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クリーンハーバーズ CLH

危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)156.08 ドル84 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)302.1 ドル162 億ドル差 −48.3%
10 年後から見ると 割高 価値 156.08 ドル84 億ドル · 差 −48.3% · 期待の年率 +0.4%
期待の年率リターン(10 年)+0.4%資本コスト比 −7.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約3.1%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

クリーンハーバーズは、北米の工場から出る危険廃棄物を集め、焼却・埋立・再資源化まで引き受ける環境サービス会社だ。筆者の結論は「事業の堀は強いが、今の値段は割高」である。希少な処分許可と広い回収網に価値はある。しかし、再投資の大きさと買収の費用まで織り込むと、株主が受け取れる10年先の価値は現在の時価総額に及ばない。

2025年の売上は60.3億ドル、営業利益は6.7億ドル、純利益は3.9億ドルだった。2026年4〜6月期には焼却設備の稼働率が91%へ上がり、技術サービスの売上も前年同期比18%増えた。経営陣は通年の調整後EBITDA見通しを13.5〜14.1億ドルに引き上げたが、再生油の好況には国際的な石油製品の供給障害という一時要因もある。これを恒久的な利益率とは見なさない。

2026年にはテラ・ノバに続いて、エンバイロサーブとES&Hを合計7.75億ドルで取得した。後者2社の年間売上は合計約3.4億ドルだが、資金の一部は利率6.25%の新社債で賄う。設備と顧客接点が増える一方、買収費と利払いも増す。中立では2035年の売上を約104億ドル、純利益を約8.9億ドルと見込む。

5筋書きの10年後の時価総額と正味還元を資本コスト8.0%で現在価値に戻した期待値は約81億ドルとなり、基準時価総額171億ドルを約53%下回る。事業が弱いからではない。10年後の成長と許認可の価値を相応に認めても、いま払う代金が大きすぎるからだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、廃棄物を処理する施設は10年先も必要とされる。化学工場も病院も、危険な物質を出さずに済むようにはならない。処理場の許可は希少で、回収したものを自社施設に送り込める網は新規参入者が短期間では作れない。会社の寿命と値決めの力は、長く保有する理由になる。

それでも、強い事業と良い投資は同義ではない。処理施設は保守・拡張が欠かせず、廃棄物の漏出や埋立終了後の管理責任も残る。営業キャッシュフローから車両と施設の維持、成長設備、環境対策を引いた後でどれだけ残るかがオーナー利益だ。再生油の市況益は、需要が毎年膨らむ独占的な利益とは違う。

経営者が投じた資本の質も問われる。2021年以降の大型買収は回収経路を増やしたが、買収額だけでなく、統合に要る人員、設備、借入金の利息まで含めた利回りを測る。2026年の新しい取得施設が既存焼却炉の稼働と単価を押し上げれば、払った代金は報われる。反対に追加の買収を繰り返さなければ数量が伸びないなら、利益の再投資効率は見た目ほど高くない。

筆者は堀を高く評価するが、株主が受け取る正味の還元は買い戻し総額より小さく、今の時価総額には成長の成功がかなり先取りされていると見る。安全域が無い価格である以上、会社を好きでいることと、その株を高く買うことを分けたい。

何で稼ぐ会社か

収益の中心は環境サービス(ES)で、2025年の直接売上は約51.9億ドルである。技術サービスは化学工場、製薬会社、製造業から溶剤・汚泥・汚染土壌を受け取り、焼却、埋立、再生、処理を行う。10基の商業焼却炉の年間実用能力は約63.2万トン、危険廃棄物を扱える埋立地は6か所ある。顧客は処理の失敗による法的責任を免れないため、単価の安さだけで業者を選びにくい。

産業サービスは製油所や化学プラントの高圧洗浄、定期修繕、タンク清掃を請け負う。現場・緊急対応は漏出事故や災害の除染、汚染地域の復旧を担い、作業員、車両、機材を日額・時間・案件で請求する。2025年には約2万2千件の緊急出動があった。2021年のハイドロケムPSCと2024年のHEPACOの買収で、処理施設に廃棄物を送り込む営業の入口が増えた。

セーフティ・クリーンの環境サービスは、小規模な工場や自動車整備場に部品洗浄機を置き、洗浄液交換、容器入り廃棄物の回収、吸引を定期的に行う。洗浄機を置いた後は同じルートを回るほど採算が上がる。環境サービスと再生油部門の両方に計上される売上の合計を、重複なく独立した収益源として扱う。

もう一つの報告セグメントがセーフティ・クリーン持続可能ソリューション(SKSS)である。2025年は廃油を2億4,300万ガロン回収し、再精製基油、潤滑油、燃料原料として販売した。廃油回収のサービス料は上げられても、基油の販売価格は原油と精製設備の稼働に左右される。処分事業の強い堀を、石油製品の収益全体にそのまま当てはめてはならない。

優良さと弱いところ

最も厚い堀は、危険廃棄物を最終的に処理できる許認可施設の網である。会社によると北米の商業用高温焼却能力の6割超を持つ。環境当局の認可を得て新設するのは難しく、輸送、保管、焼却、埋立を一貫して引き受けられる競争相手は限られる。2026年4〜6月期も技術サービスの売上が18%伸び、セーフティ・クリーンの環境サービスは11%伸びた。処理余力の逼迫と値上げの積み重ねは、堀の実証である。

顧客の乗り換えには、廃棄物の性状確認、輸送と処理の記録、監査、契約先の再承認が要る。大口顧客の工場内に常駐するInSiteサービスは、処理案件の発生そのものを先に捉える。2026年には10年間で推定6億ドルの処分契約も得た。こうした関係は一度の価格競争では失われにくい。

ただし全社の堀は均一でない。産業洗浄には地域の専門業者が多く、緊急対応は事故の数が読めず、再生油はコモディティ価格に左右される。2025年の純利益3.9億ドルに対し純負債は23.1億ドルあり、新工場や車両の投資も続く。実績ROEは14.2%でも、2022年の21.4%から低下した。買収後の増分ROICが資本コストを超えるかは、営業利益率だけでなく取得代金を含めて判定すべきだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

北米の環境サービスは、一般ごみの収集より専門性が高く、景気と環境規制が別々の方向に働く市場だ。化学・製薬・半導体・製油所の稼働が増えれば処理物量が増す。逆に景気後退時には工場の廃棄物や定期修繕が減る。汚染土壌の復旧や有機フッ素化合物PFASの処理は、工場の新設とは別に長く需要が生まれる。

危険廃棄物管理の市場規模は定義に幅が大きい。広範な回収・処理を含む調査では北米で2025年約300億ドルという推計があるが、狭義の危険廃棄物処理だけを対象とする調査は約61億ドルである。したがって会社全体に一つの市場シェアを当てるのは不適切だ。技術サービスでは広義市場の推定6%台、しかし高温焼却能力では会社公称の6割超という違いがある。競合はヴェオリア、アークウッド・エンバイロメンタル、ロス、リパブリック・サービシズなどで、各社の全市場シェアは公表されていない。

現場の洗浄・緊急対応ではクリスタル・クリーン、GFL、カナダのCEDAや地域企業と競う。再生油ではクリスタル・クリーンの再精製と、シェブロンなどの新油が競争相手だ。排出元の内製化や現場リサイクルが進めば処分量は減るが、複雑な許認可を自社で維持する負担はむしろ外注を促す。

PFASの規制強化は処理需要を増やす半面、焼却そのものの安全性や排出基準が変われば追加設備と責任が生じる。2026年の再生油価格高騰は世界の精製品供給障害による色彩が強い。10年の中心は廃棄物の実質需要増と物価並みの単価上昇であり、油市況の高騰を毎年続く成長と誤認しない。

資本政策と M&A

経営は配当を出さず、営業資金を処理設備、拠点買収、借金返済、自社株買いに配分してきた。2025年のフリーキャッシュフローは4.4億ドルで、自社株買いは約2.5億ドル、株式報酬費用は約0.33億ドルだった。2026年2月には買い戻し枠を3.5億ドル拡大し、6月末の未使用枠は約5.49億ドルである。ただし枠は実行の約束ではない。

大型の判断は買収に現れる。2021年のハイドロケムPSCは約12.5億ドル、2024年のHEPACOは約4億ドルだった。2026年にはテラ・ノバを2.25億ドルで取得し、さらにエンバイロサーブとES&Hを合計7.75億ドルで取得した。後者二社の買収後相乗効果込みEBITDAは年約0.87億ドルを見込み、取得倍率は8.9倍と説明する。実際の増分ROICは、設備更新と統合費用も引いた後で確かめたい。

2026年10月発行の6億ドルの社債は利率6.25%で、従来の低い資金調達費用には戻りにくい。新規借金がもたらす税後利息と買収資産の償却を純利益に含める。創業者が2026年に取締役を退き独立議長へ移行したため、属人的な支配は弱まったが、M&Aを重視する文化が変わるかは見極めが要る。長期の配当・買い戻し額に定量的な約束はない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

危険廃棄物処理の供給制約は思ったより長く続く。新しい焼却炉を設計し、住民合意と許可を取り、運転実績を積むには年月がかかる。既存の10基を持つ会社は、生産拠点の米国内回帰とPFAS処理の拡大から生じる物量を、最も低い追加費用で受け入れられる。2026年4〜6月期の焼却稼働率91%、埋立量7%増は、その好循環がすでに表れていることを示す。

新しい処分契約は10年間で推定6億ドルの規模を持つ。大型工場が一度処理先を認証すれば、契約を変えるより既存先に追加の廃棄物を送るほうが合理的だ。エンバイロサーブの移送拠点とES&Hの沿岸対応拠点を買ったことも、既存の処分場へ廃棄物を集める網を広げる。買収先の売上だけでなく、既存焼却炉の稼働を高めるため、増分の利益率は売上成長率以上に上がり得る。

セーフティ・クリーンでは洗浄機と部品交換の定期契約が続き、再生油は高品位基油の比率向上で原油市況から多少距離を取る。10年後の売上が140億ドルを超え、営業利益率も高まるなら、純利益は現在の4倍程度になる。借金を大きく増やさず自社株買いを続けられるなら、優良な環境インフラがその規模に見合う株主価値を生む。

慎重な見方

強い焼却炉を持つだけでは、全社を独占企業として扱えない。売上のかなりの部分は人員と特殊車両を使う産業洗浄や緊急対応であり、地域の専門業者にも仕事を奪われる。再生油の価格は石油精製の供給と原油に振られ、2026年の好況を10年間維持することは難しい。2025年は売上が増えたのに純利益は減少した。追加売上がそのまま株主利益になる会社ではない。

PFAS処理は有望でも、焼却処理の排出に厳しい制限が加われば、既存施設は新しい排ガス対策投資を要する。汚染の損害賠償や閉鎖後の監視は事業が縮んでも消えない。大型顧客が廃棄物の発生を抑え、工場内で再利用する技術を進めれば、処理量は減る。安全への信用を一度失えば、許認可は強みから事業停止のリスクへ変わる。

2026年の追加買収は合計10億ドル近くに達し、新しい社債の利率は6.25%である。統合に手間取り、買った売上が想定どおり焼却炉へ流れなければ、資本利益率は低下する。自社株買いには配当のような義務がなく、悪い時ほど止めやすい。10年後に売上が名目で増えても、借金と費用が利益を吸えば、株主が受け取る価値は大幅に小さくなる。

どちらに重みを置いたか

許認可と回収網の強さには確かな証拠があるため、事業の消滅より持続的な稼働を重視する。ただし、全社売上の相当部分は景気と原油市況に振られ、買収の増分ROICもまだ確認できない。したがって確率は中立38%、やや楽観22%、楽観12%、やや悲観20%、悲観8%とし、真ん中を厚くしつつ悪化側を合計28%にした。WMやリパブリックより循環性が高いため資本コストを0.5ポイント高くした。総合価値は約81億ドルとなり、割高という判断を支持する。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 263.87 ドル142 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 49.74 ドル27 億ドル)。 今の値に割り戻すと 156.08 ドル84 億ドル、今との差 −48.3%、 期待の年率 +0.4%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 12% 558.65 ドル300 億ドル 78.19 ドル42 億ドル +110.8% +8.4% 76.42 ドル41 億ドル
やや楽観 22% 376.32 ドル202 億ドル 65.16 ドル35 億ドル +46.1% +4.2% 97.13 ドル52 億ドル
中立 38% 264.23 ドル142 億ドル 50.26 ドル27 億ドル +4.1% +0.4% 119.51 ドル64 億ドル
やや悲観 20% 62.19 ドル33 億ドル 31.65 ドル17 億ドル −68.9% −12.6% 18.77 ドル10 億ドル
悲観 8% 14.89 ドル8 億ドル 7.45 ドル4 億ドル −92.6% −25.2% 1.79 ドル1 億ドル
加重平均100% 263.87 ドル142 億ドル49.74 ドル27 億ドル +3.8% +0.4% 313.61 ドル168 億ドル

今の株価時価総額 302.12 ドル162 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 12% 楽観:希少な焼却能力へ数量が集まり、買収した回収網も高収益化 利益 16 億ドル · PER 18.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 558.65 ドル300 億ドル

2035年には処理量と価格の両方で競争優位が広がっている。技術サービスの実質需要は2025年の約1.74倍、処理単価は1.61倍に達する。北米の広義危険廃棄物市場が実質で年2.5%広がるなか、同社の対象シェアは約6%から8%台へ上がる。焼却能力の追加投資と移送拠点の買収で、PFASや半導体製造の複雑な廃棄物を多く引き受ける。ヴェオリアやアークウッドが増設しても、既存の許可と全国の集荷網がものを言う。

産業洗浄は新設プラントとデータセンターの保守を取り込み、現場対応はES&Hの沿岸拠点とHEPACOの網を生かす。セーフティ・クリーンの契約先は増え、洗浄機の更新も値上げにつながる。廃油は2.90億ガロンを回収し、Group III基油など高品位品の割合が上がるが、石油製品そのものの独占は仮定しない。

売上は約145億ドル、営業利益は約27億ドルに達する。高い稼働率により設備投資の成果が利益に残り、10年間の純利益累計は約100億ドルとなる。買収は追加の過剰な増資をせず内部資金と借り換えで賄い、株式報酬控除後の買い戻しを42億ドル行う。

  • 技術サービス・有害廃棄物処理:数量 32.3(北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.61(処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない))→ 売上 52 億ドル・営業利益 14 億ドル。広義市場を約300億から約384億ドルへ拡大し、処理シェア約8.4%。処理単価年約4.9%上昇。
  • 産業洗浄・設備保守:数量 17.3(北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.58(特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1))→ 売上 27 億ドル・営業利益 6 億ドル。工場保守市場の実質拡大とハイドロケムの追加顧客獲得。単価年約4.7%。
  • 現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧:数量 16.5(北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.57(緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1))→ 売上 26 億ドル・営業利益 6 億ドル。広義の環境修復需要とES&Hの沿岸案件増。単価年約4.6%。
  • セーフティ・クリーン環境サービス:数量 17.5(北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.59(洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1))→ 売上 28 億ドル・営業利益 6 億ドル。小口契約を増やし、回収ルートを密にする。単価年約4.7%。
  • 廃油回収・再精製油製品:数量 290(回収・再精製した廃油、百万ガロン)× 価格 0.04(百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当))→ 売上 12 億ドル・営業利益 2 億ドル。回収量2.90億ガロン、販売単価換算は1.65倍。高品位基油の比率改善も含む。

倍率:2035年のGAAP純利益16.1億ドルを基礎に評価。k=8.0%、堀が強いため将来も残る超過利益の比率は2/3。伸びに要る自己資本に対するROEは最終年の純利益16.1÷自己資本85.5=18.8%(買収で伸びるため、のれんは除外しない)。2035年以降は北米の処理物量の実質増加0.5%とシェア微増0%〜0.2%、持続的な価格上昇3.5%〜4.0%を合計し、上限4.0%で止める。よってg=4.0%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=15.2%。式の正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=19.2倍。この上限の約95%に当たる18.3倍を採用。焼却許認可は強いが設備と買収の維持が必要で、満額の超過利益を保証できない。純現金でなく純負債なので現金の別建て加算はしない。2035年の時価総額は16.1×18.3=294.6億ドル。

確率:米国内の製造回帰とPFAS処理の拡大が10年間続き、2026年取得先の網が既存焼却炉の限界利益を押し上げる必要がある。大きな設備増強も不可欠なため、確度は12%にとどめる。

やや楽観 22% やや楽観:既存設備への集荷と値上げが続く 利益 12 億ドル · PER 17.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 376.32 ドル202 億ドル

技術サービスの実質取扱需要は約1.5倍になる。エンバイロサーブの移送拠点を通じて、従来は他社に流れていた廃棄物をキンボールなど自社の処分設備に送り込む。北米の広義市場が実質で拡大し、自社シェアも7%台に上がる。焼却炉の高稼働と処分単価の上昇が利益を押し上げ、ヴェオリアとアークウッドの競争があっても顧客の処理先を守る。

産業洗浄は市場を少し上回って伸び、緊急対応は買収した沿岸ネットワークで増える。セーフティ・クリーンは部品洗浄契約を継続し、廃油の回収は2.75億ガロンに達する。再生油の市況益は2026年ほど強くないが、高品位基油の比率と販売先の拡大で利益率を守る。

売上は約120億ドル、営業利益は約20億ドル、純利益は約12億ドルとなる。買収後の借金は徐々に返し、資産を増やしてもROEは16%台を保つ。株式報酬で増える持ち分を差し引いて35億ドルを自社株買いで還元する。将来の高成長をすべて前提にするのでなく、既存許可を使い切る収益の改善を中心に見る。

  • 技術サービス・有害廃棄物処理:数量 27.8(北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.51(処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない))→ 売上 42 億ドル・営業利益 11 億ドル。処理市場の実質成長とシェア7%台への上昇。単価約1.51倍。
  • 産業洗浄・設備保守:数量 16.0(北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.50(特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1))→ 売上 24 億ドル・営業利益 5 億ドル。化学・精製工場の稼働増と拠点を使った顧客拡大。
  • 現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧:数量 13.5(北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.49(緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1))→ 売上 20 億ドル・営業利益 4 億ドル。環境修復需要と買収先の受注・緊急対応の継続。
  • セーフティ・クリーン環境サービス:数量 16.0(北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.51(洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1))→ 売上 24 億ドル・営業利益 5 億ドル。既存の洗浄機・容器回収網の密度向上。
  • 廃油回収・再精製油製品:数量 275(回収・再精製した廃油、百万ガロン)× 価格 0.04(百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当))→ 売上 10 億ドル・営業利益 1 億ドル。回収2.75億ガロン。市況益は2026年の山より平準化する。

倍率:2035年のGAAP純利益11.6億ドルを基礎に評価。k=8.0%、堀が強いため将来も残る超過利益の比率は2/3。伸びに要る自己資本に対するROEは最終年の純利益11.6÷自己資本70=16.6%(買収で伸びるため、のれんは除外しない)。2035年以降の実質廃棄物市場は年約0.5%、シェア増はほぼゼロ、価格が物価3.5%前後で上がるため名目4%を上限とする。よってg=4.0%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=13.7%。式の正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=18.4倍。この上限の約92%に当たる17倍を採用。焼却許認可は強いが設備と買収の維持が必要で、満額の超過利益を保証できない。純現金でなく純負債なので現金の別建て加算はしない。2035年の時価総額は11.6×17=197.2億ドル。

確率:2026年の処理稼働率と技術サービスの拡大が一定期間続く姿であり、許認可の強さから実現し得る。ただし長期の値上げと統合の成功には不確かさが残るため22%。

中立 38% 中立:処分・定期回収は伸びるが、再生油は平常収益に戻る 利益 9 億ドル · PER 15.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 264.23 ドル142 億ドル

2035年の技術サービスは売上約36億ドルとなる。北米の広義危険廃棄物市場は実質で年1.5%ほど増え、同社の対象シェアは2025年の約6.2%から7%強になる。2026年の三社買収が集荷拠点を増やす一方、ヴェオリアやアークウッドも設備と許可を持ち、単価上昇は物価を少し超える程度に収まる。焼却炉の稼働改善と2026年の10年契約は需要の下支えとなる。

産業洗浄は景気の山谷を通じて実質需要が約14%増える。緊急対応は買収した支店によって実質需要が約27%増えるが、大規模災害の発生を毎年の収入に組み込まない。小口の廃棄物回収と洗浄機の定期サービスは拠点密度を高める。廃油の回収量は2.55億ガロンにとどまり、単価は10年で1.35倍と物価をやや下回る。

売上約104億ドル、営業利益約15.4億ドル、GAAP純利益約8.9億ドルを稼ぐ。新社債の金利と、買収した施設の償却も残る。累計純利益は約64億ドル、そのうち27億ドルを株式報酬差引後の買い戻しに回し、残りは設備・買収・借金の管理に使う。よい事業が着実に伸びるが、利益率の急騰までは見込まない。

  • 技術サービス・有害廃棄物処理:数量 25.0(北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 144.0%(処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない))→ 売上 36 億ドル・営業利益 9 億ドル。広義市場を約300億から約348億ドルとし、対象シェア約6.2%から7.2%へ。単価年約3.7%。
  • 産業洗浄・設備保守:数量 15.2(北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.42(特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1))→ 売上 22 億ドル・営業利益 4 億ドル。特殊設備保守市場を実質で年約1%伸ばし、シェアは微増。単価は物価程度。
  • 現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧:数量 11.9(北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.42(緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 3 億ドル。環境修復の市場増とES&Hの案件寄与。災害急増は見込まない。
  • セーフティ・クリーン環境サービス:数量 15.1(北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.41(洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1))→ 売上 21 億ドル・営業利益 4 億ドル。定期契約と回収密度が増え、単価は物価3.5%に沿って上がる。
  • 廃油回収・再精製油製品:数量 255(回収・再精製した廃油、百万ガロン)× 価格 0.03(百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。回収量2.55億ガロン。製品の相対価格は原油・基油市況で物価にやや負ける。

倍率:2035年のGAAP純利益8.9億ドルを基礎に評価。k=8.0%、堀が強いため将来も残る超過利益の比率は2/3。伸びに要る自己資本に対するROEは最終年の純利益8.9÷自己資本64.5=13.8%(買収で伸びるため、のれんは除外しない)。北米の長期廃棄物実質需要0.3〜0.6%、シェアは横ばい、単価は物価に概ね沿って年3.5%のため、2035年以降の名目成長を3.8%とする。ROEから成長率は逆算しない。よってg=3.8%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=11.9%。式の正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=16.8倍。この上限の約89%に当たる15倍を採用。焼却許認可は強いが設備と買収の維持が必要で、満額の超過利益を保証できない。純現金でなく純負債なので現金の別建て加算はしない。2035年の時価総額は8.9×15=133.5億ドル。

確率:焼却の許認可と顧客の切り替え負担は強いが、産業洗浄と再生油は景気と市況の影響を受ける。双方を織り込む中心筋書きとして38%を配分する。

やや悲観 20% やや悲観:現場競争と環境費用で売上増が利益に残らない 利益 3 億ドル · PER 10.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 62.19 ドル33 億ドル

環境規制は強まるが、処理の値上げが設備・監視費用に追いつかない。技術サービスの実質取扱需要は2025年比13%増にとどまり、単価も1.31倍に抑えられる。化学工場が処理を内製化し、ヴェオリアとアークウッドへ一部案件が移る。焼却炉は残るため事業そのものは消えないが、設備稼働の固定費が利益率を圧迫する。

産業洗浄は地域業者との競争で実質需要がほぼ横ばいにとどまる。現場・緊急対応は事故案件の少なさと買収拠点の統合遅れに苦しみ、セーフティ・クリーンの値上げも小幅になる。廃油の回収は2.30億ガロンへ減り、石油製品の売上換算単価はわずかな上昇にとどまる。

売上は名目で約81億ドルに増えるが、営業利益率は約8.5%に下がり、純利益は3億ドルまで縮む。今後の買収を控え、株式報酬控除後の自社株買いを10年で17億ドルに絞る。純負債を大きく増やさずに済んでも、自己資本利益率が資本コストを下回り、蓄積した資本の価値が低くなる筋書きだ。

  • 技術サービス・有害廃棄物処理:数量 20.9(北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 131.0%(処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない))→ 売上 27 億ドル・営業利益 5 億ドル。処分量は微増だがシェア獲得が止まり、単価は物価に負ける。
  • 産業洗浄・設備保守:数量 13.5(北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.29(特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。産業保守は人件費と地域競争が採算を下げる。
  • 現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧:数量 9.7(北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.28(緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1))→ 売上 12 億ドル・営業利益 1 億ドル。事故件数と統合の遅れで実質成長が限定される。
  • セーフティ・クリーン環境サービス:数量 13.4(北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.29(洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。洗浄機設置先の更新と価格転嫁が鈍い。
  • 廃油回収・再精製油製品:数量 230(回収・再精製した廃油、百万ガロン)× 価格 0.03(百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当))→ 売上 6 億ドル・営業利益 0 億ドル。廃油回収2.30億ガロン、原油・基油の市況が弱含む。

倍率:2035年のGAAP純利益3億ドルを基礎に評価。k=8.0%、堀が強いため将来も残る超過利益の比率は2/3。伸びに要る自己資本に対するROEは最終年の純利益3÷自己資本45=6.7%(買収で伸びるため、のれんは除外しない)。産業界の廃棄物削減が実質数量を押し下げ、シェアは横ばいから減少、価格は長期に年3%弱しか上げられず、継続成長は名目2.5%に鈍る。よってg=2.5%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=7.1%。式の正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=12.1倍。この筋書きではROEが資本コストを下回るため、利益を留保しても価値が増えず、1÷k=12.5倍が絶対上限になる。式で得た12.1倍も超えないようにし、規制対応と環境負債の重さを勘案して10倍へ割り引く。純現金でなく純負債なので現金の別建て加算はしない。2035年の時価総額は3×10=30.0億ドル。

確率:PFAS対策の費用転嫁不足と工場内の廃棄物削減は十分に起こり得る。処理許可が残るため全面崩壊ではないが、取得先の利益率改善が途切れる姿に20%を割り振る。

悲観 8% 悲観:焼却の規制費用と顧客の内製化が重なり、堀が傷む 利益 1 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 14.89 ドル8 億ドル

PFASの焼却排出規則が厳しくなり、設備更新に費用がかかる。大口工場は危険廃棄物の発生を減らし、閉鎖系の化学処理や再利用を増やす。技術サービスの実質需要は2025年比で約22%減り、広義市場のシェアも6%台から5%未満へ縮む。ヴェオリアやアークウッドに高採算案件を奪われ、処理単価は物価上昇に追いつかない。許認可は残っても、修繕と監視の固定費は消えない。

産業洗浄と現場対応は工場の停止・案件減少で採算が落ち、買った拠点を再編する。セーフティ・クリーンは顧客による洗浄液の長寿命化で回収頻度が減る。廃油回収は1.90億ガロン、製品の売上換算単価は2025年を下回る。売上は名目で約55億ドル、営業利益は約2.4億ドル、純利益は約1億ドルに減る。

2026年の買収後、2027〜31年に操業悪化・環境負担や一部減損を被り、10年間のGAAP純利益累計は14億ドルにとどまる。還元は実質的に停止に近く正味4億ドルだけで、自己資本は約37.5億ドルとなる。設備の売却可能額と残る稼ぐ力を照らしても、現在の時価総額を守れる状況ではない。

  • 技術サービス・有害廃棄物処理:数量 14.5(北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 121.0%(処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない))→ 売上 18 億ドル・営業利益 3 億ドル。処理施設の稼働と競争力が低下し、シェアは5%未満。単価は物価未満。
  • 産業洗浄・設備保守:数量 10.8(北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.16(特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。工場の閉鎖と清掃内製化で実質需要が減る。
  • 現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧:数量 6.8(北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.18(緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。事故対応の契約・支店再編が進み受注が減る。
  • セーフティ・クリーン環境サービス:数量 11.0(北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要)× 価格 1.19(洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。洗浄液長寿命化と地域競争で訪問頻度・数量が減る。
  • 廃油回収・再精製油製品:数量 190(回収・再精製した廃油、百万ガロン)× 価格 0.02(百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。廃油1.90億ガロン、原油・基油の低市況で価格も10%低下。

倍率:2035年のGAAP純利益1億ドルを基礎に評価。k=8.0%、堀が強いため将来も残る超過利益の比率は2/3。伸びに要る自己資本に対するROEは最終年の純利益1÷自己資本37.5=2.7%(買収で伸びるため、のれんは除外しない)。焼却できる化学廃棄物が工場内の代替処理に移り市場実質数量が縮小、シェアも低下する。残る定期回収の値上げだけで名目1%程度の長期増加にとどまる。よってg=1.0%で、RONIC=k+2/3×(ROE−k)=4.4%。式の正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.2倍。この筋書きではROEが資本コストを下回るため、利益を留保しても価値が増えず、1÷k=12.5倍が絶対上限になる。式で得た11.2倍も超えないようにし、規制対応と環境負債の重さを勘案して8倍へ割り引く。純現金でなく純負債なので現金の別建て加算はしない。2035年の時価総額は1×8=8.0億ドル。

確率:最終処分の許可は価値を持つので壊滅的な状況はまれだが、排出規制、保守費用、失敗したM&Aが同時に重なった構造敗北は想定する。事業廃止や破産ではないため8%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

技術サービス・有害廃棄物処理

工場などの有害廃棄物を集め、焼却、危険廃棄物埋立、再生、汚染土壌処理を行う。2025年末の焼却実用能力は年63.2万トンで、処理場と許認可が最大の競争力である。

数量北米の広義の有害廃棄物管理市場(2025年価格)×自社の取扱シェア、億ドル相当の実質需要価格処理・輸送の単価指数(2025年=1。シェアは含まない)売上営業利益
今 2025/12 18.6 100.0% 19 4
10 年後 中立 25.0 144.0% 36 9

取り方:2025年10-Kの技術サービス売上18.597億ドルを独立採用。広義の北米有害廃棄物管理市場を2025年価格で約300億ドルと仮定(MarketsandMarketsが2021年に示した2025年予測304億ドルを丸めたもの)し、自社取扱分18.597÷300=約6.2%を実質数量とする。市場の切り方による誤差が大きいので厳密なシェアではない。高温焼却だけは会社が北米能力の6割超と公表し、年実用能力631,721トン、2025年稼働85%(約53.7万トン相当)を別途確認した。競合はヴェオリア、アークウッド、ロス。営業利益4.3億ドルは全社報告のセグメントEBITDA13.44億ドルから処理資産の償却等を各業務へ配分した推定で、会社の独立営業利益開示ではない。

産業洗浄・設備保守

製油所、石油化学、製造設備の高圧洗浄、タンク・配管清掃、定期修繕を現場で行う。設備停止期間の安全性と作業員・専用車両の稼働率が採算を左右する。

数量北米の特殊産業洗浄・設備保守市場(2025年価格)×自社取扱シェア、億ドル相当の実質需要価格特殊車両・現場チームの請負単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 13.3 1.00 13 2
10 年後 中立 15.2 1.42 22 4

取り方:10-KのIndustrial Services and Otherの売上13.28069億ドル(全社の少額のその他売上を含む)を採用。工場内の特殊清掃・定期保守を含む北米の対象市場を約240億ドルとする粗い推定で、シェアは5.5%。民間調査の一般的な清掃市場とは違うため企業開示の厳密な業界総量はない。単価は現場人員と特殊車両の一日当たり請求額で動き、基準年価格指数1で測る。2021年にハイドロケムPSCを12.5億ドルで取得した実績が数量増の根拠。競合はヴェオリア、GFL、CEDA、地域の専門業者で各社比率は非開示。営業利益は推定。

現場対応・緊急漏出対応・土壌復旧

油流出や化学事故、汚染土壌、自然災害を現場で処理する。事故の発生件数と派遣機材の稼働日数が数量で、契約では日額・時間・案件単価を請求する。

数量北米の環境修復・事故対応需要(2025年価格)×自社受注シェア、億ドル相当の実質需要価格緊急出動・土壌復旧の案件単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 9.4 1.00 9 2
10 年後 中立 11.9 1.42 17 3

取り方:2025年10-Kの現場・緊急対応売上9.37362億ドル。2025年の緊急対応は約22,000件だが、土壌修復を含む総請求案件数と平均単価は非開示なので、総売上をこの出動回数で割っても正しい単価にはならない。比較可能な広義の北米環境修復市場はGrand View Researchの2025年281.8億ドル(https://www.grandviewresearch.com/horizon/outlook/environmental-remediation-market/north-america)で、これを市場の代理変数に使うと売上シェア約3.3%。災害対応と修復の市場範囲は重複を含む。2024年HEPACO、2026年ES&Hの買収で地理的な受注範囲が広がる。競合はヴェオリア、GFL、地域の油漏出対応会社。営業利益は推定。

セーフティ・クリーン環境サービス

自動車整備場や工場の部品洗浄機、容器入り廃棄物回収、廃液吸引を提供する定期契約型のサービス。回収ルートと洗浄機設置台数が顧客の乗り換えを難しくする。

数量北米の小口産業廃棄物回収・部品洗浄請負市場(2025年価格)×自社シェア、億ドル相当の実質需要価格洗浄機保守・廃液回収の平均契約単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 13.1 1.00 13 2
10 年後 中立 15.1 1.41 21 4

取り方:2025年10-KのSafety-Kleen Environmental ServicesはESの10.21404億ドルとSKSSの2.90423億ドルを合算した13.11827億ドルで、内部売上を二重に数えない。洗浄機の設置台数と顧客訪問件数は開示されず、対象となる北米の小口産業廃棄物・部品洗浄の請負需要を約150億ドルと独自に仮定した場合の受注シェアは8.7%。会社は北米最大の部品洗浄サービス業者と説明するが、競合の市場シェアの数値はない。クリスタル・クリーンと地域業者を比較対象とし、営業利益は推定。

廃油回収・再精製油製品

工場・整備場から廃油を回収し、精製した基油、潤滑油、燃料原料と副産物を販売する。回収量は実物のガロン数、販売単価は油価と高品位製品の構成で動く。

数量回収・再精製した廃油、百万ガロン価格百万ガロン当たりの製品売上換算単価、億ドル(現場回収のサービス料を除く。2025年約2.44ドル/ガロン相当)売上営業利益
今 2025/12 243 0.02 6 1
10 年後 中立 255 0.03 8 1

取り方:2025年10-KのSafety-Kleen Oil製品売上5.93874億ドルと実際の廃油回収量2億4,300万ガロンを採用。回収量で割った約2.44ドル/ガロンは再精製基油・潤滑油・副産物の売上換算値であり、基油単一商品の店頭価格ではない。米国エネルギー省2020年公表の2018年回収可能廃油13.7億ガロンを参考にすると、回収可能潜在量に対する同社量は約17.7%だが、国・年・実回収分母が異なるので厳密な市場シェアではない(https://www.energy.gov/articles/department-energy-issues-report-management-and-beneficial-reuse-used-lubricating-oil)。2024年回収2.53億ガロンから2025年2.43億へ減った。競合はクリスタル・クリーンと新油のシェブロン、モティバなど。営業利益は市況と償却を考慮した推定。

リスクと懸念

PFAS・焼却排出規制の予測不能性

有機フッ素化合物PFASの処理は、新しい需要を生む一方、焼却排ガス・残渣の安全基準の変更によって追加設備と検査費用が発生する。規制当局が既存施設の運転条件を厳しくすれば、2025年の実用能力63.2万トンを十分に使えず、許認可という堀が短期的に費用負担へ転じる。訴訟や閉鎖後管理費用は、事業が縮んでも続き得る。

産業景気と特殊洗浄の数量減

技術サービスの廃棄物量は化学・製薬・製造の操業に左右される。産業洗浄は製油所の定期停止時の工事が多く、工場の閉鎖、設備集約、生産の海外移転が続けば特殊車両と作業員が遊ぶ。緊急対応も災害・漏出事故の頻度が読めず、一度の大型案件を毎年発生する定期収入と見誤ると、設備と常勤人件費が利益率を押し下げる。

再生油の基油価格と回収スプレッド

2026年4〜6月期のSKSSの大幅増益は、精製油製品の世界的供給障害で再精製品価格が上がった面が大きい。廃油を回収するために払うコストも市場に応じて動くため、基油販売価格との差であるスプレッドが急縮小する可能性がある。回収量自体も2024年の2.53億ガロンから2025年の2.43億へ減っており、単価だけで永続成長を描けない。

買収の増分ROICと新社債の費用

2026年にテラ・ノバ、エンバイロサーブ、ES&Hを取得し、後者二社には合計7.75億ドルを投じた。想定される調整後EBITDAは統合後の相乗効果を含み、現時点のGAAP利益や投下資本利益率ではない。年利6.25%の6億ドル社債の資金費用は確実だが、焼却施設への集荷増加はまだ予測である。取得資産の償却と追加設備投資を引いて利回りを測りたい。

事故・環境負債・埋立終了後の監視

危険廃棄物の輸送漏出、火災、焼却炉の停止、埋立地からの有害物質の流出は、現金支出と信用失墜を同時に招く。保険で補えない賠償や土壌の長期監視義務もあり、許認可施設の資産価値を帳簿の設備額でそのまま測れない。悲観の床は有利子負債だけでなく、リース、買掛金、税金、将来の環境対策支出を控除して評価する。

競合・顧客内製化とシェアの下落

ヴェオリア、アークウッド・エンバイロメンタル、ロスなどの有害廃棄物企業が処理能力や物流網を増やせば、高単価の案件が流出する。工場が溶剤回収、閉鎖系プロセス、洗浄液の長寿命化を進めても廃棄物量は減る。最終焼却の許認可は守りになるが、産業洗浄と地域の現場サービスは相対的に参入障壁が低く、顧客の費用削減の影響を受けやすい。

人材・運搬コストとAIの非代替性

危険物輸送の運転手、焼却設備の技術者、漏出対応の有資格者を確保できなければ、機材と処理能力があっても売上を増やせない。賃金・燃料・保険料の上昇を値上げで回収できるかが採算の分岐点となる。AIエージェントは請求・配車・記録などの事務を効率化するが、焼却、洗浄、輸送、現場除染という物理作業自体を置き換えないため、本業には人月型・席課金型の代替規則を適用しない。

今後の分かれ目

焼却設備の稼働率が2027年以降も90%前後で、実効処分単価が年4%を超えて上がる
希少な許認可能力への需要が確かめられ、技術サービスの数量・単価と増分利益率を上方修正する。やや楽観の確率を高める。
2026年に買収したエンバイロサーブとES&Hの取得後調整後EBITDAが年0.87億ドルを超え、営業キャッシュフローにも反映される
想定相乗効果がGAAP利益と現金に残ることが確認でき、資本配分の評価と正味還元の持続性を改善する。
再生油の売価と廃油回収コストの差が縮小し、SKSSの利益率が2四半期続けて大幅に悪化する
2026年の石油製品の供給障害による一時利益を剥落させ、再生油部門の単価・利益率を中立から下方へ修正する。
PFAS焼却の排出規則によって追加設備投資が年1億ドル規模に達し、処理単価に転嫁できない
焼却炉の経済性が傷む。やや悲観の重みを増し、営業利益率と期間の正味還元を下方修正する。
有利子負債が調整後EBITDAの3倍を長期に超え、追加買収が続く
取得代金を賄うための利息と償却が利益を押し下げるため、新規買収による売上の伸びをそのままオーナー利益として評価しない。
危険廃棄物の処理数量が2年以上減り、産業洗浄の受注も同時に減少する
産業の内製化・競争で市場シェアを失っている疑いが強まり、2035年の処理量と稼働率、存続する堀の強さを検証し直す。
株式報酬を差し引いた正味自社株買いよりも設備更新・環境対策費の増加が大きくなる
会計上の利益が増えても株主のオーナー利益が増えないため、将来の還元を削り、資本配分の採算判断を厳しくする。

見ておくもの

  • 四半期の技術サービス売上成長率・処理数量・焼却設備の実稼働率(2026年4〜6月91%)
  • 処分場への埋立搬入量と処理の実効単価、PFAS関連案件の売上
  • エンバイロサーブ・ES&H・テラ・ノバの取得後売上と相乗効果の現金化
  • SKSSの再精製基油販売単価、廃油回収量、原料仕入れスプレッド
  • 設備維持投資・環境対策費と営業CF、株式報酬控除後の正味還元
  • 純有利子負債/EBITDA、2034年償還6.25%社債の負担
  • ヴェオリア・アークウッド・クリスタル・クリーンとの受注・処理能力の競争
  • 連邦・州のPFAS焼却規則、漏出事故・環境負債と訴訟の動向

倍率と資本コストの決め方

10年後の売上は2025年の開示で識別できる5つの収益源に分け、各事業の実質数量と価格から先に求めた。再生油の回収量だけが直接の実物数量で、その他は実質市場×シェアの代理数量を使用し、精度の限界をhowに残した。倍率は株価や同業PERから逆算せず、k=8.0%、処理許認可を理由とする強い堀2/3、10年後の自己資本ROEと2035年以降の名目成長3.8%から正当化した。株式報酬は費用のまま、買収償却も足し戻さない。自己資本は2025年末の27.5億ドルから純利益累計と正味還元の流れでつなげた。FY2025の台帳株数5,371.6万株は2026年10月23日の市場資料5,279.1万株より約1.7%多いが、時価総額の差は約2%で基準上は問題ない。米国基準ASC842ではリースはすでに資産・負債計上されており、固定支出として悲観に残す。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国基準8.0%+品質0.0%=8.0%。WM・RSGの7.5%より、産業洗浄と市況連動する再生油の比率が高いぶん循環性を重く見る。2026年買収・PFAS規制・労働不足の固有リスクは確率と利益率に入れ、資本コストには二重計上しない。

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割安 ライアンエアー・ホールディングスRYAAY 欧州最大の低運賃航空網と厚い財務が競争力を支える。燃料・脱炭素の費用を織り込んでも十年先の稼ぐ力には余地があり、割安と見る。 本質価値との差 +56.7% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズBFAM 代替保育の企業契約と供給網は強いが、英国の安全管理問題が信用を揺らす。十年先の利益と還元で見れば、現在の評価はほぼ適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 グルポ・アエロポルトゥアリオ・デル・スレステASR 空港の地域独占は強いが、コロンビアの権益満了と大型買収後の負債は重い。利益と還元から測る本質価値は現在の時価総額を約16%上回り、やや割安 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ADTADT ADTは監視契約の積み上げと値上げで稼ぐ警備会社である。負債と解約率は重いが、10年の株主価値には約65%の安全域があり割安と見る。 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 サービス・コーポレーション・インターナショナルSCI 北米最大の葬祭会社。墓地・生前契約には強い堀があるが、火葬への移行と重い負債が成長を制約する。10年の期待価値は現在を約4%上回る適正水準 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ウィルスコット・ホールディングス・コーポレーションWSC 長期賃貸の堀は残る。高借金と実行不振を厚く見ても、10月23日時点の価値差は約25%で、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ZTOZTO 中国宅配の最大規模と仕分け網は強いが、値上げの自立性とVIEには限界がある。10年の還元を含めればやや割安 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アリソン・トランスミッション・ホールディングスALSN 北米の高い変速機シェアは強いが、2026年の大型買収で借金と競争事業が増えた。10年の価値はほぼ適正で安全域は薄い。 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 KBRKBR アンモニア技術の強い堀と政府向け契約を持つが、2027年の分社とAI代替には不確実性が残る。10年の本質価値は現値比約7%高い適正圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アキュイティーAYI 照明の販路と建物制御には長く続く強みがある。ただし成長の買収依存とAIによる競争を考えると、現在の評価はおおむね適正で安全域が薄い。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

  1. クリーンハーバーズ2025年Form 10-K、2026年2月提出(事業、設備能力、セグメント売上)
  2. クリーンハーバーズ2026年7月29日発表・第2四半期決算と通期見通し
  3. クリーンハーバーズ2026年10月5日・エンバイロサーブとES&Hの買収完了

分析日 2026-10-23