株譜
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ブーズ・アレン・ハミルトン BAH

機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)53.40 ドル65 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)88.5 ドル108 億ドル差 −39.7%
10 年後から見ると 割高 価値 53.40 ドル65 億ドル · 差 −39.7% · 期待の年率 +2.0%
期待の年率リターン(10 年)+2.0%資本コスト比 −6.5 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約12.2%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ブーズ・アレン・ハミルトンは、米国防総省、情報機関、連邦行政機関に技術者とサイバー・AI技術を提供する政府向け技術企業である。筆者の結論は割高だ。機密業務への深い入り込みは強みだが、売上の多くが人の作業と契約工数に結びつき、AIエージェントによる仕事の再設計を免れない。

2026年3月期に対応する添付の基準では、売上112億ドルに対し営業利益は11億ドル弱だった。だが2026年9月までの半年は売上が前年同期比4.1%減った。国防・情報部門が持ちこたえる半面、民生機関の発注が鈍っている。受注残409億ドルは心強いが、未確定のオプションが過半を占め、すべてが確実な売上ではない。

長期では、防衛・情報向けの実質契約量が減っても、難しい案件の単価が持ちこたえる可能性がある。一方、一般行政の調査、システム構築、運用支援は人を雇う量が減り、値上げにも限度がある。会社が育てる防衛ソフトや自律システムは魅力的だが、従来の工数収入を置き換える規模がまだ開示されていない。

新たな買収で技術資産を増やした代償として、純負債は直近で約41億ドルに膨らんだ。株主に戻る現金は、買収と借り換えを優先する時期には減る。5つの道筋を同じ資本コスト8.5%で評価すると、10年価値は約57億ドルとなり、基準時価総額約96億ドルより約40%小さい。事業の存続可能性と、今払う値段の安全域は別の問題である。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、最初にこの事業が十年後にも必要かを問う。答えはおそらく「必要」である。軍の機密通信や情報分析は、予算が厳しくても閉じられず、実績のある請負会社には安全性と信頼の蓄積がある。しかし、必要な仕事と、現在と同じ人数で請求できる仕事は同じではない。

次にオーナー利益を考える。政府向け受託事業は工場を大量に持たず、設備投資を抑えて現金を生み出せる。だが約3万の技術者を維持する賃金は実質的な事業コストで、AIで人数が減れば、顧客は節約した金額を成果報酬として残してくれるとは限らない。株式報酬を費用として、買収の償却や金利を除外せずに見るべきだ。

第三は資本配分である。過去十年の買い戻しは株数を減らしたが、安く買えたかは時期ごとの本質価値との比較が要る。近年の買収は製品事業への転換に役立ちうる半面、純負債が増え、AIで受託収入が減る局面の自由度を奪った。引き受けたのれんが将来の現金を確実に増やす保証もない。

安全域は十分に欲しい。中立では実質契約量が減り、名目の価格上昇でも売上は横ばい以下になる。強気の道筋でも研究開発と買収の成果を利益に変える必要がある。顧客の重要性だけを堀と勘違いせず、成果物の単価と正味の株主還元が確かな証拠になるまで、慎重な価値を採る。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は米国政府が契約する難度の高い仕事を、技術者、専門チーム、ソフトウェアで遂行することだ。2026年3月期の顧客別売上は防衛が54%、情報機関が17%、民生・商業が29%だった。会社が公表する損益の区分は一つだけなので、この3分類を売上と案件の性質を追うための分析上の区分とした。各区分の利益率は会社の開示値ではなく推計である。

防衛向けでは、統合指揮、サイバー防衛、通信、電子戦、軍用AIの開発と導入に携わる。情報機関向けでは、機密データの処理や分析、情報システムの保護を担う。多くの仕事には資格審査を通った技術者と安全な専用施設が要り、一般のIT会社が短期で交代するのは難しい。もっとも、政府が成果物を購入するのであり、同社の知識だけを永久に買うわけではない。

民生向けは連邦機関のクラウド移行、公共サービスの業務改革、データ連携、サイバー対策が中心である。政府予算の見直しでコンサルティング業務が減ると、技術者の稼働率と外注費がすぐ下がる。2026年3月期の契約は原価償還型59%、時間・材料型22%、固定価格型19%で、固定価格をすべて独自ソフト製品と扱うのは誤りである。

会社は技術サービスから製品販売へ転換を急いでいる。AIを使った防衛指揮、Velloxなどのサイバー技術、エッジ計算装置に投資し、2026年にはDefy SecurityとUltra I&C Mission Solutionsを買収した。しかし製品別の継続課金額や解約率は開示されていない。人月に近い契約を中心に、数量は基準年の価格で測った実質獲得契約量、価格は契約単価の指数として評価する。

優良さと弱いところ

最大の堀は、軍や情報機関の作戦の内側に入っていることだ。2026年3月末の従業員は約3万1,500人で、約77%が機密取扱資格を持つと会社は説明する。顧客の仕事の背景を知り、厳格な情報管理を守れる人材を集めるには時間がかかる。主契約者として請け負う売上が94%あることも、案件の中心に位置する証拠だ。

ただし独占的な値付け力はない。原価償還契約は認められる費用と報酬に上限があり、契約は入札や再入札の対象になる。過去の名目売上増をそのまま単価の上昇と見なせない。レイドス、CACI、SAIC、パーラトンに加え、アンドゥリルやパランティアが製品主体で競争を仕掛ける。国防の仕事は残っても、受託企業の取り分が変わりうる。

添付の2025年末基準のROEは約76%だが、これは自社株買いで自己資本が小さくなった影響が大きい。税引き後営業利益を自己資本と純負債の合計で割ると、事業のROICはおおむね18%となる。資本コストを超えてはいるものの、帳簿のROEほど巨額の再投資利益を約束する数字ではない。買収した無形資産を含めた増分の利回りは、今後の実績で判断する必要がある。

堀は現時点で普通以上だが、強い堀として長期の超過利益を確約できない。機密情報の蓄積は乗り換えを難しくする一方、AIエージェントは文書作成・コード作成・分析といった工数を内部から減らす。製品固有の解約率、法令対応の値上げ実績、共同利用の記録基盤について2件以上の独立した証拠がないため、製品化の希望を既存業務全体に広げない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の背景には、米国が軍事・諜報・政府システムを止められないという現実がある。民間企業なら削れる投資でも、サイバー防衛と重要通信は維持される。2026年の連邦予算では防衛拡大が議論され、無人機・宇宙・通信の近代化が進む。ただし国防予算の増額が、そのまま従来型の技術者工数の増額になるわけではない。

調査会社TBRは、2025年度の連邦IT支出を防衛・情報で約540億ドル、民生で約742億ドルと推計する。2030年までの年成長率は防衛・情報が3〜4%、民生が0.2〜1%という見通しだ。分析上は防衛・情報の540億ドルを370億ドルと170億ドルに仮分割した。これは公開された分野別市場シェアではなく、顧客別売上を市場の伸びと競合の取り分で検討するための作業仮説である。

ワシントン・テクノロジーの2026年連邦ハイテク契約ランキングでは、レイドスの契約額が約118億ドル、同社が約93億ドル、CACIが約57億ドルだった。この順位は企業の売上高でも、同一市場での厳密なシェアでもない。とはいえ政府技術調達は多数の実力者が争う市場であり、同社の顧客基盤だけで価格を上げ続けるのは難しいと分かる。

最大の変化はAIエージェント代替である。政府の調査、運用、コード作成が自動化されれば、調達予算が増えても必要な人年は減る。TBRも、従来の助言型契約から成果を測れる製品・運用型契約への転換を指摘している。国防の高機密案件は減少が緩やかで、一般行政は速いと見る。情報機関では安全性審査が普及の壁になるが、十年あれば技術の内製化も進む。

資本政策と M&A

株主還元は長く積極的だった。添付の実績では2025年末基準の配当約3億ドルと自社株買い約6億ドルに対し、株式報酬は約0.9億ドルだった。実際の2026年3月期の自社株買いは5.61億ドル、配当は2.76億ドルで、当時の買い枠残高は6.84億ドルだった。買い枠は将来の実施額の約束ではなく、利益が減れば続けるべきでない。

2024年にPAR Government Systemsを約1億ドルで取得し、2026年4月にはDefy Securityを2.35億ドルで買収した。同年8月にはUltraの防衛用ソフト・暗号・エッジ計算事業を7.2億ドルで買い、製品化を進めている。2026年9月末の純負債は約40.8億ドル、調整後EBITDAに対して3.3倍に増えた。8月に発行した社債の利率は5.375%と5.900%で、借り換えの時代が既に来ている。

2027年3月期の会社見通しは売上113〜116億ドル、調整後EBITDA12.6〜12.9億ドル、フリーキャッシュフロー8.5〜9.25億ドルである。調整後利益は買収償却などを除くため、株主価値ではGAAP純利益を優先する。配当は四半期ごとに継続するが、10年合計の還元額に数字の約束はない。筆者はまず買収の利益率と負債削減を見て、残る現金だけを正味還元に含める。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

同社は、単なる助言会社という分類には収まらない。国防総省の作戦システム、情報機関の機密ネットワーク、宇宙とサイバーの領域に深く入り、技術を実際の任務に載せられる企業は限られている。2026年3月末には従業員の約77%が機密取扱資格を持っていた。軍の現場と安全性審査が絡む案件では、公開されたAIサービスに置き換えるまでの距離が長い。

2026年9月末の受注残は約409億ドルに達し、国防・情報の四半期売上は前年をわずかに上回った。発注の遅さが解消すれば、未実行の仕事が売上になる。Golden Dome関連の宇宙迎撃技術、サイバー防衛、AIを使う指揮統制などは、軍の調達が増えると技術者の質の高さを利益に変えられる。既存の役務契約を成果契約へ移す能力もある。

DefyとUltraの買収で製品、暗号、エッジ計算の組み合わせが広がった。後者は軍の通信を守る技術を持ち、民間の標準AIをそのまま使えない場所に強みを発揮する。売上の製品比率が上がれば、機密業務の受託基盤を起点に販売を繰り返せる可能性がある。契約の平均単価が物価以下に押さえられても、複雑な案件が残れば営業利益率は上がる。

こうなれば十年後の利益は今より大きく、自社株買いと配当を続けても投資余力が残る。楽観でも既存工数を無制限に増やす想定は採らない。AI製品だけの受注額が未開示のため、数量は現在以下に保ちつつ、利益率改善で価値が上がる道筋が強い主張となる。

慎重な見方

同社の強みは機密業務に近い場所に人を置けることだが、それは同時に弱点にもなる。原価償還型と時間・材料型だけで売上の約8割を占める。AIエージェントが分析、コード作成、運用監視を少人数で進めるようになれば、顧客の支出削減は請負会社の売上減になる。仕事の必要性が続くことと、従来の請求工数が続くことは別だ。

実際に2026年3月期の売上は減少し、民生分野では人員削減と契約の縮小が起きた。翌年度上期も民生部門は弱い。調査会社も、政府の助言型契約を以前の規模へ戻す想定には慎重である。パランティアやアンドゥリルなどは完成したソフトや装置を売り、少人数で成果を示せる。従来の大手受託会社が高い人員配置で勝負するほど採算は苦しい。

受注残も安全網ではない。予算を伴わない部分と未行使の選択権が大きく、米国政府は契約を減額・終了できる。大きな国防費の要求があっても、支出の行き先は従来のIT受託とは限らない。報酬は入札で決まり、インフレを完全に価格転嫁できる証拠も乏しい。

2026年に約9.6億ドルを投じた買収と、直近約41億ドルの純負債が重荷になる。財務上の利払いを払いながら受託人数を減らす局面で、製品の売上が十分に積み上がらなければ、のれんの減損と還元停止が重なる。政府契約の原価配賦を巡って2023年に巨額の和解金を払った過去も、信用と遵法性を無条件には評価できない理由になる。

どちらに重みを置いたか

事業の継続と機密案件の質では強気の説明に分がある。しかし株主価値を決めるのは、何人分の工数を何年売れるかと、その利益をどれだけ配れるかである。製品収入の分離開示がまだなく、増えた負債は明白なので、慎重な見方を重く採る。確率は楽観側29%、中立32%、やや悲観と悲観で39%とし、AIによる数量縮小を中立に既に含めたうえで、悲観の重みをさらに過度には膨らませていない。さらに、景気が悪くない期にも価格を一方的には決められない構造を、強い堀と取り違えない。政府向け需要が魅力的でも、払う値段に安全域がなければ結論は変わらない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 71.23 ドル87 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 32.92 ドル40 億ドル)。 今の値に割り戻すと 53.40 ドル65 億ドル、今との差 −39.7%、 期待の年率 +2.0%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 143.10 ドル175 億ドル 60.47 ドル74 億ドル +130.0% +10.6% 20.36 ドル25 億ドル
やや楽観 19% 105.05 ドル129 億ドル 51.48 ドル63 億ドル +76.9% +7.2% 29.74 ドル36 億ドル
中立 32% 87.13 ドル107 億ドル 37.59 ドル46 億ドル +40.9% +4.2% 39.91 ドル49 億ドル
やや悲観 25% 30.15 ドル37 億ドル 17.98 ドル22 億ドル −45.6% −7.0% 12.03 ドル15 億ドル
悲観 14% 10.98 ドル13 億ドル 4.09 ドル5 億ドル −83.0% −17.8% 2.11 ドル3 億ドル
加重平均100% 71.23 ドル87 億ドル32.92 ドル40 億ドル +17.7% +2.0% 104.15 ドル127 億ドル

今の株価時価総額 88.49 ドル108 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 楽観:機密案件が残り、防衛製品化が利益率を押し上げる 利益 13 億ドル · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 143.10 ドル175 億ドル

2035年には、国防の技術調達市場が実質で約1.45倍に拡大し、通信、無人機、宇宙防衛の案件が続く。国防向けの実質獲得契約量は現在の95%を保ち、シェアの推計は約16%から11%弱へ下がるが、複雑な仕事への集中によって単価は34%上がる。情報機関でも安全保障上の要請がAIへの急激な置き換えを抑え、工数量の88%を維持する。

民生向けでは省人化で量が2割減るが、契約を成果に結びつけられる。DefyとUltraの製品が防衛の受託案件と結びつき、既存契約の中でソフトとエッジ装置の売上が増える。レイドスやCACIとの入札競争は続くものの、営業利益率の改善で全社の純利益は12.8億ドルに達する。

10年の純利益累計は106億ドル、株式報酬を控除した正味の配当・買い戻しは74億ドルである。残りが投資と負債減少を支え、期末自己資本は43.1億ドルになる。成長の源を未確認のAI製品売上の急増に頼らず、あくまで既存顧客の高難度化と効率で説明する。

  • 国防省・軍向け技術契約:数量 57.7(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.34(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 77 億ドル・営業利益 12 億ドル。2025年価格での対象市場536.5億ドル×推計有効シェア10.75%で実質契約量57.665億ドルを獲得。基準年比で数量95%、単価指数1.34。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 情報機関向け機密技術契約:数量 16.7(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.34(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 22 億ドル・営業利益 3 億ドル。2025年価格での対象市場246.5億ドル×推計有効シェア6.78%で実質契約量16.72億ドルを獲得。基準年比で数量88%、単価指数1.34。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 民生連邦機関・商業向け技術契約:数量 26.0(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.30(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 34 億ドル・営業利益 4 億ドル。2025年価格での対象市場831億ドル×推計有効シェア3.13%で実質契約量26億ドルを獲得。基準年比で数量80%、単価指数1.30。AIエージェント代替の人月・工数型。

倍率:GAAP純利益12.8億ドル、自己資本43.1億ドル、ROE29.7%(買い戻しで歪んだ現行の76%は使わない)、k8.5%。moat=normalの残存割合1/2からRONIC=8.5%+1/2×(ROE−8.5%)=19.1%。AIエージェント代替により人月型の10年目以降のgは名目0%(市場の実質拡大と請負シェア低下が相殺し、単価も物価並みには上げられない)。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.76倍。製品の収入比率が未開示でも、AIによる工数減を既に数量に織り込んでいるため、楽観から中立は上限のほぼ100%の11.76倍を採る。2026年3月期から10年後の成熟利益への倍率であり、株式報酬は費用に含む。

確率:AIによる工数減少を抑えつつ、軍の導入・暗号・自律技術を収益化する展開。機密資格と顧客基盤に実物の強みはあるが、製品単独の売上実績が十分に開示されず、最高の展開は1割に限る。

やや楽観 19% やや楽観:国防が底堅く、民生の縮みを管理できる 利益 9 億ドル · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 105.05 ドル129 億ドル

国防・情報の実質IT調達市場が2025年価格で拡大するが、政府がAIによる省力化を強く求める。国防向けの獲得工数は現状の85%、情報機関向けは78%となり、複雑な仕事への集中と契約単価の改善で減少をかなり取り戻す。民生の工数は32%減るものの、行政向けのクラウド運用とサイバー防御は途切れない。

DefyとUltraの統合は進み、サイバーと暗号の案件を繰り返し取れる。だが製品課金に移れない契約も多く、パランティアとレイドスが成果を比較しやすい製品を売るため、同社のシェアは緩やかに下がる。全社売上は117億ドル余りで、営業利益率は改善するが独占的な利益率には届かない。

純利益は9.2億ドル、10年累計は88億ドルとする。正味の還元63億ドルを続けながら、買収後の借金も減らし、期末自己資本は36.1億ドルとなる。資本配分が守られれば良好な会社として残るが、顧客の節約額をそっくり取り込むほどの値決め力はない。

  • 国防省・軍向け技術契約:数量 51.6(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.34(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 69 億ドル・営業利益 9 億ドル。2025年価格での対象市場492.1億ドル×推計有効シェア10.48%で実質契約量51.595億ドルを獲得。基準年比で数量85%、単価指数1.34。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 情報機関向け機密技術契約:数量 14.8(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.32(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 20 億ドル・営業利益 2 億ドル。2025年価格での対象市場224.4億ドル×推計有効シェア6.60%で実質契約量14.82億ドルを獲得。基準年比で数量78%、単価指数1.32。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 民生連邦機関・商業向け技術契約:数量 22.1(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.30(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 29 億ドル・営業利益 2 億ドル。2025年価格での対象市場801.36億ドル×推計有効シェア2.76%で実質契約量22.1億ドルを獲得。基準年比で数量68%、単価指数1.30。AIエージェント代替の人月・工数型。

倍率:GAAP純利益9.2億ドル、自己資本36.1億ドル、ROE25.5%(買い戻しで歪んだ現行の76%は使わない)、k8.5%。moat=normalの残存割合1/2からRONIC=8.5%+1/2×(ROE−8.5%)=17.0%。AIエージェント代替により人月型の10年目以降のgは名目0%(市場の実質拡大と請負シェア低下が相殺し、単価も物価並みには上げられない)。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.76倍。製品の収入比率が未開示でも、AIによる工数減を既に数量に織り込んでいるため、楽観から中立は上限のほぼ100%の11.76倍を採る。2026年3月期から10年後の成熟利益への倍率であり、株式報酬は費用に含む。

確率:国防と情報機関の案件は生命力があり、買収した製品の収益貢献も期待できる。ただし契約が人月中心で、現場工数と単価の双方に上限があるので、楽観を大幅には増やさない。

中立 32% 中立:国家安全保障は残り、工数減少が値上げを相殺する 利益 7 億ドル · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 87.13 ドル107 億ドル

2035年の国防向け技術調達市場は実質で現在の1.25倍、情報分野も同程度、民生は約1.05倍となる。だがAIエージェントはコード作成と調査・監視を省人化し、同社が取る実質契約量は国防で75%、情報で70%、民生で55%まで減る。市場が広がっても有効シェアが防衛で約16%から約10%へ落ちるのは、仕事の成果を競う相手がレイドス、CACI、パランティアへ広がるためだ。

機密審査と既存システムへの組み込みのおかげで、国防の契約単価は10年で1.34倍に上げられる。情報は1.30倍、民生は1.25倍にとどまり、いずれも物価の1.41倍には届かない。DefyとUltraの製品化は一部の利益率を支えるが、独立の継続課金基盤を確立するほどではない。

全社売上は約101億ドル、営業利益約10.4億ドル、GAAP純利益6.9億ドルとなる。10年の純利益累計76.5億ドルに対し、株式報酬を差し引いた正味の還元は46億ドルで、自己資本は41.6億ドルに増える。余剰資金の相当部分は買収借入の返済に回し、無理な増配は続けない。

  • 国防省・軍向け技術契約:数量 45.5(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.34(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 61 億ドル・営業利益 7 億ドル。2025年価格での対象市場462.5億ドル×推計有効シェア9.84%で実質契約量45.525億ドルを獲得。基準年比で数量75%、単価指数1.34。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 情報機関向け機密技術契約:数量 13.3(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.30(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。2025年価格での対象市場212.5億ドル×推計有効シェア6.26%で実質契約量13.3億ドルを獲得。基準年比で数量70%、単価指数1.30。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 民生連邦機関・商業向け技術契約:数量 17.9(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.25(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 22 億ドル・営業利益 2 億ドル。2025年価格での対象市場779.1億ドル×推計有効シェア2.29%で実質契約量17.875億ドルを獲得。基準年比で数量55%、単価指数1.25。AIエージェント代替の人月・工数型。

倍率:GAAP純利益6.9億ドル、自己資本41.6億ドル、ROE16.6%(買い戻しで歪んだ現行の76%は使わない)、k8.5%。moat=normalの残存割合1/2からRONIC=8.5%+1/2×(ROE−8.5%)=12.5%。AIエージェント代替により人月型の10年目以降のgは名目0%(市場の実質拡大と請負シェア低下が相殺し、単価も物価並みには上げられない)。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.76倍。製品の収入比率が未開示でも、AIによる工数減を既に数量に織り込んでいるため、楽観から中立は上限のほぼ100%の11.76倍を採る。2026年3月期から10年後の成熟利益への倍率であり、株式報酬は費用に含む。

確率:予算の伸びと競争激化の両方を認め、AIエージェント代替の数量減を明示的に入れた中心の展開。予算の安定感で急激な契約消失を避けるが、過去の人員拡大を繰り返さない。

やや悲観 25% やや悲観:政府の省力化が先行し、役務契約を失う 利益 3 億ドル · PER 8.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 30.15 ドル37 億ドル

政府調達の枠はあるが、発注側がAIを標準装備し、従来の分析、開発、運用に割く人年を圧縮する。国防の実質獲得契約量は62%、情報は60%、民生は40%まで落ちる。価格改定も競争入札が抑え、国防1.25倍、情報1.23倍、民生1.15倍にとどまる。国防の有効シェアは約9%、民生は2%未満になる。

パランティア、アンドゥリル、レイドスは再利用可能なソフトや装置を提案し、同社の工数型サービスを削る。DefyとUltraには技術上の価値が残るが、買収金額に見合う収益性には届かない。人員削減と専用施設の固定費が残り、営業利益率は以前より低くなる。

初期の契約整理と設備投資負担によって、10年の純利益累計は単純な両端平均より小さい43億ドルとなる。配当と買い戻しは正味22億ドルへ抑え、自己資本は32.1億ドルとなる。年度末の純利益は2.8億ドルまで落ち、買収と借り換えの負担を抱える会社として、成長を期待した評価は付かない。

  • 国防省・軍向け技術契約:数量 37.6(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.25(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 47 億ドル・営業利益 5 億ドル。2025年価格での対象市場425.5億ドル×推計有効シェア8.84%で実質契約量37.634億ドルを獲得。基準年比で数量62%、単価指数1.25。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 情報機関向け機密技術契約:数量 11.4(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.23(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 14 億ドル・営業利益 1 億ドル。2025年価格での対象市場187億ドル×推計有効シェア6.10%で実質契約量11.4億ドルを獲得。基準年比で数量60%、単価指数1.23。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 民生連邦機関・商業向け技術契約:数量 13.0(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.15(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 15 億ドル・営業利益 1 億ドル。2025年価格での対象市場719.74億ドル×推計有効シェア1.81%で実質契約量13億ドルを獲得。基準年比で数量40%、単価指数1.15。AIエージェント代替の人月・工数型。

倍率:GAAP純利益2.8億ドル、自己資本32.1億ドル、ROE8.7%(買い戻しで歪んだ現行の76%は使わない)、k8.5%。moat=normalの残存割合1/2からRONIC=8.5%+1/2×(ROE−8.5%)=8.6%。AIエージェント代替により人月型の10年目以降のgは名目0%(市場の実質拡大と請負シェア低下が相殺し、単価も物価並みには上げられない)。正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.76倍。サービスの構造的な競争劣位を重く見て、上限の約70%の8.2倍とする。中立より低く、現在の売買倍率に合わせていない。

確率:民生向けの縮小が既に確認され、政府の契約見直しが長期化する危険は相応にある。国防の高機密部分も工数削減の圧力から自由ではなく、通常の循環以上の構造的な不振として重く見る。

悲観 14% 悲観:工数型受託が構造的に敗れ、買収資産も傷む 利益 2 億ドル · PER 8.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 10.98 ドル13 億ドル

2035年には政府が人を配置する契約を大幅に縮め、AIエージェントと製品会社への発注に移る。国防向け実質工数は現在の44%、情報機関41%、民生32%となり、名目単価はそれぞれ1.19倍、1.18倍、1.12倍しか上がらない。全社売上は約53億ドルと、基準年の半分弱に縮む。競争力を失った従来型の助言と開発運用は、再入札でも取り戻せない。

買収した暗号製品や通信技術の一部には顧客が残るが、膨らんだのれんの回収が難しくなる。人員削減を繰り返し、買収した技術の減損約12億ドルを期間途中に認識する。10年間の減損前純利益の合計は約22億ドル、減損を含むGAAP累計は10億ドルである。

取締役会は買い戻しをほぼ止め、配当も最小限にして正味還元を5億ドルに抑える。累計の自己資本は11.1億ドルから16.1億ドルに増えるが、利益は1.6億ドルに低下する。売れる資産の床として基準時点の自己資本も点検し、事業が維持できる正の価値を残す。ただし簿価のかなりの部分は無形資産であり、清算価値が保証されたという意味ではない。

  • 国防省・軍向け技術契約:数量 26.7(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.19(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 32 億ドル・営業利益 3 億ドル。2025年価格での対象市場388.5億ドル×推計有効シェア6.87%で実質契約量26.708億ドルを獲得。基準年比で数量44%、単価指数1.19。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 情報機関向け機密技術契約:数量 7.8(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.18(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 9 億ドル・営業利益 1 億ドル。2025年価格での対象市場173.4億ドル×推計有効シェア4.49%で実質契約量7.79億ドルを獲得。基準年比で数量41%、単価指数1.18。AIエージェント代替の人月・工数型。
  • 民生連邦機関・商業向け技術契約:数量 10.4(2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア))× 価格 1.12(実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1))→ 売上 12 億ドル・営業利益 1 億ドル。2025年価格での対象市場667.8億ドル×推計有効シェア1.56%で実質契約量10.4億ドルを獲得。基準年比で数量32%、単価指数1.12。AIエージェント代替の人月・工数型。

倍率:AIエージェント代替で人月型が半減し、継続的な利益率が下がる悲観。GAAP純利益1.6億ドル、期末自己資本16.1億ドル、ROE9.9%、k8.5%、g長期0%、RONIC9.2%。正当化PER上限は(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=11.76倍だが、売却可能な資産の床も確認したうえで8.4倍とし、時価総額13.44億ドルとする。稼ぐ力を悲観の床には用いず、基準時点の自己資本11.1億ドルと照合。

確率:新興の製品企業と政府自身のAI内製化が重なり、役務売上が約半分になる展開。倒産を当然とはしないが、長期契約の防御力を失い、買収の減損も生じるため一割超の確率を残す。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

国防省・軍向け技術契約

軍の指揮・通信・自律システム・サイバー・クラウドと、導入を支える専門技術者の契約。実際の開示は顧客別売上であり、損益セグメントではない。

数量2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=防衛技術調達市場の実質規模×当社推計シェア)価格実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1)売上営業利益
今 2025/12 60.7 1.00 61 7
10 年後 中立 45.5 1.34 61 7

取り方:2026年3月期の防衛顧客売上60.69億ドルを、添付の2025/12基準に四捨五入して採用。TBRの防衛・情報IT市場計540億ドルを、防衛370億ドル・情報170億ドルと作業上分け、防衛側の有効契約シェア16.4%=60.7÷370を推計した。これは実際のIT市場での監査済みシェアではない。顧客向けサービスが大部分で、AIエージェント代替の人月・工数型。現在の営業利益6.8億ドルは全社10.9億ドルの範囲内で、防衛の難度と民生より高い採算を考慮した推定値である。

情報機関向け機密技術契約

米国情報機関の分析・機密データ処理・サイバー防御・ソフト運用。資格審査や隔離された計算環境が必要だが工数型サービスが中心。

数量2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=情報機関向けIT市場実質規模×当社推計シェア)価格実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1)売上営業利益
今 2025/12 19.0 1.00 19 2
10 年後 中立 13.3 1.30 17 2

取り方:2026年3月期の情報機関顧客売上19億ドルを採用。TBRの防衛・情報合計540億ドルから、公開内訳のない情報向けを170億ドルと仮定し、有効契約シェア11.2%=19÷170を推計。民間市場のシェア統計ではなく、機密技術者の調達量を追う指標である。AIエージェント代替の人月・工数型として扱い、機密アクセスの障壁だけでは記録の正本型にしない。営業利益2.35億ドルは推定。

民生連邦機関・商業向け技術契約

連邦行政のIT刷新、クラウド、分析、運用支援および小規模な商業業務。助言・システム構築の比重が高い。

数量2025年価格で測った獲得契約工数相当(億ドル=民生連邦IT市場の実質規模×当社推計シェア)価格実質契約量1単位当たりの名目契約価格指数(基準年=1)売上営業利益
今 2025/12 32.5 1.00 33 2
10 年後 中立 17.9 1.25 22 2

取り方:2026年3月期の民生・商業売上32.48億ドルを基準にする。TBR公表の2025年度の民生連邦IT市場742億ドルを分母とし、有効契約シェア約4.38%=32.5÷742を推計した。小規模な商業売上とIT以外の役務も含むため、厳密な民生ITシェアではない。コンサル・受託運用のAIエージェント代替に最もさらされる人月・工数型で、利益1.75億ドルは推計。

リスクと懸念

AIエージェント代替と工数収入の減少

原価償還型と時間・材料型の契約が売上の約8割を占める。安全な政府内AIが文書、分析、コード、監視を自動化すると、顧客が買う専門家の人年が減る。企業がAIを開発できることと、削られた請求額を成果報酬として保持できることは別である。中立でも数量の縮小を先に織り込んでおり、製品収入の独立開示が出るまでは元の成長率に戻さない。

連邦政府の予算、受注残の質と発注停止

売上のほぼ全てが米国政府の契約から生じる。国防予算全体が増えても、IT受託が優先されるとは限らない。2026年9月末の受注残409億ドルのうち、約248億ドルは未行使の価格付き選択権で、約104億ドルは未予算化の仕事である。予算成立の遅れ、業務の内製化、契約の打ち切りが重なると、受注残があっても売上が生まれない。

買収と借り換えによる財務の圧迫

2026年にDefyとUltraへ合計約9.6億ドルを投じ、純負債は2026年9月末で約41億ドルになった。買収したソフトの利益率が想定以下なら、借入だけが残る。新たに発行した社債は5%台の利率で、金利費用は低金利時代の水準に戻らない。IT受託市場が縮む局面では、株主還元より債務返済と運転資金を優先する必要がある。

競争入札と製品競合による価格の劣化

レイドス、CACI、SAICは政府の同じ技術予算を争い、パランティアやアンドゥリルは再利用可能な製品を売り込む。人員を投入する伝統的な契約は、原価が増えても顧客が認めなければ料金を上げられない。機密資格は新規参入障壁だが、価格の独占権ではない。固定価格契約で開発費が膨らむと、会社が超過費用を負担する。

機密情報の漏洩、人材資格と政府契約遵法

機密取扱資格を持つ人材と安全な施設は強みだが、不正アクセスや資格取消は即座に契約更新を脅かす。原価配賦の問題を巡って2023年には米司法省との民事和解として約3.77億ドルを払った。会社は責任を認めずに和解しているため、不正が確定したと書くべきではない。ただし将来も政府監査や調達制裁の影響を受けやすく、信用を無形の資産として過大に数えられない。

買収のれん、製品開発と増分の資本利益率

2026年の買収は暗号、エッジ計算、サイバーを補うが、統合した製品の継続売上と解約率はまだ別建てで公表されていない。新しい技術を買うたびにのれんと負債が積み上がり、収益の出ない研究開発が続く危険がある。過去の高いROEは買い戻しで自己資本が小さい結果でもあり、買収による増分のROICを保証しない。

還元の持続性と自己資本の薄さ

歴史的に現金創出は良好で、配当と買い戻しで株数を減らしてきた。しかし2025/12基準の自己資本は約11億ドルで、純負債がこれを大きく上回る。純利益とフリーキャッシュフローの差、株式報酬による実質希薄化、買収後の返済を無視して過去の還元額を十年延長すると過大評価になる。減収時は配当・買い戻しの減額を先に見込む。

今後の分かれ目

国防・情報向けの実質契約工数が2年以上増え、製品別の受注額と継続収入が開示されたら
単なる人月型から成果・製品型への移行を確認する。中立の防衛数量を0.75から引き上げ、長期gの0%も製品部分に限って再検討する。
民生機関向け売上がさらに2年連続で1割以上減り、人員が追随して減ったら
民生数量0.55の中立より低い道筋を重くし、やや悲観と悲観の確率を増やす。固定費を短期に削れなければ利益率も引き下げる。
政府のAI調達が工数契約から成果物・固定価格契約へ大きく転換したら
契約価格は人数でなく節約できた費用を基準に再評価する。既存の役務契約の数量は下げ、製品化の実績が見えるまで単価の上昇を仮定しない。
2027年3月期の売上113〜116億ドル、FCF8.5〜9.25億ドルを達成し、翌年度も国防の新規受注が増えたら
直近の景気・予算調整からの回復を認め、やや楽観の確率を見直す。ただし一時的な税効果や買収償却の調整後利益を恒常的なGAAP利益と混同しない。
純負債が調整後EBITDAの2倍を下回り、株式報酬控除後の現金還元が増えたら
財務のもろさが減るため悲観時の利払いと還元停止の深さを緩める。kの借金項目も実際の負債の低下を確かめて見直す。
DefyとUltraが製品利益を増やせず、のれん減損や契約解約が表面化したら
買収の増分ROICを資本コスト未満と判断する。悲観の期間利益に減損を含め、正味還元を抑えて債務返済に振り向ける。
連邦の発注停止が続き、受注残のうち予算化済み部分も減り始めたら
受注残総額より実際に使える予算と顧客要員数を重視する。中立の数量を下げ、利益率への固定費負担をやや悲観側へ移す。

見ておくもの

  • 国防・情報と民生の顧客別売上の伸び、民生売上の底打ち
  • 受注残の総額と予算化済み・未予算化・未行使オプションの内訳
  • 顧客向け稼働人数と全従業員、実質契約工数の推移
  • 原価償還型・時間材料型・固定価格型の割合と入札勝率
  • 防衛AI・サイバー製品の個別受注額、継続売上、解約率
  • 買収済みDefy・Ultraの利益率と新規のれん減損の有無
  • 純負債÷調整後EBITDA、借換金利、現金利払いとFCF
  • 配当と自社株買いから株式報酬・増資分を引いた正味還元
  • 米国政府のIT調達予算とレイドス・CACI・SAIC・パランティアとの受注競争

倍率と資本コストの決め方

出発点は添付の売上112.2億ドル、営業利益10.9億ドル、純利益8.4億ドル、自己資本11.1億ドルとした。顧客別売上を2025年価格で固定した実質契約量と単価指数に分け、TBRの市場規模、政府入札競争、AIエージェント代替による工数減少から2035年の利益を求めた。PERは市場や同業の売買倍率ではなく、k8.5%、長期g0%、普通の堀のRONICから計算する正当化上限11.76倍と比較した。ROEは帳簿の76%を流用せず、シナリオの自己資本と税引き後営業利益に立ち戻った。悲観の床は期首の自己資本11.1億ドルも照合し、会社の価値がゼロになるとは扱わない。期末の純現金は残らないという前提で別建てに足していない。投資後の結果は現時価総額から独立に導き、差は約−40%である。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%+質の調整0.5%=8.5%。事業は黒字で継続企業の前提を疑わせる状況ではなく、存続危機の上乗せは0。AI代替と買収の成否は工数・利益率・確率で扱い、βや市場倍率は使わない。

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ADTは監視契約の積み上げと値上げで稼ぐ警備会社である。負債と解約率は重いが、10年の株主価値には約65%の安全域があり割安と見る。 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 サービス・コーポレーション・インターナショナルSCI 北米最大の葬祭会社。墓地・生前契約には強い堀があるが、火葬への移行と重い負債が成長を制約する。10年の期待価値は現在を約4%上回る適正水準 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ウィルスコット・ホールディングス・コーポレーションWSC 長期賃貸の堀は残る。高借金と実行不振を厚く見ても、10月23日時点の価値差は約25%で、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ZTOZTO 中国宅配の最大規模と仕分け網は強いが、値上げの自立性とVIEには限界がある。10年の還元を含めればやや割安 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アリソン・トランスミッション・ホールディングスALSN 北米の高い変速機シェアは強いが、2026年の大型買収で借金と競争事業が増えた。10年の価値はほぼ適正で安全域は薄い。 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 KBRKBR アンモニア技術の強い堀と政府向け契約を持つが、2027年の分社とAI代替には不確実性が残る。10年の本質価値は現値比約7%高い適正圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アキュイティーAYI 照明の販路と建物制御には長く続く強みがある。ただし成長の買収依存とAIによる競争を考えると、現在の評価はおおむね適正で安全域が薄い。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

  1. ブーズ・アレン・ハミルトン2026年3月期Form 10-K(顧客別売上、契約形態、社員、財務・還元)
  2. 2026年10月23日公表・2027年3月期第2四半期決算(業績、受注残、見通し、純負債)
  3. TBR 2026年連邦IT市場見通し(防衛・情報と民生の市場規模と成長率)

分析日 2026-10-23