株譜
AI 銘柄分析 · 資本財・サービス · 試作

RBCベアリングス RBC

航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)167.06 ドル53 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)462.2 ドル146 億ドル差 −63.9%
10 年後から見ると 割高 価値 167.06 ドル53 億ドル · 差 −63.9% · 期待の年率 −3.3%
期待の年率リターン(10 年)−3.3%資本コスト比 −10.8 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約3.9%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

RBCベアリングスは、航空機や艦船、工場設備の中で摩擦を減らし、精密な動きを支える部品メーカーである。部品を交換する際にも設計認証と納期が障壁になり、事業の質は高い。しかし、長期保有する株主の目で見ると、現在の時価総額には利益の伸びが先取りされすぎており、評価は割高である。

航空宇宙・防衛では航空機の増産、米海軍の艦艇やミサイルの需要が追い風だ。2026年3月期の防衛売上は買収を含め大きく伸び、同年6月末の全社受注残は23億ドルに達した。産業用でもドッジの据付軸受と駆動部品が、工場の既存設備を保守する需要に支えられている。翌四半期の営業利益率が27%に上がったことは、強い収益力を示す実績である。

それでも、買収で膨らんだのれんと無形資産は大きく、会計上の自己資本利益率は一桁台にとどまる。現金は借金より少なく、普通株には継続配当がなく、2019年に設けた買戻し枠も実際には使われていない。会社の規模を拡大することと、株主に投じた資金が高く増えることは同じではない。

中立では、航空宇宙の数量が産業用を上回って伸び、価格にも物価上昇を反映できる。ただし、10年後は買収効果の一巡と設備循環を考え、営業利益率を現在より少し高い程度にとどめる。5筋書きの現在価値は約51億ドルで、基準時価総額約149億ドルの3分の1ほどとなる。割安さを見込んで買うには、事業の良さとは別に大きな安全域が欠けている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、機械の中に入り込んだ小さな部品を作る事業は魅力的である。部品が故障して設備を止める損失に比べれば、その購入価格は小さい。航空機では数年がかりの承認と実績が物を言い、産業用では手元に交換品を持つ販売網が強い。単に安く作るだけの競争にはなりにくい。

しかし、長く持つ株主が所有するのは売上ではなく、再投資後に残る利益である。RBCは現場で優れた利益率を稼ぐものの、これまでの買収対価を含む自己資本に対しては高い利回りをまだ示していない。巨額ののれんを除いて収益性だけを褒めると、過去の買収資金をなかったことにしてしまう。2026年6月期の利益率が高かった事実も、10年続く平均の収益性とは切り分けたい。

オーナー利益の基礎になる現金創出力は強く、2026年3月期に対応する台帳のFCFは約3.4億ドルある。ただし設備更新、仕入れのための運転資金、借金の返済、株式報酬による持分の希薄化を引くと、今すぐ株主へ戻る額は大きくない。今後の余剰現金が別の高値買収に向かうか、負債を減らし還元に向かうかで価値が分かれる。

最もよい筋書きでは航空と防衛で新しい機体への採用を増やし、既存機の補修とドッジの交換品が利益を厚くする。それでも資本コストから割り戻すと、現時点で見込める安全域は薄い。良い企業であり続ける確率と、今の値段で十分に報われる確率を混同しないことが肝心だ。

何で稼ぐ会社か

売り物は軸受、歯車、継手、精密加工品と流体制御部品である。航空宇宙・防衛部門は2026年3月期に7.88億ドルを売り、民間航空4.72億ドルと防衛3.16億ドルに分かれる。ボーイングやエアバスの機体・エンジン、ロッキード・マーティンの装備、海軍艦船などへ、初期の設計段階から組み込まれる。民間航空の売上には機体メーカー向け3.87億ドルと交換・販売網向け0.85億ドルが含まれる。

防衛側はメーカー向け2.37億ドルと補修・販売網向け0.79億ドルである。艦船、誘導弾、宇宙機向けの弁やフィルターを作るバッコを2025年に買い、部品の幅が広がった。防衛部品は実機に承認されれば再認証の手間が大きく、量産だけでなく長期の補給で収益が続く。ただし、受注残には納入が何年にもわたる海軍案件が含まれる。

産業用部門の売上は10.83億ドルであり、その約7割に当たる7.52億ドルが卸売・交換部品向けである。残り3.31億ドルは建設機械、鉱山、食品加工、倉庫、半導体製造設備などの機械メーカー向けだ。ドッジの据付軸受や動力伝達部品は、壊れると設備を止めてしまう。価格の安さより在庫の有無と故障までの時間が重視される。

会社は製品の個数や平均単価を公開していない。そこで分析の数量は、航空用軸受や産業用動力伝達部品の対象市場を2026年3月期の値段に固定し、各部門が獲得する市場内の比率を掛けた実質受注額で表す。単価には別途、物価と製品構成による価格指数を掛ける。部門内の営業利益は本社管理費と買収無形資産の償却を差し引く前の試算であり、全社営業利益に直す際にそれらを控除する。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社が容易に奪えない強みの中心は、設計段階での採用と長い認証期間にある。航空機や軍用装備の部品は、メーカーだけでなく米連邦航空局や国防当局の承認が要る。会社は数千品目で資格を積み上げ、軍需品の承認には半年から6年かかる場合があるという。安全性を証明し直す費用が高いので、採用後の供給者は長期にわたり残りやすい。

産業用の堀は異なる。ドッジの据付軸受、継手、駆動部品は製品の種類が多く、卸売業者の在庫網と保守担当者の慣れが組み合わさる。2026年3月期には材料費や人件費の上昇を値上げ、内製化、調達先の変更で和らげ、産業用部門の粗利益率は前年より改善した。価格を上げても必ず数量を維持できるとまでは言えないが、単なる汎用品より交渉力がある。

ただし、資本効率の証拠は堀の印象ほど強くない。2021年のドッジ買収などでのれんと買収無形資産が積み上がり、自己資本利益率は過去10年の中央値が8.3%である。増分投資が資本コストを大幅に上回るかは、買収に使った総額まで含めて見極めなければならない。売上の拡大だけを成功とは呼べず、営業現金から設備投資と借入返済を引いて残る資金が試金石となる。

人月、席課金、広告制作、業務画面を売る会社ではないので、AIエージェントによる直接代替の対象外である。逆に設計補助や予知保全の技術は、既存機器に合う部品を選ぶ速度を高める。他社の設計が部品の標準化を進めれば、認証という堀の外側で値下げ競争が強まる可能性はある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

民間航空の需要は、機体の生産と保有機の補修から生まれる。エアバスの2026年見通しは2045年までに約4.2万機の新造機を必要とし、世界の機体数がほぼ倍になると見ている。ボーイングの見通しも新造機約4.4万機で方向は近い。既存機の稼働が増えれば交換部品の需要が生まれるが、生産の遅れや品質問題で発注の時期は揺れる。

防衛では米国の艦船、誘導弾、宇宙関連の調達が追い風である。RBCの全社受注残23億ドルのうち約11億ドルは艦船関連で、バッコに由来する約6億ドルも含まれる。受注残が一度に売上になるわけではなく、予算成立、検査、製造能力に左右される。2026年6月期には防衛売上が前年同期から大きく伸びたが、長い計画を短期の高成長と混同してはならない。

競合は航空用ではニューハンプシャー・ボール・ベアリングズやSKF、産業用ではティムケン、レガル・レックスノード、NORDなどである。世界の軸受市場の2025年規模は調査範囲次第で約500億〜570億ドル、航空宇宙用だけで約142億ドルという推計がある。別の市場調査ではSKFが世界全体の14%超、上位5社で約53%を占める。ただし自動車用の大量生産品を含み、RBCの高仕様品の競争関係と同じではない。

品目別の実売市場とメーカー別シェアは公表されていないため、数量表の対象市場とシェアは推計である。民間航空用95億ドル、防衛用47億ドルは航空用軸受市場の内訳を近似したもので、産業用の交換220億ドル、新規機械向け150億ドルは自動車用などを除く産業機器の対象領域を仮定した。基準年の推定占有率はそれぞれ約5%、7%、3.4%、2.2%であり、会社の開示したシェアではない。中立では航空機の稼働と防衛の装備更新で市場が実質拡大し、産業用は約2%の実質需要増を想定する。

資本政策と M&A

資本配分は、株主還元より買収と負債返済を優先してきた。2021年のドッジ事業の大型買収で産業用の交換部品が太くなり、2025年7月にはバッコを約2.77億ドルで取得した。2026年8月にはドッジ傘下が継手メーカーのPSCを約0.24億ドルで買い、製品を補った。買収後に収益率と顧客網が強まった面はあるが、買値に見合う増分利益を生むかは別の問題である。

普通株の定例配当はなく、近い将来に始める予定もないという開示である。2019年に承認した最大1億ドルの公開市場での自社株買い枠は、2026年3月末まで実行されていない。従業員の源泉税に充てる株式の引受けは、外部株主への買戻しに数えない。2024年の転換優先株の普通株転換で優先配当はなくなったが、持分の増加に注意が必要だった。

2026年3月期末の純有利子負債は、添付財務台帳で約9.3億ドルである。10年金利5%の前提では借り換えの調達金利を約5.75%と見込み、返済で利息を減らす効果を純利益に反映した。設備投資の会社側目安は売上の3.5〜4%程度であり、増産と保守を兼ねる。大型買戻しや長期配当額の数字の約束はないので、将来の正味還元額は筋書きごとの条件付き想定にすぎない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

航空機は作った後も何十年も飛び続け、交換部品が必要になる。新造機が増えるほど保有機も大きくなり、RBCの供給品が継続して補修市場へ流れる。2026年3月期の民間航空売上は前年比約18%伸び、製造能力の増強が売上に結びつき始めた。航空機メーカーが採用部品を替えるには試験と認証をやり直す必要があり、短期の値引きだけで調達先を変えにくい。

防衛側には別の追い風がある。艦船向けの受注残は長期の造船計画に支えられ、ミサイルや宇宙機は複雑な弁、軸受、駆動部品を多く使う。バッコの取得で納入できる部品群が広がった。既存の顧客への販売が増えれば、買収による拡大だけでなく自力のシェア拡大も起こる。産業用ではドッジの販売網と交換需要が、景気の変動をならす。

数字で見ると、2026年3月期の全社粗利益率は44%を超え、翌四半期は47%台まで高まった。これは製品の技術的な難しさと、製造効率改善の両方が効いている証拠である。普通の軸受ではSKFやティムケン、駆動部品ではレガル・レックスノードが競うものの、RBCは設計認証を持つ分野に絞れる。優れた部品への支出は装置全体の費用のごく一部であり、価格転嫁の余地も残る。

経営は買収を使って取扱品目を増やし、統合後の利益率を上げてきた。今後は大きな買収より既存工場の増産と負債返済を優先し、数年後に本格的な買戻しを始める可能性がある。そうなれば株主への現金の戻りが改善する。航空機の新造と防衛の調達が同時に伸びる筋書きは十分に考えられる。

慎重な見方

精密部品の堀は本物でも、投じた資金の回収には時間がかかる。ドッジやバッコの買収で拡大した売上の背後には、多額ののれんと借入が残る。のれんは設備のように売れば現金に戻る資産ではなく、顧客の発注が細れば減損に変わる。帳簿上の自己資本利益率が一桁台にとどまる以上、見かけの高い営業利益率だけでは十分な超過収益を証明できない。

航空機と防衛の受注残は堅いように見えるが、納入時期の変更や解約を受ける可能性がある。ボーイングやエアバスの生産遅延、艦艇建造の遅延、米国の予算配分の変更が重なると、工場に予定した数量は入ってこない。大型の買い手は部品メーカーに生産能力の確保を求める一方、契約更新では値段も交渉する。新機種で別のメーカーが採用されれば、既存機向けの補修を守れても、将来の量産では負ける。

工場設備向けでも、SKF、ティムケン、レガル・レックスノードは販売網と製品数で競える。倉庫設備や鉱山機械が停滞し、顧客が交換間隔を延ばすと、ドッジの保守品も完全な防波堤にはならない。産業機械の設計が一体化し、部品の標準化が進めば、現場の交換需要さえ他社の規格へ移る可能性がある。

普通株の配当はなく、承認された買戻し枠も使われていない。したがって、長期の価値を株主に戻す仕組みを当然視できない。株式報酬による持分の増加が続き、余剰現金が再び高値の買収へ使われれば、会社の規模だけが大きくなる。現在の時価総額は、本質的な利益が順調に増えても割高になりうるほど高い。

どちらに重みを置いたか

10年以上の存続と技術的な優位は強く信じられる。航空機の認証とドッジの交換部品には根拠があり、強気側の二つの筋書きに合わせて38%を配分した。一方、2026年の防衛増収には買収が含まれ、今の営業利益率と受注残がそのまま10年続く保証はない。買収対価を含む資本効率と普通株への還元の乏しさが慎重な見方を強める。中立37%、やや悲観17%、悲観8%とし、極端な破綻より利益が伸びても高い時価総額を正当化できない問題を重く見た。期待価値が現行時価総額を大きく下回るため、結論は割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 314.27 ドル99 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 20.93 ドル7 億ドル)。 今の値に割り戻すと 167.06 ドル53 億ドル、今との差 −63.9%、 期待の年率 −3.3%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 14% 619.57 ドル196 億ドル 63.22 ドル20 億ドル +47.7% +4.2% 95.59 ドル30 億ドル
やや楽観 24% 389.60 ドル123 億ドル 37.93 ドル12 億ドル −7.5% −0.8% 102.61 ドル32 億ドル
中立 37% 302.87 ドル96 億ドル 12.64 ドル4 億ドル −31.7% −3.8% 116.74 ドル37 億ドル
やや悲観 17% 123.86 ドル39 億ドル −6.32 ドル−2 億ドル −74.6% −12.6% 19.98 ドル6 億ドル
悲観 8% 11.38 ドル4 億ドル −7.90 ドル−3 億ドル −99.2% −31.7% 0.28 ドル0 億ドル
加重平均100% 314.27 ドル99 億ドル20.93 ドル7 億ドル −27.5% −3.3% 335.20 ドル106 億ドル

今の株価時価総額 462.21 ドル146 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 14% 楽観:航空機と艦艇の採用拡大が続き、ドッジも交換部品のシェアを伸ばす 利益 11 億ドル · PER 17.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 619.57 ドル196 億ドル

2036年3月期には、民間航空の対象市場が基準年の実質1.75倍、海軍・防衛は1.80倍になる。ボーイングとエアバスの機体増産が続くうえ、既存機の補修も伸びる。RBCは新機種への設計採用を増やし、民間用の推定シェアを約5.0%から5.6%へ広げる。防衛ではバッコの弁と従来の軸受を組み合わせ、艦船・ミサイルの推定シェアが7.7%へ上がる。

産業用でもドッジの卸売網を広げ、保守向け市場の獲得率を3.4%から4.0%へ高める。価格は物価上昇だけでなく、複雑な製品と短納期の構成比が上がり、10年で1.48〜1.55倍になる。営業利益率は約29%に達し、GAAP純利益は11.2億ドルとなる。ただしSKFやティムケン、レガル・レックスノードの顧客を奪う必要がある。

10年間の純利益累計は70.5億ドルで、大きな減損はない。借入を返済した後、公開市場での買戻し等29億ドルから株式報酬相当9億ドルを引き、正味20億ドルが株主に戻る。会社はそのような還元を約束しておらず、積極的な資本政策への転換が必要だ。

  • 民間航空向け精密部品:数量 9.3(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 150.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 14 億ドル・営業利益 5 億ドル。基準対象市場95億ドル×実質市場倍率1.75×推定シェア5.60%=実質数量9.31億ドル、製品単価指数1.5。
  • 防衛・海軍・宇宙向け精密部品:数量 6.5(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 1.55(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 10 億ドル・営業利益 4 億ドル。基準対象市場47億ドル×実質市場倍率1.8×推定シェア7.70%=実質数量6.514億ドル、製品単価指数1.55。
  • 産業用交換品・流通:数量 12.8(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 148.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 19 億ドル・営業利益 7 億ドル。基準対象市場220億ドル×実質市場倍率1.45×推定シェア4.00%=実質数量12.76億ドル、製品単価指数1.48。
  • 産業用新規機械向け:数量 5.9(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 148.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 9 億ドル・営業利益 3 億ドル。基準対象市場150億ドル×実質市場倍率1.45×推定シェア2.70%=実質数量5.872億ドル、製品単価指数1.48。

倍率:帳簿自己資本84.1億ドルに対する2036年GAAP純利益11.2億ドルから事業ROEは13.3%。強い堀の残存率2/3、k7.5%、g4.0%(航空機と防衛の実質市場伸長が成熟後は年0.5%ほど、価格3.5%、シェア横ばい)でRONIC11.38%、翌期利益基準の正当化PER上限18.53倍、当期利益に1+gを掛けた上限19.27倍。利益の質を評価してその約91%の17.5倍。SBCと買収償却はGAAP純利益に含め、倍率で上乗せしない。

確率:航空機の増産と艦船・誘導弾の調達が同時に進み、産業用でも競合からシェアを奪う難しい条件が要る。一方で受注残23億ドルと認証品の堀を踏まえ14%。

やや楽観 24% やや楽観:防衛案件が積み上がり、民間機向けの採用も着実に増える 利益 9 億ドル · PER 14.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 389.60 ドル123 億ドル

世界の航空機は増えるが、生産が滑らかに続くわけではない。2036年には民間航空の対象市場が実質1.55倍、防衛は1.65倍となり、RBCは既存機種の認証を守りながら新規の設計採用を少し増やす。バッコの取得で増えた製品は艦艇と宇宙で定着するが、海軍案件には遅れもある。防衛の推定シェアは7.5%になる。

ドッジの交換部品は設備の更新需要で堅調に伸びる。ティムケンやレガル・レックスノードとの競争は続くが、卸売の納期と製品数で勝ち、産業用保守の推定シェアは3.7%に上がる。単価は10年で物価をやや上回る1.45倍前後となる。売上が42億ドル程度になり、全社営業利益率は27%台、GAAP純利益は8.5億ドルになる。

のれんの大幅減損はなく、純利益の10年累計は57億ドルとみる。負債返済が一巡した後に買戻しを20億ドル実行し、株式報酬による持分増加8億ドルを控除した正味12億ドルが還元される。還元額は約束ではなく、実行されなければ自己資本が厚くなりROEと株主の現金回収が弱まる。

  • 民間航空向け精密部品:数量 7.8(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 145.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 11 億ドル・営業利益 4 億ドル。基準対象市場95億ドル×実質市場倍率1.55×推定シェア5.30%=実質数量7.804億ドル、製品単価指数1.45。
  • 防衛・海軍・宇宙向け精密部品:数量 5.8(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 147.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 9 億ドル・営業利益 3 億ドル。基準対象市場47億ドル×実質市場倍率1.65×推定シェア7.50%=実質数量5.816億ドル、製品単価指数1.47。
  • 産業用交換品・流通:数量 10.7(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 145.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 16 億ドル・営業利益 6 億ドル。基準対象市場220億ドル×実質市場倍率1.32×推定シェア3.70%=実質数量10.745億ドル、製品単価指数1.45。
  • 産業用新規機械向け:数量 4.8(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 145.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。基準対象市場150億ドル×実質市場倍率1.3×推定シェア2.45%=実質数量4.777億ドル、製品単価指数1.45。

倍率:2036年のGAAP純利益8.5億ドル、自己資本78.6億ドルから事業ROE10.8%。k7.5%、強い堀の残存率2/3でRONIC9.71%。成熟後のg4.0%は航空向け実質数量0.5%程度と価格3.5%、産業向けの緩いシェア変動から。正当化PERは翌期利益基準16.80倍、当期利益基準で17.47倍。景気・防衛予算変動を見て上限の83%に当たる14.5倍を採った。GAAPの償却・SBCを戻さない。

確率:航空機の機数増と艦船案件の長期供給は開示と業界見通しで裏付けられる。ただし産業用のシェア獲得と還元開始には不確実性があるため24%。

中立 37% 中立:航空は伸びるが産業用は緩やか、買収資産の収益率は一桁台 利益 7 億ドル · PER 13.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 302.87 ドル96 億ドル

2036年には民間航空の対象市場が実質1.40倍、防衛が1.50倍となる。世界の保有機が増えてもボーイングやエアバスの納入の遅れは何度か起こり、伸びは平準化される。RBCは設計採用と補修の地位を守り、民間航空の推定シェアを5.2%、防衛を7.0%に小幅改善する。価格は物価3.5%に概ね沿い、10年で1.41倍となる。

産業用ではドッジの交換品の実質対象市場は1.23倍、新規機械向けは1.20倍である。販売網を維持するが、SKFやティムケン、レガル・レックスノードの攻勢があり、占有率はほぼ横ばいに落ち着く。これらを合わせた売上は約36億ドル、全社営業利益率は約26%となる。借金の返済で利払いは軽くなるものの、GAAP純利益は6.8億ドルである。

買収無形資産の償却を戻さず、10年間の純利益累計48.5億ドルを留保と還元に振り分ける。累計の買戻し10億ドルから株式報酬相当6億ドルを控除して、正味の還元は4億ドルにとどまる。配当の開始は前提にしない。自己資本は78.1億ドルへ厚くなるため、当期の利益率の高さほどROEは上がらない。

  • 民間航空向け精密部品:数量 6.9(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 141.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 10 億ドル・営業利益 3 億ドル。基準対象市場95億ドル×実質市場倍率1.4×推定シェア5.20%=実質数量6.916億ドル、製品単価指数1.41。
  • 防衛・海軍・宇宙向け精密部品:数量 4.9(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 141.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。基準対象市場47億ドル×実質市場倍率1.5×推定シェア7.00%=実質数量4.935億ドル、製品単価指数1.41。
  • 産業用交換品・流通:数量 9.5(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 141.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 13 億ドル・営業利益 5 億ドル。基準対象市場220億ドル×実質市場倍率1.23×推定シェア3.50%=実質数量9.471億ドル、製品単価指数1.41。
  • 産業用新規機械向け:数量 4.1(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 141.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 6 億ドル・営業利益 2 億ドル。基準対象市場150億ドル×実質市場倍率1.2×推定シェア2.30%=実質数量4.14億ドル、製品単価指数1.41。

倍率:FY2036のGAAP純利益6.8億ドル÷自己資本78.1億ドル=事業ROE8.71%。のれんは買収で必要な元手として分母に残す。k7.5%、moat=strong(残る割合2/3)でRONIC8.31%、成熟後g4.0%(物価3.5%+実質数量0.5%、シェア横ばい)なら、正当化PERの翌期利益基準14.80倍、当期利益基準15.39倍。上限の86%となる13.2倍を選ぶ。認証部品は安定するが防衛予算と産業循環、買収資産の収益性には保守的である。今や過去の市場PERを参照していない。

確率:航空機の新造・保守と防衛の継続契約が実質数量を押し上げる一方、産業用では競合が強くシェア改善は小さい。買収対価を含む低いROEを踏まえ37%を中心に置く。

やや悲観 17% やや悲観:新機種採用が鈍り、産業用の競合に値決め力を削られる 利益 3 億ドル · PER 8.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 123.86 ドル39 億ドル

2036年の民間航空の対象市場は実質で基準年の1.21倍となるが、新しい航空機の採用でニューハンプシャー・ボール・ベアリングズなどに一部を奪われる。防衛の予算は続くものの、艦艇と誘導弾の調達が遅れ、バッコで増やした生産能力の稼働は計画ほど上がらない。航空部品の単価は物価に十分には追いつかず、10年で1.3倍台にとどまる。

産業用の交換市場は実質で1.08倍に拡大するが、ティムケンやレガル・レックスノードの販路に押されてシェアは3.2%へ低下する。新規機械向けの推定シェアは2.0%に落ちる。工場は認証された生産能力を維持しなければならず、固定費が重くなる。全社営業利益率は19%弱、GAAP純利益は3.2億ドルに戻る。

10年間に大規模な減損は発生せず、純利益累計は30.5億ドルである。収益のほとんどを借入返済や設備維持に使い、買戻し3億ドルより株式報酬による希薄化相当5億ドルが上回り、正味還元はマイナス2億ドルとなる。買収した資産を抱える自己資本は66.1億ドルに積み上がるが、株主にとっての増分利回りは低い。

  • 民間航空向け精密部品:数量 5.2(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 133.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。基準対象市場95億ドル×実質市場倍率1.21×推定シェア4.50%=実質数量5.173億ドル、製品単価指数1.33。
  • 防衛・海軍・宇宙向け精密部品:数量 3.1(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 132.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。基準対象市場47億ドル×実質市場倍率1.17×推定シェア5.70%=実質数量3.134億ドル、製品単価指数1.32。
  • 産業用交換品・流通:数量 7.6(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 134.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 10 億ドル・営業利益 3 億ドル。基準対象市場220億ドル×実質市場倍率1.08×推定シェア3.20%=実質数量7.603億ドル、製品単価指数1.34。
  • 産業用新規機械向け:数量 3.2(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 131.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。基準対象市場150億ドル×実質市場倍率1.06×推定シェア2.00%=実質数量3.18億ドル、製品単価指数1.31。

倍率:自己資本66.1億ドルに対する純利益3.2億ドルでROE4.84%とk7.5%を下回る。強い堀の一部が失われ、成熟後g2.5%は実質の市場伸びが0%前後、シェア微減、価格の年2.5%を合算。RONICは強い堀の残存率2/3を機械的に使って5.73%。正当化PERの当期利益基準は11.56倍、ROEがkを下回るため1/k=13.33倍も上限である。稼ぐ力の劣化を反映して8.5倍とし、安値圏の市場PERは根拠にしない。

確率:航空機向けの既存認証は守れても、新規機種や産業用の長期成約が弱くなり得る。単なる景気の谷でなくシェア低下を含むが、受注残はあるため17%。

悲観 8% 悲観:新機種で認証品の地位を失い、産業交換網も細る 利益 0 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 11.38 ドル4 億ドル

2036年までに航空機の旧機種向け交換品は残るが、次世代の機体では採用が減る。民間航空の対象市場は実質横ばいで推定シェアが約5%から3.4%へ低下し、防衛では海軍計画の遅延と競合への切り替えで4.6%に落ちる。値上げは十分に通らず、単価の上昇は10年で約1.2倍にとどまる。

産業用では設備の一体設計と安価な代替品でドッジの交換売上が減る。卸売・交換の推定シェアは2.6%、新規機械向けは1.55%へ下がる。売上は約16億ドルへ縮み、稼働率が落ちた工場と本社費が重く、営業利益率は5%台まで低下する。GAAP純利益は約0.45億ドルで、かつての高仕様品メーカーとしての超過利益を失う。

2026〜2035年の通常のGAAP利益は合計約18億ドルを稼ぐが、途中でドッジなどの買収のれんや無形資産を約23億ドル減損し、累計純利益はマイナス5億ドルとなる。買戻しは0.5億ドルだけで、株式報酬相当3億ドルを引いた正味還元はマイナス2.5億ドルである。自己資本は31.1億ドルに落ち、換金可能資産の税後評価と、残った事業のわずかな収益力だけが下値を支える。

  • 民間航空向け精密部品:数量 3.2(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 122.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 4 億ドル・営業利益 1 億ドル。基準対象市場95億ドル×実質市場倍率1×推定シェア3.40%=実質数量3.23億ドル、製品単価指数1.22。
  • 防衛・海軍・宇宙向け精密部品:数量 1.8(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 118.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。基準対象市場47億ドル×実質市場倍率0.85×推定シェア4.60%=実質数量1.838億ドル、製品単価指数1.18。
  • 産業用交換品・流通:数量 5.7(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 122.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 7 億ドル・営業利益 1 億ドル。基準対象市場220億ドル×実質市場倍率1×推定シェア2.60%=実質数量5.72億ドル、製品単価指数1.22。
  • 産業用新規機械向け:数量 2.2(対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル))× 価格 118.0%(2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。基準対象市場150億ドル×実質市場倍率0.95×推定シェア1.55%=実質数量2.209億ドル、製品単価指数1.18。

倍率:構造的な競争敗北で2036年のGAAP純利益は0.45億ドル、自己資本31.1億ドルに対するROEは1.45%となり、資本コスト7.5%を大幅に下回る。事業の純利益0.45億ドル÷k7.5%=6.0億ドルが稼ぐ力による上限である。既存品の認証を失い、産業用でも価格と数量がともに弱いため、持続利益にPER8.0倍を適用し、事業価値を3.6億ドルと評価する。これは稼ぐ力の上限6.0億ドルを下回り、税後に売却可能な資産の床1.2億ドルを上回る。買収のれんを換金できる資産とは数えず、過去のPBRの底や市場の谷の倍率も根拠にしない。

確率:既存の機体と設備向けの交換売上は残るため、全面的な競争敗北は高頻度ではない。ただし買収で積み上げたのれんが大きく、需要縮小時の減損と収益劣化の両方を想定して8%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

民間航空向け精密部品

機体・エンジン・操縦部品・着陸装置などの認証品。新造機の設計採用と補修が二本柱。

数量対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル)価格2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない)売上営業利益
今 2025/12 4.7 100.0% 5 2
10 年後 中立 6.9 141.0% 10 3

取り方:エアバスの機体需要と世界航空宇宙用軸受市場を参照。2025年の世界航空宇宙用軸受約142億ドル(Fortune Business Insights、2026年10月12日、https://www.fortunebusinessinsights.com/industry-reports/aerospace-bearings-market-101436)の民間向け相当を95億ドルと仮置きし、RBCの民間売上4.724億ドル÷95=推定4.97%を掛けた。会社のFY26開示はOEM3.874億ドル、交換0.850億ドル。市場の航空機部品・弁などを含む定義との差は残る。航空用の競合はニューハンプシャー・ボール・ベアリングズ、SKF、GGBで、同一品目のシェア公表値はない。部門内営業利益は全社共通費と買収償却前の試算で、開示の粗利益から直接販管費を引き、売上比で配分した。

防衛・海軍・宇宙向け精密部品

艦船、誘導弾、軍用機、宇宙機向け軸受・流体制御弁等。VACCOを含む。

数量対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル)価格2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない)売上営業利益
今 2025/12 3.2 100.0% 3 1
10 年後 中立 4.9 141.0% 7 2

取り方:同じ世界航空宇宙用軸受142億ドルから民間向けの95億ドルを除く47億ドルを防衛・宇宙の代理市場と推定。FY26防衛売上はOEM2.371億ドル+交換0.785億ドル=3.156億ドルで、代理市場に対する推定占有率6.71%。弁・制御部品も含むため厳密な市場シェアではない。競合はSKF、ニューハンプシャー・ボール・ベアリングズ、軍需用専業で、個社の軍用品目別シェアは非開示。部門内営業利益は全社共通費と買収償却前の試算で、開示の粗利益から直接販管費を引き、売上比で配分した。

産業用交換品・流通

ドッジの据付軸受、継手、伝動部品と既設工場・物流施設の保守用交換品。

数量対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル)価格2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない)売上営業利益
今 2025/12 7.5 100.0% 8 3
10 年後 中立 9.5 141.0% 13 5

取り方:FY26の会社開示では産業部門の卸・アフターマーケット売上7.519億ドル。世界の全軸受市場約572億ドル(Global Market Insights、2026年9月、https://www.gminsights.com/industry-analysis/bearings-market-report)を参照し、自動車用大量生産品を除いた産業設備の交換・伝動部品の対象市場を220億ドルと独自推定。推定占有率3.42%。SKFは全軸受世界市場の14%超、上位5社で約53%だが、RBCのこの交換品ニッチの競合はティムケン、レガル・レックスノード、SKFで、同一分母の各社シェアは出ていない。部門内営業利益は全社共通費と買収償却前の試算で、開示の粗利益から直接販管費を引き、売上比で配分した。

産業用新規機械向け

建機、穀物・食品設備、半導体製造、倉庫自動化などの新規設備に組み込む軸受と駆動部品。

数量対象製品市場の実質規模×RBC推定シェア(2026年3月期の価格に固定した億ドル)価格2026年3月期=1.00の製品平均単価指数(シェアを含めない)売上営業利益
今 2025/12 3.3 100.0% 3 1
10 年後 中立 4.1 141.0% 6 2

取り方:FY26の産業部門OEM売上は3.310億ドル。全軸受市場572億ドルのうち新規産業設備に加え、歯車・継手の周辺需要を含む市場を150億ドルと独自推定。推定占有率2.21%で、各機種の物理的な出荷個数は非開示。競争先はSKF、ティムケン、レガル・レックスノード、NORDで、全軸受市場の上位シェアをこの対象市場に流用していない。部門内営業利益は全社共通費と買収償却前の試算で、開示の粗利益から直接販管費を引き、売上比で配分した。

リスクと懸念

航空機・軍用品の長期受注が延期される

民間機の生産計画、海軍艦艇の建造、ミサイルの調達は受注残を厚くするが、実際の検査と納入は顧客が決める。2026年6月末の受注残23億ドルのうち艦船関連約11億ドルは長期案件である。予算の成立や製造能力が遅れれば、見かけの注文が売上になるまでの期間が延び、工場稼働率と回収期間が悪化する。

買収のれん・資本効率

添付台帳の自己資本約33.6億ドルに対し、2026年3月期の買収のれんと無形資産は合計約33.8億ドルある。統合後の売上が増えても、過大な対価を払えば株主の追加投資の採算は弱い。需要減で将来利益の見通しが低下すれば減損が生じ、帳簿の自己資本と配当余力が同時に減る。

競争相手と製品の標準化

SKF、ティムケン、ニューハンプシャー・ボール・ベアリングズ、レガル・レックスノードは品目や販路を補うことができる。既存の航空機認証は守れても、新しい機体や機械の設計採用を失えば将来の交換需要も失う。高付加価値部品から標準品へ需要が移れば、実質数量と価格の双方が圧迫される。

返済と借り換え金利

ドッジ買収などから残る純有利子負債は約9.3億ドルである。2029年償還の社債や銀行借入は、借り換え時に約5.75%の金利を負担する前提でみる。工場の増産投資と運転資金が膨らみ、返済速度が落ちる場合は金利費用が純利益を侵食する。存続危機とみなすほどではないが、株主還元の開始は遅れる。

普通株への還元と持分の希薄化

普通株の継続配当はなく、2019年の公開市場買戻し枠は2026年3月まで使われていない。株式報酬は費用に含まれるが、現金を使った買戻しで相殺しなければ持分は薄まる。将来の配当や買戻しを約束されたものとして計上すると、10年の価値を過大評価するため、還元は場面ごとに差をつけた。

原材料・関税・設備の老朽化

鋼材、特殊合金、加工労務の価格が上がり、輸出入関税や輸出管理が強まると、長期契約の途中では価格転嫁が遅れる。航空機向けは承認工場の変更が難しく、別の工場へ移すにも費用と時間を要する。設備投資を売上の3.5〜4%程度に保てなければ、品質事故や納期遅れの損失が出る。

AIによる設計効率化と交換需要の変容

人の席や工数で売る事業ではないためAIエージェントが直接売上を代替する恐れは小さい。しかし設計ソフトの高度化で軸受を標準化したり、予知保全で交換時期を延ばしたりする動きはあり得る。現物の軸受は必要でも、専用品から共通規格品へ移ると認証と在庫の堀が一部削られる。

今後の分かれ目

航空宇宙・防衛の受注残が23億ドルを維持し、納期遅延なく民間機の出荷と艦艇案件が増える
航空機と防衛の実質数量、採用機種でのシェアを上積みし、楽観側を厚くする。ただし長期契約の受注残を利益に先取りはしない。
航空宇宙・防衛部門の買収を除く成長率が2年続けて二桁となり、全社のGAAP利益率も改善する
買収に頼らない増分利益の証拠として、やや楽観の可能性を高める。
産業用交換・販売網の売上が実質で減らず、値上げの後も粗利益率47%前後以上を守る
ドッジの価格決定力と継続収益の質を確認し、中立のシェア維持を支持する。
民間航空機の主要機種で競合へ供給先が切り替わり、新規採用が失われる
新造機向けのシェアとその後の交換部品売上を下げ、やや悲観・悲観の確率を高める。
負債返済が進むのに、会社が普通株の還元方針を具体化せず新たな大型買収を発表する
正味還元を減らし、取得対価に見合う増分ROICを示すまで慎重な筋書きを強める。
買収事業の減損が生じ、産業用部門の粗利益率が40%を継続的に割る
買収後の超過収益が失われたとみなし、自己資本の損失と悲観側の倍率縮小を織り込む。

見ておくもの

  • 民間航空のOEM向け売上と新規機種の採用状況
  • 防衛関連の受注残23億ドルのうち艦艇11億ドルの出荷進捗
  • 航空宇宙・防衛の有機成長率とVACCO寄与額の差
  • 産業用の卸売・交換売上751.9百万ドルの伸びとOEMの受注動向
  • GAAP全社営業利益率と部門別粗利益率
  • 純負債と利払い、2029年償還社債の借り換え条件
  • 実際の公開市場での自社株買い・普通株配当・株式報酬による希薄化

倍率と資本コストの決め方

台帳の「2025/12」は会社の2026年3月期を表す。基準時価総額約149億ドルと10年後の価値は、最後に比較した。先に会社の2026年3月期の部門内訳を、民間航空、防衛、産業用交換、産業用OEMに分け、外部の市場規模と推定シェアで実質数量を組み、製品価格には別に物価指数を掛けた。市場の種類が重なるため、推定シェアは公表された厳密な世界シェアではない。資本コストは基本8%に質の調整−0.5%を加え、長期成長は成熟後4%以下とした。強い堀の残存率2/3、GAAP純利益、買収のれんを含む事業自己資本ROEから正当化PERの上限を計算し、楽観〜中立はその7〜10割の内側にした。相場の過去PERや同業の株価倍率は倍率の根拠に使っていない。悲観は帳簿のれんを現金の床と誤認せず減損と資産換価を点検した。株式報酬と将来の増資を正味還元から控除する。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%に、循環・値決め・負債・寿命のquality合計−0.5%を加えて7.5%。個別の買収失敗や顧客の集中は割引率へ重ねず、悲観の数量と確率で扱う。

同じ業種(資本財・サービス)の AI 分析

割安 ライアンエアー・ホールディングスRYAAY 欧州最大の低運賃航空網と厚い財務が競争力を支える。燃料・脱炭素の費用を織り込んでも十年先の稼ぐ力には余地があり、割安と見る。 本質価値との差 +56.7% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズBFAM 代替保育の企業契約と供給網は強いが、英国の安全管理問題が信用を揺らす。十年先の利益と還元で見れば、現在の評価はほぼ適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 グルポ・アエロポルトゥアリオ・デル・スレステASR 空港の地域独占は強いが、コロンビアの権益満了と大型買収後の負債は重い。利益と還元から測る本質価値は現在の時価総額を約16%上回り、やや割安 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ADTADT ADTは監視契約の積み上げと値上げで稼ぐ警備会社である。負債と解約率は重いが、10年の株主価値には約65%の安全域があり割安と見る。 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 サービス・コーポレーション・インターナショナルSCI 北米最大の葬祭会社。墓地・生前契約には強い堀があるが、火葬への移行と重い負債が成長を制約する。10年の期待価値は現在を約4%上回る適正水準 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ウィルスコット・ホールディングス・コーポレーションWSC 長期賃貸の堀は残る。高借金と実行不振を厚く見ても、10月23日時点の価値差は約25%で、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ZTOZTO 中国宅配の最大規模と仕分け網は強いが、値上げの自立性とVIEには限界がある。10年の還元を含めればやや割安 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アリソン・トランスミッション・ホールディングスALSN 北米の高い変速機シェアは強いが、2026年の大型買収で借金と競争事業が増えた。10年の価値はほぼ適正で安全域は薄い。 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 KBRKBR アンモニア技術の強い堀と政府向け契約を持つが、2027年の分社とAI代替には不確実性が残る。10年の本質価値は現値比約7%高い適正圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アキュイティーAYI 照明の販路と建物制御には長く続く強みがある。ただし成長の買収依存とAIによる競争を考えると、現在の評価はおおむね適正で安全域が薄い。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. RBCベアリングス 2026年3月期 Form 10-K(事業、部門、資本政策、買収、競争)
  2. RBCベアリングス 2026年7月31日発表 2027年度第1四半期決算と次四半期見通し
  3. エアバス 2026〜2045年世界航空機市場見通し

分析日 2026-10-23