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アメンタム・ホールディングス AMTM

核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)20.57 ドル50 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)21.9 ドル53 億ドル差 −5.9%
10 年後から見ると 適正 価値 20.57 ドル50 億ドル · 差 −5.9% · 期待の年率 +8.0%
期待の年率リターン(10 年)+8.0%資本コスト比 −0.7 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約8.0%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

アメンタムは、米国政府と同盟国にデジタル、宇宙、核、環境修復、装備維持を提供する大手技術サービス会社である。長く持つ株主の目では、核施設や防衛現場での実行力は残るが、人月型デジタル業務のAI代替と重い純負債を考えると、現在の時価総額53億ドルはやや割高だ。5つの筋書きを資本コスト8.75%で現在に戻した価値は約46億ドルとなり、今の値段を約13%下回る。

強みは、機密資格、安全実績、顧客施設への深い組み込み、巨大な契約車両である。2026年7月時点の受注残は482億ドルで、直近12か月の受注高は売上の1.3倍だった。もっとも、資金が付いた受注残は62億ドルにとどまり、政府は契約を都合で終了できる。受注残の大きさを、そのまま独占力と見なしてはいけない。

直近四半期は売上が減った一方、営業利益とFCFは改善し、会社は通期売上見通しを下げながら利益見通しを引き上げた。統合効果と無形資産償却の減少は、GAAP利益を今後押し上げる。ただしデジタル部門の相当部分は工数を売る仕事であり、AIエージェントが調査、運用、文書作成、初級分析を代替すれば、政府が生産性の果実を単価引き下げとして取りに来る。

10年後も会社は必要とされる。だが、強いのは原子力、環境修復、試験、兵站のように人が現場で責任を負う部分であり、全社に広い堀があるわけではない。負債削減を優先し、スポンサー株主の売却と大型買収を抑え、デジタルを成果課金へ移せるかが、本質価値を決める。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、最初の問いは「10年後も顧客が必要とするか」である。核施設の安全、環境修復、宇宙運用、兵器の整備は消えない。機密資格と現場の記録は時間をかけて積み上がり、失敗の許されない業務ほど既存事業者が有利になる。この部分は理解しやすく、長く持てる。

次に見るのは、会計利益ではなく株主へ回せる現金である。2025年度は純利益0.7億ドルに対しFCFが5.2億ドルだったが、差の多くは買収無形資産の償却と運転資金である。設備投資は軽いものの、34億ドル前後の純負債を返すまでは、FCFを自由なオーナー利益と数え切れない。借金を減らした後のGAAP利益が9億ドルへ届く中立の道筋なら、初めて複利の土台ができる。

安全域を狭くするのは、デジタル業務の寿命と価格決定力である。政府との長期関係は強みだが、政府は唯一の大口顧客であり、契約条件を決める側でもある。現場型の事業だけを買えるなら魅力は高いが、人月型IT、のれん、負債、スポンサーの影響までまとめて引き受ける。現在の値段には、統合と利益率改善がかなり進むことが必要であり、十分な安全域はまだ薄い。

何で稼ぐ会社か

事業は二つに分かれる。デジタル・ソリューションズは、情報分析、宇宙システム、サイバー防衛、次世代IT、通信基盤を扱う。2025年度の売上は55億ドルで、国防・情報機関、NASA、民生官庁、通信やデータセンターの顧客に、人材と技術を組み合わせて提供する。契約の64%は原価に手数料を上乗せする方式で、固定価格が26%、時間・材料課金が10%だった。赤字の振れは抑えやすいが、超過利益も政府に分け渡す構造である。

グローバル・エンジニアリング・ソリューションズは、核施設、環境修復、艦艇や航空機などの装備維持、試験、訓練、物流、供給網を担う。2025年度の売上は89億ドルで、原価加算契約が61%を占めた。原子力と環境修復は、許認可、安全文化、長い現場経験が要る。単なる人材派遣より乗り換えが難しく、英国、豪州、米国の核・防衛計画が10年先の需要を支える。

全社売上の81%は米国政府との直接契約で、91%は主契約者として計上した。受注残は2025年度末471億ドル、2026年7月には482億ドルへ増えたが、その多くは未資金の選択年や将来作業である。約30の持分法共同事業も使い、案件によって売上を連結せず利益だけ取り込む。そのため売上の減少が必ずしも経済価値の減少とは限らない一方、共同事業の統制と利益の読みやすさは落ちる。

収益の単位は契約ごとに異なるが、経済の芯は「対象市場の予算×取れるシェア×請求単価」である。人員数だけを増やす古い成長はAIで細る。反対に、核・環境・装備維持は、現場の数量、設備の稼働、規制上の作業量が増えれば売上になる。会社全体は資本集約度が低く、設備投資より、人材、資格、提案力、共同事業の組成が成長の元手である。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、機密取扱資格、政府調達での過去実績、核・環境分野の安全認証、顧客施設に入り込んだ人員、巨大な契約車両へのアクセスである。政府は失敗の費用が大きい任務ほど、実績のある主契約者を選ぶ。核施設や宇宙運用では、担当者を入れ替えるだけでも長い引き継ぎと審査が要る。

しかし堀は「普通」であり、「強い」とまでは言えない。ブーズ・アレン、レイドス、CACI、SAIC、KBR、パーソンズ、ペラトンなどが同じ顧客と人材を奪い合う。契約は再入札され、政府は原価を監査し、便利のため契約を終えられる。原価加算契約は利益を安定させるが、価格を自由に上げる力ではない。Amentumの推定シェアは対象市場の4%台で、規模は有利でもネットワーク効果はない。直近のGAAP営業利益率は3.5%で、レイドスの12%台、CACIの9%台、SAICの7%台を下回る。中立で6%台後半まで戻しても、同業上位ほどの収益力は見込まない。

資本効率は改善余地が大きい。2025年度のGAAP営業利益率は3.5%にすぎないが、買収で生じた無形資産償却は年を追って減る。直近四半期には売上減でも営業利益が増え、統合と契約構成の改善が効いた。一方、純負債は約34億ドル、純負債倍率は3.0倍で、のれん57億ドルは総資産の半分を占める。高いFCFを負債削減へ回して初めて、株主の複利が始まる会社である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

会社が示した対応可能市場は年3,200億ドルで、環境810億ドル、防衛1,340億ドル、民生710億ドル、宇宙190億ドル、情報150億ドルから成る。筆者は重なりを調整し、デジタル部門の実質市場を約1,250億ドル、エンジニアリング部門を約1,950億ドルと見た。2025年度の売上から逆算した実効シェアはいずれも4%台半ばである。同じ3,200億ドルを分母に単純換算すると、レイドスは5%台、ブーズ・アレンは3%台半ば、CACIは3%前後、SAICは2%台となる。事業範囲が完全には一致しない概算だが、政府サービス市場が細分化され、最大手でも圧倒的なシェアを持たないことはわかる。

需要の底は堅い。米国と同盟国は、核抑止、宇宙、サイバー、兵器の稼働率、老朽核施設の処理を止めにくい。原子力発電とAUKUSも、許認可と技術者を要する長期案件を増やす。反対に、財政赤字と高い金利は民生官庁の予算を圧迫する。予算の成立が遅れれば新規作業は止まり、政府が内製化や契約統合を進めれば、受注残があっても売上化は遅れる。

競争相手は、政府ITではレイドス、ブーズ・アレン、CACI、SAIC、KBR、パーソンズ、ペラトン、核・環境ではベクテル、フルア、BWXテクノロジーズ、ハネウェル、ハンティントン・インガルス、ウェスチングハウスである。Amentumは規模と分野の広さで大型案件を追えるが、案件ごとの競争は激しい。中立では、エンジニアリング市場が実質で10年約18%伸び、同社のシェアはほぼ維持すると見る。

最大の構造変化はAIである。デジタル部門のうち調査、運用、文書、分析、初級開発は、人の工数からエージェントの成果へ移る。機密環境への導入は遅いが、遅れることは免除を意味しない。10年後のデジタル市場は今より小さくなり得る一方、核、試験、整備、現場統合は物理的責任が残る。勝敗は、削減された工数を失う会社になるか、成果保証と高難度統合へ移る会社になるかで決まる。

資本政策と M&A

2024年の統合で現在の会社ができ、貸借対照表には57億ドルののれんと20億ドル弱の無形資産が残った。2025年には低採算のRapid Solutionsをロッキード・マーチンへ売却し、事業の整理を進めた。大型買収を重ねて規模を作った経緯から、今後の資本配分では「さらに買う」より、統合効果を現金に変える規律が重要である。

会社は当面、負債削減を最優先とし、2026年7月までに純負債倍率を3.0倍へ下げた。配当や大きな自社株買いの数字の約束はなく、中期には有機成長、選択的M&A、株主還元を並べている。中立の筋書きでは、まず借金を減らし、後半に正味12億ドルを株主へ返すと見た。株式報酬で増える持ち分を差し引いた額である。

ガバナンスでは、Lindsay Goldberg系とAmerican Securities系が各18%前後を保有していた。二者合計の影響力と売却の上値圧力は無視できない。少数株主にとって望ましいのは、スポンサーの出口を高値の買収や増資で作ることではなく、負債を落とし、案件の採算とFCFで企業価値を積み上げることである。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

受注残482億ドルは年商の3年分を超え、直近12か月の受注高は売上の1.3倍である。NASAの長期運用、次世代原子力、機密防衛、通信・データ基盤で大型案件が積み上がり、Amentumは単なる人材供給会社から、設計から運用まで一括で担う主契約者へ近づいている。米国、英国、豪州の核・防衛支出は、景気後退でも止めにくい。会社の設備投資は売上の約0.3%と軽く、受注を人材と共同事業で消化できれば、追加売上の多くを現金へ変えられる。

2026年度第3四半期は、売上が2%減っても営業利益が67%増え、GESの調整後利益は9%伸びた。契約を共同事業へ移したため連結売上が減った案件もあり、表面の減収ほど経済性は悪くない。買収無形資産の償却は毎年減り、負債も返済される。売上が緩やかでも、GAAP利益とFCFは売上より速く伸びる余地が大きい。

AIも全部が脅威ではない。機密網、宇宙、核施設では、モデルを導入するだけでなく、データの権限、安全、検証、説明責任まで統合する必要がある。Amentumが既存契約の中でAIを生産性向上と成果課金へ変えられれば、少ない人員で同じ任務を担い、顧客と節約を分け合える。楽観ではデジタルの実質市場とシェアがともに伸び、エンジニアリングも原子力の拡大を取り込み、10年後の純利益は15億ドル近くへ届く。

さらに、2026年には次世代原子力、重要デジタル基盤、機密防衛で大型受注が続き、核事業の拠点も拡充した。これらは一般ITより契約期間が長く、技術者の代替も難しい。GESの構成比が上がれば、AIでDSの工数が減っても全社利益の質は改善する。負債倍率を2倍未満へ落とした後に還元を始めれば、株主は事業の成長と財務改善の両方を受け取れる。

慎重な見方

受注残の大半は未資金で、政府は選択年を行使せず、契約を都合で終えられる。売上の81%を米国政府に依存し、財政赤字、つなぎ予算、調達改革、内製化が同時に起きれば、案件の開始と更新が遅れる。原価加算契約は損失を抑えるが、政府が原価を監査するため、値上げで利益率を広げる余地も小さい。会社自身の長期計画でも毎年10〜15%の売上が再入札にかかるため、受注残が厚くても競争から逃れられない。

デジタル部門は、価値のある機密統合と、人の工数で売る一般的な作業が混在する。AIエージェントは調査、監視、文書、コード、初級分析を一人分から複数人分へ置き換える。政府調達は移行が遅いが、一度標準が変われば、生産性の利益は単価の引き下げや人員削減として顧客へ渡る。Amentumが成果課金へ移れなければ、売上と採用力の両方を失う。

財務の余裕も厚くない。純負債は約34億ドルで、借り換え金利が上がれば利益を削る。のれん57億ドルは現在の時価総額を上回り、契約喪失やAIによる成長率低下があれば減損が自己資本を大きく削る。固定価格案件の超過費用、共同事業の統制、スポンサー株主の売却、大型M&Aが重なれば、FCFは負債返済に消える。悲観ではデジタル売上がほぼ半減し、エンジニアリングもシェアを失い、10年の累計利益は減損込みで赤字になる。

政府サービスでは、規模が大きいことが必ずしも高い再投資利回りを生まない。優秀な人材は競合へ移り、案件を取るには賃金と提案費が要る。スポンサー株主が出口を急ぎ、経営が大型買収で成長率を補おうとすれば、のれんと負債が再び増える。利益率が同業下位のままなら、償却が減っても本当の競争力は高まらず、株主還元が始まる前に次の統合費用を負う。

どちらに重みを置いたか

必要性の高い現場業務と直近の利益率改善では強い見方が勝つが、全社の価格決定力とデジタル業務の寿命では慎重な見方が勝る。中立を32%で最大とし、やや悲観と悲観を合計40%にした。AI代替はすでに各セグメントの数量とg_longへ入れており、確率では重ねていない。悲観側を厚くした理由は、純負債、未資金受注、固定価格案件、のれん、スポンサー支配が同時に残るためである。楽観側は28%で、原子力の拡大、統合、負債削減がそろう場合に限る。現場型GESだけを見れば魅力もあるが、株主はDSと財務を一体で引き受ける。確率加重価値は現在の時価総額を約13%下回り、結論はやや割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 40.96 ドル100 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 4.37 ドル11 億ドル)。 今の値に割り戻すと 20.57 ドル50 億ドル、今との差 −5.9%、 期待の年率 +8.0%(資本コスト 8.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 78.34 ドル191 億ドル 11.50 ドル28 億ドル +310.8% +16.8% 8.98 ドル22 億ドル
やや楽観 18% 61.19 ドル149 億ドル 7.39 ドル18 億ドル +213.6% +13.1% 12.35 ドル30 億ドル
中立 32% 50.32 ドル123 億ドル 4.93 ドル12 億ドル +152.6% +10.3% 17.68 ドル43 億ドル
やや悲観 25% 22.34 ドル54 億ドル 1.23 ドル3 億ドル +7.8% +0.8% 5.89 ドル14 億ドル
悲観 15% 2.79 ドル7 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −87.2% −18.6% 0.42 ドル1 億ドル
加重平均100% 40.96 ドル100 億ドル4.37 ドル11 億ドル +107.2% +8.0% 45.32 ドル110 億ドル

今の株価時価総額 21.87 ドル53 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 楽観:原子力と高難度統合が伸び、AIを成果課金へ変えて利益が15億ドル近くへ 利益 15 億ドル · PER 12.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 78.34 ドル191 億ドル

2035年度、DSの一般的な工数業務は実質数量が現在の0.90倍へ減るが、機密データ統合、宇宙運用、サイバー、重要通信は1.50倍へ伸びる。人月型の価格指数は1.40、機密・高難度型は1.42となり、DS売上は91億ドル、営業利益率は9%へ改善する。AIを人数削減だけでなく成果保証に変え、顧客と節約を分け合う。

GESは原子力、環境修復、AUKUS、装備維持で、実質市場とシェアを合わせた数量が約44%伸びる。売上180億ドル、利益率7.8%となる。負債は大きく減り、無形資産償却もほぼ終わる。10年の純利益累計70億ドルから正味28億ドルを株主へ返し、自己資本は87億ドルへ増える。負債返済後も大型買収を避け、還元はFCFの範囲内に収める。受注残の資金化率が上がり、共同事業へ移る案件でも持分利益を確実に回収する。

  • デジタル・ソリューションズ(人月・工数型):数量 27.4(人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.40(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 38 億ドル・営業利益 3 億ドル。実質数量は現在の0.90倍。成果課金へ移り、価格は10年で約1.40倍。
  • デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合):数量 37.4(機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.42(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 53 億ドル・営業利益 5 億ドル。実質数量は1.50倍。機密・宇宙・サイバーのシェアを保ち、価格は物価並み。
  • グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ:数量 127(核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.41(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 180 億ドル・営業利益 14 億ドル。市場拡大と小幅なシェア上昇で実質数量は約1.44倍、価格は物価並み。

倍率:事業ROEは14.8÷87.0=17.0%。堀は普通で残る割合1/2で、RONIC=8.75%+1/2×(17.0%−8.75%)=12.88%。g_long2.0%、k8.75%から、10年目利益に対する正当化PERは12.76倍であり、AIエージェント代替の決まりに従い楽観では上限そのものを使う。純利益はGAAPで、余った現金は別に足していない。

確率:核・環境・防衛の実質需要が強く、DSがAIで工数を減らしつつ契約額を守り、負債削減と統合が計画以上に進む展開。三条件がそろうため1割とした。

やや楽観 18% やや楽観:核・防衛の伸びと統合効果がAIによる工数減を上回る 利益 11 億ドル · PER 12.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 61.19 ドル149 億ドル

2035年度、DSでは一般ITの工数が減る一方、宇宙、情報、サイバー、データ基盤の比重が上がる。人月型の実質数量は0.80倍、機密・高難度型は1.35倍となる。価格指数はどちらも1.33前後で、DS売上は78億ドル、営業利益率は8.2%へ改善する。政府がAIの節約を相当取り込むため、売上の伸びは物価を下回るが、採用と間接費の効率化で利益は増える。

GESは核施設、環境修復、装備維持で、実質市場とシェアを合わせた数量が約28%伸びる。売上159億ドル、利益率7.3%となる。負債削減が順調で、利息と無形資産償却の重荷が軽くなる。10年の純利益累計58億ドル、正味還元18億ドル、自己資本85億ドルで、GAAP利益は11億ドル台へ届く。受注残の資金化率も改善し、売上の読みやすさが今より高まる。新規受注の採算を優先し、低収益の売上を追わないことが利益率改善を支える。

  • デジタル・ソリューションズ(人月・工数型):数量 24.4(人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.33(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 33 億ドル・営業利益 2 億ドル。実質数量は0.80倍。AIで工数を減らし、一部を成果課金へ移す。
  • デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合):数量 33.7(機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.34(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 45 億ドル・営業利益 4 億ドル。実質数量は1.35倍、価格は物価をやや下回る。
  • グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ:数量 113(核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.40(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 159 億ドル・営業利益 12 億ドル。市場とシェアを合わせた実質数量は1.28倍、価格は物価近辺。

倍率:事業ROEは11.3÷85.0=13.3%。堀は普通で残る割合1/2でRONICは11.02%。g_long2.0%、k8.75%から10年目利益に対する正当化PERは12.37倍となる。AIエージェント代替の決まりに従い、やや楽観ではこの上限そのものを使う。純利益はGAAPで、株式報酬を費用に含む。

確率:GESの長期案件と利益率改善は十分あり得るが、DSの全量が成果課金へ移るとは見ない。実行が良好な場合として2割弱を置いた。

中立 32% 中立:現場型事業が伸び、人月型デジタルは縮むが、償却と利息の減少で利益は回復 利益 9 億ドル · PER 12.1 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 50.32 ドル123 億ドル

2035年度、DSの55%を占めると推定した人月・工数型業務はAIエージェントで0.65倍へ縮む。残る機密宇宙・高難度統合は1.25倍へ伸びる。前者の売上は25億ドル、後者は39億ドルで、DS合計は63億ドル、営業利益率は7.5%となる。売上は大きく伸びないが、低付加価値人員の減少で利益率は改善する。

GESは核・環境・装備維持の実質市場が10年で約18%伸び、シェアをほぼ守る。売上143億ドル、利益率6.8%となる。全社営業利益は14億ドル弱、純利益は9億ドルへ増える。10年の累計純利益49億ドルから正味12億ドルを還元し、自己資本は82億ドルとなる。増益の主因は売上の急成長ではなく、無形資産償却と利息の減少、統合後の間接費削減である。毎年の再入札では大型案件の一部を失うが、核・宇宙・防衛の新規案件でほぼ埋め戻す。

  • デジタル・ソリューションズ(人月・工数型):数量 19.8(人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.25(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 25 億ドル・営業利益 1 億ドル。AIエージェント代替で実質数量0.65倍、価格1.25倍。成果課金は限定的。
  • デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合):数量 31.2(機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.23(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 39 億ドル・営業利益 3 億ドル。実質数量は1.25倍だが、競争と顧客の生産性還元で価格は物価を下回る。
  • グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ:数量 102(核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.41(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 143 億ドル・営業利益 10 億ドル。市場拡大と小幅なシェア低下を合わせ実質数量は1.15倍、価格は物価並み。

倍率:事業ROEは9.0÷82.0=11.0%。堀は普通で残る割合1/2でRONIC=8.75%+1/2×(11.0%−8.75%)=9.86%。g_long2.0%、k8.75%から10年目利益に対する正当化PERは12.05倍となる。AIエージェント代替の決まりに従い、中立では上限そのものを使う。純利益はGAAPである。

確率:会社の契約基盤と原子力の需要を認めつつ、AIでDSの人月業務が縮む中心ケースである。統合効果も全否定せず、最も起こりやすい筋書きとした。

やや悲観 25% やや悲観:AIと予算抑制でDSが縮み、GESも更新の遅れで利益率を落とす 利益 5 億ドル · PER 9.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 22.34 ドル54 億ドル

2035年度、政府はAIで一般IT、分析、文書、運用の工数を削り、複数契約を統合する。人月型の実質数量は現在の0.50倍、機密・高難度型も0.90倍へ落ちる。価格指数も物価を下回り、DS売上は44億ドル、営業利益率は5.5%となる。機密資格は会社を残すが、超過利益を守るほどの堀にはならない。

GESは核・環境の長期案件を保つ一方、つなぎ予算、固定価格案件、共同事業への移行で売上化が鈍る。売上116億ドル、利益率5.8%となる。負債返済は進むものの遅く、株主還元は10年で正味3億ドルにとどまる。累計純利益28億ドル、自己資本70億ドル、10年後純利益4.5億ドルの低収益会社になる。のれんの一部を減損するが、資金繰りと上場は維持できる。売上を守るための入札値下げと技術者の賃上げが重なり、改善余地を食う。

  • デジタル・ソリューションズ(人月・工数型):数量 15.2(人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.13(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 1 億ドル。実質数量は0.50倍。更新時に人員と実質単価を削られる。
  • デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合):数量 22.4(機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.20(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 27 億ドル・営業利益 2 億ドル。実質数量は0.90倍。機密案件は残るがシェアを失う。
  • グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ:数量 87.2(核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.33(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 116 億ドル・営業利益 7 億ドル。実質数量はほぼ横ばい、価格は物価を下回る。

倍率:事業ROEは4.5÷70.0=6.4%でk8.75%を下回るため、利益ベースの上限は1÷kを超えない。g_longは低成長を踏まえ2%以下だが、構造的なシェア低下と弱い再投資利回りを反映し9.5倍とした。これは中立12.05倍より低い。時価総額はGAAP純利益4.5億ドル×9.5倍=42.75億ドル。

確率:AI代替はすでに数量とg_longへ入れている。確率25%は、政府予算の遅延、契約移行、低い価格決定力、重い負債が同時に利益回復を鈍らせる不確実性に対して置いた。

悲観 15% 悲観:人月型DSが半減し、契約喪失と減損で自己資本が大きく傷む 利益 1 億ドル · PER 8.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2.79 ドル7 億ドル

2035年度、DSの一般的な人月業務は実質数量が0.40倍へ縮み、宇宙・機密案件でも新興のソフト企業と大手競合にシェアを奪われ、0.70倍へ落ちる。価格指数は両方とも1前後にとどまり、DS売上は29億ドル、営業利益率は2.5%まで下がる。AIの生産性を顧客へ渡すだけで、Amentum自身の成果報酬は育たない。

GESも大型契約の喪失、安全・工程問題、政府予算の凍結が重なり、売上78億ドル、利益率3.5%へ下がる。顧客関係資産とのれんを約25億ドル減損し、10年の累計純利益は減損込みでマイナス25億ドルとなる。還元はなく、自己資本は20億ドルへ減る。事業は継続するが、10年後純利益は0.8億ドルしか残らず、優良な政府請負会社ではなくなる。借り換え条件も悪化し、FCFの大半が利息と返済に回るため、新しい能力への投資が細る。

  • デジタル・ソリューションズ(人月・工数型):数量 12.2(人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 0.99(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 12 億ドル・営業利益 0 億ドル。実質数量は0.40倍。価格もほぼ据え置きで営業利益は残らない。
  • デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合):数量 17.5(機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 0.99(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 1 億ドル。実質数量は0.70倍。機密・高難度でもシェアと実質単価を失う。
  • グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ:数量 62.4(核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当))× 価格 1.25(請求単価指数(2025年=1))→ 売上 78 億ドル・営業利益 3 億ドル。市場縮小とシェア低下で実質数量は0.71倍、価格も物価を大幅に下回る。

倍率:事業ROEは0.8÷20.0=4.0%でk8.75%を下回り、再投資は価値を作らない。構造的な契約喪失とAI代替を反映し、中立12.05倍、やや悲観9.5倍より低い8.5倍とした。時価総額はGAAP純利益0.8億ドル×8.5倍=6.8億ドル。稼ぐ力0.8÷8.75%=9.1億ドルと、売れる資産の税後1.0億ドルの大きい方を超えない。

確率:AI代替は数量とg_longへ入れており、確率で重ねていない。15%は、固定価格損失、重大な契約喪失、減損、負債制約が重なる深い失敗の可能性に対して置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

デジタル・ソリューションズ(人月・工数型)

IT運用、調査、文書、分析、初級開発など、人の時間を主に売ると推定した部分。会社は内訳を開示していないため、DS売上の55%と仮定する。

数量人月・工数型の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当)価格請求単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 30.5 1.00 30 1
10 年後 中立 19.8 1.25 25 1

取り方:会社開示のDS売上55.43億ドルを、サービス内容と原価加算・時間課金の比重から55%を人月・工数型、45%を機密・高難度統合型と推定した。DS対応市場1,250億ドルの55%に実効シェア4.43%を掛け、数量30.49億ドル相当とした。価格は2025年を1とする。AIエージェント代替の型に該当し、中立の実質数量は10年で0.65倍、価格は1.25倍とする。成果課金の大口売上は会社がまだ開示していないため、楽観でも数量は現在を超えない。

デジタル・ソリューションズ(機密・高難度統合)

機密宇宙システム、サイバー防衛、重要通信、データ基盤など、資格、安全、顧客環境への統合が価値の中心と推定した部分。

数量機密・高難度統合の対応市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当)価格請求単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 24.9 1.00 25 1
10 年後 中立 31.2 1.23 39 3

取り方:DS売上の45%を、機密資格、宇宙運用、サイバー、重要インフラの統合に分けた推定である。DS対応市場1,250億ドルの45%に実効シェア4.43%を掛け、数量24.94億ドル相当とした。記録の正本としての低解約率や法令値上げの数字は開示されていないため、AIリスク上の強い『記録の正本』型にはしない。AIは工数を減らすが、権限管理、検証、安全責任、顧客固有環境への実装が残るため、中立の実質数量は1.25倍とした。

グローバル・エンジニアリング・ソリューションズ

核・環境修復、装備の試験・維持、訓練、兵站、供給網を世界の政府と同盟国向けに担う。現場責任と許認可の比重が高い。

数量核・環境・防衛エンジニアリング市場×Amentum実効シェア(2025年価格の実質、億ドル相当)価格請求単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 88.5 1.00 89 3
10 年後 中立 102 1.41 143 10

取り方:会社の市場区分から環境810億ドル、防衛の70%、民生の30%を割り当て、重複を丸めて実質市場1,950億ドルとした。2025年度売上88.50億ドルから実効シェア4.54%、数量88.50億ドル相当となる。価格は2025年を1とする。GAAP営業利益は全社利益を調整後EBITDA比で配分した。約80%は核、環境、装備維持など現場型、20%は設計・文書など事務型と推定し、AIは後者の工数を削るが、許認可、安全責任、物理作業は置き換えにくい。

リスクと懸念

AI エージェント代替

デジタル部門の調査、監視、文書作成、初級分析、運用、開発は人月から成果へ移る。機密環境への導入は遅くても、政府が生産性の改善を人員削減と単価引き下げで回収すれば、売上は利益より先に縮む。成果課金へ移れるかが最大の分岐である。とくに更新時の人員削減率と契約総額を追う必要がある。

政府予算・資金化・内製化

受注残482億ドルのうち資金が付いた部分は62億ドルで、多くは選択年と将来作業である。つなぎ予算、債務上限、政策転換、政府の内製化により、開始延期、作業量削減、契約終了が起こる。受注残の増加だけでは売上と利益を保証しない。政権交代で重点分野が変わる点も、10年では避けられない。

固定価格案件と実行

売上の約4分の1は固定価格で、賃金、工程、供給網の見積もりを誤ると超過費用を会社が負う。核、宇宙、防衛は安全と納期の失敗が再入札資格や評判にも及ぶ。共同事業の相手が法令や品質を守らない場合も、Amentumの資格停止につながり得る。利益率の低い会社では一件の失敗でも年利益への影響が大きい。

負債と借り換え

2026年7月の純負債は約34億ドル、純負債倍率は3.0倍である。借り換え金利が約5.75%へ上がり、売上が停滞すれば、利息と返済が成長投資と還元を圧迫する。FCFが運転資金でぶれる年には、レバレッジ低下が計画より遅れる。大型買収を再開すれば、この改善は簡単に逆回転する。

のれん・無形資産の減損

のれん57億ドルは総資産の約半分で、顧客関係などの無形資産も20億ドル弱ある。契約喪失、AIによる成長率低下、統合効果の未達が続けば、減損は自己資本を大きく削る。非現金でも、過去の買収で払った価値が戻らない証拠になる。債務契約と買収余力への心理的な影響も無視できない。

スポンサー株主と資本配分

Lindsay Goldberg系とAmerican Securities系は各18%前後を保有していた。大量売却は上値を抑え、取締役や資本政策への影響も大きい。スポンサーの出口を優先して高値のM&Aや増資を行えば、少数株主の取り分が薄くなる。二者が同じ方向に動けば、通常の機関投資家より議決権の集中度が高い。関連当事者との契約や取締役構成も継続して点検する必要がある。

技術者・機密資格・安全文化

価値の源は、機密資格を持つ技術者と事故を避ける現場文化である。人材不足、賃金上昇、資格審査の遅れ、労務問題で契約を履行できなければ、売上を取っても利益が残らない。核や宇宙での重大事故は、賠償以上に受注資格を損なう。AIで若手の訓練機会が減ると、将来の熟練者不足も深くなる。

今後の分かれ目

純負債倍率が2028年度までに2倍を下回り、GAAP利息費用もはっきり減ったら
FCFを株主還元と成長投資へ回せる段階に入る。中立の正味還元を増やし、楽観・やや楽観の確率を上げる。
デジタル部門が人員数ではなく成果で課金し、AI関連の受注額と利益率を継続開示したら
AIを代替ではなく道具として取り込んだ証拠になる。DSの中立数量を0.92倍から引き上げ、g_longも2%超へ見直す。
DSの売上が2年以上減り、受注高も売上を下回ったら
AI、内製化、競争による構造的な縮小を疑う。中立をやや悲観へ寄せ、DSのシェアと営業利益率を下げる。
原子力・環境分野の新規受注が年商を上回るペースで続き、GESの利益率が8%へ近づいたら
現場型の堀が全社を支える。GESの実質市場とシェアを楽観側へ寄せ、全社の利益の質を一段高く見る。
固定価格案件で大きな損失、資格停止、重大な安全事故のいずれかが起きたら
単年度の費用だけでなく、再入札と顧客信頼への波及を織り込む。悲観の確率と減損額を増やす。
スポンサー持ち分が秩序ある売却で10%未満になり、大型買収より負債削減を続けたら
少数株主との利害がそろい、資本配分の不確実性が下がる。ただし事業の倍率は市場価格でなく利益の質から判断する。

見ておくもの

  • DSとGESの売上、受注高、受注残、book-to-billの四半期推移
  • 受注残のうち資金化済みの額と、未資金分の売上化率
  • 純負債、純負債倍率、現金利息、任意返済額
  • GAAP営業利益率と無形資産償却費、調整後利益との差
  • DSの人員・契約単価・成果課金・AI関連受注の開示
  • GESの原子力・環境・AUKUS案件の受注と利益率
  • 固定価格契約の損失、契約抗議、資格停止、安全事故
  • スポンサー株主の持ち分、二次売出し、M&Aと正味株主還元

倍率と資本コストの決め方

今の時価総額や同業のPERを見る前に、DSとGESを、実質市場×実効シェアを数量に置き、請求単価指数を価格に置いて積み上げた。AIエージェント代替はDSの人月型55%に数量0.65倍を使い、現場・機密型45%の伸びと加重して中立数量0.92倍とした。全社の10年後以降のg_longは2%で、kの寿命には重ねていない。

中立の事業ROEは11.0%、moatはnormalなのでRONICは9.86%。k8.75%、g2%から10年目利益に対する正当化PERの上限は12.05倍となり、AIエージェント代替の決まりに従い、上限そのものの12.05倍を使った。現在・過去・同業の市場倍率は根拠にしていない。結果として確率加重の現在価値は約46億ドルで、台帳の時価総額53億ドルを約13%下回る。結論に合わせるため利益、倍率、確率を逆算していない。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k=基本8.0%+quality0.75%=8.75%。個別の契約失注、統合、スポンサー支配、AI実装の成否はkへ足さず、数量、利益率、確率で表した。事業継続が危うい状態ではないため上乗せはない。

同じ業種(資本財・サービス)の AI 分析

割安 ライアンエアー・ホールディングスRYAAY 欧州最大の低運賃航空網と厚い財務が競争力を支える。燃料・脱炭素の費用を織り込んでも十年先の稼ぐ力には余地があり、割安と見る。 本質価値との差 +56.7% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズBFAM 代替保育の企業契約と供給網は強いが、英国の安全管理問題が信用を揺らす。十年先の利益と還元で見れば、現在の評価はほぼ適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 グルポ・アエロポルトゥアリオ・デル・スレステASR 空港の地域独占は強いが、コロンビアの権益満了と大型買収後の負債は重い。利益と還元から測る本質価値は現在の時価総額を約16%上回り、やや割安 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ADTADT 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適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

  1. Amentum Holdings, Inc. Form 10-K for fiscal year ended October 3, 2025
  2. Amentum Reports Third Quarter Fiscal Year 2026 Results
  3. Amentum Capital Markets Day Presentation

分析日 2026-10-23