株譜
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第一稀元素化学工業 4082

排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)975 円236 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,750 円423 億円差 −44.3%
10 年後から見ると 割高 価値 975 円236 億円 · 差 −44.3% · 期待の年率 +1.0%
期待の年率リターン(10 年)+1.0%資本コスト比 −7.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

第一稀元素化学工業は、車の排ガスをきれいにする触媒に使うジルコニウム系の素材を作る会社だ。売上の約6割がこの触媒向けで、国内では首位とされる。

筆者の結論は「割高」だ。本業の質は悪くないが、10年後に稼ぐ利益の見込みは今の時価総額を支えきれない。いちばん強気の筋書きでも、10年後の値段は今を上回るのがやっとだ。

稼ぎの源は、車1台ごとに入る素材の代金である。台数は電気自動車が増えるぶん細る。一方でハイブリッド車の普及と排ガス規制の強化が、1台あたりの使用量を支える。この綱引きの結果、触媒の売上は10年でほぼ横ばいか、物価ほどは伸びないと筆者は見る。

期待の持てる部分もある。燃料電池の電解質、半導体の研磨剤、人工関節の素材といった戦略分野だ。ただ、売上の1割台にすぎず、中期経営計画が掲げる「戦略分野で5割」には遠い。ここが育つ筋書きだけが、今の値段に届く。

もう一つ、ベトナムの原料工場がある。2025年に本格稼働し、原料の中国依存を下げた。これで利益は底を打ったが、自己資本が厚い割に稼ぎが小さい体質は変わっていない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、まず気になるのは「10年後もこの事業が今より強いか」だ。排ガス触媒は、車のエンジンが続く限り必要だが、電動化で緩やかに縮む。筆者は、縮む市場で値段を自分で決められない会社に、高い倍率を払う理由は見つからないと考える。

次に、稼いだお金の使い方を見る。自己資本は厚いが、そこから生まれる利益は小さい。利益が自己資本のコスト(資本コスト)に届かない会社は、ためた利益が額面どおりの価値を持たない。ベトナム工場の投資が実って、利益が持ち上がるかが焦点だ。

堀については、顧客の認定による長い取引と調達力は評価できる。ただ、値上げで利益率を押し上げられるほどの堀ではない。

最後に安全域だ。悲観の筋書きでも事業の売れる資産が一定の下支えになる点は救いだが、今の時価総額は、強気の筋書きの先まで織り込んでいる。払う値段に見合う余裕はない、というのが筆者の見立てだ。

何で稼ぐ会社か

主力は自動車の排ガス浄化触媒に使うセリア・ジルコニア系の複合酸化物で、酸素を出し入れして触媒の働きを助ける素材だ。完成車メーカーや触媒メーカーが顧客で、売上の約6割を占める。

二つ目は基盤分野で、売上の2割強。ブレーキ用の摩擦材、アルミ配管のろう付け材、耐火物、構造部材などにジルコニウム化合物を納める。ここも自動車向けが多いが、家電や産業用途にも広がっている。

三つ目が戦略分野で、売上の1割台半ばだ。半導体向けの研磨剤、積層セラミックコンデンサ向けの材料、車載電池の添加材、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電解質、人工関節などの生体材料がある。

すべての原料は、ジルコニウム鉱石から作る中間体のオキシ塩化ジルコニウム(ZOC)に行き着く。これを中国から買っていたため、ホーチミン市近郊に自前の工場を建てた。立ち上げが遅れて赤字と為替差損を生んだが、2025年7月に本格稼働し、今は原価を押し下げる側に回っている。

会社の開示は分野別の売上までで、分野ごとの利益は出していない。この点は読む側にとって見えにくい。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、素材の作り込みと顧客の認定にある。ジルコニアの結晶の組み方を用途ごとに変える技術は50年以上の蓄積があり、自動車メーカーの品質認定を一度通れば、取引は長く続きやすい。2025年には顧客が地政学リスクを嫌い、調達の確かな同社に注文を寄せた。

一方で、価格を自分で決める力は弱い。完成車メーカーは毎年原価低減を求め、原料が上がった時も転嫁には時間がかかる。主な競合はソルベイやネオ・パフォーマンス・マテリアルズなどの海外勢と中国の素材メーカーだと筆者は見るが、シェアの開示はない。

資本の使い方には課題がある。自己資本は約384億円と厚いのに、純利益は10年の中央値で25億円前後、ROE(自己資本に対する利益)の中央値は7%台にとどまる。ベトナム工場には大きな資金を入れ、減損も出した。この投資がようやく回収の局面に入ったところだ。

財務は健全だ。自己資本比率は約57%で、会社は40〜60%を守る方針を示している。一方、純有利子負債は約100億円あり、キャッシュが余っている会社ではない。経営の癖としては、政策保有株を少しずつ売って資本効率を上げる方向にある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の元は世界の内燃機関車の台数だ。ガソリン車とハイブリッド車(HV)は、排ガスを浄化する触媒を必ず積む。電気自動車(EV)は積まない。つまり、EVが増えるほど同社の主力は縮む。

ここ数年の動きは単純ではない。EVの伸びが鈍り、HVが急速に増えた。HVは触媒が要る上に、エンジンの稼働が断続的で触媒への負荷が高い。排ガス規制(欧州のユーロ7、中国の6b)も強まり、1台あたりの素材の使用量は減らない。足元で触媒分野の売上が計画を上回ったのは、この追い風と顧客の調達先の見直しが重なったためだ。

筆者は10年で見ると、世界の内燃機関車(HV含む)は今より1割強減ると置く。EVの比率が1割台から3割前後へ上がるからだ。一方、同社は日系の完成車メーカーに偏っているので、中国市場での日系の苦戦がそのまま響く。中国の素材メーカーが現地の完成車メーカーへ食い込む動きも、じわじわ効く。

戦略分野の市場はそれぞれ別々だ。SOFCはAIデータセンターの自家発電需要で追い風が出てきた。一方、車載電池材料はEVの減速で在庫調整が続き、半導体のSiC研磨剤も需要が波打つ。どれも立ち上がりの時期で、単価の競争が厳しい。

資本政策と M&A

還元は安定配当が中心で、利益が落ちた年も配当を大きくは削らなかった。2024年8月には15万株の自社株買いも行った。純利益の変動が大きいため、還元は純利益の約4割と置く。

資本政策の方針は、自己資本比率を40〜60%に保つことだ。政策保有株は取締役会で毎年点検し、一部を売って譲渡制限付株式の従業員制度の原資に充てている。売却の規模は開示がなく、この価値は純資産に足していない。

大株主は信託銀行、個人株主、従業員持株会、岩谷産業(3.6%)で、特定の親会社はない。買収の対象になる可能性はゼロではないが、時価総額が小さく、自動車向け素材という構造の弱さから、筆者は買収の上乗せを筋書きに入れていない。

ベトナム子会社には米ドル建ての貸付金がある。ドル円が動くたびに為替差損益が出るため、同社は貸付金を減らす方針だ。この点は純利益のぶれ要因として残る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

HVの普及と排ガス規制の強化が、内燃機関車の台数減を食い止める。EVの伸びは鈍り、10年後も世界で7千万台超の内燃機関車が走る。同社は調達力と品質で顧客の信頼を得ており、地政学リスクを嫌う完成車メーカーからシェアを増やせる。1台あたりの素材の使用量も、規制強化で増える。

ベトナム工場は定常稼働で原価を下げ、触媒の利益率は15%近くまで戻る。2017年前後に営業利益率が20%を超えた実績があり、原料のコスト構造が改善した今、そこへ戻る余地はある。

戦略分野は大化けする。AIデータセンター向けのSOFC電解質、半導体の研磨剤、固体電池向けのジルコニア材料などが重なり、戦略分野の売上は3倍近くになる。利益率が15%まで上がれば、利益の柱が増え、事業の構成が変わる。

自己資本比率40〜60%の規律を守りながら、政策保有株の売却で資本効率も高まる。中期経営計画が掲げるROE11%は絵空事ではない、という主張だ。

慎重な見方

触媒の台数は、EVの浸透で確実に減る。中国ではEVとPHEVの比率がすでに高く、日系の完成車メーカーのシェア低下がそのまま同社の数量減になる。2025年3月期には、数量が内燃機関車の販売減を上回って落ちた。顧客が調達先を分散すれば、足元の好調は一時的な反動に終わる。

価格を決める力がない。完成車メーカーの原価低減要請は毎年かかり、中国の素材メーカーが安値で参入すれば、値上げどころか値下げ圧力が強まる。ベトナム工場の稼働が上がっても、そのぶんは顧客への値下げに消えやすい。

戦略分野は見通しが何度も外れてきた。燃料電池は顧客の撤退、車載電池は在庫調整、半導体は研磨剤の需要減で、いずれも計画を下回った。中期計画の構成比目標も、直近は進んでいない。

自己資本が厚い割に利益が小さい点は変わらない。資本コストに届かない利益に、高い倍率を払う理由は薄い。ドル建ての貸付金による為替差損も、利益を乱す。さらに、戦略分野の売上構成比を5割にするという目標は、足元で1割台半ばにとどまり、道のりは遠い。

どちらに重みを置いたか

筆者は慎重な見方に寄せる。強気の話は、ベトナム工場の改善と戦略分野の成長の両方がそろって初めて成り立つが、戦略分野は何度も計画を外してきた。触媒の数量減は緩やかでも確実に進む。

ただし、触媒の足元は強く、財務も堅い。倒産やひどい赤字を心配する会社ではない。そのため、悲観の確率は1割に抑え、やや悲観を2割台半ばに置いた。強気側は、合計で3割にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,547 円374 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 380 円92 億円)。 今の値に割り戻すと 975 円236 億円、今との差 −44.3%、 期待の年率 +1.0%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,358 円811 億円 629 円152 億円 +127.8% +8.6% 399 円96 億円
やや楽観 20% 2,297 円555 億円 505 円122 億円 +60.1% +4.8% 560 円135 億円
中立 35% 1,485 円359 億円 368 円89 億円 +5.9% +0.6% 649 円157 億円
やや悲観 25% 763 円184 億円 290 円70 億円 −39.9% −5.0% 263 円64 億円
悲観 10% 410 円99 億円 145 円35 億円 −68.3% −10.9% 55 円13 億円
加重平均100% 1,547 円374 億円380 円92 億円 +10.1% +1.0% 1,926 円465 億円

今の株価時価総額 1,750 円423 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 触媒が踏みとどまり、戦略分野が育つ 利益 61 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 3,358 円811 億円

HVの普及と排ガス規制の強化で、世界の内燃機関車は7千万台超を保つ。同社は調達力を武器に、地政学リスクを嫌う顧客からシェアを少し取り、1台あたりの素材の使用量も規制で増える。触媒の利益率は15%に戻る。

基盤分野は家電や構造部材の需要で伸び、ブレーキ材の値上げも定着する。

戦略分野は大きく育つ。AIデータセンター向けのSOFC電解質、半導体の研磨剤、固体電池向けの材料が重なり、出荷量は3倍近くになる。利益率も15%まで上がり、利益の柱が二本になる。

ベトナム工場は原価を下げ続け、為替差損の原因だったドル建ての貸付金も減る。政策保有株の売却で資本効率が上がり、ROEは10%に届く。会社が掲げる11%に近づく筋書きだ。

  • 自動車排ガス浄化触媒向け素材:数量 1,116(世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当))× 価格 3.00(1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目))→ 売上 335 億円・営業利益 50 億円。市場7,200万台×シェア15.5%、1台あたり2.14千円×1.40倍、営業利益率15%
  • 基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など):数量 5,500(出荷量(トン、推定))× 価格 207(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 114 億円・営業利益 16 億円。5,500トン×150万円/トン×1.38倍、営業利益率14%
  • 戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア):数量 2,200(出荷量(トン、推定))× 価格 912(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 201 億円・営業利益 30 億円。2,200トン×760万円/トン×1.20倍、営業利益率15%

倍率:事業の純利益 61 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.3 倍。全体の PER 13.32 倍、時価総額 811 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:戦略分野が過去に何度も計画を外してきたため、強気の筋書きは1割にとどめた。実現には触媒の下支えと新分野の成長が同時に要る。

やや楽観 20% 触媒は小幅減で止まり、新分野が少し伸びる 利益 44 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 2,297 円555 億円

HVが需要を支え、世界の内燃機関車は6,900万台ほどにゆるやかに減る。シェアは15%に上がる。値段は物価並みに上がるが、顧客の値下げ要請で伸びは抑えられる。触媒の利益率は14.5%と、足元より少し上だ。

基盤分野は横ばいに近い数量で、価格改定が効く。

戦略分野の出荷量は2倍強になる。SOFCとヘルスケアが伸び、半導体は波がありつつ拡大する。利益率は12.5%まで届く。

ベトナム工場は安定し、利益は底を脱する。ただ、自己資本が厚いままなのでROEは8%に届かない。政策保有株の売却は進むが、全体の資本効率を変えるほどの額ではない。

  • 自動車排ガス浄化触媒向け素材:数量 1,035(世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当))× 価格 2.87(1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目))→ 売上 297 億円・営業利益 43 億円。市場6,900万台×シェア15%、1台あたり2.14千円×1.34倍
  • 基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など):数量 5,300(出荷量(トン、推定))× 価格 204(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 108 億円・営業利益 14 億円。5,300トン×150万円/トン×1.36倍
  • 戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア):数量 1,700(出荷量(トン、推定))× 価格 889(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 151 億円・営業利益 19 億円。1,700トン×760万円/トン×1.17倍

倍率:事業の純利益 44 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 555 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:触媒の足元は強く、財務も堅い。新分野が計画の半分でも伸びれば成り立つ筋書きとして、2割を置いた。

中立 35% 触媒は横ばいに近く、新分野は小粒 利益 29 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,485 円359 億円

世界の内燃機関車は6,600万台に減るが、同社のシェアは13.5%を保つ。電動化の進みと、中国での日系の苦戦で数量は2割弱減る。値段は顧客の原価低減要請に押され、10年で1.30倍にとどまる。触媒の売上は250億円弱で、利益率は13%だ。

基盤分野はほぼ横ばいの数量で、物価並みの値上げを通す。

戦略分野は出荷量が1.7倍になるが、単価の競争もあり、利益率は9%にとどまる。

営業利益率は10%台前半で、ベトナム工場の改善が利益に出る。ただ自己資本が厚く、ROEは5%台。利益が資本コストに届かない状態が続く。

  • 自動車排ガス浄化触媒向け素材:数量 891(世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当))× 価格 2.79(1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目))→ 売上 248 億円・営業利益 32 億円。市場6,600万台×シェア13.5%、1台あたり2.14千円×1.30倍。EV比率の上昇で台数は減り、原価低減要請で値段は物価に届かない
  • 基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など):数量 5,000(出荷量(トン、推定))× 価格 201(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 101 億円・営業利益 12 億円。5,000トン×150万円/トン×1.34倍。物価並みに転嫁
  • 戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア):数量 1,300(出荷量(トン、推定))× 価格 874(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 114 億円・営業利益 10 億円。1,300トン×760万円/トン×1.15倍。半導体研磨剤や電池材料は量産で単価が下がりやすく、物価ほど上がらない

倍率:事業の純利益 29 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.4% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 359 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:触媒の数量は緩やかに減り、値段は物価に届かない。新分野は伸びるが全体を変えるほどではない。会社の中計(2029年3月期ROE5%)とも近い。

やや悲観 25% 触媒でシェアを落とし、新分野が伸びない 利益 15 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 763 円184 億円

世界の内燃機関車は6,000万台に減り、同社のシェアも12.5%に落ちる。中国の完成車メーカーでは現地の素材メーカーが優先され、日系向けの数量が細る。値段は値下げ要請で10年1.22倍にとどまり、触媒の利益率は10.5%に下がる。

基盤分野も自動車向けの減少で数量が1割減る。

戦略分野は出荷量が1割余り増えるだけで、燃料電池や電池材料の立ち上がりは遅れ、利益率も6%にとどまる。

営業利益はおよそ28億円で、ベトナム工場の稼働率が下がると固定費の重さが効く。自己資本は厚いまま、ROEは3%まで下がる。

  • 自動車排ガス浄化触媒向け素材:数量 750(世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当))× 価格 2.61(1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目))→ 売上 196 億円・営業利益 21 億円。市場6,000万台×シェア12.5%、1台あたり2.14千円×1.22倍
  • 基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など):数量 4,500(出荷量(トン、推定))× 価格 195(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 88 億円・営業利益 10 億円。4,500トン×150万円/トン×1.30倍
  • 戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア):数量 900(出荷量(トン、推定))× 価格 798(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 72 億円・営業利益 4 億円。900トン×760万円/トン×1.05倍

倍率:ROE約3.1%は資本コストに大きく届かない。RONICは約5.8%、g 2.5%で正当化PERは約9.5倍、上限1÷k=11.8倍。稼ぐ力が弱いので上限の6割強に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 7.5 倍・時価総額 115 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:EVの浸透と中国勢の食い込みは、すでに数字に出ている。戦略分野が過去に計画を外してきた実績も踏まえ、慎重な見方が強いと見て2割台半ばに置いた。

悲観 10% 構造的に負け、自己資本の帳簿価値も傷む 利益 0 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 410 円99 億円

EVの比率が世界で4割を超え、世界の内燃機関車は5,000万台に減る。中国では日系の素材は使われなくなり、同社のシェアも10%に落ちる。値段は中国勢の安値に引きずられ、10年1.10倍にとどまる。触媒の利益率は3%まで落ちる。

基盤分野も自動車向けの需要が縮み、利益率は7%に下がる。

戦略分野は大きくならず、赤字を抜けられない。

ベトナム工場は稼働率が下がって、固定費が利益を食う。減損で自己資本も減る。営業利益はほぼゼロ、純利益はわずかな黒字から赤字で、配当も大きく減らす。会社は工場や政策保有株を売って立て直しを図る。

  • 自動車排ガス浄化触媒向け素材:数量 500(世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当))× 価格 2.36(1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目))→ 売上 118 億円・営業利益 4 億円。市場5,000万台×シェア10%、1台あたり2.14千円×1.10倍
  • 基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など):数量 4,000(出荷量(トン、推定))× 価格 188(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 75 億円・営業利益 5 億円。4,000トン×150万円/トン×1.25倍
  • 戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア):数量 700(出荷量(トン、推定))× 価格 760(1トンあたり単価(万円、物価込みの名目))→ 売上 53 億円・営業利益 0 億円。700トン×760万円/トン×1.00倍、赤字からの脱却は遅れる

倍率:稼ぐ力はほぼゼロなので、稼ぐ力ではなく売れる資産から置く。減損後の自己資本330億円に0.30倍を掛けた額。営業利益がほぼゼロでEV÷営業利益は意味をなさず、純有利子負債103億円を引いた売れる資産で測る。

確率:EV化の加速と中国勢の浸食が同時に起きる筋書きだが、HVの追い風や財務の堅さから1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自動車排ガス浄化触媒向け素材

触媒の働きを助けるセリア・ジルコニア系の酸素吸蔵材。完成車メーカー・触媒メーカー向け。

数量世界の内燃機関車(HV含む)の生産 × 当社素材の供給シェア(万台相当)価格1台相当あたりの売上(千円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 1,050 2.14 225 29
10 年後 中立 891 2.79 248 32

取り方:2026/03期の売上358億円のうち、開示の計画(213億円)と上方修正を踏まえ触媒を約225億円と推定。世界の内燃機関車を7,500万台、当社のシェアを14%(筆者の推定。開示なし)として1,050万台相当、1台あたり約2.1千円。営業利益は分野別の開示がなく、全社35億円を触媒29億・基盤10億・戦略1億・本社-5億と推定した。

基盤分野(ブレーキ材・ろう付け材・耐火物など)

摩擦材、アルミ配管のろう付け材、耐火物、構造部材向けのジルコニウム化合物。

数量出荷量(トン、推定)価格1トンあたり単価(万円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 5,070 150 76 10
10 年後 中立 5,000 201 101 12

取り方:基盤分野の売上は2025/03期で76億円、2026/03期の計画73億円。平均単価を1トンあたり150万円(ジルコニウム化合物の一般的な水準から筆者が推定)として約5,070トンとした。トン数は開示がない。

戦略分野(半導体・エネルギー・ヘルスケア)

半導体用研磨剤、電池材料、SOFC・電解セル用電解質、人工関節などの生体材料。

数量出荷量(トン、推定)価格1トンあたり単価(万円、物価込みの名目)売上営業利益
今 2026/03 750 760 57 1
10 年後 中立 1,300 874 114 10

取り方:戦略分野の売上は2025/03期で51億円、計画54億円で、実績を57億円と推定。付加価値が高く平均単価を1トンあたり760万円と置き、約750トン。トン数は開示がなく筆者の推定。利益は小さいと見て1億円と置いた。

リスクと懸念

電動化で触媒の台数が減る

EVは排ガス触媒を使わない。EVの比率が想定より早く上がれば、売上の約6割を占める主力が縮む。HVの追い風がいつまで続くかも読みにくい。中国の変化が最も速い。

中国の素材メーカーの追い上げ

中国の完成車メーカーが自国の素材を優先すると、日系向けの数量が削られる。価格でも中国勢に引きずられ、値下げ要請が強まりやすい。

戦略分野が育たない

燃料電池、電池材料、半導体研磨剤は何度も計画を下回ってきた。主力の縮小を補えなければ、利益の底上げ役がなくなる。

ドル建て貸付金と為替

ベトナム子会社に貸した米ドル建ての資金が約1億ドルあり、円高になると為替差損が出る。2025年3月期にはこれが経常利益を大きく削った。

ベトナム工場の稼働と原料の調達

稼働が計画を下回ると固定費が重く効く。ジルコニウム鉱石やレアアースへの中国の輸出管理が強まれば、原料価格も跳ねる。

資本の使い方が改まらないリスク

自己資本が厚く利益が小さい状態が長引く。政策保有株の売却や還元強化が進まなければ、ROEは資本コストに届かないままになる。

今後の分かれ目

世界のHV比率が上がり、内燃機関車の台数が想定より減らない
やや楽観の筋書きの確率を上げてよい。触媒の数量が踏みとどまり、利益の底が固くなる。
中国の完成車メーカー向けで日系素材の採用が続く、または新規採用が決まる
シェアの低下を織り込んだ慎重な筋書きを見直し、中立に寄せる。
戦略分野の売上が2年続けて2桁増になり、利益が黒字化する
強気の筋書きの確率を上げる。燃料電池と半導体のどちらが牽引するかを確かめる。
EVの比率が急に上がり、触媒の数量が前年から1割以上減る
慎重な筋書きの確率を上げる。基盤分野の自動車向けも落ちるかを見る。
政策保有株の大型売却と自社株買いが同時に発表される
資本効率の改善の裏づけとして評価する。ただし本業の利益が伸びない限り倍率は上げない。

見ておくもの

  • 世界の内燃機関車(HV含む)の生産台数とEV比率
  • 触媒分野の売上と数量の前年比
  • 戦略分野の売上構成比と黒字化の時期
  • ベトナム工場の稼働率と為替差損益
  • 政策保有株の売却額と還元の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価ではなく、資本コスト8%と事業のROE、長期成長(3〜4%)から出した。10年中立のROEは5%台で資本コストに届かず、正当化PERは約10倍、上限は1÷k=11.8倍。今の時価総額の倍率には寄せていない。純利益÷営業利益は中立で0.60に置いた。過去10年の中央値は0.68だが、直近5期は為替差損と減損で0.47まで低く、ドル建て貸付金の為替が残るため中間に置いた。営業利益率は中立で10%台前半と、過去12年の山(21.7%)を大きく下回る。数字は開示のない分野別の利益と出荷量の推定を含む。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12→13.32 倍・やや楽観 PER 10.5→12.5 倍・中立 PER 9.5→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(化学)の AI 分析

割安 パーカーコーポレーション9845 自動車の車体を静かにする部材で稼ぐ小さな化学メーカー。時価総額の半分が純現金で、事業は安いが、現金が戻る保証は薄い 本質価値との差 +84.2% · 10 年 割安(年 +13.6%) 割安 アルマード4932 卵殻膜ひと筋の通販で、広告に稼ぎを注いでいる最中。並みの利益率に戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 新田ゼラチン4977 北米撤退後の利益改善は一時の追い風でなく構造の変化で、10年の稼ぐ力に対して今の値段は低く、確率の加重では割安 本質価値との差 +61.8% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 三光合成7888 車の樹脂部品で稼ぐ堅実な会社。利益は最高圏で、今の値段は10年の筋書きの重みと釣り合う 本質価値との差 +61.6% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 ニイタカ4465 洗剤を毎日使われる消耗品として売り、保守まで抱える会社。現金の戻りを半分としても、事業の値打ちは今の時価総額を上回る。 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 関西ペイント4613 自動車と海外塗料で稼ぐ関西ペイント。厚い還元でROEが高く保たれ、10年で見ると本質価値は今の値段を2割台半ば上回り、やや割安 本質価値との差 +52.4% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 東ソー4042 市況に振れるチェーン事業を、分離精製剤・水処理エンジニアリングの先端事業が補う。10 年の価値は今の値段とほぼ並ぶ(適正) 本質価値との差 +47.3% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 株式会社ニフコ7988 自動車用プラスチック留め具で世界首位級。実質ほぼ無借金で利益は堅いが、伸びは物価並みにとどまり、値段はほぼ適正 本質価値との差 +47.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 日本化薬4272 火薬の技術から生まれたニッチ部品と半導体材料、がん領域の医薬を持つ堅実な会社。物価で伸びる利益と厚い財務に、今の値段にはやや割安の余地がある 本質価値との差 +45.0% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 石原ケミカル4462 AIパッケージ向けめっき液で利益率が過去最高の小粒な優良株。ただ集中と大型投資を織り込むと、利益で測った価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 リケンテクノス4220 車の電線・医療・ラップ向け樹脂配合で稼ぐ堅実な小型株。利益は伸びるが堀は深くなく、物価込みの本質価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 新日本製薬4931 通販化粧品の首位で、ヘルスケアが伸びる。だが広告で客を買う商売と創業家支配を割り引くと、純現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 +39.5% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 コニシ4956 接着剤「ボンド」の国内大手。値上げと補修需要で堅く稼ぎ、純現金も厚いが、利益率は低く、住宅の縮みがゆっくり効く 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 積水化学工業4204 住宅(セキスイハイム)の着工戸数縮小が重荷だが、自動車ガラス中間膜で世界シェア首位級の高機能プラスチックスとペロブスカイト太陽電池の芽が利益を支え、物価込みでもやや割安 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 タカギセイコー4242 二輪・四輪・OAの樹脂成形。稼ぎの7割は東南アジア。今の値段は10年の価値を下回る 本質価値との差 +38.1% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 松本油脂製薬4365 合繊の油剤とマイクロスフェアーで稼ぐ高収益の中堅。現金が厚く、本質価値は今の値段とほぼ等しい 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +9.9%) 割安 KHネオケム株式会社4189 エアコン向け冷凍機油原料が稼ぎの柱の小さな化学会社。堀は強くないが空調の追い風は本物で、本質価値は今の時価総額を1割弱上回るほぼ適正 本質価値との差 +36.7% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 日油4403 防衛と医薬原料が利益を押し上げる良質な会社だが、売上の急増は工事の計上で、中身はまだ素直に伸びる段階にある 本質価値との差 +35.8% · 10 年 割安(年 +9.3%) 割安 東邦アセチレン4093 東北のガス販売を軸に、純現金が時価総額の4割。事業は平凡で価値はほぼ適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 田岡化学工業4113 住友化学系の中堅化学メーカー。純現金は厚いが、今期の利益は急減。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +33.7% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大成ラミックグループ4994 液体小袋のフィルムと充填機を一社でそろえる小さな堅実企業。純現金が厚く、10年で見ればやや割安と筆者は考える 本質価値との差 +33.3% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 旭化成3407 住宅とヘルスケアが稼ぎ、マテリアルは汎用化学に近い。資本の稼ぎは k をわずかに上回る程度で、今の値段は適正 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 北興化学工業4992 水稲の農薬と半導体向け化学品の二本立て。純現金が厚く、資本の稼ぎは資本コストをわずかに下回る。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ショーエイコーポレーション9385 販促の包装と百円ショップの雑貨で稼ぐ黒子。利益率は初めて 7% に届いたが、今の値段は 10 年の稼ぎにおおむね見合う 本質価値との差 +27.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 デクセリアルズ4980 ACFと反射防止フィルムの世界首位の堀は本物。光半導体の急成長を織り込むと、利益で測った本質価値は今の時価総額とほぼ並び、適正 本質価値との差 +27.3% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 トクヤマ4043 セメントを手放し半導体材料へ軸足を移す途上。稼ぐ力は伸びるが、資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +25.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ZACROS7917 液晶フィルムと詰め替え包材で世界・国内首位だが、医薬・バイオの大型投資が利益を削る。10 年で見ればやや割安 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社JCU4975 めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 東亞合成4045 電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 第一稀元素化学工業 2026年3月期 第2四半期決算説明(ログミー)
  2. 第一稀元素化学工業 2025年3月期 中間決算説明(ログミー)
  3. 第一稀元素化学工業(4082)の概要(かぶリッジ)

分析日 2026-10-19