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JBハント・トランスポート・サービシズ JBHT

インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)114.29 ドル108 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)230.6 ドル217 億ドル差 −50.4%
10 年後から見ると 割高 価値 114.29 ドル108 億ドル · 差 −50.4% · 期待の年率 −0.1%
期待の年率リターン(10 年)−0.1%資本コスト比 −9.1 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

JB ハントは、米国で国内インターモーダル(鉄道とコンテナを使う長距離貨物)の首位で、専属輸送、仲介、最終配送、トラックを持つ運送の総合会社である。2025 年の営業収益は 120 億ドル、営業利益は 8.7 億ドル(営業利益率 7.2%)、GAAP の純利益は 6.0 億ドルで、株式報酬は費用に入っている。貨物不況(2023〜2025 年)の谷で、営業利益は 2022 年の約 13 億ドルから 3 割半ほど減っていた。2026 年は、トラック運賃の上昇、インターモーダルの数量 +8〜10%、費用の削減(構造的な費用 1.35 億ドル超を除いた)で 1〜9 月の営業利益が前年比 +15%、純利益は +19%(4.95 億ドル)と戻った。

論点は 3 つある。第 1 に、運賃の上昇が数量と利益率の回復につながるか、それとも一時の要因か(2026 年 7〜9 月は専属輸送の利益率が 8.5% に下がり、会社が 9 月に 7〜9 月期の利益が前期比 5〜10% 減ると警告して株価は 1 日で 1 割以上下がった)。第 2 に、ユニオン・パシフィック(UNP)とノーフォーク・サザン(NSC)の合併で東西一貫の競合が生まれた時に、BNSF に依存するインターモーダルのシェアを守れるか。第 3 に、今の時価総額 215 億ドルが、2025 年の純利益の 36 倍、2026 年の見込み(約 6.7 億ドル)の 32 倍と、ならした利益に対して高い点である。

バリュー投資の観点では、事業は規模と密度の堀を持つ優良な運送会社だが、景気の山谷が大きく、谷の利益も山の利益もそのまま倍率に掛けない。数量×シェア×価格で積んだ 10 年後のならした純利益は中立で約 13 億ドル(2025 年の 2.2 倍)、利益ベースの倍率は資本コスト 9% の上限 15.6 倍の 8 割の 12.5 倍で、10 年後の時価総額は今の 0.76 倍にとどまり、割り引いた価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る。総合は割高(−49%)である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、JBHT は「10 年後も存在するか」と聞かれれば存在する。規模と密度、専属輸送の長期契約、箱とドレージの自前の資産は、取扱会社の中で最も強い堀である。ただし「今より強いか」は微妙で、堀の半分は BNSF という 1 本の鉄道に依存し、UNP と NSC の合併、自動運転トラック、荷主系の物流網という 3 つの構造変化が同時に近づいている。

問題は値段と景気の位置である。貨物は 3 年の不況から戻り始めた段階で、2026 年の運賃の上昇も一部は供給側の要因である。谷の純利益(2025 年 6.0 億ドル)にも、過去の山の純利益(2022 年約 10 億ドル)にも倍率を掛けず、数量×シェア×価格で積んだ 10 年後のならした純利益(中立 13 億ドル)に利益ベースの倍率 12.5 倍を掛けると約 165 億ドル、そこから資本コストで割り戻した価値は今の時価総額の 5 割ほどにとどまる。

オーナー利益(再投資を引いた後の利益)は、設備投資がかさむ運送会社の宿命で純利益より小さいが、2025〜2026 年の設備投資の絞り込み(減価償却を下回る)で一時的に純利益を上回っている。この状態は続かない。2025 年の純利益の 18 倍前後(時価総額 110 億ドル前後)まで下がれば、優良な運送会社を妥当な値段で持てる。事業の確信度は中程度(景気で大きく動き、鉄道会社の再編を予測できない)で、安全域は無い。

何で稼ぐ会社か

売上は 5 つの部門に分かれる(2025 年)。インターモーダル(59.8 億ドル、売上の 50%、214 万積載)は、JBHT が持つ約 12.5 万のコンテナ・シャーシと BNSF(西部と大陸横断)・NSC・CSX の線路を組み合わせ、荷主にトラックより安い長距離輸送を売る。1 積載あたり収入は約 2,800 米ドルで、営業利益率は 2020 年に 9% 台、2025 年は 7.5%。専属輸送(33.8 億ドル、28%)は、荷主専用のトラック約 1.27 万台と運転手を 5〜7 年の契約で提供し、営業利益率は 11% 前後と最も安定している。仲介(11.1 億ドル、9%)は貨物のブローカーで、粗利益率 14.5% から人件費を引くと利益は薄い。最終配送(8.2 億ドル、7%)は家具・家電の玄関先の配送と設置、トラック(7.3 億ドル、6%)は一般の運送で、どちらも利益は小さい。

利益の源は、インターモーダルと専属輸送の 2 つで営業利益の 95% を占める(2025 年)。インターモーダルは、鉄道の運賃(BNSF への支払い)とドレージの費用を差し引いた差で稼ぎ、トラックの運賃との差が荷主の買う理由になる。そのため、トラックが逼迫して運賃が上がる局面(2026 年)は、鉄道を使う荷主が増えて数量が伸び、値上げもしやすい。一方、運賃が低い局面ではトラックに価格で押されて利益率が下がる。

2025 年は自社株買い 9.2 億ドル(株数 -4.8%)と配当 1.8 億ドルで、純利益の 1.8 倍を還元した。借金(有利子負債)は 2025 年末 14.7 億ドルから 2026 年 9 月末 11.2 億ドルに減り、設備投資(純)は 2025 年の 5.7 億ドルから 2026 年は 1〜9 月で 2.9 億ドルに抑えている。課題は、費用(購入輸送費・保険・燃料)の上昇、仲介の薄い利益、最終配送の数量減、そしてインターモーダルが BNSF という 1 社の鉄道に深く依存することである。

優良さと弱いところ

堀は 3 つある。第 1 は規模と密度で、国内インターモーダルの約 37%(推定)を握り、約 12.5 万のコンテナ・シャーシを持つ。自社の箱とドレージを大規模に持つ点で取扱会社の中でも珍しく、荷主は箱の確保・運転手・鉄道の手配を 1 社にまとめられる。第 2 は専属輸送の長期契約で、荷主の物流に組み込まれており、切り替えには人と車両の移し替えが必要になる。第 3 は BNSF との関係で、西部の発着と大陸横断を安定して確保できる。

資本効率は、ROE が 2017 年 37%、2022 年 26%、2025 年 17% と、利益の山谷と自社株買いによる自己資本の縮みで大きく動く。営業利益率は 2015 年の 11.6% から 2025 年の 7.3% まで下がり、これは JBHT が持つ資産(箱・トラック・シャーシ)の投資がかさんだこと、貨物不況、人件費・保険費用の上昇が重なったためである。2025 年から進めた費用削減の効果(1.35 億ドル超)が戻る道筋は見えるが、利益率が 2015 年の水準に戻る保証はない。

弱い所は、第 1 に営業利益の約半分が 1 本の鉄道(BNSF)の運賃と運行品質に左右されること。第 2 に、仲介・最終配送・トラックは利益が薄く、堀と呼べない。第 3 に、運賃の回復で売上が膨らんでも(2026 年は 1 年で +19%)、仕入れの運賃も上がるため利益率は伸びにくい。経営は、最高経営責任者シェリー・シンプソンの下で費用削減と資本の規律を保っている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

米国のトラック輸送は 2023〜2025 年に貨物のリセッション(Cass の支出指数が 2023 年 -19%、2024 年 -11%)を経験し、運賃は 3 年近く原価割れに近い水準が続いた。2026 年は、規制の取り締まりで運転手が減り、トラックの供給が絞られて、運賃が戻った(Cass のトラック運賃指数は 2026 年 7 月 +8.6%)。ただし需要は緩やかにしか戻っておらず、運賃の上昇は供給側の要因が大きい。供給が戻れば運賃も戻る。

インターモーダルは、トラック運賃が上がる局面で荷物がトラックから鉄道へ移る(2026 年の JBHT の積載は 4〜6 月期 +10%、7〜9 月期 +8%、東部は +16%)。鉄道会社は運行品質を保っており、JBHT の経営陣は価格が「これからの機会」で、2027 年の入札で上げ幅を取れると見ている。国内インターモーダルの数量は、長期では経済の貨物量より速く、年 +3〜4% の伸びが業界の見方である。

構造の変化は 3 つ。第 1 に UNP と NSC の合併(2027 年半ばの完了見込み)で、東西一貫のサービスが生まれる。JBHT は西部と大陸横断で BNSF と組み、東部は主に NSC を使っているので、合併後は東部で NSC の位置づけが変わる。合併は、トラックから鉄道への転換を増やす機会になる一方、ハブ・グループ(UNP・NSC と組む)が優位に立つ。第 2 に、自動運転トラックが 2030 年代に長距離の運賃を下げうる。第 3 に、アマゾンなど荷主系の物流網と、鉄道会社が箱を持って直接売る動き(CSX・UNP)で、取扱会社の取り分が圧縮される。

業界の 10 年の置き方は、数量が国内インターモーダルで年 +3%(中立)、専属輸送で年 +2%、価格は中立で物価並み(年 +3.5%)。JBHT は、インターモーダルでシェア 37% から 35.5%(合併の影響で 1.5 ポイント減)、専属輸送で 7.5% から 8.2% と置いた。

資本政策と M&A

還元は大きい。2025 年は自社株買い 9.2 億ドル(約 630 万株)と配当 1.8 億ドルの合計 11 億ドルで、純利益 6.0 億ドルの 1.8 倍だった。それを可能にしたのは、設備投資の絞り込み(2025 年 5.7 億ドル、2024 年 6.7 億ドル)と運転資本の戻りで、フリーキャッシュフローは 9.5 億ドルまで増えた。2026 年は 7〜9 月期に 1.7 億ドルの自社株買いを行い、承認枠は残り 6.2 億ドル。借金は 11.2 億ドル(2026 年 9 月末)まで減った。純負債の時価総額比は 5% で、格付けを保つことが資本配分の優先順位の上位にある(会社の説明)。

M&A は大型が少なく、仲介・最終配送の小さな買収が中心である。再編の主役は鉄道で、UNP と NSC の合併が JBHT の東部の提携に影響する。JBHT が鉄道会社を買う・買われる話は無い。買収の上乗せは数字に入れていない。借金の借り換えで利払いは増えうるが、純負債が小さいので影響は年 0.2 億ドル前後に収まる。株式報酬による株の増加は、自社株買いで打ち消されている(2025 年に株数は -4.8%)。 なお、決算期末後に実行済みの自社株買い 1.8 億ドル(10-Q・2026 年 1〜6 月)は、今の株数(時価総額)に反映済みなので、10 年の還元(payout_oku)からは除いてある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

貨物の不況は終わりつつあり、数量・価格・費用の 3 つで JBHT は有利な位置にある。2026 年 1〜9 月の営業利益は +15%、4〜6 月期の積載は +10% の過去最高で、東部は +16% と伸びた。トラックの供給は取り締まりで絞られ、運賃は 2021〜2022 年以来の水準(拒否率・スポット運賃)に達している。経営陣は「機会は価格にある」と述べ、東部のインターモーダルの価格はトラック運賃との差が 10〜15% の持続可能な割引を超えて開いており、2027 年の入札で価格を上げる余地が大きい。

費用の面でも、1 年で 1.35 億ドル超の構造的な費用を取り除き、数量の伸びで費用面の利益はほぼ取れたと会社は言う。残る価格が戻れば、インターモーダルの営業利益率は長期目標の下限に届く。専属輸送は過去最高の受注見込み(トラック台数)を持ち、2026〜2027 年に台数が増えれば利益が続く。UNP と NSC の合併は、東西一貫の鉄道が長距離のトラック貨物を取りに来る動きで、トラックから鉄道への転換が全体で増える。JBHT は BNSF と箱・ドレージを持つので、その一部を取れる。設備投資を絞った状態で、自社株買いを続けられる強さもある。

慎重な見方

2026 年の回復は、供給の制約による運賃の上昇が主因で、需要の改善は緩やかである。運転手の供給が戻れば運賃は戻る。7〜9 月期には営業利益の伸びが +2% に鈍り、専属輸送の営業利益は -22%、会社は 9 月に 7〜9 月期の利益が前期比 5〜10% 減ると警告し、株価は 1 日で 1 割以上下がった。インターモーダルの 1 積載あたり収入は燃料を除くと +1〜2% にとどまり、運賃の上昇が価格に届いていない。利益率は 2015 年の 11.6% から 2025 年の 7.3% に下がったあと、まだ 2022 年の水準(8.8%)に届かない。

構造の変化は逆風である。UNP と NSC の合併後は、東西一貫の鉄道が、UNP と NSC と組むハブ・グループに有利に働く。JBHT は BNSF との提携(独占的・恒久)があるため、東部で NSC から CSX へ移る必要が出て、サービスの混乱と費用が出る。自動運転トラックは長距離の運賃を下げ、鉄道とトラックの価格差を縮める。仲介・最終配送・トラックは利益が薄く、堀がない。今の時価総額はならした純利益の 30 倍近くで、貨物の山が来ても、谷に戻っても、この値段には届かない。

どちらに重みを置いたか

強気の見方は、貨物の回復と費用削減、専属輸送の堅さで説得力がある。ただし、その結果でも 10 年後のならした純利益は 2025 年の 2.2 倍にとどまり、利益ベースの倍率 12.5 倍を掛けた割り引いた価値は今の時価総額に届かない。慎重な見方は、倍率の高さ、1 本の鉄道への依存、合併の影響で強い。確率は、回復が続く筋書き(楽観・やや楽観・中立)に 54%、回復が止まる・合併で押される筋書き(やや悲観)に 27%、構造的な負けの悲観に 19% を置いた。結論は割高である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 148.17 ドル139 億ドル(+ 配当配当と自社株買いの合計 79.54 ドル75 億ドル)。 今の値に割り戻すと 114.29 ドル108 億ドル、今との差 −50.4%、 期待の年率 −0.1%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 339.97 ドル320 億ドル 120.27 ドル113 億ドル +99.6% +7.2% 27.61 ドル26 億ドル
やや楽観 18% 249.24 ドル235 億ドル 103.27 ドル97 億ドル +52.9% +4.3% 63.45 ドル60 億ドル
中立 30% 174.77 ドル165 億ドル 87.33 ドル82 億ドル +13.7% +1.3% 78.63 ドル74 億ドル
やや悲観 27% 87.76 ドル83 億ドル 68.21 ドル64 億ドル −32.4% −3.8% 42.11 ドル40 億ドル
悲観 19% 35.70 ドル34 億ドル 48.02 ドル45 億ドル −63.7% −9.6% 15.91 ドル15 億ドル
加重平均100% 148.17 ドル139 億ドル79.54 ドル75 億ドル −1.2% −0.1% 227.71 ドル214 億ドル

今の株価時価総額 230.59 ドル217 億ドル(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.0% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:BNSF・CSX の連合と鉄道への転換で、利益率 12% を保つ 利益 21 億ドル · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 339.97 ドル320 億ドル

2035 年(景気の山でも谷でもない、ならした年)、トラックの逼迫と転換が続き、国内インターモーダルの市場は年 +4.0%、JBHT のシェアは 37% から 40% へ上がる。UNP と NSC の合併は強い条件付き(強制開放・料金上限)で成立するか、BNSF と CSX の連合が東西を結ぶ形で対抗する。価格は 1.47 倍(インターモーダル)。営業利益率は 12%(長期目標の下限)。専属輸送は市場 年 +3%・シェア 9.0%・営業利益率 12.5%、仲介の営業利益率 3.5%。営業利益 28.9 億ドル、純利益 20.9 億ドルと 2025 年の 3.5 倍。再編による上乗せは入れていない。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 17.1 倍)の 8.9 割で 15.3 倍に置いた(時価総額 320 億ドル。根拠は multiple.why)。10 年の還元は約 113 億ドル。

  • インターモーダル(JBI):数量 237(米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 58.8%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 139 億ドル・営業利益 17 億ドル。市場 237 億ドル × シェア 40.0% × 価格 1.47 倍
  • 専属輸送(DCS):数量 605(米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 13.1%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 80 億ドル・営業利益 10 億ドル。市場 605 億ドル × シェア 9.0% × 価格 1.46 倍
  • 仲介(ICS):数量 1,920(米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 1.4%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 28 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 1920 億ドル × シェア 1.0% × 価格 1.43 倍
  • 最終配送(FMS):数量 139(米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 9.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 139 億ドル × シェア 6.5% × 価格 1.43 倍
  • トラック(JBT):数量 4,145(米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.4%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 15 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 4145 億ドル × シェア 0.25% × 価格 1.43 倍

倍率:帳簿の ROE 44% は 40% 超(自己資本が借金・自社株買いで縮んだ見かけ)なので ROIC から直した(ROIC = 税引き後営業利益 ÷(自己資本+純負債 17 億ドル)= 35.2%、ROE = ROIC +(ROIC − 借入金利 5.75%×(1−22%))× 純負債÷自己資本(1 倍まで)= 46.3%)。正当化 PER 17.1 倍(g 4.0%・RONIC 27.7%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 46.3%−k)・moat=normal)に対して 15.3 倍(上限の 8.9 割)に置いた。トラックの逼迫が 2 年続きインターモーダルの利益率が 12% に届く筋書き。g の内訳=インターモーダル・専属輸送の貨物数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:BNSF と CSX の連合(または規制で UNP・NSC の合併が強い条件付きになる)、トラックの逼迫と転換が続き、利益率が長期目標の下限(12%)に届く必要がある。6%(楽観が 5% 未満ではない)。

やや楽観 18% やや楽観:合併後も東西のインターモーダルを守り、専属輸送が伸びる 利益 17 億ドル · PER 13.9 倍 · 株価時価総額 249.24 ドル235 億ドル

2035 年(ならした年)、合併後も JBHT は BNSF と CSX・NSC の組み合わせで東西を保つ。インターモーダルの市場は年 +3.5%、シェアは 37.5% でほぼ維持(東部の 1 ポイントの喪失を西部の増加で埋める)。価格は 1.44 倍、営業利益率は 10.8%。専属輸送は、受注見込みの高さと自家輸送の外部委託で、市場 年 +2.5%・シェア 8.6%・営業利益率 12.0%。営業利益 23.5 億ドル、純利益 16.9 億ドルと 2025 年の 2.8 倍。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 16.4 倍)の 8.5 割で 13.9 倍に置いた(時価総額 235 億ドル。根拠は multiple.why)。10 年の還元は約 97.2 億ドル。

  • インターモーダル(JBI):数量 226(米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 54.0%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 122 億ドル・営業利益 13 億ドル。市場 226 億ドル × シェア 37.5% × 価格 1.44 倍
  • 専属輸送(DCS):数量 576(米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 12.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 71 億ドル・営業利益 9 億ドル。市場 576 億ドル × シェア 8.6% × 価格 1.43 倍
  • 仲介(ICS):数量 1,828(米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 1.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 24 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 1828 億ドル × シェア 0.92% × 価格 1.42 倍
  • 最終配送(FMS):数量 135(米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 8.8%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 12 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 135 億ドル × シェア 6.2% × 価格 1.42 倍
  • トラック(JBT):数量 4,064(米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。市場 4064 億ドル × シェア 0.23% × 価格 1.42 倍

倍率:正当化 PER 16.4 倍(g 4.0%・RONIC 22.1%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 35.2%−k)・moat=normal)に対して 13.9 倍(上限の 8.5 割)に置いた。2026 年の回復が定着し価格の引き上げが進む筋書き。g の内訳=インターモーダル・専属輸送の貨物数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:合併後も BNSF と CSX・NSC の組み合わせで東西を維持し、専属輸送が過去最高の受注見込みで伸びる筋書き。18%。

中立 30% 中立:数量は伸びるが、合併の影響でシェアが 1.5 ポイント下がる 利益 13 億ドル · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 174.77 ドル165 億ドル

2035 年(ならした年)、国内インターモーダルの市場は年 +3.0%、JBHT のシェアは 37% から 35.5% へ 1.5 ポイント下がる。UNP と NSC の合併で東西一貫の競合が生まれ、ハブ・グループが一部を取る。一方、合併はトラックから鉄道への転換を増やし、市場全体の伸びが JBHT の量を支える。価格は 1.41 倍(物価並み)、営業利益率は 9.5%(2020 年の 9.2% を少し上回る)。専属輸送は市場 年 +2%・シェア 8.2%・営業利益率 11.2%。営業利益 18.5 億ドル(営業利益率 8.6%)、利払い 1.1 億ドルを引いて純利益 13.2 億ドル(2025 年の 2.2 倍)。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 15.6 倍)の 8.0 割で 12.5 倍に置いた(時価総額 164 億ドル。根拠は multiple.why)。10 年の還元は約 82.2 億ドル。

  • インターモーダル(JBI):数量 215(米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 50.1%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 108 億ドル・営業利益 10 億ドル。市場 215 億ドル × シェア 35.5% × 価格 1.41 倍
  • 専属輸送(DCS):数量 549(米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 11.6%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 63 億ドル・営業利益 7 億ドル。市場 549 億ドル × シェア 8.2% × 価格 1.41 倍
  • 仲介(ICS):数量 1,741(米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 1.2%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 21 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 1741 億ドル × シェア 0.85% × 価格 1.41 倍
  • 最終配送(FMS):数量 133(米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 8.5%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 11 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 133 億ドル × シェア 6.0% × 価格 1.41 倍
  • トラック(JBT):数量 3,946(米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 12 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 3946 億ドル × シェア 0.21% × 価格 1.41 倍

倍率:正当化 PER 15.6 倍(g 4.0%・RONIC 18.2%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 27.5%−k)・moat=normal)に対して 12.5 倍(上限の 8.0 割)に置いた。インターモーダルの網は強いが、貨物の山と鉄道再編(BNSF・CSX の連合)の両方に弱く。g の内訳=インターモーダル・専属輸送の貨物数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:議論の落としどころ。数量の伸びは業界並み、合併で東部のシェアが 1.5 ポイント下がり、利益率は 9.5%(2020 年水準)。30%。

やや悲観 27% やや悲観:UNP・NSC の連合に東部で押され、シェアが 31% へ 利益 9 億ドル · PER 9.2 倍 · 株価時価総額 87.76 ドル83 億ドル

2035 年(ならした年)、UNP と NSC が合併して東西一貫の鉄道が長距離のトラック貨物を取り、ハブ・グループとシュナイダーが優位に立つ。JBHT は BNSF に依存したままで、東部の提携を NSC から CSX へ切り替えるときに費用と顧客の離脱が出て、シェアは 31% へ下がる。価格は物価を下回る 1.36 倍、営業利益率は 8.0%。専属輸送は市場 年 +1.5%・シェア 7.8%・営業利益率 10.3%、仲介はほぼ損益ゼロ。営業利益 12.9 億ドル、純利益 9.0 億ドル(2026 年の水準の 1.3 倍)。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 14.2 倍)の 6.4 割で 9.2 倍に置いた(時価総額 83 億ドル。根拠は multiple.why)。。10 年の還元は約 64.2 億ドル。

  • インターモーダル(JBI):数量 199(米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 42.2%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 84 億ドル・営業利益 7 億ドル。市場 199 億ドル × シェア 31.0% × 価格 1.36 倍
  • 専属輸送(DCS):数量 522(米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 10.8%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 56 億ドル・営業利益 6 億ドル。市場 522 億ドル × シェア 7.8% × 価格 1.38 倍
  • 仲介(ICS):数量 1,657(米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 1.0%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 1657 億ドル × シェア 0.75% × 価格 1.38 倍
  • 最終配送(FMS):数量 126(米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 7.7%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 10 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 126 億ドル × シェア 5.6% × 価格 1.38 倍
  • トラック(JBT):数量 3,756(米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 10 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 3756 億ドル × シェア 0.19% × 価格 1.37 倍

倍率:正当化 PER 14.2 倍(g 4.0%・RONIC 13.9%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 18.8%−k)・moat=normal)に対して 9.2 倍(上限の 6.4 割)に置いた。運賃が再び下がり合併の準備でシェアが削られる筋書き。g の内訳=インターモーダル・専属輸送の貨物数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:UNP と NSC が合併して東西一貫の鉄道に転換需要を奪われ、ハブ・グループへ荷主が移る確率。BNSF 1 本への依存が弱みとして出る。27%。

悲観 19% 悲観:自動運転トラックと東西の大連合で、構造的に負ける 利益 5 億ドル · PER 6.7 倍 · 株価時価総額 35.70 ドル34 億ドル

2035 年、構造的に負けている。自動運転トラックが長距離の運賃を下げ、鉄道との価格差が縮んで転換が止まり、国内インターモーダルの市場は年 +1.0%にとどまる。UNP と NSC の東西の大連合に取扱会社の取り分が圧縮され、JBHT のシェアは 25% まで下がる。価格は物価を下回る 1.28 倍、営業利益率は 5.5%。専属輸送は荷主が自動運転のコスト削減分を取り、シェア 7.0%・営業利益率 9.0%。営業利益 7.6 億ドル、純利益 5.0 億ドルと 2025 年を下回る。倍率は利益ベースの正当化 PER(上限 11.9 倍)の 5.6 割で 6.7 倍に置いた(時価総額 34 億ドル。根拠は multiple.why)。時価総額は自己資本の 0.7 倍。10 年の還元は約 45.2 億ドル(配当と自社株買いを絞る)。

  • インターモーダル(JBI):数量 177(米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 32.0%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 57 億ドル・営業利益 3 億ドル。市場 177 億ドル × シェア 25.0% × 価格 1.28 倍
  • 専属輸送(DCS):数量 497(米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 9.3%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 46 億ドル・営業利益 4 億ドル。市場 497 億ドル × シェア 7.0% × 価格 1.33 倍
  • 仲介(ICS):数量 1,500(米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.8%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 13 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 1500 億ドル × シェア 0.65% × 価格 1.30 倍
  • 最終配送(FMS):数量 120(米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 6.9%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 8 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 120 億ドル × シェア 5.2% × 価格 1.32 倍
  • トラック(JBT):数量 3,400(米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格))× 価格 0.2%(JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1))→ 売上 8 億ドル・営業利益 0 億ドル。市場 3400 億ドル × シェア 0.18% × 価格 1.30 倍

倍率:正当化 PER 11.9 倍(g 4.0%・RONIC 9.9%=k 9.00%+残る割合×(事業の ROE 10.9%−k)・moat=normal)に対して 6.7 倍(上限の 5.6 割)に置いた。自動運転トラックと東西の大連合で構造的に負ける筋書き。g の内訳=インターモーダル・専属輸送の貨物数量(実質年 1.5〜2%)と運賃の物価(3.5%)。

確率:自動運転トラックで長距離の運賃が下がり、東西の大連合が JBHT のシェアを奪い、10 年で優良さが崩れる確率。業界の循環と構造変化が重なるため 19%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

インターモーダル(JBI)

BNSF などの鉄道とコンテナ・トレーラーを使い、港や工場と内陸の都市を結ぶ。ドレージ(鉄道駅との間の短距離トラック輸送)も自社で持つ。

数量米国の国内インターモーダル(コンテナ・トレーラーの鉄道輸送とドレージ)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格)価格JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1)売上営業利益
今 2025/12 160 37.3% 60 5
10 年後 中立 215 50.1% 108 10

取り方:国内インターモーダル(鉄道とトラックが争う長距離のコンテナ・トレーラー貨物。ハブ・グループ、シュナイダー、STG などの取扱会社と鉄道直販の合計)の収入のプールを約 160 億ドルと置いた(推定。2025 年の積載数 約 570 万に 1 積載あたり約 2,800 米ドルを掛けた規模)。JBHT の 2025 年の売上 59.8 億ドル(214 万積載、1 積載あたり収入 約 2,800 米ドル)はこの約 37% で、首位。営業利益 4.5 億ドル(営業利益率 7.5%)は 2025 年の開示どおり。売上 = 市場 × シェア × 価格(価格指数は 2025 年 = 1、中立で 10 年 1.41 倍)。競合はハブ・グループ(UNP・NSC と組む)、シュナイダー、STG と、鉄道が直接売る分、そしてトラックそのもの。

専属輸送(DCS)

荷主専用のトラックと運転手を長期契約で提供する。契約期間は 5〜7 年が多く、景気で振れにくい。

数量米国の専属輸送(荷主の自家輸送の外部委託を含む)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格)価格JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1)売上営業利益
今 2025/12 450 7.5% 34 4
10 年後 中立 549 11.6% 63 7

取り方:外部委託された専属輸送のプールを約 450 億ドルと置いた(推定。ライダー、ペンスキー、シュナイダーの専属部門、荷主の自家輸送の外注分を合わせた規模)。JBHT の 2025 年の売上 33.8 億ドル(トラック 約 1.27 万台、1 台 1 週間あたり収入 約 5,190 米ドル)は約 7.5%。営業利益 3.8 億ドル(営業利益率 11.2%)は開示どおり。売上 = 市場 × シェア × 価格。競合はライダー(Ryder)、ペンスキー、シュナイダー。台数の伸びは、顧客が自家輸送を外に出す動きと、新規契約の勝率で決まる。2026 年は燃料・保険・立ち上げ費用で利益率が一時的に下がっている(7〜9 月期 8.5%)。

仲介(ICS)

荷主とトラック会社の間に立つ貨物仲介(ブローカー)。資産を持たず、粗利益率が薄く、景気の山谷が大きい。

数量米国のトラック貨物仲介の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格)価格JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1)売上営業利益
今 2025/12 1,500 0.7% 11 0
10 年後 中立 1,741 1.2% 21 0

取り方:米国のトラック貨物仲介の取扱収入を約 1,500 億ドルと置いた(推定。C.H. ロビンソン、RXO、トランスプレースなどの大手と中小の合計)。JBHT の 2025 年の売上 11.1 億ドル(55 万積載、1 積載あたり約 2,000 米ドル)は約 0.74%。営業損益は -0.1 億ドル(赤字)。売上 = 市場 × シェア × 価格。粗利益率は 2025 年 14.5% で、2026 年 7〜9 月期は 14.3%。2026 年は運賃の上昇で売上が 5 割増えたが、仕入れの運賃も上がり、利益は 0.1 億ドル前後の黒字にとどまる。

最終配送(FMS)

家具・家電など大型で重い荷物を、玄関先まで運んで設置する。小売・メーカー向けの 2 人配送。

数量米国の大型・重量品の最終配送の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格)価格JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1)売上営業利益
今 2025/12 120 6.9% 8 0
10 年後 中立 133 8.5% 11 0

取り方:大型・重量品の最終配送のプールを約 120 億ドルと置いた(推定)。JBHT の 2025 年の売上 8.2 億ドル(383 万か所への配送)は約 6.9%、営業利益 0.3 億ドル(営業利益率 3.3%)。売上 = 市場 × シェア × 価格。住宅・家具の需要が弱く、2026 年は配送数が前年比 -14% 前後。利益の薄い顧客を選んで減らしている面もある。競合は XPO、GXO、各地の中小。

トラック(JBT)

自社トラックによる通常のトラック輸送(資産を持つトラック会社)。

数量米国の営業用トラック輸送(トラックロード)の取扱収入のプール(億ドル、2025 年価格)価格JBHT のシェア × 価格指数(2025 年 = 1)売上営業利益
今 2025/12 3,400 0.2% 7 0
10 年後 中立 3,946 0.3% 12 0

取り方:営業用トラックロードの収入のプールを約 3,400 億ドルと置いた(推定。ナイト・スウィフト、シュナイダー、ヴェルナーなど無数の会社の合計)。JBHT の 2025 年の売上 7.3 億ドル(43 万積載)は約 0.22%、営業利益 0.2 億ドル。売上 = 市場 × シェア × 価格。規模は小さく、他の部門の補完(片道の帰り荷など)の位置づけ。

リスクと懸念

BNSF という 1 本の鉄道への依存

JBHT のインターモーダルは、西部と大陸横断を BNSF に頼る(独占的・恒久の提携)。BNSF の運行品質が落ちる、BNSF が UNP・NSC の合併に対抗して提携の条件を変える、BNSF が箱を持つ・取扱会社を絞るなどの動きがあれば、営業利益の半分近くが揺れる。運行の乱れは、JBHT の費用(ドレージの待機・箱の滞留)としてそのまま出る。

UNP と NSC の合併で東西一貫の競合が生まれる

合併は 2027 年半ばの完了が見込まれ、東西一貫の鉄道が長距離のトラック貨物を取りに来る。JBHT は東部で主に NSC を使っているため、合併後は CSX へ移るか、NSC のまま東西を組むかの判断を迫られる。ハブ・グループとシュナイダー(UNP・NSC と組む)が優位になり、JBHT のシェアが 1〜6 ポイント下がる筋書きを、確率に入れた。

貨物の循環の山と谷

貨物は 2023〜2025 年に 3 年の不況を経験し、2026 年は運賃が戻った。ただし運賃の上昇は供給側の要因(運転手の取り締まり)が大きく、需要は緩やかにしか戻っていない。供給が戻れば運賃が下がる。リーマン級の後退では量が 15% 前後、価格が 3% 下がり、営業利益率は 3〜4% に落ちる(株価の谷は 2008〜2009 年に -44%)。

費用の上昇(購入輸送費・保険・運転手の賃金)

2026 年 7〜9 月期は、購入輸送費・燃料・保険の請求の増加で営業利益率が下がった。トラックの逼迫で運転手の賃金も上がる。専属輸送の営業利益は同期に -22%、会社は 9 月に利益の減少を警告した。値上げが費用の上昇に追いつかない局面で、利益率が戻らないリスクがある。

自動運転トラックと荷主系の物流網

自動運転トラックが 2030 年代に長距離の運賃を下げ、鉄道とトラックの価格差が縮めば、転換の需要が減る。アマゾンなど荷主系の物流網と、鉄道会社が箱を持って直接売る動き(CSX・UNP)が広がれば、取扱会社の取り分が圧縮される。悲観の筋書き(10 年)の下敷きにした。

仲介・最終配送・トラックの薄い利益

営業利益の 95% は 2 つの部門(インターモーダルと専属輸送)で、残りの 3 部門は売上の 22% を占めながら 2025 年の営業利益は合計 0.4 億ドルにとどまる。仲介の粗利益率は 14.5% から 12〜14% へ下がり、最終配送の配送数は前年比 -14%。資本の使い道としては効率が悪く、整理・売却の可能性もあるが、数字には入れていない。

自社株買いで自己資本が縮み、ROE が見かけで高くなる

2025 年は純利益の 1.8 倍を還元し、自己資本は 40 億ドルから 36 億ドルへ縮んだ。2026 年は設備投資を絞って借金を減らしたが、この状態は長くは続かない(減価償却を下回る設備投資は、古い設備の更新の先送り)。設備投資が正常に戻れば、還元の余力は純利益の 8 割前後に下がる。

今後の分かれ目

2027 年のインターモーダルの入札で、価格(燃料を除く 1 積載あたり収入)が +4% 以上上がる
価格が物価を 1 ポイント以上上回り、中立から やや楽観に寄る。10 年の営業利益率 9.5% から 10.8% の筋書きの確率を上げる。
2027 年に貨物の運賃が下がり、トラックの供給が戻る
2026 年の改善が一時の要因だったと確認できる。やや悲観の確率を上げ、10 年の価値を下げる。
UNP と NSC の合併が、強い条件付き(東西の線路の開放・料金上限)で承認される
東西の連合が弱まり、JBHT のシェアを守りやすくなる。10 年の楽観・やや楽観に寄る。
UNP と NSC の合併が条件なしで承認され、ハブ・グループが東西一貫のサービスを始める
JBHT のインターモーダルのシェアが東部から削られる。10 年のやや悲観に寄り、東部の提携の切り替えの費用が出る。
BNSF が提携の条件を変える、または BNSF の運行品質が落ちる
営業利益の半分近くが影響を受ける。10 年の悲観の確率を上げる。
専属輸送の台数が 2027 年に 1.4 万台を超え、営業利益率が 11% 以上に戻る
専属輸送の中立(営業利益率 11.2%、シェア 8.2%)が確かめられ、10 年のやや楽観に寄る。
自動運転トラックが 2030 年までに長距離で商用化され、運賃が 1 割以上下がる
インターモーダルの価格差が縮み、10 年の悲観(自動運転)の確率を上げる。

見ておくもの

  • インターモーダルの積載数(四半期ごと。2026 年 7〜9 月期 58.6 万、+8%)と燃料を除く 1 積載あたり収入の伸び、営業利益率(7〜9 月期 8.1%)
  • 専属輸送の営業利益率(7〜9 月期 8.5%)と台数(約 1.28 万台)、新規契約の台数(年 1,000〜1,200 台の売却目標)
  • トラックの運賃指数(Cass)、拒否率、スポット運賃と、運転手の供給(取り締まりの影響)
  • UNP と NSC の合併審理(STB の日程・条件)と、JBHT の東部の提携先(NSC・CSX)の発表
  • 2027 年のインターモーダルの入札(価格)と、ハブ・グループ・シュナイダーの東西一貫サービスの動き
  • 純負債(2026 年 9 月末 約 11 億ドル)、自社株買いの規模(承認枠 残り 6.2 億ドル)、設備投資(2026 年 1〜9 月 2.9 億ドル)の正常化

倍率と資本コストの決め方

今の PER 36 倍(2025 年)・32 倍(2026 年の見込み)を見る前に、5 つの部門で市場 × シェア × 価格を積み、先に営業利益と純利益を出した。貨物の谷(2025 年の純利益 6.0 億ドル)と過去の山(2022 年 約 10 億ドル)には倍率を掛けず、10 年後はならした純利益(中立 13.2 億ドル)に利益ベースの倍率 12.5 倍(正当化 PER の上限 15.6 倍=k 9%・g 4%・RONIC=k+1/2×(事業の ROE−k) の 8 割)を掛けた。過去の倍率には寄せていない。k は貨物の山谷(cycle +0.75%)と大口契約と入札の値決め(pricing +0.25%)で quality を +1.0% とした。回復が続く筋書き(楽観・やや楽観・中立)に 54% を置き、悲観に寄せていない。確率は業界の見方から決め、帳尻合わせはしていない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。k = 基本 8.0% + quality +1.0%。運賃の振れが主因。個別のリスク(鉄道との契約・荷主の集中・鉄道会社の合併の影響)は k に足さず、筋書きと確率で表す。

同じ業種(資本財・サービス)の AI 分析

割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +23.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) 適正 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 +6.4% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −8.5% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.3%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −16.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −23.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −26.7% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −28.1% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −29.1% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −34.5% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −41.4% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −42.7% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −43.3% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −47.8% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −56.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −56.4% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −57.6% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −4.2%)

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  3. J.B. Hunt 2025 年通期決算(部門別の売上・営業利益)
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  5. UP-NS merger puts intermodal giants on the wrong side of the map(FreightWaves)
  6. J.B. Hunt says UP-NS merger filing lacks intermodal detail(Trains)
  7. J.B. Hunt の時価総額(CompaniesMarketCap、2026-10-17)

分析日 2026-10-16