株譜
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カーチス・ライト CW

原子力・艦艇・軍用電子機器に長い堀を持つが、10年の株主価値は現在の時価総額を約2割下回り、やや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)367.38 ドル138 億ドル10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-30)476.0 ドル179 億ドル差 −22.8%
10 年後から見ると やや割高 価値 367.38 ドル138 億ドル · 差 −22.8% · 期待の年率 +4.6%
期待の年率リターン(10 年)+4.6%資本コスト比 −3.2 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3.5%・10 年国債 5%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約0.2%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

カーチス・ライトは、潜水艦の原子力推進装置、軍用電子機器、航空機向けセンサーなど、止まれば困る部品を売る会社である。事業の堀は強いが、株主が今払う値段には十分な安全域がなく、筆者はやや割高と判断する。顧客の設計に入り込んで長年供給し、艦艇や原子炉の保守でも稼ぐため、売上の見通しは普通の産業機械メーカーより良い。

2025年の売上は35億ドル、営業利益は6.4億ドル、純利益は4.8億ドルだった。2026年4〜6月期も売上9.24億ドル、営業利益率19.3%と堅調で、会社は2026年通期の売上成長見通しを8〜9%へ引き上げた。軍用の耐環境コンピュータと原子力の保守が伸び、2025年末の受注残は40.8億ドルに達した。一方、新型原子炉の量産は政治、許認可、顧客の資金調達次第であり、構想を確定した利益として数えられない。

2035年の中立では、米海軍の艦艇整備、電子化、既設炉の寿命延長が数量を押し上げる。市場拡大の一部を競争と調達遅延で取りこぼすとみても、純利益は約10.6億ドルに育つ。ただし原子力・防衛への期待が既に現在の時価総額約175億ドルにかなり織り込まれている。5つの筋書きと今後の正味還元を資本コストで割り引くと、10年の価値は約138億ドルで、今の値段より約21%低い。会社を長く保有したい理由と、今買う理由は同じではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、10年後も顧客が交換できない部品を作っているかが第一の問いになる。その答えはおおむね肯定的だ。原子力潜水艦のポンプや発電所の安全計装は、半導体の性能競争だけで買い替えられる物ではない。新しい会社が同じ機能を作れても、軍や規制当局が認めるまでの期間が堀になる。事業の寿命は景気循環よりはるかに長い。

第二の問いは、利益のうち本当に株主が使えるお金はいくらかだ。2025年の純利益4.8億ドルに対してFCFは5.5億ドルだった。ただし運転資金の変動や顧客の前払いで一時的に増える現金を永続利益と誤認しない。維持費用に加え、軍用電子技術の更新や原子炉の資格試験、能力増強に再投資が必要だ。増分の資本収益率が資本コストを上回る限り、還元を少し控えて投資しても合理的である。

第三は支払う価格である。2035年には中立でも純利益が倍以上に増えるが、成長が成熟した後には同じ勢いを永遠には期待できない。買い戻した株の枚数だけでは企業全体の価値は増えず、買い値を誤れば既存の株主に損が残る。負け筋では潜水艦の建造遅延、軍用規格の開放、原発新設計画の未着工が重なり、利益は今の半分以下にもなる。優れた経営と強い製品を認めても、価格を問わず買える会社ではない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎは3つの報告部門に分かれる。航空宇宙・産業部門は2025年に約9.8億ドルを売り、民間機の翼やエンジン周辺のセンサー、電動アクチュエータ、金属表面処理、産業車両の制御装置を供給した。航空機メーカーの生産台数が増えると新品が売れ、表面処理や一部の補修は稼働中の機体から継続して受注する。産業車両は景気に敏感で、航空向けと同じ強さの堀ではない。

防衛電子機器部門は約10.2億ドルの売上で、営業利益率は27.3%と最も高い。戦闘機、無人機、艦艇、装甲車向けの耐振動コンピュータ、戦術通信、データ記録、レーダー処理が中心だ。米軍が機体を長く使うほど古い電子機器の刷新が必要になり、軍用規格に合う既採用品の置き換えには時間も試験費用もかかる。2024年の投資家説明会は、400超の機種・艦艇などの基盤と3,000超の計画に採用実績があると説明した。これは当年の納入件数ではなく、供給先の広さを示す数字である。

海軍・電力部門は約15.0億ドルで、バージニア級・コロンビア級潜水艦のポンプ、バルブ、発電装置、空母の着艦設備と保守を担う。民間では既存原発の交換部品、計装・制御、安全系、運転訓練用シミュレーターを扱い、ウェスチングハウスのAP1000向け冷却ポンプや先進小型炉の試作品も手掛ける。海軍・電力の部門受注残は2025年末に約25.8億ドルと最大だった。会社は実機器の個数や平均単価を開示しないため、数量の推計には艦艇建造、航空機納入、原発稼働基数と市場規模を使う。

優良さと弱いところ

最大の堀は、故障を許されない用途で一度選ばれた部品が、何十年も使われることにある。原子力推進装置や原子炉の計装機器は資格試験、品質記録、規制対応が厳しい。軍用電子機器も実機での耐環境試験と設計認証が必要で、顧客は少し安い部品へ簡単には替えられない。海軍装備と電子機器の納入後には改修・交換の需要が続くため、単発の受注より値上げの交渉がしやすい。ただし契約ごとの値上げ率は開示されず、値決め力を一律の独占とみなさない。

財務の質も改善している。2025年の会社公表ROICは15.9%で、資本コストを明確に上回った。3年前の12.5%から上がり、営業利益率も2023年の約17%から18%台へ伸びた。一方、同期間には生産効率改善、買収の一時費用、需要の山が混ざる。増分投資が常に20%を稼ぐ証拠ではなく、新しい工場や買収に払う金額を確認する必要がある。

弱点は、米政府関連の最終需要が売上の58%を占め、調達予算と納期に左右されることだ。2025年の純有利子負債は8億ドルと軽いが、資産の約43%はのれんと無形資産である。自己資本をそのまま換金できる財産と見てはいけない。AIエージェント代替の典型である人月請負、席課金ソフト、広告運用は主業ではない。原発シミュレーターも安全認証と実機に結び付く製品・支援が中心で、直接の代替リスクは限定的だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

同社の需要は、民間航空の増産、軍の装備電子化、原子力発電所の保守に分かれる。エアバスとボーイングの2025年の民間機納入は合計1,393機だった。供給網が戻れば2030年代は今より多くの機体に部品が載るが、機体メーカーの品質問題や航空会社の収益悪化は逆風になる。航空・産業向けではムーグ、パーカー・ハネフィン、RTXのコリンズ、クレインなど大手が競う。各社の部品別シェアは非開示であり、全航空機市場のシェアと混同しない。

防衛電子の競争は、軍用組み込み計算機ではマーキュリー・システムズ、エルマ、コントロン、アバコなどと重なる。外部調査の2025年世界耐環境組み込みシステム市場は約45億ドルで、マーキュリーの推定シェアは約24%だ。しかしカーチス・ライトの防衛電子部門は通信や記録装置も含み、この市場だけで全売上を割ってシェアを出せない。米軍のオープン規格MOSAは採用品を広げる機会であると同時に、新規参入や価格比較を容易にする。

海軍では、米国の原子力潜水艦の建造能力が年2隻の調達目標に追いつかず、近年の実際の建造ペースは年1.1〜1.2隻程度にとどまる。ゼネラル・ダイナミクスとハンティントン・インガルスが造船を担い、同社はその中の不可欠な機器供給者である。民間原子力では世界で約417基が稼働し、延命・改修が基礎需要となる。フローサーブ、フラマトム、エマソンなどの設備・制御大手が部分的な競争相手だ。新規AP1000や小型炉は上乗せだが、開発計画から商業稼働まで長く、設計採用と最終受注の間には大きな隔たりがある。

資本政策と M&A

経営は「Pivot to Growth」の下で、増産設備、研究開発、選別した買収と還元を組み合わせる。2024年の投資家説明会では2024〜2026年の有機売上成長率年5%超、営業利益を売上以上に伸ばすこと、利益成長年10%超、FCF転換率105%超を目標にした。2026年8月の通期見通しは売上8〜9%増、調整後営業利益率19.1〜19.3%、FCF5.85〜6.05億ドルで、当面の達成可能性は高い。ただし2035年までの利益額を約束してはいない。

2024年には原子力シミュレーターのWSCと安全計装のI&C Solutions(旧Ultra Energy)を合計約2.35億ドルで取得した。2025年は新たな買収を完了せず、既存事業の成長に資金を回した。2026年7月にはペンシルベニア州拠点への0.8億ドルの複数年投資を公表した。買収ののれんが多いため、次も高値で買えば株主の利益率は下がる。

2025年の自社株買いは約4.66億ドル、配当は約0.35億ドルで、株式報酬は正味還元から控除する。2026年9月には買い枠を総額7億ドルへ広げ、同年の自社株買い約4.6億ドルを見込むと表明した。2027年1月にはCOOのケビン・レイメントがCEOに就き、前CEOは執行会長に移る予定だ。10月にはCFOの交代も始まった。継承後も過大な買収と割高な自社株買いを避けるかが、資本配分を見極める試金石になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

この会社の最大の価値は、海軍と原子力の設計に入り込むと供給が何十年も続くことである。2024年の投資家説明会は、次世代攻撃型潜水艦で従来より搭載額が増える可能性を示した。現行バージニア級でも1隻当たり約0.75億ドルの同社製品が搭載されるという目安があり、造船が年2隻へ近づけば、完成数より先に長期部品の発注が増える。空母の長期改修や原子炉の交換部品も途切れにくい。

民間原子力の上振れはさらに大きい。ウェスチングハウスのAP1000は1基につき冷却ポンプ4台を必要とし、欧州で複数の建設契約が確定すれば製品供給の年数は長い。2026年にはテラパワー向けシミュレーターの設置やX-energy向け試作の進展も公表された。これらが認証を通過して量産へ移れば、既設炉の延命だけに頼らない収益源が生まれる。防衛電子ではMOSA規格への対応と400超のプラットフォーム実績が、新型機や無人機への横展開を支える。

2026年上半期には防衛電子の受注が強く、営業利益率が高水準に保たれた。費用を抑えるだけでなく、高付加価値の電子製品や原子力部品の比率が増えれば、増収以上に利益が伸びる。買収を急がず、次世代原子炉の製造能力と海軍部品の供給能力へ資本を振り向ければ、株主に還元できる現金も膨らむ。米国・欧州の国防とエネルギーの両方が追い風になるため、会社の成長が市場平均を長期に上回る余地がある。

慎重な見方

投資家が最も過大評価しやすいのは、新設原子炉の構想を確定注文のように扱うことである。AP1000の設計選定と顧客の建設決定は違い、資金調達、規制審査、工事日程、政治的合意が欠ければ十年たっても納品できない。先進小型炉は初号機で設計が変わりやすく、試験機の受注と量産の利益率も異なる。買収した安全計装会社ののれんと無形資産は、顧客の計画が消えれば売って回収できない。

海軍も予算が増えるだけでは部品メーカーの売上にならない。ゼネラル・ダイナミクスとハンティントン・インガルスの造船現場は熟練工不足と工程遅延に悩み、調達数に生産が追いつかない。完成の遅れが数年続けば、長期受注残は現金に変わる時期が遅れる。軍は価格の引下げと供給元の複数化を求め、契約の中には費用増を十分転嫁できないものもある。

防衛電子の高い営業利益率は競争を誘う。MOSAという共通規格は採用の入口を広げる反面、マーキュリー、アバコ、コントロンなどが代替品を売りやすくする。大手顧客が一部のソフトや電子機器を内製化すれば、古いプラットフォームへの独占的な供給力は弱まる。航空向けはボーイングやエアバスの生産に左右され、産業車両は需要が止まりやすい。固定費と研究開発費は短期に削れないため、販売数量が落ちたときの利益率の低下は売上の減少より大きい。

どちらに重みを置いたか

長い製品寿命と装備更新の必要性では強い見方が優勢である。構造的な追い風が複数あり、2025年の受注残と2026年上期の進捗もそれを裏付けるため、楽観・やや楽観の合計を37%とし、悲観二段階の26%より厚くした。ただし米海軍の建造能力と新設原発の受注成立は企業自身では制御できない。中立を37%と最も厚くしても、現在の価格を支える安全域は不足する。これは成長が止まるという見通しではなく、成長の果実に先回りして払いすぎていないかという判断である。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 563.50 ドル212 億ドル(+ 還元の換算額還元の合計 145.60 ドル55 億ドル)。 今の値に割り戻すと 367.38 ドル138 億ドル、今との差 −22.8%、 期待の年率 +4.6%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 13% 1,065 ドル401 億ドル 212.59 ドル80 億ドル +168.4% +11.7% 166.08 ドル62 億ドル
やや楽観 24% 785.99 ドル296 億ドル 193.99 ドル73 億ドル +105.9% +8.5% 235.20 ドル89 億ドル
中立 37% 526.09 ドル198 億ドル 146.16 ドル55 億ドル +41.2% +4.0% 248.73 ドル94 億ドル
やや悲観 18% 207.41 ドル78 億ドル 79.72 ドル30 億ドル −39.7% −5.6% 51.68 ドル19 億ドル
悲観 8% 55.38 ドル21 億ドル 37.20 ドル14 億ドル −80.5% −17.5% 7.41 ドル3 億ドル
加重平均100% 563.50 ドル212 億ドル145.60 ドル55 億ドル +49.0% +4.6% 709.10 ドル267 億ドル

今の株価時価総額 476.01 ドル179 億ドル(2026-10-30)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 13% 楽観:新型炉量産と艦艇の供給増で超過利益が厚くなる 利益 18 億ドル · PER 21.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,065 ドル401 億ドル

2035年、米海軍は潜水艦建造を年2隻近くまで引き上げ、バージニア級の補修に加えてコロンビア級と新しい艦艇の搭載部品を増やす。原子力発電でも既設炉の延命が広がり、欧州のAP1000の建設が複数成立する。ウェスチングハウス向け冷却ポンプと安全計装は量産へ移り、先進小型炉ではテラパワーやX-energy向けに試作から継続納入へ進む。海軍・電力の対象市場は実質570億ドルへ広がり、推計シェアも5.6%に上がる。

防衛電子は無人機と戦闘機の更新、レーダー・通信の標準化で採用装備が増え、マーキュリーやアバコに新規計画を奪われない。複合対象市場270億ドルに対してシェア7.4%を保つ。航空・産業も航空機納入の回復と制御装置の電動化で対象市場330億ドルへ伸びる。各部門は安全認証と開発実績による価格の上積みが可能で、単価は2025年の1.50倍となる。

付加価値の高い部品が増え、海軍・電力の営業利益率は22%、防衛電子は31.5%まで高まる。収益が良くても設備と開発には再投資し、10年のGAAP純利益累計約117億ドルから正味80億ドルを還元する。新設炉の正式受注と設備増強が順調に重なり、堀を広げて2035年を迎える筋書きである。

  • 航空宇宙・産業:数量 16.2(航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル)× 価格 150.0%(採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。)→ 売上 24 億ドル・営業利益 5 億ドル。対象市場330億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア4.90%=数量相当16.17億ドル。名目単価指数1.50倍。
  • 防衛電子機器:数量 20.0(耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.50(軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1)→ 売上 30 億ドル・営業利益 9 億ドル。対象市場270億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア7.40%=数量相当19.98億ドル。名目単価指数1.50倍。
  • 海軍・電力:数量 31.9(海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.50(ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1)→ 売上 48 億ドル・営業利益 11 億ドル。対象市場570億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア5.60%=数量相当31.92億ドル。名目単価指数1.50倍。

倍率:純利益はGAAP、株式報酬は費用のまま。式のROEは10年目の純利益18.384億ドル÷自己資本62.3億ドル=29.5%(帳簿ROEが40%を超えず、増産には運転資金・設備・顧客認証が要るのでその元手を除かない)。堀はstrong、残る割合2/3。k7.75%に対しRONIC=k+2/3×(ROE−k)=22.3%。g=4.0%は2035年以後の市場数量・シェア・単価の伸びから判断(成熟した艦艇・電子機器市場の実質数量0.5〜1%と単価の名目上昇3〜3.5%の合成(4%で上限))。10年目の利益に対する正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=22.7倍。商用原子炉と次世代装備が量産へ進み、超過利益が長く続く。正当化上限の約96%とし、2025年の株価や同業倍率は使用しない。時価総額=18.3836×21.8=400.8億ドル。

確率:正式なAP1000建設、潜水艦の年2隻生産、軍用電子の採用拡大と値上げが同時に進むには顧客の投資実行が必要であり、可能性は約13%とする。

やや楽観 24% やや楽観:原子力延命と軍用電子の採用が拡大 利益 14 億ドル · PER 20.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 785.99 ドル296 億ドル

既設原発の延命と海軍の保守需要が安定して伸び、コロンビア級潜水艦の納期もおおむね進む。欧州のAP1000では一部が正式発注に進むが、先進小型炉の大量生産までは含めない。海軍・電力の対象市場は実質520億ドルとなり、長年の認証と保守網を生かしてシェアは5.3%へ少し広がる。利益率は製品構成の改善で20%へ向かう。

防衛電子ではMOSA規格に対応した計算機と戦術通信の採用が増える。ただしマーキュリー、エルマ、コントロンとの競争でシェアは約7.2%と現在よりわずかに落ちる。軍用ハードの数量増が勝り、利益率は30%を維持する。航空・産業はエアバスとボーイングの納入増を取り込み、産業車両が緩やかに回復する。値上げは概ね物価並みを少し上回る。

大型買収はせず、2024年に取り込んだ原子力計装技術を既存事業に結び付ける。高い営業キャッシュ創出力を保ちながら設備能力を増し、期間の純利益累計約96億ドルのうち正味73億ドルを還元する。堀は残るが、原子炉の新設という最大の上振れは一部にとどまる筋書きである。

  • 航空宇宙・産業:数量 14.7(航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル)× 価格 145.0%(採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。)→ 売上 21 億ドル・営業利益 4 億ドル。対象市場300億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア4.90%=数量相当14.7億ドル。名目単価指数1.45倍。
  • 防衛電子機器:数量 17.3(耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.45(軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1)→ 売上 25 億ドル・営業利益 8 億ドル。対象市場240億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア7.20%=数量相当17.28億ドル。名目単価指数1.45倍。
  • 海軍・電力:数量 27.6(海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.45(ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1)→ 売上 40 億ドル・営業利益 8 億ドル。対象市場520億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア5.30%=数量相当27.56億ドル。名目単価指数1.45倍。

倍率:純利益はGAAP、株式報酬は費用のまま。式のROEは10年目の純利益14.358億ドル÷自己資本48.3億ドル=29.7%(帳簿ROEが40%を超えず、増産には運転資金・設備・顧客認証が要るのでその元手を除かない)。堀はstrong、残る割合2/3。k7.75%に対しRONIC=k+2/3×(ROE−k)=22.4%。g=4.0%は2035年以後の市場数量・シェア・単価の伸びから判断(成熟した艦艇・電子機器市場の実質数量0.5〜1%と単価の名目上昇3〜3.5%の合成(4%で上限))。10年目の利益に対する正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=22.8倍。堀は維持するが新設炉の一部しか成立しない。上限の約90%として需要の時期と事業構成の不確実性を残す。時価総額=14.3581×20.6=295.8億ドル。

確率:軍用・原子力の長期プログラムは実績があり、建造制約が徐々に緩む見通しは十分あり得る。ただし新設原発の全件成立までは見込まず24%。

中立 37% 中立:装備と原子炉の既設需要が育つが競争も進む 利益 11 億ドル · PER 18.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 526.09 ドル198 億ドル

海軍の調達は名目で増え、潜水艦の建造ペースは徐々に改善するが、熟練工不足で年2隻に安定するまで時間がかかる。原発の延命と既存設備の交換は確実な需要となる一方、新しいAP1000は計画の一部しか建設に移らない。海軍・電力の実質対象市場は300億ドルから455億ドルへ広がり、カーチス・ライトの推計シェアは5.01%から5.15%へ小幅に上がる。

防衛電子では戦闘機や無人機への電子機器搭載が増え、市場は実質205億ドルに伸びる。ただし共通設計規格が競争を強め、シェアは7.84%から7.26%へ下がる。航空・産業は民間機の納入増と産業車両の低成長が相殺し、市場が実質265億ドルになるなかでシェアは4.65%に落ち着く。単価は各部門とも物価に沿って約1.41倍へ上昇する。

防衛電子は高付加価値製品で28%の利益率を維持し、海軍・電力は生産効率の改善で18%に達する。全社の営業利益は約14.2億ドル、GAAP純利益は約10.6億ドルとなる。期間の利益累計約77億ドルのうち55億ドルを株式報酬控除後の配当・自社株買いで還元し、成長に必要な資本も残す。

  • 航空宇宙・産業:数量 12.3(航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル)× 価格 141.0%(採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。)→ 売上 17 億ドル・営業利益 3 億ドル。対象市場265億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア4.65%=数量相当12.322億ドル。名目単価指数1.41倍。
  • 防衛電子機器:数量 14.9(耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.41(軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1)→ 売上 21 億ドル・営業利益 6 億ドル。対象市場205億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア7.26%=数量相当14.883億ドル。名目単価指数1.41倍。
  • 海軍・電力:数量 23.4(海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.41(ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1)→ 売上 33 億ドル・営業利益 6 億ドル。対象市場455億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア5.15%=数量相当23.432億ドル。名目単価指数1.41倍。

倍率:純利益はGAAP、株式報酬は費用のまま。式のROEは10年目の純利益10.587億ドル÷自己資本47.3億ドル=22.4%(帳簿ROEが40%を超えず、増産には運転資金・設備・顧客認証が要るのでその元手を除かない)。堀はstrong、残る割合2/3。k7.75%に対しRONIC=k+2/3×(ROE−k)=17.5%。g=4.0%は2035年以後の市場数量・シェア・単価の伸びから判断(成熟した艦艇・電子機器市場の実質数量0.5〜1%と単価の名目上昇3〜3.5%の合成(4%で上限))。10年目の利益に対する正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=21.4倍。長期調達と資格認証は強みだが、MOSAの競争と造船遅延が残る。利益ベース上限の約87%として慎重に評価する。時価総額=10.5867×18.7=198.0億ドル。

確率:2025年受注残と2026年上期の事業別の強弱、政府調達の遅れと技術の採用実績を両方踏まえ、最頻の中立を37%とする。

やや悲観 18% やや悲観:造船遅延と電子機器の価格競争 利益 6 億ドル · PER 12.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 207.41 ドル78 億ドル

国防支出は増えても、潜水艦の造船現場では設備と人手が追いつかず、調達の遅れが慢性化する。民間原子力は既設炉の寿命延長が続く一方、AP1000の大型受注は断続的で、先進小型炉は試作主体にとどまる。海軍・電力の実質対象市場は370億ドルにしか伸びず、シェアは5.0%で横ばいとなる。納期の遅れと原材料費で利益率は14.8%へ下がる。

防衛電子ではMOSAによって同等品を選ぶ機会が増える。マーキュリー、アバコ、コントロンが新規装備の採用を奪い、推計シェアは6.6%に下がる。航空・産業も航空機増産の遅れと産業車両の弱さでシェアを4.32%へ失う。値上げは顧客の固定価格契約と競争で物価より弱く、各部門の単価は1.35倍にとどまる。

防衛電子の利益率は22%へ落ちるが、長年の既採用品の交換需要が消えるわけではない。大型買収と自社株買いを抑えて現金を温存し、利益累計約54億ドルから正味30億ドルを株主に返す。企業は存続しても、成長と値決め力が想定より弱かった世界である。

  • 航空宇宙・産業:数量 10.2(航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル)× 価格 135.0%(採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。)→ 売上 14 億ドル・営業利益 2 億ドル。対象市場235億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア4.32%=数量相当10.152億ドル。名目単価指数1.35倍。
  • 防衛電子機器:数量 11.2(耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.35(軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1)→ 売上 15 億ドル・営業利益 3 億ドル。対象市場170億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア6.60%=数量相当11.22億ドル。名目単価指数1.35倍。
  • 海軍・電力:数量 18.5(海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.35(ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1)→ 売上 25 億ドル・営業利益 4 億ドル。対象市場370億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア5.00%=数量相当18.5億ドル。名目単価指数1.35倍。

倍率:純利益はGAAP、株式報酬は費用のまま。式のROEは10年目の純利益6.071億ドル÷自己資本49.3億ドル=12.3%(帳簿ROEが40%を超えず、増産には運転資金・設備・顧客認証が要るのでその元手を除かない)。堀はstrong、残る割合2/3。k7.75%に対しRONIC=k+2/3×(ROE−k)=10.8%。g=3.0%は2035年以後の市場数量・シェア・単価の伸びから判断(調達抑制によるシェア微減−0.5%と価格上昇約3.5%の合成)。10年目の利益に対する正当化PER=(1−g/RONIC)÷(k−g)×(1+g)=15.7倍。競争で超過利益が削られ、長期名目成長gを3%に落とす。資産の簿価でなく弱い稼ぐ力から上限より低く評価する。時価総額=6.0710×12.3=74.7億ドル。

確率:MOSAの競争と造船遅延、AP1000の一部見送りは独立に起こりうるため18%。既設機の修理・交換需要があるので過半の崩壊とは分ける。

悲観 8% 悲観:共通規格化と原子炉計画の失速で堀が縮む 利益 2 億ドル · PER 9.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 55.38 ドル21 億ドル

軍用電子機器は共通規格化が進み、顧客の内製化とマーキュリー、アバコ、コントロンの攻勢で新規計画の採用を失う。防衛電子の推計シェアは7.84%から5.4%へ落ち、利益率は12%に縮む。産業・航空向けでもエアバスとボーイングの増産が長期に遅れ、汎用制御装置ではムーグやパーカーとの価格競争が強まる。航空・産業の市場は実質190億ドルへ縮み、シェアも3.95%に下がる。

海軍では潜水艦の造船能力が回復せず、追加発注が先送りになる。新設AP1000の契約が本格化せず、先進小型炉も量産へ進まない。既設炉の交換需要は残るが、フローサーブやフラマトムとの競争が増し、推計シェアは4.3%になる。単価の上昇は全社で1.25倍にとどまり、原材料と熟練労働者の費用上昇を転嫁できない。

のれんの減損と一時費用が2028〜2030年の利益を押し下げる。2035年の営業利益は約3.4億ドル、GAAP純利益は約2.2億ドルにとどまり、期間の純利益累計は約30億ドルとなる。自社株買いを大幅に減らして正味14億ドルだけ還元する。部品の認証は残っても超過利潤が失われるため、かつての優良企業としての評価はできない。

  • 航空宇宙・産業:数量 7.5(航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル)× 価格 125.0%(採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。)→ 売上 9 億ドル・営業利益 1 億ドル。対象市場190億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア3.95%=数量相当7.505億ドル。名目単価指数1.25倍。
  • 防衛電子機器:数量 7.7(耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.25(軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1)→ 売上 10 億ドル・営業利益 1 億ドル。対象市場142億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア5.40%=数量相当7.668億ドル。名目単価指数1.25倍。
  • 海軍・電力:数量 13.3(海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア)× 価格 1.25(ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1)→ 売上 17 億ドル・営業利益 2 億ドル。対象市場310億ドル(2025年価格の実質)×採用品の推定シェア4.30%=数量相当13.33億ドル。名目単価指数1.25倍。

倍率:GAAP純利益を使い、2035年のROEは5.3%でk7.75%に届かない。超過利益の消滅を反映し、式における事業の長期gは市場実質数量・シェアの縮小と物価以下の価格交渉力から1%とする。再投資利回りがk以下のためPER上限は1/k=12.9倍。ROEが資本コストを下回り、再投資は株主価値を増やさない。g1%、PERは1÷kの限度12.9倍より低い9.6倍とし、売れる資産の床と比較する。時価総額=2.1710×9.6=20.8億ドル、悲観時の税後換金可能資産の床0億ドルを上回り、同じ筋書きの稼ぐ力28.0億ドルを超えない。

確率:原子炉新設の停滞、潜水艦造船の難航、軍用電子のシェア喪失が重なる構造的敗北。長期の認証・補修基盤を考慮し8%だがゼロにはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億ドル。

航空宇宙・産業

民間機と軍用機向けセンサー、電動アクチュエータ、表面処理、産業車両の電力・制御機器。民間航空の増産と産業景気の混合需要。

数量航空・産業向け制御部品・表面処理の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CWの推定シェア=実質売上相当の億ドル価格採用品1件当たりの名目単価指数、2025年=1。数量側だけに市場とシェアを入れる。売上営業利益
今 2025/12 9.8 100.0% 10 2
10 年後 中立 12.3 141.0% 17 3

取り方:2025年10-Kの報告部門売上9.768億ドル、営業利益1.662億ドル。実機の個数・平均単価は非開示。航空機納入は2025年エアバス793機とボーイング600機、産業車両・表面処理は別需要なので、航空制御部品・産業用制御・表面処理を合わせた対象市場約200億ドル(外部製品市場の概算、公式TAMではない)×CWシェア約4.88%と推定した。ムーグ、パーカー・ハネフィン、コリンズと競争するが、各社の同一定義のシェア開示はない。2025年顧客別の民間航空4.30億ドル・一般産業4.12億ドルは部門と完全一致しない。将来は航空機生産・修理と産業車両台数で市場量を変え、採用率をシェアに入れる。

防衛電子機器

戦闘機・無人機・艦艇・車両向けの堅牢な計算機、レーダー処理、戦術通信、記録装置。長期プログラム更新とMOSA規格への移行が数量を左右する。

数量耐環境組み込み計算機・戦術通信・軍用記録装置の対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア価格軍用計算機・通信装置の構成単価指数、2025年=1売上営業利益
今 2025/12 10.2 1.00 10 3
10 年後 中立 14.9 1.41 21 6

取り方:2025年10-Kの部門売上10.186億ドル・営業利益2.780億ドル。2024年Investor Dayは400超の装備基盤・3000超の累積計画を示すが年間製品台数は出ない。外部調査Global Market Insightsの2025年耐環境組み込み市場約45億ドルを核に、戦術通信・レーダー・記録装置の関連市場を約85億ドル加え、複合対象市場約130億ドル(アナリスト推計)×CW取り分約7.84%。マーキュリー・システムズの調査推定シェア約24%は45億ドルの部分市場のみであり、CWの複合シェアと直接比較できない。将来は装備更新対象機数と1機の電子化比率、MOSA競争によるシェア変化を数量に入れる。

海軍・電力

潜水艦・空母の原子力推進部品と保守、民間原発の安全計装、冷却ポンプ、原発シミュレーター、石油・化学向け高機能バルブ。

数量海軍原子力推進装置・艦艇保守・原子炉更新・工程バルブの対象市場(2025年価格の実質億ドル)×CW推定シェア価格ポンプ・バルブ・制御系・保守契約の平均名目単価指数、2025年=1売上営業利益
今 2025/12 15.0 1.00 15 2
10 年後 中立 23.4 1.41 33 6

取り方:2025年10-Kの部門売上15.030億ドル・営業利益2.313億ドル、受注残25.797億ドル。米海軍潜水艦の近年の建造実績年1.1〜1.2隻、Investor Dayの現行艦1隻当たり約0.75億ドルのCW搭載額、世界の稼働原発約417基を物量の基準に使う。年次の総対象市場は海軍艦艇の機器・保守、原発既設炉の安全機器、工程バルブなど合算約300億ドル(アナリストの対象範囲推計、公式TAMではない)×CW推定シェア約5.01%。造船元のGD・HIIは顧客、BWXTは炉本体側、フローサーブ・フラマトムなどが製品別の競争相手。艦艇数、原発延命対象、AP1000実発注、受注残の転換を将来数量に反映する。

リスクと懸念

潜水艦の造船能力と国防予算

米海軍の核動力艦は一度採用されると長く部品を使うが、実際の潜水艦生産は近年年1.1〜1.2隻ほどで、年2隻の調達ペースに追いつかない。造船所の人員不足と固定価格契約の費用超過が続けば、受注残は積み上がっても現金化は遅れる。予算要求の成立を、建造能力の改善と同一視してはいけない。

原子力新設計画と許認可

AP1000と先進小型炉は冷却ポンプ、安全制御、訓練設備に大きな機会を与えるが、設計採用は最終受注ではない。欧州の政治・資金調達・規制審査に遅れが出ると設備生産の山が後ろへずれ、開発費だけが先行する。既存炉の交換部品という堅い収益と、新設炉の希望的な需要を分けて見る必要がある。

防衛電子のMOSA規格と競合

共通規格MOSAは同社の耐環境機器を新たな装備へ採用させやすくする一方、マーキュリー・システムズやアバコ、コントロンなどが競争入札へ入りやすくなる。軍需顧客によるソフトの内製化やモジュールの差し替えが増えれば、現行の高い利益率と長期の価格決定力は維持できない。

航空機と産業車両の循環

民間機の納入ペースはボーイングの品質対応、エアバスの部品不足、航空会社の設備投資によって変動する。産業車両も景気や設備投資に影響される。航空・産業部門の堀は海軍・原子力ほど厚くなく、減産時に稼働率が落ちれば価格改定だけで固定費を吸収できず、営業利益率は急落しうる。

のれん、買収、継承後の資本配分

2025年末は総資産の約43%がのれんと無形資産であり、買収した事業の計画が外れれば減損が起こる。2027年のCEO交代と2026年のCFO交代は予定された引き継ぎだが、投資規律が緩まない保証はない。株価が高いときの大規模な自社株買いも、会社全体の価値を増やさず既存株主の資本効率を損なう。

品質、サイバー、供給網

原子力安全機器や軍用制御装置の不具合は、通常の製造品より重い再検査や認証取り消しにつながりうる。半導体の調達遅れやサイバー侵害も軍の納入工程を止める。信頼と資格が競争優位の源であるぶん、一度の不具合で顧客が代替供給元を求めると修復には長い時間がかかる。

AIによる設計・戦術システムの変化

人月請負や席課金業務ソフトではないため、AIエージェント代替が主力の機器売上を直接消す可能性は小さい。ただしAIによる軍の情報処理の標準化と自動設計は、顧客側の内製化や新興供給者の参入を助ける。防衛電子の付加価値が独自ハードから汎用ソフトへ移るなら、採用品の切替障壁も弱まる。

今後の分かれ目

バージニア級の実際の建造が年2隻に近づき、海軍・電力の受注残が売上へ順調に転換したら
海軍・電力の実質数量を中立より増やし、やや楽観への比重を高める。受注だけでなく納品と現金化を確かめる。
ポーランドなどでAP1000の建設契約と冷却ポンプの正式発注が相次いだら
新設炉を数量に加え、海軍・電力の市場規模と利益率を上方修正する。未成立の計画は引き続き含めない。
先進小型炉が実証段階を越え、X-energyやテラパワー向けが継続量産受注になったら
研究開発の先行費用が継続売上へ変わるため、2035年の海軍・電力は楽観側に近づく。
防衛電子の受注が伸びても営業利益率が25%を数年下回るようになったら
MOSA競争と製品構成悪化を疑い、基準シェアを引き下げてやや悲観の確率を増やす。
民間機の納入が2030年代にも年1700機前後から伸びず、産業車両も不振なら
航空・産業部門の実質市場成長を引き下げ、固定費吸収の悪化で全社営業利益を下げる。
自社株買いが年間4億ドル超で続き、ROICが資本コストに近づくなら
再投資先の稼ぐ力と買い戻し価格を問い直し、資本配分の評価と中立の持続利益を下げる。
2027年の新CEO就任後も新規買収を抑え、ROIC15%前後とFCF転換率105%超が続いたら
高い利益の質が確認でき、強い堀を維持したまま中立の確からしさが増す。

見ておくもの

  • 海軍・電力の受注残と売上への転換、潜水艦の実際の年次建造隻数
  • ウェスチングハウスAP1000の正式発注と冷却ポンプの契約、先進小型炉の試作から量産への移行
  • 防衛電子の受注・営業利益率とMOSA適合製品の採用装備数
  • ボーイング・エアバスの実際の年間納入機数、航空・産業部門の受注
  • 会社全体のGAAP営業利益率とROIC、のれん減損の有無
  • FCF、株式報酬控除後の正味還元、自社株買いの実行価格
  • 2026年11月4日発表予定の第3四半期結果と2027年CEO交代後の資本配分

倍率と資本コストの決め方

まず2025年10-Kの3報告部門売上と営業利益を固定し、航空機の実納入、軍用組込電子機器の市場、海軍艦艇と原子炉の保守などの物量で2035年の実質市場を考えた。各市場は同一定義の公表TAMがないため、アナリスト推計の対象市場とシェアを区別して明示した。数量=市場×シェア、価格=名目単価指数として物価分を二重計上せず、GAAP純利益から正当化PERを導いた。kは7.75%、strongの残る割合は2/3、長期gは市場成熟後の実質数量と単価に基づき4%以下。中立のPER18.7倍は式の上限約21.4倍の87%で、株価・過去のPER・同業の市場評価で決めていない。自己資本は現在25.3億ドル+利益累計−正味還元で各筋書きに繰り越した。米国のリースはASC842で既にBSに載るため、家賃やリース債務を消してはいない。結果は現在の時価総額を約21%下回るやや割高となる。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 5% + β — × 5%。米国株の基本8.0%+quality−0.25%=7.75%。政府調達の遅れ、原子炉の未着工、買収とのれんの損失は確率と利益の下振れへ入れ、kへの追加上乗せはしない。

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ADTは監視契約の積み上げと値上げで稼ぐ警備会社である。負債と解約率は重いが、10年の株主価値には約65%の安全域があり割安と見る。 本質価値との差 +16.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスUAL 山の年でなくならした利益で測ると、国際線とプレミアムで稼ぐ航空会社の本質価値は今の値段を 1 割強上回る。ただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いたただし燃料・賃金・景気の悲観を厚く置いた 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) やや割安 ハネウェル エアロスペースHONA 民間機の装備品とアフターマーケット・防衛の 3 本柱で稼ぐが、分離で純負債 約 148 億ドルと自己資本のマイナスを背負い、2026 年の見通しを下げた直後の新会社 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 サービス・コーポレーション・インターナショナルSCI 北米最大の葬祭会社。墓地・生前契約には強い堀があるが、火葬への移行と重い負債が成長を制約する。10年の期待価値は現在を約4%上回る適正水準 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ロッキード・マーチンLMT 受注残 2,300 億ドルと防空ミサイルの増産で利益が戻る防衛の王道銘柄。F-35 一本足の傷はあるが、利益ベースの倍率(10 年中立 20.3 倍)で測っても本質価値は今の時価総額を 3 割ほど上回る(割安) 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 オーチス・ワールドワイドOTIS 保守の継続収入が利益の大半を稼ぐ優良事業。中国の新設不況と KONE・TKE 統合の競争で悲観側を厚く置いても、総合は今の時価総額に対し +22% でやや割安 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ウィルスコット・ホールディングス・コーポレーションWSC 長期賃貸の堀は残る。高借金と実行不振を厚く見ても、10月23日時点の価値差は約25%で、やや割安 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ZTOZTO 中国宅配の最大規模と仕分け網は強いが、値上げの自立性とVIEには限界がある。10年の還元を含めればやや割安 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 キャリア・グローバルCARR 売却後の空調はデータセンターと更新需要で伸びる優良株。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +9% で適正 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) 適正 ノースロップ・グラマンNOC B-21 と Sentinel で米国の核抑止の 2 本柱を持つ防衛の主契約者。受注残は史上最高だが利益率は薄く、利益ベースの倍率では本質価値は今の時価総額をやや上回る(やや割安) 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アリソン・トランスミッション・ホールディングスALSN 北米の高い変速機シェアは強いが、2026年の大型買収で借金と競争事業が増えた。10年の価値はほぼ適正で安全域は薄い。 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 KBRKBR アンモニア技術の強い堀と政府向け契約を持つが、2027年の分社とAI代替には不確実性が残る。10年の本質価値は現値比約7%高い適正圏で、安全域は薄い 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +10.1%) 適正 テクストロンTXT 時価総額 131 億ドルは GAAP の純利益の 14 倍。ジェット・MV-75・工業を抱える複合企業は、利益ベースの倍率(10 年中立 12.6 倍)で測ると本質価値が今の約 1.2 倍に出てやや割安 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 ローリンズROL 家庭と店舗に張りつく定期契約の害虫駆除は景気に強く、買収の支出を利益から引き、利益ベースの倍率(中立 23 倍)で測ると、本質価値は今の値段を 1 割弱上回る水準で適正 本質価値との差 +5.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アキュイティーAYI 照明の販路と建物制御には長く続く強みがある。ただし成長の買収依存とAIによる競争を考えると、現在の評価はおおむね適正で安全域が薄い。 本質価値との差 +4.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アメリカン・エアーラインズ・グループAAL 北米最大級の路線網とマイル事業は残るが、燃料高と巨額負債が株主利益を奪う。10年の期待値はほぼ今の値段で安全域は薄い(適正) 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +10.4%) 適正 カーライルCSL 商業屋根の更新需要と高い資本効率は魅力だが、防水材の採算と大口顧客への依存に弱さが残る。10年の本質価値は現値を約8%上回り、評価は適正 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ユナイテッド・パーセル・サービスUPS アマゾンの荷物の削減を終え利益が戻り始めた宅配の最大手。利益ベースの倍率で測ると純利益 15 倍の今の値段はやや安いが、アマゾン自前網との競争を重く見て確率を悲観側に置いた 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 CNHインダストリアルCNH 農機の世界的な販売・整備網と精密農業への投資には長期価値があるが、景気循環と金融子会社の信用リスクを考えると現状は適正圏 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フォーチュン・ブランズ・イノベーションズFBIN モーエンの値決め力は本物だが、住宅循環とFiberon減損が重い。10年の期待価値は約51億ドルで現在の52億ドルとほぼ同じ、適正圏 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ゼネラル・ダイナミクスGD ガルフストリームと潜水艦で稼ぐ防衛・ビジネスジェットの複合企業。受注残 1,365 億ドルで利益の見通しは堅く、利益ベースの倍率(資本コスト 7.75%、中立は上限の 9 割弱)で測ると今の値段は適正の範囲 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アメンタム・ホールディングスAMTM 核・防衛の現場力は残るが、人月型デジタルのAI代替と重い負債を織り込むと、現在の時価総額はやや割高 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コア・メインCNM 水道インフラの更新と全国配送網は長く残る強みだが、買収の資本効率と債務を踏まえた10年価値は現値とほぼ並び、評価は適正 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ミューラー・インダストリーズMLI 北米の銅配管・真鍮加工で高い利益と純現金を稼ぐが、樹脂への代替と買収収益率を見れば、10年価値は現状に近く安全域は薄い 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ザイレムXYL 水の設備・計測・サービスで景気に強いが、のれん込みの資本効率は低い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -20% でやや割高 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) やや割高 SAROSARO 整備認可と長期契約は強いが、OEMへの依存と借金が残り、10年先の利益と悲観の深さを考えるとやや割高 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 パッカーPCAR 北米クラス 8 の循環と DAF の欧州で稼ぐ堅実な首位級。事業は優良だが、利益ベースの上限の内側(中立は 7.6 割)で測ると、今の値段は 2 割弱高く、やや割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.3%) やや割高 ハベルHUBB 電力会社の送配電部材とデータセンター配線で稼ぐ高収益企業。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 16.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -18% でやや割高 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ユニオン・パシフィックUNP 線路という最高級の堀を持ち、未成立の NSC 合併を除いた単独の姿で測ると、純利益の 24 倍の今の値段はほぼ適正 本質価値との差 −10.4% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ビルダーズ・ファースト・ソースBLDR 米国最大級の住宅建材の流通・加工。着工の谷と重い借金。利益ベースの正当化 PER の 9 割(中立 10 年 9.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し +3% で適正 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +9.0%) やや割高 スリーエムMMM PFAS の訴訟支払いを抱えつつ利益率は上向き。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段に近く、適正 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 グレコGGG 交換部品と精密流体制御に強い優良企業。10年後も競争力は残るが、買収の採算と建設需要に不確実性があり、現状はやや割高 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ドナルドソンDCI 交換フィルターの継続需要と技術力は魅力だが、高値の買収と産業需要の変動を考えると、10年先の価値に対して現在の株価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 H&RブロックHRB 申告の専門家と店舗網には価値が残るが、AIによる工数減を考えると長期の安全域は薄く、評価はやや割高 本質価値との差 −11.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アドバンスト・ドレナージ・システムWMS 水管理の全国網と許認可は強いが、買収込みの成長を多く織り込み、総合価値は今の時価総額を約9%下回る適正 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 バルモント・インダストリーズVMI 送電鋼構造物と灌漑設備の強みは長持ちする。しかし増産の実行と農業循環には不確実性があり、10年価値では安全域が足りず、やや割高と見る。 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 W・W・グレインジャーGWW 北米の産業用品流通で堀の深い優良企業。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 20.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 クラリベートCLVT 学術情報と知財データの堀は残るが、巨額買収の後遺症とAI代替が重い。事業売却後も安全域は不足し、約25%のやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 GEエアロスペースGE 民間エンジン整備という最良の事業を持つが、PER 39 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 21 倍)の 1.8 倍で、計算上はやや割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 スナップオンSNA 整備士へのバン販売の堀と厚い現金で利益率 22% を保つ。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.2 倍)で置くと、本質価値は今の時価総額を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −14.0% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ファーガソン・エンタープライズ・インクFERG 上下水道と建築設備の全国流通網には長期の強みがある。だが買収と設備投資の成果を織り込んだ現値は、10年の利益・還元を割り引くとやや割高である。 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 デルタ航空DAL 山の年でなくならした利益で測ると、燃料高でも優良な航空会社の価値は今の値段とほぼ釣り合う。利益ベースの PER は 10 倍台で、循環と燃料の悲観を厚く置いた 本質価値との差 −14.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 マスコ・コーポレーションMAS 改修需要に乗るブランド製品。ホームデポ頼みと住宅循環が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 16.1 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -6% で適正 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 アラスカ・エア・グループALK 西海岸とハワイの路線網は強いが、燃料高と巨額の機材投資が株主利益を圧迫する。10年の回復を織り込んでもやや割高。 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +8.0%) やや割高 A.O.スミスAOS 北米最大の給湯器メーカー。中国の不振とヒートポンプ移行が重い。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.7 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -11% でやや割高 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ヴェラルトVLTO 定期収入が約 6 割の水質・製品識別の会社。利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると、今の値段(PER 26.9 倍)はやや高いが適正の範囲 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アグコAGCO 欧州フェントのブランドと交換部品には堀があるが、農機の深い循環と米州の収益悪化が重い。10年価値は現値を下回り、やや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 トランスダイム・グループTDG 独占に近い航空機部品の補修収入で稼ぐ高収益の複利機械。ただし純負債は EBITDA の約 5.8 倍で、利益ベースの倍率(10 年中立 15.3 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 2 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −18.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 カミンズCMI 発電は受注が 2028 年下期まで埋まり利益は拡大中だが、北米トラックの循環が深く、利益ベースの本質価値は今の時価総額を 2 割強下回るやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ITWイリノイ・ツール・ワークスITW 利益率は高いが売上の伸びの実績が弱い。利益ベースの上限で測ると本質価値は今の値段を 1 割半ばほど下回り、やや割高 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 リフトLYFT 配車の需要は伸びるが、利益の実力はまだ薄い。自動運転による仲介手数料の低下と保険負担を織り込むと、本質価値は現在の時価総額を下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ミドルビーMIDD 食品加工事業の分離で業務用厨房に集中。強いブランドと更新需要は魅力だが、買収負債と競争を織り込むとやや割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 L3ハリス・テクノロジーズLHX 宇宙・通信・ミサイル推進の 3 本柱で受注残 420 億ドル。固体ロケットモーターの増産が利益を押し上げるが、利益ベースの倍率(10 年中立 15.4 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 1 割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ワッコWSO 北米最大の空調機器卸で更新需要と販売網に強みがあるが、キャリア依存と買収資本の負担を考えると、10年価値は現在より約25%低く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 インガソール・ランドIR 圧縮機・真空・ポンプで世界の上位を争う質の高い産業機械。買収で伸びる分は買収の現金を引いて評価すると、利益ベースの上限で見ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ウェイスト・マネジメントWM 堀は厚く価格の力も強い。資本コスト 7.5% で利益ベースの正当化 PER(中立 21 倍)を測ると、PER 34 倍の今の値段はやや割高の範囲 本質価値との差 −20.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アプライド・インダストリアル・テクノロジーズAIT 工場を止めない技術系流通の強みは長く続くが、買収と利益率改善への期待も大きい。10年の本質価値は基準時価総額を約27%下回り、やや割高。 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アメテックAME ニッチな計測・精密部品を買い足して束ねる質の高い会社。利益ベースの正当化 PER の 8.5 割(中立 10 年 17.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -24% でやや割高 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ジェイコブズ・ソリューションJ 政府サービスを分離した設計・工事管理会社。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 11.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -12% でやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 QXOQXO 屋根材・断熱材流通を買収で一気に拡大したが、利益改善は未証明。増資と優先株の負担を考えると安全域は薄く、台帳基準ではやや割高 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 レイドス・ホールディングスLDOS 政府案件の受注残は厚いが、人月で売る IT 受託は AI エージェントの標的で、売上が縮む前提で見るとやや割高(-14%) 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 ESABESAB 溶接消耗材の強みは長く続くが、Eddyfi買収の借金と希薄化が重い。10年先の稼ぐ力から見ると、現状はやや割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ウェスコ・インターナショナルWCC 電力網とAIデータセンターを支える大手流通企業だが、借金と運転資金が重い。10年先の利益と還元を評価すると、現値はやや割高である。 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 BWXテクノロジーズBWXT 米海軍向け原子炉・核燃料には強い参入障壁がある。商用原子力の成長を織り込んでも、10年の本質価値ではやや割高とみる。 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 IESホールディングスIESC データセンター電装と鉄骨建設の成長力は高いが、大型買収後の利益率と還元には不確実性が残る。10年価値との差は約マイナス27%で、やや割高。 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ハネウェル・インターナショナルHON エアロスペース分離後のビル・プロセス・産業オートメーション専業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -26% でやや割高 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 サイトワン・ランドスケープ・サプライSITE 造園資材卸の全国網と買収余地は魅力だが、値上げと買収の増分利益には疑問が残る。10年価値は現値を約18%下回り、やや割高。 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 スタンレー・ブラック&デッカーSWK 工具の回復は費用削減の実現と関税の転嫁で決まる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -15% でやや割高 本質価値との差 −24.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 プリモリス・サービシズPRIM 送配電の継続需要は確かだが、太陽光工事の損失で収益の堀の浅さが露呈した。10年価値は時価総額を約21%下回り、やや割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 トレイン・テクノロジーズTT 受注残 121 億ドルの AI 冷却ブームで利益は拡大中だが、PER 35 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 16.4 倍)の 2 倍で、総合は今の時価総額に対し -33% で割高 本質価値との差 −24.7% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 フォーティブFTV 分離後は計測・施設ソフト・滅菌の堅い会社。GAAP の PER 30 倍は高く、利益ベースの本質価値は今の値段を 1 割ほど下回り、総合はやや割高 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ハンティントン・インガルス・インダストリーズHII 米国で唯一の原子力空母の造船所で、潜水艦も手がける。受注残 573 億ドルで売上は読めるが利益率は 5% 台と薄く、利益ベースの PER(中立 12.7 倍)で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 モーディン・マニュファクチャリングMOD 車両用事業の分離で冷却専業へ変貌。大型供給契約と成長余地は魅力だが、設備投資の回収と競争を考えると現値はやや割高。 本質価値との差 −26.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アレジオンALLE 商業施設の錠・出口装置で米国の上位を守る堅い事業。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -13% でやや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 ノーフォーク・サザンNSC 東部の線路は代えのきかない優良な資産だが、今の値段にはユニオン・パシフィックとの合併の上乗せが入っており、NSC 単体の利益ベースの価値は 2 割台半ば下で、やや割高 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 CSXCSX 線路の堀と利益率の回復は本物だが、回復後の利益に今の値段が先に届いており、利益ベースの倍率(moat 強・10 年中立 19.5 倍)で測ると、やや割高 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 RTXコーポレーションRTX 民間機と防衛の両輪で受注残 2,890 億ドルを積む優良企業。GAAP の PER 39 倍に対し、利益ベースの倍率(10 年後の中立 14.7 倍)で測ると本質価値は今の時価総額を 3 割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 −30.0% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) 割高 アストロニクスATRO 航空機内電源の高いシェアと認証の壁は魅力だが、薄い自己資本と利益の振れを考えると安全域は乏しい。10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 エイコムACM インフラ設計の実績と受注残は強いが、人月型業務へのAI代替と工事損失が重く、10年の本質価値は現時価総額を約33%下回り割高。 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ダイコム・インダストリーズDY 光回線の保守基盤とデータセンター工事は伸びるが、買収負債と受注の山谷を考えると本質価値は約31%低く、割高と見る。 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ドーバーDOV 5 部門の買収型機械メーカー。液冷・バイオ医薬で伸びるが、GAAP の PER 25 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 13 倍)の約 2 倍で、本質価値は今の値段を 3 割弱下回るやや割高 本質価値との差 −31.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 エマソン・エレクトリックEMR プロセス産業の制御・計測の堀は深いが、事業の入れ替えの途中。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 14.6 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -30% でやや割高 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リンカーン・エレクトリック・ホールディングズLECO 溶接技術と消耗材の堀は長く続くが、10年後の利益と還元を割り引くと基準株価はやや割高。決算後の上昇で安全域はさらに縮小 本質価値との差 −31.5% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ティムケンTKR 高性能軸受と精密駆動部品には長寿命の競争力があるが、利益率改善と買収成長の実現には不確実性が残る。10年価値は約32%低く割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 MSAセーフティーMSA 命を守る機器には強い参入障壁があるが、買収後の利益とPFAS訴訟の不確実性を織り込むと、10年価値は株式時価総額を下回り割高。 本質価値との差 −32.4% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 トロTTC 業務用芝管理と地下建設機械に強い堀を持つが、買収の減損と電動化競争を考えると、10年の本質価値は現在の約3分の2で割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 シンタスCTAS 堀は厚く伸びも安定だが、利益ベースの正当化 PER(成熟後の中立 22 倍)で測ると、PER 40 倍台の今の値段は割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 ジェネラック・ホールディングスGNRC 停電頼みの住宅用発電機から、データセンター向けの大型発電機へ変わる途中。利益ベースの正当化 PER の 7.2 割(中立 10 年 10.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -32% で割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.9%) 割高 ウッドワードガバナーWWD 航空機の燃料制御と整備には長持ちする堀があるが、産業用制御の循環と大型投資を織り込むと、現時点の時価総額に安全域は乏しく割高 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 FTAIアビエーションFTAI 航空エンジン交換の競争力は本物だが、旧型機の寿命と発電事業の不確実性を考えると、安全域はまだ薄く、10年価値ではやや割高 本質価値との差 −34.2% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 アラマークARMK 給食と施設運営には長い需要があり、契約維持率も高い。ただし薄利と借金が利益の取り分を削り、10年の還元まで含めても現値には安全域が乏しく、割高と見る。 本質価値との差 −34.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 フェデックスFDX 分離後のフェデックスは、売上 825 億ドルで営業利益率 5〜6% の薄利の宅配会社。分離前の台帳の PER 15.8 倍は見かけで、継続事業では 20 倍超。費用削減は本物だが、利益ベースの倍率(10 年中立 11.1 倍)で測ると割高 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 エベラス・コンストラクション・グループECG 受注残が拡大してもデータセンターへの集中と資本配分に不確実さが残り、10年の本質価値は現在の時価総額を約42%下回る割高圏にある。 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 マステックMTZ 電力網・通信・データセンターの施工能力は貴重だが、買収を含む高成長と薄い利益率を考えると、安全域は乏しく総合は約35%の割高。 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ヘイワード・ホールディングスHAYW 北米住宅用売上の85%を支える交換需要は強いが、北米偏重と負債を織り込むと10年価値は台帳時価総額を17%下回り、やや割高 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 キャタピラーCAT 受注残 720 億ドルの AI 電源ブームで利益は急拡大中だが、PER 39 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 14 倍)の約 3 倍で割高 本質価値との差 −35.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 サウスウエスト・エアラインLUV 手荷物有料化・指定席・プレミアム席の上積みが計画の 6〜7 割で定着する前提でも、利益ベースで測ると価値は今の値段を下回る。会社計画の実現度で大きく分かれる。会社計画の実現度で大きく分かれる 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ボーイングBA 受注残 7,150 億ドルの民間機の複占の一角だが、営業赤字・純負債 260 億ドル・固定価格契約の損失を抱え、時価総額 1,500 億ドルは利益ベースの倍率では回復が完成しても届かず割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 AAONAAON 高性能空調とBASXの液冷には伸びしろがあるが、設備増強の回収と顧客集中には不確実さが残る。10年の確率加重価値は基準時価総額を約38%下回り割高。 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ヘクセルHXL 航空機の軽量化に欠かせない認証材料を握るが、顧客集中と資本効率の回復を織り込む今の評価には安全域が乏しく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 EMBJEMBJ 世界有数の小型旅客機メーカーで、受注と整備収入は伸びる。しかし製造利益の不安定さに対して現在の評価は高く、10年の本質価値では割高と判断する。 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 フェデックス・フレイトFDXF 分離で借金を負った LTL 首位級の事業は堀も回復余地もあるが、薄い利益率の回復をすでに値段が先に見込んでおり、利益ベースの倍率(10 年中立 12.0 倍)で測るとやや割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 エムコア・グループEME 設備工事の大手。受注残 171 億ドルは山の利益。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.9 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -43% で割高 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 SUNBSUNB 北米2位の機材レンタル網は強いが、更新投資と借金がオーナー利益を削る。10年先の期待価値には安全域がなく割高。 本質価値との差 −36.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 リパブリック・サービシズRSG 廃棄物の寡占と価格の力は強いが、利益ベースの正当化 PER(中立 19 倍)で測ると今の値段は割高。数量の弱さと環境ソリューションの不振が懸念 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アイデックスIEX 受注は過去最高でも、GAAP の PER 37 倍は利益ベースの 10 年の中立(約 14 倍)の 2 倍半ほどで、本質価値は今の値段の 6 割強で割高 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 トライネット・グループTNET 共同雇用と医療保険の仕組みは残るが、顧客離れとAIによる事務代替が重い。保険収益の回復を織り込んでも割高(約−54%) 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 MSCインダストリアル・ダイレクトMSM 切削工具と工場の在庫管理には継続需要があるが、投資効率の鈍化と販路の価格競争を踏まえると、10年の本質価値は時価総額を約33%下回り割高である。 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 パーカー・ハネフィンPH 航空が 3 割超・産業が 7 割の高収益な動き・流れの制御部品大手。堀は厚いが PER 34 倍は利益ベースの上限(18 倍)の 2 倍近く、割高 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 オールド・ドミニオン・フレイト・ラインODFL 拠点網の密度と運賃の規律という堀は本物だが、谷の利益の上にすでに回復後の値段が乗っており、式で測ると割高 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 テトラ・テックTTEK 水と環境の専門性は十年後も必要だが、人月型の設計・分析はAIに削られる。受注と還元を評価しても、安全域は乏しく総合では割高。 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ノードソンNDSN 接着剤・医療部品・電子検査のニッチ首位で稼ぐ高収益企業だが、AI 向けの急回復を織り込んだ PER 38 倍は利益ベースの上限(約 19 倍)の 2 倍で、割高 本質価値との差 −38.2% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ブーズ・アレン・ハミルトンBAH 機密業務と技術者の基盤は強いが、AIによる工数課金の縮小と買収負債が重い。10年先の株主価値から見ると割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シー・エッチ・ロビンソン・ワールドワイドCHRW 北米最大のトラック仲介で、AI による人員減が利益に残るかが核心。資本コスト 9.25% の利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 12.5 倍)で測ると割高で、安全域はない 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 エンフェーズ・エナジーENPH 太陽光の電力変換に強いが、テスラとの競争と税控除終了で堀が細る。10年価値は約20.6億ドル、台帳時価総額比約52%低く割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 パーソンズPSN 受注残と使命性は強いが、人月依存・買収・案件損失を割り引くと本質価値は今の時価総額を約4割下回り、割高 本質価値との差 −40.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 カービーKEX 内陸液体貨物輸送の参入障壁と発電設備の成長力は魅力だが、設備更新と景気循環を織り込むと約38%の割高 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ゲイツ・インダストリアルGTES 交換用ベルトとホースには長く続く競争力があるが、資本効率はまだ平凡だ。10年先の利益と正味の還元を評価すると、現状の時価総額には安全域がなく割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ユーホール・ホールディング・カンパニーUHAL 北米随一の移動網は強いが、増分利回りと借金の重さが響き、10年価値は今の時価総額を4割下回る 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 レオナルドDRSDRS 受注残と唯一供給の堀は厚いが、10年の本質価値は現在の6割ほどで安全域が足りず割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 ジョンソンコントロールズJCI データセンター冷却が伸びるビル設備の優良会社。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 エイビス・バジェット・グループCAR 世界規模の車両運営網は残るが、弱い値決め力と重い負債が利益を先食いする。10年の期待値では現在の時価総額は割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 ネクストパワーNXT 太陽光追尾装置の世界首位で事業の質は高い。ただし補助金消失と新規事業の競争が重く、10年価値は約68億ドル。現在の時価総額比44%低い「割高」。 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ハウメット・エアロスペースHWM ガスタービンと航空エンジンの翼・部品で世界首位級の寡占。利益は急伸し堀も本物だが、時価総額約 880 億ドルは 2026 年の純利益の約 42 倍で、10 年後の利益ベースの PER(中立 15.4 倍)の 2.7 倍。大きく割高大きく割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 GEベルノバGEV ガスタービン受注残と電化で利益が伸びるが、山の利益に高い倍率を掛けない。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 14.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -49% で割高 本質価値との差 −44.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 フルアー・コープFLR LNG・原子力の大型受注は回復の足場になるが、工事損失の再発と設計工数のAI代替を考えると、10年の本質価値は約42%低く割高である。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 イートンETN 北米の配電設備は寡占と受注で質が高いが、投資の山と債務を抱える。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 13.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -48% で割高 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ITTITT 流体機器と防衛向け部品の堀は確かだが、大型買収後の負債と資本効率を織り込むと、10年の価値に対して現値は割高 本質価値との差 −45.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ファスナルFAST 大口契約とオンサイトでシェアを取る産業用品流通。利益ベースの正当化 PER の 85 割(中立 10 年 18.2 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -45% で割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ライダー・システムR 車両整備網と長期契約は強みだが、重い設備負債と物流の価格競争を考えると、今の約104億ドルの時価総額には十分な安全域がなく割高 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 フローサーブFLS 世界の重要設備を支えるポンプ・バルブと保守網には長寿命の強みがある。しかし利益改善と成長を織り込んだ現在の時価総額には安全域が乏しく、10年価値では割高と判断する。 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 リーガル・レクスノードRRX 産業用の動力伝達には長い交換需要があるが、巨額買収の負債と薄い会計上の資本収益率が重い。10年価値は現在比約43%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ランドスター・システムLSTR 専門輸送と独立代理店の網には価値があるが、保険責任と仲介手数料の競争を織り込むと、安全域は乏しく割高とみる。 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 エヌヴェント・エレクトリックNVT 配電・冷却設備の成長と買収効果は魅力だが、巨額ののれんと設備投資の循環に注意したい。10年の本質価値では約48%割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 JBハント・トランスポート・サービシズJBHT インターモーダルの回復と値上げ余地は本物だが、ならした利益に今の値段が先に届いており、貨物の山と鉄道再編の両方に弱く、利益ベースの倍率(10 年中立 12.5 倍)で測ると割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 クリーンハーバーズCLH 危険廃棄物焼却の許認可と全国網は強い堀だが、買収・再投資を要する利益を10年先まで評価すると、現在の時価総額には安全域が乏しく割高。 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ロックウェル オートメーションROK 北米の制御装置 Logix とクラウドの Plex という堀はあるが、景気の振れが大きい。利益ベースの正当化 PER の 7.5 割(中立 10 年 13.3 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -47% で割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 クレイン・カンパニーCR 航空・防衛の認証部品には強い堀があるが、買収後の純負債と薄い株主還元を踏まえると現値には安全域がなく割高 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ULSULS 安全認証という代え難い堀は強い。それでもAI代替、買収負担と利益成長を吟味すると、10年価値は現在の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントンEXPD 資産を持たないフォワーダーの資本効率は優良だが、2026 年の運賃高騰の利益を先に払っている。ならした利益と利益ベースの倍率(moat 弱・10 年中立 13 倍)で測ると割高 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ユナイテッド・レンタルズURI 建機レンタル最大手で専門機材が 2 桁成長するが、借金で膨らむ ROE と建設の循環を利益ベースの PER(中立 12.0 倍)と悲観の確率で見ると、総合は今の時価総額に対し -41% で割高 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 グランド・キャニオン・エデュケーションLOPE 大学向けの長期契約と看護実習施設は魅力だが、売上の約9割が一大学に集中し、AIによる業務内製化も重い。10年の価値では割高とみる。 本質価値との差 −49.2% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 ニュー・オリエンタル・エデュケーション(新東方教育科技)EDU 授業のブランドと現金は強みだが、AI代替・少子化・中国規制で十年後の利益が細るため、本質価値からは割高 本質価値との差 −49.3% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 スターリング・インフラストラクチャーSTRL データセンター建設と買収で稼ぐ力は急拡大したが、工事利益率の持続性と顧客の設備投資循環を踏まえると、長期の本質価値に対して割高 本質価値との差 −49.5% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズBR 議決権の配布という本物の堀は認めるが、取引後処理は AI の標的で、利益の倍率を下げて見ると割高(-50%) 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナルSAIC 防衛の重要システムには根が張るが、人月型ITのAI代替と厚い負債で価値は伸びにくい。10年価値は約30億ドル、現状は割高 本質価値との差 −50.1% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 CACIインターナショナルCACI 電子戦・宇宙技術への転換は魅力だが、人的サービスのAI代替と買収負債が重い。10年の本質価値は現値の約47%で、割高と判断 本質価値との差 −50.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 TALTAL 学而思の教室とAI学習端末は再成長したが、投資評価益を除く収益力と規制・AI代替を考えると割高(約52%) 本質価値との差 −50.3% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ソルブ・エナジーMWH 受注残89億ドルは強いが、税制期限後の採算と還元の弱さを織り込むと総合価値は約20億ドルで、現時価総額より約55%低い 本質価値との差 −51.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 RELXRELX 保険データと査読の堀は強いが、法務検索・研究支援のAI代替と負債を織り込むと、10年価値は現在の時価総額に届かず割高 本質価値との差 −52.5% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ワッツ・ウォーター・テクノロジーズWTS 規格と更新需要の堀は強いが、データセンター急伸を織り込む時価総額は10年価値を先取りし、総合価値は現在値を約58%下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 ペイチェックスPAYX 小企業向けの給与は 1 人あたり課金の席型で、AI エージェントと新興勢力が削る前提で見ると割高(-54%) 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 ワブテックWAB 受注残 309 億ドルと機関車の更新で伸びる、のれん込みの重い資本。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 12.4 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -55% で割高 本質価値との差 −53.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)ADP 給与処理の堀は本物だが、1 人あたり課金は AI エージェントに揺さぶられ、利益の倍率を下げて見ると割高(-54%) 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 GXOロジスティクスGXO 倉庫運営の切り替え費用は強みだが、買収のれんと借金・リースが重く、利益の回復を織り込んでも今の評価には安全域が乏しい 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 ナイト・スウィフト・トランスポーテーションKNX 北米最大級のトラック輸送網と育成中のLTL事業は魅力だが、買収資本の収益性と競争の弱さを考えると、今の約100億ドルは割高 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 コンフォート・システムズUSAFIX データセンター向けの機械・電気工事は利益率 17% の山にいる。利益ベースの正当化 PER の 8 割(中立 10 年 10.5 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -62% で割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ロバート・ハーフRHI 専門人材の信用と監査の需要は残るが、AIが工数を削る10年を織り込むと、本質価値は時価総額を約59%下回り割高 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 シュナイダー・ナショナルSNDR 貨物回復は始まったが堀は浅く、買収後の資本効率も低い。今の時価総額は10年価値に対して割高 本質価値との差 −56.6% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 FTIコンサルティングFCN 企業再建と訴訟の専門家集団は必要だが、AIによる工数代替と人材流出が堀を削る。借入を伴う自社株買いも重く、長期価値では割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アクソン・エンタープライズAXON 時価総額 317 億ドルは GAAP の純利益(株式報酬を費用にした値)の 260 倍超。警察の束ね売りで 10 年伸びても、利益ベースの倍率では中立の 10 年後が今の値段に届かず割高 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 SPXテクノロジーズSPXC 冷却塔とインフラ検知の堀は厚いが、高額買収と増資を考慮すると、10年の期待価値は現在の時価総額を約6割下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ディア・アンド・カンパニーDE 2026 年が農機サイクルの底(純利益 約 49 億ドル)で、PER 35 倍は利益ベースの 10 年の中立の倍率(約 12 倍)の 3 倍近くで、計算上は割高 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 サイアSAIA 全国LTL網は本物の参入障壁だが、投資回収と株主還元の遅さが重い。10年先の利益から測ると、現在の評価には安全域が乏しく割高である。 本質価値との差 −58.6% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 ベリスク・アナリティックスVRSK 損保の標準データという本物の堀は認めるが、請求分析は AI 見積りで単価が下がり、利益の倍率を抑えると割高(-58%) 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 GOTUGOTU 教育需要は残るが、AIによる授業代替と中国の規制、集客費の重さが利益の持続性を損なう。10年の本質価値は約2.08億ドルで割高(約65%の下方差) 本質価値との差 −59.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ハイコHEI 航空補修部品で約2万件の認証を持つ強い堀は本物だが、買収後の利益成長を織り込んでも10年の安全域は乏しく割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 バーティブ・ホールディングスVRT 電力と冷却を握る優良企業だが、AI 投資一本足の需要。利益ベースの正当化 PER の 7 割(中立 10 年 9.8 倍)で置くと、総合は今の時価総額に対し -60% で割高 本質価値との差 −61.2% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 トランスユニオンTRU 米国信用情報の寡占は堅いが、データ課金の伸びと買収資本効率には限界があり、10年価値では割高とみる 本質価値との差 −61.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 フォージェント・パワー・ソリューションズFPS 特注配電設備とモジュール型電源の成長余地は大きいが、資本効率と株主還元には未検証の部分が残る。10年の確率加重価値は約27億ドル、基準時価総額比約64%低く、割高と判断する。 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NIQ グローバル・インテリジェンスNIQ 独自データの堀は厚いが、AI代替と純負債で本質価値は市場価値を66%下回り、割高 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 RBCベアリングスRBC 航空宇宙の認証と産業用交換部品には厚い堀があるが、買収のれんが重く還元も乏しい。10年価値は現行時価総額を大きく下回り割高。 本質価値との差 −63.9% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 エーピーアイ・グループAPG 法定点検を入り口に保守を積み上げる優良な防災サービス会社だが、買収で膨らむ帳簿と普通株主への取り分を踏まえると、安全域は乏しく約61%の割高と判断する。 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 アライアントALNT 精密駆動・制御の需要は10年後も残るが、薄い超過収益と買収依存が弱点。10年価値を割り戻すと今の時価総額を約68%下回り、割高。 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ブルーム・エナジーBE データセンター向け燃料電池は急拡大したが、受注と資金枠を恒久的な利益と取り違えない。10年後の営業規模を大きく見ても、基準日の時価総額には安全域がなく割高と判断する。 本質価値との差 −65.6% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 クアンタ・サービシーズPWR 受注残 534 億ドルで今年の利益は急増するが、現在の PER 約 54 倍は 10 年後の利益ベースの PER(中立 12.0 倍)の 4 倍を超え、総合は今の時価総額に対し -66% で割高 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 エクイファックスEFX 独自データと寡占の堀は認めるが、本人同意の直接取得という代替が数量を削り、利益の倍率を抑えると割高(-62%) 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 パウエル・インダストリーズPOWL 特注受配電設備には安全と工程管理の強みがあるが、受注急増期の高利益率は続かない。10年後の価値を割り引くと約67%の割高。 本質価値との差 −67.6% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 エアロバイロメントAVAV 無人兵器の需要は10年先も伸びるが、競争と買収の代償が重い。利益の回復を織り込んでも安全域は乏しく、現値は割高 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 XPO INCXPO 全米を覆う小口混載網と値上げ力は魅力だが、欧州の低採算と負債を抱え、10年先の利益を大きく見込んでも今の評価には安全域がない。割高と判断する。 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 カーマン・ホールディングスKRMN 受注と認証の堀は強いが、買収後の純負債とGAAP利益では10年成長を織り込んでも割高 本質価値との差 −71.6% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 ロアー・ホールディングスLOAR 認証済みのニッチ部品には強い堀があるが、買収価格と負債を背負う現在値には安全域がなく、割高 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 オクロOKLO 小型炉の商用売電と燃料の量産は未証明。資金負担を含む10年の期待価値は現状を大きく下回り、割高と判断する。 本質価値との差 −78.2% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 スペースXSPCX 再使用ロケットと衛星通信には強い堀がある。しかしAI計算基盤の巨額再投資に比べ株主の取り分が読みにくく、長期の本質価値では割高。 本質価値との差 −78.8% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 エックス・エナジーXE 規制と燃料設備は前進したが、商用炉も契約単価もまだない。10年価値の総合は現在時価総額比約85%下で割高 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −8.8%) 割高 ロケット・ラボRKLB 小型ロケットの運用実績と衛星製造の成長は本物だが、中型機の実用化と大型買収を先取りした値段には安全域がなく、10年の本質価値では割高 本質価値との差 −88.6% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 クラトス・ディフェンス&セキュリティー・ソリューションズKTOS 無人機と防衛用推進技術には大きな成長余地があるが、量産実績と資本効率は未成熟。10年の利益と増資負担から見ると大幅な割高 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 プラネット・ラボスPBCPL 衛星画像の独自データには堀があるが、政府契約への依存と重い再投資、株式希薄化を考えると割高。10年価値は現在より約92%低い 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.4%)

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読んだ資料

  1. カーチス・ライト2025年年次報告書(Form 10-K、事業別・顧客市場別・資産・受注残)
  2. カーチス・ライト2026年第2四半期決算と2026年通期見通し(2026年8月5日)
  3. カーチス・ライト2024年Investor Day(長期目標、潜水艦搭載額、原子炉の建設構想)

分析日 2026-10-23