやや割安に見える 本質価値との差 +68.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 東建コーポレーション1766 国内の賃貸アパート一本。厚い現金は創業家支配の下で戻る保証がなく半分だけ数えるが、10年の中立で今の値段はやや割安 本質価値との差 +68.1% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 美樹工業1718 姫路の地場ゼネコンにセキスイハイムの販売を併せ持つ。ならした利益で見ても今の値段にはやや安全域がある 本質価値との差 +63.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 新日本建設1879 千葉の建設と分譲マンションで稼ぐ堅い会社。開発の高利益は続かず、厚い現金も株主に戻る保証が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +62.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 徳倉建設1892 名古屋の中堅ゼネコン。厚い現金は安全域だが利益は山の高さにあり、値段は適正圏 本質価値との差 +61.2% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 長谷工コーポレーション1808 首都圏シェア3割超の「特命受注」で稼ぐマンション専業最大手。国内縮小の重石はあるが、今の値段は本質価値を 1 割半ほど下回る。 本質価値との差 +60.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 大和ハウス工業1925 国内の縮小を米国とデータセンター・物流で埋め、ROE10%前後を保てば、利益の倍率でも借金を足したEVでも今の値段はやや割安。米国の金利と不祥事は確率で織り込んだ 本質価値との差 +59.7% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 積水ハウス1928 国内の縮小を賃貸・都市再開発の含み資産とMDC買収後の米国で埋める構図。今のPBR1.03倍は中立ROE10%前後に対して割安寄り 本質価値との差 +59.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 南海辰村建設1850 親会社の鉄道・商業施設の工事に支えられる小粒のゼネコン。現金が厚く、稼ぐ力に比べて値段は低い 本質価値との差 +58.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ソネック1768 東播磨の地場ゼネコン。今期は大型の完成が重なった山で、ならした稼ぐ力から見ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +57.0% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 千代田化工建設6366 最高益は一過性。優先株を返し終えてからが普通株主の本番で、稼ぐ力は年 200 億円台と見る 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 田辺工業1828 プラント保全の安定した稼ぎと厚い純現金が支えだが、最大顧客への依存と利益率の山が重なり、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ 本質価値との差 +52.2% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 サイタホールディングス1999 砕石と生コンで稼ぐ福岡の土木会社。現金が時価総額に迫る割安さは本物だが、受注の薄さと還元の乏しさが重しになる 本質価値との差 +45.4% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 三晃金属工業1972 金属屋根の専業で、実質無借金。現預金が時価総額の6割あるが、利益は薄く、新築の縮みが重い 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 第一カッター興業1716 コンクリート切断・穿孔の最大手。利益率は谷から戻りかけ、時価総額の半分強が現金という会社 本質価値との差 +45.3% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 川崎設備工業1777 関電工が5割を握る設備工事会社。利益率13%は山で、10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +43.7% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 藤田エンジニアリング1770 無借金で純現金が時価総額の 4 割強。事業は堅実だが現金の使い方が課題。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +43.1% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 ナカボーテック1787 港湾の防食で首位級の専業。株主が替わり資本が軽くなった今の値は、利益の質に見合う水準より低い 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 協和日成1981 東京ガス向けのガス管・給湯工事が売上の半分強。利益は薄いが、時価総額に近い金融資産を抱える 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 太洋基礎工業1758 名古屋の基礎工事の専門会社。現金は時価総額の8割に迫るが、筆頭株主の下で眠ったまま。今の値段はほぼ適正で、割安とは言えない 本質価値との差 +35.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 暁飯島工業1997 茨城の設備工事の老舗。改修の波で稼ぎは山にあるが、厚い現金を引くと事業の値段は控えめ 本質価値との差 +34.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 ライト工業1926 地盤と斜面の専業は堅実だが、利益率は山の上にある。10年でならすと、今の値段は価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +33.8% · 10 年 割安(年 +8.7%) 割安 ショーボンドホールディングス1414 補修に絞った高収益の会社。利益は山に近いが、10年でならしても今の値段には少し余裕がある 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +8.8%) 割安 NITTOH1738 名古屋の地味な改修・防除会社。無借金で現金も厚く、利益の安定に対して値段はやや安い 本質価値との差 +32.4% · 10 年 割安(年 +10.2%) やや割安 三東工業社1788 公共土木に支えられた滋賀の小さなゼネコン。現金は厚いが、利益は景気と受注で大きく揺れる 本質価値との差 +29.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 テノックス1905 杭と地盤改良の専門工事会社。自社の工法を設計に織り込む力はあるが、下請けの宿命で利益は薄く、中立で今の値段並み 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 セレコーポレーション5078 東京のアパートを建てて管理し続ける会社。厚い現金の戻りを半分とみて、価値は今の時価総額並みと見る。 本質価値との差 +25.9% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 明星工業1976 保温・保冷工事の専門会社。利益の安定と厚い現金は本物で、残る問いはその現金を株主に返すかどうかだ 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 錢高組1811 資産は厚いが稼ぐ力が薄く、株主に届かない資産では今の値段は少し高い 本質価値との差 +24.8% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 北野建設1866 長野と首都圏で民間建築を請け負う中堅ゼネコン。時価総額の半分近い純現金が価値の支えだが、受注の急減が先行きの影を落とす 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 東亜建設工業1885 港と防衛工事で過去最高益をつかんだ海洋土木の二番手。利益率の山を10年でならすと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 岐阜造園1438 積水ハウスと組んで伸びる造園の専業。利益率は上がったが、値段はその先をほぼ映している 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ヤマウラ1780 長野の工場建築で強い地方ゼネコン。厚い現金と高めの利益率が、十年続くかが分かれ目 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 JESCOホールディングス1434 再エネ・通信・電気設備を一括で請け負う工事会社。需要の追い風と堅い財務があり、今の値段はやや割安とみる 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大末建設1814 記録的な利益の山にいる中堅ゼネコン。10年の価値は今の値段と近い 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 高橋カーテンウォール工業1994 ビルの外壁のコンクリート板で首位の小さな専門メーカー。利益は細ったが、受注残は膨らみ、正味の流動資産だけで時価総額を上回る 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 フィル・カンパニー3267 駐車場の上に店を建てる独自の商品を持つが、建築費と金利の波に弱く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ファーストコーポレーション1430 首都圏マンションの専門ゼネコン。造注方式で不動産へ踏み込み、利益は過去最高だが借入が膨らんだ 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 五洋建設1893 海洋土木の雄は過去最高益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は利益の高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 オーテック1736 空調の自動制御工事で利益率が急上昇した小型のサブコン。利益の山と管工機材の赤字を考えると、確率の加重では今の値段を 2 割強下回る、やや割高 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 日本乾溜工業1771 九州の道路のガードレールと法面を守る小さな工事会社。麻生の傘下に入り、厚い現金は戻りにくい。値段はやや割高 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 キャンディル1446 建物の傷を直す職人の会社。人手不足で単価は上がるが、参入の壁は低く、のれんが自己資本の6割を占める 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 新日本空調1952 空調工事の準大手。利益率が過去最高に乗った今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 鉄建建設1815 鉄道に強い堀はあるが、資本コストを稼げない薄利の会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 北陸電気工事1930 北陸の配電と内線工事に根を張る堅実な会社。厚い現金は安全域だが、親会社の弱り方と利益率の天井が重い 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 大成建設1801 施工不良・談合の傷から回復し過去最高益だが、ROE17.9%は山。中立にならせば本質価値はほぼ今の値段に並ぶ 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 佐田建設1826 群馬の老舗ゼネコン。利益の大半を株主へ戻す方針と厚い純現金が値の支え 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 名工建設1869 JR東海の線路を守る安定の会社だが、資本が太って稼ぐ力は資本コストの手前にとどまる 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 オリエンタル白石1786 橋とケーソンで稼ぐ小粒の技術屋。利益は山を過ぎ、10年でならすと今の値段はほぼ見合う 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 鹿島建設1812 業界最大手の規模と開発事業は本物だが、今のROE12.5%は建設ブームの山で、ならせば9%弱。今のPBR1.5倍はやや割高 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 日特建設1929 法面工事の老舗は、能登の復旧特需の山に立つ。堅い財務は魅力だが、親会社が支配し、割安とまでは言えない 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) 適正 朝日工業社1975 空調工事の準大手。工場とデータセンター向けの稼ぎは本物だが、利益率は異例の山にあり、今の値段はそれを織り込んでいる 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 矢作建設工業1870 稼ぎは本物だが、今の利益は山の高さ。資本を厚くするほど株主の取り分は細る 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本アクア1429 戸建の断熱で首位級、ROEは高いが、住宅の縮みと価格競争、親会社の存在が重い 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 日本リーテック1938 JR東日本の線路の電気設備を握る専門工事会社。稼ぐ力は本物だが、ためた現金と株が株主に戻ってこない 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 クラフティア1959 旧九電工。首都圏に広がる設備工事の稼ぎ頭だが、過去最高益の山が高く、中立なら本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 ナカノフドー建設1827 現金は厚いが稼ぎの波が大きい中堅ゼネコン。海外の山を除くと、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 植木組1867 柏崎の老舗ゼネコン。好況の利益は厚いが、10年先の稼ぎは今を超えにくい 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ベステラ1433 プラント解体の専業。利益率は戻りつつあるが、死亡事故と借入の増加が重く、今の値段は適正圏 本質価値との差 +6.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 森組1853 大阪の中堅ゼネコン。時価総額の 6 割が手元の現金で、事業は物価に追いつくだけの薄利 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 中外炉工業1964 工業炉の国内最大手。本業の稼ぎは堅いが、直近の利益は株の売却益で膨らみ、数量の伸びも乏しい 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 奥村組1833 土木に強い堅実な準大手。山の利益を映す今の値段には、まだ安全域が足りない 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 技研ホールディングス1443 病院の放射線を防ぐ工事と消波ブロックの型枠貸しで稼ぐ小さな建設会社。本業は堅いが、時価総額の2倍近い株を抱え、株主には返さない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大林組1802 2026年3月期の過去最高益は政策保有株売却益込みで実力より高く見え、実力の営業利益率は5%台半ば。今のPBR1.56倍はやや割高 本質価値との差 +5.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社 熊谷組1861 利益は戻ったが山の水準。資本コストに届かない準大手に今の値段は少し高い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 松井建設1810 社寺で440年続く堅実な建築会社。財務は厚いが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し高い 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 トーエネック1946 中部電力系の設備工事会社。利益は過去最高の山にあり、10年の中立でも本質価値は今の時価総額をやや下回る適正圏 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 関電工1942 東京電力への依存が小さい電気設備工事の大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ピーエス・コンストラクション1871 橋の専門ゼネコンは利益の山に立つ。10年でならすと、今の値段は高止まりをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 イチケン1847 稼ぐ力は過去最高だが、資本をためるだけでは今の値段を支えきれない 本質価値との差 +2.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 清水建設1803 上場来初の営業赤字から採算回復が進むが、建築比率が高く開発・海外の多角化は鹿島・大林より薄い。今のPBR1.4倍はやや割高 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日揮ホールディングス1963 LNG プラントの名門だが、稼ぎの波が大きい請負業。厚い現金は見かけほど自由ではない 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 巴コーポレーション1921 資産は厚いが、株主に戻るのは遅い。鉄構の本業は細る市場にあり、今の値段は資産の解放をかなり織り込んでいる 本質価値との差 +1.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 きんでん1944 配電の安定と民間工事の稼ぎを併せ持つ電気工事の最大手。利益率が過去最高の今は、山を割り引いて見たい 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 安藤・間1719 トンネルと原子力に強い質の良いゼネコン。ただ景気の山の利益と見て、今の値段は少し高い 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サンテック1960 純現金と受注の厚みはあるが、利益率は薄く資本コストに届かない。10年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社ミライト・ワン1417 NTT 系の通信工事に建設と測量を足した会社。利益率の改善は本物だが、稼ぐ力に対して今の値段は先を行く 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 高田工業所1966 製鉄所と化学工場の修理を請け負う。受注は厚いが利益率は3%台で、10年先の価値は今の時価総額を下回ると見る 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 北海電工1832 北電グループの配電・設備工事会社。利益は過去最高だが、親会社に預けた現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヤマト1967 群馬の設備工事会社。工場で加工する力は本物だが、利益率が過去最高の今は戻りを見ておきたい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 工藤建設1764 横浜のマンション建築と介護の会社。今期は建設の利益が山で、10年をならすと稼ぐ力は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 −2.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 第一建設工業1799 JR東日本の線路を守る鉄道工事会社。無借金で堅いが、売上の7割強を1社に頼り、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 淺沼組1852 選別受注で稼ぐ力は上向いた。ただ小さな建築専業で波も大きく、今の値段は少し高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 大気社1979 空調と自動車塗装ラインの二本柱。財務は厚いが、利益率が過去最高の今は高く見すぎない 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 インターライフホールディングス1418 人手不足で内装と舞台設備の工事の値段が上がり、利益率は過去の数倍に。追い風が10年続くとは限らず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 若築建設1888 港湾土木に強い老舗に親会社が付いた。ただ稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 福田組1899 新潟の堅実な建設会社だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は少し先を行き過ぎている 本質価値との差 −5.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 日本国土開発1887 純資産に比べ株価は安く見えるが、稼ぐ力が資本コストに届かず、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 タマホーム1419 注文住宅の受注減と赤字を、不動産の利益が覆い隠している。10年で利益は戻るが倍率は上がらず、今の値段には届かない 本質価値との差 −6.5% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 高砂熱学工業1969 空調工事の最大手。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東鉄工業1835 JR東日本の線路を直す、鉄道保守の専業。堅い一方で 1 社頼みと談合の疑いが重い 本質価値との差 −7.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エクシオグループ1951 通信工事で国内最大。データセンターとシステムの採算改善は本物だが、その成果をすでに今の値段が先取りしている 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 シンクレイヤ1724 地方のケーブルテレビ局の光回線化を支える工事と機器の会社。光化の山を越えた後の仕事の量が細り、今の値段でもやや割高と見る 本質価値との差 −8.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 コムシスホールディングス1721 NTT系の通信工事を束ねる堅実な会社。稼ぎは安定しているが、今の値段は成長の分まで先に織り込んでいる 本質価値との差 −8.2% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 戸田建設1860 稼ぐ力は戻ったが、資本コストを上回れない会社に今の値段は少し高い 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 マサル1795 大手ゼネコンの現場で建物のすき間を埋める職人集団。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 ノバック5079 姫路の中堅ゼネコン。受注残は厚いが利益は大型案件の山で、今の値段はやや割高 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 日比谷総合設備1982 NTT 系の安定した顧客に支えられた設備工事の中堅。利益率が過去最高の今は、平常へ戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 株式会社日本ハウスホールディングス1873 檜の注文住宅とホテルの二本柱。自己資本の半分の値段だが、稼ぐ力は薄く、10 年の中立では適正をやや下回る 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 大豊建設1822 地下工事の専業は、親会社が株の半分を握る。10年でならすと、利益の戻りは資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイダン1980 空調工事の準大手。利益率が倍以上に跳ねた今は、元に戻る力を見ておきたい。純現金は強み 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 中電工1941 中国電力系の電気工事会社。利益率が過去最高の今、資本効率は資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 太平電業1968 発電所の保守で稼ぐ堅実な会社。原子力の追い風は織り込み済みで、値段はやや割高 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 世紀東急工業1898 道路舗装の老舗は財務が堅い一方、利益は10年ほとんど伸びていない。今の値段はやや高く、安全域がない 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 西松建設1820 稼ぐ力は戻ったが、借金の重さと景気の振れが重く、今の値段は少し高い 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 レイズネクスト6379 石油・化学設備の保全に強い堅実な会社。ただし親会社グループへの依存と国内石油の縮小が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社髙松コンストラクショングループ1762 請負の質は上がったが、ROEは資本コストにまだ届かない。利益が実質で横ばいなら今の値段は少し高く、川上・川下の育ち次第で評価が動く 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 東急建設1720 建築の採算は改善したが、稼ぐ力は資本コストの手前にとどまり、今の値段には安全域が足りない 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 佐藤渡辺1807 道路舗装と合材の中堅。無借金で現金は厚いが、稼ぐ力は資本コストに届かず、式どおりの価値は時価をやや下回る 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 不動テトラ1813 地盤改良が稼ぐ小さな土木会社。直近は山の利益で、10年でならすと今の値段には余白がない 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社東京エネシス1945 電力設備の保修で稼ぐ東京電力系の中堅。利益は戻ったが、資本の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 テクノ菱和1965 産業空調に強い中堅の工事会社。利益率が過去最高の今は戻りを見るが、厚い自己資本と積み上がる現金が下値を支える 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 日本基礎技術1914 法面・アンカー・地盤注入の専門工事会社。技術で値段を守るが、米国の大型案件は2028年度で一区切り。自己資本の6割の値段でも、価値はそれをやや下回る 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本電設工業1950 JR東日本の電気工事を支える堅い会社。ただ今の利益は一般電気の特需で山にあり、値段はその山を前提にしている 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 四電工1939 売上の約半分を四国電力に頼る小さな電気工事会社。首都圏への拡大は途上で、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 サンヨーホームズ1420 大阪の分譲マンションが稼ぎの柱の中堅住宅会社。最高益はマンションの山で、ROEは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 −21.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電技1723 ビルの空調を自動で動かす制御工事の専業。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去の倍の今は、戻る余地を厚く見る 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 神田通信機1992 企業の電話とネットワークの老舗工事会社。本業は縮む側にあり、厚い現金を足しても値段に届かない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 東亜道路工業1882 利益が10年動かなかった舗装会社。還元は利益いっぱいまで出すが、今の値段は事業の価値を先取りしている 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ウエストホールディングス1407 太陽光の施工から蓄電所の開発へ軸足を移す広島の再エネ企業。利益の山と薄い自己資本を考えると、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 金下建設1897 京都北部の公共工事を担う地場ゼネコン。現金と株は時価総額の倍あるが、本業はほぼ稼がず、その資産も株主に戻る道が細い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 三機工業1961 空調・衛生・電気をまとめて請ける設備工事の中堅。稼ぐ力は本物だが、利益率が過去最高の今は、戻る余地を見ておきたい 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 大本組1793 財務は堅いが稼ぐ力が資本コストに遠く、利益の回復を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 大盛工業1844 東京都の下水道の更新という長い需要を持つ中堅の土木会社。入札の仕事で値決め力は弱く、ROEは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 富士ピー・エス1848 PC橋の専門ゼネコン。技術は確かだが、利幅が薄く借入も重い。今の値段は割高 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 土屋ホールディングス1840 北海道の注文住宅の老舗だが、30 年近く利益率 3% を超えたことがなく、帳簿の資産ほどの価値は生まない 本質価値との差 −41.8% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 テスホールディングス5074 蓄電池の工事と自社発電を柱にする再エネ企業。借入が重く、金利上昇で利益が削られるため、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 東洋エンジニアリング6330 肥料・FPSO の技術を持つ老舗だが、薄い自己資本で案件損失を背負う。今の値段は黒字回復を織り込みすぎ 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 FUJIジャパン1449 北海道発の外壁リフォーム会社。本業は 4 期連続で営業赤字、2025 年の黒字は本社の土地を売った益で、事業の稼ぐ力は立て直しの途中 本質価値との差 −84.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SDSホールディングス1711 省エネ工事の専業だが、18 期赤字の薄い利益を利息が食い、株主の取り分が見えない 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −9.4%)

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読んだ資料

  1. ユアテック 2026年3月期中間決算説明会(logmi Finance)
  2. ユアテック 中期経営計画(edinetdb)
  3. ユアテック 大株主・株主構成(edinetdb)

分析日 2026-10-16