株譜
AI 銘柄分析 · 化学 · 試作

東亞合成 4045

電解とアクリルの重い土台に、半導体・車載・下水道の伸びが乗る。ただ資本が重く稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は高め

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,724 円1,832 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,828 円1,942 億円差 −5.7%
10 年後から見ると 適正 価値 1,724 円1,832 億円 · 差 −5.7% · 期待の年率 +5.0%
期待の年率リターン(10 年)+5.0%資本コスト比 −2.0 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

東亞合成は、塩水を電気分解してカセイソーダを作る化学会社だ。そこにアクリルの原料、瞬間接着剤アロンアルフア、半導体向けの高純度薬品、下水道の補修材を積んでいる。筆者の結論は「やや割高」である。最大の理由は資本の重さだ。自己資本比率は74%と厚いが、稼ぐ力は資本コストの8%に届かない。

2025年12月期は売上1,623億円、営業利益142億円だった。営業利益は過去10年、120億円から177億円の間を行き来している。前の中期計画が掲げた営業利益200億円には届かなかった。売上の4割強は、値段を自分で決められない基幹化学品だ。

変化の芽はある。2026年12月期は営業利益155億円を見込み、半導体向けの高純度塩化水素、車載電池の結合剤、下水道管の補修材が伸びている。PVCの生産は2025年末でやめ、利益の薄い取引も切った。新しい中期計画は、2028年度に営業利益180億円を掲げる。

株主への還元は誠実だ。総還元性向は約9割を保つ予定で、政策保有株も売っている。ただ、還元しても自己資本は減らず、利益が増えない限りROEは6%台から動かない。

10年後の中立は、営業利益で200億円強、ROEで6%台だ。物価の上昇を除けば、利益はほぼ横ばいという見立てである。確率で重みづけた本質価値は、今の時価総額より低く出た。確率で重みづけた本質価値は、今の時価総額を3割弱下回る。値段は、新事業の成功をかなり織り込んでいる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、東亞合成は「悪い会社ではないが、持ち続けたい会社でもない」と筆者は見る。守りの資本政策は堅く、純現金は81億円で、自己資本比率は74%、営業利益は支払利息の59倍ある。倒産やリストラの心配はなく、安全域のうち「負けない」部分は厚い。無理な借金で背伸びをする会社ではない点を、筆者は評価している。

足りないのは「勝つ」部分だ。資本が稼ぐ力はROE6%台と、資本コスト7%に届かない。このような会社は、利益を貯め込んでも価値が増えない。株主にとって大事なのは、貯めた利益を高い稼ぎに変えられるかだが、10年間の実績は営業利益がほぼ横ばいだった。

オーナーとして見るなら、小さな強い事業の伸びが決め手になる。高純度塩化水素、下水道補修、車載の結合剤は、いずれも顧客に組み込まれると切り替えにくい。これらの利益が、基幹化学品の細りを上回って積み上がるかを見たい。上回れば、資本の稼ぎは資本コストを超え、見方は変わる。

今の値段は、この好転をかなり織り込んでいる。払う値段に見合う安全域は、悲観のときに残る価値(純現金、政策保有株、売れる設備)が時価総額の3割弱にとどまる点からも、厚いとは言えない。

何で稼ぐ会社か

東亞合成の稼ぎの土台は、売上の44%を占める基幹化学品だ。名古屋、横浜、徳島の工場で塩水を電気分解し、カセイソーダ、塩素、塩酸、カセイカリを作る。坂出などではアクリル酸とそのエステルを作る。2024年はこの事業が全社の営業利益の過半を稼いだ。ただ、どれも汎用品で値段は市況が決める。会社は2025年末にPVC(塩化ビニル樹脂)をやめ、一部のモノマーの受託も打ち切った。

売上の22%を占めるポリマー・オリゴマーは、アクリルを加工して付加価値を乗せる事業だ。半導体の研磨工程で使うCMP用ポリマー、車載電池の結合剤、化粧品・医薬向けの高機能ポリマーがある。下水処理に使う高分子凝集剤は、子会社のMTアクアポリマー(東亞合成が90%、三井化学が10%)が担う。中期計画で最も増益幅が大きい事業と会社は説明している。

接着材料(売上の8%)は、アロンアルフアが中心だ。家庭用瞬間接着剤では国内の売上シェアが約8割とされる。北米では「Krazy Glue」の名で売るが、2025年の営業利益率は2%台と低い。米国事業の立て直しと車載向けの接着剤が課題だ。

高機能材料(売上の6%)は、エピタキシャルウエハー向けの高純度液化塩化水素で世界首位を名乗る。高純度カリもある。樹脂加工製品(売上の17%)は、管工機材、下水道の取付管の補修材、ガラス代替のアロニックスシート、介護用品を持つ。2025年は下水道補修の増販で営業利益が56%伸びた。

優良さと弱いところ

東亞合成の堀、つまり他社がまねしにくい強みは、事業ごとに濃さが違う。強いのは小さな事業だ。アロンアルフアはブランドと流通網で国内の瞬間接着剤を押さえている。高純度塩化水素は、顧客の工程に組み込まれると切り替えが難しい。下水道の取付管補修も、施工の技術と実績が参入の壁になる。

一方、利益の過半を稼いできた電解とアクリルは、堀が薄い。カセイソーダは国内の需要が細り、輸出で穴を埋めている。アクリル酸エステルは、中国産の安値が東南アジアに流れ込んで市況が荒れた。値段は市場が決める。

資本の使い方には課題がある。営業利益は10年間ほぼ横ばいで、ROEは過去10年の中央値で6%だ。自己資本比率が74%と厚いため、利益が増えない限り資本の稼ぎは上がらない。前の中期計画(2023〜2025年)は、売上1,830億円・営業利益200億円を掲げて届かなかった。

経営の姿勢は堅実だ。2025年は自己株式を約70億円買い、配当を増やした。政策保有株も毎年売っている。会社が掲げるPBR1倍以上の目標も、株主を意識した姿勢の表れだ。筆者は、守りの資本政策は信頼できるが、攻めの成長投資の成績はこれから証明が要ると見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のカセイソーダは、需要の細りを輸出で埋める構図だ。電解業は22社29工場で、2024年度の生産量は約377万トンだった。国内の需要は減り、輸出先はオーストラリアが主だが、インドネシア向けが増えている。月ごとの輸出量は2割単位で振れ、電力料金が上がれば電解の採算も崩れる。ここでの成長は期待せず、利益を守る事業と筆者は位置づける。

アクリルは、2026年のナフサ供給の目詰まりで原料が荒れた。会社は中東の影響を最も強く受けたのがアクリルモノマー系だったと説明している。価格転嫁は進んだが、中国産の安値品が東南アジアに流れ込む構図は変わらない。国内のアクリル酸は日本触媒が最大で、三菱ケミカル、出光興産と東亞合成が続く。

伸びる領域は三つある。第一に半導体だ。AI向けの先端ロジックとメモリの投資で、高純度薬品とCMP用ポリマーの需要が増える。会社は2028年度に、2025年比で約1.4倍を見込む。第二に車載で、ハイブリッド車と電気自動車の電池結合剤や接着剤が伸び、約1.5倍を狙う。第三に下水道で、全国で年約2,600件の道路陥没が起き、その約7割が取付管で起きる。補修の需要は構造的に続き、会社は約1.15倍を見込む。

化学業界全体では、国内のエチレン設備が2020年代後半にかけて約3割減る計画で、汎用品の再編は続く。中国の過剰生産が価格の天井を抑える状況は、10年単位で変わらないと置く。

資本政策と M&A

株主還元は、前の中期計画から新しい中期計画へ移り、やや薄まる。2025年12月期は総還元性向が110%で、増配に加えて約70億円の自己株買いをした。2026年は配当をさらに増やし、30億円の自己株買いも進めている。新中期計画は、総還元性向を約9割、配当性向を平均で約7割とする。3年で約320億円を還元する想定だ。

設備投資は3年で590億円と、過去最大級だ。うち成長投資が58%で、医薬・化粧品向けポリマーの増強、半導体用の高純度カリの増強、凝集剤の生産集約が主な使い道になる。資金の一部は、サステナビリティ投資として100億円の借入で賄う。自己資本比率は70%程度、格付けはA以上を保つ方針だ。

政策保有株は売却を続けている。2024年末の残高は298億円で、2025年は約85億円の売却を計画した。ただ株価の上昇で残高は減りにくく、自己資本に対する10%の目標は未達だ。売却益が出る分、純利益は営業利益より厚く出ている。

M&Aは具体策が出ていない。共同開発とあわせて「M&Aなどの手法」を使うとだけ述べ、2026年2月には凝集剤事業の譲り受けを示した。親会社や支配株主はおらず、大株主は信託銀行が中心だ。

10年の還元は、新中計の総還元性向約9割に沿った水準(中立で約85%)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

東亞合成は、重い事業を軽くして、伸びる事業へ資本を移している最中だ。PVCをやめ、利益の薄い受託を切り、2026年は営業利益155億円と上方修正した。値上げと採算是正で価格差が49億円のプラスになっており、固定費の増加31億円を吸収した。高機能材料と樹脂加工製品の2026年予想は、すでに2028年の目標水準に届いている。

伸びる領域は需要の裏づけが強い。AI向けの先端半導体は、高純度塩化水素とCMP用ポリマーの需要を押し上げる。車載はハイブリッド車の接着剤とバインダーが量産の車種に採用されている。下水道の補修は、道路陥没が年2,600件あり、取付管が原因の7割だ。国と自治体の予算が付きやすく、景気に左右されにくい。

さらに自己資本比率が74%あるのに、会社は総還元性向を約9割に保つ。借入を使って設備投資を増やす余力もある。PBR1倍以上を経営目標に掲げ、ROEを2030年度に8%程度へ上げる道筋も示した。2030年度に営業利益200億円以上が実現すれば、資本の稼ぎは資本コストを超える。小さな強い事業の積み上がりを見れば、10年で営業利益が物価を超えて伸びる姿は十分あり得る。重い基幹化学品を抱えても、軽い事業の比率が年々上がる点は見逃せない。

慎重な見方

東亞合成の10年は、営業利益120億円から177億円の間をさまよってきた。中期計画は目標に届かないことが多く、2025年の目標200億円に対し実績は142億円だった。今回の営業利益180億円も、同じ道をたどる恐れがある。2026年の増益の中身は、価格差49億円が大きく、数量の力ではない。値上げの効果は一巡すれば剥げる。

売上の4割強を占める基幹化学品は、会社自身が2026年の減益と、中期計画期間中の利益の減少を見込む。国内のカセイソーダは需要が細り、輸出に頼る。輸出は月ごとに2割動き、電力料金の上昇も重い。アクリルは中国の安値が続き、PVCや受託をやめた穴を埋める成長が見えない。

伸びる分野は、いずれも規模が小さい。高機能材料の売上は約100億円、接着材料の利益率は2%台で、米国事業は立て直しの途上だ。メディカルは非臨床試験の段階で、収益化は遠い。一方、設備投資は3年で590億円と重く、減価償却も増える。

資本の稼ぎは、ROE6%台で資本コスト7%に届かない。総還元性向を9割にしても、貯まった資本が利益を生まないことに変わりはない。値段は、新事業の成功をすでに織り込んでおり、安全域はない。会社が自ら認めるとおり、PBR1倍割れが続いてきたのは、利益に対して資本が大きすぎるからだ。

どちらに重みを置いたか

強気の指摘は、小さな強い事業が実際に伸びている点で当たっている。ただ、利益の過半を担う基幹化学品の細りと、過去10年の横ばいという実績が重く、物価を除いた利益の成長を中立に置くことはできない。中立は営業利益200億円強にとどめ、ROEは6%台で資本コストに届かない前提にした。確率は、やや楽観を2割、やや悲観を2割強に置き、構造的な負けの悲観に1割強を割いた。結果は、強気の筋書きでも今の時価総額を大きく上回る程度にとどまり、総合は割高側に出た。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 1,961 円2,083 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,021 円1,084 億円)。 今の値に割り戻すと 1,724 円1,832 億円、今との差 −5.7%、 期待の年率 +5.0%(資本コスト 7.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 3,841 円4,081 億円 1,470 円1,562 億円 +190.5% +11.3% 478 円508 億円
やや楽観 21% 2,865 円3,044 億円 1,265 円1,344 億円 +125.9% +8.5% 867 円922 億円
中立 34% 2,258 円2,399 億円 1,108 円1,177 億円 +84.1% +6.3% 1,144 円1,216 億円
やや悲観 24% 779 円828 億円 883 円938 億円 −9.1% −0.9% 399 円424 億円
悲観 12% 489 円520 億円 285 円303 億円 −57.6% −8.2% 93 円99 億円
加重平均100% 1,961 円2,083 億円1,021 円1,084 億円 +63.1% +5.0% 2,981 円3,168 億円

今の株価時価総額 1,828 円1,942 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 9% 半導体・車載・下水道が育ち、基幹化学品の細りを補って余りある 利益 237 億円 · PER 16.8 倍 · 株価時価総額 3,841 円4,081 億円

半導体向けの高純度塩化水素とCMP用ポリマーの需要が、AI向け投資で10年続けて伸びる。会社は世界首位の塩化水素の能力を増やし、高機能材料の営業利益は40億円台に乗る。ポリマー・オリゴマーは車載電池の結合剤と化粧品・医薬向けが育ち、営業利益は100億円近くに達する。下水道の補修は自治体の予算に乗り、樹脂加工製品が安定して稼ぐ。

基幹化学品はPVC撤退後も数量が保たれ、国内の電解再編で採算がやや改善する。米国の接着剤事業は黒字化し、車載向けも広がる。

この筋書きでは、営業利益は300億円に迫り、ROEは10%と資本コストを超える。会社の2030年度の目標(営業利益200億円以上、ROE8%)を早く、大きく超える姿だ。ただし必要な条件が多く、全部がそろう確率は低い。

  • 基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー):数量 140(販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量))× 価格 6.93(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 970 億円・営業利益 102 億円。益率10.5%。再編で電解の採算が改善
  • ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂):数量 22.0(販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計))× 価格 36(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 794 億円・営業利益 99 億円。益率12.5%。半導体・車載が拡大
  • 接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤):数量 540(出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定))× 価格 48(1単位あたりの単価(円、名目))→ 売上 259 億円・営業利益 26 億円。益率10%。米国が黒字化
  • 高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材):数量 4.4(販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計))× 価格 58(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 253 億円・営業利益 41 億円。益率16%。世界首位を保つ
  • 樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品):数量 7.6(加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計))× 価格 61(1トンあたりの製品売上(万円、名目))→ 売上 464 億円・営業利益 56 億円。益率12%。下水道が拡大

倍率:事業の純利益 237 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.8 倍。全体の PER 16.83 倍、時価総額 3,989 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体・車載・下水道の三つが同時に伸び、米国の接着剤も黒字化する必要がある。実現すれば強いが、10年間の営業利益が横ばいだった実績と、前の計画の未達を考え、1割弱にとどめた。

やや楽観 21% 小さな強い事業が積み上がり、営業利益が物価を超えて伸びる 利益 191 億円 · PER 15.4 倍 · 株価時価総額 2,865 円3,044 億円

小さな強い事業が計画どおり伸び、10年後の営業利益は240億円台に乗る。半導体が会社の想定する1.4倍の水準を超えて成長を続け、車載も1.5倍の軌道に乗る。下水道の補修は需要が長く続き、樹脂加工製品の益率は11%に上がる。

基幹化学品は細りながらも採算を守り、全社の足を引っぱらない。米国の接着剤も益率8%台まで戻る。

この筋書きでは、ROEは8%台で資本コストにほぼ並ぶ。株主還元は総還元性向約9割が続き、自己資本はほぼ横ばいを保つ。中期計画が描く道に、実績が追いつく姿である。2026年の予想で高機能材料と樹脂加工製品が2028年の目標水準に届いたことが、この筋書きの足場になる。ただし過去の中期計画の達成率を考えると、実現には成功の連続が要る。

  • 基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー):数量 138(販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量))× 価格 6.60(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 911 億円・営業利益 87 億円。益率9.5%
  • ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂):数量 20.0(販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計))× 価格 35(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 702 億円・営業利益 81 億円。益率11.5%
  • 接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤):数量 500(出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定))× 価格 46(1単位あたりの単価(円、名目))→ 売上 233 億円・営業利益 20 億円。益率8.5%
  • 高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材):数量 3.9(販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計))× 価格 56(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 220 億円・営業利益 33 億円。益率15%
  • 樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品):数量 7.4(加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計))× 価格 59(1トンあたりの製品売上(万円、名目))→ 売上 439 億円・営業利益 48 億円。益率11%

倍率:事業の純利益 191 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.1% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.4 倍。全体の PER 15.35 倍、時価総額 2,932 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026年の予想がすでに2028年目標の一部に達しており、小さな強い事業の伸びには裏づけがある。会社の資本配分の方針にも沿う上位の筋書きとして、2割強を置いた。

中立 34% 中立:営業利益は物価並みに増えるが、資本の稼ぎは資本コストに届かない 利益 159 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 2,258 円2,399 億円

基幹化学品は、数量がPVC撤退と国内需要の細りで1割ほど減り、単価は物価並みに上がる。営業利益は80億円前後と、今の水準を名目で保つのがやっとだ。ポリマー・オリゴマーは半導体・車載で伸びて60億円台、高機能材料は30億円弱、樹脂加工製品は下水道補修が支え45億円ほどになる。接着材料は米国の立て直しが進んでも益率7%にとどまる。

全社の営業利益は200億円強で、2025年の1.4倍だ。ただ物価の上昇が1.34倍なので、実質では横ばいに近い。

ROEは6%台で、資本コスト7%に届かない。総還元性向が約85%の間は自己資本が増えず、利益の伸びは物価と新事業が分け合う。会社の中期計画より慎重な置き方だが、過去10年の営業利益が横ばいだった事実に沿っている。

  • 基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー):数量 135(販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量))× 価格 6.41(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 866 億円・営業利益 78 億円。益率9%。数量は減り、単価は物価並み
  • ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂):数量 18.0(販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計))× 価格 33(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 602 億円・営業利益 63 億円。益率10.5%
  • 接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤):数量 470(出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定))× 価格 46(1単位あたりの単価(円、名目))→ 売上 214 億円・営業利益 15 億円。益率7%
  • 高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材):数量 3.6(販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計))× 価格 55(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 197 億円・営業利益 29 億円。益率14.5%
  • 樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品):数量 7.3(加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計))× 価格 58(1トンあたりの製品売上(万円、名目))→ 売上 424 億円・営業利益 45 億円。益率10.5%

倍率:事業の純利益 159 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.7% が k 7.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 14.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.3 倍。全体の PER 14.29 倍、時価総額 2,272 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:基幹化学品が細り、小さな機能材が補うという業種ノートの中心的な見通しに、会社の実績(営業利益120〜177億円)を重ねた。確率の山を最も厚くした。

やや悲観 24% 基幹化学品の細りが速く、新事業の伸びも期待に届かない 利益 86 億円 · PER 7.0 倍 · 株価時価総額 779 円828 億円

基幹化学品の細りが速まる。国内のカセイソーダ需要が減り、電力料金の上昇を転嫁しきれず、輸出も安値で伸び悩む。アクリルは中国産に押されて益率が6%に下がる。PVCや受託をやめた穴を埋める成長は見えない。

新事業の伸びは期待に届かない。半導体は一部の顧客の投資が止まり、高機能材料は益率が11%にとどまる。車載の結合剤は中国メーカーとの競争が激しくなり、ポリマーの益率は8%まで下がる。590億円の設備投資は、稼働率が上がらず減価償却だけが重くなる。

営業利益は120億円を割り込み、ROEは4%を切る。それでも総還元性向を保てば、自己資本は減って配当の持続も揺らぐ。今の稼ぎが、10年かけてゆっくり細る筋書きだ。派手な事故は起きないが、物価の上昇に利益が追いつかず、実質では目減りする。

  • 基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー):数量 125(販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量))× 価格 6.09(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 761 億円・営業利益 46 億円。益率6%。電力高と中国の安値
  • ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂):数量 16.0(販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計))× 価格 32(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 508 億円・営業利益 41 億円。益率8%
  • 接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤):数量 430(出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定))× 価格 44(1単位あたりの単価(円、名目))→ 売上 190 億円・営業利益 8 億円。益率4%
  • 高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材):数量 3.0(販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計))× 価格 52(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 156 億円・営業利益 17 億円。益率11%
  • 樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品):数量 6.8(加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計))× 価格 56(1トンあたりの製品売上(万円、名目))→ 売上 383 億円・営業利益 29 億円。益率7.5%

倍率:ROE 3.9%。RONIC = k + 1/2 ×(3.9 − 8.0)= 5.9%、g 4.0% から正当化 PER = 8.1 倍。基幹化学品の細りと新事業の伸び悩みで利益の質が低いので、7.0 倍に置いた。

確率:中国の安値が基幹化学品に及び続け、新事業の収益化も遅れる筋書きだ。過去の計画の未達と、基幹化学品の減益見通しを理由に、中立と並ぶ厚さを置いた。

悲観 12% 電解とアクリルが崩れ、大型投資も実らず、構造的に負ける 利益 11 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 489 円520 億円

構造的に負ける。国内の電解は輸出が崩れて稼働が落ち、電力料金も重なって益率が2%まで下がる。アクリルは中国の安値で採算割れが続き、売上自体が縮む。高純度塩化水素も、中国メーカーの追い上げで価格が下がる。

590億円の設備投資は需要を取れず、一部は減損に至る。米国の接着剤は立て直しに失敗し、利益が出ない。下水道補修だけが生き残るが、全社を支える規模にはならない。

営業利益は20億円前後まで落ちる。数年は配当を保ち、政策保有株の売却で賄うが、やがて減らさざるをえない。それでも純現金と、売れる設備や政策保有株が下値を支える。ただ、その額は今の時価総額の3割にも届かない。

  • 基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー):数量 100(販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量))× 価格 5.64(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 564 億円・営業利益 11 億円。益率2%。電解の採算が崩れる
  • ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂):数量 13.5(販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計))× 価格 30(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 406 億円・営業利益 16 億円。益率4%
  • 接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤):数量 380(出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定))× 価格 42(1単位あたりの単価(円、名目))→ 売上 159 億円・営業利益 0 億円。利益なし
  • 高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材):数量 2.3(販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計))× 価格 47(1トンあたりの平均単価(万円、名目))→ 売上 107 億円・営業利益 5 億円。益率5%
  • 樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品):数量 5.8(加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計))× 価格 53(1トンあたりの製品売上(万円、名目))→ 売上 310 億円・営業利益 9 億円。益率3%

倍率:営業利益 20 億円前後では稼ぐ力で値が付かない。売れる資産の税後 560 億円(今の自己資本 2,148 億円の約 26%)を下値として、時間と撤退の費用を引いた 520 億円に置いた(PBR ×0.242 を今の自己資本に掛けた)。

確率:電解・アクリルの採算崩れと、590億円の設備投資の失敗が重なる複合の筋書きだ。純現金と堅い財務が負けの深さを抑えるが、業種の悲観の常として1割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

基幹化学品(カセイソーダ・塩素・塩酸・アクリルモノマー)

塩水を電気分解して作るカセイソーダ・塩素・塩酸と、アクリル酸・アクリル酸エステルなどのアクリルモノマー。PVCは2025年末に撤退した。

数量販売重量(万トン。電解製品・アクリルモノマーなどの推定合計。実質の数量)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 150 4.79 718 88
10 年後 中立 135 6.41 866 78

取り方:2025年12月期の売上718億円を、電解製品(カセイソーダは国内生産377万トンの業界のうち一部を占める)とアクリルモノマーを合わせた販売重量約150万トンと推定して割り、平均単価を出した。数量はPVCの撤退と受託の終了で減り、国内の電解需要も細る。単価は物価並みに上がるが、電力・原料の転嫁の遅れが利益率を削る。

ポリマー・オリゴマー(アクリルポリマー・高分子凝集剤・光硬化型樹脂)

アクリルポリマー(CMP用・電池結合剤・化粧品医薬用)、高分子凝集剤、光硬化型のオリゴマー。

数量販売重量(万トン。アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの推定合計)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 14.5 25 362 30
10 年後 中立 18.0 33 602 63

取り方:売上362億円を、アクリルポリマー・凝集剤・オリゴマーの販売重量約14.5万トンと推定して割った。数量は半導体・車載・化粧品向けで伸び、凝集剤の事業譲受も加わる。高機能品の比率が上がるため、単価は物価に上積みされうる。

接着材料(アロンアルフア・機能性接着剤)

瞬間接着剤アロンアルフア、北米のKrazy Glue、車載向け機能性接着剤。

数量出荷単位数(百万個。瓶・チューブ・工業用の小分けを個数に換算した推定)価格1単位あたりの単価(円、名目)売上営業利益
今 2025/12 400 34 136 3
10 年後 中立 470 46 214 15

取り方:売上136億円を、小分け商品(家庭用の瓶・チューブ)と工業用の出荷を個数に換算した約4億個で割った。開示がないので推定である。数量は北米の立て直しと車載用接着剤で伸び、国内は人口減で細る。

高機能材料(高純度塩化水素・高純度カリ・無機機能材)

高純度液化塩化水素、高純度カリ、抗菌剤などの無機機能材。半導体向けが中心。

数量販売重量(万トン。高純度薬品・無機機能材の推定合計)価格1トンあたりの平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 2.5 41 102 12
10 年後 中立 3.6 55 197 29

取り方:売上102億円を、高純度液化塩化水素・高純度カリ・無機機能材の合計約2.5万トンで割った。数量は半導体投資の伸びに連動する。AI向けの投資は強いが、その他の半導体の回復が遅れたため2025年は減収だった。

樹脂加工製品(管工機材・下水道補修・建材・介護用品)

配管用の管工機材、下水道取付管の補修材、アロニックスシート、介護用品、エラストマーコンパウンド。

数量加工する樹脂の重量(万トン相当。管工機材・補修材・建材・介護用品の推定合計)価格1トンあたりの製品売上(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 6.5 43 282 28
10 年後 中立 7.3 58 424 45

取り方:売上282億円を、管工機材・補修材・建材・介護用品などに使う樹脂の重量約6.5万トン相当で割った。数量は下水道補修の増販で伸びる一方、建材と介護用品は人口減で細る。値上げが利益を押し上げた。

リスクと懸念

基幹化学品の採算が崩れる

売上の4割強を占める電解とアクリルは、堀が薄い。国内のカセイソーダ需要は細り、輸出は月ごとに2割動く。電力料金が上がれば、転嫁が遅れた分だけ利益が削れる。中国産の安いアクリル酸エステルが東南アジアに流れ込む構図も続く。この事業が崩れると、営業利益の過半が揺らぐ。

中期計画の未達が繰り返される

前の計画は営業利益200億円を掲げて142億円に終わった。2026年の増益は価格差49億円が大きく、数量の力は小さい。価格改定の効果が一巡すると、次の増益は新事業の数量に頼る。目標180億円に届かなければ、PBR1倍以上という経営目標も遠のく。

設備投資が稼げない

3年で590億円の設備投資は過去最大級だ。医薬・化粧品向けポリマー、高純度カリ、凝集剤の生産集約に使う。需要が想定に届かなければ、稼働率が上がらず減価償却だけが残る。自己資本の厚さが減損を吸収するので財務は傷まないが、利益が増えないままROEがさらに下がる点が問題になる。

半導体需要の偏りと中国の追い上げ

高純度塩化水素などの需要はAI向けに偏る。2025年は、その他の半導体の回復が遅れて高機能材料が減収になった。中国メーカーが中位の品質まで追い上げれば、世界首位でも価格が下がる。事業規模が約100億円と小さく、全社の利益を補う力にも限りがある。

接着材料の米国事業

接着材料の営業利益率は2025年で2%台と低い。会社は北米の瞬間接着剤事業の立て直しを掲げ、製販一貫体制をつくった。海外売上の目標(2028年度に400億円)には米国が欠かせない。立て直しが遅れれば、アロンアルフアの国内ブランドの強さが打ち消される。

政策保有株と資本効率

政策保有株は売却を続けているが、株価の上昇で残高は減りにくい。売却益で純利益が営業利益より厚く見える年もある。この益は繰り返せず、2026年の純利益は減る見込みだ。利益が伸びない中で総還元性向約9割を保てば、自己資本は減らず、ROEは6%台にとどまる。

今後の分かれ目

高機能材料と樹脂加工製品の営業利益が、2026年の予想を超えて2027年も伸び続けたら
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。小さな強い事業の伸びが基幹化学品の細りを上回る証拠になる。
基幹化学品の営業利益が、会社の見込みを超えて70億円を割り込んだら
やや悲観・悲観の確率を上げる。電解とアクリルの採算が構造的に崩れ始めたと読む。
米国の接着剤事業が黒字化し、接着材料の営業利益率が7%を超えたら
接着材料の益率を上方に修正する。海外売上の拡大が、収益にも結びついたと読める。
590億円の設備投資のうち、半導体・ポリマー向けの新設備で減損が出たら
悲観の確率を上げる。新事業の需要が想定に届かなかった証拠で、ROEの回復も遠のく。
会社が売上100億円規模以上の事業譲受や大型M&Aを発表したら
価格と、買った事業の益率を確かめる。資本の稼ぎが資本コストを超える事業なら評価できるが、高値の買収なら資本効率はさらに下がる。
政策保有株の売却が加速し、対自己資本比率が10%を下回ったら
資本の効率改善の第一歩として受け止める。売却資金が還元か高い稼ぎの事業に向かうかを見る。

見ておくもの

  • 四半期ごとの基幹化学品の営業利益と、カセイソーダの輸出数量(日本ソーダ工業会)
  • 高機能材料・ポリマー・オリゴマーの益率と、半導体向けの受注
  • 樹脂加工製品の下水道補修の販売数量
  • 接着材料の北米事業の営業利益率
  • 中期計画の営業利益180億円(2028年度)と海外売上400億円への進捗
  • 政策保有株の残高と、自己株買い・配当の方針

倍率と資本コストの決め方

倍率は正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) から置いた。ROE が k に届かない中立〜悲観側は、式の値の 7〜9 割に置いた。今の株価・今の PER・過去の PBR・同業の倍率は参照していない。悲観は営業利益 20 億円前後で稼ぐ力に値が付かないので、純現金・政策保有株・売れる設備の税後を下値にした。10 年は同領域の会社(クラレ・トクヤマ・デンカ)の置き方に合わせ、k は quality +0.5% で 8.0% にした。最後に今の時価総額と比べた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.5→16.83 倍・やや楽観 PER 10.7→15.35 倍・中立 PER 10→14.29 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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めっき薬品で営業利益率4割の優良株。ただし利益率は過去最高で、10年の本質価値は今の1割ほど下のやや割高 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ハーバー研究所4925 無添加化粧品HABAの通販会社。時価総額の7割が純現金だが、新しい客が細り、財団が筆頭株主で現金は戻りにくい。値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 上村工業4966 AI向けパッケージ基板のめっき薬品で稼ぐ高収益の会社。ただ利益率は山にあり、10年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ステラケミファ4109 半導体用フッ酸で国内首位格の小粒な素材株。10年先で測ると強気と慎重がほぼ釣り合い、今の値段は適正圏 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 石原産業4028 利益の4分の3を農薬が稼ぐ。2026年3月期は欧州の特需で膨らんだ山で、酸化チタンの立て直しも途上。今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 イサム塗料4624 自動車補修用塗料の老舗。金融資産が時価総額の2倍あるが、創業家の下で眠り、10年では適正圏 本質価値との差 +22.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 三菱ケミカルグループ4188 稼ぎ頭は 50.6% 保有の日本酸素 HD。化学本体は構造改革中で借金も重く、10 年の価値は今の値段に対しおおむね適正 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 日本カーバイド工業4064 反射シートで世界3割を握る素材メーカー。利益の偏りと計画の未達が重く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 未来工業7931 電気配線の資材で職人の手間を減らす堅実な会社。現金は厚いが、価格改定で上がった利益率が戻る途中で、いまの値段は適正圏 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 日東電工6988 HDD基板の独占と核酸医薬の仕込みは強く、偏光板の競争を踏まえても、利益で測った本質価値は今の値段とほぼ並び適正 本質価値との差 +21.5% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 日本精化4362 海外の化粧品用油剤と医薬用の脂質で利益は伸びるが、小さな原料メーカーで値段の揺れも大きい。資本コスト7.75%で測ると今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +21.3% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 KIMOTO7908 時価総額は手元の現金を下回る。稼ぐ力が資本コストを超えれば、現金だけで価値の半分近い 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アイカ工業4206 国内の化粧板は強いが、利益の薄い接着剤が全体を重くし、インド買収の成否が10年の伸びを分ける 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 ムトー精工7927 樹脂成形の一貫生産で車載とカメラが好調。配当は厚いが、稼ぐ力は資本コストの手前 本質価値との差 +19.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニックス4243 複写機の留め具と基板のラックを作る横浜の小さな部品メーカー。時価総額に近い現金を抱えるが、配らず積むので値打ちは半分しか届かない 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サカタインクス4633 海外の包装インキで稼ぐ堅実な会社。借金は軽く、10 年の伸びは物価に少し足す程度で、値段は素直に安い側にある 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ADEKA4401 五つの事業が支え合う堅実な会社。AI 向け半導体材料の追い風はあるが、ROE が低く、安全域は厚くない 本質価値との差 +18.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 永大化工7877 純正フロアマットの専業に近い小さな会社。電気自動車でもマットは要るが、値下げ要請で利益率は 5% 前後にとどまり、厚い現金の戻り方が価値を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 日本ゼオン4205 COP で稼ぐ素材会社。ゴムの縮小が先に進み、成長の果実は新工場が動く 2028 年度後半以降。10 年の価値は適正 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日本酸素ホールディングス4091 米国・アジアの投資回収待ちと純負債の重さはあるが、強い堀を織り込んだ資本コスト7%で測ると、物価込みでやや割安 本質価値との差 +17.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 タイガースポリマー4231 ホンダ向けが4割強のゴムホース・成形品メーカー。厚い純現金が価値を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 大伸化学4629 シンナー国内最大手。利益は薄いが無借金で現金が時価総額の8割。事業は市況頼み、現金の戻り方が値打ちを決める 本質価値との差 +17.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 南海化学4040 苛性ソーダの関西メーカー。土地売却で身軽になり、今の値段は10年の稼ぎにほぼ見合う 本質価値との差 +17.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ダイセル4202 樹脂とインフレータは伸びるが、借金と減損の癖が重い。中立の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ナトコ4627 塗料・溶剤再生・電子材料の三本柱。現金は厚いが、使い道は買収と工場の建て替えで先に埋まっている 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 恵和4251 液晶の光拡散フィルムで世界の上位。純現金は時価総額の 4 分の 1 だが、有機 EL への置き換えと中国勢で利益率は下がり、適正 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 巴川コーポレーション3878 車載向け半導体テープという良い芯はあるが、トナーの縮みと借入の重さで全体は並の会社 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 日本特殊塗料4619 車の静けさを支える中堅メーカー。利益の4割は合弁の持分で、ROEは資本コスト並み。本質価値は今の値段をやや下回り、割高寄りの適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 ロンシール工業4224 稼ぎは地味だが、時価総額の7割近くが純現金。ただし親会社の影で現金は戻りにくい 本質価値との差 +13.8% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 東洋紡3101 稼ぎの芯は液晶と半導体向けの高機能フィルム。借金が重く、10 年の見通しを織り込んでも今の値段はやや割高 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 DIC4631 インキと顔料で世界首位だが利益率は薄い。AI半導体向け樹脂で今期は急伸しても、山に近く今の値段は先を織り込みすぎと見る 本質価値との差 +12.2% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 日本パーカライジング4095 自動車の塗装下地に強い表面処理の老舗。厚い現金が下値を支えるが、成長は物価並みにとどまり、値段はほぼ適正か、やや高め 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) やや割安 富士フイルムホールディングス4901 複合機をパーシャル・スピンオフで株主に分け、医療と半導体材料に集中。利益ベースの PER で測ると 10 年の本質価値は今の値段にほぼ並び、適正 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 丸東産業7894 九州の食品包材の老舗。値上げで利益は戻ったが、稼ぎは資本コストに遠く、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ミライアル4238 ウェーハ容器で世界上位の地位はあるが、ROE が資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の約 8 割でやや割高 本質価値との差 +10.9% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 株式会社ジェイエスピー7942 発泡プラスチックの専業で、北米の自動車向け ARPRO が稼ぎ頭。大株主が約半分を握る地味な会社で、利益の質を考えると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 大倉工業4221 包装フィルムの安定に、大型液晶用の光学フィルムという一本足の成長が乗る。値段は事業の実力とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 児玉化学工業4222 買収で売上が 5 倍になった樹脂と金属の部品メーカー。一過性の利益を除くと稼ぐ力は薄く、電動化とスポンサーの売り下がりが重い 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 クラレ3405 世界首位級の素材を持つが、積み上げた資本の稼ぎが細い。利益が戻っても ROE は資本コストに届かず、やや割高 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東リ7971 床・壁・カーテンの内装材を手掛ける東リ。原料高と賃上げで利益は一度へこむが、還元の厚さが支え、物価込みの値段はほぼ妥当 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 フマキラー4998 東南アジアが稼ぎ頭、国内は赤字。結論は やや割高 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 扶桑化学工業4368 半導体研磨材のほぼ独占企業。事業は一級だが、10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 日華化学4463 繊維薬剤の海外好調と非フッ素の追い風で利益は急伸中だが、ROE は資本コストに届かず、10年先の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 大日本塗料4611 橋や鉄塔の重防食塗料に強い中堅。利益の半分を稼ぐ蛍光灯が消え、買収した神東塗料の再建も道半ば。10年の本質価値は今の時価総額を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 藤倉化成4620 自動車部品用の塗料とアクリル樹脂の会社。本業の利益は薄いが現金は厚く、稼ぐ力が資本コストに届かないぶん、今の値段は妥当な範囲 本質価値との差 +8.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大日精化工業4116 色をつくる老舗で、利益は急回復の途上。ただし資本の効率が低く、値段の安全域は厚くない 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 太陽ホールディングス4626 ソルダーレジストの世界首位は本物だが、過去最高の利益は山の高さ。本質価値は時価総額(KKRのTOBもほぼ同水準)を1割ほど下回る 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 大阪ソーダ4046 世界首位級の医薬精製材料が稼ぎを押し上げる強い会社。ただ、先の成長を織り込んだ今の値段は割高寄り 本質価値との差 +7.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 OATアグリオ4979 海外で稼ぐ農業資材の優良中堅だが、自己資本の積み上がりでROEは薄まり、今の値段はやや先を行く 本質価値との差 +7.2% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 住友精化4008 稼ぎの 8 割が紙おむつ用の吸水性樹脂で、今の利益は為替と原料安の追い風を含む。余った自己資本を会社自身が動かし始めた 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 堺化学工業4078 MLCC 向け電子材料は伸びるが、他の事業が薄利で資本効率が低い。10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本農薬4997 農薬の専業で海外が 7 割。親会社 ADEKA が過半を握る上場子会社で、資本の稼ぎは資本コストをわずかに上回る程度。今の値段は適正 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東洋合成工業4970 PAGで世界首位の黒子。投資の回収期に入るが、利益率の低さと借金を見ると本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ダイキョーニシカワ株式会社4246 マツダ頼みの内外装樹脂部品メーカー。利益率が低く資本コストに届かないため、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 テイカ4027 導電性高分子薬剤と医療用の圧電が育つ一方、汎用酸化チタンの赤字が重い。回復を織り込んだ値段で、安全域は薄い 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ラサ工業4022 半導体の洗浄に使う高純度リン酸で世界首位をうたう素材会社。稼ぎは本物だが、新工場の重さと今の値段の高さが気になる 本質価値との差 +4.8% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 アサヒペン4623 家庭用塗料の老舗が買収で売上を足すが、自己資本の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 共和レザー3553 車の内装表皮では国内の雄だが、稼ぐ力が細り、今の値段は回復をやや先取りしている 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋ドライルーブ4976 部品に塗る潤滑の膜で地道に稼ぐ小さな職人企業。資本の稼ぎが資本コストに届かず、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 artience4634 印刷インキから電池材料へ賭けを広げた会社。利益は戻りつつあるが、10 年で見れば今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 天昇電気工業6776 内外装の樹脂成形で食べる老舗。資産は厚いが稼ぐ力は薄く、顧客が値段を握る。10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 日本曹達4041 農薬と機能材は堅いが、資本が厚く稼ぎが薄まる。値段は本質価値をやや上回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ユニ・チャーム8113 アジアの紙おむつとペットケアが伸びの軸だが、中国の風評被害で今の利益は落ち込み、10年で見ても本質価値は今の値段を1割ほど下回るやや割高 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 片倉コープアグリ4031 肥料の工場を 15 から 9 に絞る途上の会社。不動産の含み益は厚いが、稼ぐ力は薄く、今の値段は適正の少し上 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 大阪有機化学工業4187 ArF レジスト原料で世界の 7 割を握る良質なニッチ企業。ただ利益は半導体ブームの山にあり、今の値段は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 フクビ化学工業7871 住宅の断熱材・床材を主力とする樹脂建材の老舗。現金は厚いが、稼ぐ力が薄く、価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 UBE4208 稼ぐ柱は機能品に絞られるが、借金が時価総額に迫る。事業の組み替えの途中で、今の値段にはやや割高感がある 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 アキレス5142 赤字から立ち直った素材・靴の老舗。医療と半導体向けの利益は本物だが、続くかが問われる 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 株式会社バルカー7995 半導体向けの高機能シールで稼ぐ堅実な会社だが、予想が山の利益に寄っていて、10 年の見立てでは今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本高純度化学4973 金めっき薬品の本業は小さく、時価総額の大半は保有株と現金。AIの追い風を入れても、本質価値は今の2割余り下 本質価値との差 −0.2% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 竹本容器4248 化粧品容器の標準ボトルで短納期を売る専業。財務は堅いが、利益率は低く、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 信越ポリマー7970 半導体ウエハー容器が利益の柱の親子上場会社。稼ぐ力は着実だが、10年で見ても今の値段には届かず、やや割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社コーセーホールディングス4922 厚い現金と高級ブランドを持つが、利益率は 5% 台で、稼ぐ力に対して今の値段は高い。北米の tarte が伸びても国内は人口減で、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −0.5% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 セントラル硝子4044 半導体ガスが稼ぎ、電池とガラスが足を引く。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 川口化学工業4361 タイヤを支える地味なゴム薬品の専業。利益は戻ったが資本コストに届かず、今の値段はやや高い 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ウルトラファブリックス・ホールディングス4235 ポリウレタンレザーで、自動車・家具・航空機に売る。借金が重く、利益率が振れ、値段は妥当からやや高い 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 高圧ガス工業4097 ボンベ配送という堅い事業だが、資本の稼ぐ力が資本コストに届かず、厚い現金を足しても今の値段はやや割高 本質価値との差 −2.0% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 四国化成ホールディングス4099 AI 向けの半導体材料が利益を押し上げる良質な会社だが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 −2.1% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 保土谷化学工業4112 有機 EL 材料が利益の柱で成長力は本物。だが顧客は偏り、買収と投資で借金が増え、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 群栄化学工業4229 電子材料に強い樹脂メーカーだが、厚い自己資本が稼ぐ力を薄め、安さは割安の根拠にならない 本質価値との差 −4.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 旭有機材4216 半導体向け樹脂バルブの強みは本物だが、好況をほぼ織り込んだ値段で、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 トリケミカル研究所4369 半導体の薄膜材料で一流の会社だが、資本がたまってROEが落ちる。本質価値は今の時価総額の約3分の2で割高 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 デンカ4061 稼ぎの柱は電子材料と診断薬。汎用品と借金が重く、10年の資本効率は資本コストに届かず、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 スガイ化学工業4120 農薬の中間物を請け負う和歌山の化学会社。資産は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く及ばない 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 森六4249 樹脂部品の買収で売上は大きく膨らむが、利益率の低さは変わらず、今の値段を支えるには力不足だ 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 三菱瓦斯化学4182 半導体基板材料BT樹脂は堀が深いが、会社の大半は商品化学。利益で測ると本質価値は今の時価総額の7割強で、やや割高 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 日産化学4021 液晶配向膜と半導体 ARC で寡占的シェアを持つ高 ROE 企業。堀は強いが今の値段は先を織り込みすぎで、10 年の価値はやや割高 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +5.2%) 適正 日本ピグメントホールディングス4119 車や家電のプラスチックに色を付ける下請け。資産は厚いが稼ぎは薄く、値段は適正圏 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 有機合成薬品工業4531 アミノ酸・化成品・医薬中間体の小さな化学メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段は適正か割高寄り 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 サンケイ化学4995 鹿児島の農薬の専業。南の産地の殺虫剤が稼ぎ頭で財務は堅いが、利益は薄く還元も細い。今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 エスケー化研株式会社4628 国内の建築仕上塗材で最大手級の無借金企業。資産が重く稼ぎが伸びず、10年の本質価値は今の時価総額を下回りやや割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 東京応化工業4186 フォトレジスト世界首位・EUVも首位級だが、利益ベースの本質価値は今の時価総額の7割弱で、AI超成長の大半を織り込んだ割高 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 アトミクス4625 道路の白線を塗る塗料の中堅。純現金は厚いが、本業の稼ぎは資本コストの半分にとどまる 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ポバール興業4247 工場の搬送ベルトに樹脂を貼る名古屋の加工屋。利益率は高いが規模が小さく、今の値段はやや高い 本質価値との差 −9.9% · 10 年 適正(年 +5.5%) やや割高 昭和化学工業4990 珪藻土を掘ってビールのろ過材にする老舗。需要は堅いが伸びず、稼ぎは資本コストに届かない。やや割高と見る 本質価値との差 −10.1% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 日本ペイントホールディングス4612 M&Aで世界最大級に伸びた塗料会社。買収の重い負債とkをわずかに超えるだけのROEで、利益ベースの本質価値は今の値段を3割ほど下回り割高 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 日本色材工業研究所4920 口紅やパウダーを大手ブランドの名前で作る受託の老舗。工場は育ったが、借金が重く、金利が上がるほど株主の取り分が削られる 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 綜研化学4972 液晶向け粘着剤で稼ぐ堅実な会社だが、利益の伸びは物価並みで、筆頭株主との対立が価値を動かす 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 高砂香料工業4914 稼ぎの源はアジア、日本と欧米は薄利。資本コスト 7.6% に届かない利益率では、今の値段は適正に近い 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 荒川化学工業4968 松やにから作る樹脂が出発点の老舗。改革は筋が通るが、稼ぐ力が資本コストに届くまで長く、今の値段でも割高とみる 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 東邦化学工業4409 界面活性剤と半導体向け樹脂の中堅。伸びる芽はあるが、利益率は薄く借金が重い。今の値段は事業の稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −11.4% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ハリマ化成グループ4410 松やにの化学で売上1,000億円を超えた会社。稼ぐ力は薄く、借金が株主の取り分を削る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 日本デコラックス7950 化粧板の老舗で、金融資産が時価総額とほぼ同じ。下値は堅いが、大株主に現金が出てこない前提では価値はやや割高 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 住友化学4005 石化縮小・医薬の重荷を農薬と半導体材料が支えるが、借金が重く資本コストも高い。今の値段に対し割高 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 信越化学工業4063 半導体ウエハーと米国塩ビの二本柱は強いが、強い堀として利益で測っても、ROE1割の本質価値は今の時価総額の7割台半ばでやや割高 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 カーリット4275 推進薬原料を国内で独占する堅実な会社だが、増産を借金で進める間は資本の稼ぎが資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 日本触媒4114 SAP世界首位級だが稼ぎは薄い。電池・電子材の実りは先で、今の値段は回復を先に払いすぎ 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 サンエー化研4234 直近の急回復で、今の値段は割安に見える。ただ素材の加工業で、利益率が高いままとは限らない 本質価値との差 −14.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社有沢製作所5208 スマホ用FPC材料が稼ぎの主役で、AI基板と水処理が伸びても10年の本質価値は今の時価総額を3割余り下回る 本質価値との差 −15.5% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社ノエビアホールディングス4928 対面販売で高い利益率を保つ堅実な化粧品会社。ただ物価込みでも利益は伸び悩み、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 第一工業製薬4461 AI サーバー向け樹脂と電池材料で利益が 2 年で 5 倍になった京都の老舗。稼ぐ力は本物だが、10 年先まで先取りした値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 花王4452 日用品の値上げ力と化粧品の立て直しで、物価込みの利益は名目で伸びる。ただし資本コスト7.0%・強い堀の利益ベースの PER で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 日本化学工業4092 クロム唯一の国内メーカーで MLCC 材料が伸びるが、資本が余り ROE が資本コストを下回る。今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −16.4% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 積水樹脂4212 道路の防音壁と交通安全を押出成形で支える堅実な会社。利益率が戻る道は見えるが、ROE が低いまま増える内部留保が重く、今の値段は割高 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 三洋化成工業4471 立て直しは進むが、稼ぐ力は資本コストにまだ届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 レゾナック・ホールディングス4004 半導体材料へ総入れ替えした構造改革は本物だが、積み直した本質価値は今の時価総額の6割台半ばにとどまり割高 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 カネカ4118 塩ビの重さが利益を削り、資本の稼ぎは資本コストに届かない。多角化の成果が出る前に、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −17.5% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 長谷川香料4958 良い会社だが、資本を寝かせすぎて稼ぎの割に値段が高い。10年で測るとやや割高 本質価値との差 −17.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 アース製薬4985 虫ケアの首位は本物だが、売上が増えても利益が付いてこなかった会社。10年の利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 マナック・ケミカル・パートナーズ4360 受託合成と難燃剤が同時に持ち直し、足元は急回復。ただし全社費用が重く、10年の稼ぎは割高側 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エステー4951 消臭力は強いが、20年ヒットが出ていない。厚い現金も使い道が定まらず、10年では物価の伸びをなぞるだけで、やや割高 本質価値との差 −19.6% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 丸尾カルシウム4102 100年続く炭酸カルシウムの老舗だが、本業はほぼ稼がず利益は持ち合い株の配当頼み。帳簿の安さほど価値はない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 メック株式会社4971 AI向けパッケージ基板の薬品で利益率3割の優良株。ただ利益率は過去最高の山で、10年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 新日本理化4406 油脂と石化の中堅化学。利益率は薄く、資産の割に稼げないため10年では割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 コタ4923 美容室だけに売る専売ヘアケアで、27年増収の堅い会社。ただ利益率は山を過ぎ、今の値段は将来の利益を先取りしてやや割高 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 レック7874 百円ショップ向け日用品の安定した稼ぎ頭だが、大口顧客への依存と重い借金が重く、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エア・ウォーター4088 国内産業ガス2位の堅い土台に、不正会計と海外の失敗が重なった。利益の質を割り引くと、回復を織り込んだ今の値段は割高 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 積水化成品工業4228 発泡プラスチックの老舗は欧州の赤字を断ったが、借入が重く、利益の戻りは緩やかで今の値段は高い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 ダイトーケミックス4366 半導体材料などの受託製造で堅実に伸びるが、利益率が薄く ROE も低い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチバン4218 ケアリーヴが首位に立つ粘着テープの老舗だが、稼ぐ力は資本コストに届かず、厚い現金を足しても物価込みで割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 ライオン4912 ハミガキ首位の安定収益はあるが、利益率が低く伸びも緩い。余った現金を分けて測っても、今の値段はやや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 中国塗料4617 船舶塗料で世界2位の借金なし企業。益率が過去最高圏にある今の値段は、10年の利益で見ると4割近く先走っている 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 クレハ4023 ラップが稼ぎ、電池材料は投資の回収が遠い。資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 神東塗料4615 大日本塗料の子会社として再建中の中堅塗料。中計の利益11億円は過去に例のない水準で、届いても資本コストに見合わず、今の値段は割高 本質価値との差 −25.7% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 アイビー化粧品4918 訪問販売の化粧品会社。黒字には戻ったが販売網は細り、優先株が先に取る。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社エフピコ7947 食品トレーの国内最大手。値上げと再生トレーで稼ぐ力は強いが、新素材への大型投資が資本効率を下げ、物価込みでは割高 本質価値との差 −26.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ミルボン4919 美容室専売の強いブランドは10年先も残るが、利益率の回復と海外の黒字化を織り込んでも、今の値段は事業の価値を上回る 本質価値との差 −26.4% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 住友ベークライト4203 半導体封止材で世界シェア4割、京セラ買収で規模は拡大。稼ぐ力は資本コスト止まりで、本質的な値段は今の5割強にとどまる 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 三和油化工業4125 廃溶剤を資源に変える許可制の事業。新工場の投資と相場の波で、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −29.0% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 関東電化工業4047 半導体ガスの回復で利益は急回復中。ただし稼ぎは資本コストをやっと超える程度で、今の値段は好況の長続きまで織り込む 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 I-ne4933 広告を厚く打って売上は2割伸びるが、利益はまだ細い。社長の統治問題と上場区分の猶予も重く、利益で測った本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 アクシージア4936 中国の消費者に日本の美容ドリンクを売る会社。広告の高騰と地元ブランドに押され、稼ぐ力の回復が見えず割高 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 クミアイ化学工業4996 稼ぎ頭の除草剤にジェネリックが入り、利益は物価ほども伸びない。資本の稼ぎも資本コストに届かず、本質価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 東京インキ4635 印刷インキの老舗から化成品の会社へ移行中。利益は戻っているが、ROE5%台では今の値段に届かない 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 日本化学産業4094 受託の終わりで利益は谷へ。小粒の金属薬品屋が厚い現金を投資に回す途中で、今の値段は先を払いすぎている 本質価値との差 −31.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 資生堂4911 米州・中国の揺れと構造改革の代償で2期連続の最終赤字。ROEは資本コストを下回るが、2030年戦略の立ち上がりは計画を上回るペースで進む 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 大阪油化工業4124 化学品の精製を請け負う小さな職人集団。技術はあるが成長は遅く、現金は創業家の判断の中にある 本質価値との差 −34.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 旭化学工業7928 工具と車の樹脂部品を請け負う小さな工場。現金と土地は厚いが、利益が出ない。今の値段は事業の稼ぎを上回る 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三井化学4183 機能材 3 本柱は育つ途中で石化の重みが残り、借金も重い。資本コストを稼げず、10 年の価値は割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 北の達人コーポレーション2930 広告で需要を買う通販の会社。今の利益に対し、期待が先に走っている 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チタン工業4098 化粧品と電池に向けた小さな粉の会社。素材は面白いが、借金が重く稼ぐ力は細い。今の値段は高い 本質価値との差 −38.3% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 ポーラ・オルビスホールディングス4927 ポーラ・オルビス HD は、稼ぎ頭がポーラからオルビスに移り、ポーラの販売員は 3 年で 4 割減った。稼ぐ力に比べて今の値段は高く、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 多木化学4025 肥料と水処理薬剤の複合メーカー。財務は堅いが資本の稼ぎは資本コストに届かず、今の値段には余裕がない 本質価値との差 −39.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ヤマト モビリティ & Mfg.7886 樹脂成形とかご台車の会社が EV トラックに賭ける。純資産は薄く、借金の約束が先に効く 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 戸田工業4100 赤字の連続から黒字へ戻りつつあるが、借入は自己資本の約2.8倍。回復を織り込んだ値段は高い 本質価値との差 −41.0% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 第一稀元素化学工業4082 排ガス触媒の素材で稼ぐ堅実な会社だが、利益の水準に対して今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −44.3% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ソフト99コーポレーション4464 半導体の洗浄部材が利益の半分を稼ぐ二本柱の会社。ただ、非公開化の買い取り額は、稼ぐ力から割り出した本質価値をかなり上回る 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 細谷火工4274 防衛省向けの発煙筒・信号弾と火薬庫の賃貸。利益率14%の堅いニッチだが、規模が小さく今の値段は高い 本質価値との差 −45.8% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 小林製薬4967 紅麹事件の傷が残り、利益の戻りは遅い。相場は元の稼ぐ力への復帰を先取りしており、本質価値は大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 シーボン4926 直営サロンで肌の手入れと化粧品を売る中堅。回復は始まったが、家賃と人件費の固定費が重く、稼ぐ力は資本に見合わない。今の値段は割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 クラスターテクノロジー4240 微細な樹脂部品と国内一貫の成形碍子に技術はあるが、今の値段は利益の40倍台で伸びを先取りしすぎている 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 伊勢化学工業4107 ヨウ素の値段が 2021 年の約 2 倍という好況を、10 年先まで延ばして見るのは危うい。稼ぐ力は本物だが、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −56.9% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 フジプレアム4237 売上の増加を会社が予想する一方、利益の厚みは薄い。時価総額93億円は、予想の純利益の30倍超を前提にしている 本質価値との差 −58.8% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 アテクト4241 食品検査用シャーレが稼ぎ頭の小さな化学会社。半導体向けは細っていく側で、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 アジュバンホールディングス4929 サロン専売のブランドは10年縮み続けた。手元の現金は厚いが、事業の稼ぎは今の値段を支えない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 ケミプロ化成4960 紫外線吸収剤の小さな専業。BASFとの契約は強みだが、稼ぐ力が小さく今の値段は大きく割高に見える 本質価値との差 −78.1% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 リベルタ4935 ヒット商品頼みのファブレスの日用品会社。赤字と借金が重く、今の値段は割高と見る 本質価値との差 −87.8% · 10 年 割高(年 −11.6%)

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読んだ資料

  1. 東亞合成 新中期経営計画(2026〜2028年度)決算説明(ログミーファイナンス)
  2. 東亞合成 2026年12月期 中間決算説明(ログミーファイナンス)
  3. 東亞合成 2025年12月期決算(セグメント別)

分析日 2026-10-19