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フルアー・コープ FLR

LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)25.77 ドル36 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)46.9 ドル65 億ドル差 −45.0%
10 年後から見ると 割高 価値 25.77 ドル36 億ドル · 差 −45.0% · 期待の年率 +1.9%
期待の年率リターン(10 年)+1.9%資本コスト比 −7.6 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

フルアー・コープは、鉱山、工場、液化天然ガス(LNG)設備、原子力関連施設を設計し、資材を調達して建設まで引き受ける世界的な総合エンジニアリング会社だ。筆者の結論は割高である。受注そのものは回復しているが、受注金額を安定した利益に変える力は、過去の失敗が示すほど弱い。

2025年は売上155億ドルでも営業赤字となった。オーストラリアの過去案件をめぐる売上の取り消しと、インフラ工事の追加費用が重なったためだ。2024年の巨額の純利益は、原子炉開発会社ニュースケールへの投資評価などの一過性要因が中心であり、繰り返せるオーナー利益ではない。足元は2026年4〜6月期の新規受注61億ドル、受注残269億ドル、原価償還型の比率85%まで改善した。さらに9月にはLNGカナダ第2期で、持分相当75億ドルの契約が正式に決まった。

ここから10年は、大型プロジェクトの実行力が勝負を分ける。顧客と長く付き合い、安全審査に通る技術者を抱える強みはある。それでも競争入札で利益を削られやすく、設計図面などの机上作業はAIエージェントが代替する。施工・調達と設計工数を分けると、中立では売上が名目で伸びても高い利益率が長続きするとは限らない。

帳簿上の純現金は厚いが、工事の運転資金、信用状、損失補填に必要な分を全部は分配できない。営業利益率の回復と株主還元を織り込んでも、10年後の五つの筋書きの現在価値は約36億ドルと、基準時点の時価総額約61億ドルを下回る。よい受注のニュースと、長く持てる値段は別の話である。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主としては、10年後も大型設備の設計・調達・建設は必要だと考える。鉱山も原子力施設もLNG基地も、許認可を得た設計者と責任を負う施工管理者なしには造れない。会社には百年を超える経験があり、大型案件を引き受けられる人材と信用がある。受注の8割超を原価償還型に移す方針は、過去の失敗を踏まえた前進である。

しかし、株主が買うのは売上ではなく、工事が終わった後に残る現金だ。2025年は巨額の売上を上げながら営業赤字で、自由現金も流出した。単なる景気の谷なら構わないが、固定価格案件の見積もり違いや合弁相手の破綻は、景気がよくても起こる。追加資本を投じた利益率が株主の要求利回りを超えるかは、契約の採算と請求回収次第である。

ニュースケールの売却代金は大きな助けになった。それを再び高リスクの巨大工事に賭けるのでなく、株主に戻している点は評価する。ただし買い戻す株が割高なら会社の現金を割高で買う行為になる。原価通過売上を除いて見た利益の質、AIに置き換わりにくい実地業務の割合、実際の請求回収を見極めたい。

投資対象としての弱点は、案件ごとに収益力が振れ、設計工数の単価を長期に守る力も弱いことだ。強い堀を持つ会社と同じ値段は払えない。中立の利益が十分回復しても、現在の時価総額には安全域が乏しいと判断する。

何で稼ぐ会社か

稼ぎは工場や社会インフラの「図面から引き渡しまで」を請け負うことにある。Urban Solutionsは鉱業、金属、医薬品工場、半導体、橋や道路を担当し、2025年の売上は92億ドルだった。Energy SolutionsはLNG、ガス、石油化学、発電などで35.54億ドル、Mission Solutionsは米政府の原子力施設、核燃料、環境修復と安全保障施設などで27.20億ドルを稼いだ。売却を進めた旧事業が残りを占める。

契約は完成まで数年かかる。顧客が資材費や下請け費を負担する原価償還型と、会社が超過費用を被る固定価格型があり、前者を増やす経営方針である。2025年は約80億ドルが、ほとんど上乗せのない資材・下請けの通過売上だった。表面上の売上の半分ほどが薄利の通過額であり、受注残269億ドルがそのまま高採算の将来利益になるわけではない。

正式な報告区分は3事業だが、投資判断ではそれぞれの現場施工・調達と、基本設計や技術助言などの工数課金を区別する。2025年の技術設計を13億ドル、現場・調達を約142億ドルとする内訳は会社の非開示部分に対する推定で、契約の原価通過額と公開された部門売上から保守的に切り分けた。技術設計は人数と請求単価が収入を決める。現場は実際に進む工事出来高と契約条件が収入を決めるため、AIが図面を早く描けても機械の据え付けや安全責任は消えない。

顧客にはLNGカナダの事業主体、鉱山・化学・製薬企業、米エネルギー省がいる。日揮やテクニップ・エナジーズ、ベクテルとは競合にも共同事業者にもなる。設計を先に請け負い、その後の建設契約を獲得できれば営業費を抑えられるが、顧客の最終投資決定が延期されれば、設計だけで案件が止まる。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社が容易に置き換えられない力は、危険な大型設備を無事故で造った実績、資格を持つ技術者、複雑な許認可の知識、長期顧客との関係にある。LNGカナダ第1期を日揮と完工し、第2期も任された事実は、現場に根差した信頼の証拠である。米政府の原子力関連工事では安全審査と施設の機密性が新規参入を難しくする。こうした強みは施工が続く限り残る。

ただし、全社に強い価格決定力はない。世界の大型EPC案件は数社に分かれ、顧客は事業ごとに入札を行う。追加費用の請求を巡り長期訴訟になることもある。2019年の営業赤字、2025年の営業赤字は、そのまま堀の弱さを示す。2025年には道路・橋梁工事の追加費用に加え、完工済みのサントス案件について過去の収益を取り消した。

利益率の回復を全社の競争力の向上と断定しない。2026年4〜6月期にはエネルギー事業の採算が急回復したが、売却済み合弁の精算益も含む。営業資産を多く持たないため設備投資は軽い一方、少数の損失案件だけで数年分の利益が消える。資本効率の高さと損失の少なさは同じではない。

設計工数には長く残る利用権や独占データの堀が見当たらない。AIエージェント代替で標準図面、見積もり、工程表の作業時間が減れば、工数請求額の値上げは難しい。技術の安全責任を担う現場監督・規制対応は残るものの、会社全体としては堀を「弱い」と扱うのが妥当である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

建設・産業EPCの需要は、人口よりも企業と政府の設備投資で決まる。2026年は鉱物の供給網の再構築、製薬・半導体の国内立地、LNG輸出設備、原子力発電・濃縮設備が案件を生み出している。反面、石油化学や低炭素投資は金利・原料価格・規制で延期されやすい。工事の年間市場を一つの数字で断定するのは難しく、当社が手掛ける案件の範囲を絞って市場規模を推定する必要がある。

世界の国際請負大手250社の海外売上は、2025年に約5,506億ドルだった。ただし、これは自国での工事を除くランキング集計であり、当社の市場そのものではない。そこで都市・鉱業・先端工場の現場EPCを約7,000億ドル、LNG・石油化学・電力の現場EPCを約2,800億ドル、政府原子力・特殊施設の対象契約を約500億ドル、専門的な基本設計・技術助言を約1,500億ドルとする。いずれも2025年価格の大まかな対象市場であり、公認された市場統計ではない。

都市・工場工事にはベクテル、キウィット、ターナー、エイコムが競い、エネルギーではテクニップ・エナジーズ、ワーリー、日揮、KBRが強い。テクニップ・エナジーズの2025年のプロジェクト納入部門は調整後営業利益率約7%で、フルアーの過去の薄利は業界だけの宿命ではない。米政府市場にはアメンタム、BWXT、ジェイコブズ、パーソンズもいる。競合ごとの厳密な市場シェアは開示が乏しく、会社の売上を対象市場で割った仮のシェアだけを用いる。

今後10年で市場の数量は、データセンターと産業の電力、重要鉱物、LNGなどが押し上げる。一方、原油価格の低迷や建設費の高騰で採算の合わない計画は消える。原価償還型への切り替えが進めば利益の谷は浅くなるが、値上げできる独占事業に変わるわけではない。工数課金の設計だけはAIによる供給過剰を別に考え、数量が10年で3割強減る中立を採る。

資本政策と M&A

経営陣は大型案件の採算管理と、資産売却で得た資金の株主還元を優先している。2025年は約7.5億ドルを自社株買いに使い、2026年は年間14億ドルを目標とする。2026年上期だけで8.16億ドルを買い戻し、2月にはさらに3,000万株分の買い戻し枠を増やした。定常配当は再開を数字で約束していない。株式報酬による希薄化は還元から差し引いて考える。

ニュースケール株の売却は2026年4月に完了し、2025年9月以降の総売却現金は24.3億ドルとなった。2026年7月にはメキシコの合弁持分を1.75億ドルで売却した。この売却益は一度きりであり、将来の設計・施工利益に繰り返し足さない。かつての事業拡大と大型固定価格案件では損失を出し、2019年には自己資本を大きく毀損したため、過去10年の資本配分を優秀とまでは評価できない。

2025年の投資家向け方針は、2025〜28年の累計新規受注900〜1,100億ドル、調整後EBITDAの年10〜15%成長、原価償還型の受注残75%以上、低い負債比率を目指すものだった。ただし2026年8月には通年の調整後EBITDA見通しを5.00〜5.25億ドルへ狭め、下限と上限を下げた。新規受注の目標は利益やGAAP純利益の保証ではない。筆者は買い戻しの絶対額より、損失を減らした後の自由現金で続けられるかを重視する。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

案件の質は2019年ごろと明らかに違う。2026年6月末の受注残269億ドルのうち、85%は原価償還型であり、超過費用のすべてを引き受ける旧来の契約は減っている。旧損失案件の未消化受注残も1.19億ドルまで縮み、工事損失の傷が癒えつつある。受注残は単なる見積もりではない。顧客が資本を投じ、複数年の現場作業を任せた結果だ。

LNGカナダ第2期は第1期の引き渡し実績を背景に確定し、当社の契約持分は75億ドルに達する。米政府でも濃縮ウラン施設の契約が受注に加わった。リスクを避けるだけでなく、鉱物、製薬、原子力、LNGという需要が続く市場を横断できる。設計の初期段階を獲得して本工事に進めば、選別した案件で高い採算を実現しやすい。

テクニップ・エナジーズのプロジェクト部門が調整後で7%程度の営業利益率を出している。フルアーの現場部門にもその水準を目指す余地はある。AIは設計図面の単純作業を減らすが、社員の生産性を高め、実地の安全責任を持つ企業には利点もある。ニュースケール売却で得た現金を買い戻しに回し、利益を薄める古い持分投資を整理できれば、10年後のオーナー利益は今よりかなり大きくなる。

慎重な見方

長い受注残は安全な利益を意味しない。2025年には過去のサントス案件について収益を取り消し、インフラ工事でも追加費用を計上した。工事の完了後に数年前の利益が書き換わる事業は、確実な現金収入を求める株主にとって難しい。原価償還型であっても、見積もりと違う作業や契約解釈、工期遅延をすべて顧客へ請求できるわけではない。

2026年4〜6月期のエネルギー部門は採算が改善したが、売却したメキシコ合弁の精算など一過性の押し上げもあった。2025年通期は自由現金が赤字であり、新しい受注を積み上げるほど運転資金が必要になる時期がある。政府の施設も議会の予算に左右され、LNGや鉱物は商品価格と最終投資決定で簡単に数年遅れる。

さらに人工知能によって、基本設計、積算、図書作成、工程調整の一部が少人数で済むようになる。工数で売る部門に独占的なデータや解約不能の契約は確認できず、数量の減少を料金だけで埋めるのは難しい。経験のあるベクテルや日揮、テクニップ・エナジーズも同じ顧客を狙う。過去の評価損益や資産売却益を利益の基準にしてしまえば、株主の将来価値を大きく取り違える。

どちらに重みを置いたか

受注の回復は事実であり、原価償還型契約への転換も評価する。ただし2025年の損失と現金流出は、回復後も見積もり違いが起きるという証拠だ。設計工数のAI代替は中立の数量と長期成長率に入れ、さらに同じ理由で資本コストを引き上げない。確率は楽観側30%、中立31%、慎重側39%とした。過去の大損失やLNG・政府案件の集中を踏まえて慎重側を厚めにした結果、総合価値は時価総額を約42%下回り、割高との結論になる。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 38.95 ドル54 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 15.82 ドル22 億ドル)。 今の値に割り戻すと 25.77 ドル36 億ドル、今との差 −45.0%、 期待の年率 +1.9%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 91.86 ドル128 億ドル 30.22 ドル42 億ドル +160.5% +12.0% 12.21 ドル17 億ドル
やや楽観 20% 63.97 ドル89 億ドル 23.02 ドル32 億ドル +85.6% +7.6% 17.40 ドル24 億ドル
中立 31% 40.91 ドル57 億ドル 17.99 ドル25 億ドル +25.7% +2.8% 18.26 ドル25 億ドル
やや悲観 22% 11.71 ドル16 億ドル 7.19 ドル10 億ドル −59.7% −10.2% 4.16 ドル6 億ドル
悲観 17% 10.04 ドル14 億ドル 6.12 ドル9 億ドル −65.5% −11.8% 2.75 ドル4 億ドル
加重平均100% 38.95 ドル54 億ドル15.82 ドル22 億ドル +16.9% +1.9% 54.77 ドル76 億ドル

今の株価時価総額 46.86 ドル65 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 楽観:大型案件の実行規律が定着し、LNG・原子力・鉱物で稼ぐ 利益 10 億ドル · PER 12.2 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 91.86 ドル128 億ドル

2035年にはLNGカナダ第2期が計画どおり進み、同種の案件を複数受注する。都市・先端製造の対象市場は実質で広がり、シェアもベクテルやキウィットとの競争で少しずつ取る。エネルギーの工事量は2025年の約1.9倍となる。テクニップ・エナジーズ並みの7%の案件利益率が定着し、工期の追加費用を請求できる契約が主流になる。

政府施設でも、DOEの核施設更新と原子燃料の供給網が継続する。技術設計のAIエージェント代替は起こるが、残る高度な計画・法令対応で工数減少が5%にとどまる。AIによる売上上積みは確認されないため、机上工数が増えるとは想定しない。

旧損失案件は終わり、全社営業利益は20億ドル強まで回復する。ニュースケール株の売却代金と営業現金を無謀な大型買収に使わず、株式報酬の希薄化を差し引いた正味42億ドルを10年で還元する。期間累計の純利益48億ドルから還元を差し引くと自己資本は38.4億ドルとなり、現場事業の成長に再投資しながら現金6億ドルを残す。

  • Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC:数量 140(世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 141.0%(2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側))→ 売上 197 億ドル・営業利益 13 億ドル。対象市場の実質拡大約50%とシェア上昇で2025年比工事量1.67倍。
  • Energy:LNG・化学・電力の現場EPC:数量 62.0(世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施工・調達単価指数)→ 売上 87 億ドル・営業利益 6 億ドル。LNGカナダ第2期と継続受注により実質工事量1.91倍。
  • Mission:政府・原子力の現場管理:数量 40.0(DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施設運営・工事の単価指数)→ 売上 56 億ドル・営業利益 4 億ドル。核燃料・国防の工事が増え、実質対象量1.59倍。
  • 基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定):数量 12.4(世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.34(2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数)→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。AIエージェント代替後の工数0.95倍。独占的AI販売収入は含めない。
  • 売却中の旧事業など:数量 0.0(売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル))× 価格 1.00(2025年を1とする単価指数)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。旧事業の売却完了。

倍率:事業ROE30.9%、k9.5%、弱い堀の残存割合1/3からRONIC16.6%。長期g2.7%は現場市場・価格とAI工数を加重し、10年末利益基準の正当化PER上限12.65倍を得る。良好な施工実績が必要な強い筋書きなので上限の96%に当たる12.15倍を適用。GAAP純利益から余剰現金6億ドルの税後利息0.084億ドルを控除し、現金を額面で加える。

確率:大型案件の安全な工事と受注の両立が10年続くには、顧客の投資継続だけでなく施工実績の回復と採算管理の定着が必要である。過去の固定価格案件の失敗を踏まえ、達成確率は1割とする。

やや楽観 20% やや楽観:新案件が着実に売上へ移り、利益率が正常化 利益 7 億ドル · PER 11.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 63.97 ドル89 億ドル

LNGカナダ第2期を順調に施工し、同種のガス輸出設備や化学工場へ実績を横展開する。都市分野でも鉱物精製、製薬、先端製造の案件を積み上げる。ベクテルやターナーの受注力は強いが、顧客の継続案件を確保し、現場工事量は2025年比約1.48倍へ増える。

原価償還型が主流になり、都市現場の利益率は5%台、エネルギーも6%を確保する。政府施設はアメンタムやBWXTと競りながら核燃料施設・環境修復を増やす。一方、設計の定型作業はAIエージェント代替によって2割縮み、値上げは物価をわずかに下回る。

過去の係争案件の精算は一巡するものの、顧客との追加費用交渉が完全になくなるわけではない。10年末には営業利益14億ドル強、GAAP純利益7.1億ドルに達し、自己資本33.4億ドルを保ちながら累計32億ドルを正味還元する。会社は買収より利益の質の向上を優先し、顧客からの前受金に頼りすぎない。

  • Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC:数量 124(世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 141.0%(2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側))→ 売上 175 億ドル・営業利益 10 億ドル。市場の実質成長と小幅なシェア維持・獲得で工事量1.48倍。
  • Energy:LNG・化学・電力の現場EPC:数量 48.0(世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施工・調達単価指数)→ 売上 68 億ドル・営業利益 4 億ドル。LNG基地と電源新設の出来高回復で1.48倍。
  • Mission:政府・原子力の現場管理:数量 36.0(DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施設運営・工事の単価指数)→ 売上 51 億ドル・営業利益 3 億ドル。DOE・核燃料予算に支えられ1.43倍。
  • 基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定):数量 10.4(世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.34(2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数)→ 売上 14 億ドル・営業利益 1 億ドル。工数は0.80倍。AI効果を値下げ競争にも織り込む。
  • 売却中の旧事業など:数量 0.0(売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル))× 価格 1.00(2025年を1とする単価指数)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。売却完了。

倍率:余剰現金7億ドルを除いた事業ROE26.5%、k9.5%、弱い堀でRONIC15.2%。現場市場の実質伸長と工数減少を加重した長期g2.7%から10年末基準の正当化PER上限12.42倍。施工の改善は定着するが工事競争は続くため94%の11.7倍。純利益はGAAP、余剰現金利息を控除して現金を1ドルで足す。

確率:LNG・核燃料施設の大型受注は既に確定している。案件が大きな赤字を出さずに進み、原価償還型の契約条件が維持されるが、競合へのシェア上昇は小さい姿として2割を配分する。

中立 31% 中立:工事を選び、受注残を薄利ながら確実に消化する 利益 5 億ドル · PER 10.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 40.91 ドル57 億ドル

2035年の都市・鉱物・先端工場向けの実質工事量は2025年から25%増える。世界の対象市場そのものはさらに伸びるが、ベクテル、ターナー、キウィットとの入札を考えると、フルアーがすべてを取れるわけではない。LNG・電源の工事量は約17%増にとどまり、大型契約の谷も経験する。

2026年9月に確定したLNGカナダ第2期は収益に寄与する。一方、2030年代半ばに同じ大きさの受注を繰り返せる保証はない。政府の核施設・燃料の実地作業は増えるが、設計図面や積算の工数はAIエージェント代替で2025年比65%となる。設計の請求単価も10年で1.30倍と物価より低い。

現場の損失を減らし、都市工事の採算を約5%へ戻すことで、営業利益9.73億ドル、GAAP純利益4.85億ドルに回復する。10年の純利益累計21.75億ドルに対して、2026年の特別に大きい買い戻しを含む正味還元25億ドルを行う。自己資本29.15億ドルと余剰現金5億ドルを残すが、再投資の稼ぎが恒常的に高いとは判断しない。

  • Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC:数量 105(世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 141.0%(2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側))→ 売上 148 億ドル・営業利益 7 億ドル。対象工事の実質市場増とシェア小幅低下を合わせ工事量1.25倍。
  • Energy:LNG・化学・電力の現場EPC:数量 38.0(世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施工・調達単価指数)→ 売上 54 億ドル・営業利益 3 億ドル。LNG・電力の市場成長と案件の谷を合わせ工事量1.17倍。
  • Mission:政府・原子力の現場管理:数量 31.5(DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.41(2025年を1とする施設運営・工事の単価指数)→ 売上 44 億ドル・営業利益 3 億ドル。DOE・核燃料の現場業務は実質1.25倍。
  • 基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定):数量 8.5(世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.30(2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数)→ 売上 11 億ドル・営業利益 1 億ドル。人月工数0.65倍、単価1.30倍。AIエージェント代替の指定範囲内。
  • 売却中の旧事業など:数量 0.0(売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル))× 価格 1.00(2025年を1とする単価指数)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。売却済みの旧事業はない。

倍率:余剰現金5億ドルを除く事業ROEは19.8%、k9.5%、堀は弱い(残存1/3)ためRONIC12.9%。市場の実質数量ほぼ横ばいから小幅増、価格約3%上昇、設計工数の長期名目0%を合わせたg2.7%を用い、10年目純利益基準の正当化PER上限11.95倍。工事採算の再発リスクを残すため上限の91%で10.85倍とした。GAAP利益から余剰現金利息0.07億ドルを控除後、現金5億ドルを額面で足す。

確率:既存の受注は徐々に工事進捗へ移るが、原価償還型へ切り替えても競争入札は残る。過去の赤字が続くわけでも、利益率が競合最高水準に届くわけでもないため、最も大きい31%を置く。

やや悲観 22% やや悲観:受注はあるが費用負担とAI競争で薄利が続く 利益 1 億ドル · PER 9.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 11.71 ドル16 億ドル

鉱業や製薬工場の建設は続くが、顧客はベクテル、日揮、ワーリーとの競争を使って値段を押さえる。都市の実質工事量は2025年からわずかな増加にとどまり、エネルギーの量は減る。インフレのすべてを顧客に請求できず、現場工事の価格指数は10年で1.3倍台前半にとどまる。

LNGカナダ第2期は進むものの、追加費用の精算が長引き、次の大きな受注は遅れる。原子力施設は存続するが、政府の調達予算が絞られ、核燃料の案件が間欠的になる。設計の工数はAIエージェント代替で55%へ減り、単価も物価に追いつかない。顧客との契約関係は続いても、値決め力の弱さが露わになる。

営業利益は約2.84億ドル、GAAP純利益は1.42億ドルしか残らない。2026年に始めた買い戻し以外は抑え、10年の正味還元を10億ドルにとどめる。途中の低迷を含む利益累計は4.6億ドルで、自己資本27億ドルと余剰現金4億ドルを残す。ここでは増資や無理な大型買収を前提にせず、稼ぐ力そのものを慎重に評価する。

  • Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC:数量 88.0(世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 134.0%(2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側))→ 売上 118 億ドル・営業利益 3 億ドル。対象市場の伸びを競合に奪われ実質工事量はほぼ横ばい。
  • Energy:LNG・化学・電力の現場EPC:数量 30.0(世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.33(2025年を1とする施工・調達単価指数)→ 売上 40 億ドル・営業利益 1 億ドル。発注延期で実質工事量0.92倍。
  • Mission:政府・原子力の現場管理:数量 24.0(DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.38(2025年を1とする施設運営・工事の単価指数)→ 売上 33 億ドル・営業利益 1 億ドル。政府予算の伸び悩みで実質工事量0.95倍。
  • 基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定):数量 7.2(世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.17(2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数)→ 売上 8 億ドル・営業利益 0 億ドル。AIエージェント代替で工数0.55倍、請求単価1.17倍。
  • 売却中の旧事業など:数量 0.0(売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル))× 価格 1.00(2025年を1とする単価指数)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。非中核事業を処分。

倍率:事業ROEは余剰現金4億ドル控除後5.9%とk9.5%を下回るため、PER上限は1/kの10.53倍。工事と工数の価格競争が続き超過利益を生まないため、上限以下の9.0倍を採用。中立10.85倍より低く、GAAP利益から余剰現金利息0.056億ドルを除き、現金4億ドルを額面加算する。

確率:2025年の損失案件の記憶は新しい。大型受注を獲得できても発注側の変更や工期延長で採算が低下し、AIにより机上設計の値段が崩れる展開を2割強とする。

悲観 17% 悲観:工事損失が再燃し、現金と売れる資産が価値の中心になる 利益 −2 億ドル · PBR 0.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 10.04 ドル14 億ドル

複数の大型案件で下請けの破綻や施工の遅れが起こり、保証や追加工事費が利益を押し下げる。LNGカナダ第2期は契約済みだが、その先のLNG建設投資が一服し、エネルギー現場の実質出来高は2025年の65%へ落ちる。ベクテル、テクニップ・エナジーズ、日揮に相次いで案件を奪われる。

政府施設の稼働は続くため全事業がなくなるわけではないが、DOEの予算削減と核燃料施設の調達遅延で利益率は低下する。机上の設計はAIエージェント代替が本格化し、工数は半分、請求単価は10年でわずかな上昇にとどまる。複雑な許認可と実地施工の強みは残っても、競争で利益を確保する堀はなくなる。

本社固定費が重く、2035年は営業赤字約1.41億ドル、GAAP純損失1.6億ドルとなる。2026〜28年の累計利益は約4億ドル、2029〜32年に約3億ドルを失い、2033〜35年にはさらに約7億ドルを失うため、10年累計はマイナス6億ドル。既に進んだ買い戻し等の正味還元8.5億ドルを差し引き、自己資本は17.9億ドルへ縮む。今の自己資本をそのまま床にはせず、換金可能資産と清算負担で判断する。

  • Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC:数量 70.0(世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 126.0%(2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側))→ 売上 88 億ドル・営業利益 2 億ドル。案件喪失で実質工事量0.83倍、設計誤りで利益率低下。
  • Energy:LNG・化学・電力の現場EPC:数量 21.0(世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.25(2025年を1とする施工・調達単価指数)→ 売上 26 億ドル・営業利益 0 億ドル。LNGの次の案件が途絶え実質工事量0.65倍、損失受注が再発。
  • Mission:政府・原子力の現場管理:数量 20.0(DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.28(2025年を1とする施設運営・工事の単価指数)→ 売上 26 億ドル・営業利益 1 億ドル。政府予算が縮小し実質現場数量0.79倍。
  • 基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定):数量 6.5(世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア)× 価格 1.10(2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数)→ 売上 7 億ドル・営業利益 0 億ドル。工数0.50倍、値上げほぼ不能。事務部分のAIエージェント代替。
  • 売却中の旧事業など:数量 0.0(売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル))× 価格 1.00(2025年を1とする単価指数)→ 売上 0 億ドル・営業利益 0 億ドル。退出済み。

倍率:構造的敗北で10年末も赤字のためPERは使わず、損失と減損後の自己資本17.9億ドルにPBR0.78倍を適用。正当化PERの過大評価や過去の谷のPBRは根拠にしない。清算可能な現金・債権・設備の税後合計から請負保証を引いた床13.5億ドルを上回る、約13.96億ドルの小さな正の価値。

確率:過去に2019年と2025年の営業赤字があり、損失が再発する尾部リスクを無視できない。契約の進行と株主還元の後で収益力を失う展開として17%とし、会社が直ちに倒産する筋書きとは区別する。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

Urban:都市・鉱業・先端製造の現場EPC

鉱山、医薬・半導体工場、大型インフラの施工・調達・現場管理。Urban正式区分のうち机上の設計工数を別に切り出した推定。

数量世界の関連大型工事の実質対象市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア価格2025年を1とする受注施工単価指数(シェアは数量側)売上営業利益
今 2025/12 84.0 100.0% 84 1
10 年後 中立 105 141.0% 148 7

取り方:正式なUrban売上92億ドル・利益2.05億ドルは2025年10-K。純粋なFEED・設計工数8億ドルを別区分へ移す推定で、現場EPCは84億ドル。対象市場はENRの国際請負大手の海外売上約5,506億ドルを参照し、自国工事と特殊工場も含めて7,000億ドル(推定)、シェア約1.2%。営業利益1.35億ドルはUrbanの実績利益から設計配賦0.70億ドルを差し引く。ベクテル、キウィット、ターナー、エイコムの個別シェアは非開示。出典:https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1124198/000112419826000007/flr-20251231.htm 、https://www.enr.com/toplists/2026-Top-250-International-Contractors-1

Energy:LNG・化学・電力の現場EPC

LNG基地、ガス処理、石油化学、電源施設の資材・施工・現場工程。前段階の設計助言は別に推定する。

数量世界のLNG・化学・電源の実質EPC市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア価格2025年を1とする施工・調達単価指数売上営業利益
今 2025/12 32.5 1.00 33 −5
10 年後 中立 38.0 1.41 54 3

取り方:正式なEnergy売上35.54億ドル、部門損失4.14億ドルから基本設計工数3億ドル・推定利益0.48億ドルを別区分へ移した。2025年のサントス案件で過去の収益約6.43億ドルを取り消した影響が大きい。対象市場2,800億ドルはLNG・化学プラントとガス・電源のEPCのみを対象にした推定、持分シェア約1.16%。テクニップ・エナジーズ、日揮、ワーリー、KBRが競争相手。2026年9月のLNGカナダ第2期75億ドル受注は正式決定で、2025年売上に遡及加算しない。出典:https://newsroom.fluor.com/news-releases/news-details/2026/Fluor-Joint-Venture-Selected-for-LNG-Canada-Phase-2-Expansion-Following-Final-Investment-Decision/default.aspx

Mission:政府・原子力の現場管理

米国の核施設の運営・改修、核燃料施設の建設、環境修復、安全保障・国防にかかわる現場サービス。

数量DOE・原子力・政府特殊施設の実質調達市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア価格2025年を1とする施設運営・工事の単価指数売上営業利益
今 2025/12 25.2 1.00 25 1
10 年後 中立 31.5 1.41 44 3

取り方:正式なMission売上27.20億ドル・部門利益0.94億ドルから、主に設計と技術助言に当たる推定2億ドル・利益0.058億ドルを別区分へ移した。DOE環境管理予算2026年度85.62億ドルは対象市場の一部で、核燃料・政府施設運営も広く含む発注市場を500億ドル(推定)とした結果、シェア約5.0%。アメンタム、BWXT、ジェイコブズ、パーソンズが競合。政府全体への厳密な競合シェアは非開示。出典:https://www.everycrsreport.com/reports/R48599.html

基本設計・FEED・技術助言(3部門横断、推定)

図面、積算、実行可能性調査、技術助言など、技術者の工数に依存する部分。実地の安全監督・許認可責任を伴う現場作業は含まない。

数量世界の大型産業施設向け技術設計の実質年間請求工数市場(2025年価格、億ドル)×獲得シェア価格2025年を1とする技術者1工数当たりの請求単価指数売上営業利益
今 2025/12 13.0 1.00 13 1
10 年後 中立 8.5 1.30 11 1

取り方:会社はFEED・設計工数を独立セグメントとして公表しない。公開された正式3区分の売上からUrban8億、Energy3億、Mission2億を切り出した推定。合計13億ドルは2025年の原価通過売上約80億ドルを除く収入約75億ドルの約17%に相当し、営業利益1.238億ドルも推定配賦で実測ではない。専門設計市場1,500億ドル・シェア0.87%も概算。AIエージェント代替の型は『人月・工数で売る』で、中立の実質工数0.65倍、単価1.30倍、10年以降の名目成長0%。規制記録の正本・解約率・独自データの堀について2つ以上の公開証拠はなく、上位の型へ格上げしない。

売却中の旧事業など

Storkなど非中核資産の処分に伴うごく小さい売上。長期には終了する。

数量売却・退出まで残る非中核事業の実質売上相当数量(億ドル)価格2025年を1とする単価指数売上営業利益
今 2025/12 0.3 1.00 0 0
10 年後 中立 0.0 1.00 0 0

取り方:10-KのOther売上0.29億ドル・部門利益0.06億ドル。Stork等の事業売却が進んでおり2035年には数量0とする。

リスクと懸念

大型工事の見積もり損失

固定価格契約だけでなく原価償還型でも下請けの破綻、設計変更、工期遅延、顧客との紛争が起こる。2025年のサントス案件の売上取り消しとインフラ工事の追加費用が示すとおり、数件の失敗で数年の営業利益が消える。受注残が増えても未収金が増えるなら慎重に見る。

AIエージェント代替

図面、積算、基本設計、工程表作成、技術助言などの人月で売る部分は、AIエージェント代替で請求できる工数が減る。現場施工、機器の据え付け、許認可責任は残るため全社に一律の縮小率は掛けないが、工数部門の中立数量は10年で0.65倍、価格は1.30倍に抑える。継続課金の独自データや記録の正本の証拠はない。

原価通過売上と受注残の錯覚

2025年の売上の半分程度は下請け・材料の通過額であり、契約金額に高い利益率を掛けると収益力を過大評価する。2026年6月末の受注残269億ドルの85%が原価償還型なのは損失抑制にはよいが、顧客の発注延期や契約取り消しもある。受注額と粗利益、現金回収を分けて監視する。

LNGと政府予算への依存

LNGカナダ第2期は確定したが、工事が終わった後に同規模案件を得られる保証はない。ガス価格、顧客の最終投資判断、原油・天然ガスの政策が数量を左右する。核燃料・環境修復は米政府の予算と調達手続きに依存し、受注と売上計上に大きな時間差がある。

余剰現金の過大評価と株主還元

下調べでは純現金27億ドルだが、2026年の開示は運転資金や合弁内の利用制約、借入契約の流動性下限を示す。ニュースケール売却による現金は一度きりで、買い戻しが毎年同じ規模で続く根拠にはならない。株式報酬と新株の増加分を除いた正味還元額で計算する必要がある。

合弁相手・人材・安全規制

施工の技術者や許認可担当の不足は、受注をこなせない原因になる。JV相手や下請け会社の資金難は工事の遅延と補償請求につながる。原子力施設は厳格な安全審査を受けるため、重大事故や不備があれば顧客の信用だけでなく、将来の政府案件の入札資格にも傷がつく。

今後の分かれ目

2026年11月発表の第3四半期決算でLNGカナダ第2期の受注75億ドルが確認され、契約採算と原価償還型の条件も開示される
エネルギー現場の実質工事量の上振れが裏付けられ、やや楽観の確率を高める。ただし受注額だけで利益率を上げない。
2027年以降も営業現金が税金支払いの特殊要因を除いて黒字となり、旧損失案件の未履行負担が解消する
工事管理の改善が持続した証拠になり、都市・エネルギーの採算を中立以上へ見直す。
2027〜29年にインフラ大型案件で新たな損失引当が2億ドルを超えて積み上がる
受注残の質に疑問が生じるため、やや悲観と悲観に確率を寄せ、正味還元を減らす。
机上設計の工数請求がAI導入後も2025年比で9割以上残り、成果報酬で料金を増やした実績が開示される
設計工数の中立数量0.65倍を引き上げる余地がある。ただし現時点の未開示のAI収入は加算しない。
DOEの核関連契約が予算削減で複数年延期され、Missionの受注残が減少する
現場数量と利益率を引き下げ、政府案件の安全性を過大評価しない。
余剰現金が買い戻しに回る一方で、工事の運転資金や保証に必要な最低流動性を割り込む
買い戻しの継続額と換金可能資産の床を引き下げる。借り入れによる株主還元を利益成長とは数えない。

見ておくもの

  • 2026年11月6日の第3四半期決算:LNGカナダ第2期75億ドルの計上と契約条件
  • Urban・Energy・Mission別の受注残と新規受注、原価償還型比率85%の維持
  • 2026年6月時点の旧損失案件受注残1.19億ドルと未資金手当て損失0.68億ドルの縮小
  • 受注残に含まれる資材・下請けの原価通過額と、原価控除後の採算
  • 工事の追加費用引当、未収金、係争案件と合弁相手の信用
  • DOEの環境修復・核燃料予算とMissionの政府向け受注
  • 設計工程の稼働工数・実質請求単価とAIエージェント代替の進み方
  • ニュースケール売却後の現預金、流動性下限、株式報酬控除後の正味自社株買い
  • 2026年修正後の調整後EBITDA見通し5.00〜5.25億ドルとGAAP利益への転換

倍率と資本コストの決め方

市場の株価から倍率を逆算せず、2025年の正式3区分の売上155億ドルを現場施工と設計工数に分解し、実質出来高×物価を含む単価で2035年の売上を作った。基本設計は会社が区分開示しないため13億ドルを推定し、AIエージェント代替の中立工数0.65倍を適用した。kはβを使わず9.5%、堀は弱く新規投資の超過利回りが3分の1だけ残るとして、中立の正当化PER上限11.95倍の約91%を採った。余剰現金は工事用資金を除いた8億ドルだけを別にし、各筋書きで利益から税後受取利息を控除して額面で加えた。2025年の評価損益を繰り返し算入していない。基準時点の台帳時価総額61.2億ドルと外部取得58.9億ドルの差は約4%で、株数更新時点とデータ提供元の差とみる。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%+循環1.0%+価格決定力0.5%=9.5%。資本コストに株価β、特定案件の訴訟、AIエージェント代替の同一リスクを二重計上しない。

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ADTは監視契約の積み上げと値上げで稼ぐ警備会社である。負債と解約率は重いが、10年の株主価値には約65%の安全域があり割安と見る。 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 サービス・コーポレーション・インターナショナルSCI 北米最大の葬祭会社。墓地・生前契約には強い堀があるが、火葬への移行と重い負債が成長を制約する。10年の期待価値は現在を約4%上回る適正水準 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ウィルスコット・ホールディングス・コーポレーションWSC 長期賃貸の堀は残る。高借金と実行不振を厚く見ても、10月23日時点の価値差は約25%で、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ZTOZTO 中国宅配の最大規模と仕分け網は強いが、値上げの自立性とVIEには限界がある。10年の還元を含めればやや割安 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アリソン・トランスミッション・ホールディングスALSN 北米の高い変速機シェアは強いが、2026年の大型買収で借金と競争事業が増えた。10年の価値はほぼ適正で安全域は薄い。 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 KBRKBR アンモニア技術の強い堀と政府向け契約を持つが、2027年の分社とAI代替には不確実性が残る。10年の本質価値は現値比約7%高い適正圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アキュイティーAYI 照明の販路と建物制御には長く続く強みがある。ただし成長の買収依存とAIによる競争を考えると、現在の評価はおおむね適正で安全域が薄い。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 カーチス・ライトCW 原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

  1. Fluor Corporation 2025 Form 10-K(3事業の売上・利益、契約条件、原価通過売上、損失)
  2. Fluor 2026年第2四半期決算、2026年8月7日(業績・受注残・自社株買い)
  3. Fluor LNG Canada第2期の正式受注、2026年9月29日(75億ドル)

分析日 2026-10-23