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フェデックス・フレイト FDXF

分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)80.60 ドル120 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)111.0 ドル166 億ドル差 −27.4%
10 年後から見ると やや割高 価値 80.60 ドル120 億ドル · 差 −27.4% · 期待の年率 +4.1%
期待の年率リターン(10 年)+4.1%資本コスト比 −4.9 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

フェデックス・フレイト(FDXF、フェデックスから 2026 年 6 月 1 日に分離)は米国最大級の LTL(小口混載)トラック会社で、2026 年 5 月期は売上 88.0 億ドル、営業利益 5.4 億ドル(営業利益率 6.1%)だった。営業利益には分離費用 4.9 億ドルが入っており、除くと 10.3 億ドル(11.7%)で、2024 年 5 月期の 15.8%、2023 年 5 月期の 18.6% からは大きく低い。台帳の純利益 6.6 億ドルは、親会社への貸付に当たる受取利息 3.5 億ドルが入った分膨らんでおり、分離後は無くなるため、GAAP の分離後の姿(新しい借金 43 億ドルの利払い約 2.2 億ドルを引いた純利益)は約 6 億ドルで見る。

論点は 3 つある。第 1 に、荷物の件数を失う局面(1 日あたり出荷件数は 4〜6% 減)で運賃を守り、利益率を 11.7% から経営陣の道筋(調整後営業利益を年 10〜12% 増)どおり 15% 台へ戻せるか。第 2 に、オールド・ドミニオン(ODFL)・エックスピーオー(XPO)・サイア(Saia)という利益率の高い競合に挟まれた時の取り分。第 3 に、分離で負った借金(純負債 43 億ドル)とフェデックスが残す 19.9% の持ち株の売り出しという需給の重さ。

バリュー投資の観点では、事業は参入しにくい寡占の一角で、ならした利益に式の倍率を掛けて測る。今の時価総額 169 億ドルは分離後の正常な純利益(約 6 億ドル)の 28 倍。10 年後の純利益 18.1 億ドルを中立と置き、利益ベースの倍率(12.0 倍。上限 16.5 倍の 7 割強)で割り引いた価値は今の時価総額を 3 割弱下回り、安全域は無い。総合はやや割高である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、FDXF は「LTL の寡占の一角で、10 年後も存在し、今より少し強い」と言える事業である。ただし ODFL のように質で荷主に高い運賃を払わせる堀ではなく、規模と網の密度で運賃をほかの会社並みに上げ続ける堀で、強さは中ぐらいである。

オーナー利益は、分離後の正常な純利益約 6 億ドルから、成長に要る再投資(売上の増分 × 0.4)を引いた分で、2026 年は約 4 億ドル(時価総額の 2.4%)にすぎない。回復で純利益が 2028 年に 9.3 億ドル、2035 年に 18.2 億ドルになる中立の筋書きでも、投下資本の利益率は 31% 前後に戻るだけで、借金(純負債 43 億ドル)が先に返済を迫る。分離で借金を負った会社は、負債の返済が安全域を削る。

経営の資本配分は、これからの試金石である。分離費用と移行サービスの卒業に 6〜7.5 億ドルを使い、配当と借金の返済のどちらを先にするか、フェデックスの持ち分の売りをどう扱うかで質が決まる。今の値段は、谷の利益の上に経営陣の回復の道筋を乗せた水準で、利益ベースの式で測ると中立でも今の値段に届かず、やや割高である。強気の筋書きの上振れは大きいが、悲観で借金の重さが出ると下は深い。安全域を取りに行く値段ではなく、確信度は低い。

何で稼ぐ会社か

FDXF は 1982 年創業(前身はアメリカン・フレイトウェイズ)、本社メンフィスの LTL 専業で、売上の全部(2026 年 5 月期 88.0 億ドル)が LTL 運賃である。LTL は、トラック 1 台に満たない荷物を、集荷・ターミナルでの仕分け・幹線輸送・配達の網で運ぶ事業で、ターミナル(355 か所、ドア 2.6 万超)と約 3 万台の車両・約 4 万人の従業員・約 10.8 万社の顧客を持つ。最大の顧客でも売上の約 4%、上位 25 社で 21% と、荷主は分散している。

商品は 2 つに分かれる。速い配送の Priority(1 日あたり 5.95 万件)と、遅いが安い Economy(2.66 万件)で、合計 8.61 万件/日、1 件あたり重量 931 ポンド、100 ポンドあたり収入 41.54 ドル、1 件あたり収入は約 387 ドルだった(2026 年 5 月期、それぞれ前年比 −4%・+1%・+2%・+4%)。2026 年 3〜5 月期は件数 −5.9%、100 ポンドあたり収入 +8.2%(燃油サーチャージを含む)と、数量を落として単価で補う形が強まっている。

ここでは単一の LTL セグメントとして、数量 = 米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、約 500 億ドルと推定)、シェア ≒ 17.6%(88.0 ÷ 500)、価格 = 1 件あたり収入の指数で売上を積んだ。IT・人事・調達などはフェデックスの移行サービス契約(TSA)に頼っており、卒業までの移行費用は 6〜7.5 億ドル(12〜18 か月)と会社は見ている。決算期は 5 月から 12 月に変わり、2026 年 12 月までの 7 か月が過渡期になる。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第 1 に網の密度で、355 か所のターミナルと許可を持つ用地は新設が難しく、旧イエローの破綻(2023 年)後も新規参入は限られる。第 2 に荷主の分散と契約の幅で、最大の顧客が 4%・上位 5 社で 9% にとどまり、特定の荷主の離反に強い。第 3 に規模で、LTL の売上シェア(約 17.6%)は米国で首位級である。

一方で、堀の質は ODFL に及ばない。2026 年 4〜6 月期の営業比率は ODFL 70.1%、XPO(調整後)79.9%、サイア 86.9% に対し、FDXF は分離費用を除いても約 88%(営業利益率 11.7%)で、サイアに近い。2023 年 5 月期の 18.6% まで戻れば XPO に並ぶが、ODFL の 28〜30% には届かない前提で置く。理由は、Priority と Economy を同じ網に乗せる複雑さ、フェデックスの旧体制下で他社より遅れた網の効率化、移行サービス契約を卒業するまでの二重の費用である。

資本効率は、分離後の自己資本が −5 億ドル(フェデックスへ 41 億ドルを配当し、借金で賄った)と薄く、帳簿の ROE は意味を持たない。そこで ROIC(税引き後営業利益 ÷(自己資本 + 純負債)、2026 年は調整後で約 20%)に直して式に使う。経営陣は中期の枠組み(売上 年 4〜6%、調整後営業利益 年 10〜12%、設備投資は売上の約 5%)を出したが、独立した会社としての実績の裏づけはこれからである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国の LTL は寡占で、FDXF(収入シェア 約 17.6%)、ODFL(約 11%)、XPO(約 9%)、サイア、エステス、アーカベスト(ABF)が上位を占める。市場規模は運賃収入(燃油込み)で約 500 億ドルと推定する。貨物は 2023 年から不況に入り、Cass の支出指数は 2023 年 −19%、2024 年 −11%、2025 年 −0.5% だった。2026 年は運賃が戻りつつあり(支出指数 +9.1%、トラック運賃指数 +8.6%)、出荷件数の回復は遅い(7 月の出荷指数は前年比 −4.8%)。

供給の面では、旧イエローの拠点を XPO・サイア・エステスが買って増やしており、能力が余ったまま需要を待つ状態にある。ABF が 6 月に平均 5.9%、サイアが 7 月に 7.1% の値上げを出し、値上げは通る環境だが、件数は ODFL(4〜6 月期 −5.7%)と FDXF(−5.9%)が落とし、XPO(+2.8%)とサイア(+4.4%)が取っている。つまり件数の取り合いでは FDXF は負けており、単価で補っている。

アマゾンは 2026 年 6 月に LTL 部門を作ったが、クロスドックは 100 か所未満で、上位の約 300 か所には届かない。長期の脅威は、荷主系の網と、自動運転トラックによる幹線費用の低下である。トラックの運転免許の規制強化で全車積みの運賃が上がり、LTL への荷物の移動が起きるのは追い風である。需要は 2026 年に横ばい、2027〜2028 年に年 +3% 台で戻り、価格は物価(3.5%)並みに LTL の規律を少し乗せた年 +3.8%(10 年 1.45 倍)を中立とした(業界ノートどおり)。

資本政策と M&A

分離の資本政策は、フェデックスへ現金 41 億ドルを配当し、その元手に新規の借金 43 億ドル(シニア債 37 億ドルと長期ローン 6 億ドル、平均金利 4.79%)を起こした形である。ほかに 12 億ドルの未使用の与信枠がある。有利子負債は 43 億ドル(ファイナンスリース 2.6 億ドルを含む)、現金 2.5 億ドルで、純負債は約 43 億ドルである。調整後 EBITDA(約 15 億ドル)に対して 2.8 倍と高く、2〜3 年で 1.5〜2 倍へ下げる前提で置いた。

フェデックスは持ち分の 19.9% を残し、2 年以内に売る(借入先との株式交換で貸付を返す形か、株主への特別配当)。この売りは需給の重しで、時価総額の約 2 割にあたる株が市場に出る。株価は 6 月の上場後に 3 割ほど下がっており(買い手が先に織り込んだとも言える)、この需給は筋書きの確率で表す(k には足さない)。

還元は、配当を始める意向が示されているが、額と時期は未定。設備投資は 2026 年下半期に 3.2〜3.4 億ドル、中期で売上の約 5%、フリーキャッシュフローは 10 億ドル超・転換率 90% 超が目標である。株式報酬は 0.13 億ドルと小さい。payout_oku は配当・自社株買いの総額から株式報酬を引いた正味で、純負債を各筋書きの目標の倍率(10 年 0.8〜1.3 倍)へ下げた残りとして置いた。分離以外の買収は見込まず、増資もしない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

LTL の谷は終わりつつある。運転免許の規制でトラックの供給が減り、全車積みの運賃が 2026 年に 8% 以上上がって、LTL への荷物の移動が起きる。ABF(5.9%)とサイア(7.1%)が値上げを出し、FDXF の 100 ポンドあたり収入も 3〜5 月期に 8.2% 上がった。件数は旧イエローの拠点の取り合いで落ちたが、能力の余りは需要が戻れば吸収され、2023 年 5 月期に 18.6% を付けた営業利益率は数量の戻りだけで取り返せる。

分離で意思決定が速くなる。フェデックスの航空・宅配の網の都合に縛られず、LTL 専用の投資と価格付けができ、中期の枠組み(売上 年 4〜6%、調整後営業利益 年 10〜12%)は、費用を下げ、1 件あたり収入を上げる 2 つの手で達成できる。分離費用の 4.9 億ドルと移行費の 6〜7.5 億ドルは一度きりで、2027 年以降は消える。

長期では、LTL は製造業の国内回帰・データセンターと電力の工事で数量が年 +2.7% 伸び、FDXF のシェアは Priority の強い網で 18.5% へ上がる。営業利益率は XPO を超える 24% に達し、純利益は 30 億ドル、借金は EBITDA の 0.8 倍まで下がり、投下資本の利益率は 43% になる。そのとき利益ベースの倍率は上限 17.3 倍に近い 14.2 倍、時価総額は 430 億ドル台になる。

慎重な見方

今の値段は、回復の道筋をほぼ満額で織り込んでいる。FDXF は件数を 4〜6% 落とし、100 ポンドあたり収入の上昇の半分近くは燃油サーチャージで、燃油を除く運賃は物価を少し上回る程度にとどまる。2026 年 5 月期の営業利益率は 6.1%(分離費用を除き 11.7%)で、同じ期間に ODFL は 29.9%(営業比率 70.1%)、XPO は 20%、サイアは 13% と、FDXF は最も低い。ODFL・XPO の水準へ近づくどころか、サイアとの差が縮む方向もある。

借金が先にある。純負債 43 億ドルは調整後 EBITDA の 2.8 倍で、分離費用と移行費で 2027 年はキャッシュが細る。景気が再び落ちれば、固定費の重い LTL では営業利益率が 5% 台まで落ち、利払い(年 2.3 億ドル)で純利益はほぼ消え、配当どころか借金の返済が優先になる。さらにフェデックスが残した 19.9% の持ち株は 2 年以内に市場へ出る(時価総額の約 2 割)。

競争も強まる。ODFL は能力に余裕があり、XPO・サイアは旧イエローの拠点を増やし、アマゾンの LTL は 2026 年 6 月に始まった。10 年後は、自動運転トラックと荷主系の網で運賃の天井が下がり、FDXF のシェアが 12% まで下がる負けの筋書きがありうる。

どちらに重みを置いたか

事業の回復余地は強気の見方が強いが、借金と需給と競合の重さが慎重な見方の側にある。中立の筋書きでも今の値段に届かない価値にとどまるため、確率は上振れ(楽観+やや楽観)24%・中立 30%・下振れ 46% と、悲観側をやや厚くした。上場直後で実績が薄く、利益率の回復は経営陣の計画だけに頼れないため、悲観の確率を 18% とした。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 121.22 ドル181 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 45.23 ドル68 億ドル)。 今の値に割り戻すと 80.60 ドル120 億ドル、今との差 −27.4%、 期待の年率 +4.1%(資本コスト 9.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 289.35 ドル433 億ドル 77.46 ドル116 億ドル +230.4% +12.7% 22.01 ドル33 億ドル
やや楽観 18% 205.81 ドル308 億ドル 62.94 ドル94 億ドル +142.1% +9.2% 48.38 ドル72 億ドル
中立 30% 145.01 ドル217 億ドル 51.17 ドル77 億ドル +76.7% +5.9% 58.85 ドル88 億ドル
やや悲観 28% 68.83 ドル103 億ドル 38.33 ドル57 億ドル −3.5% −0.4% 30.00 ドル45 億ドル
悲観 18% 22.41 ドル34 億ドル 17.59 ドル26 億ドル −64.0% −9.7% 7.20 ドル11 億ドル
加重平均100% 121.22 ドル181 億ドル45.23 ドル68 億ドル +49.9% +4.1% 166.44 ドル249 億ドル

今の株価時価総額 111.02 ドル166 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:Priority の網を生かして 18.5% までシェアを伸ばし、営業利益率 24% 利益 30 億ドル · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 289.35 ドル433 億ドル

2035 年、LTL は全車積みからの移動・製造業の国内回帰・データセンターや電力の工事で市場の数量が 2026 年比 +30%(年 +2.7%)、FDXF のシェアは Priority の網の強みで 17.6% から 18.5% へ上がる。旧イエローの拠点を買った競合が過剰能力に苦しむ一方、FDXF は自前の網を生かす。営業利益率は 24%(XPO の 20% を超え、ODFL の 29〜30% には届かない)。売上は 180.4 億ドル、営業利益 43.3 億ドル、純利益 30.4 億ドル(分離後の正常な利益の 5 倍)。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 17.3 倍)の 8.2 割で 14.2 倍に置いた(時価総額 433 億ドル。根拠は multiple.why)。競合に勝った姿で、中立より利益は 7 割多い。 10 年(2026〜2035 年)の純利益の累計は約 183 億ドル(2028 年の 13.0 億ドルを通って 2035 年の 30.4 億ドルへ。減損・赤字の年は無い)。 自己資本は 今 -5 億ドル + 累計 183 億ドル − 還元 115.8 億ドル ≒ 62.3 億ドル。

  • LTL(小口混載):数量 650(米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定))× 価格 27.8%(FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1))→ 売上 180 億ドル・営業利益 43 億ドル。市場 650 億ドル(2026 年価格)× シェア 18.5% × 価格 1.500 倍

倍率:帳簿の ROE 49% は 40% 超(自己資本が借金・自社株買いで縮んだ見かけ)なので ROIC から直した(ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債 61 億ドル)= 27.4%、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%×(1−22%))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)= 49.8%)。正当化 PER 17.3 倍(g 4.0%・RONIC 29.4%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 49.8%−k)・moat=normal)に対して 14.2 倍(上限の 8.2 割)に置いた。件数と運賃が戻り営業利益率が 17% へ上がる筋書き。g の内訳=米国 LTL の数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)並みの上げ。

確率:利益率の回復が経営陣の計画を上回り(XPO 超え)、シェアも上がる必要がある。上位の展開として 6%。

やや楽観 18% やや楽観:数量は年 +2.3%、価格は物価に上乗せ、営業利益率 20.5% 利益 23 億ドル · PER 13.2 倍 · 株価時価総額 205.81 ドル308 億ドル

2035 年、市場の数量は +26%(年 +2.3%)、FDXF のシェアは 17.8%、価格は 1.47 倍。営業利益率は 20.5%(XPO 並み)。売上は 164.8 億ドル、営業利益 33.8 億ドル、純利益 23.4 億ドル。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 16.9 倍)の 7.8 割で 13.2 倍に置いた(時価総額 308 億ドル。根拠は multiple.why)。経営陣の中期の道筋(調整後営業利益 年 10〜12%)が 10 年続いた姿に近い。競合の能力は需要で吸収され、運賃の規律が保たれる。ODFL(営業利益率 28%)にはなお届かないが、サイア(13%)を大きく上回り、XPO(20%)と並ぶ位置を保つ。件数のシェアは Priority の網で守り、競合に負けた時の利益(やや悲観の 11.3 億ドル)との差が大きい筋書きである。 10 年(2026〜2035 年)の純利益の累計は約 149 億ドル(2028 年の 11.1 億ドルを通って 2035 年の 23.4 億ドルへ。減損・赤字の年は無い)。 自己資本は 今 -5 億ドル + 累計 149 億ドル − 還元 94.1 億ドル ≒ 50.1 億ドル。

  • LTL(小口混載):数量 630(米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定))× 価格 26.2%(FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1))→ 売上 165 億ドル・営業利益 34 億ドル。市場 630 億ドル(2026 年価格)× シェア 17.8% × 価格 1.470 倍

倍率:帳簿の ROE 47% は 40% 超(自己資本が借金・自社株買いで縮んだ見かけ)なので ROIC から直した(ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債 61 億ドル)= 23.7%、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%×(1−22%))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)= 42.9%)。正当化 PER 16.9 倍(g 4.0%・RONIC 26.0%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 42.9%−k)・moat=normal)に対して 13.2 倍(上限の 7.8 割)に置いた。移行費用が終わり営業利益率が 15.5% になる筋書き。g の内訳=米国 LTL の数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)並みの上げ。

確率:数量が年 +2.3%、価格が物価に上乗せ、2023 年 5 月期の 18.6% を超える利益率に定着する流れ。実績が薄いので 18%。

中立 30% 中立:数量は年 +2%、シェアはわずかに譲り、営業利益率 17.5% 利益 18 億ドル · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 145.01 ドル217 億ドル

2035 年、市場の数量は 2026 年比 +22%(年 +2.0%:回復と年 +1.5% の成長)、FDXF のシェアは 17.2%(件数でのシェアは XPO・サイア・ODFL に少し譲る)、価格は 1.45 倍(年 +3.8%)。営業利益率は 17.5%(2023 年 5 月期の 18.6% の少し下)。売上は 152.1 億ドル、営業利益 26.6 億ドル、純利益 18.1 億ドル(分離後の正常な利益の 3 倍)。競合と照らすと、ODFL(営業利益率 28%)には届かず、XPO(20%)の下、サイア(13%)の上。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 16.5 倍)の 7.3 割で 12.0 倍に置いた(時価総額 217 億ドル。根拠は multiple.why)。配当と自社株買いは 10 年で約 76.5 億ドル(株式報酬を除く正味)、純負債は EBITDA の 1.0 倍へ。 10 年(2026〜2035 年)の純利益の累計は約 121 億ドル(2028 年の 9.3 億ドルを通って 2035 年の 18.1 億ドルへ。減損・赤字の年は無い)。 自己資本は 今 -5 億ドル + 累計 121 億ドル − 還元 76.5 億ドル ≒ 39.8 億ドル。

  • LTL(小口混載):数量 610(米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定))× 価格 24.9%(FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1))→ 売上 152 億ドル・営業利益 27 億ドル。市場 610 億ドル(2026 年価格)× シェア 17.2% × 価格 1.450 倍

倍率:帳簿の ROE 45% は 40% 超(自己資本が借金・自社株買いで縮んだ見かけ)なので ROIC から直した(ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債 61 億ドル)= 20.6%、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%×(1−22%))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)= 36.6%)。正当化 PER 16.5 倍(g 4.0%・RONIC 22.8%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 36.6%−k)・moat=normal)に対して 12.0 倍(上限の 7.3 割)に置いた。LTL は規模の堀があるが首位の ODFL に利益率で及ばず、分離で借金を負った新会社。薄い利益率の回復を織り込み、上限の 7.3 割に置いた。g の内訳は米国 LTL の数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:議論の落としどころ。数量は 10 年で +22%(年 +2%)、価格は 1.45 倍、シェア 17.2%、営業利益率 17.5%(経営陣の道筋は 20% 超だが、サイア 13%・XPO 20%・FDXF の過去 18.6% の間に置いた)。30%。

やや悲観 28% やや悲観:能力過剰と荷主系の網でシェアが 15.5% へ下がり、営業利益率 14% 利益 11 億ドル · PER 9.1 倍 · 株価時価総額 68.83 ドル103 億ドル

2035 年、市場の数量は +14%(年 +1.3%)にとどまり、能力過剰で FDXF のシェアは 15.5% へ下がり、価格は 1.40 倍と物価並みを下回る。営業利益率は 14%(2024 年 5 月期の 15.8% を下回る)。売上は 123.7 億ドル、営業利益 17.3 億ドル、純利益 11.3 億ドル。XPO・サイアが ODFL に近づき、荷主が運賃より質で選ぶようになる。FDXF は値を守ればシェアを、シェアを守れば利益率を失う。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 15.7 倍)の 5.8 割で 9.1 倍に置いた(時価総額 103 億ドル。根拠は multiple.why)。

  • LTL(小口混載):数量 570(米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定))× 価格 21.7%(FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1))→ 売上 124 億ドル・営業利益 17 億ドル。市場 570 億ドル(2026 年価格)× シェア 15.5% × 価格 1.400 倍

倍率:帳簿の ROE 55% は 40% 超(自己資本が借金・自社株買いで縮んだ見かけ)なので ROIC から直した(ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債 61 億ドル)= 16.5%、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%×(1−22%))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)= 28.5%)。正当化 PER 15.7 倍(g 4.0%・RONIC 18.8%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 28.5%−k)・moat=normal)に対して 9.1 倍(上限の 5.8 割)に置いた。件数が戻らず移行費用が長引き営業利益率が 11.5% 止まりの筋書き。g の内訳=米国 LTL の数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)並みの上げ。

確率:能力過剰・ODFL の質・荷主系の網で件数のシェアを失い、利益率が 14% で止まる流れ。2023〜2026 年に 18.6% から 11.7% へ落ちた実績があり 28%。

悲観 18% 悲観:自動運転・アマゾン・競合で構造的に負け、シェア 12%・営業利益率 7% 利益 3 億ドル · PER 11.2 倍 · 株価時価総額 22.41 ドル34 億ドル

2035 年、構造的に負けている。自動運転トラックが幹線の費用を下げ、アマゾンなど荷主系の網が大口を取り、旧イエローの拠点を取った競合が能力過剰で値を崩す。FDXF のシェアは 12% にとどまり、価格は 1.36 倍と物価を下回る。営業利益率は 7%(2026 年の調整後 11.7% の 6 割)。売上 85.7 億ドル、営業利益 6.0 億ドル、純利益 3.0 億ドルと、分離後の正常な利益の半分。もう優良とは言えず ROE 20.8%・g 2.5% に下がり、PER 11.2 倍(上限 16.5 倍の 6.8 割。k 9.00%)。純負債は EBITDA の 2.5 倍が残る。 10 年(2026〜2035 年)の純利益の累計は約 39.5 億ドル(2026 年 5.5 億ドルから 2035 年の 3.0 億ドルまで年々下がる。減損・赤字の年は無い)。 自己資本は 今 -5 億ドル + 累計 40 億ドル − 還元 26.3 億ドル ≒ 8.2 億ドル。

  • LTL(小口混載):数量 525(米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定))× 価格 16.3%(FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1))→ 売上 86 億ドル・営業利益 6 億ドル。市場 525 億ドル(2026 年価格)× シェア 12.0% × 価格 1.360 倍

倍率:正当化 PER 16.5 倍(g 4.0%・RONIC 22.8%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 36.6%−k)・moat=normal)に対して 11.2 倍(上限の 6.8 割)に置いた。もう優良とは言えない筋書き。長期の g 2.5%(市場 −0.5%・シェア −0.5%・価格 +3.0%)に落とし、倍率は上限の 6.8 割に置いた。式の外では割り引かず、下げは g と ROE に入れた。

確率:自動運転・アマゾン系の網・分離後の投資不足で、10 年で優良さが崩れる確率として 18%(5% 未満ではない)。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

LTL(小口混載)

トラック 1 台に満たない小口の荷物を、集荷・ターミナル・幹線・配達の網で運ぶ事業。売上の全部(燃油サーチャージを含む)。Priority と Economy の 2 商品。

数量米国の LTL 市場(運賃収入、燃油込み、億ドル、2026 年価格。推定)価格FDXF のシェア × 価格の指数(2026 年 5 月期 = 1)売上営業利益
今 2025/12 500 17.6% 88 5
10 年後 中立 610 24.9% 152 27

取り方:米国の LTL 市場を、競合の売上(ODFL 約 55 億ドルで収入シェア約 11%、XPO 約 9%、FDXF 約 17.6% などの推定。ODFL の分析と同じ置き方)から約 500 億ドルと置き(推定、幅あり)、FDXF のシェアを 88.0 ÷ 500 = 17.6% と置いた。売上 88.0 億ドルは 2026 年 5 月期(台帳は 2025/12 と表記)の LTL 収入、営業利益 5.4 億ドルは分離費用 4.9 億ドルを含む実績で、除くと 10.3 億ドル(11.7%)。数量は市場 × シェア × 価格指数(価格の指数は 2026 年 5 月期 = 1、中立は物価 3.5% に LTL の規律を少し乗せた年 +3.8%、10 年 1.45 倍)。競合と照らすと、2026 年 4〜6 月期の営業比率は ODFL 70.1%、XPO(調整後)79.9%、サイア 86.9% に対し FDXF は調整後で約 88%。

リスクと懸念

分離の費用と移行サービスの卒業の遅れ

分離費用は 2026 年 5 月期に 4.9 億ドルで、さらに 6〜7.5 億ドルの移行費用が 12〜18 か月かかる見込みである。IT・人事・調達をフェデックスに頼る移行サービス契約を 2026 年末に卒業できない場合、二重の費用が 2027 年以降も続き、営業利益率の回復が 1〜2 年遅れる。

件数のシェア流出と競合の質

1 日あたり出荷件数は 2026 年 5 月期に 4%、3〜5 月期に 5.9% 減った。同じ期間に XPO は +2.8%、サイアは +4.4% と件数を取った。ODFL は営業比率 70.1% で、品質で価格を守る。FDXF は単価で補っているが、荷主が運賃より質と件数で選ぶようになると、シェアと利益率の両方を失いうる。

借金とフェデックスの持ち分の売り出し

純負債 43 億ドルは調整後 EBITDA の約 2.8 倍で、同業では高い。貨物が再び落ちると利払い(年 2.2〜2.5 億ドル)が利益を食い、配当や自社株買いが遅れる。フェデックスが残す 19.9% の持ち株(時価総額の約 2 割)は 2 年以内に市場へ出る見込みで、需給の重しになる。

次の景気後退と固定費の重さ

貨物の不況は 2023 年から 3 年続いたが、さらに貨物量が 15% 落ちると、ターミナルと人件費が固定費なので営業利益率は 5% 前後まで落ちる。FDXF は分離前から利益率が低く、谷に入った時の余裕が ODFL より小さい。

倍率の高さと回復の織り込み

今の時価総額は、分離後の正常な純利益(約 6 億ドル)の 28 倍で、回復が進まなければ倍率の根拠が薄い。回復が中立どおり進んでも、利益ベースの倍率は 10 年後 12.0 倍で、今の 28 倍からは大きく下がるため、利益の伸びが倍率の縮みで打ち消される。

アマゾンと自動運転

アマゾンは 2026 年 6 月に LTL を始めたが、クロスドックは 100 か所未満で、当面の影響は限られる。長期では、荷主系の網と自動運転トラックが幹線の費用と運賃の天井を下げ、規模の優位を弱めうる。

今後の分かれ目

2026 年 10 月 29 日の決算で、分離後の最初の四半期に 100 ポンドあたり収入が +8% 以上、件数が前年並みまで戻る
谷が終わり、営業利益率 15.5〜17% の筋書き(楽観・やや楽観)の確率が上がる。分離費用の一度きりの部分を除いた調整後で、利益の戻りの速さを確かめる。
調整後の営業比率が 2027 年中に 85% を割る(営業利益率 15% 超)
経営陣の道筋(年 10〜12% 増)が実績で裏づけられ、中立の確率が上がる。
フェデックスが持ち分 19.9% を、借入先との交換や特別配当ではなく市場で売る
短期の需給の悪化は出るが、売りの不安が消えれば値の下げは一巡する。下振れの確率を下げる。
アマゾンのクロスドックが 300 か所へ増え、大口の荷主が移る
荷主系の網が運賃の天井になり、10 年の悲観の確率を上げる。
貨物が再び悪化し(2027〜2028 年の景気後退)、貨物量が 15% 落ちる
悲観に近づく。借金が重いので配当の開始が遅れ、利益が谷の水準に落ちれば時価総額は今の半分前後にとどまる。
配当の開始と同時に純負債の返済ペース(EBITDA の 2.8 倍から 2 倍へ)が示される
資本配分の質が確かめられ、バリュー投資の観点での確信度が上がる。

見ておくもの

  • 10 月 29 日の決算(分離後の最初の四半期):1 日あたり件数・100 ポンドあたり収入・調整後営業比率・移行費用の進み方
  • ODFL・XPO・サイアの月次の件数と運賃の伸び、営業比率の差(FDXF は調整後で約 88%)
  • Cass 出荷指数と運賃指数、クラス 8 の受注、トラック運転免許の規制の進展
  • 純負債と調整後 EBITDA の比(2.8 倍から下がるか)、配当の開始の時期と額
  • フェデックスが残す 19.9% の持ち株の処分の方法と時期
  • アマゾンの LTL のクロスドックの数と、移行サービス契約の卒業の時期

倍率と資本コストの決め方

倍率は先に事業(市場 × シェア × 価格)から利益を積み、利益ベースの正当化 PER((1−g÷RONIC)÷(k−g)、k 9%、g は上限の 4%、RONIC=k+1/2×(事業の ROE−k)、moat 普通)の内側に、上限の 6〜8 割(10 年の中立は上限 16.5 倍の 7.3 割で 12.0 倍)で置き、今の PER(26 倍)や下落した株価に寄せていない。分離直後で自己資本が小さく帳簿の ROE が 40% を超える筋書きは、ROIC +(ROIC − 借入金利×(1−税率))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)の式で出した ROE で上限を測った。k は景気の振れ(cycle +0.75%)と分離時の借金(debt +0.25%)で quality を +1.0% とした。分離後の純利益は、台帳の 6.6 億ドルをそのまま使わず、親会社への貸付の受取利息 3.5 億ドルを除き、新しい借金の利払い 2.2 億ドルと分離費用の除外を入れて約 6.0 億ドルに直した。上場直後で実績が薄いため、悲観の確率を厚くした。確率は業界・競合・借金の状況から決め、帳尻合わせはしていない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality +1.0%。分離したばかりで自己資本はマイナスだが、利益の質は運賃の振れと借金で見て quality に入れた。個別のリスク(分離後の経営・労使)は k に足さず、筋書きと確率で表す。

同じ業種(資本財・サービス)の AI 分析

割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +23.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) 適正 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 +6.4% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −8.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −26.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −34.5% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −43.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −56.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −57.6% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.2%)

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読んだ資料

  1. FedEx Freight Holding Company 年次報告書 10-K(2026 年 5 月期、SEC)
  2. FedEx Freight Form 10-12B/A(SEC)
  3. FedEx Freight Hosts Inaugural Investor Day(2026-04-08)
  4. FedEx Freight 8-K(SEC)
  5. FedEx Freight FDXF 株価・決算日の情報(Yahoo Finance)
  6. LTL の運賃・競合の動き(Transport Topics 2026-07。同業 ODFL の分析の出典に同じ)

分析日 2026-10-18