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ロバート・ハーフ RHI

専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)19.54 ドル20 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)43.7 ドル44 億ドル差 −55.3%
10 年後から見ると 割高 価値 19.54 ドル20 億ドル · 差 −55.3% · 期待の年率 −1.4%
期待の年率リターン(10 年)−1.4%資本コスト比 −10.6 pt
推定の資本コスト9.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.3% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約2.6%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ロバート・ハーフは、企業に専門人材を送り、採用を仲介し、子会社プロティビティで監査・リスク対応を請け負う会社だ。筆者の結論は割高である。競争力の核は候補者を見極める信用にあるが、請求時間と採用件数そのものがAIエージェントによって減る危険を、今の値段は十分に補えていない。

2025年は売上53.8億ドル、営業利益0.8億ドル、純利益1.3億ドルだった。契約人材の稼働時間は前年比14.1%減り、プロティビティでは時間単価が7.3%下がった。景気の底だけが理由ではない。人を何時間働かせたかに課金する仕組みには、仕事の自動化という新しい逆風が吹いている。

2026年7〜9月期には採用需要が改善し、売上13.59億ドル、純利益0.50億ドルとなった。契約人材と正社員紹介が久しぶりに増収に戻り、翌四半期も改善する見通しだ。短期の回復は認める。それでも、労働時間が減る未来に従来の好況期の利益率をそのまま持ち込まない。

中立では10年後の売上45.5億ドル、純利益2.2億ドルと見る。利益率は谷から回復するが、請求数量の減りを名目単価の上昇だけでは埋め切れない。5筋書きの確率を加重し、資本コスト9.25%で割り戻した現在価値は約19.1億ドルで、基準時価総額46.0億ドルに約59%届かない。配当を足しても長期保有の安全域は薄い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、優れた人材を見極める仕組みと、人材を必要な時だけ使いたい顧客の需要は10年後もなくならない。ロバート・ハーフは地元企業には集められない候補者評価を蓄え、プロティビティとの共同提案で顧客の難題を解ける。成長投資に工場を要さず、景気が良い時には多額の現金が残る点も魅力である。

しかし、所有したいのは「人を紹介した実績」だけではなく、将来も同じ値段で仕事を受注できる権利だ。候補者情報は有益でも、給与や会計記録を顧客に代わって保持する必須の基盤とは違う。AIが照合、候補者検索、初期面接、内部監査の定型作業を安く済ませれば、顧客は請求時間を減らす。自社もAIを使えるというだけでは、顧客から取る料金が増える証拠にならない。

2025年の営業利益率は1.4%で、かつての二桁台から落ちた。2026年の回復は生き残る力を示すが、長期の事業価値には景気の山の利益を使わない。中立の純利益は2.2億ドルまで戻る一方、還元余力の一部は減配の後に回復すると読む。配当を支える資金を使い果たす企業に、昔のROEだけを理由に高く払うことはできない。

評価の分かれ目は、顧客に残る責任を引き受けるサービスへ移り、工数減少を成果報酬で補えるかどうかだ。数字で実証されるまでは、AIによる数量減少と成長停止を中心に扱う。純現金は給与支払いやオフィス賃料に必要であり、全額を自由に還元できる資産とは考えない。

何で稼ぐ会社か

収入の過半は契約人材の派遣だ。経理・財務、事務・顧客対応、技術職などの専門家が顧客先で働いた時間に請求単価を掛けて売上が生まれる。会社は給与と雇用関連費用を負担するため、売上のすべてが手数料ではない。2025年は29.90億ドルの売上に対して営業損失0.25億ドルだった。派遣先が短時間で契約を止められる柔軟さは、同社にとって売上の不安定さでもある。

正社員紹介は採用が決まった件数に手数料を掛ける商売である。2025年の売上は4.40億ドルと小さいが、候補者の給与を立て替えないため、好況時には増分利益率が高い。顧客の採用凍結には派遣以上に弱く、採用担当者が自前のAIで候補者を探せるようになると、紹介料の説明が難しくなる。

プロティビティは内部監査、規制対応、金融犯罪対策、情報セキュリティ、IT変革を支えるコンサルティング会社である。2025年の売上は19.49億ドルで全社の36%を占め、営業利益は0.89億ドルだった。金融機関や大企業に、監査の独立した検証と高度な専門判断を提供する。2002年に会計監査業界の経験者を採用して立ち上げた事業で、人材紹介との共同提案が特色だ。

会社は2025年に約9万4300人の契約専門家を顧客に配置し、プロティビティに約7100人の常勤社内人員を抱えた。請求時間と紹介成立件数の絶対値は開示していないため、セグメント欄では人員規模、同業の時間単価、採用手数料の相場を使って推定した。3つとも人の稼働・採用成果を顧客から買ってもらう事業で、継続課金の基幹ソフトとは収益の強さが違う。

優良さと弱いところ

この会社の堀、つまり競合が簡単にはまねできない強みは、人材の信用情報と紹介実績の蓄積にある。過去に派遣した専門家への顧客評価を持ち、履歴書だけでは分からない実務能力を確かめられる。全国的な顧客網と候補者網を結びつけ、会計・法務・技術の専門職に特化する点でも、地方の小規模な派遣会社より優位に立つ。

ただし、顧客が何年も離れられない仕組みではない。派遣契約は短期が多く、正社員紹介は採用が終われば取引が途切れる。2025年は契約人材の時間単価が3.5%上がったが、同時に時間数が14.1%減った。名目の値上げ実績は認めても、仕事量の縮小をはね返す価格決定力とは呼べない。プロティビティの平均請求単価も7.3%低下し、上流業務への移行が直ちに単価上昇につながるわけではない。

資本効率も景気の影響を強く受ける。2025年のROICは会社開示で10%となり、過去10年のROE中央値28.9%との隔たりは大きい。景気回復だけなら追加の採用担当者やIT開発への投資効率は改善しうるが、AIで請求時間を失う環境では新規投資が資本コストを安定して超える証拠は足りない。

2026年7〜9月期には契約人材の採算が回復した。それでも、独自の候補者データは顧客の業務記録の正本ではなく、低解約率や規制上の切り替え障壁も開示されていない。全社の堀は弱いと判定する。ブランドへの信頼は残るが、それを高い永続成長率に置き換えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

人材サービスは広いが、単独企業が押さえる割合は小さい。世界の人材派遣・紹介市場は2025年におよそ6500億ドル規模と推定され、ランドスタッドは約3.6%、アデコは約3.5%、マンパワーグループは約3.0%を占める。ロバート・ハーフの契約人材29.9億ドルは、この広い市場との比較では約0.5%である。会計・財務の専門職だけに絞れば比率は高くなるが、その市場の厳密な分母は公表されていない。

正社員紹介の世界市場は、同業ロバート・ウォルターズが2025年の報告で手数料ベース約560億ポンドと見積もっている。ロバート・ハーフの手数料売上はこの約0.6%に相当する。上位10社の合計シェアでも7%に過ぎず、ページグループ、ヘイズ、アデコ、ランドスタッドと数多くの小規模事業者が争う。独占を前提にした値上げは難しい。

コンサルティング市場はガートナーの2025年推計で約3970億ドル。プロティビティは広い市場の約0.5%に当たるが、実際に競う内部監査・金融規制・サイバー分野の市場はもっと狭く、正確なシェアは不明だ。デロイト、アクセンチュア、他の大手会計系事務所に加え、顧客の内製部門が競争相手となる。監査の独立性や説明責任は残る半面、証憑収集・照合・レポート作成の時間には大きな削減余地がある。

足元では米国の採用抑制が緩み、2026年7〜9月期の人材事業は調整後で前年同期比約2%の増収に戻った。ただしプロティビティはなお同約3%の減収であり、単なる景気循環の反転だけで全社の成長を語れない。中立では対象業務の実質市場が10年で小幅に縮み、AIネーティブの仲介企業と企業の内製化にシェアを奪われると見る。各事業の市場規模と当社シェアの積を請求時間・成立件数へ落とし、名目価格とは分離した。

資本政策と M&A

還元は経営陣の重要な仕事である。2016〜2025年の現金配当は合計約17億ドル、額面の自社株買いは約24億ドルに達した。株式報酬による希薄化相当額約5億ドルを引いた実質的な還元は約36億ドルとなる。株数が減った点は株主の利益だが、好況の高収益を頼りに自社株買いを続け、直近の利益が細った以上、過去の資本配分が常に得だったとは言い切れない。

2025年は配当2.4億ドルと自社株買い0.9億ドルに対し、GAAP純利益は1.3億ドルだった。2026年1〜9月期は配当約1.8億ドルを維持する一方、自社株買いは約0.07億ドルへ絞り、現金残高も2025年末4.6億ドルから3.2億ドルへ減った。配当を永遠に維持できるとする筋書きには無理がある。中立では段階的な減配と余剰時の買い戻し再開を織り込む。

2025年にはプロティビティがフランスのアダマンティアを買収するなど、小型案件を実施した。会社全体の買収現金支出は約0.11億ドルにとどまる。大型の株式交換買収を利益へ先取りする理由はない。2026年10月までに合意済みの非公開化や上場廃止は確認されない。発行済みの優先株もない。翌年からのプロティビティ経営陣交代は既に公表された計画的な承継である。

2025年末の買い戻し枠の残りは約558万株だが、金額を使い切る約束ではない。具体的な10年間の成長率や総還元額の公約もない。10年の正味還元は株式報酬を差し引き、利益が縮む筋書きほど減らした。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

専門人材の採用には信頼が要る。生成AIで履歴書や応募書類が大量に作られるほど、派遣後の働きぶりを知る仲介者の価値は上がる。ロバート・ハーフは約9万4300人の契約専門家を1年間に配置した実績を持ち、派遣先から得た評価を次の人選に使える。資格や過去の職務を確かめ、高度な経理・税務・サイバー分野の仕事を引き受ける能力は、新しい採用ソフトだけでは再現しにくい。

2026年7〜9月期の人材事業は、調整後で2022年以来となる前年比増収に転じた。単価は上がり始め、採用件数の回復が固定費を吸収する。紹介事業は正社員の給与を負担しないため、採用が戻れば利益が急に増える。プロティビティも金融機関のマネーロンダリング対策、内部監査、サイバーリスクを手掛け、規制を受ける顧客は最終的な説明責任を外せない。

好調なら大規模な買収をせずに営業利益率を過去の健全な水準へ回復できる。AIを社内で使えば候補者探しや資料作成の費用が軽くなり、工数の減少をある程度相殺する。2025年末は借入金ゼロであり、破綻リスクに賭けた投資ではない。早い段階の増配よりも費用構造の改革を優先すれば、10年の株主還元にはかなりの現金を回せる。売上が名目で回復する筋書きには、現在の利益水準だけでは見えない底力がある。

慎重な見方

稼ぎ方が変わってしまう恐れが大きい。契約人材の売上は、会社が請求した人数ではなく、顧客が必要とした時間にかかっている。企業がAIエージェントで経理処理、照合作業、報告書の下書きを自動化すると、そもそも派遣を頼む時間が減る。2025年には既に請求時間が14.1%落ちた。これが景気だけの減少と決め付ければ、10年先の売上を見誤る。

正社員紹介にも別の危険がある。応募者の探索と選別が機械化されれば、人事部は紹介会社を使う理由をより厳しく問う。世界の正社員紹介市場は上位10社を集めてもシェアが7%に過ぎず、ロバート・ハーフが強い値上げを一方的に通せる市場ではない。プロティビティは監査の責任を売れるが、作業時間を売るコンサルティングの部分を失う。2025年に平均時間単価が7.3%下がった事実は、既に仕事の構成が変わっていることを示す。

さらに、配当が利益を超えている。2026年1〜9月期の純利益0.9億ドルに対し、配当は約1.8億ドルだった。現金を使って維持する高配当は、利益が戻らない限り長持ちしない。市場で派遣会社のシェアを取り合うほど採用担当者の固定費を切れず、売上の減少が赤字へ直結する。AIによる業務代替と顧客内製化が同時に進めば、簿価のかなりの部分は換金できない営業網や無形の信用として消える。

どちらに重みを置いたか

採用の回復と候補者評価の蓄積は実在するため、倒産を中心に据えるのは行き過ぎだ。一方、AIが直接売上を生んだ金額は開示されず、全3事業が人の時間や採用成果に依存している。人事記録の正本を持つ同業より防御力は薄い。中立の数量そのものを縮めたうえで、景気の再悪化と顧客離れを区別して悲観側を38%とした。確率で同じAI被害をもう一度上積みするものではない。株主への現在価値は約19.1億ドルとなり、現値には安全域が足りない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 24.32 ドル24 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 14.79 ドル15 億ドル)。 今の値に割り戻すと 19.54 ドル20 億ドル、今との差 −55.3%、 期待の年率 −1.4%(資本コスト 9.3%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 61.08 ドル61 億ドル 26.92 ドル27 億ドル +101.2% +8.9% 7.04 ドル7 億ドル
やや楽観 18% 43.90 ドル44 億ドル 21.93 ドル22 億ドル +50.5% +5.1% 11.85 ドル12 億ドル
中立 36% 24.80 ドル25 億ドル 16.45 ドル17 億ドル −5.7% −0.7% 14.85 ドル15 億ドル
やや悲観 25% 7.99 ドル8 億ドル 8.47 ドル9 億ドル −62.3% −11.8% 4.12 ドル4 億ドル
悲観 13% 4.64 ドル5 億ドル 4.98 ドル5 億ドル −78.0% −17.3% 1.25 ドル1 億ドル
加重平均100% 24.32 ドル24 億ドル14.79 ドル15 億ドル −10.6% −1.4% 39.11 ドル39 億ドル

今の株価時価総額 43.73 ドル44 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 採用回復と信頼できる専門家の選別が勝つ 利益 5 億ドル · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 61.08 ドル61 億ドル

採用需要が2026年後半から回復し、深い専門知識と実務評価を持つ人材への需要が残る。契約人材の請求時間と正社員紹介の成立件数は現在の規模を維持する。AIによる定型業務削減を、高い専門職の新規案件とシェアの維持が相殺する形だ。名目単価は3.5%の物価を下回る10年1.34倍にとどめる。

プロティビティは監査の独立した検証やサイバー対策を評価され、デロイトやアクセンチュアの大手案件の一部を得る。請求時間は伸びないが、稼働率の改善と内部業務の効率化で営業利益率が12%に達する。2025年に実施したフランスの小型買収のような補完案件は続くが、大型買収による売上の上乗せは想定しない。

全社の営業利益率は約10%へ戻り、純利益は約5.5億ドルとなる。年間で必要な設備投資は小さいものの、新規顧客開拓、IT投資と運転資金のため利益の一部を残す。累計のGAAP純利益約34.0億ドルから正味の配当・自社株買い27.0億ドルを返し、残りを自己資本に積む。成長の根拠は案件需要の回復であり、AI関連商品の未開示の売上ではない。

  • 契約専門人材の派遣:数量 50.0(年間有償稼働時間(百万時間))× 価格 80(1時間当たり平均請求単価(ドル))→ 売上 40 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量は2025年の1.00倍、単価は1.34倍。営業利益率7.5%。専門業務に絞り込みつつ採用・請求時間の縮小を埋める。
  • 正社員紹介・採用仲介:数量 20.0(年間紹介成立件数(千件))× 価格 29,447(採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル))→ 売上 6 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量は2025年の1.00倍、単価は1.34倍。営業利益率18.0%。専門業務に絞り込みつつ採用・請求時間の縮小を埋める。
  • プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル):数量 9.5(年間請求対象の労働時間(百万時間換算))× 価格 275(1時間当たり平均受注単価(ドル換算))→ 売上 26 億ドル・営業利益 3 億ドル。数量は2025年の1.00倍、単価は1.34倍。営業利益率12.0%。専門業務に絞り込みつつ採用・請求時間の縮小を埋める。

倍率:2026年の株価や同業PERを参照せず、長期g=0%、k=9.25%、弱い堀のRONIC=k+1/3×(事業ROE−k)とする。事業ROEは2036年GAAP純利益5.471億ドル÷期末の自己資本19.806億ドル=27.6%を基本とした。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=10.81081倍であり、AIエージェント代替は数量とgに反映済みのため、その上限を適用。GAAPの株式報酬・無形資産償却は利益から除かず、現金は運転資金として別建て加算しない。

確率:契約専門家の就業評価と監査責任という人間に残る強みが、AIによる作業削減を相殺する場合。AI単体売上の金額開示がないため数量は各部門とも現状の1倍を上限とし、確率は8%に限る。

やや楽観 18% 採用の回復がAIによる減少を和らげる 利益 4 億ドル · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 43.90 ドル44 億ドル

2026年7〜9月期に戻った採用需要が数年続く。企業は難度の高い経理とITの仕事を外部に託す一方、初級事務はAIで処理するため、契約人材の請求時間は現在の84%に減る。正社員紹介の成立件数も86%となるが、候補者の実務評価と面接で得た信用を生かし、ページグループや小規模仲介業者との競争で主要顧客を守る。

プロティビティは内部監査やサイバー対策の責任を引き受け、請求時間83%でも大手企業との継続取引を維持する。金融規制の仕事は残るが、資料照合の自動化で価格は10年1.31倍にとどまる。大型買収には走らず、前例に近い小型の買収と顧客深耕で利益率を回復させる。

全社売上は約58.9億ドル、営業利益は約5.1億ドルとなる。GAAP純利益約3.9億ドルが安定すれば、株式報酬を引いた正味還元を10年間で22.0億ドルまで増やせる。2025年の弱い利益と比べた見かけの伸びは大きいが、請求時間が回復し続ける事業とは見なさない。

  • 契約専門人材の派遣:数量 42.0(年間有償稼働時間(百万時間))× 価格 78(1時間当たり平均請求単価(ドル))→ 売上 33 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量は2025年の0.84倍、単価は1.31倍。営業利益率6.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • 正社員紹介・採用仲介:数量 17.2(年間紹介成立件数(千件))× 価格 28,128(採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル))→ 売上 5 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量は2025年の0.86倍、単価は1.28倍。営業利益率15.0%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル):数量 7.9(年間請求対象の労働時間(百万時間換算))× 価格 269(1時間当たり平均受注単価(ドル換算))→ 売上 21 億ドル・営業利益 2 億ドル。数量は2025年の0.83倍、単価は1.31倍。営業利益率10.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。

倍率:2026年の株価や同業PERを参照せず、長期g=0%、k=9.25%、弱い堀のRONIC=k+1/3×(事業ROE−k)とする。事業ROEは2036年GAAP純利益3.868億ドル÷期末の自己資本16.790億ドル=23.0%を基本とした。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=10.81081倍であり、AIエージェント代替は数量とgに反映済みのため、その上限を適用。GAAPの株式報酬・無形資産償却は利益から除かず、現金は運転資金として別建て加算しない。

確率:2026年第3四半期に派遣・正社員紹介の売上が増収へ転じた事実を重視。ただしAIで請求時間の減少は避けられず、強気にし過ぎないため18%。

中立 36% 景気の谷は抜けても請求時間は構造的に減る 利益 2 億ドル · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 24.80 ドル25 億ドル

景気が回復しても、会計の照合、顧客対応、定型IT作業はAIエージェントに移る。専門職の派遣市場で人が請求する実質時間は10年で約90%になり、ロバート・ハーフの相対シェアも74%ほどへ低下する。したがって契約人材の稼働時間は現在の67%に縮む。単価は賃金の上昇を一部転嫁するが、10年1.25倍にとどまる。

正社員紹介では応募者の検索を顧客が内製化し、成立件数は70%となる。プロティビティは会計監査の責任と金融犯罪対策を残しつつ、証憑処理や報告書作成の請求時間を削られる。監査の大手競合と顧客内製部門に案件を奪われ、請求数量は69%、単価は1.25倍になる。買収は小型の補完案件程度で、他社の利益を取り込む大型取引はない。

採用担当者と事務所の費用を絞り、営業利益率は2025年の1.4%から約6.4%へ回復する。ただしAI以前の最良期には戻らない。GAAP純利益は約2.2億ドル、10年の累計利益は約17.7億ドルと見込み、株式報酬を引いた正味還元16.5億ドルを差し引いた額が自己資本に残る。現在の配当は初期に引き下げ、利益回復後に増やす。

  • 契約専門人材の派遣:数量 33.5(年間有償稼働時間(百万時間))× 価格 75(1時間当たり平均請求単価(ドル))→ 売上 25 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量は2025年の0.67倍、単価は1.25倍。営業利益率4.8%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • 正社員紹介・採用仲介:数量 14.0(年間紹介成立件数(千件))× 価格 26,370(採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル))→ 売上 4 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.70倍、単価は1.20倍。営業利益率10.0%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル):数量 6.6(年間請求対象の労働時間(百万時間換算))× 価格 256(1時間当たり平均受注単価(ドル換算))→ 売上 17 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量は2025年の0.69倍、単価は1.25倍。営業利益率8.0%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。

倍率:2026年の株価や同業PERを参照せず、長期g=0%、k=9.25%、弱い堀のRONIC=k+1/3×(事業ROE−k)とする。事業ROEは2036年GAAP純利益2.216億ドル÷期末の自己資本14.031億ドル=15.8%を基本とした。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=10.81081倍であり、AIエージェント代替は数量とgに反映済みのため、その上限を適用。GAAPの株式報酬・無形資産償却は利益から除かず、現金は運転資金として別建て加算しない。

確率:2026年の採用改善と、2025年までの稼働時間減少・AI代替の両方を説明する中心値。全社に長期固定顧客がなくシェア維持も保証されないので、最大の36%とする。

やや悲観 25% 仲介料と請求時間の減少が固定費を圧迫 利益 1 億ドル · PER 8.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 7.99 ドル8 億ドル

雇用がいったん持ち直した後、AIによる人員削減と景気後退が重なる。契約人材の請求時間は55%、正社員紹介の成立件数は56%へ縮む。アデコやケイフォースとの単価競争が強まり、名目料金の引き上げは物価に大きく及ばない。地方の採用拠点を閉じても、顧客との接点や候補者の獲得力が細る。

プロティビティも資料作成と統制テストを顧客のAIに奪われ、請求時間は55%に落ちる。高単価の戦略案件をデロイトやアクセンチュアへ取られ、規制業務だけでは十分な利益率を守れない。小さな買収で穴を埋めるより、既存拠点の合理化が優先される。

全社売上は約34.7億ドル、営業利益は約1.1億ドルへ低下する。配当を早期に減額し、買い戻しを停止する時期が長くなる。2025年の純利益を起点に徐々に稼ぐ力が細る道筋を採り、累計GAAP純利益は約10.8億ドル、正味還元は8.5億ドルとする。将来の営業利益率は約3.2%しかなく、弱い堀がさらに薄くなる。

  • 契約専門人材の派遣:数量 27.5(年間有償稼働時間(百万時間))× 価格 71(1時間当たり平均請求単価(ドル))→ 売上 19 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.55倍、単価は1.18倍。営業利益率2.2%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • 正社員紹介・採用仲介:数量 11.2(年間紹介成立件数(千件))× 価格 24,612(採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル))→ 売上 3 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.56倍、単価は1.12倍。営業利益率4.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル):数量 5.2(年間請求対象の労働時間(百万時間換算))× 価格 240(1時間当たり平均受注単価(ドル換算))→ 売上 13 億ドル・営業利益 1 億ドル。数量は2025年の0.55倍、単価は1.17倍。営業利益率4.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。

倍率:長期g=0%、k=9.25%の正当化PER上限は10.81倍。中立より契約件数と粗利を失い、費用削減と価格交渉力が弱まるため8.0倍まで低下させた。景気再悪化と規模縮小を、株式報酬控除後のGAAP純利益に適用。過去の市場倍率は参照していない。

確率:2025年の派遣時間減少と2026年の利益・配当の乖離が、再び採用悪化に転じる場合。景気の波による固定費負担の危うさを中立とは別に評価して25%。

悲観 13% AIに主力業務を奪われ監査も小さく残る 利益 0 億ドル · PBR 0.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4.64 ドル5 億ドル

生成AIと自動化された採用基盤が広がり、人材仲介の主な作業を顧客が自前で済ませる。契約人材の請求時間は現在の43%、正社員紹介は45%へ落ちる。値上げは名目でもわずかにしか通らず、かつての採用網が重い固定費となる。人材事業は採算が合わず、拠点閉鎖と希望退職が続く。

プロティビティは金融規制対応の一部で残るが、監査証憑の大半をAIが照合するため請求時間は45%へ落ちる。デロイトなどとの入札で利益率は2.5%に下がり、契約人材の赤字を補えない。大型買収で延命せず、将来のれんの減損と閉鎖費用を約2.5億ドル計上する。10年累計では初期の黒字約5億ドルとその後の損失・減損が相殺し、GAAP純利益の合計は約1.5億ドルとなる。

2036年は営業損失が約0.15億ドル、純損失が約0.11億ドルとなる。配当は初期に計約5.0億ドルを返した後に停止し、自己資本は9.3億ドルに減る。事業の稼ぐ力には恒久的な高い倍率を認めず、縮んだ貸借対照表の換価価値に近い水準で測る。

  • 契約専門人材の派遣:数量 21.5(年間有償稼働時間(百万時間))× 価格 63(1時間当たり平均請求単価(ドル))→ 売上 14 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.43倍、単価は1.05倍。営業利益率-2.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • 正社員紹介・採用仲介:数量 9.0(年間紹介成立件数(千件))× 価格 23,074(採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル))→ 売上 2 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.45倍、単価は1.05倍。営業利益率-2.0%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。
  • プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル):数量 4.3(年間請求対象の労働時間(百万時間換算))× 価格 217(1時間当たり平均受注単価(ドル換算))→ 売上 9 億ドル・営業利益 0 億ドル。数量は2025年の0.45倍、単価は1.06倍。営業利益率2.5%。AIエージェント代替で減る業務は仲介以外に戻らず、単価は物価を下回る。

倍率:2036年のGAAP純損失でPERは意味を持たない。2025年末自己資本12.8億ドルから、2026〜2036年の累計GAAP純利益1.5億ドル(途中ののれん減損と拠点閉鎖費用込み)を加え、正味還元5.0億ドルを引いて、減損後の自己資本9.3億ドルとなる。これにPBR0.50倍を掛けた4.65億ドルは、現在の自己資本12.8億ドルの約0.36倍であり、過去の谷のPBRを根拠にしていない。2036年に売却可能な資産の床2.5億ドルも上回る。

確率:契約人材の稼働時間が半分以下になり、正社員紹介も内製化される構造的敗北。顧客評価データと規制監査の残存価値があるため、倒産を前提にせず13%。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

契約専門人材の派遣

財務・会計、技術、事務、法務などの派遣人材が顧客の現場で働く。請求時間×顧客への時間単価が売上となる。

数量年間有償稼働時間(百万時間)価格1時間当たり平均請求単価(ドル)売上営業利益
今 2025/12 50.0 60 30 0
10 年後 中立 33.5 75 25 1

取り方:2025年10-Kで契約人材の売上29.90083億ドル、年間派遣専門家9万4300人、請求時間は前年比14.1%減、時間単価は3.5%上昇と開示。ただし実時間と単価の絶対値は非開示。専門職の派遣は年間フルタイム換算約3.1万人が1600時間働くと仮定し、約5000万時間、単価約60ドルを推定した。比較資料としてケイフォースの2025年10-Kは第4四半期平均約53ドルを開示(https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/930420/000093042026000007/kfrc-20251231.htm)。数値は実績ではなく推定。AIエージェント代替は経理・事務・初期開発の作業を削るため、中立の数量0.67倍、価格1.25倍。実質の対象市場0.90倍×当社シェア0.744倍で数量を作る。

正社員紹介・採用仲介

顧客が採用を決めた専門家の件数に応じて成功報酬を受け取る。候補者の給与負担はないが、採用凍結に弱い。

数量年間紹介成立件数(千件)価格採用成立1件当たり平均紹介手数料(ドル)売上営業利益
今 2025/12 20.0 21,975 4 0
10 年後 中立 14.0 26,370 4 0

取り方:2025年10-Kは正社員紹介売上4.395億ドル、成立件数前年比13.6%減、手数料単価3.8%上昇を開示するが、成立件数の絶対値は非開示。会計・IT専門職の年収約9万〜11万ドルに紹介料率約20〜25%を掛けて1件約2.2万ドルと見積もり、約2万件で売上と照合した推定値。世界の正社員紹介手数料市場約560億ポンド、上位10社シェア7%というロバート・ウォルターズの2025年報告を参照。AIエージェント代替により採用検索を内製化し、中立の数量0.70倍、価格1.20倍。対象市場0.90倍×当社シェア0.778倍。

プロティビティ(監査・リスク・ITコンサル)

内部監査、規制・金融犯罪対応、サイバー対策、IT実装を自社専門家と外部契約者の請求時間・プロジェクトで販売する。

数量年間請求対象の労働時間(百万時間換算)価格1時間当たり平均受注単価(ドル換算)売上営業利益
今 2025/12 9.5 205 19 1
10 年後 中立 6.6 256 17 1

取り方:2025年10-Kで売上19.48923億ドル、プロティビティ常勤約7100人、請求時間前年比7.2%増・平均請求単価7.3%低下を確認。請求時間の実数はないため、常勤人員×年間約1300時間に外部協力者分を加え約950万時間換算とし、平均約205ドルの単価を割り戻した推定。固定料金案件も時間換算に含む。ガートナーの2025年世界コンサル市場3970億ドル(https://www.gartner.com/en/documents/6768534)に対する広義のシェアは約0.5%。AIエージェント代替で資料作成・照合の工数を削り、中立数量0.69倍、価格1.25倍。市場の実質対応工数0.92倍×当社シェア0.75倍。監査の責任は残っても規制記録の正本は所有しないためgは0%。

リスクと懸念

AIエージェント代替

契約人材とプロティビティは請求時間、正社員紹介は成立件数で稼ぐ。生成AIが仕訳、照合、候補者検索、監査の証憑整理を代行すると、値上げ以前に仕事の数量が減る。会社独自の候補者評価は防御になるが、顧客が業務記録を預ける基幹システムではない。中立で請求数量を約3割落とし、長期gもゼロとした。

景気・雇用の急減

不況時には顧客が派遣契約を短期で解除し、正社員の採用も凍結する。2009年に営業利益率は2.1%まで落ち、2025年には1.4%だった。2026年の回復が持続せず、AIによる減少と重なると、採用担当者や事務所の固定費が粗利益の減少を増幅する。

プロティビティの請求単価と競争

内部監査や金融規制の仕事は残るが、デロイトやアクセンチュアなどとの競争に加え、顧客がAIで照合と報告を内製化する。2025年には請求時間が7.2%伸びても単価が7.3%下がり、売上は伸びなかった。競争が高度な専門判断の価格にまで及ぶと、付加価値の回復は難しい。

配当の持続性と株主還元

2025年の配当支払額はGAAP純利益を上回り、2026年1〜9月期も同様だった。営業キャッシュフローは設備投資と運転資金にも必要で、現金を減らし続けて配当を守ることはできない。利益低迷が長引けば減配や自社株買い停止が起こり、期待した累積還元を受け取れない。

賃金・規制・雇用主責任

派遣専門家の法的な雇用主として、給与税、労災、個人情報、雇用区分、各国労働法に対応しなければならない。請求単価の改定が賃金・保険料の上昇に遅れれば、売上が名目で増えても粗利益率は下がる。AIによる候補者評価で差別や情報漏えいが起きれば、賠償と信用失墜が重なりうる。

買収・繰延報酬信託・財務の見かけ

繰延報酬信託の資産と社員に対する債務は2025年末にそれぞれ約7.7億ドルあり、自由な現金ではない。信託の運用損益は営業利益と営業外で相殺され、表面の営業利益率をゆがめる。小規模買収ののれんも、案件が不振なら減損が必要となる。オフィスのリース負債も実際の固定支出である。

今後の分かれ目

契約人材の前年比請求時間が2年間連続でプラスとなり、時間単価が3.5%以上上がるなら
景気回復だけでなく専門職の競争力を確認できる。契約人材の数量を中立0.67倍から上方修正し、やや楽観の可能性を見直す。
AIによる成果報酬・監査自動化商品の売上額が独立開示され、既存の減少を上回るなら
AIを単なるコスト節減ではなく顧客から対価を得る製品として扱い、数量の上限と長期gを再検証する。
プロティビティの請求単価がさらに下がり、請求時間の伸びでも減収を止められないなら
高付加価値への移行に失敗している。プロティビティの営業利益率を悲観側へ寄せる。
正社員紹介の成立件数が減り続け、紹介料単価が物価上昇に届かないなら
内製採用との競争が強まったと判定し、正社員紹介の数量と価格をともに下げる。
配当と株式報酬控除後の買い戻しが3年続けてフリーキャッシュフローを超えるなら
財務余力の取り崩しを前提にする。10年の正味還元を減らし、配当維持の前提を撤回する。
会計監査・金融規制の大型継続案件の更新率と値上げ実績が開示で確認されたなら
その案件群だけ記録の正本に準じる堀を再評価する。ただし残りの派遣・一般コンサルまで高成長を広げない。

見ておくもの

  • 契約人材の稼働請求時間の前年比と平均時間単価の前年比。2025年は時間−14.1%、単価+3.5%。
  • 正社員紹介の成立件数・1件当たり紹介料。2025年は件数−13.6%、手数料単価+3.8%。
  • プロティビティの請求時間、平均単価、分野別受注。2025年は時間+7.2%、単価−7.3%。
  • 2026年10月発表の第4四半期売上見通し12.85〜13.85億ドルが達成されるか。
  • AI関連サービスが単独で売上・粗利益を生んだ金額と継続契約の比率。
  • 正味の配当・自社株買い、株式報酬、現金残高と運転資金の動き。
  • ロバート・ウォルターズ、ランドスタッド、アデコ、ケイフォースとの専門職シェアの変化。

倍率と資本コストの決め方

2026年10月23日の株価からは事業数量も利益率も逆算しなかった。2025年の3報告部門の売上と請求時間・成立件数の推定を出発点に、2026年の採用回復とAIエージェント代替の双方を反映した。中立の数量は0.67・0.70・0.69倍で、名目価格は1.25・1.20・1.25倍とし、10年後以降gは0%とした。kは基本8%+循環・値決め1.25%で9.25%。正当化PERは(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)で上限10.81倍。弱い堀のRONICはk+1/3×(ROE−k)だがgが0のため上限は同じ。GAAP純利益から株式報酬を戻さず、余剰現金も二重計上していない。米国のASC842で賃借負債は既に貸借対照表にある。最後に台帳の時価総額と比較した。

資本コスト 9.3% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国基本8.0%+quality1.25%=9.25%。βや市場の倍率、株価の変動は使わない。AIは請求数量と長期gに反映し、寿命や別建ての上乗せに重ねない。

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割安 ライアンエアー・ホールディングスRYAAY 欧州最大の低運賃航空網と厚い財務が競争力を支える。燃料・脱炭素の費用を織り込んでも十年先の稼ぐ力には余地があり、割安と見る。 本質価値との差 +56.7% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 ブライト・ホライズン・ファミリー・ソリューションズBFAM 代替保育の企業契約と供給網は強いが、英国の安全管理問題が信用を揺らす。十年先の利益と還元で見れば、現在の評価はほぼ適正だが安全域は薄い。 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +12.2%) やや割安 ウーバー・テクノロジーズUBER 実力の利益は見かけの半分。未成立の買収を外した単体で、自動運転で取り分が削られる負けを厚く見ると、利益ベースの倍率では今の値段をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 レノックス・インターナショナルLII 住宅は在庫調整の谷、商業用は 2 桁で伸びる空調。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 15.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +21% でやや割安 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +12.3%) やや割安 グルポ・アエロポルトゥアリオ・デル・スレステASR 空港の地域独占は強いが、コロンビアの権益満了と大型買収後の負債は重い。利益と還元から測る本質価値は現在の時価総額を約16%上回り、やや割安 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ペンテアPNR プール機器の在庫調整と水事業の安定収益。買い足しと住宅の景気が振れる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 4 割強上回り、割安 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 コパートCPRT 堀の厚い事故車オークションの寡占で、余った現金 40 億ドルを戻り方 0.5 で足し、台数の弱さを織り込んでも、利益ベースの本質価値は今の値段を 3 割弱上回る 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ADTADT 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適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

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  2. ロバート・ハーフ2026年第3四半期決算発表(10月22日)
  3. ロバート・ウォルターズ2025年決算・専門職正社員紹介市場

分析日 2026-10-23