株譜
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リップス 373A

男性美容ブランドの棚を確保する力と潤沢な現金が評価の柱。無配と広告費の重さを織り込んでも割安とみる

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,114 円81 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)1,434 円37 億円差 +117.1%
10 年後から見ると 割安 価値 3,114 円81 億円 · 差 +117.1% · 期待の年率 +16.0%
期待の年率リターン(10 年)+16.0%資本コスト比 +8.7 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

リップスは、男性向けヘアワックスやシャンプーを売る商品事業と、理美容サロンの加盟店から収入を得る会社だ。筆者の結論は「割安」である。ブランドへの信頼と厚い現金がありながら、今の株式時価総額は10年先の稼ぐ力を十分に映していないと考える。

ただし、売上が伸びれば自動的に企業価値が高まるわけではない。2026年8月期は売上が増えたのに営業利益が3割近く減り、広告宣伝費の増加が先行した。人気のある商品を持つことと、広告費を使わず選ばれるブランドになることは別である。新しい低価格商品の導入も、販売個数は増やせても平均単価と利益率を圧迫しかねない。

販売先はヘアワックスで約1万8300店、シャンプーでは約1万2000店に広がり、ワックスの国内ブランド別シェアは16.4%に達する。もっとも首位の37.0%には届かず、棚を維持する販促費は重い。サロンを通じた流行の発信と商品への誘導が、競争相手にない利益を本当に生むかが10年間の核心となる。

2026年8月期末には現金同等物と定期預金が計約32.5億円あり、これを通常の事業利益と二重に数えない。今の価格を基準にした時価総額は約36.8億円、5つの筋書きから得る現在価値は約80億円となる。ただし無配、経営陣への新株予約権、過剰な成長投資という少数株主に固有の不利が残るため、現金の全額を自由に使える価値とは考えない。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主が最初に知りたいのは、このブランドを10年後も若い消費者が自分で選んでいるかだ。流行が移り変わっても、髪を整える日常はなくならない。サロンで培った技術を商品に反映し、ドラッグストアの定番棚を守れれば、広告費を毎年増やさなくても現金を生む事業になる。その可能性は評価する。

ただし、ブランド名を知っている人が多いことと、商品に値決め力があることは違う。髪型の流行は早く、ワックスからジェル、バーム、ヘアオイルへ主役が移る。店頭では競合への乗り換えが容易である。将来の利益を長く見通すには、毎年の販促で勝つ会社から、商品そのものへの指名買いで勝つ会社へ変わる必要がある。

オーナー利益とは、稼いだ会計上の利益のうち、運転資金や商品の更新に回さず持ち主が使える部分である。同社は重い製造設備を抱える装置産業ではなく、営業キャッシュフローの大半を設備更新に使う必要もない。それでも広告、研究開発、店頭販促への支出を怠れば商品寿命が縮む。実際に2026年8月期は広告費の追加に対し利益が減っており、全ての利益が自由な現金だとは言い切れない。

もう一つの問題は現金を誰のために使うかである。現金が豊富でも、無配のまま低採算の商品や買収に投入されれば、持ち続ける株主の利回りは落ちる。2030年売上を条件とする新株予約権も、成長が利益を伴うかで評価すべきだ。株価の値ごろ感より、棚のシェア、販促費を引いた増分利益、現金の扱いという三つの実績が積み重なるかで投資価値を判断する。

何で稼ぐ会社か

収益の中心は商品事業である。ヘアワックスを核に、シャンプー、トリートメント、スタイリング剤、近年は男性用スキンケアへ品ぞろえを広げている。商品事業の2026年8月期売上は42.83億円で、全社の約92%を占める。サロンで蓄積した髪形の提案をブランドの世界観に変え、店頭や電子商取引で販売する仕組みだ。

商品が売れる場所も稼ぎを左右する。売上構成は小売店向けがおよそ67%、電子商取引がおよそ30%、サロン向けが約3%である。小売店ではドラッグストアや量販店の陳列棚を確保できるかが数量を決める一方、卸値には流通業者の交渉力が働く。電子商取引は消費者に直接訴求できるが、検索広告や動画広告に費用がかかる。新しい低価格商品によるコンビニエンスストアへの進出は販路拡大の機会だが、既存の高付加価値商品の需要を奪わないか見極めたい。

もう一つは「LIPPS hair」のサロンフランチャイズである。自社が多数の直営店で髪を切るというより、加盟する店舗のブランド、技術教育、店舗運営を支えることでロイヤルティーなどを得る。美容師には2年間の育成プログラムがあり、技術と接客を現場で身につける。2026年8月期の売上は3.82億円、営業利益は1.28億円だった。約38万人の年間来店客を起点にすると来店1回当たりの同社受取額は約1005円となるが、これは施術料金ではなく加盟店収入の推定換算額である。

事業の強みは、美容師による流行づくりと商品開発をつなげられることにある。売上の大部分は人の作業時間ではなく実物の商品から生まれ、加盟店事業も実際の来店と現場の施術が基礎にある。美容師研修や広告制作の一部は人工知能で効率化できるものの、それらを独立した人月単価や席数で販売する業態ではなく、全社へのAIエージェント代替の数量縮小表は当てはまらない。

優良さと弱いところ

最も確かな競争上の資産は、男性のヘアスタイリングに特化したブランド認知と販売棚である。ワックス市場で16.4%のシェアを持ち、利用者は好みの仕上がりを再現するために使い慣れた商品を繰り返し買う。サロンの美容師が使い方を伝えられることは、広告だけで作られた新興ブランドにはない利点だ。技術教育に2年間をかける加盟店の仕組みも、商品だけではまねしにくい。商品と加盟店を行き来する顧客接点が広がれば、発売直後の新商品も試してもらいやすい。

しかし堀、つまり模倣されにくい競争優位は、まだ盤石ではない。商品を別銘柄に替える手間は小さく、店頭の競合棚にはマンダムの「ギャツビー」やファイントゥデイの「ウーノ」などがある。会社資料の首位シェアは37.0%で、同社の約2倍を超える。値上げを続けても数量が落ちないという長期実績は確認できない。ブランドを強い独占資産と決めつけるのは早い。

財務は非常に強い。2026年8月期末の自己資本は41.15億円、自己資本比率は約90%で、現金・預金も厚い。借り換え金利が上がっても倒れにくく、新製品の試作や海外販路の開拓に失敗しても立て直す余地がある。過去のROEは高かったが、無配で自己資本を積み増すうちに資本効率が薄まる問題も抱える。

2026年8月期の広告宣伝費は前年の約4.22億円から約6.36億円へ増えたのに、営業利益は減少した。追加投入した資金が資本コストを上回る利益を生んだとは、まだ言い切れない。今後は売上の伸びよりも、広告費を抑えてもリピート購入が続き、増分の利益率が改善するかを優良さの試金石とする。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の男性美容市場は、人口が大きく増える市場ではない。男性も髪や肌にお金を使う習慣が広がることは追い風だが、少子化は若年男性の人数を減らす。富士経済の調査を引用した会社資料では、男性ブランド化粧品の市場は約1616億円である。さらに広い化粧品全体の市場約3.2兆円は、新規のスキンケア事業が将来進出しうる領域を示すにすぎず、同社がすぐに取れる市場とは区別する。

ヘアワックスはその一部であり、実際の市場規模を商品別に示した一次資料は確認できない。会社が開示する16.4%というワックスのシェアは、市場の中でブランドを育てられる余地と、まだ首位でない現実の双方を表す。競合のマンダム、ファイントゥデイ、サロン専売のナカノ製薬などは価格帯も販路も異なる。動画や短尺投稿で流行する髪形が変われば、人気のワックスからジェルやバームへの乗り換えも起こる。

商品数量は、人口減少を販路拡大と新商品の採用がどこまで補えるかで決まる。足元でヘアワックスの取り扱い店は1万8300店、シャンプーは1万2000店ほどあり、後者の拡大余地はある。一方、シャンプーやスキンケアに進むほど花王、資生堂、ライオン、海外の大手ブランドと競合するため、男性ヘアワックスでの成功が別の棚で通用する保証はない。物価が年3%上がる世界でも、価格をそのまま転嫁できるかは競争次第である。

理美容サロン全体については矢野経済研究所が2025年度市場を約2兆1030億円と推計し、来店回数の減少を指摘している。同社の加盟店事業はその市場のごく一角だが、売上はサロンの施術代金そのものではなく加盟料やロイヤルティーである。市場全体の金額と同社の加盟店売上を直接割って市場シェアを出すことはできない。今後10年は国内の来店客数が大きく伸びなくても加盟店網の浸透で数量を増やせる一方、美容師不足が出店とサービス品質の制約になる。

資本政策と M&A

会社が示す長期の方向は2030年8月期の売上高100億円への到達である。しかしそれは確定した中期利益計画ではなく、営業利益、ROE、配当性向、DOE、自社株買い額について、同じ期間の数字の約束は見当たらない。2027年8月期の会社予想は売上49.08億円、営業利益6.83億円、純利益4.72億円で、配当予想はゼロのままだ。売上を伸ばすと宣言する以上に、残った利益をどの利回りで使うかが問われる。

現金管理は一見すると慎重である。2026年8月期末の現金同等物は約17.5億円だが、これとは別に定期預金が15億円ある。定期預金への移し替えによる投資キャッシュフローの流出を、設備投資で現金を失ったと読むのは誤りだ。一方で、無配が続き現金が膨らむ以上、余剰資金の株主への返還は確約されていない。

資本政策で重く見るのは2026年10月に発行が確定した有償新株予約権である。2030年の売上が60億、80億、100億円を超える段階で権利の33%、66%、100%が行使可能になる設計で、最大17万5000株は現行株式の約6.8%に当たる。達成した場合の払込資金も企業に入るが、利益率や投下資本利益率を直接問わない条件は、売上だけを追う投資を誘発しかねない。

大株主上位10人の保有割合は開示資料ベースで約73%に達し、過去5年は自社株買いや増配による返還も確認できない。このため少数株主が将来の余剰現金を全額受け取れるとは扱わず、評価では半分の回収可能性を採用した。大型買収の発表は見当たらないが、仮に余剰資金を買収に投じるなら、ブランドとの適合性だけでなく買収後の増分利益と取得価格を検証したい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

男性美容の需要は、人口の増減だけで決まらない。外出時に髪を整え、スキンケアも日常的に使う男性が増えれば、一人当たりの購買個数を押し上げられる。リップスは既にワックスの国内シェア16.4%を確保し、全国の販売店に商品を並べている。新規参入者は同じ棚を奪うために広告だけでなく流通網も作らねばならず、先行者の利点は大きい。

サロンとの結びつきはその優位を深める。美容師が提案する髪型に合う商品を売れば、単なる化粧品メーカーと違って流行の発生源を持てる。ワックス以外のシャンプーやスキンケアを既存顧客に広め、電子商取引でリピートを取れば、顧客獲得費は下がる余地がある。販促費を先に使った2026年8月期の低い利益率も、商品が定番化する過程の一時的な負担だったと説明できる。

最も魅力的なのは、現金が豊富で借金に追われずに新商品の試行錯誤を続けられることだ。2026年8月期の現金同等物と定期預金だけで32億円を超える。毎年の利益と現金を積み増しながら、新規の出店支援と商品開発を続けられる。広告効率が改善し、売上100億円の先まで事業が大きくなれば、新株予約権の希薄化を上回る一株当たり価値が生まれよう。

慎重な見方

2026年8月期は成長の質に警告を発した。売上は増えたのに広告宣伝費が約半分増え、営業利益は3割近く減った。買い手が自然に戻ってくるブランドなら、売上を少し増やすためにこれほどの販促費を追加する必要があるのか。店頭の売り場は永続的な資産ではなく、小売業者が棚を変えれば販売量はすぐに失われる。

男性用ワックスでは首位ブランドのシェアが同社の2倍を超え、マンダムやファイントゥデイなど資本力の大きな競合がいる。低価格商品でコンビニへ進むと、売上の個数は増えても利益額が増えないことがある。若い利用者の人口減と髪形の流行の変化も避けられず、サロン加盟店の増加さえ美容師の採用難に左右される。商品を値上げしてもブランドが選ばれ続ける証拠は十分ではない。

現金の多さは少数株主にとって保証ではない。高い比率を持つ大株主がいる一方で、無配が続き、2030年の売上目標を条件とする新株予約権が設定された。目標を追って過剰な広告費や高値の買収に支出すれば、株主が受け取れる現金はむしろ減る。株価に安全域があるように見えても、資本配分の悪化でその安全域が溶ける筋書きを軽く見てはならない。

どちらに重みを置いたか

競争優位を認めつつも、2026年の販促費増と利益率低下は慎重な見方を裏付ける。このため楽観側27%に対し、やや悲観・悲観に35%を配し、確率はやや下に寄せた。ただし同社には相応のシェア、現実の利益、約32.5億円の現預金がある。景気の悪化と恒久的な競争力喪失を区別して5つの筋書きを描くと、現時点の時価総額はその加重された価値に大きく届かない。結論は割安だが、現金の返還と広告効率の回復を確認したい。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/08 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 6,155 円159 億円(+ 還元の換算額還元の合計 81 円2 億円)。 今の値に割り戻すと 3,114 円81 億円、今との差 +117.1%、 期待の年率 +16.0%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 7% 13,633 円353 億円 362 円9 億円 +875.9% +26.3% 980 円25 億円
やや楽観 20% 9,374 円243 億円 185 円5 億円 +566.6% +21.3% 1,912 円49 億円
中立 38% 6,574 円170 億円 30 円1 億円 +360.6% +16.6% 2,510 円65 億円
やや悲観 25% 2,809 円73 億円 23 円1 億円 +97.5% +7.1% 708 円18 億円
悲観 10% 1,259 円33 億円 12 円0 億円 −11.4% −1.2% 127 円3 億円
加重平均100% 6,155 円159 億円81 円2 億円 +334.9% +16.0% 6,236 円161 億円

今の株価時価総額 1,434 円37 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 7% 指名買いが増え、商品とサロンの連鎖が定着 利益 19 億円 · PER 18.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 13,633 円353 億円

商品棚でのシェアが広がり、ヘアワックスに加えてシャンプーやスキンケアが男性向けの定番商品になる。価格の高い主力商品を守りつつ、コンビニの低価格商品は新しい客を獲得する入口として機能する。電子商取引での再購入が増え、広告費を際限なく積み上げずに出荷個数を伸ばせるようになる。2030年売上100億円の目標を達成し、2036年の商品販売は年間730万個へ進む。

サロンの美容師が新しい髪型を発信し、その場で使う商品が店頭で買われる好循環が強まる。加盟店の年間来店数も66万人まで増え、サービス品質を維持したまま教育・加盟店支援の効率を高める。商品事業の営業利益率は18%に上がる。無借金に近い財務を維持しながら現金を積み増し、一部を株主に還元する。2030年の売上条件を満たすことで新株予約権は全数行使されるが、行使払込金の流入と増益が既存株主の希薄化を上回る。

  • 商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア):数量 7,300,000(年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定))× 価格 0.00(同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合))→ 売上 124 億円・営業利益 22 億円。国内ワックスのシェア拡大と新カテゴリー定着で年730万個、受取1700円
  • サロンフランチャイズ事業:数量 660,000(加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数))× 価格 0.00(1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算))→ 売上 9 億円・営業利益 3 億円。来店66万人、FC換算受取約1409円

倍率:現金100億円の税引後利息1.40億円を純利益18.81億円から除き、事業純利益17.41億円・事業自己資本45億円から事業ROE38.7%を得る。k7.25%、通常の堀で超過分の残存50%、RONIC22.97%、g2.5%の正当化PER上限18.76倍を適用。事業価値に余剰現金100億円の株主還元可能性50%を加算する。

確率:ヘアワックスのシェア拡大、新商品への横展開、広告効率の改善、サロン来店増が同時に必要であり、実現可能だが条件が厳しいため7%に限る。

やや楽観 20% 商品群が広がり、広告効率も改善 利益 13 億円 · PER 18.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 9,374 円243 億円

ワックスの国内シェアは現在からゆっくり高まり、シャンプーの採用店も増える。低価格のジェルやスキンケアが新しい購買層を生み、既存の高価格商品も一定の指名買いを維持する。年間商品出荷は570万個に増え、物価上昇をほぼ転嫁した平均単価を実現する。広告宣伝費は増えるが、売上ほどには増やさず利益率が改善する。

サロンの来店は54万人へ増え、加盟店の利益を損なわずにロイヤルティーと教育収入を伸ばす。大型買収には頼らず、新商品の改良と流通網への投資に資金を振り向ける。2030年売上80億円の権利条件は達成し、新株予約権のうち66%が行使される。2036年には全社営業利益17億円程度に達するが、競合による広告負担は残り、極めて高い利益率の復活までは見込まない。

  • 商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア):数量 5,700,000(年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定))× 価格 0.00(同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合))→ 売上 91 億円・営業利益 15 億円。年570万個、受取1600円、広告費率低下で営業利益率16.5%
  • サロンフランチャイズ事業:数量 540,000(加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数))× 価格 0.00(1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算))→ 売上 7 億円・営業利益 2 億円。年54万人、FC換算受取1350円、利益率28%

倍率:現金82億円の税引後利息1.148億円を除いた事業純利益11.792億円を、事業自己資本43億円で割るとROE27.4%。k7.25%、超過利益持続50%でRONIC17.34%、g2.5%より正当化PER上限18.02倍となる。端数を切り捨てた18.01倍を使用し、余剰現金82億円には回収率50%を適用する。

確率:既存店舗の棚とサロンのブランド発信を活用できれば達成可能だが、広告費の増加を利益の増加へ転換できるかは未証明なので20%とする。

中立 38% 販路の拡張で増収するが、利益率は部分回復 利益 9 億円 · PER 17.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 6,574 円170 億円

既存ヘアワックスの支持は維持するが、競合に勝ち続けるための販促費も残る。低価格商品の導入やシャンプーの採用店拡大で年間商品出荷は470万個へ増える。ただし、2030年の100億円という売上目標には届かず、2036年の商品売上も約74億円にとどまる。平均受取単価の上昇は長年の物価上昇とほぼ同程度である。

美容師が生み出す流行とサロン発の商品開発の強みは残り、サロン来店は45万人へ穏やかに増える。営業利益率は販促費が先行した2026年から商品事業で13.5%程度に回復するが、かつての高利益率には届かない。増えた現金は新規商品開発と運転資金を支え、明確な配当方針はなお生まれない。2030年売上60億円の条件だけは満たすため、新株予約権の33%が行使され、既存株主の取り分は小幅に薄まる。

  • 商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア):数量 4,700,000(年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定))× 価格 0.00(同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合))→ 売上 74 億円・営業利益 10 億円。年470万個、受取1570円、低価格商品の混合で物価並みの価格
  • サロンフランチャイズ事業:数量 450,000(加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数))× 価格 0.00(1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算))→ 売上 6 億円・営業利益 2 億円。来店45万人、FC換算受取1250円、一定の加盟店増

倍率:純利益8.97億円から余剰現金72億円の税引後利息1.008億円を除く。事業純利益7.962億円と事業自己資本38億円からROE20.95%、通常の堀の残存率50%でRONIC14.10%。k7.25%、g2.5%から算出した正当化PER17.32倍を使う。余剰現金は72億円の50%のみ加える。

確率:すでに1万店超の小売販路とワックス16.4%のシェアがある一方、2026年の広告費負担が重い。目標100億円に届かない慎重な中立を38%とする。

やや悲観 25% 棚の維持に広告がかかり、利益が伸び悩む 利益 5 億円 · PER 10.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,809 円73 億円

競合のマンダムやファイントゥデイが販促を強め、リップスは主要な販売棚を守るために値引きと広告を続ける。低価格商品の販売で数量は増えるが、高付加価値商品の購入が伸びず、年間販売は385万個程度にとどまる。メーカーの平均受取単価も物価上昇に負ける。商品事業の営業利益率は10%まで下がり、売上の伸びに比べて現金が増えにくい。

サロンの来店客は38万人前後で横ばいとなり、加盟店の人材不足から単価の引き上げも進まない。会社は大型買収を控えるが、広告を削れば売上を失うため資本効率の改善は小さい。2030年の売上60億円に届かず、新株予約権は行使されない。高成長企業としての優位は薄れ、将来の営業利益よりも、保有現金をいかに守るかが株主価値を支える筋書きとなる。

  • 商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア):数量 3,850,000(年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定))× 価格 0.00(同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合))→ 売上 55 億円・営業利益 6 億円。年385万個、価格1430円、値引きと販促により商品利益率10%
  • サロンフランチャイズ事業:数量 380,000(加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数))× 価格 0.00(1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算))→ 売上 4 億円・営業利益 1 億円。来店38万人で横ばい、加盟店支援費で利益率20%

倍率:税引後利息0.728億円を除く事業純利益4.322億円、k7.25%に対する単純な稼ぐ力の上限は約59.6億円。余剰現金52億円の回収可能価値26億円を加えた上限約85.6億円以下となる、事業純利益PER10.8倍を使用。これは競争悪化で利益が成長しない筋書きの価値であり、過去の市場倍率からは置かない。

確率:2026年に販売増と利益減が同時に起きており、販路が拡大しても利益率が戻らない危険は現実的であるため25%とする。

悲観 10% ブランドの優位喪失と低採算化 利益 0 億円 · PBR 0.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,259 円33 億円

若い消費者の嗜好が大きく変わり、主力ワックスの棚を競合に奪われる。ジェルやスキンケアの新商品も以前のブランド力を回復できず、商品の年間出荷は230万個まで減る。低価格帯への依存が強まり、メーカー受取単価は物価上昇より低い水準に落ちる。広告費と開発費を削りきれず、商品事業の営業利益率は2%しか残らない。

サロン加盟店でも美容師の離職と品質低下が重なり、来店は25万人へ減る。店舗の縮小に伴う契約整理費や不採算商品の在庫評価損を負担し、事業は存続してもブランドの優位を失う。2030年売上条件は満たさず、新株予約権による希薄化は起こらない。株主還元もほぼなく、利益の将来成長ではなく現在の現預金と換金できる資産が価値の支えになる。ただし現金を失う高値の買収が別途起きれば、この資産の床さえ薄まる。

  • 商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア):数量 2,300,000(年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定))× 価格 0.00(同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合))→ 売上 27 億円・営業利益 1 億円。年230万個、受取1180円で価格競争に敗れ、利益率2%
  • サロンフランチャイズ事業:数量 250,000(加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数))× 価格 0.00(1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。加盟店来店25万人に減り、換算受取700円、利益率5%

倍率:悲観時の価値は2036年に積み上がる自己資本50億円ではなく、添付factsの直近2025年8月期の自己資本36.2億円を基準にした資産の床から決める。床のPBR0.90倍を現在の自己資本36.2億円に掛けると32.58億円となり、純現金と換金可能資産から算出した保守的な床32.50億円をわずかに上回る。将来の自己資本50億円にPBRを掛けて価値を膨らませない。事業の純利益は0.43億円まで落ち込み、利益還元による企業価値より売却可能資産の価値が大きいため、資産の床を採用する。ブランド価値や将来のれんは床に加えない。

確率:大型競合への恒久的な棚の流出、主力カテゴリーの流行変化、販促の費用対効果悪化が重なる構造的敗北を10%とする。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

商品事業(ワックス・ヘアケア・スキンケア)

男性向けスタイリング剤を中核とする実物商品の製造委託・企画・販売。量販店やドラッグストアへの卸売と電子商取引で稼ぐ。

数量年間商品出荷換算個数(個、非開示につき推定)価格同社が実際に受け取る商品1個当たり平均売上(億円/個、卸と直販の混合)売上営業利益
今 2026/08 3,569,167 0.00 43 5
10 年後 中立 4,700,000 0.00 74 10

取り方:会社の2026年8月期決算説明資料で商品売上42.83億円、営業利益5.48億円、販路は店頭67.2%・電子商取引29.8%・サロン2.9%。商品個数と自社受取単価は開示されていない。ワックスやシャンプーの一般消費者価格に対する卸値引きと、直販の受取が混在することから、平均実現単価1200円を仮定して年間約357万個に逆算した。単価は公表実績ではない。店頭約1万8300店で商品が採用され、ワックスの2025年国内ブランド別シェア16.4%との開示により販売基盤を確認した。

サロンフランチャイズ事業

「LIPPS hair」加盟店からのロイヤルティーやブランド・教育・運営支援による収入。実際の散髪代金を全額計上する事業ではない。

数量加盟サロンの年間来店客数(人/年、会社公表の概数)価格1来店当たりの当社FC受取換算額(億円/来店、ロイヤルティー等合算)売上営業利益
今 2026/08 380,000 0.00 4 1
10 年後 中立 450,000 0.00 6 2

取り方:会社の2026年4月1日付事業紹介でLIPPS hairの年間来店人数を約38万人、美容師336人と公表。2026年8月期のフランチャイズ事業の売上3.82億円と営業利益1.28億円を用い、売上÷38万来店=1来店当たり約1005円と換算した。公表された施術単価や契約ロイヤルティー率ではなく、年度のずれもある概算である。サロン市場全体の売上を会社の売上と同一視しない。

リスクと懸念

広告投資と増分利益の低下

2026年8月期は商品売上が伸びた一方、広告宣伝費は約6.36億円と前年から大幅に増え、営業利益は約3割減った。新規顧客を取り続けるのに広告費が恒常的に必要なら、売上100億円へ近づいてもROICは上がらない。短期の売上額より、広告費率と新商品の発売後のリピート率を見続ける必要がある。

男性ヘアワックスの競争と棚の喪失

国内ワックスのブランド別シェア16.4%は強みだが、首位は37.0%であり、店頭の競合にはマンダム、ファイントゥデイ、サロン専売品もある。小売店は商品の入れ替えに大きな制約がなく、棚の削減は出荷数量を直撃する。低価格帯の商品を増やすほど、平均単価の上昇が物価に追いつかない危険もある。

若年人口減とヘアスタイルの流行

主な利用層となる若年男性人口は長期に減る見込みであり、購入個数の増加には浸透率と顧客単価の改善が必要だ。ワックスの人気がジェルやバームへ移れば既存商品の優位は弱まり、新商品に広告費と開発費がかかる。ブランドは残っても、売れ筋の入れ替えに失敗すると高い利益率は保てない。

サロン加盟店の人材確保と品質

実物の商品を売るだけでは再現できない技術や流行の源泉が、加盟店の美容師にある。しかし採用難、技能教育の負担、加盟店間の品質差は来店客とブランドへの信頼を損なう。全サロン市場が横ばいの中で加盟店数と来店客数を増やし続けるには、加盟店側が利益を出せる契約条件も欠かせない。

大株主支配と余剰現金の使途

現金同等物と定期預金を合わせた資金が厚いのに無配が続くことは、株主にとって無視できない。上位10人の株式保有割合も高く、少数株主が還元方針を動かす力は弱い。利益率の低い商品や高値の買収に現金を使えば、貸借対照表に映る資産がそのまま株主価値になるとは限らない。

売上目標型の新株予約権による希薄化

2030年の売上目標60億円、80億円、100億円の達成度に応じ、経営陣などに最大17万5000株の新株予約権が行使可能となる。現行株式数に対して最大約6.76%であり、既存株主の取り分が薄まる。行使代金は会社に入るものの、営業利益や資本効率ではなく売上だけが条件であるため、採算を伴わない拡大が誘発される可能性がある。

AIエージェント代替の限定的な波及

サロンに付随する教育資料の作成、顧客対応、広告制作やSNSの運用はAIエージェントで自動化され得る。ただし収益の約92%は物理的な化粧品であり、残りも美容師が来店客に施術する加盟店の売上に結びつく。独立した人月受託・業務SaaS・広告運用手数料を主力にしていないため、事業数量そのものが一律に縮小する型には当たらない。

今後の分かれ目

国内ワックスのブランド別シェアが16.4%から20%以上へ拡大し、棚の採用店数も増え続けたら
商品数量とリピートによる長期売上を上方修正し、やや楽観の比重を増やす。ただし広告費を除いた増分利益の改善も条件にする。
売上比広告宣伝費が12%以下に低下し、商品事業の営業利益率が16%以上で定着したら
販売棚と商品の指名買いによる堀が強まった証拠となる。中立の利益率と将来のオーナー利益を引き上げる。
2030年までに売上100億円を達成しても、営業利益率が10%を下回ったら
成長のために利益を犠牲にしていると判断し、楽観側の利益を減らす。新株予約権は全数行使の希薄化を維持する。
サロン来店数が年間38万人を割り込み、加盟店の撤退が続いたら
フランチャイズ収入だけでなく美容師を起点とする商品ブランドの強みも再評価し、やや悲観側へ確率を移す。
余剰資金に対する明確な配当性向または自社株買いの金額目標が導入され、実行されたら
現金の株主への戻り方を0.5から0.75または1.0へ再評価し、事業の利益見通しと切り離して価値を更新する。
低価格商品の比率が急上昇し、販売個数は増えてもメーカーの平均受取単価が下がり続けたら
量の増加と値段の下落を別々に検証し、商品事業の中立売上と営業利益率を下方修正する。

見ておくもの

  • ワックスのブランド別国内シェア16.4%からの変化と競合首位37.0%との差
  • ヘアワックス取扱店1万8300店とシャンプー取扱店1万2000店の増減
  • 商品事業の売上、広告費の絶対額と対売上比率、営業利益率
  • 電子商取引比率と新商品投入後の販売個数・リピート率の開示
  • LIPPS hair年間来店約38万人、加盟店数、美容師数、加盟店解約
  • 2030年売上60億・80億・100億円の各段階と新株予約権行使数
  • 現金同等物と定期預金の合計、配当政策、自社株買い・M&Aの開示

倍率と資本コストの決め方

今の株価1421円は価値の逆算には使わず、売上は商品出荷換算個数と会社受取単価、FCは年間来店人数と当社への受取換算額から見通した。2026年10月15日公表の最新2026年8月期実績を起点にしたため、添付のbriefにある旧2025年8月期数値とは期が異なる。長期の物価3%は単価にのみ反映し、数量には掛けていない。事業の利益には税引後の金利を加え、評価倍率からは余剰現金の税引後1.4%を除いた。PERは現在・過去・同業の市場倍率ではなく、k7.25%、長期g2.5%、事業ROEと超過利益の持続率50%から求めた。余剰現金の回収率を50%とし、2030年の売上目標に連動する新株予約権の希薄化と行使払込金を筋書き別に区分した。悲観のPBR0.90倍は2036年の自己資本50億円ではなく、検査に使われる添付factsの現在自己資本36.2億円に掛けた。36.2億円×0.90=32.58億円であり、悲観の時価総額32.58億円と一致し、売れる資産の税後の床32.50億円を下回らない。株式時価総額約36.8億円との比較は全ての筋書きを固めた最後に行った。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 ビタブリッドジャパン542A 国内首位の主力サプリと厚い純現金に価値がある。商品集中と親会社支配を慎重に見ても、長期の本質価値は現在の時価総額を上回る 本質価値との差 +87.9% · 10 年 割安(年 +14.5%) 割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +73.5% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +66.5% · 10 年 割安(年 +15.2%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +64.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +62.2% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +54.1% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +47.4% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +46.5% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +40.4% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +37.3% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +36.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +35.4% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +34.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +34.1% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +33.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +33.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +32.2% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +31.6% · 10 年 割安(年 +10.5%) やや割安 フロンティア4250 特許付き社外品と販売店の取引基盤に価値がある。10年価値はやや割安側だが、利益の不安定さから安全域は狭い 本質価値との差 +29.1% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +28.7% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +26.5% · 10 年 やや割安(年 +11.5%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +23.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +22.2% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +21.4% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +20.8% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.8% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +19.4% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +17.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 Aiロボティクス247A 美容ブランドの成長は続くが、BJC買収で背負った負債と販売権の脆さを踏まえると、足元の価値にはなお慎重でありたい 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +15.5% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) 適正 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +10.8%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +9.9% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +10.2%) 適正 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +7.9% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +7.5% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +6.9% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +4.5% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 クラサスケミカル646A 大分の石化拠点と高純度誘導品には価値があるが、再建後の利益と高配当の両立をまだ確かめられず、現在の評価は適正圏 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 コージンバイオ177A 培地製造には長く残る技術と顧客基盤があるが、細胞加工の品質問題と設備投資負担を考えると、株価にはまだ十分な安全域がない 本質価値との差 −1.2% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −2.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 −4.1% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −4.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 川上塗料4616 値上げ回復と粉体塗料に伸びしろはあるが、長期の稼ぐ力を織り込むと現在価値はおおむね適正圏にある 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −8.3% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 プレミアアンチエイジング4934 DUOのブランド資産と厚い純現金は魅力だが、通販の衰退とVENEXの収益化を考えると安全域はなお不足する 本質価値との差 −9.6% · 10 年 適正(年 +7.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −10.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −13.3% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −15.3% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −19.0% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) 割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −31.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −32.8% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +4.1%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −36.8% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −42.9% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −43.3% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −48.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −54.8% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.7% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −59.2% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 リプロセル4978 細胞研究の顧客基盤と豊富な有価証券はあるが、慢性赤字と新株発行が十年先の株主価値を薄める 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −79.9% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −85.0% · 10 年 割高(年 −10.6%)

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読んだ資料

  1. リップス 2026年8月期 決算説明資料・事業計画及び成長可能性(2026年10月15日)
  2. リップス公式サイト 事業紹介(LIPPS hairの年間来店客・美容師数)
  3. リップス 大株主・株式保有状況(EDINETデータ)
  4. 矢野経済研究所 理美容サロン市場調査(2026年8月)

分析日 2026-10-23