株譜
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ソルブ・エナジー MWH

受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)11.39 ドル23 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)23.3 ドル47 億ドル差 −51.0%
10 年後から見ると 割高 価値 11.39 ドル23 億ドル · 差 −51.0% · 期待の年率 +1.3%
期待の年率リターン(10 年)+1.3%資本コスト比 −8.2 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約15.1%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ソルブ・エナジーは、米国の大規模太陽光、蓄電池、送配電設備を設計・調達・施工し、完成後の保守まで担う電力インフラ会社である。結論は割高である。2026年6月末の受注残は約89億ドルへ増え、同年の売上見通しも39億ドル前後へ引き上げられたが、売上の大半は12〜18か月で終わる固定価格の新設工事であり、受注量と利益の質は同じではない。

強みは、500か所超・21GW超の施工実績、金融機関から認められる完工能力、23GW超の保守契約、50TB超の運転データである。だが、2025年の既設設備サービスは売上の5%弱にすぎず、顧客は案件ごとに競争入札へ戻れる。税控除の安全港が近年の工事を前倒ししているため、2030年代の価値は太陽光市場の成長そのものより、送配電と蓄電池へ分散し、工事損失を抑え、保守の比率を上げられるかで決まる。

中立では2035年の売上を約54億ドル、営業利益率を約9%、純利益を3.6億ドルと見る。上振れにはシェア維持とM&Aの成功が同時に要り、下振れでは政策の反動と固定価格契約の損失が重なる。確率加重した現在価値は約20億ドルで、約43億ドルの現時価総額を約55%下回る。良い需要環境は認めるが、長期株主が求める安全域は乏しい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、必要性の高い事業である。米国は電力を増やし、古い系統を更新しなければならない。大型発電所を期限どおり完成させる能力は希少で、銀行が認める施工会社という評判は、単なる規模以上の価値を持つ。保守契約と運転データが積み上がれば、工事会社から設備寿命を通じて稼ぐ会社へ近づく。

ただし、オーナー利益の予測は容易ではない。新設工事は案件ごとに競争へ戻り、売上が増えても、固定価格契約の小さな見積もり違いで利益が消える。2026年の受注残には税制期限による前倒しも混じり、10年続く年金ではない。還元方針がなく、上場後の資本配分の実績も短い。

筆者が求めるのは、保守と送配電が利益の柱になり、買収を除いても利益が増え、余剰資金を株主へ戻す証拠である。現時点の時価総額は、その変化がかなり進むことを先に払っている。事業は理解できるが、工事採算と政策の二つを同時に予測する必要があり、十分な安全域がなければ長く持つ対象にはしにくい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は新設工事である。2025年の売上24.9億ドルのうち、太陽光または太陽光併設蓄電池の設計・調達・建設(EPC)が21.1億ドル、独立型蓄電池が1.0億ドル、送配電と基礎工事などが約1.8億ドル、既設設備の運転保守・修繕・再出力化が1.1億ドルだった。顧客は発電事業者、開発会社、電力会社であり、同社は200MW級以上の案件を得意とする。

新設工事は、初期調査や長納期品の手配を行う限定着工契約を経て、通常は一括固定価格のEPC契約へ移る。工期はおおむね12〜18か月で、売上は進捗に応じて認識する。調達は契約額の4〜5割を占めるが、太陽光モジュールや電池を顧客が直接調達する案件も多く、同社の価値は設計、基礎・電気工事、現場管理、試運転、完工保証にある。

2026年上期の売上は16.3億ドルへ増え、6月末の受注残は88.6億ドル、通期売上見通しは38.7〜39.7億ドルとなった。増収は新設工事と買収が押し上げたが、上期の粗利率は前年より低く、量の急増がそのまま採算改善を意味しない。受注残には締結済み契約、限定着工契約、受注内定、保守の将来収入が混在するため、総額だけでなく契約の強さを見る必要がある。

保守は最低5年の契約が中心で、定期保守の固定料金と、故障対応の時間・材料料金を受け取る。制御センターは毎秒約200万点を監視し、独自の運転データを施工設計へ戻す。もっとも、2026年6月末の受注残の約53%は受注内定で、完全な契約ではない。上位10顧客が2025年売上の約73%を占めるため、顧客の資金調達、許認可、系統接続の遅れが、施工量と運転資金を同時に動かす。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社が容易にまねできない強みは、規模と信用にある。2014〜2024年に米国で建設された大規模太陽光の約9分の1を手掛け、2024年売上基準で米国2位の太陽光請負会社となった。大型案件では、安値だけでなく、保証能力、安全実績、熟練工、調達網、金融機関が認める完工確度が選定を左右する。23GW超の保守契約と50TB超の運転データは、見積もり精度と稼働率改善にも効く。

ただし、堀は広くない。発電所を建てるたびに顧客はクアンタ・サービシーズ、マステック、プリモリス、キーウィット、マッカーシー、モーテンソンなどを比較できる。固定価格契約では値上げ力より見積もり力が重要で、地盤、天候、労賃、資材、工程の読み違いを自社が負う。既設設備サービスの比率がまだ小さいため、保守契約の切り替え費用だけで全社を守る段階ではない。

2025年のフリーキャッシュフローは3.1億ドルで純利益1.5億ドルを上回ったが、前受金と契約資産で年ごとの振れが大きい。33%の自己資本利益率(ROE)も、上場前の薄い自己資本に支えられた面が強く、IPO後にそのまま続く数字ではない。施工量の拡大より、赤字案件を避けながら利益を現金へ変える規律こそ、10年後の優良さを決める。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の大規模太陽光は、2025年に34.7GWが稼働し、政策の揺れがあっても10年間で381GWの新設が見込まれている。データセンター、製造業の国内回帰、電化、石炭火力の退役が電力需要を押し上げるため、太陽光、蓄電池、送配電は10年後も必要である。蓄電池は出力変動をならし、系統接続の価値を高めるため、太陽光より税制の影響が小さい案件も多い。

一方、2025年成立の税制変更は、太陽光と風力の税控除に厳しい期限を設けた。2026年7月4日より前に着工するか、2027年末までに稼働する案件へ工事が前倒しされ、安全港を確保した案件は数年間残る。したがって2026〜2029年の受注は強くても、その先の案件形成を保証しない。関税、外国関係主体の調達規則、連系待ち、許認可、変圧器などの長納期品も、顧客の採算と工期を左右する。

太陽光EPCは分散市場だが、200MW超の案件では実績と保証能力を持つ会社が限られる。同社の2025年の施工売上からみたシェアは約10%で、過去10年の施工容量シェア約11%と整合する。保守ではノバソース、ACTパワー、オリジス、ピアース、QEソーラーが競合し、送配電ではクアンタやマステックが規模で先行する。

中立では、2035年の大規模太陽光市場を年42GWとし、同社のシェアを10.5%へ小幅に上げる。蓄電池と送配電は太陽光より速く伸びるが、施工単価は物価並みにとどまる。保守は設備の老朽化で1GW当たりの修繕売上が増える。長期の勝ち筋は、太陽光専業に近い姿から、電力網の建設と既設資産の管理へ収益源を移すことである。

資本政策と M&A

2026年2月のIPOで得た資金の多くを借入金の返済に使い、同年6月末には長期借入金がほぼなくなった。財務の出発点は悪くない。成長投資は買収が中心で、2024年のCSエナジー、2025年のSDIとスパルタン、2026年7月のロバーソン・ウェイト・エレクトリックまで、太陽光以外の基礎工事、送変電、試験・試運転を足してきた。

会社は配当を予定しておらず、自社株買いの数値目標も示していない。資金は運転資金、設備、買収へ優先的に回す方針であるため、株主への還元は約束ではない。中立では、後半に還元を始めても10年間の正味還元は累計利益の3割程度にとどまる。

注意すべきは、上場会社と旧株主が事業会社を共同保有するUp-C構造である。旧株主は議決権付きB株と事業会社持分を保有し、税務上の便益の85%を旧株主へ支払う契約がある。投資会社の影響力、関連当事者との利害、重要な内部統制の不備も残る。買収が利益を増やしても、のれん、株式報酬、税便益契約への支払いで少数株主の取り分が薄まらないかを監視すべきである。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

約89億ドルの受注残は2025年末から増え、2026年上期の売上は前年同期比72%増えた。受注残のうち蓄電池を含む案件が約25億ドルあり、太陽光だけの会社ではなくなりつつある。電力需要はデータセンター、工場、空調、電化で増え、短期間で建設できる太陽光と蓄電池は、税控除が弱まっても新設電源の中心に残る。

同社は500か所超を完成させ、過去10年の米国大規模太陽光の約11%を施工した。大型案件では、保証能力、安全、熟練工、調達網、金融機関の信用が参入障壁になる。23GW超の保守契約と独自データは、顧客の発電量を改善し、次の工事受注へつながる。施工と保守を同じ規模で持つ競合は少ない。

IPOで借金を返し、スパルタンとロバーソンの買収で送変電へ広げた。太陽光の安全港案件を消化する間に、蓄電池、変電所、試運転、再出力化へ人材を移せれば、2030年代も数量を増やせる。工事の標準化とデータ活用で利益率が二桁に乗り、保守が売上の1割へ近づけば、現在の受注増は一時的な山ではなく、電力インフラ総合会社への移行の始まりになる。クアンタやマステックが送配電で先行していても、太陽光顧客との関係から変電所と蓄電池を束ねて受注できれば、後発でも十分な余地がある。

慎重な見方

受注残の大きさは安心材料ではあるが、約53%は受注内定であり、完全な契約ではない。顧客は許認可、連系、資金調達、税控除の資格が整わなければ案件を遅らせられる。2026〜2029年は安全港を確保した案件で忙しくても、その後に新規着工が細れば、人員と機材を増やした後で稼働率が落ちる。

売上の9割超は新設工事で、既設設備サービスはまだ小さい。固定価格契約では、労賃、地盤、天候、資材、工程のずれを完全には転嫁できない。2026年上期の調整後粗利率は前年を下回り、2025年には大型修繕や開発売却の高採算も含まれていた。上位10顧客への集中も高く、1社の延期が利益と運転資金を同時に悪化させる。

買収で送配電へ広がる戦略は正しいが、統合に失敗すれば、のれんと管理費だけが残る。Up-C、税便益契約、支配株主、内部統制の不備は、上場したばかりの少数株主にとって軽くない。配当も自社株買いの約束もないため、利益をためても低い利回りの買収へ使う恐れがある。

太陽光市場が残っても、同社の利益が株主へ残るとは限らない。上場後の景気後退を経験していないため、保証枠、前受金、下請けの信用が谷でどう動くかも未検証である。

どちらに重みを置いたか

需要の長さと現在の受注残は強いが、固定価格工事、税制期限、受注残の契約化、上場後の資本配分という四つの不確実性がある。市場そのものが消える可能性は低く、悲観は市場縮小ではなく同社のシェアと採算の崩れとして表した。

上振れ側を31%、中立を34%、下振れ側を35%とし、わずかに下へ寄せた。中立でも10年後の時価総額は現在を下回り、還元を足しても資本コストに届かない。確率加重した現在価値は約20億ドルで、約43億ドルの現時価総額には安全域がないため、結論は割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 22.66 ドル46 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 3.54 ドル7 億ドル)。 今の値に割り戻すと 11.39 ドル23 億ドル、今との差 −51.0%、 期待の年率 +1.3%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 9% 52.10 ドル105 億ドル 7.41 ドル15 億ドル +155.7% +10.7% 5.36 ドル11 億ドル
やや楽観 22% 35.92 ドル73 億ドル 5.93 ドル12 億ドル +79.8% +6.6% 9.21 ドル19 億ドル
中立 34% 24.15 ドル49 億ドル 3.95 ドル8 億ドル +20.7% +2.1% 9.55 ドル19 億ドル
やや悲観 23% 7.03 ドル14 億ドル 0.99 ドル2 億ドル −65.5% −10.6% 1.84 ドル4 億ドル
悲観 12% 2.00 ドル4 億ドル 0.00 ドル0 億ドル −91.4% −21.8% 0.24 ドル0 億ドル
加重平均100% 22.66 ドル46 億ドル3.54 ドル7 億ドル +12.6% +1.3% 26.20 ドル53 億ドル

今の株価時価総額 23.27 ドル47 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 9% 楽観:大型太陽光のシェアを上げ、蓄電池・送配電・保守が第二の柱になる 利益 7 億ドル · PER 13.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 52.10 ドル105 億ドル

2035年の大規模太陽光市場は年55GWへ伸び、同社は完工実績と銀行からの信用を生かしてシェアを12%へ上げる。独立型蓄電池では施工シェア6%、送配電では1.5%へ伸びる。保守契約は75GWへ増え、古い設備の故障対応と再出力化が単価を押し上げる。売上は88.2億ドル、営業利益は9.28億ドル、純利益は7.0億ドルとなる。

買収した送変電会社が全国展開の核となり、太陽光工事の繁閑に合わせて人員を系統設備へ移せる。固定価格工事の標準化で営業利益率は10%台半ばへ上がる。クアンタ、マステック、プリモリスに対し、太陽光から変電所、蓄電池、保守までを一括で請ける力が差になる。累計利益の約3分の1を株式報酬控除後の配当・買い戻しへ回し、正味還元は15億ドル、自己資本は32億ドルとなる。

  • 大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC:数量 6.6(自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア))× 価格 1.45(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 58 億ドル・営業利益 6 億ドル。市場55GW×シェア12.0%=施工6.6GW、価格指数1.45
  • 独立型蓄電池EPC:数量 2.7(自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア))× 価格 1.35(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 9 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場45GW×シェア6.0%=施工2.7GW、価格指数1.35
  • 送配電・基礎工事・試験:数量 9.8(自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル))× 価格 1.45(工事価格指数(2025年=1))→ 売上 14 億ドル・営業利益 2 億ドル。実質市場650億ドル×シェア1.5%=工事量9.75億ドル、価格指数1.45
  • 既設設備サービス:数量 75.0(保守契約容量(GWdc))× 価格 0.10(1GW当たり年間売上(億ドル))→ 売上 7 億ドル・営業利益 2 億ドル。契約75GW、1GW当たり売上は2025年比1.80倍

倍率:事業ROEは7.0÷32.0=21.9%。k 9.5%、堀は普通で残る割合1/2とし、RONICは15.7%。長期g 4.0%は価格3.5%と市場・シェアの実質0.5%から出した。10年目利益に掛ける正当化PER上限は14.1倍で、蓄電池・送配電・保守への転換が成功する姿でもEPCの循環が残るため、その94%の13.2倍とした。純利益はGAAP。

確率:電力需要の強さに加え、税制期限後も年55GWの太陽光市場、シェア上昇、買収統合、二桁利益率が同時に必要であり、1割弱とした。

やや楽観 22% やや楽観:安全港後も案件が続き、送配電と保守が利益率を支える 利益 5 億ドル · PER 12.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 35.92 ドル73 億ドル

2035年の大規模太陽光市場は年48GWとなり、同社はシェア11.3%を保つ。独立型蓄電池の施工シェアは5%、送配電は1.2%へ上がり、保守契約は65GWへ増える。税制期限による反動は2029年前後に出るが、データセンターと電力会社の系統投資が穴を埋める。売上は69.3億ドル、営業利益は6.79億ドル、純利益は5.1億ドルとなる。

大型の赤字案件を避け、保守と送配電の比率上昇で営業利益率は10%近くを保つ。キーウィット、マッカーシー、モーテンソンとの大型案件の競争ではシェアを広げないが、施工実績で取りこぼしを抑える。M&Aは小型案件に限り、追加の大幅な増資はしない。正味還元は12億ドル、自己資本は25.5億ドルとなり、上場後の資本配分はまずまずだったと評価できる。

  • 大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC:数量 5.4(自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア))× 価格 1.43(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 47 億ドル・営業利益 4 億ドル。市場48GW×シェア11.3%=施工5.424GW、価格指数1.43
  • 独立型蓄電池EPC:数量 1.9(自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア))× 価格 1.32(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場38GW×シェア5.0%=施工1.9GW、価格指数1.32
  • 送配電・基礎工事・試験:数量 7.2(自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル))× 価格 1.43(工事価格指数(2025年=1))→ 売上 10 億ドル・営業利益 1 億ドル。実質市場600億ドル×シェア1.2%=工事量7.2億ドル、価格指数1.43
  • 既設設備サービス:数量 65.0(保守契約容量(GWdc))× 価格 0.09(1GW当たり年間売上(億ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。契約65GW、1GW当たり売上は2025年比1.69倍

倍率:事業ROEは5.1÷25.5=20.0%。k 9.5%、堀は普通でRONICは14.8%。長期g 3.8%は価格3.5%と実質0.3%から出した。10年目利益に掛ける正当化PER上限は13.5倍で、保守と送配電が支えても固定価格工事と顧客集中が残るため、その90%の12.15倍とした。純利益はGAAP。

確率:太陽光市場が年48GWへ伸び、シェアをほぼ維持し、買収先が計画どおり育つ姿である。受注残の強さを踏まえ2割強とした。

中立 34% 中立:太陽光は緩やかに伸び、送配電と保守が増えるが、工事会社の性格は残る 利益 4 億ドル · PER 10.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 24.15 ドル49 億ドル

2035年の大規模太陽光市場は年42GWとなり、同社のシェアは10.5%へ小幅に上がる。独立型蓄電池は施工シェア4%、送配電は1%、保守契約は55GWとなる。太陽光の税制期限後に受注は一度鈍るが、電力需要と系統増強で市場は消えない。売上は54.2億ドル、営業利益は4.89億ドル、純利益は3.6億ドルとなる。

保守の売上比率は約9%へ上がるものの、全社はなお固定価格EPCに左右される。営業利益率は約9%で、2025年の水準を少し上回る程度にとどまる。会社は買収を優先し、株式報酬を引いた正味還元は8億ドル、自己資本は22億ドルとなる。規模は大きくなるが、資本効率は上場前より下がる。

クアンタとマステックが送配電で規模を保ち、プリモリスやモーテンソンが太陽光で価格を競うため、同社の堀は完工信用と保守データに限られる。スパルタンとロバーソンの買収は成功するが、業界平均を大きく超える利益率までは生まない。

  • 大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC:数量 4.4(自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア))× 価格 1.41(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 38 億ドル・営業利益 3 億ドル。市場42GW×シェア10.5%=施工4.41GW、価格指数1.41
  • 独立型蓄電池EPC:数量 1.3(自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア))× 価格 1.30(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場32GW×シェア4.0%=施工1.28GW、価格指数1.30
  • 送配電・基礎工事・試験:数量 5.5(自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル))× 価格 1.41(工事価格指数(2025年=1))→ 売上 8 億ドル・営業利益 1 億ドル。実質市場550億ドル×シェア1.0%=工事量5.5億ドル、価格指数1.41
  • 既設設備サービス:数量 55.0(保守契約容量(GWdc))× 価格 0.09(1GW当たり年間売上(億ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。契約55GW、1GW当たり売上は2025年比1.60倍

倍率:事業ROEは3.6÷22.0=16.4%。k 9.5%、堀は普通でRONICは12.9%。長期g 3.5%は市場の実質成長約1%と価格3.5%から、競争と案件構成による約1%の下押しを引いた。10年目利益に掛ける正当化PER上限は12.6倍で、O&Mの堀はあるが売上の大半が入札EPCであるため、その85%の10.7倍とした。純利益はGAAP。

確率:業界の10年見通し、現在のシェア、受注残、買収した送配電能力をつないだ落としどころである。最も起こりやすい姿として34%とした。

やや悲観 23% やや悲観:税制の反動と価格競争で太陽光シェアを失い、利益率が低下する 利益 1 億ドル · PER 6.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 7.03 ドル14 億ドル

2035年の大規模太陽光市場は年35GWにとどまり、同社のシェアは8.5%へ下がる。独立型蓄電池は2.5%、送配電は0.65%のシェアしか取れず、保守契約も40GWで伸びが止まる。受注を埋めるための価格競争と、いくつかの工事損失が重なり、売上は32.3億ドル、営業利益は1.74億ドル、純利益は1.15億ドルとなる。

営業利益率は5%台へ落ち、利益は2025年を下回る。プリモリス、マッカーシー、モーテンソンに大型太陽光を奪われ、送配電ではクアンタの調達力に及ばない。買収先の統合費用とのれん減損が資本効率を下げるが、借金が少ないため存続は揺らがない。還元は正味2億ドルにとどまり、自己資本は15.75億ドルへ増えるものの、ROEは資本コストを下回る。

  • 大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC:数量 3.0(自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア))× 価格 1.32(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 24 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場35GW×シェア8.5%=施工2.975GW、価格指数1.32
  • 独立型蓄電池EPC:数量 0.6(自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア))× 価格 1.15(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場24GW×シェア2.5%=施工0.6GW、価格指数1.15
  • 送配電・基礎工事・試験:数量 2.9(自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル))× 価格 1.30(工事価格指数(2025年=1))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。実質市場450億ドル×シェア0.65%=工事量2.925億ドル、価格指数1.30
  • 既設設備サービス:数量 40.0(保守契約容量(GWdc))× 価格 0.08(1GW当たり年間売上(億ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 1 億ドル。契約40GW、1GW当たり売上は2025年比1.40倍

倍率:ROEは1.15÷15.75=7.3%でk 9.5%を下回るため、PER上限は1÷kの10.5倍。長期gは価格上昇を競争とシェア低下が削るため2.5%。利益をためても価値を増やしにくく、固定価格工事の損失と買収減損も残るので6.5倍とした。中立の倍率より十分低く、純利益はGAAP。

確率:市場は残るが、安全港後の発注減、競争、買収統合の遅れが重なる姿である。固定価格工事の振れを考え、2割強とした。

悲観 12% 悲観:太陽光EPCで構造的に負け、工事損失と減損で優良会社ではなくなる 利益 0 億ドル · PBR 0.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2.00 ドル4 億ドル

2035年も米国の大規模太陽光市場は年32GW残るが、同社は大型案件の損失で銀行と顧客の信用を傷つけ、シェアを6%へ落とす。独立型蓄電池は1.5%、送配電は0.35%にとどまり、保守契約も30GWで頭打ちとなる。売上は18.3億ドル、営業利益は0.36億ドル、純利益は0.15億ドルまで縮む。

途中の複数年で赤字案件、のれん減損、訴訟・保証費用が出て、10年間の米国会計基準(GAAP)純利益累計はほぼゼロになる。キーウィットやモーテンソンが大型EPCを取り、クアンタが系統工事を押さえ、ノバソースが保守を奪う。配当と買い戻しはなく、自己資本は4.5億ドルにとどまる。存続はできるが、規模と信用の堀は失われ、会社は地域工事会社に近い姿へ戻る。

  • 大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC:数量 1.9(自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア))× 価格 1.20(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 14 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場32GW×シェア6.0%=施工1.92GW、価格指数1.20
  • 独立型蓄電池EPC:数量 0.3(自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア))× 価格 1.00(EPC単価指数(2025年=1))→ 売上 1 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場18GW×シェア1.5%=施工0.27GW、価格指数1.00
  • 送配電・基礎工事・試験:数量 1.4(自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル))× 価格 1.20(工事価格指数(2025年=1))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。実質市場399億ドル×シェア0.35%=工事量1.3965億ドル、価格指数1.20
  • 既設設備サービス:数量 30.0(保守契約容量(GWdc))× 価格 0.07(1GW当たり年間売上(億ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。契約30GW、価格競争で単価は物価を下回る

倍率:悲観ではROEが約3%に落ち、利益ベースの価値より売れる資産の床が効く。過去の谷の倍率は使わず、2025年の自己資本4.5億ドルに0.9倍を掛けて4.05億ドルとした。現金、回収可能な売掛・契約資産、機材から、契約負債、リース、税便益契約、撤収費用を引いた保守的な床4.0億ドルをわずかに上回る。将来の留保利益には掛けていない。

確率:市場消滅ではなく、シェア低下、固定価格損失、買収失敗、顧客の延期が同時に起きる構造的な負けである。上場履歴が短く谷の実績もないため12%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

大規模太陽光・太陽光併設蓄電池EPC

200MW級以上を中心とする設計、調達、建設、試運転。2025年の新設売上の大半を占める。

数量自社が施工する大規模太陽光容量(市場GWdc×施工容量シェア)価格EPC単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 3.5 1.00 21 2
10 年後 中立 4.4 1.41 38 3

取り方:SEIAの2025年大規模太陽光導入34.7GWに、2014〜2024年の施工容量シェア約11%を踏まえて当年シェア10%を掛け、自社施工量を3.47GWと推定した。売上21.05億ドルから逆算した単価は1GW当たり6.07億ドルで、会社開示の平均EPC費用0.64ドル/Wの太陽光と0.82ドル/Wの併設型の間にあり、顧客が主要機器を直接調達する案件も含む。営業利益は全社利益からの推定。

独立型蓄電池EPC

太陽光を伴わない大型蓄電池の設計、調達、建設、試運転。近年の受注拡大余地が大きい。

数量自社が施工する独立型蓄電池容量(市場GWac×施工容量シェア)価格EPC単価指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 0.4 1.00 1 0
10 年後 中立 1.3 1.30 4 0

取り方:2025年の米国大型蓄電池導入を約15GWと推定し、売上0.96億ドルと会社開示の平均EPC費用0.24ドル/W、すなわち1GW当たり2.4億ドルから施工量を約0.40GW、シェアを約2.7%と逆算した。併設蓄電池はsolarに含め、ここは独立型だけである。10年後の単価指数は、電池価格と施工生産性の低下が物価上昇を一部相殺すると考え、中立でも1.30に抑えた。

送配電・基礎工事・試験

高圧変電所、送配電設備、基礎・掘削、試験・試運転。買収で能力と地域を広げている。

数量自社が受注する送電工事量(市場投資×対象シェア、2025年価格の億ドル)価格工事価格指数(2025年=1)売上営業利益
今 2025/12 1.8 1.00 2 0
10 年後 中立 5.5 1.41 8 1

取り方:EEIが示す2025年の投資家所有電力会社の送電投資見通し399億ドルを市場の尺度にした。会社のT&D売上1.49億ドルとその他の基礎・掘削等0.27億ドルを合わせ、自社工事量を2025年価格で1.76億ドル、対象市場シェアを約0.44%と逆算した。市場の全額が外注工事ではないため、シェアは厳密な受注比率ではなく、10年の比較尺度である。

既設設備サービス

太陽光・蓄電池の定期保守、故障対応、再出力化、資産性能の監視。長期契約と運転データが強みになる。

数量保守契約容量(GWdc)価格1GW当たり年間売上(億ドル)売上営業利益
今 2025/12 21.0 0.05 1 0
10 年後 中立 55.0 0.09 5 1

取り方:2025年末の長期保守契約は150施設・21GW超で、既設設備サービス売上1.13億ドルを契約容量で割った。定期保守は固定料金、故障対応は時間・材料料金で、契約は最低5年が中心。2026年6月末には23GW超へ増えた。利益は全社開示からの推定で、新設工事より高いとした。管理容量21GWは会社開示の米国稼働太陽光165GWの約13%に相当するが、対象地域と自家保守の違いがあるため正式な市場シェアとはみなさない。会社開示では2025〜2034年のO&M支出機会は累計約410億ドルである。

リスクと懸念

税控除期限と安全港の反動

2026年7月までの着工や2027年末までの稼働を求める税制が、案件を2026〜2029年へ前倒しした。現在の受注残が強くても、その後の新規案件が細れば、人員・機材を増やした後に稼働率が下がる。蓄電池と送配電への分散が間に合うかが重要である。

固定価格EPCの見積もり損失

地盤、天候、労賃、工程、資材、下請けのどれかを読み違えると、売上の増加が利益へつながらない。契約変更で回収できる範囲には限界があり、少数の大型案件の損失が全社利益を消しうる。受注額より、完成時の採算再見積もりを重視すべきである。工期中の小さな誤差が積み重なるため、契約時の粗利ではなく完成時の現金利益で評価する。

受注残の契約化と顧客集中

2026年6月末の受注残の約53%は受注内定で、完全な契約ではない。上位10顧客は2025年売上の約73%を占める。開発会社の資金調達、許認可、連系、税務要件が崩れると、延期・取消と運転資金の悪化が同時に起きる。特に受注内定から限定着工、正式EPCへ進む速度を四半期ごとに確認する必要がある。

労働力、安全、保証能力

事業の強みは熟練工と安全実績だが、現場人員の不足、組合賃金、移民制限、事故はそのまま工期と保険・保証費用に跳ね返る。急成長期に監督者の層が薄くなると、品質不良と再工事が増え、銀行から認められる施工会社という信用を損なう。事故率と再工事費が悪化すれば、次の受注価格より先に保証枠と保険料へ影響が出る。

M&Aと少数株主の取り分

送配電への拡大は合理的だが、買収価格、統合、人材流出、のれん減損の危険がある。Up-C構造、旧株主へ税便益の85%を渡す契約、支配株主の影響、内部統制の不備が残るため、会社の成長と一般株主の取り分が同じ速度で増えるとは限らない。関連当事者取引と株式報酬を含む正味の株主還元で、資本配分を判定すべきである。

関税・調達規則・長納期品

鉄鋼、銅、電気機器への関税と、外国関係主体に関する調達規則は、顧客の税控除資格と工事原価を変える。変圧器や開閉装置の遅れは工程を止める。顧客調達品が多くても、現場の待機費用や再設計は同社の採算を削りうる。原価上昇を変更注文で回収できるか、顧客と同社の責任分担を案件ごとに見る必要がある。

AIエージェント代替は主因ではない

施工、試運転、保守は現場の技能、許認可、安全責任が中心で、人月型の事務サービスや席課金ソフトのようなAIエージェント代替には当たらない。AI、ドローン、画像解析は見積もりと進捗管理を効率化するが、競合が先に使えば価格差になるため、導入の遅れは利益率の問題として効く。

今後の分かれ目

受注残に占める締結済みEPCと限定着工契約の比率が上がり、税制期限後の新規受注も売上を上回る
安全港の前倒しだけではない需要が確認できる。やや楽観以上の確率を上げ、太陽光の数量とシェアを引き上げる。
2028〜2030年に太陽光の新規受注が急減し、受注残が売上の1年分を下回る
人員と機材の稼働率低下が始まる。やや悲観の確率を上げ、太陽光の利益率を5%前後へ下げる。
粗利率の低下に加え、特定案件の損失引当や見積原価の上方修正が続く
規模の堀より固定価格契約の危険が勝っている。悲観の確率を上げ、倍率ではなく利益と自己資本を下げる。
保守契約が30GWを超えて増え続け、既設設備サービスが売上の10%を超える
収益の繰り返し性と顧客の切り替え費用が強まる。中立の利益率と倍率の上限に対する採用率を引き上げる。
蓄電池と送配電の合計が売上の20%を超え、太陽光の谷でも二桁成長する
税制と単一市場への依存が下がる。中立からやや楽観へ確率を移し、長期の実質数量成長を高める。
買収後の利益が計画を下回り、のれん減損や主要経営者の退職が出る
M&Aによる分散が価値を壊している。自己資本と純利益を引き下げ、還元を遅らせる。
スポンサーの持分が減り、重要な内部統制の不備が解消され、明確な配当・買い戻し方針が示される
少数株主の取り分と資本配分の予見性が上がる。中立の正味還元を増やし、資本コストの質評価を見直す。

見ておくもの

  • 受注残の総額と、締結済み・受注内定・O&Mの内訳
  • 新規受注額÷売上高と、2028年以降に着工する案件の比率
  • 新設工事の粗利率、案件損失引当、見積原価の修正
  • 保守契約容量と既設設備サービスの売上比率
  • 太陽光、独立型蓄電池、送配電の売上構成
  • 上位10顧客の売上比率と顧客の資金調達状況
  • 営業キャッシュフローから契約負債・契約資産の変動を除いた現金化率
  • 買収先の売上・利益、人材定着、のれん減損
  • 税便益契約の支払い、株式報酬、株数の増減
  • 内部統制の重要な不備の解消とスポンサー持分の低下

倍率と資本コストの決め方

現在の時価総額や市場のPERを見る前に、太陽光の年間GW、蓄電池のGW、送電投資、保守契約GWを数量とし、シェアと価格指数を掛けて2035年の利益を作った。倍率はk 9.5%、事業ROE、長期g、普通の堀から出した正当化PERの内側で、現在や同業の市場倍率には寄せていない。2026年の急増は受注残消化として道筋に入れたが、その伸びを10年続けていない。AIエージェント代替の型には当たらず、事務効率化だけを利益率に織り込んだ。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。kは基本8.0%にquality 1.5%を加えた9.5%。同領域では、保守比率が高く事業が分散したクアンタ・サービシーズの9.0%より高く、固定価格工事と案件集中が重いプリモリス・サービシズの9.5%と同水準にした。個別の税制、M&A、支配株主のリスクはkへ重ねず、数量、利益率、確率で表した。

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割安 ライアンエアー・ホールディングスRYAAY 欧州最大の低運賃航空網と厚い財務が競争力を支える。燃料・脱炭素の費用を織り込んでも十年先の稼ぐ力には余地があり、割安と見る。 本質価値との差 +56.7% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズBFAM 代替保育の企業契約と供給網は強いが、英国の安全管理問題が信用を揺らす。十年先の利益と還元で見れば、現在の評価はほぼ適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 グルポ・アエロポルトゥアリオ・デル・スレステASR 空港の地域独占は強いが、コロンビアの権益満了と大型買収後の負債は重い。利益と還元から測る本質価値は現在の時価総額を約16%上回り、やや割安 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ADTADT 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適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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分析日 2026-10-23