株譜
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ステラケミファ 4109

半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,771 円698 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,670 円565 億円差 +23.6%
10 年後から見ると やや割安 価値 5,771 円698 億円 · 差 +23.6% · 期待の年率 +8.7%
期待の年率リターン(10 年)+8.7%資本コスト比 +0.9 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ステラケミファは、半導体の回路を削る超高純度のフッ酸を主力とする化学メーカーだ。売上の約 6 割がこの薬液で、残りは原子力向けのホウ酸、歯磨き用の添加剤、グループ内の物流事業が占める。国内では首位格で、10 年先も事業が残ることは疑わない。筆者の結論は、今の値段は 10 年先の価値とほぼ釣り合う、というものだ。

強みは、フッ酸がシリコン酸化膜を削れる唯一の薬液で、半導体が増えれば必ず要ることにある。弱みは、出荷量が 5 年ほぼ横ばいで、売上の伸びを支えたのが原料高の転嫁だったことだ。工場の稼働はまだ 7 割ほどで、AI 向けのメモリ投資が本格化すれば利益は大きく動く。ただ韓国や中国は自国で薬液を作る力をつけており、シェアを守り切れる保証はない。

資本の使い方は評価が割れる。自己資本比率は 75% と厚く現金も多いのに、ROE は資本コストに届かない。大株主にはダルトンなど物言う株主が並び、会社は総還元性向 100% 以上を掲げて応じている。中立の筋書きでは 10 年後の純利益は今の 1.8 倍、時価総額は約 700 億円になる。楽観と悲観の重みがほぼ等しく、割安とも割高とも言い切れない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず「この会社の稼ぎのうち、本当に株主の手元に残る分はいくらか」を問う。2026 年 3 月期の純利益は 31 億円だが、設備投資は減価償却を大きく上回る 42 億円で、出資も 36 億円ある。自由に配れる利益は純利益よりずっと小さく、見かけの ROE は実力より甘い。

事業の質は悪くない。フッ酸は代わりのない薬液で、10 年後も半導体の工場で使われている。ただ、堀が広がっているとまでは言えない。出荷量は 5 年動かず、利益率も 10% 前後で足踏みしてきた。一時の需要で稼ぐのでなく、どの局面でも一定のシェアを守れる会社かが問われる。

経営は、現金を貯め込まず返す姿勢に変わりつつある。物言う株主が前に出た結果とはいえ、方向は正しい。気になるのは、同時に新工場への投資と持ち合い型の出資を進めることだ。投資の回収が見えるまで、筆者は慎重に見る。

値段の安全域は、今は薄い。強気と慎重のどちらの筋書きにも根拠があり、確率を大きく傾ける材料は見つからない。わかりにくい部分が多い会社には、安全域を厚く求めたい。今の値段はその厚さをくれていない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、半導体の製造工程で使うエッチング・洗浄用のフッ酸系薬液だ。2026 年 3 月期の売上は 368 億円で、うち半導体向けが 222 億円と全体の 6 割を占める。ウエハーの表面の酸化膜を溶かす工程に使われ、不純物は 1 兆分の 1 以下まで落とす。純度の等級は 9N から 12N までそろえ、微細化が進むほど高い等級が要る。

製造能力は年 10.5 万トンで、大阪府堺市の三宝工場が 6.5 万トン、北九州工場が 3 万トン、シンガポールが 1 万トンだ。実際の出荷は 7.4 万トンで、稼働は約 7 割にとどまる。出荷先は日本・韓国・台湾・シンガポールが中心で、高純度薬品の売上の 56% が海外だ。原料の蛍石と硫酸からフッ化水素をつくる川上から、充填と輸送まで自社で持つ。

半導体以外にも柱がある。原子力発電所の炉水に溶かす濃縮ホウ酸は、国内で初めて量産に成功した品だ。歯磨き用のフッ化スズは米国の食品医薬品局の工場査察を終え、欧米向けを伸ばしている。タンタルコンデンサー向けの助剤、工業用フッ酸、仕入れて売る商品も合わせて 100 億円弱ある。

もう一つの柱が物流の子会社ブルーエキスプレスで、売上 49 億円、営業利益は 10 億円ある。化学品を運ぶタンクコンテナ 652 基などを持ち、薬液の輸送を支える。営業利益は全社の 2 割強を稼ぐが、利益率が高く出る理由は開示だけでは確かめきれない。

優良さと弱いところ

堀は、顧客の工場に合わせた品質管理と、複数の拠点から切らさず届ける体制にある。薬液は工場の歩留まりに直結するので、半導体メーカーは一度認めた供給元を簡単には替えない。超高純度の等級を安定して作れる国内の会社は限られ、森田化学工業とダイキン工業が競合に挙がる。世界シェアは 5〜8 割という推定が出回るが、会社の開示はなく、筆者は数字を使わない。

値決め力は中くらいだ。2026 年 3 月期は原料高を価格に転嫁して利益が増えた。だが中国から輸入するフッ化水素酸の値段はこの 4 年で 4 割近く上がり、転嫁が後追いになる構図は変わらない。営業利益率は 9% から 14% の間を行き来してきた。化学材料としては並の水準だ。

財務は堅い。自己資本比率は 75%、現預金 148 億円に対し有利子負債は 57 億円で、利払いに困る心配はない。一方で ROE は 6% 台で、資本コストの 7〜8% に届かない。分厚い貸借対照表が収益性を押し下げている。

経営の弱点は、会社自身が認める依存の大きさだ。売上の 6 割が半導体で、特定の国や取引先への偏りを減らすことを課題に挙げている。新規事業の売上目標も 2030 年代半ばで 50〜100 億円と小さく、本業の外に第二の柱が育つのは遠い話だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体材料は、投資の山と谷を繰り返しながら長い目では伸びる市場だ。業界全体は年 6〜8% の拡大が見込まれ、AI 向けのメモリと先端ロジックが牽引する。会社の資料によれば、マイクロンが広島・米国・シンガポールで工場を建て、キオクシアも 2028 年度まで年 4,700 億円規模の投資を計画する。TSMC の熊本第 2 工場やラピダスも立ち上がる。本格的な需要の拡大は 2027 年度の後半以降と、会社は見る。

ただ、この会社の出荷量は 5 年前と同じ水準だ。2022 年 3 月期の 7.5 万トンが 2026 年 3 月期は 7.4 万トンで、その間に 2023〜24 年のメモリ不況で 6.5 万トンまで落ちた。市場が伸びても、自社の量が自動的に伸びるわけではない。

最大の変化は韓国だ。日本が 2019 年に輸出規制をかけて以降、韓国は薬液の国産化を進めた。ステラも韓国の合弁を解消し、販売を日本・台湾・欧米に振り向けている。韓国の同業ソウルブレインとは資本提携に至り、競争相手を味方に取り込む形になった。中国でも国産化が進み、汎用から中位の品でシェアを削られる恐れが続く。

競争の軸は二つある。一つは、微細化で上がる純度の要求に応える技術だ。もう一つは、顧客の新工場の近くで供給できる拠点網で、米国や台湾に新しい生産拠点を持てるかが分かれ目になる。会社は新工場を検討中と述べるが、場所と時期は決まっていない。

資本政策と M&A

資本政策は「厚い貸借対照表を削る」方向に動いている。第 4 次中計は 3 年累計で総還元性向 100% 以上を掲げ、配当に下限を設けた。2026 年 3 月期は創業 110 周年の記念配当を足し、8 月には最大 19 億円の自社株買いを決めて 10 月に終えた。自己資本比率の目標は 50〜60% で、今の 75% からかなり下がる。

目を引くのは、2026 年 2 月に結んだ韓国ソウルブレインとの資本業務提携だ。同社に自己株式を約 3% 渡し、見返りにソウルブレイン株を約 1.7% 買った。どちらも約 21 億円で、実質は株の持ち合いである。あわせて、重要な発注先であるフッ素樹脂ライニング会社サンフロロシステムに、約 15 億円でファンド経由の間接出資も決めた。

筆者は、この種の出資に慎重だ。提携の相手は競合でもあり、狙いどおりの協業になるかは読めない。出資した額はまだ連結の純利益に何も足していない。

株主の顔ぶれも変わった。ダルトン・インベストメンツが約 14%、不動産会社の FUKADA とその共同保有者が約 15% を持ち、筆頭株主は FUKADA になった。基準日の定款変更を求める株主提案は取締役会が反対したが、還元と資本効率を巡る圧力は強い。買収の動きは開示に出ていない。

10年の還元は、中計の総還元性向100%以上より薄い9割弱で置いた。純利益を超えないので、余った現金は別に足してよい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AI がメモリの需要を一段押し上げ、フッ酸の使用量は工場の増設に比例して増える。顧客のメモリ大手が米国・広島・シンガポールで新工場を立ち上げる 2027 年後半から、薬液の出荷量が伸びはじめる。同社の工場は稼働 7 割で、10 万トンの能力に余裕がある。固定費はすでに回収済みなので、増える売上の多くが利益に回る。

値段の面でも追い風が吹く。原料高の転嫁が定着し、選択エッチング液のように値付けしやすい機能性の薬液が加わる。シンガポールの拠点に加え、米国や台湾に新しい生産拠点を持てば、北米の売上が上積みされる。ソウルブレインとの提携で、韓国の取引も守れる。

株主の側にも追い風がある。総還元性向 100% 以上と自己資本比率 50〜60% の目標が守られれば、純利益が伸びる一方で自己資本は膨らまず、ROE は 10% 台に上がる。物言う株主が 3 割近くを握る中、資本の無駄遣いは許されない。電池の被覆材や細胞培養容器などの新規事業が芽を出せば、利益の底上げも見込める。会社は 2030 年代半ばに新規事業で 50〜100 億円の売上を描き、全固体電池向けの被覆材は 2030 年ごろの製品化をめざす。小さな種でも、本業の循環をならす役には立つ。

慎重な見方

出荷量が 5 年動かなかった事実がすべてを語る。市場全体が育っても、シェアは顧客の工場の近くで作る競合に取られる。韓国は自国生産へ切り替え、ステラは合弁を畳んだ。中国も汎用から中位の品でキャッチアップしている。米国や台湾の新工場を作らなければ需要を取れず、作れば投資が重く、稼働が上がらなければ減価償却だけが残る。

半導体は循環産業だ。メモリは過去にも 2〜3 年周期で需要が 3〜4 割落ちた。今の投資ブームが一巡して在庫調整に入れば、稼働は 7 割から 5 割台に下がりうる。原料のフッ化水素酸は中国の価格に連動し、値上げの転嫁は後追いになる。

資本の使い方も不安だ。ROE は資本コストを下回り、それでも新工場、ソウルブレインへの出資、サンフロロシステムへの出資を並べる。出資は純利益に何も足していない。物言う株主が入った会社は、短期の還元に引っぱられて成長投資を絞り、長期の競争力を損ねやすい。10 年のうちに半導体の需要が落ち込めば、今の値段は割高だったことになる。しかも売上の 4 割は半導体以外で、その多くは利益率の低い仕入商品と一般製品、物流だ。本業が崩れたときの受け皿としては力が弱い。

どちらに重みを置いたか

両方の言い分に根拠があり、確率は大きく傾けなかった。楽観・やや楽観を合わせて 32%、やや悲観・悲観を合わせて 35% とし、悲観側をわずかに厚くした。理由は、強気を支える投資計画は顧客の意思次第で、同社の出荷量が 5 年動かなかった事実は動かないからだ。一方で、フッ酸という代わりのない薬液と、国内首位格の立場、投資計画の上方修正という追い風も軽くない。中立が最も重く、値段が適正圏に収まる結果になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 7,577 円916 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 3,165 円383 億円)。 今の値に割り戻すと 5,771 円698 億円、今との差 +23.6%、 期待の年率 +8.7%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 16,680 円2,017 億円 4,382 円530 億円 +351.0% +16.3% 2,106 円255 億円
やや楽観 22% 11,614 円1,405 億円 4,010 円485 億円 +234.6% +12.8% 3,437 円416 億円
中立 33% 7,789 円942 億円 3,307 円400 億円 +137.6% +9.0% 3,662 円443 億円
やや悲観 23% 2,916 円353 億円 2,456 円297 億円 +15.0% +1.4% 1,236 円149 億円
悲観 12% 939 円114 億円 1,571 円190 億円 −46.2% −6.0% 301 円36 億円
加重平均100% 7,577 円916 億円3,165 円383 億円 +130.0% +8.7% 10,742 円1,299 億円

今の株価時価総額 4,670 円565 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 楽観:AI メモリ投資が続き、北米・台湾の新拠点も成功 利益 105 億円 · PER 18.7 倍 · 株価時価総額 16,680 円2,017 億円

メモリ大手の新工場が 2027 年後半から次々に立ち上がり、ステラの出荷量は 10 年で 1.7 倍の 12.5 万トンに増える。米国か台湾に新しい生産拠点を持ち、能力はこれに合わせて広げる。

値段も物価を上回る。選択エッチング液のような機能性の薬液が加わり、1 トンあたりの売上は 1.5 倍に上がる。半導体の営業利益率は 19% まで上がる。固定費を薄める効果と、品揃えの高度化が重なる結果だ。

濃縮ホウ酸は海外の原子力施設向けが伸び、電池の被覆材、細胞培養容器、有機フッ素化合物も売上に育つ。会社が掲げる 2030 年代半ばの新規事業 50〜100 億円が、上限近くまで届く姿だ。その他の売上は 2.7 倍に増える。物流は薬液の輸送量に連動して伸びる。

全体の営業利益は 155 億円で今の 3.3 倍になる。還元は純利益の 8 割にとどめ、残りは新工場に回す。ソウルブレインとの提携は韓国の取引を守る役目を果たす。

  • 半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸):数量 125(半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質))× 価格 4.57(出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む))→ 売上 574 億円・営業利益 109 億円。数量 1.70 倍・価格 1.52 倍、営業利益率 19.0%
  • その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品):数量 26.0(販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算))× 価格 9.80(1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定))→ 売上 254 億円・営業利益 31 億円。数量 1.90 倍・価格 1.40 倍、営業利益率 12.0%
  • 運輸事業(ブルーエキスプレス):数量 110(運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた))× 価格 0.84(1 千件あたりの売上(億円/千件、名目))→ 売上 92 億円・営業利益 19 億円。数量 1.35 倍・価格 1.40 倍、営業利益率 20.0%

倍率:事業の純利益 105 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.1% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 18.72 倍、時価総額 2,017 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI 向けメモリ投資が 10 年たっても続き、同社が北米で顧客を獲得する筋書きは、顧客の投資計画の上方修正が裏づけるが、同社の出荷量が 5 年動かなかった事実があり、確率は 10% にとどめた。

やや楽観 22% やや楽観:投資ブームが続き、稼働が上がって利益率が伸びる 利益 77 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 11,614 円1,405 億円

メモリ投資は循環しながら高い水準を保ち、出荷量は 10 年で 1.5 倍の 10.9 万トンに増える。工場の稼働は 9 割台に上がり、能力の増設が要る。北米と台湾の売上が少しずつ積み上がる。

価格は物価を少し上回り、1 トンあたり 1.4 倍になる。半導体の営業利益率は 17% に上がる。固定費が薄まり、原料の転嫁も定着するからだ。

ホウ酸とフッ化スズは海外向けが伸び、新規事業も一部が売上に届く。その他の売上は 2.2 倍になる。物流も薬液の増加に合わせて 1.7 倍に伸びる。

営業利益は 114 億円で今の 2.5 倍になる。還元は純利益の 9 割弱を続け、自己資本は 540 億円に収まる。

  • 半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸):数量 109(半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質))× 価格 4.27(出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む))→ 売上 467 億円・営業利益 79 億円。数量 1.48 倍・価格 1.42 倍、営業利益率 17.0%
  • その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品):数量 21.9(販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算))× 価格 9.59(1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定))→ 売上 210 億円・営業利益 22 億円。数量 1.60 倍・価格 1.37 倍、営業利益率 10.5%
  • 運輸事業(ブルーエキスプレス):数量 99.4(運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた))× 価格 0.82(1 千件あたりの売上(億円/千件、名目))→ 売上 82 億円・営業利益 16 億円。数量 1.22 倍・価格 1.37 倍、営業利益率 19.0%

倍率:事業の純利益 76 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 17.61 倍、時価総額 1,405 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:メモリの投資は山谷を作りながら高い水準が続き、同社が米国・台湾の需要を一部取るという、楽観の手前の筋書きの確率を 22% とした。顧客の投資計画の上方修正に根拠がある。

中立 33% 中立:出荷量は 3 割増、価格は物価並み、稼働が上がり利益率が 15% に 利益 57 億円 · PER 15.8 倍 · 株価時価総額 7,789 円942 億円

出荷量は 10 年で 3 割増え、9.6 万トンになる。会社が見込む 2028 年 3 月期の 9 万トンに近く、年率 2.7% 増だ。能力は 10.5 万トンなので、10 年のうちに新しい生産拠点が要る。価格は物価並みの 1.34 倍で、半導体の売上は 387 億円になる。

半導体の営業利益率は 14% から 15% に上がる。稼働が 7 割から 9 割強に上がり、固定費が薄まる。ただ新工場の償却がその分を食う。

ホウ酸・フッ化スズ・電池材料の新規事業は一部が実り、その他の売上は 173 億円に伸びる。物流の売上は 75 億円で、利益率は 21% から 18% に下がる。人件費が運賃に追いつかないためだ。

営業利益は 86 億円で今の 1.8 倍になり、純利益は 57 億円になる。10 年の還元は 400 億円で、純利益の 9 割弱を返す。

  • 半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸):数量 95.9(半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質))× 価格 4.03(出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む))→ 売上 387 億円・営業利益 58 億円。数量 1.30 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 15.0%
  • その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品):数量 18.4(販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算))× 価格 9.38(1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定))→ 売上 173 億円・営業利益 16 億円。数量 1.35 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 9.0%
  • 運輸事業(ブルーエキスプレス):数量 93.7(運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた))× 価格 0.80(1 千件あたりの売上(億円/千件、名目))→ 売上 75 億円・営業利益 14 億円。数量 1.15 倍・価格 1.34 倍、営業利益率 18.0%

倍率:事業の純利益 56 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.9% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 15.82 倍、時価総額 942 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体材料市場が年 6% 台で伸び、同社が国内のシェアを守りつつ海外を少しずつ増やす筋書きを中立とした。強気と慎重の言い分が拮抗するので、最も重い 33% とした。

やや悲観 23% やや悲観:メモリの調整と内製化で稼働が上がらない 利益 31 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 2,916 円353 億円

メモリの投資が一巡して在庫調整が長引き、韓国と中国の内製化も進んで、出荷量は 10 年で 1.05 倍の 7.7 万トンにとどまる。新しい生産拠点は作れないか、作っても稼働が上がらない。

価格は物価を下回る 1.25 倍で、顧客の値下げ要求に押される。半導体の営業利益率は 11% に落ち、売上は 291 億円で今より 3 割多いだけだ。

ホウ酸や電池材料の新規事業は芽が出ず、その他の売上は 1.4 倍にとどまる。物流の運賃は人件費に追いつかず、利益率が 15% に下がる。

営業利益は 48 億円と今とほぼ同じで、純利益は 31 億円。還元は純利益の 9 割を維持するが、自己資本は 510 億円に積み上がる。

  • 半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸):数量 77.5(半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質))× 価格 3.76(出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む))→ 売上 291 億円・営業利益 32 億円。数量 1.05 倍・価格 1.25 倍、営業利益率 11.0%
  • その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品):数量 15.0(販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算))× 価格 8.75(1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定))→ 売上 132 億円・営業利益 8 億円。数量 1.10 倍・価格 1.25 倍、営業利益率 6.0%
  • 運輸事業(ブルーエキスプレス):数量 81.5(運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた))× 価格 0.75(1 千件あたりの売上(億円/千件、名目))→ 売上 61 億円・営業利益 9 億円。数量 1.00 倍・価格 1.25 倍、営業利益率 15.0%

倍率:ROE 6.6% が k 7.75% を下回り、ためた利益は額面より低い価値になる。PER の上限は 1÷k の 12.1 倍で、実際は ROE÷k に近い PBR(0.7 倍)を採り、事業の純利益に 10 倍を掛けた。余った現金は谷で食うとみて 0.75 倍の 45 億円。

確率:出荷量が 5 年動かなかった事実と、韓国・中国の内製化、ROE が資本コストを下回る現状を重く見て、23% と中立に近い重みを置いた。

悲観 12% 悲観:韓国・中国の内製化で量を失い、投資が裏目に 利益 12 億円 · PER 7.2 倍 · 株価時価総額 939 円114 億円

韓国と台湾の顧客が地元の薬液に切り替え、中国も汎用から中位の品を押さえて、出荷量は 10 年で 0.85 倍の 6.3 万トンに縮む。米国や台湾の新拠点は失敗し、約 40 億円の減損が出る。

価格は 1.1 倍にとどまり、物価に追いつかない。半導体の営業利益率は 7% に落ち、売上は 208 億円で今より少ない。

その他の事業も新規品が育たず、ホウ酸の大口案件も細る。物流は荷量が 15% 減って利益率が 10% に下がる。営業利益は 20 億円まで落ち込む。

純利益は 12 億円になる。物言う株主の圧力で還元は 190 億円を続けるが、自己資本は減損で 450 億円に減る。

  • 半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸):数量 62.7(半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質))× 価格 3.31(出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む))→ 売上 208 億円・営業利益 15 億円。数量 0.85 倍・価格 1.10 倍、営業利益率 7.0%
  • その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品):数量 13.0(販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算))× 価格 8.05(1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定))→ 売上 105 億円・営業利益 3 億円。数量 0.95 倍・価格 1.15 倍、営業利益率 3.0%
  • 運輸事業(ブルーエキスプレス):数量 69.3(運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた))× 価格 0.69(1 千件あたりの売上(億円/千件、名目))→ 売上 48 億円・営業利益 5 億円。数量 0.85 倍・価格 1.15 倍、営業利益率 10.0%

倍率:ROE 2.8% は k を大きく下回り、PER の上限は 1÷k の 12.1 倍だが、床の資産で値が付く筋書き。床は純現金と売れる資産の税後 113 億円(floor_assets_oku)で、事業の純利益に 7.2 倍を掛けた分に、谷で食うとみた余った現金(0.5 倍の 30 億円)を足した水準がこの床とほぼ等しい。やや悲観の PER 11.2 倍を超えない。

確率:構造的な負けは 12% とした。内製化の進展と、顧客の投資が止まる循環の谷が重なる筋書きで、純現金と売れる資産が床になる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

半導体用高純度薬液(高純度フッ化水素酸・バッファードフッ酸)

半導体のシリコン酸化膜のエッチング・洗浄に使う超高純度のフッ酸系薬液。売上の約 7 割で、利益の中核。

数量半導体用高純度フッ酸系薬液の出荷量(千 t、実質)価格出荷 1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。仕入れ原料の価格転嫁と機能性薬液の構成を含む)売上営業利益
今 2026/03 73.8 3.01 222 30
10 年後 中立 95.9 4.03 387 58

取り方:2026 年 3 月期の半導体向け売上 222 億円(会社開示)を、高純度フッ酸の出荷量 7.38 万トン(会社開示)で割り、1 千トンあたり約 3.0 億円を価格とした。数量は実質のトン数で、物価では増えない。価格は物価 3% 並みに上がるのを中立とし、原料の転嫁と機能性薬液への構成変化で上下する。営業利益は高純度薬品全体の 35.9 億円を、半導体 30 億円・その他 5.9 億円に推定で分けた(品目別の利益は未開示)。

その他の高純度薬品(濃縮ホウ酸・フッ化スズ・電子材料・工業用フッ酸・仕入商品)

原子力向けの濃縮ホウ酸、歯磨き添加剤のフッ化スズ、タンタル製造助剤、工業用フッ酸、仕入商品の販売の集まり。電池材料など新規事業の芽もここに入る。

数量販売量(千 t、推定。品目ごとの重さは未開示のため平均単価から逆算)価格1 千 t あたりの売上(億円/千 t、名目。平均 70 万円/t と置いた推定)売上営業利益
今 2026/03 13.7 7.00 96 6
10 年後 中立 18.4 9.38 173 16

取り方:エネルギー 11.4 億円・電子材料 11.9 億円・一般製品 31.8 億円・工業用フッ酸 8.2 億円・仕入商品 32.6 億円の合計 95.6 億円。品目の重さは開示がなく、平均を 1 トンあたり 70 万円と置いて販売量を約 13.7 千トンと推定した。数量はホウ酸・フッ化スズ・電池材料などの新規品で伸び、価格は物価並みを基本とする。営業利益 5.9 億円は高純度薬品の利益から半導体分を引いた残りの推定。

運輸事業(ブルーエキスプレス)

高純度薬品の ISO タンクコンテナ輸送・通関・倉庫を担う子会社の物流事業。グループ内外の荷主から取扱いを請け負う。

数量運送取扱量(千件、推定。1 件の平均を 6 万円と置いた)価格1 千件あたりの売上(億円/千件、名目)売上営業利益
今 2026/03 81.5 0.60 49 10
10 年後 中立 93.7 0.80 75 14

取り方:ブルーエキスプレスの売上 48.9 億円・営業利益 10.45 億円(会社開示)。取扱いの件数は開示がなく、1 件あたり 6 万円と置いて約 8.2 万件と推定した。数量は薬液の出荷とタンクコンテナの需要に連動し、価格は運賃改定で物価並みに上がるとみる。営業利益率が 21% と高いのは、グループ内取引を含む可能性があり、割り引いて見る。

リスクと懸念

韓国・中国の内製化によるシェア低下

日本が 2019 年に輸出規制をかけて以降、韓国は高純度薬液の国産化を進めた。ステラも韓国の合弁を畳み、販売先を組み替えた。中国でも国産化が進めば、汎用から中位の品でシェアを削られる。出荷量が 5 年横ばいなのは、その表れの可能性がある。ソウルブレインとの提携は、この流れを逆に取り込む手でもあるが、守りになるとは限らない。

半導体投資の循環と顧客への偏り

メモリは過去に 2〜3 年周期で投資が 3〜4 割落ちた。売上の 6 割が半導体で、2024 年 3 月期は出荷量が 1 割落ちた。会社は特定の国と取引先への偏りを課題とし、販売の多角化を急ぐ。だが販売先を組み替える間は、新しい顧客の認定に時間がかかり、稼働が落ちる期が出る。

原料高と転嫁の遅れ

原料のフッ化水素酸は中国の輸入価格が 4 年で 4 割近く上がった。転嫁は後追いで、遅れた期は利益率が落ちる。蛍石から作るフッ化水素は調達先の分散を進めているが、新しい調達先の品質確認にも手間がかかる。会社は中東情勢の影響を予想に織り込んでおらず、長引けば業績に響くと注記している。

新工場と出資の回収

米国・台湾などの新しい生産拠点を検討中で、設備投資は年 46 億円の計画だ。ソウルブレインとの持ち合いや筆頭株主の交代など、資本の動きも重なる。稼働が上がらず、約 36 億円の出資も利益に結びつかなければ、ROE はさらに低くなる。出資は提携先との関係が深まる利点もあるが、数字で回収を測りにくい。

物流事業の利益の持続性

営業利益の 2 割強を稼ぐ物流の利益率は 21% と高い。グループ内取引を含む可能性があり、外部の荷主だけで見れば低い恐れがある。運転手の人件費の上昇が運賃改定に追いつかなければ、利益が細る。人手が足りなくなれば、荷主から請けられる量にも天井がかかる。

物言う株主と資本政策の揺れ

ダルトンと FUKADA が約 3 割を握り、基準日を巡る株主提案も出た。還元の圧力が強いまま成長投資を絞れば、長期の競争力を損なう。逆に、取締役会と対立が深まれば、経営が揺れる。社長の交代や大型の資本取引が出るかも読めず、不確実さが増す。

今後の分かれ目

メモリ大手の米国・広島・シンガポールの新工場が 2027 年後半に予定どおり稼働し、出荷量が 8 万トンを超えたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。稼働が 8 割を超えれば固定費が薄まり、半導体の営業利益率が 14% を上回る道が開ける。
ステラが米国か台湾に新しい生産拠点を正式に決めたら
中立の出荷量の伸びは確からしくなるが、償却が先行する。投資額と顧客の長期契約の有無を見て、利益率の上げ幅を決める。
韓国か中国の顧客が国産の薬液に切り替えたと開示されたら
やや悲観・悲観の確率を上げる。出荷量が 7 万トンを割れば、能力の余剰が広がり、利益率は落ちる。
原料のフッ化水素酸が急騰し、転嫁できない期が続いたら
半導体の営業利益率の前提を下げる。中立の 15% は届かず、やや悲観に寄る。
ソウルブレインとの提携から共同の新製品や追加の出資が出たら
新規事業の売上が伸びる材料になる。ただ、売上が確認できるまでは楽観に寄せない。
物言う株主が増配や自社株買いを重ねて要求し、経営が応じたら
自己資本の積み上がりが抑えられ、ROE は上がる。成長投資の絞りすぎに伴う長期の利益の鈍化も確かめる。

見ておくもの

  • 高純度フッ酸の四半期の出荷量と国別の出荷割合(海外、とくに台湾・欧米の伸び)
  • メモリ大手の新工場の稼働時期と、半導体製造装置の受注
  • 米国・台湾など新しい生産拠点の発表と、設備投資額
  • 中国から輸入するフッ化水素酸の価格と、転嫁の進み具合
  • 大株主の保有比率の変化と、総還元性向(3 年累計 100% 以上)の達成度

倍率と資本コストの決め方

数量は実質のトン数・推定件数で、価格は物価 3% 込みの名目(中立で 10 年 1.34 倍)で置き、利益率は稼働の上昇と新工場の償却のせめぎ合いから出した。倍率は事業の ROE から式で決め、中立は上限の 8 割(一種類の薬液への偏り・循環・内製化を割り引いた)。純現金 88 億円のうち 60 億円は事業に要らないものとして分けて足した。悲観は純現金と売れる資産の税後を床にして測った。今の PER は約 19 倍だが、この倍率には寄せていない。今の値段が倍でも半分でも、本質価値の数字は動かない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15→18.72 倍・やや楽観 PER 13.3→17.61 倍・中立 PER 11.4→15.82 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75%(循環 +0.5、寿命 +0.25)を足して 8.25%。半導体の投資循環に利益が振れ、売上の 6 割が一種類の薬液に偏る。値決めは原料高の転嫁で守れるので 0、借金は純現金で 0 とした。ガバナンスや投資の失敗の可能性は k に足さず、筋書きの数量・利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.75%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 第4次中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)
  2. 2026年3月期 決算説明資料
  3. 資本業務提携および第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ

分析日 2026-10-19